JP2001077823A - 画像処理装置及びその制御方法並びに画像処理システム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法並びに画像処理システム

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JP2001077823A JP24778599A JP24778599A JP2001077823A JP 2001077823 A JP2001077823 A JP 2001077823A JP 24778599 A JP24778599 A JP 24778599A JP 24778599 A JP24778599 A JP 24778599A JP 2001077823 A JP2001077823 A JP 2001077823A
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茂 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送効率の良いステータス情報配信を
行なうこと。 【解決手段】 プリンタは、S501で外部機器からス
テータス要求を受けると、まずIEEE1394バスネ
ットワーク上にそのステータス情報がブロードキャスト
されているか判断し(S502)、ステータス情報がブ
ロードキャストされていなければ、アイソクロナスリソ
ースマネージャにアクセスし、空いているアイソクロナ
スチャネルIDと必要な帯域のバスバンドを取得する
(S503)。取得したアイソクロナスチャネルID
に、ステータス情報を流し(S504)、ステータス要
求元に対して、アイソクロナスチャネルIDを知らせる
(S505)。S502で既にステータス情報がブロー
ドキャストされている場合には、そのままS505に進
み、ステータス情報要求元にチャネルIDを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理システム及
びそのシステムを構成する画像処理装置並びにその制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような情報処理システムに
おいては、画像処理装置としてのプリンタのステータス
情報を取得したい機器が、それぞればらばらにプリンタ
に対してアクセスし、login等の方法でコネクショ
ンを確立した上で、プリンタにステータス要求を行い、
プリンタはその要求に応じてその機器に対してステータ
ス情報を送っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方法は、プ
リンタの負荷を非常に高め、ネットワーク上に同じデー
タが何度も流れることになる。これは非常にネットワー
ク効率が悪く、データ転送バンド幅を狭めるという結果
を生じさせている。
【0004】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、データ
転送効率の良いステータス情報の配信を行なうことので
きる画像処理システム及びそのシステムを構成する画像
処理装置並びにその制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る制御方法にあっては、データをブロー
ドキャストできるバスを介して他の機器と接続された画
像処理装置を制御する制御方法であって、該画像処理装
置のステータス情報の要求コマンドを前記機器から獲得
する獲得工程と、前記ステータス情報をブロードキャス
トするためのバス上のチャネルIDを確保する確保工程
と、前記確保工程で確保したチャネルIDを用いて前記
ステータス情報をブロードキャストするデータ通信工程
と、前記獲得工程で獲得した要求コマンドの発信元に対
して前記チャネルIDを通知する通知工程と、を有する
ことを特徴とする。
【0006】前記バスはIEEE1394シリアルバス
であることも好適である。
【0007】前記データ通信工程は、同期転送モードで
前記ステータス情報を転送することも好適である。
【0008】前記確保工程は、前記バスに設定された同
期リソース管理機器にアクセスするアクセス工程と、少
なくとも一つの同期チャネルIDと所定帯域のバスバン
ドを取得する取得工程と、を含むことも好適である。
【0009】一方、本発明に係る画像処理装置は、デー
タをブロードキャストできるバスを介して他の機器と接
続された画像処理装置であって、該画像処理装置のステ
ータス情報の要求コマンドを前記機器から獲得する獲得
手段と、前記ステータス情報をブロードキャストするた
めのバス上のチャネルIDを確保する確保手段と、前記
確保手段で確保したチャネルIDを用いて前記ステータ
ス情報をブロードキャストするデータ通信手段と、前記
獲得手段で獲得した要求コマンドの発信元に対して前記
チャネルIDを通知する通知手段と、を有することを特
徴とする。
【0010】前記バスはIEEE1394シリアルバス
であることも好適である。
【0011】前記データ通信手段は、同期転送モードで
前記ステータス情報を転送する手段であることも好適で
ある。
【0012】前記確保手段は、前記バスに設定された同
期リソース管理機器にアクセスするアクセス手段と、少
なくとも一つの同期チャネルIDと所定帯域のバスバン
ドを取得する取得手段と、を含むことも好適である。
【0013】また、本発明に係る画像処理システムは、
データをブロードキャストできるバスを介して画像処理
装置と他の機器とを接続した画像処理システムであっ
て、前記画像処理装置は、該画像処理装置のステータス
情報の要求コマンドを前記機器から獲得する獲得手段
と、前記ステータス情報をブロードキャストするための
バス上のチャネルIDを確保する確保手段と、前記確保
手段で確保したチャネルIDを用いて前記ステータス情
報をブロードキャストするデータ通信手段と、前記獲得
手段で獲得した要求コマンドの発信元に対して前記チャ
ネルIDを通知する通知手段と、を有することを特徴と
する。
【0014】また、本発明に係るコンピュータ可読メモ
リは、データをブロードキャストできるバスを介して他
の機器と接続された画像処理装置の制御プログラムを格
納したコンピュータ可読メモリであって、前記制御プロ
グラムは、該画像処理装置のステータス情報の要求コマ
ンドを前記機器から獲得する獲得工程のプログラムコー
ドと、前記ステータス情報をブロードキャストするため
のバス上のチャネルIDを確保する確保工程のプログラ
ムコードと、前記確保工程で確保したチャネルIDを用
いて前記ステータス情報をブロードキャストするデータ
通信工程のプログラムコードと、前記獲得工程で獲得し
た要求コマンドの発信元に対して前記チャネルIDを通
知する通知工程のプログラムコードと、を含むことを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、この発
明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0016】本実施の形態では、各機器間を接続するデ
ジタルI/Fとして、IEEE1394シリアルバスを
用いるので、まず、IEEE1394シリアルバスにつ
いて説明する。
