JP2006189608A - 表示装置およびその検査方法、ならびにその表示装置の検査システム - Google Patents

表示装置およびその検査方法、ならびにその表示装置の検査システム Download PDF

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Abstract

【課題】画素欠陥検査についてコストの上昇を抑制しつつ良好な検査精度を得ることができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】ソースドライバ300内に、画素形成部に含まれる画素容量を充電するためにアナログバッファBFから出力される駆動用映像信号の電圧と画素容量に蓄積された電荷の読み出しによって検出される電圧との差異電圧を出力する差異電圧出力バッファCMPを備える。また、切替スイッチSA1〜SAnによって、駆動用映像信号の伝達先を映像信号線SL1〜SLnと差異電圧出力バッファCMPとの間で切り替える。画素欠陥検査の際には、まず、表示部内のすべての画素形成部に含まれる画素容量を順次に充電する。充電終了後、表示部内のすべての画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷を順次に読み出し、上述の差異電圧に基づいて、画素欠陥の有無を判別する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に関し、更に詳しくは表示装置の画素欠陥の検査のための回路および表示装置の画素欠陥の検査方法に関する。
近年、CGシリコン液晶(Continuous Grain Silicon Liquid Crystal:連続粒界結晶シリコン液晶)パネルを採用する液晶表示装置が開発されている。CGシリコン液晶パネルとは、スイッチング素子としてCGシリコン膜で形成されたTFT(Thin Film Transistor)を採用する液晶パネルのことである。CGシリコンは、結晶境界面の配置が規則的で、原子レベルで連続的な構造となっている。このため、CGシリコンでは電子が高速に移動することができるので、駆動用の集積回路を液晶パネルの基板上に実装することができる。これにより、必要な部品数の削減によるコストの低減や装置の小型化が進んでいる。
このような液晶表示装置の製造工程において、不良品の発生を完全に除去することは現実的なことではない。このため、個々の液晶表示装置の製造後、それらを製品として出荷するまでに、正常に動作するか否かを確認するために様々な検査が行われている。このような検査のうち、液晶パネル内の画素TFTの欠陥(以下、画素TFTの欠陥のことを「画素欠陥」という。)を調べる検査においては、従来より検査者の目視により画素欠陥の有無の確認が行われている。例えば、液晶パネルに検査用のテスト信号を入力すると、画素欠陥の存する部分は輝点となる。検査者は、この輝点の有無を目視によって確認し、これにより液晶パネルが良品であるか不良品であるかを判別していた。
しかし、上述のようにして検査が行われた場合には、検査者の作業経験等によって検査精度に相違が生じる。このため、検査終了後の製品の信頼性は充分なものとは言えない。そこで、画素容量を一旦充電させた後、画素容量に蓄積された電荷を読み出し、その読み出しによって検出される電圧(以下、便宜上「検出電荷電圧」という。)により定量的に画素欠陥の有無を調べることができる液晶パネルが提案されている。なお、以下、画素欠陥の有無を調べる検査のことを「画素欠陥検査」という。
特開平5−5866号公報 特開平9−15645号公報
しかしながら、上述した液晶パネルにおいても、以下の理由により、画素欠陥検査についての検査結果の精度は充分なものではない。液晶パネルの画素欠陥検査の際、各映像信号線にはアナログバッファによって増幅されたテスト信号が印加される。ところが、それらアナログバッファには特性のばらつきがあるため、ソースドライバ毎にアナログバッファによるテスト信号の増幅率が異なるものとなっている。従って、ソースドライバ毎に、映像信号線に印加されるテスト信号の電圧が異なるものとなっている。その結果、検出電荷電圧についても、ソースドライバ毎に異なるものとなっている。ところが、上述した液晶パネルの画素欠陥検査に際しては、このようなアナログバッファの特性のばらつきは考慮されておらず、上述の検出電荷電圧と予め定められた基準電圧とを比較することにより画素欠陥の有無の判別が行われている。従って、高い精度の検査結果は得られておらず、検査精度の向上が望まれている。
そこで、本発明では、画素欠陥検査についてコストの上昇を抑制しつつ良好な検査精度を得ることができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、増幅手段によって増幅された信号の電圧を画素値として保持するための画素容量をそれぞれ含む複数の画素形成部からなる表示部を備え、当該表示部における画素欠陥を検出するための欠陥検出手段を有する表示装置であって、
前記欠陥検出手段は、各画素形成部内の画素容量に保持されている電圧を検出し、当該検出された電圧である検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧とを比較することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
前記表示部は、
前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
前記欠陥検出手段は、
第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する1個の比較器と、
