JP2006195870A - データ転送システム及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 互いに通信を行うデバイス間の設定の整合性をとるために実行する処理を簡易にして、そのためのソフトウェアの単純化、データ量の低減を図る。
【解決手段】 PCI-express規格のデータ転送システム11において、Switch15、End Point14の対向するポート16間の設定を変更するときは、この対向するポート16の一方であるEnd Point14のポート16に設定変更をConfiguration Requestで通知する。この通知を受けたポート16は、設定変更を実行する。また、対向するSwitch15のポート16に設定変更の通知をMessage Requestで行なう。この通知を受けたSwitch15のポート16は、設定変更を実行する。
【選択図】 図17

Description

本発明は、データを送信するデータ転送システム及びデータ転送システムを備えた電子機器に関する。
高速シリアルインタフェースとして、PCIバス方式の後継規格に当るPCI Express(登録商標)なるインターフェイスが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
UTP使用のイーサネット(登録商標)のオートネゴシエーションは、相互に通信を行うリンクごとに、転送速度や通信形態(full duplexかhalf duplexか)について独立にネゴシエーションして、相互の設定の整合性をとっている。
"PCI Express 規格の概要"Interface誌、July’2003 里見尚志
PCI Express規格においては、リンクにおける最大ペイロードサイズや、Virtual channelに関する設定など、通信を行う対向ポート間で設定の整合性がとれていないと正常に機能しないパラメータがある。
PCI Express規格で通信を行う各デバイス(switchやEnd point)には、この設定の整合性をとるための機能は規定されておらず、これらデバイスを制御するCPU(Root ComplexのCPU)が、ソフトウェアに基づいて設定の整合性をとるように管理しなければならない。
そして、従来は、CPUが通信を行う対向ポートの各々に設定の整合性をとるための指令を送信しなければならなかった。
また、PCI Express規格のこれらデバイスは、バス番号、デバイス番号で一意に識別されるが、特定のデバイスの対向ポートがもつバス番号、デバイス番号は自明ではなく(End pointにとって、対向するswitchのポートがもつバス番号、デバイス番号は自明でない)、そのため、CPUは、PCI Express規格の各デバイスで構築されるツリー構造を探索するなどの複雑な手順を実行しなければならなかった。
そのため、CPUが互いに通信を行うデバイス間の設定の整合性をとるために実行する処理は煩雑なものとなり、そのためのソフトウェアは煩雑でデータ量の多いものになってしまうという問題があった。
本発明の目的は、互いに通信を行うデバイス間の設定の整合性をとるために実行する処理を簡易にして、そのためのソフトウェアの単純化、データ量の低減を図ることである。
本発明は、データ転送経路がツリー構造をなし、当該ツリー構造のノード間はPoint to Pointで接続され、対向する当該ノード間の通信は当該各ノードに設けられ互いに対向するポート間で設定の整合性をとって行うデータ転送システムにおいて、前記対向するポート間の設定を変更するときは当該対向するポートの一方に当該設定変更を通知する第1通知手段を備え、前記通知を受けたポートは、当該通知を受けた前記設定変更を実行する第1設定変更手段と、対向する前記ポートに当該設定変更を通知する第2通知手段と、を備え、前記第2の通知手段から前記通知を受けたポートは、当該通知を受けた前記設定変更を実行する第2設定変更手段を備えている、ことを特徴とするデータ転送システムである。
本発明によれば、第1通知手段で対向するポートの一方にのみ通知を行えば、この対向するポートの両方の設定変更を行うことができるので、対向するポート間の設定の整合性をとるために実行する処理を簡易にし、そのためのソフトウェアの単純化、データ量の低減を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
以下では、PCI Expressの詳細について、[PCI Express規格の概要]〜[PCI Express のアーキテクチャの詳細]の欄で説明し、その後、本実施の形態のデジタル複写機について[デジタル複写機]の欄で説明する。
[PCI Express規格の概要]
まず、本実施の形態は高速シリアルバスの一つであるPCI Express(登録商標)を利用するものであり、本実施の形態の前提として当該PCI Express規格の概要について、非特許文献1の一部抜粋により説明する。ここに、高速シリアルバスとは、1本の伝送路を用いてシリアル(直列)伝送により高速(100Mbps程度以上)にデータをやり取りすることができるインターフェイスを意味する。