【0017】《IEEE1394バスの概要》家庭用デ
ジタルVTRやDVDの登場も伴なって、ビデオデータ
やオーディオデータなどのリアルタイムでかつ高情報量
のデータ転送のサポートが必要になっている。こういっ
たビデオデータやオーディオデータをリアルタイムで転
送し、パソコン(PC)に取り込んだり、またはその他
のデジタル機器に転送を行うには、必要な転送機能を備
えた高速データ転送可能なインタフェースが必要になっ
てくるものであり、そういった観点から開発されたイン
タフェースがIEEE1394−1995(High Perfor
mance Serial Bus)(以下1394シリアルバス)であ
る。
【0018】図5に1394シリアルバスを用いて構成
されるネットワーク・システムの例を示す。このシステ
ムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B間、A−C間、B−D間、D−E間、C−F
間、C−G間、及びC−H間をそれぞれ1394シリア
ルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。
この機器A〜Hは例としてPC、デジタルVTR、DV
D、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等であ
る。
【0019】各機器間の接続方式は、ディジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。また、各機器は各自固
有のIDを有し、それぞれが認識し合うことによって1
394シリアルバスで接続された範囲において、1つの
ネットワークを構成している。各デジタル機器間をそれ
ぞれ1本の1394シリアルバスケーブルで順次接続す
るだけで、それぞれの機器が中継の役割を行い、全体と
して1つのネットワークを構成するものである。また、
1394シリアルバスの特徴でもある、Plug&Pl
ay機能でケーブルを機器に接続した時点で自動で機器
の認識や接続状況などを認識する機能を有している。ま
た、図5に示したようなシステムにおいて、ネットワー
クからある機器が削除されたり、または新たに追加され
たときなど、自動的にバスリセットを行い、それまでの
ネットワーク構成をリセットしてから、新たなネットワ
ークの再構築を行う。この機能によって、その時々のネ
ットワークの構成を常時設定、認識することができる。
またデータ転送速度は、100/200/400Mbp
sと備えており、上位の転送速度を持つ機器が下位の転
送速度をサポートし、互換をとるようになっている。
【0020】データ転送モードとしては、コントロール
信号などの非同期データ(Asynchronousデータ:以下A
syncデータ)を転送するAsynchronous転送モード、
リアルタイムなビデオデータやオーディオデータ等の同
期データ(Isochronousデータ:以下Isoデータ)を
転送するIsochronous転送モードがある。このAsyn
cデータとIsoデータは各サイクル(通常1サイクル
125μS)の中において、サイクル開始を示すサイク
ル・スタート・パケット(CSP)の転送に続き、Is
oデータの転送を優先しつつサイクル内で混在して転送
される。
【0021】次に、図6に1394シリアルバスの構成
要素を示す。1394シリアルバスは全体としてレイヤ
(階層)構造で構成されている。
【0022】図6に示したように、最もハード的なのが
1394シリアルバスのケーブルであり、そのケーブル
のコネクタが接続されるコネクタポートがあり、その上
にハードウェアとしてフィジカル・レイヤとリンク・レ
イヤがある。
【0023】ハードウェア部は実質的なインターフェイ
スチップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤ
はパケット転送やサイクルタイムの制御等を行う。
【0024】ファームウェア部のトランザクション・レ
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行い、ReadやWriteといった命令を出す。マ
ネージメント・レイヤは、接続されている各機器の接続
状況やIDの管理を行い、ネットワークの構成を管理す
る部分である。このハードウェアとファームウェアまで
が実質上の1394シリアルバスの構成である。
【0025】またソフトウェア部のアプリケーション・
レイヤは使うソフトによって異なり、インタフェース上
にどのようにデータをのせるか規定する部分であり、A
Vプロトコルなどのプロトコルによって規定されてい
る。以上が1394シリアルバスの構成である。
【0026】次に、図7に1394シリアルバスにおけ
るアドレス空間の図を示す。
【0027】1394シリアルバスに接続された各機器
(ノード)には必ず各ノード固有の、64ビットアドレ
スを持たせておく。そしてこのアドレスをROMに格納
しておくことで、自分や相手のノードアドレスを常時認
識では、相手を指定した通信も行える。1394シリア
ルバスのアドレッシングは、IEEE1212規格に準
じた方式であり、アドレス設定は、最初の10bitが
バスの番号の指定用に、次の6bitがノードID番号
の指定用に使われる。残りの48bitが機器に与えら
れたアドレス幅になり、それぞれ固有のアドレス空間と
して使用できる。最後の28bitは固有データの領域
として、各機器の識別や使用条件の指定の情報などを格
納する。
【0028】以上が、1394シリアルバスの技術の概
要である。
【0029】次に、1394シリアルバスの特徴といえ
る技術の部分を、より詳細に説明する。
【0030】《1394シリアルバスの電気的仕様》図
8に1394シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。
1394シリアルバスで接続ケーブル内に、2組のツイ
ストペア信号線の他に、電源ラインを設けている。これ
によって、電源を持たない機器や、故障により電圧低下
した機器等にも電力の供給が可能になっている。
【0031】電源線内を流れる電源の電圧は8〜40
V、電流は最大電流DC1.5Aは規定されている。
【0032】《DS−Link符号化》1394シリア
ルバスで採用されている、データ転送フォーマットのD
S−Link符号化方式を説明するための図を図9に示
す。1394シリアルバスでは、DS−Link(Data/
Strobe Link)符号化方式が採用されている。このDS−
Link符号化方式は、高速なシリアルデータ通信に適
しており、その構成は、2本の信号線を必要とする。よ
り対線のうち1本に主となるデータを送り、他方のより
対線にはストローブ信号を送る構成になっている。
【0033】受信側では、この通信されるデータと、ス
トローブとの排他的論理和をとることによってクロック
を再現できる。
【0034】このDS−Link符号化方式を用いるメ
リットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて転
送効率が高いこと、PLL回路が不要となるのでコント
ローラLSIの回路規模を小さくできること、更には、
転送すべきデータが無いときにアイドル状態であること
を示す情報を送る必要が無いので、各機器のトランシー