各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を前記第2の入力端子に接続する接続回路と
を含むことを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、
前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、
前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
前記表示部は、
前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
前記欠陥検出手段は、
第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
を含むことを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、
前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明において、
前記表示部は、
前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
前記増幅手段は、前記複数の映像信号線と1対1で対応するように複数個設けられ、
前記欠陥検出手段は、
第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、当該映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように当該映像信号線に対応する増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
を含むことを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、
前記接続回路は、前記複数の映像信号線と1対1で対応し、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、複数の切替手段を含み、
各切替手段は、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、当該対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする。
第8の発明は、第1から第7の発明において、
前記欠陥検出手段は、前記検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧との差を示す差異電圧を出力することを特徴とする。
第9の発明は、第8の発明において、
外部の欠陥判別手段により所定の判別処理が行われるように、前記差異電圧を外部に出力することを特徴とする。
第10の発明は、第8の発明において、
前記差異電圧に基づく画像を表示する差異表示部を更に備えることを特徴とする。
第11の発明は、第1から第10の発明において、
前記表示部にドライバモノリシック型液晶パネルが採用されていることを特徴とする。
第12の発明は、増幅手段によって増幅された信号の電圧を画素値として保持するための画素容量をそれぞれ含む複数の画素形成部からなる表示部を備え当該表示部における画素欠陥を検出するための欠陥検出手段を有する表示装置と、前記欠陥検出手段からの出力に基づいて前記表示部における画素欠陥の有無を判別する欠陥判別手段とからなる、表示装置の検査システムであって、
前記欠陥検出手段は、各画素形成部内の画素容量に保持されている電圧を検出し、当該検出された電圧である検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧とを比較することを特徴とする。
第13の発明は、第12の発明において、
前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
前記表示部は、
前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
前記欠陥検出手段は、
第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する1個の比較器と、
各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を前記第2の入力端子に接続する接続回路と
を含むことを特徴とする。
第14の発明は、第13の発明において、
前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする。
第15の発明は、第12の発明において、
前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
前記表示部は、
前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
前記欠陥検出手段は、
第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
を含むことを特徴とする。
第16の発明は、第15の発明において、
前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする。
第17の発明は、第12の発明において、
前記表示部は、
前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
前記増幅手段は、前記複数の映像信号線と1対1で対応するように複数個設けられ、
前記欠陥検出手段は、