PCI Expressは、PCIの後継規格としてコンピュータ全般に通用する標準拡張バスとして規格化されたバスであり、概略的には、低電圧差動信号伝送、ポイントツーポイントで送受信独立の通信チャネル、パケット化されたスプリットトランザクション、リンク構成の違いによる高いスケーラビリティなどの特徴を持つ。
図1に既存のPCIシステム、図2にPCI Expressシステムの各々の構成例を示す。既存のPCIシステムにあっては、CPU100やAGPグラフィックス101やメモリ102が接続されたホストブリッジ103に対して、PCI-X(PCIの上位互換規格)デバイス104a,104bがPCI-Xブリッジ105aを介して接続されたり、PCIデバイス104c,104dが接続されたPCIブリッジ105bやPCIバススロット106が接続されたPCIブリッジ107がPCIブリッジ105cを介して接続されたりしたツリー構造(木構造)とされている。
これに対して、PCI Expressシステムにあっては、CPU110やメモリ111が接続されたルートコンプレックス112に対して、PCI Expressグラフィックス113がPCI Express114aにより接続され、また、エンドポイント115aやレガシーエンドポイント116aがPCI Express114bにより接続されたスイッチ117aがPCI Express114cにより接続され、さらには、エンドポイント115bやレガシーエンドポイント116bがPCI Express114dにより接続されたスイッチ117bやPCIバススロット118が接続されたPCIブリッジ119がPCI Express114eにより接続されたスイッチ117cがPCI Express114fにより接続されたツリー構造(木構造)とされている。
実際に想定されるPCI Expressプラットホーム例を図3に示す。図示例は、デスクトップ/モバイルへの適用例を示し、CPU121がCPUホストバス122により接続され、メモリ123が接続されたメモリハブ124(ルートコンプレックスに相当する)に対して、例えば、グラフィックス125がx16のPCI Express126aにより接続され、また、変換機能を有するI/Oハブ127がPCI Express126bにより接続されている。このI/Oハブ127には、例えば、Serial ATA128によりストレージ129が接続され、LPC130によりローカルI/O131が接続され、USB 2.0132やPCIバススロット133が接続されている。さらには、I/Oハブ127には、PCI Express126cによりスイッチ134が接続され、このスイッチ134には、各々、PCI Express126d,126e,126fによりモバイルドック135、ギガビットイーサネット(イーサネットは登録商標)136、アドインカード137が接続されている。
即ち、PCI Expressシステムでは、従来のPCI,PCI-X,AGPといったバスがPCI Expressで置き換わり、既存のPCI/PCI-Xデバイスを接続するためにブリッジが使用される。チップセット間の接続もPCI Express接続となり、IEEE1394,Serial ATA,USB 2.0などの既存のバスはI/OハブによりPCI Expressに接続される。
[PCI Expressの構成要素]
A.ポート(Port)/レーン(Lane)/リンク(Link)
図4に物理層の構造を示す。ポートは、物理的には同一半導体内にあり、リンクを形成するトランスミッタ/レシーバの集合で、論理的にはコンポーネント間を1対1で接続(ポイント・ツー・ポイント)するインターフェイスを意味する。転送レートは、例えば片方向2.5Gbpsとされている(将来的には、5Gbpsや10Gbpsが想定されている)。レーンは、例えば0.8Vの差動信号ペアのセットで、送信側の信号ペア(2本)、受信側の信号ペア(2本)からなる。リンクは、2つのポートとその間を結ぶレーンの集まりであり、コンポーネント間のデュアルシンプレックス通信バスである。「xNリンク」はN本のレーンから構成され、現在の規格では、N=1,2,4,8,16,32が定義されている。図示例は、x4リンク例である。例えば、図5に示すように、デバイスA,B間を結ぶこのレーン幅Nを可変することにより、スケーラブルなバンド幅を構成することが可能となる。
B.ルートコンプレックス(Root Complex)
ルートコンプレックス112は、I/O構造の最上位に位置し、CPUやメモリサブシステムをI/Oに接続する。ブロック図などでは、図3に示すように、「メモリハブ」と記述されることが多い。ルートコンプレックス112(又は、124)は、1つ以上のPCI Expressポート(ルートポート)(図2中では、ルートコンプレックス112中の四角で示す)を持ち、各々のポートは独立したI/O階層ドメインを形成する。I/O階層ドメインは、単純なエンドポイントである場合(例えば、図2中のエンドポイント115a側の例)や、多数のスイッチやエンドポイントから形成される場合(例えば、図2中のエンドポイント115bやスイッチ117b,115c側の例)がある。