バ回路をスリーブ状態にすることができることによっ
て、消費電力の低減が図れる、などが挙げられる。
【0035】《バスリセットのシーケンス》1394シ
リアルバスでは、接続されている各機器(ノード)には
ノードIDが与えられ、ネットワーク構成として認識さ
れている。
【0036】このネットワーク構成に変化があったと
き、例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによ
るノード数の増減などによって変化が生じて、新たなネ
ットワーク構成を認識する必要があるとき、変化を検知
した各ノードはバス上にバスリセット信号を送信して、
新たなネットワーク構成を認識するモードに入る。この
ときの変化の検知方法は、1394ポート基盤上でのバ
イアス電圧の変化を検知することによって行われる。
【0037】あるノードからバスリセット信号が伝達さ
れて、各ノードのフィジカルレイヤはこのバスリセット
信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセットの発
生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を伝達
する。最終的にすべてのノードがバスリセット信号を検
知した後、バスリセットが起動となる。
【0038】バスリセットは、先に述べたようなケーブ
ル抜挿や、ネットワーク異常等によるハード検出による
起動と、プロトコルからのホスト制御などによってフィ
ジカルレイヤに直接命令を出すことによっても起動す
る。また、バスリセットが起動するとデータ転送は一時
中断され、この間のデータ転送は待たされ、終了後、新
しいネットワーク構成のもとで再開される。
【0039】以上がバスリセットのシーケンスである。
【0040】《ノードID決定のシーケンス》バスリセ
ットの後、各ノードは新しいネットワーク構成を構築す
るために、各ノードにIDを与える動作に入る。このと
きの、バスリセットからノードID決定までの一般的な
シーケンスを図10、図11、図14のフローチャート
を用いて説明する。
【0041】図10のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定し、データ転送が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示してある。
【0042】まず、ステップS101として、ネットワ
ーク内にバスリセットが発生することを常時監視してい
て、ここでノードの電源ON/OFFなどでバスリセッ
トが発生するとステップS102に移る。
【0043】ステップS102では、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103として、
すべてのノード間で親子関係が決定すると、ステップS
104として一つのルートが決定する。すべてのノード
間で親子関係が決定するまで、ステップS102の親子
関係の宣言を行い、またルートも決定されない。
【0044】ステップS104でルートが決定される
と、次はステップS105として、各ノードにIDを与
えるノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順
序で、ノードIDの設定が行われ、すべてのノードにI
Dが与えられるまで繰り返し設定作業が行われ最終的に
ステップS106としてすべてのノードにIDを設定し
終えたら、新しいネットワーク構成がすべてのノードに
おいて認識されたので、ステップS107としてノード
間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開始
される。このステップS107の状態になると、再びバ
スリセットが発生するのを監視するモードに入り、バス
リセットが発生したらステップS101からステップS
106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0045】以上が、図10のフローチャートの説明で
あるが、図10のフローチャートのバスリセットからル
ート決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了
までの手順をより詳しくフローチャート図に表したもの
をそれぞれ、図11、図14に示す。
【0046】まず、図11のフローチャートの説明を行
う。
【0047】ステップS201としてバスリセットが発
生すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。な
お、ステップS201としてバスリセットが発生するの
を常に監視している。
【0048】次に、ステップS202として、リセット
されたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一
歩として、各機器にリーフ(ノード)であることを示す
フラグを立てておく。更に、ステップS203として各
機器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続されて
いるのかを調べる。
【0049】ステップS204のポート数の結果に応じ
て、これから親子関係の宣言を始めていくために、未定
義(親子関係が決定させてない)ポートの数を調べる。
バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数である
が、親子関係が決定されていくにしたがって、ステップ
S204で検知する未定義ポートの数は変化していくも
のである。
【0050】まず、バスリセットの直後、はじめに親子
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。ステッ
プS203のポート数の確認により、未定義ポート数が
はじめから1のノードはリーフであって、ステップS2
05に進み、自分に接続されているノードに対して、
「自分は子、相手は親」と宣言し動作を終了する。
【0051】ステップS203でポート数が複数あるノ
ードは、ブランチと認識され、バスリセットの直後はス
テップS204で未定義ポート数>1であるので、ステ
ップS206へと移り、まずブランチというフラグが立
てられ、ステップS207でリーフから親子関係宣言で
「親」の受付をするために待つ。リーフが親子関係の宣
言を行い、ステップS207でそれを受けたブランチは
適宜ステップS204の未定義ポート数の確認を行い、
未定義ポート数が1になっていれば残っているポートに
接続されているノードに対して、ステップS205の
「自分が子」の宣言をすることが可能になる。2度目以
降、ステップS204で未定義ポート数を確認しても2
以上あるブランチに対しては、再度ステップS207で
リーフ又は他のブランチからの「親」の受付をするため
に待つ。
【0052】最終的に、いずれか1つのブランチ、又は
例外的にリーフ(子宣言を行えるのにすばやく動作しな
かった為)がステップS204の未定義ポート数の結果
としてゼロになったら、これにてネットワーク全体の親
子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数が