第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、当該映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように当該映像信号線に対応する増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
を含むことを特徴とする。
第18の発明は、第17の発明において、
前記接続回路は、前記複数の映像信号線と1対1で対応し、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、複数の切替手段を含み、
各切替手段は、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、当該対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする。
第19の発明は、第12から第18の発明において、
前記表示部にドライバモノリシック型液晶パネルが採用されていることを特徴とする。
第20の発明は、増幅手段によって増幅された信号の電圧を画素値として保持するための画素容量をそれぞれ含む複数の画素形成部からなる表示部を備える表示装置の検査方法であって、
各画素形成部内の画素容量に保持されている電圧を検出し、当該検出された電圧である検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧とを比較する欠陥検出ステップを含むことを特徴とする。
第21の発明は、第20の発明において、
前記欠陥検出ステップでは、前記検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧との差を示す差異電圧が出力されることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、検査中の表示装置の画素形成部に含まれる画素容量を充電するために増幅手段から出力された映像信号の電圧と、画素容量に保持されている電圧(検出電荷電圧)とが比較される。このため、検出電荷電圧との比較対象となる電圧が検査中の表示装置の増幅手段に応じたものとなる。これにより、増幅手段毎の特性のばらつきの影響を受けることなく、各画素形成部について、画素容量の充電に供された映像信号の電圧と画素容量に保持されている電圧とが比較される。その結果、各画素形成部についての画素欠陥の有無の検査を精度良く行うことができる。
上記第2の発明によれば、2個の入力端子にそれぞれ与えられる2個の電圧を比較する比較器が設けられ、各画素形成部に含まれる画素容量に保持されている電圧を検出すべき期間には、当該画素形成部と接続している映像信号線と、当該画素形成部に含まれる画素容量の充電に供された電圧を出力した増幅手段とが、その比較器の2個の入力端子にそれぞれ接続される。これにより、第1の発明と同様、増幅手段毎の特性のばらつきの影響を受けることなく、各画素形成部について画素容量の充電に供された映像信号の電圧と画素容量に保持されている電圧とが比較され、画素欠陥の有無の検査を精度良く行うことができる。また、増幅手段は1個のみ設けられているので、駆動回路の外部に増幅手段がある場合にも効果良く適用することができる。
上記第3の発明によれば、各画素形成部に含まれる画素容量が充電されるべき期間であるか画素容量に保持されている電圧を検出すべき期間であるかによって、増幅手段から出力される映像信号の伝達先が、映像信号線と比較器との間で切り替えられる。このため、効果良く、同一の増幅手段によって増幅された映像信号を画素容量の充電もしくは比較器による比較のために供することができる。
上記第4の発明によれば、2個の入力端子にそれぞれ与えられる2個の電圧を比較する比較器が各映像信号線に対応して設けられ、各画素形成部に含まれる画素容量に保持されている電圧を検出すべき期間には、当該画素形成部と接続している映像信号線と、当該画素形成部に含まれる画素容量の充電に供された電圧を出力した増幅手段とが、当該画素形成部と接続している映像信号線に対応する比較器の2個の入力端子にそれぞれ接続される。これにより、第1の発明と同様、増幅手段毎の特性のばらつきの影響を受けることなく、各画素形成部について画素容量の充電に供された映像信号の電圧と画素容量に保持されている電圧とが比較され、画素欠陥の有無の検査を精度良く行うことができる。また、増幅手段は1個のみ設けられているので、駆動回路の外部に増幅手段がある場合にも効果良く適用することができ、比較器は各映像信号線に対応して設けられているので、点順次駆動のみならず線順次駆動が採用されている表示装置にも適用することができる。
上記第5の発明によれば、各画素形成部に含まれる画素容量が充電されるべき期間であるか画素容量に保持されている電圧を検出すべき期間であるかによって、増幅手段から出力される映像信号の伝達先が、映像信号線と比較器との間で切り替えられる。このため、効果良く、同一の増幅手段によって増幅された映像信号を画素容量の充電もしくは比較器による比較のために供することができる。
上記第6の発明によれば、2個の入力端子にそれぞれ与えられる2個の電圧を比較する比較器と各画素形成部に含まれる画素容量の充電のための電圧を増幅する増幅手段とが各映像信号線に対応して設けられ、各画素形成部に含まれる画素容量に保持されている電圧を検出すべき期間には、当該画素形成部と接続している映像信号線と、当該画素形成部に含まれる画素容量の充電に供された電圧を出力した増幅手段とが、当該画素形成部と接続している映像信号線に対応する比較器の2個の入力端子にそれぞれ接続される。これにより、第1の発明と同様、増幅手段毎の特性のばらつきの影響を受けることなく、各画素形成部について画素容量の充電に供された映像信号の電圧と画素容量に保持されている電圧とが比較され、画素欠陥の有無の検査を精度良く行うことができる。また、比較器と増幅手段とは各映像信号線に対応して設けられているので、点順次駆動のみならず線順次駆動が採用されている表示装置にも効果良く適用することができる。