C.エンドポイント(End Point)
エンドポイント115は、タイプ00hのコンフィグレーション空間ヘッダを持つデバイス(具体的には、ブリッジ以外のデバイス)で、レガシーエンドポイントとPCI Expressエンドポイントとに分けられる。両者の大きな違いは、PCI ExpressエンドポイントはBAR(ベースアドレスレジスタ)で基本的にI/Oポートリソースを要求せず、このためI/Oリクエストを要求しない。また、PCI Expressエンドポイントは、ロックリクエストもサポートしていない。
D.スイッチ(Switch)
スイッチ117(又は、134)は、2つ以上のポートを結合し、ポート間でのパケットルーティングを行う。コンフィグレーションソフトウェアからは、当該スイッチは、図6に示すように、仮想PCI-PCIブリッジ141の集合体として認識される。図中、両矢印はPCI Expressリンク114(又は、126)を示し、142a〜142dはポートを示す。このうち、ポート142aはルートコンプレックスに近い方のアップストリームポートであり、ポート142b〜142dはルートコンプレックスから遠い方のダウンストリームポートである。
E.PCI Express114e−PCIブリッジ119
PCI ExpressからPCI/PCI-Xへの接続を提供する。これにより、既存のPCI/PCI-XデバイスをPCI Expressシステム上で使用することができる。
[階層アーキテクチャ]
従来のPCIのアーキテクチャは、図7(a)に示すように、プロトコルとシグナリングが密接に関連する構造であり階層という考え方はなかったが、PCI Expressでは、図7(b)に示すように、一般的な通信プロトコルやInfiniBandのように、独立した階層構造とされ、各層に分けて仕様が定義されている。即ち、最上位のソフトウェア151、最下位の機構(メカニカル)部152間に、トランザクション層153、データリンク層154、物理層155を持つ構造とされている。これにより、各層のモジュール性が確保され、スケーラビリティを持たせることやモジュールの再利用が可能となる。例えば、新たな信号コーディング方式や伝送媒体を採用する場合、物理層を変更するだけでデータリンク層やトランザクション層は変更せずに対応できる。
PCI Expressのアーキテクチャの中心となるのは、トランザクション層153、データリンク層154、物理層155であり、各々図8を参照して説明する以下のような役割を持つ。
A.トランザクション層153
トランザクション層153は、最上位に位置し、トランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立て、分解機能を持つ。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リード/ライト、各種イベントといったトランザクションの伝達に用いられる。また、トランザクション層153は、トランザクションレイヤパケット(TLP)のためのクレジットを用いたフロー制御を行う。各層153〜155におけるトランザクションレイヤパケット(TLP)の概要を図9に示す(詳細は、後述する)。
B.データリンク層154
データリンク層154の主な役割は、エラー検出/訂正(再送)によりトランザクションレイヤパケット(TLP)のデータ完全性を保証することと、リンク管理である。データリンク層154間では、リンク管理やフロー制御のためのパケットのやり取りを行う。このパケットは、トランザクションレイヤパケット(TLP)と区別するために、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれる。
C.物理層155
物理層155は、ドライバ、入力バッファ、パラレル−シリアル/シリアル−パラレル変換器、PLL、インピーダンス整合回路といったインターフェイス動作に必要な回路を含んでいる。また、論理的な機能としてインターフェイスの初期化・保守の機能を持つ。物理層155は、データリンク層154/トランザクション層153を実際のリンクで使用される信号技術から独立させる役目も持っている。
なお、PCI Expressのハードウェア構成上、エンベデッド・クロックという技術を採用しており、クロック信号はなく、クロックのタイミングはデータ信号中に埋め込まれており、受信側でデータ信号のクロス・ポイントを基にクロックを抽出する方式とされている。
[コンフィグレーション空間]