ゼロ(すべて親のポートとして決定)になった唯一のノ
ードはステップS208としてルートのフラグが立てら
れ、ステップS209としてルートとしての認識がなさ
れる。このようにして、図11に示したバスリセットか
ら、ネットワーク内すべてのノード間における親子関係
の宣言までが終了する。
【0053】次に、図14のフローチャートについて説
明する。
【0054】まず、図11までのシーケンスでリーフ、
ブランチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定
されているので、これを元にして、ステップS301で
それぞれ分類する。各ノードにIDを与える作業とし
て、最初にIDの設定を行うことができるのはリーフか
らである。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号
(ノード番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
【0055】ステップS302としてネットワーク内に
存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。この
後、ステップS303として各自リーフがルートに対し
て、IDを与えるように要求する。この要求が複数ある
場合には、ルートはステップS304としてアービトレ
ーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS3
05として勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。ステップS306と
してID取得が失敗に終わったリーフは、再度ID要求
を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取得できたリー
フからステップS307として、そのノードのID情報
をブロードキャストで全ノードに転送する。1ノードI
D情報のブロードキャストが終わると、ステップS30
8として残りのリーフの数が1つ減らされる。ここで、
ステップS309として、この残りのリーフの数が1以
上ある時はステップS303のID要求の作業からを繰
り返し行い、最終的にすべてのリーフがID情報をブロ
ードキャストすると、ステップS309がN=0とな
り、次はブランチのID設定に移る。
【0056】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。
【0057】まず、ステップS310としてネットワー
ク内に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定す
る。この後、ステップS311として各自ブランチがル
ートに対して、IDを与えるように要求する。これに対
してルートは、ステップS312としてアービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順にリーフに与え終わ
った次の若い番号から与えいく。ステップS313とし
て、ルートは要求を出したブランチにID情報又は失敗
結果を通知し、ステップS314としてID取得が失敗
に終わったブランチは、再度ID要求を出し、同様の作
業を繰り返す。IDを取得できたブランチからステップ
S315として、そのノードのID情報をブロードキャ
ストで全ノードに転送する。1ノードID情報のブロー
ドキャストが終わると、ステップS316として残りの
ブランチの数が1つ減らされる。ここで、ステップS3
17として、この残りのブランチの数が1以上ある時は
ステップS311のID要求の作業からを繰り返し、最
終的にすべてのブランチがID情報をブロードキャスト
するまで行われる。すべてのブランチがノードIDを取
得すると、ステップS317はM=0となり、ブランチ
のID取得モードも終了する。
【0058】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318として与えない番号で最も若い番号を自分のID
番号と設定し、ステップS319としてルートのID情
報をブロードキャストする。
【0059】以上で、図14に示したように、規子関係
が決定した後から、すべてのノードのIDが設定される
までの手順が終了する。
【0060】次に、一例として図12に示した実際のネ
ットワークにおける動作を図12を参照しながら説明す
る。
【0061】図12の説明として、(ルート)ノードB
の下位にはノードAとノードCが直接接続されており、
更にノードCの下位にはノードDが直接接続されてお
り、更にノードDの下位にはノードEとノードFが直接
接続された階層構造になっている。この、階層構造やル
ートノード、ノードIDを決定する手順を以下で説明す
る。
【0062】バスリセットがされた後、まず各ノードの
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位と
なると言うことができる。
【0063】図12ではバスリセットの後、最初に親子
関係の宣言を行ったのはノードAである。基本的にノー
ドの1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと呼
ぶ)から組子関係の宣言を行うことができる。これは自
分には1ポートの接続のみということをまず知ることが
できるので、これによってネットワークの端であること
を認識し、その中で早く動作を行ったノードから親子関
係が決定されていく。こうして親子関係の宣言を行った
側(A−B間ではノードA)のポートが子と設定され、
相手側(ノードB)のポートが親と設定されるこうし
て、ノードA−B間では子−親、ノードE−D間で子−
親、ノードF−D間で子−親と決定される。
【0064】更に1階層あがって、今度は複数個接続ポ
ートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノード
からの親子関係の宣言を受けたものから順次、更に上位
に親子関係の宣言を行っていく。図12ではまずノード
DがD−E間、D−F間と親子関係が決定した後、ノー
ドCに対する親子関係の宣言を行っており、その結果ノ
ードD−C間で子−親と決定している。
【0065】ノードDから親子関係の宣言を受けたノー
ドCは、もう一つのポートに接続されているノードBに
対して親子関係の宣言を行っている。これによってノー
ドC−B間で子−親と決定している。
【0066】このようにして、図12のような階層構造
が構成され、最終的に接続されているすべてのポートに
おいて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
【0067】なお、この図12においてノードBがルー
トノードと決定されたが、これはノードAから親子関係
宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関係
宣言を早いタイミングで行っていれば、ルートノードは
他ノードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝達
されるタイミングによってはどのノードもルートノード
となる可能性があり、同じネットワーク構成でもルート