上記第7の発明によれば、各画素形成部に含まれる画素容量が充電されるべき期間であるか画素容量に保持されている電圧を検出すべき期間であるかによって、増幅手段から出力される映像信号の伝達先が、映像信号線と比較器との間で切り替えられる。このため、効果良く、同一の増幅手段によって増幅された映像信号を画素容量の充電もしくは比較器による比較のために供することができる。
上記第8の発明によれば、各画素形成部について、画素容量の充電に供された映像信号の電圧と画素容量に保持されている電圧との差を示す差異電圧が比較器から出力される。また、第1の発明と同様、差異電圧は増幅手段毎の特性のばらつきの影響を受けることがない。このため、精度良く検出される差異電圧に基づいて、各画素形成部についての画素欠陥の有無を判別することができる。
上記第9の発明によれば、画素容量の充電に供された映像信号の電圧と画素容量に保持されている電圧との差を示す差異電圧に基づき、外部において、所定の判別処理によって、各画素形成部についての画素欠陥の有無の判別が行われる。このため、画素欠陥の有無について定量的な判別が可能となり、検査の精度が大幅に向上する。
上記第10の発明によれば、画素容量の充電に供された映像信号の電圧と画素容量に保持されている電圧との差を示す差異電圧に基づく画像が差異表示部に表示される。これにより、精度良く行われた各画素形成部についての画素欠陥の検査についての結果を容易に確認することができる。
上記第11の発明によれば、画素欠陥の検査のための回路と表示部とを一体的に作製することができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
<1.第1の実施形態>
<1.1 全体の構成および動作>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るCGシリコン液晶パネルの全体構成を示すブロック図である。この液晶パネルは、表示部200と、ソースドライバ(映像信号線駆動回路)300と、ゲートドライバ(走査信号線駆動回路)400とを備えている。表示部200を構成する基板100上にソースドライバ300とゲートドライバ400とが形成されており、モノリシック型と呼ばれる構成となっている。表示部200の内部には、複数の走査信号線GL1〜GLmと複数の映像信号線SL1〜SLnとが互いに格子状に設けられており、その複数の走査信号線と映像信号線との交差点にそれぞれ対応して画素形成部が設けられている。走査信号線GL1〜GLmはゲートドライバ400と接続され、映像信号線SL1〜SLnはソースドライバ300と接続されている。各画素形成部は、スイッチ素子としてのTFT51と、TFT51と接続された画素電極52と、各画素形成部に共通的に設けられた共通電極53と、画素電極52と共通電極53との間に挟持された液晶層と、画素電極52と共通電極53とによって形成される液晶容量54と、液晶容量54に並列に形成される電荷保持容量(不図示)とからなる。液晶容量54と電荷保持容量とによって画素容量が構成され、画素容量には画素値を示す電圧が保持される。ソースドライバ300には、画素欠陥検査回路(欠陥検出手段)30と、シフトレジスタ31と、外部から入力されるテスト用アナログビデオ信号(外部入力信号)AVを増幅するためのアナログバッファ(増幅手段)BFと、テスト用アナログビデオ信号AVの増幅後の信号(以下、「駆動用映像信号」という)の各映像信号線SL1〜SLnへの印加を制御するための駆動用映像信号制御スイッチSW1〜SWnとが含まれている。なお、画素欠陥検査回路30の詳細な構成については後述する。
ソースドライバ300には、テスト用アナログビデオ信号AVと、表示部200に画像を表示するタイミングを制御するためのソーススタートパルス信号SSPおよびソースクロック信号SCKと、画素欠陥検査回路30の動作を制御するための画素欠陥検査回路制御信号SGとが外部から入力される。これらの信号のうちシフトレジスタ31には、ソーススタートパルス信号SSPとソースクロック信号SCKとが入力される。そして、ソースクロック信号SCKのパルスの立ち上がりに応じて、ソーススタートパルス信号SSPが順次に後段にシフトされる。これにより、サンプリングパルスSM1〜SMnがシフトレジスタ31から順次に出力される。これらサンプリングパルスSM1〜SMnは、画素欠陥検査回路30に入力される。また、外部から入力されたテスト用アナログビデオ信号AVは、アナログバッファBFによって増幅され、駆動用映像信号として画素欠陥検査回路30に入力される。画素欠陥検査回路30は、駆動用映像信号、サンプリングパルスSM1〜SMn、および画素欠陥検査回路制御信号SGとを受け取り、その受け取ったサンプリングパルスSM1〜SMnを出力するとともに、各画素形成部に含まれる画素容量を充電すべき期間には、駆動用映像信号を出力し、各画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷を読み出すべき期間には、駆動用映像信号の電圧と画素容量の電荷の読み出しによって検出される電圧(検出電荷電圧)との差を示す差異電圧VSを出力する。駆動用映像信号制御スイッチSW1〜SWnは、画素欠陥検査回路30からサンプリングパルスSM1〜SMnが出力されている期間中、オン状態となる。そして、その駆動用映像信号制御スイッチSW1〜SWnのオン/オフ状態に基づき、画素欠陥検査回路30から出力される駆動用映像信号が各映像信号線SL1〜SLnに印加される。ゲートドライバ400には、表示部200に画像を表示するタイミングを制御するためのゲートスタートパルス信号GSPおよびゲートクロック信号GCKが外部から入力される。それらの信号に基づき、ゲートドライバ400は、各走査信号線GL1〜GLmを1水平走査期間ずつ順次に選択するために、アクティブな走査信号(本実施形態においては、論理レベルがハイレベルであるものとする)の各走査信号線への印加を1垂直走査期間を周期として繰り返す。以上のようにして、映像信号線SL1〜SLnに駆動用映像信号が印加され、走査信号線GL1〜GLmに走査信号が印加されることにより、テスト用アナログビデオ信号AVに基づく画像が表示部200に表示される。