PCI Expressは、従来のPCIと同様にコンフィグレーション空間を持つが、その大きさは従来のPCIが256バイトであるのに対して、図10に示すように、4096バイトへと拡張されている。これにより、多数のデバイス固有レジスタセットを必要とするデバイス(ホストブリッジなど)に対しても、将来的に十分な空間が確保されている。PCI Expressでは、コンフィグレーション空間へのアクセスは、フラットなメモリ空間へのアクセス(コンフィグレーションリード/ライト)で行われ、バス/デバイス/機能/レジスタ番号はメモリアドレスにマップされている。
当該空間の先頭256バイトは、PCIコンフィグレーション空間として、BIOSや従来のOSからI/Oポートを使用した方法でもアクセスできる。従来のアクセスをPCI Expressでのアクセスに変換する機能は、ホストブリッジ上に実装される。00hから3FhまではPCI2.3互換のコンフィグレーションヘッダとなっている。これにより、PCI Expressで拡張された機能以外であれば、従来のOSやソフトウェアをそのまま使用することができる。即ち、PCI Expressにおけるソフトウェア層は、既存のPCIと互換性を保ったロード・ストア・アーキテクチャ(プロセッサが直接I/Oレジスタをアクセスする方式)を継承している。しかし、PCI Expressで拡張された機能(例えば、同期転送やRAS(Reliability, Availability and Serviceability)などの機能)を使用するには、4KバイトのPCI Express拡張空間にアクセスできるようにする必要がある。
なお、PCI Expressとしては様々なフォームファクタ(形状)が考えられるが、具体化している例としては、アドインカード、プラグインカード(Express Card)、Mini PCI Expressなどがある。
[PCI Express のアーキテクチャの詳細]
PCI Express のアーキテクチャの中心となっているトランザクション層153、データリンク層154、物理層155について、各々詳細に説明する。
A.トランザクション層153
トランザクション層153の主な役割は、前述したように、上位のソフトウェア層151と下位のデータリンク層154との間でトランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立てと分解を行うことである。
a.アドレス空間とトランザクションタイプ
PCI Expressでは、従来のPCIでサポートされていたメモリ空間(メモリ空間とのデータ転送用)、I/O空間(I/O空間とのデータ転送用)、コンフィグレーション空間(デバイスのコンフィグレーションとセットアップ用)に加えて、メッセージ空間(PCI Expressデバイス間のインバンドでのイベント通知や一般的なメッセージ送信(交換)用…割り込み要求や確認は、メッセージを「仮想ワイヤ」として使用することにより伝達される)が追加され、4つのアドレス空間が定義されている。各々の空間に対してトランザクションタイプが定義されている(メモリ空間、I/O空間、コンフィグレーション空間は、リード/ライト、メッセージ空間は基本(ベンダ定義含む))。
b.トランザクションレイヤパケット(TLP)
PCI Expressは、パケット単位で通信を行う。図9に示したトランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマットにおいて、ヘッダのヘッダ長は3DW(DWはダブルワードの略;合計12バイト)又は4DW(16バイト)で、トランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマット(ヘッダ長とペイロードの有無)、トランザクションタイプ、トラフィッククラス(TC)、アトリビュートやペイロード長などの情報が含まれる。パケット内の最大ペイロード長は1024DW(4096バイト)である。
ECRCは、エンドツーエンドのデータ完全性を保証するためのもので、トランザクションレイヤパケット(TLP)部分の32ビットCRCである。これは、スイッチ内部などでトランザクションレイヤパケット(TLP)にエラーが発生した場合、LCRC(リンクCRC)ではエラーを検出できないためである(エラーとなったTLPでLCRCが再計算されるため)。
リクエストは、完了パケットが不要なものと必要なものとがある。
c.トラフィッククラス(TC)と仮想チャネル(VC)
上位のソフトウェアは、トラフィッククラス(TC)を使用することによりトラフィックの差別化(優先度をつける)を行うことができる。例えば、映像データをネットワークのデータよりも優先して転送する、といったことが可能となる。トラフィッククラス(TC)はTC0からTC7まで8つある。