ノードは一定とは限らない。
【0068】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここではすべてのノード
が、決定した自分のノードIDを他のすべてのノードに
通知する(ブロードキャスト機能)。
【0069】自己ID情報は、自分のノード番号、接続
されている位置の情報、持っているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。
【0070】ノードID番号の割り振りの手順として
は、まず1つのポートにのみ接続があるノード(リー
フ)から起動することができ、この中から順にノード番
号=0,1,2,…と割り当てられる。
【0071】ノードIDを手にしたノードは、ノード番
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は『割り当て済み』で
あることが認識される。
【0072】すべてのリーフが自己ノードIDを取得し
終わると、次はブランチへ移りリーフに引き続いたノー
ドID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。すなわ
ち、常にルートは最大のノードID番号を所有するもの
である。
【0073】以上のようにして、階層構造全体のノード
IDの割り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築さ
れ、バスの初期化作業が完了する。
【0074】《アービトレーション》1394シリアル
バスでは、データ転送に先立って必ずバス使用権のアー
ビトレーション(調停)を行う。1394シリアルバス
ネットワークでは、個別に接続された各機器が、転送さ
れた信号をそれぞれ中継する。つまり、ネットワーク内
すべての機器に同信号を伝えることにより、論理的なバ
ス型ネットワークを構成する。このようなネットワーク
においては、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレー
ションは必要である。これによってある時間には、たっ
た一つのノードのみ転送を行うことができる。
【0075】アービトレーションを説明するための図と
して図13(a)にバス使用要求の図、(b)にバス使
用許可の図を示し、以下これを用いて説明する。
【0076】アービトレーションが始まると、1つもし
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図13(a)のノードCとノー
ドFがバス使用権の要求を発しているノードである。こ
れを受けた親ノード(図13ではノードA)は更に親ノ
ードに向かって、バス使用権の要求を発する(中継す
る)。この要求は最終的に調停を行うルートに届けられ
る。
【0077】バス使用要求を受けたルートノードは、ど
のノードにバスを使用させるかを決める。この調停作業
はルートノードのみが行えるものであり、調停によって
勝ったノードにはバスの使用許可を与える。図13
(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノードFの
使用は拒否された図である。アービトレーションに負け
たノードに対してはDP(data prefix)パケットを送
り、拒否されたことを知らせる。拒否されたノードのバ
ス使用要求は次回のアービトレーションまで待たされ
る。
【0078】以上のようにして、アービトレーションに
勝ってバスの使用許可を得たノードは、以降データの転
送を開始できる。
【0079】ここで、アービトレーションの一連の流れ
をフローチャート図15に示して、説明する。
【0080】ノードがデータ転送を開始する為には、バ
スがアイドル状態であることが必要である。先に行われ
ていたデータ転送が終了して、現在バスが空き状態であ
ることを認識するためには、各転送モードで個別に設定
されている所定のアイドル時間ギャップ長(例.サブア
クション・ギャップ)を経過する事によって、各ノード
は自分の転送が開始できると判断する。
【0081】ステップS401として、Asyncデー
タ、Isoデータ等それぞれ転送するデータに応じた所
定のギャップ長が得られたか判断する。所定のギャップ
長が得られない限り、転送を開始するために必要なバス
使用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得ら
れるまで待つ。
【0082】ステップS401で所定のギャップ長が得
られたら、ステップS402として転送すべきデータが
あるか判断し、ある場合はステップS403として転送
するためにバスを確保するよう、バス使用権の要求をル
ートに対して発する。このときの、バス使用権の要求を
表す信号の伝達は、図13に示したように、ネットワー
ク内各機器を中継しながら、最終的にルートに届けられ
る。
【0083】ステップS402で転送するデータがない
場合は、そのまま待機する。
【0084】次に、ステップS404として、ステップ
S403のバス使用要求を1つ以上ルートが受信した
ら、ルートはステップS405として使用要求を出した
ノードの数を調べる。ステップS405での選択値がノ
ード数=1(使用権要求を出したノードは1つ)だった
ら、そのノードに直後のバス使用許可が与えられること
となる。ステップS405での選択値がノード数>1
(使用要求を出したノードは複数)だったら、ルートは
ステップS406として使用許可を与えるノードを1つ
に決定する調停作業を行う。この調停作業は公平なもの
であり、毎回同じノードばかりが許可を得る様なことは
なく、平等に権利を与えていくような構成となってい
る。
【0085】ステップS407として、ステップS40
6で使用要求を出した複数ノードの中からルートが調停
して使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他のノ
ードに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用許可
を得た1つのノード、またはステップS405の選択値
から使用要求ノード数=1で調停無しに使用許可を得た
ノードには、ステップS408として、ルートはそのノ
ードに対して許可信号を送る。許可信号を得たノード
は、受け取った直後に転送すべきデータ(パケット)を
転送開始する。また、ステップS406の調停で敗れ
て、バス使用が許可されなかったノードにはステップS
409としてルートから、アービトレーション失敗を示
すDP(data prefix)パケットを送られこれを受け取っ
たノードは再度転送を行うためのバス使用要求を出すた
め、ステップS401まで戻り、所定ギャップ長が得ら
れるまで待機する。
【0086】《Asynchronous(非同期)転送》アシンク
ロナス転送は、非同期転送である。図16にアシンクロ
ナス転送における時間的な遷移状態を示す。図16の最
初のサブアクション・ギャップは、バスのアイドル状態
を示すものである。このアイドル時間が一定値になった
時点で、転送を希望するノードはバスが使用できると判
断して、バス獲得のためのアービトレーションを実行す
る。