また、この液晶パネルの外部には、各画素形成部についての画素欠陥の有無を判定する画素欠陥判定部(欠陥判別手段)600が設けられている。画素欠陥判定部600は、A/D変換器61とデジタル処理装置62とによって構成されている。A/D変換器61は、画素欠陥検査回路30から出力されたアナログ信号である差異電圧VSを受け取り、デジタル信号に変換する。デジタル処理装置62は、デジタル信号に変換された差異電圧VSを受け取り、所定のプログラムに基づいて画素欠陥の有無の判別を行い、その結果を例えば画面表示する。
<1.2 画素欠陥検査回路の構成および動作>
図2は、本実施形態において、ソースドライバ300内の画素欠陥検査回路30の詳細な構成を示す回路図である。なお、図2には、1列目および2列目の映像信号線SL1、SL2に対応する部分のみを示している。画素欠陥検査回路30は、差異電圧出力バッファ(比較器)CMPと、映像信号線SL1〜SLnそれぞれに対応する、論理積ゲートAND1〜ANDnと、第1の切替スイッチ(切替手段)SA1〜SAnと、第2の切替スイッチSB1〜SBnとを備えている。なお、論理積ゲートAND1〜ANDnと、第1の切替スイッチSA1〜SAnと、第2の切替スイッチSB1〜SBnとによって、接続回路が実現されている。
論理積ゲートAND1〜ANDnは、シフトレジスタ31から出力されるサンプリングパルスSM1〜SMnと画素欠陥検査回路制御信号SGとに基づいて切替スイッチ制御信号SK1〜SKnを出力する。ここで、論理積ゲートは、複数の入力信号の論理積を示す信号を出力する。本実施形態においては、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルがハイレベルであって論理積ゲートAND1〜ANDnがシフトレジスタ31からサンプリングパルスSM1〜SMnを受け取っている期間中のみ、論理積ゲートAND1〜ANDnから出力される切替スイッチ制御信号SK1〜SKnの論理レベルがハイレベルになる。差異電圧出力バッファCMPは、2個の入力端子にそれぞれ与えられる2個の入力信号の電圧の電圧差を算出し、その電圧差を増幅して差異電圧VSとして出力端子から出力する。
図3は、本実施形態において、i列目(1≦i≦n)の映像信号線SLiに対応して設けられている第1の切替スイッチSAiと第2の切替スイッチSBiの動作を説明するための回路図である。論理積ゲートANDiから出力される切替スイッチ制御信号SKiの論理レベルがローレベルの時には、図3(a)に示すように、アナログバッファBFと映像信号線SLiとが接続される。一方、切替スイッチ制御信号SKiの論理レベルがハイレベルの時には、図3(b)に示すように、差異電圧出力バッファCMPの一方の入力端子(第2の入力端子)とアナログバッファBFとが接続され、差異電圧出力バッファCMPの他方の入力端子(第1の入力端子)と映像信号線SLとが接続される。なお、サンプリングパルスSM1〜SMnはシフトレジスタ31から順次に出力されるので、切替スイッチ制御信号SK1〜SKnのうち論理レベルがハイレベルになっているものは、いずれの期間においても多くとも1個である。従って、2個以上の第1の切替スイッチによって出力バッファBFと差異電圧出力バッファCMPとが同時に接続されることはなく、2本以上の映像信号線と差異電圧出力バッファCMPとが同時に接続されることもない。
<1.3 液晶パネルの検査時の動作>
次に、図4から図9を参照しつつ、この液晶パネルの画素欠陥検査の際の動作について説明する。画素欠陥検査の際には、まず、液晶パネルの表示部200内の全ての画素形成部の画素容量の充電が順次に行われる。全ての画素容量の充電が終了すると、各画素容量に蓄積された電荷の読み出しが順次に行われる。そして、それら電荷の読み出しによって検出される検出電荷電圧に基づいて画素欠陥の有無の判別が行われる。このように、本実施形態において画素欠陥検査が行われている期間中には、表示部200内の各画素形成部の画素容量を順次に充電する充電期間とそれら各画素形成部の画素容量に蓄積された電荷を順次に読み出す電荷読み出し期間とがある。
図4は、本実施形態において、ゲートドライバ400から出力される走査信号G1〜Gmと外部から入力される画素欠陥検査回路制御信号SGの信号波形図である。上述のとおり、画素欠陥検査が行われている期間中には、充電期間と電荷読み出し期間とがある。まず、充電期間において、走査信号G1〜Gmの論理レベルが1水平走査期間ずつ順次にハイレベルとなる。画素欠陥検査回路制御信号SGについては、充電期間中には、その論理レベルはローレベルで維持される。充電期間終了後、電荷読み出し期間となり、再度、走査信号G1〜Gmの論理レベルが1水平走査期間ずつ順次にハイレベルとなる。画素欠陥検査回路制御信号SGについては、電荷読み出し期間中には、その論理レベルはハイレベルで維持される。
図5は、本実施形態において、画素欠陥検査が行われている期間中の液晶パネルの動作を説明するための信号波形図である。なお、V(P11)は、1行目の走査信号線GL1と1列目の映像信号線SL1との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量に保持される電圧の波形を示している。V(P12)は、1行目の走査信号線GL1と2列目の映像信号線SL2との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量に保持される電圧の波形を示している。