仮想チャネル(VC:Virtual Channel)は、各々独立した仮想通信バス(同一のリンクを共用する複数の独立したデータ・フロー・バッファを使用するメカニズム)で、各々がリソース(バッファやキュー)を持ち、図11に示すように、独立したフロー制御を行う。これにより、1つの仮想チャネルのバッファが満杯の状態(full)になっても、他の仮想チャネルの転送を行うことができる。つまり、物理的には1つのリンクを仮想的な複数のチャネルに分けることで、有効に使用することができる。例えば、図11中に示すように、スイッチを経由してルートのリンクが複数のデバイスに分かれる場合、各デバイスのトラフィックの優先度を制御することができる。VC0は必須で、コストパフォーマンスのトレードオフに応じてその他の仮想チャネル(VC1〜VC7)が実装される。図11中の実線矢印は、デフォルト仮想チャネル(VC0)を示し、破線矢印はその他の仮想チャネル(VC1〜VC7)を示している。
トランザクション層内では、トラフィッククラス(TC)が仮想チャネル(VC)にマッピングされる。1つの仮想チャネル(VC)に対して1つ又は複数のトラフィッククラス(TC)をマッピングできる(仮想チャネル(VC)の数が少ない場合)。単純な例では、各トラフィッククラス(TC)から各仮想チャネル(VC)に1対1、全てのトラフィッククラス(TC)を仮想チャネルVC0にマッピングする、といったことが考えられる。TC0−VC0のマッピングは、必須/固定で、それ以外のマッピングは上位のソフトウェアから制御される。ソフトウェアはトラフィッククラス(TC)を利用することで、トランザクションの優先度を制御することが可能となる。
d.フロー制御
受信バッファのオーバーフローを避け、伝送順序を確立するためにフロー制御(FC:Flow Control)が行われる。フロー制御は、リンク間のポイントツーポイントで行われ、エンドツーエンドではない。従って、フロー制御により最終的な相手(コンプリータ)にパケットが届いたことを確認することはできない。
PCI Expressのフロー制御は、クレジット・ベースで行われる(データ転送を始める前に、受け取り側のバッファの空き状況を確認し、オーバーフロー、アンダフローが発生しないメカニズム)。即ち、受信側はリンク初期化時にバッファ容量(クレジット値)を送信側に通知し、送信側はクレジット値と送信するパケットの長さとを比較し、一定の残りがある場合のみパケットを送信する。このクレジットには6種類ある。
フロー制御の情報交換はデータリンク層のデータリンクレイヤパケット(DLLP)を使用して行われる。フロー制御はトランザクションレイヤパケット(TLP)のみに適用され、データリンクレイヤパケット(DLLP)には適用されない(DLLPは常時送受信可能)。
B.データリンク層154
データリンク層154の主な役割は、前述したように、リンク上の2つのコンポーネント間での信頼性の高いトランザクションレイヤパケット(TLP)交換機能を提供することである。
a.トランザクションレイヤパケット(TLP)の扱い
トランザクション層153から受け取ったトランザクションレイヤパケット(TLP)に対しては、先頭に2バイトのシーケンス番号、末尾に4バイトのリンクCRC(LCRC)を付加して、物理層155に渡す(図9参照)。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リトライバッファに保管され、相手から受信確認(ACK)が届くまで再送される。トランザクションレイヤパケット(TLP)の送信に失敗が続いた場合は、リンク異常であると判断して物理層155に対してリンクの再トレーニングを要求する。リンクのトレーニングが失敗した場合、データリンク層154の状態はインアクティブに遷移する。
物理層155から受け取ったトランザクションレイヤパケット(TLP)は、シーケンス番号とリンクCRC(LCRC)が検査され、正常であればトランザクション層153に渡され、エラーがあった場合は再送を要求する。
b.データリンクレイヤパケット(DLLP)
データリンク層154が生成するパケットは、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれ、データリンク層154間でやり取りされる。データリンクレイヤパケット(DLLP)には、
・Ack/Nak:TLPの受信確認、リトライ(再送)
・InitFC1/InitFC2/UpdateFC:フロー制御の初期化とアップデート
・電源管理のためのDLLP
なる種類がある。
図12に示すように、データリンクレイヤパケット(DLLP)の長さは6バイトで、種類を示すDLLPタイプ(1バイト)、DLLPの種類で固有の情報(3バイト)、CRC(2バイト)から構成される。
C.物理層−論理サブブロック156
図8中に示す物理層155の論理サブブロック156での主な役割は、データリンク層154から受け取ったパケットを電気サブブロック157で送信できる形式に変換することである。また、物理層155を制御/管理する機能も有する。
a.データ符号化とパラレル−シリアル変換