【0087】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。ackは4ビットの情報と4ビットのチェックサム
からなり、成功か、ビジー状態か、ペンディング状態で
あるかといった情報を含み、すぐに送信元ノードに返送
される。
【0088】次に、図17にアシンクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示す。
【0089】パケットには、データ部及び誤り訂正用の
データCRCの他にはヘッダ部があり、そのヘッダ部に
は、目的ノードID、ソースノードID、転送データ長
さや各種コードなどが書き込まれ転送が行われる。
【0090】また、アシンクロナス転送は自己ノードか
ら相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノードか
ら転送されたパケットは、ネットワーク中の各ノードに
行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視され
るので、宛先の1つのノードのみが読込むことになる。
【0091】《Isochronous(同期)転送》アイソクロ
ナス転送は同期転送である。1394シリアルバスの最
大の特徴であるともいえるこのアイソクロナス転送は、
特にVIDEO映像データや音声データといったマルチ
メディアデータなど、リアルタイムな転送を必要とする
データの転送に適した転送モードである。また、アシン
クロナス転送(非同期)が1対1の転送であったのに対
し、このアイソクロナス転送はブロードキャスト機能に
よって、転送元の1つのノードから他のすべてのノード
へ一様に転送される。
【0092】図18はアイソクロナス転送における、時
間的な遷移状態を示す図である。
【0093】アイソクロナス転送は、バス上一定時間毎
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125μSで
ある。この各サイクルの開始時間を示し、各ノードの時
間調整を行う役割を担っているのがサイクル・スタート
・パケットである。サイクル・スタート・パケットを送
信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであ
り、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル
期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サイクル
の開始を告げるサイクル・スタート・パケットを送信す
る。このサイクル・スタート・パケットの送信される時
間間隔が125μSとなる。
【0094】また、図18にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。あくまで全てのパケットの送信は
1つの送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡
る、つまり、ブロードキャストで転送されることにな
る。
【0095】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の
通信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受
信確認用返信コード)は存在しない。
【0096】また、図18に示したiso gap(ア
イソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行
う前にバスが空き状態であると認識するために必要なア
イドル期間を表している。この所定のアイドル期間を経
過すると、アイソクロナス転送を行いたいノードはバス
が空いていると判断し、転送前のアービトレーションを
行うことができる。
【0097】つぎに、図19にアイソクロナス転送のパ
ケットフォーマットの例を示し、説明する。
【0098】各チャネルに分かれた、各種のパケットに
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他
にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図19に示したよ
うな、転送データ長やチャネルNO、その他各種コード
及び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送
が行われる。
【0099】《バス・サイクル》実際の1394シリア
ルバス上の転送では、アイソクロナス転送と、アシンク
ロナス転送は混在できる。その時の、アイソクロナス転
送とアシンクロナス転送が混在した、バス上の転送状態
の時間的な遷移の様子を表した図を図20に示す。
【0100】アイソクロナス転送はアシンクロナス転送
よりも優先して実行される。その理由は、サイクル・ス
タート・パケットの後、アシンクロナス転送を起動する
ために必要なアイドル期間のギャップ長(サブアクショ
ンギャップ)よりも短いギャップ長(アイソクロナスギ
ャップ)で、アイソクロナス転送を起動できるからであ
る。したがって、アシンクロナス転送より、アイソクロ
ナス転送は優先して実行されることとなる。
【0101】図20に示した、一般的なバスサイクルに
おいて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スター
ト・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送さ
れる。これによって、各ノードで時刻調整を行ない、所
定のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待って
からアイソクロナス転送を行なうべきノードはアービト
レーションを行い、パケット転送に入る。図20ではチ
ャネルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナ
ス転送されている。
【0102】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行っ
た後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送がすべ
て終了したら、アシンクロナス転送を行うことができる
ようになる。
【0103】アイドル時間がアシンクロナス転送が可能
なサブアクションギャップに達する事によって、アシン
クロナス転送を行いたいノードはアービトレーションの
実行に移れると判断する。
【0104】ただし、アシンクロナス転送が行える期間
は、アイソクロナス転送終了後から、次のサイクル・ス
タートパケットを転送すべき時間(cycle synch)までの
間にアシンクロナス転送を起動するためのサブアクショ
ンギャップが得られた場合に限っている。
【0105】図20のサイクル#mでは3つのチャネル
分のアイソクロナス転送と、その後アシンクロナス転送
(含むack)が2パケット(パケット1、パケット
2)転送されている。このアシンクロナスパケット2の
後は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cycle syn
ch)にいたるので、サイクル#mでの転送はここまでで