図6は、図5において符号T11で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM1が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはローレベルであるので、論理積ゲートAND1から出力される切替スイッチ制御信号SK1の論理レベルはローレベルとなる。このため、アナログバッファBFと映像信号線SL1とが接続される。また、サンプリングパルスSM1によって駆動用映像信号制御スイッチSW1はオン状態となるので、アナログバッファBFから出力された駆動用映像信号が表示部200内の映像信号線SL1に印加され、映像信号線SL1が充電される。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL1との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量が充電される。また、この期間中、駆動用映像信号制御スイッチSW2〜SWnはオフ状態となっているので、2列目からn列目までの映像信号線SL2〜SLnには駆動用映像信号は印加されない。
図7は、図5において符号T12で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM2が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはローレベルであるので、論理積ゲートAND2から出力される切替スイッチ制御信号SK2の論理レベルはローレベルとなる。このため、アナログバッファBFと映像信号線SL2とが接続される。また、サンプリングパルスSM2によって駆動用映像信号制御スイッチSW2はオン状態となるので、アナログバッファBFから出力された駆動用映像信号が表示部200内の映像信号線SL2に印加され、映像信号線SL2が充電される。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL2との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量が充電される。また、この期間中、駆動用映像信号制御スイッチSW1、SW3〜SWnはオフ状態となっているので、1列目および3列目からn列目までの映像信号線SL1、SL3〜SLnには駆動用映像信号は印加されない。
以上のようにして、1列目からn列目までの映像信号線SL1〜SLnが順次に充電され、論理レベルがハイレベルの走査信号が供給されている1行目の走査信号線GL1と1列目からn列目までの映像信号線SL1〜SLnとの交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量が順次に充電される。さらに、図4に示したように走査信号G1〜Gmが1水平走査期間ずつ順次にアクティブになることによって、全ての画素形成部に含まれる画素容量が順次に充電される。
充電期間が終了すると、電荷読み出し期間に移行する。図8は、図5において符号T21で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM1が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはハイレベルであるので、論理積ゲートAND1から出力される切替スイッチ制御信号SK1の論理レベルはハイレベルとなる。このため、差異電圧出力バッファCMPの一方の入力端子とアナログバッファBFとが第1の切替スイッチSA1によって接続され、差異電圧出力バッファCMPの他方の入力端子と映像信号線SL1とが第2の切替スイッチSB1によって接続される。また、サンプリングパルスSM1によって駆動用映像信号制御スイッチSW1はオン状態となる。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL1との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される。これにより、差異電圧出力バッファCMPの一方の入力端子にはアナログバッファBFから出力される駆動用映像信号が入力され、他方の入力端子には電荷の読み出しによる検出電荷電圧が入力される。その結果、差異電圧出力バッファCMPの出力端子からは、駆動用映像信号の電圧と、走査信号線GL1と映像信号線SL1との交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷の読み出しによる検出電荷電圧との差を示す差異電圧VSが出力される。
図9は、図5において符号T22で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM2が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはハイレベルであるので、論理積ゲートAND2から出力される切替スイッチ制御信号SK2の論理レベルはハイレベルとなる。このため、差異電圧出力バッファCMPの一方の入力端子とアナログバッファBFとが第1の切替スイッチSA2によって接続され、差異電圧出力バッファCMPの他方の入力端子と映像信号線SL2とが第2の切替スイッチSB2によって接続される。また、サンプリングパルスSM2によって駆動用映像信号制御スイッチSW2はオン状態となる。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL2との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される。これにより、差異電圧出力バッファCMPの一方の入力端子にはアナログバッファBFから出力される駆動用映像信号が入力され、他方の入力端子には電荷の読み出しによる検出電荷電圧が入力される。その結果、差異電圧出力バッファCMPの出力端子からは、駆動用映像信号の電圧と、走査信号線GL1と映像信号線SL2との交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷の読み出しによる検出電荷電圧との差を示す差異電圧VSが出力される。