PCI Expressは、連続した“0”や“1”が続かないように(長い期間、クロス・ポイントが存在しない状態が続かないようにするため)、データ符号化に8B/10B変換を用いる。変換されたデータは、図13中に示すように、シリアル変換され、LSBからレーン上に送信される。ここに、レーンが複数ある場合は(図13はx4リンクの場合を例示している)、符号化の前にデータがバイト単位で各レーンに割り振られる。この場合、一見パラレルバスのようにみえるが、レーン毎に独立した転送を行うので、パラレルバスで問題となるスキューが大幅に緩和される。
b.電源管理とリンクステート
リンクの消費電力を低く抑えるために、図14に示すように、L0/L0s/L1/L2というリンクステートが定義されている。
L0が通常モードで、L0sからL2へと低消費電力となるが、L0への復帰にも時間がかかるようになる。図15に示すように、ソフトウェアによる電源管理に加えて、アクティブステート電源管理を積極的に行うことにより、消費電力を極力小さくすることが可能となる。
D.物理層−電気サブブロック157
物理層155の電気サブブロック157での主な役割は、論理サブブロック156でシリアル化されたデータをレーン上に送信することと、レーン上のデータを受信して論理サブブロック156に渡すことである。
a.ACカップリング
リンクの送信側では、ACカップリング用のコンデンサが実装される。これにより、送信側と受信側のDCコモンモード電圧が同一である必要がなくなる。このため、送信側と受信側で異なる設計、半導体プロセス、電源電圧を使用することが可能となる。
b.デエンファシス
PCI Expressでは、前述したように、8B/10Bエンコーディングによってできるだけ連続した“0”や“1”が続かないように処理されるが、連続した“0”や“1”が続くこともある(最大5回)。この場合、送信側はデエンファシス転送を行わなければならないことが規定されている。同一極性のビットが連続する場合は、2つ目のビットからは差動電圧レベル(振幅)を3.5±0.5dB落とすことで、受信側で受け取る信号のノイズ・マージンを稼ぐ必要がある。これを、デエンファシスという。伝送路の周波数依存性減衰のため、変化するビットの場合は高周波成分が多く、減衰により受信側の波形が小さくなるが、変化しないビットの場合は高周波成分が少なく、相対的に受信側の波形が大きくなる。このため、受信側での波形を一定とするためにデエンファシスを行う。
[デジタル複写機]
次に、本実施形態のデジタル複写機について説明する。
図16は、デジタル複写機の概略構成を説明する説明図である。図16に示すように、デジタル複写機1は、本発明の電子機器、画像形成装置を実施する原稿の画像を読み取るスキャナ2と、この読み取った原稿の画像データに基づいて用紙などの媒体の上に画像形成を行うプロッタ3と、デジタル複写機1を集中的に制御するコントローラ4とを備えている。プロッタ3の印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。
デジタル複写機1は、図17にブロック図で示すようなPCI-express規格のデータ転送システム11を用いて、内部で通信を行う。
すなわち、コントローラ4がRoot Complex12となり、コントローラ4のCPUがRoot Complex12のCPU13となり、スキャナ2、プロッタ3がそれぞれEnd Point14となる。符号15はSwitchである。
そして、データ転送システム11は、データ転送経路がツリー構造をなし、当該ツリー構造のノード間、すなわち、Root Complex12、Switch15間、また、Switch15、End Point14間は、Point to Pointで接続されている。そして、対向するノード間の通信は、当該各ノードに設けられ互いに対向するポート(Port)16間で、設定の整合性をとって行う。
図18は、データ転送システム11の通信シーケンス図である。図18において、対向ポート16とあるのは、End Point14のポート16と通信を行うSwitch15のポート16である。
次に、図17、図18を参照して、データ転送システム11が実行する処理について説明する。
互いに通信を行うSwitch15とEnd Point14との設定の変更を行おうとするときは、まず、CPU13が所定のソフトウェアに基づいて、Switch15とEnd Point14の対向する2つのポート16の一方、この例では、End Point14のポート16に設定の変更を通知する(第1通知手段)。
この通知を受けたEnd Point14は、そのポート16から対向するSwitch15のポート16に設定の変更を通知する(第2通知手段)。この通知は、Message Request(Configuration Message)により行う。この通知は、この2つの対向するポート16間の接続において有効で、他の対向するポート16間の接続では有効ではないパケットで行ない、また、Message Requestはリンクローカルのルーティング規則により送信する。