終わる。
【0106】ただし、非同期または同期転送動作中に次
のサイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(cyc
le synch)に至ったとしたら、無理に中断せず、その転
送が終了した後のアイドル期間を待ってから次サイクル
のサイクル・スタートパケットを送信する。すなわち、
1つのサイクルが125μS以上続いたときは、その分
次サイクルは基準の125μSより短縮されたとする。
このようにアイソクロナス・サイクルは125μSを基
準に超過、短縮し得るものである。
【0107】しかし、アイソクロナス転送はリアルタイ
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。こういった遅延情報も含めて、サイクル・マスタに
よって管理される。
【0108】<情報処理システムの構成及び動作>図1
は、PC、プリンタ等の機器をIEEE1394バスを
介して接続することにより構成された情報処理システム
を示す図である。図1において、101は情報処理装置
としてのパーソナルコンピュータ(PC)、102は画
像読取装置としてのスキャナ、103は画像記録装置と
してのプリンタ、104は撮像装置としてのデジタルカ
メラである。本システムにおいては、PC101からプ
リンタ103へデータを送って印刷したり、デジタルカ
メラ104からプリンタ103に画像を送って印刷した
り、またイメージスキャナ102で入力したデータをプ
リンタ103に送って印刷したりと言うように、IEE
E1394バスにつながる複数の機器のそれぞれが、プ
リンタ103の空き状態等のステータスを見ながら、印
刷処理の指示を行なうことができる。
【0109】図2は、プリンタ103の内部構成を示す
ブロック図である。
【0110】201はIEEE1394バスとの間で通
信を行なうI/F部である。202はプリンタ全体の制
御を行なうCPUである。203は操作パネルを含む操
作/表示部である。204はRAMで、PC101から
IEEE1394バスを介して読み出した記述言語での
画像データや、更にその画像データをビットマップに変
換したビットマップデータを記憶する領域、CPU20
2で実行されるプログラムロード領域等を含む。205
はCPU202の動作プログラム等をストアするRO
M、206はRAM204から送られてくるVIDEO
データを入力し、用紙上に印刷する印刷部である。20
7はRAM204内に展開されたビットマップデータを
印刷部206から送られてくる水平および垂直同期信号
に同期して読み出して印刷部206へ送る機能を有する
印刷I/F部である。
【0111】次に図3のフローチャートを参照して、プ
リンタの動作について説明する。図3は、プリンタ10
3がステータス情報の通知を行なう際の動作について説
明する図である。
【0112】プリンタは、S501でPC101等の外
部機器からステータス要求を受けると、まずIEEE1
394バスネットワーク上にそのステータス情報がブロ
ードキャストされているか判断する(S502)。ステ
ータス情報がブロードキャストされていなければ、S5
03に進み、アイソクロナスリソースマネージャになっ
ている機器にアクセスし、そこから空いているアイソク
ロナスチャネルIDと必要な帯域のバスバンドを取得す
る。次に取得したアイソクロナスチャネルIDに、プリ
ンタのステータス情報を流す(S504)。
【0113】プリンタのステータス情報とは以下の通り
である。
【0114】1)エラー情報:プリンタにエラーが発生
し、プリンタがレディ状態でなくなった時に送出される
情報で、エラー復旧と共に送出されなくなる。内容とし
ては、モータ故障、定着器故障、ペーパージャム、紙無
し、メモリエラー等である。
【0115】2)動作情報:プリンタの動作状態を示す
情報で、現在印刷動作中であるとか、どの印刷JOBを
実行中であるとかの情報がこれにあたる。
【0116】3)コンフィギュレーション情報:プリン
タの動作環境を示す情報で、内蔵メモリ容量、内蔵フォ
ントの種類、サポート出来る印刷言語の種類、オプショ
ンの装着の有無と、ある場合はそれぞれの内容、等が、
これに相当する。
【0117】図4にプリンタのステータス情報の例を示
す。図4(a)はプリンタがレディ状態の時に送られる
ステータス例であり、図4(b)はプリンタがエラー
(ノンレディ)状態の時に送られるステータス例であ
る。
【0118】図4(a)において、301は先頭を示す
ヘッダコード、302はプリンタがレディ状態かどうか
を示すビットで、1の時レディ、0の時ノンレディ(エ
ラー)状態を示す。303はプリンタの動作状態を示す
ステータスコードで、コードの種類によって各動作状態
を示す。304はそのパラメータ、305はプリンタの
動作環境を示すコンフィギュレーションコードで、やは
りそのコードの種類によって各動作状態を示す。306
はそのパラメータである。307はプリンタのステータ
ス情報の終了を示す終了コードである。
【0119】また、図4(b)においては、プリンタレ
ディビット302は0である。この場合、308はエラ
ーコードで、コードの種類によって各動作状態を示す。
309はそのパラメータである。
【0120】図3に戻り、ステータス要求をして来た相
手に対して、ステータス情報を流しているアイソクロナ
スチャネルを知らせる(S505)。
【0121】S502で既にステータス情報がブロード
キャストされている場合には、そのままS505に進
み、ステータス情報要求元にチャネルIDを通知する。
【0122】S505の処理が終れば、S501に戻
り、次のステータス情報の要求を待つ。
【0123】プリンタ103は、一度ステータス情報を
ブロードキャストすると、その後継続して、ステータス
情報をアイソクロナスチャンネルに流し続ける。これに
より、IEEE1394バスネットワーク上の全ての機
器がそのステータス情報を見られる。プリンタ103に
アクセスしてステータスを問い合わせる必要が無いの
で、プリンタ103の負担は格段に軽減されるし、また
IEEE1394バスを流れるデータも少なくて済むこ
とになる。
【0124】(その他の実施の形態)プリンタの情報の
内、動作ステータス、エラー情報、コンフィギュレーシ
ョン情報を、それぞれ別のアイソクロナスチャンネルを
用いて流してもよい。
【0125】プリンタのコンフィギュレーションは頻繁
に変わるものではなく、例えば電源オン後一度だけ参照
すれば良いものである。また、エラー情報は、エラーが
発生したときだけ見れば良いものである。従って、コン
フィギュレーション情報やエラー情報について別々のチ
ャネルを割り当てることにより、効率の良い情報取得が
可能になる。
【0126】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0127】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0128】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0129】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、図3に示したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ転送効率の良いステータス情報の配信を行なうこ