以上のようにして、論理レベルがハイレベルの走査信号が供給されている1行目の走査信号線GL1と1列目からn列目までの映像信号線SL1〜SLnとの交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷が順次に読み出される。そして、それらの検出電荷電圧とアナログバッファBFから出力される駆動用映像信号の電圧との差異電圧VSに基づいて、1行目の走査信号線GL1に対応して設けられている画素形成部についての画素欠陥の有無の判別が画素欠陥判定部600において順次に行われる。さらに、走査信号G1〜Gmが1水平走査期間ずつ順次にアクティブになることによって、表示部200内の全ての画素形成部についての画素欠陥の有無の判別が順次に行われる。
<1.4 効果>
以上説明したように、本実施形態によると、表示部200内の画素形成部に含まれる画素容量を充電するための駆動用映像信号の電圧と画素容量に蓄積された電荷の読み出しによって検出される検出電荷電圧との差を示す差異電圧VSが生成され、その差異電圧VSに基づいて、各画素形成部についての画素欠陥の有無が液晶パネル外部に設けられた画素欠陥判定部600において判別される。また、各画素形成部について、画素容量の充電に供された駆動用映像信号と検出電荷電圧の比較対象となった駆動用映像信号とは、同一のアナログバッファによって増幅されている。このため、アナログバッファの特性のばらつきの影響を受けることなく、各画素形成部について、画素容量の充電に供された電圧と検出電荷電圧との差異電圧VSが検出される。また、画素欠陥判定部600においては、画素欠陥の有無について差異電圧VSに基づく定量的な判別が行われる。これにより、目視による確認に比して大幅に検査精度が高くなり、検査結果に対する信頼性が大幅に向上する。また、CGシリコン液晶パネルを採用することにより、画素欠陥の検査のための回路(上述の画素欠陥検査回路)をパネル内に作製することができるので、検査装置作製のためのコスト上昇を大幅に抑制することができる。
<2.第2の実施形態>
<2.1 全体の構成>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係る液晶パネルの全体構成を示すブロック図である。本実施形態においては、図1に示す上記第1の実施形態の構成とは異なり、映像信号線SL1〜SLnそれぞれに対応してアナログバッファ(増幅手段)BF1〜BFnが設けられている。また、駆動用映像信号制御スイッチSW1〜SWnは、それぞれアナログバッファBF1〜BFnと画素欠陥検査回路30との間に設けられている。さらに、各画素形成部についての画素欠陥の有無を判別するための処理は液晶パネル内部で行われる。それ以外の構成については、図1に示す上記第1の実施形態と同様であるので、同一の構成要素については同一の参照符号を付し、詳しい説明は省略する。
<2.2 画素欠陥検査回路の構成および動作>
図11は、本実施形態において、ソースドライバ300内の画素欠陥検査回路30の詳細な構成を示す回路図である。なお、図11には、1列目および2列目の映像信号線SL1、SL2に対応する部分のみを示している。画素欠陥検査回路(欠陥検出手段)30は、映像信号線SL1〜SLnそれぞれに対応して、差異電圧出力バッファ(比較器)CMP1〜CMPnと、論理積ゲートAND1〜ANDnと、第1の切替スイッチ(切替手段)SA1〜SAnと、第2の切替スイッチSB1〜SBnと、画素欠陥検査の結果を表示するための画素形成部(以下、「検査結果表示用画素形成部」という。)GA1〜GAnとを備えている。検査結果表示用画素形成部GA1〜GAnには、TFTと画素容量とが含まれている。なお、論理積ゲートAND1〜ANDnと、第1の切替スイッチSA1〜SAnと、第2の切替スイッチSB1〜SBnとによって、接続回路が実現されている。
論理積ゲートAND1〜ANDnは、第1の実施形態と同様、シフトレジスタ31から出力されるサンプリングパルスSM1〜SMnと画素欠陥検査回路制御信号SGとに基づいて切替スイッチ制御信号SK1〜SKnを出力する。差異電圧出力バッファCMP1〜CMPnは、2個の入力端子にそれぞれ与えられる2個の入力信号の電圧の電圧差を算出し、その電圧差を増幅して差異電圧として出力端子から出力する。検査結果表示用画素形成部GA1〜GAnのTFTは、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルがハイレベルの時にオン状態となる。このため、検査結果表示用画素形成部GA1〜GAnの画素容量は、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルがハイレベルの時に差異電圧出力バッファCMP1〜CMPnから出力されている差異電圧に基づいて充電される。