この通知を受けたSwitch15のポート16は、当該通知を受けた内容での設定の変更(Configurationの変更)を実行する(第2設定変更手段)。そして、Message Requestにより設定の変更を行った旨の通知(Configuration Message)を対向するEnd Point14のポート16に行う。
この通知を受けたEnd Point14は、同様の内容の設定の変更(Configurationの変更)を実行する(第1設定変更手段)。そして、設定の変更が終了した旨の通知(Completion)をRoot Complex12に送信する。
以上の処理をフローチャートに整理して説明する。
図19に示すように、End Point14がCPU13からConfiguration Requestを受け取ったときに、対向するSwitch15のポート16の設定変更も必要なレジスタであったときは(ステップS1のY)、そのポート16の設定変更(Configurationの変更)を行い(ステップS2)、自らのポート16の設定変更(Configurationの変更)も行う(ステップS3)。そして、ConfigurationをCPU13に返す(ステップS4)。
図20にサブルーチンを示すように、ステップS2では、End Point14は、具体的には、そのポート16からMessage Requestを対向するSwitch15のポート16に送信し(ステップS11)、その送信先からポート16の設定変更(Configurationの変更)を行なった旨のConfiguration Messageを待つものである(ステップS12)。
図21は、Configuration Messageを受け取ったEnd Point14、Switch15の各ポート16が実行する処理を示している。すなわち、自ポート16のConfigurationの変更を実行し(ステップS21)、RequestをEnd Point14又はCPU13に返す(ステップS22)。これは、Message RequestがPosted Requestなので、Completion用のMessageを定義して、擬似的にNon-Posted Requestと同様の動作をさせるものである。
図22のブロック図、図23の通信シーケンス図は、図17、図18の場合と同様の設定変更を行う際の従来のPCI-express規格における処理手順を説明するものである。なお、図22、図23で同一符号のデバイスなどは、図17、図18と対応するデバイスなどである。
同図に明らかなように、従来は、CPU13がSwitch15、End Point14の両方にConfiguration Requestを送信して、Switch15、End Point14の各々で設定の変更(Configurationの変更)を実行し、Switch15、End Point14のそれぞれから設定の変更が終了した旨の通知(Completion)を受け取っていた。
このように、本実施形態では、従来のように設定変更の通知を、対向するポート16間の設定変更を当該対向する両ポート16に設定変更の通知を行って実行する場合(Configuration Request)とは異なる形式のパケット(Message Request)で行うものである。
従来のPCI-express規格では、Switch15、End Point14の両方にConfiguration Requestを送信し、この両方からCompletionを受信しなければならない分、CPU13の処理負担は図17、図18の本実施形態の例より重いといえる。
また、CPU13は、PCI Express規格のデータ転送システム11のツリー構造を探索して、Switch15のポート16がもつバス番号、デバイス番号を検出するなどの複雑な手順を実行する必要があった。
これに対し、図17、図18に示す本実施形態のデータ転送システム11によれば、CPU13は、End Point14だけにConfiguration Requestを送信すればよく、また、switch15のポート16がもつバス番号、デバイス番号を検出するなどの複雑な手順を実行する必要はない。よって、対向するポート16間の設定の整合性をとるために実行する処理を簡易にし、そのためのソフトウェアの単純化、データ量の低減を図ることができる。
なお、CPU13が、Switch15、End Point14が図22、図23に示すような従来構成のデバイスなのか、図17、図18の本実施形態の構成のデバイスなのかを判断できるように、予めSwitch15、End Point14の各ポート16から第1通信手段の実行先であるCPU13に対して、どちらの構成のデバイスであるかを報告する機能(第3通知手段、第4通知手段)を備えるようにしてもよい。