とのできる画像処理システム及びそのシステムを構成す
る画像処理装置並びにその制御方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としての画像処理ネット
ワークの概略構成を示した図である。
【図2】プリンタの内部構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタの動作フローチャートである。
【図4】プリンタのステータスの例を示す図である。
【図5】1394シリアルバスを用いて接続されたネッ
トワーク構成の一例を示す図である。
【図6】1394シリアルバスの構成要素を表す図であ
る。
【図7】1394シリアルバスのアドレスマップを示す
図である。
【図8】1394シリアルバスケーブルの断面図であ
る。
【図9】DS−Link符号化方式を説明するための図
である。
【図10】バスリセットからノードIDの決定までの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図11】バスリセットにおける親子関係決定のための
処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】1394シリアルバスで各ノードのIDを決
定するためのトポロジ設定を説明するための図である。
【図13】1394シリアルバスでのアービトレーショ
ンを説明するための図である。
【図14】バスリセットにおける親子関係決定後から、
ノードID決定までの流れを示すフローチャートであ
る。
【図15】アービトレーションを説明するためのフロー
チャートである。
【図16】アシンクロナス転送の時間的な状態遷移を表
す基本的な構成図である。
【図17】アシンクロナス転送のパケットのフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図18】アイソクロナス転送の時間的な状態遷移を表
す基本的な構成図である。
【図19】アイソクロナス転送のパケットのフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図20】1394シリアルバスで実際のバス上を転送
されるパケットの様子を示したバスサイクルの一例を示
す図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データをブロードキャストできるバスを介
    して他の機器と接続された画像処理装置を制御する制御
    方法であって、 該画像処理装置のステータス情報の要求コマンドを前記
    機器から獲得する獲得工程と、 前記ステータス情報をブロードキャストするためのバス
    上のチャネルIDを確保する確保工程と、 前記確保工程で確保したチャネルIDを用いて前記ステ
    ータス情報をブロードキャストするデータ通信工程と、 前記獲得工程で獲得した要求コマンドの発信元に対して
    前記チャネルIDを通知する通知工程と、 を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  2. 【請求項2】前記バスはIEEE1394シリアルバス
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置
    の制御方法。
  3. 【請求項3】前記データ通信工程は、同期転送モードで
    前記ステータス情報を転送することを特徴とする請求項
    2に記載の画像処理装置の制御方法。
  4. 【請求項4】前記確保工程は、 前記バスに設定された同期リソース管理機器にアクセス
    するアクセス工程と、 少なくとも一つの同期チャネルIDと所定帯域のバスバ
    ンドを取得する取得工程と、 を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置
    の制御方法。
  5. 【請求項5】データをブロードキャストできるバスを介
    して他の機器と接続された画像処理装置であって、 該画像処理装置のステータス情報の要求コマンドを前記
    機器から獲得する獲得手段と、 前記ステータス情報をブロードキャストするためのバス
    上のチャネルIDを確保する確保手段と、 前記確保手段で確保したチャネルIDを用いて前記ステ
    ータス情報をブロードキャストするデータ通信手段と、 前記獲得手段で獲得した要求コマンドの発信元に対して
    前記チャネルIDを通知する通知手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記バスはIEEE1394シリアルバス
    であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】前記データ通信手段は、同期転送モードで
    前記ステータス情報を転送する手段であることを特徴と
    する請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記確保手段は、 前記バスに設定された同期リソース管理機器にアクセス
    するアクセス手段と、 少なくとも一つの同期チャネルIDと所定帯域のバスバ
    ンドを取得する取得手段と、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】データをブロードキャストできるバスを介
    して画像処理装置と他の機器とを接続した画像処理シス
    テムであって、 前記画像処理装置は、 該画像処理装置のステータス情報の要求コマンドを前記
    機器から獲得する獲得手段と、 前記ステータス情報をブロードキャストするためのバス
    上のチャネルIDを確保する確保手段と、 前記確保手段で確保したチャネルIDを用いて前記ステ
    ータス情報をブロードキャストするデータ通信手段と、 前記獲得手段で獲得した要求コマンドの発信元に対して
    前記チャネルIDを通知する通知手段と、 を有することを特徴とする画像処理システム。
  10. 【請求項10】データをブロードキャストできるバスを
    介して他の機器と接続された画像処理装置の制御プログ
    ラムを格納したコンピュータ可読メモリであって、 前記制御プログラムは、 該画像処理装置のステータス情報の要求コマンドを前記
    機器から獲得する獲得工程のプログラムコードと、 前記ステータス情報をブロードキャストするためのバス
    上のチャネルIDを確保する確保工程のプログラムコー
    ドと、 前記確保工程で確保したチャネルIDを用いて前記ステ
    ータス情報をブロードキャストするデータ通信工程のプ
    ログラムコードと、 前記獲得工程で獲得した要求コマンドの発信元に対して
    前記チャネルIDを通知する通知工程のプログラムコー
    ドと、 を含むことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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