既存PCIシステムの構成例を示すブロック図である。 PCI Expressシステムの構成例を示すブロック図である。 デスクトップ/モバイルでのPCI Expressプラットホームの構成例を示すブロック図である。 x4の場合の物理層の構造例を示す模式図である。 デバイス間のレーン接続例を示す模式図である。 スイッチの論理的構造例を示すブロック図である。 (a)は既存のPCIのアーキテクチャを示すブロック図、(b)はPCI Expressのアーキテクチャを示すブロック図である。 PCI Expressの階層構造を示すブロック図である。 トランザクションレイヤパケットのフォーマット例を示す説明図である。 PCI Expressのコンフィグレーション空間を示す説明図である。 仮想チャネルの概念を説明するための模式図である。 データリンクレイヤパケットのフォーマット例を示す説明図である。 x4リンクでのバイトストライピング例を示す模式図である。 L0/L0s/L1/L2というリンクステートの定義について説明する説明図である。 アクティブステート電源管理の制御例を示すタイムチャートである。 本発明の一実施形態であるデジタル複写機の概略構成を示すブロック図である。 デジタル複写機で用いるPCI-express規格のデータ転送システムのブロック図である。 図17のデータ転送システムの通信シーケンス図である。 図17のデータ転送システムが実行する処理のフローチャートである。 図17のデータ転送システムが実行する処理のフローチャートである。 図17のデータ転送システムが実行する処理のフローチャートである。 従来のPCI-express規格のデータ転送システムのブロック図である。 図22のデータ転送システムの通信シーケンス図である。
符号の説明
1 電子機器
11 データ転送システム
12 ノード
13 CPU
14 ノード、End Point
15 ノード、Switch
16 ポート

Claims (10)

  1. データ転送経路がツリー構造をなし、当該ツリー構造のノード間はPoint to Pointで接続され、対向する当該ノード間の通信は当該各ノードに設けられ互いに対向するポート間で設定の整合性をとって行うデータ転送システムにおいて、
    前記対向するポート間の設定を変更するときは当該対向するポートの一方に当該設定変更を通知する第1通知手段を備え、
    前記通知を受けたポートは、
    当該通知を受けた前記設定変更を実行する第1設定変更手段と、
    対向する前記ポートに当該設定変更を通知する第2通知手段と、
    を備え、
    前記第2の通知手段から前記通知を受けたポートは、当該通知を受けた前記設定変更を実行する第2設定変更手段を備えている、
    ことを特徴とするデータ転送システム。
  2. 前記第2通知手段は、設定変更の通知を、前記対向するポート間の設定変更を当該対向する両ポートに当該設定変更の通知を行って実行する場合とは異なる形式のパケットで行う、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ転送システム。
  3. 前記第2通知手段は、設定変更の通知を、前記対向するポート間の接続において有効で、他の対向するポート間の接続では有効ではないパケットで行う、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ転送システム。
  4. PCI-express規格に準拠している、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一項に記載のデータ転送システム。
  5. 前記対向するノードは、SwitchとEnd Pointとである、ことを特徴とする請求項4に記載のデータ転送システム。
  6. 前記第1通信手段は、Root ComplexのCPUが実行する、ことを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ転送システム。
  7. 前記第1通信手段は、Configuration Requestにより設定変更の通知を行い、
    前記第2通信手段は、Message Requestにより設定変更の通知を行なう、
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかの一項に記載のデータ転送システム。
  8. 前記第2通信手段は、前記Message Requestをリンクローカルのルーティング規則により送信する、ことを特徴とする請求項7に記載のデータ転送システム。
  9. 前記第1設定変更手段及び前記第2通知手段を備えた前記ポートは前記第1通信手段の実行先にその旨を通知する第3通知手段を備え、
    前記第2設定変更手段備えた前記ポートは前記第1通信手段の実行先にその旨を通知する第4通知手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項4〜8のいずれかの一項に記載のデータ転送システム。
  10. 内部で通信を行う電子機器において、
    前記通信を行う請求項1〜9のいずれかの一項に記載のデータ転送システムを備えている、ことを特徴とする電子機器。

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