図12は、本実施形態において、i列目(1≦i≦n)の映像信号線SLiに対応して設けられている第1の切替スイッチSAiと第2の切替スイッチSBiの動作を説明するための回路図である。なお、駆動用映像信号制御スイッチSWiはオン状態になっているものとする。論理積ゲートANDiから出力される切替スイッチ制御信号SKiの論理レベルがローレベルの時には、図12(a)に示すように、アナログバッファBFiと映像信号線SLiとが接続され、差異電圧出力バッファCMPiの2個の入力端子はオープン状態となる。一方、切替スイッチ制御信号SKiの論理レベルがハイレベルの時には、図12(b)に示すように、差異電圧出力バッファCMPiの一方の入力端子(第2の入力端子)とアナログバッファBFiとが接続され、差異電圧出力バッファCMPiの他方の入力端子(第1の入力端子)と映像信号線SLiとが接続される。
<2.3 液晶パネルの検査時の動作>
次に、図13から図17を参照しつつ、この液晶パネルの画素欠陥検査の際の動作について説明する。図13は、本実施形態において、画素欠陥検査が行われている期間中の液晶パネルの動作を説明するための信号波形図である。本実施形態においても、第1の実施形態と同様、表示部200内の各画素形成部の画素容量を順次に充電する充電期間とそれら各画素形成部の画素容量に蓄積された電荷を順次に読み出す電荷読み出し期間とがある。なお、V(GA1)は、1列目の映像信号線SL1に対応して設けられた検査結果表示用画素形成部GA1の画素容量に保持される電圧の波形を示している。V(GA2)は、2列目の映像信号線SL2に対応して設けられた検査結果表示用画素形成部GA2の画素容量に保持される電圧の波形を示している。
図14は、図13において符号T11で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM1が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはローレベルであるので、論理積ゲートAND1から出力される切替スイッチ制御信号SK1の論理レベルはローレベルとなる。また、サンプリングパルスSM1によって駆動用映像信号制御スイッチSW1はオン状態となる。このため、アナログバッファBF1と映像信号線SL1とが接続される。これにより、テスト用アナログビデオ信号AVはアナログバッファBF1によって増幅され、アナログバッファBF1から出力された駆動用映像信号が映像信号線SL1に印加される。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL1との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量が充電される。また、この期間中、駆動用映像信号制御スイッチSW2〜SWnはオフ状態となっているので、2列目からn列目までの映像信号線SL2〜SLnには駆動用映像信号は印加されない。
図15は、図13において符号T12で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM2が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはローレベルであるので、論理積ゲートAND2から出力される切替スイッチ制御信号SK2の論理レベルはローレベルとなる。また、サンプリングパルスSM2によって駆動用映像信号制御スイッチSW2はオン状態となる。このため、アナログバッファBF2と映像信号線SL2とが接続される。これにより、テスト用アナログビデオ信号AVはアナログバッファBF2によって増幅され、アナログバッファBF2から出力された駆動用映像信号が映像信号線SL2に印加される。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL2との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量が充電される。また、この期間中、駆動用映像信号制御スイッチSW1、SW3〜SWnはオフ状態となっているので、1列目および3列目からn列目までの映像信号線SL1、SL3〜SLnには駆動用映像信号は印加されない。
以上のようにして、1列目からn列目までの映像信号線SL1〜SLnが順次に充電され、論理レベルがハイレベルの走査信号が供給されている1行目の走査信号線GL1と1列目からn列目までの映像信号線SL1〜SLnとの交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量が順次に充電される。さらに、第1の実施形態と同様に走査信号G1〜Gmが1水平走査期間ずつ順次にアクティブになることによって、全ての画素形成部に含まれる画素容量が順次に充電される。
充電期間が終了すると、電荷読み出し期間に移行する。図16は、図13において符号T21で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM1が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはハイレベルであるので、論理積ゲートAND1から出力される切替スイッチ制御信号SK1の論理レベルはハイレベルとなる。また、サンプリングパルスSM1によって駆動用映像信号制御スイッチSW1はオン状態となる。このため、差異電圧出力バッファCMP1の一方の入力端子とアナログバッファBF1とが接続され、差異電圧出力バッファCMP1の他方の入力端子と映像信号線SL1とが接続される。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL1との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される。これにより、差異電圧出力バッファCMP1の一方の入力端子にはアナログバッファBF1から出力される駆動用映像信号が入力され、他方の入力端子には電荷の読み出しによる検出電荷電圧が入力される。その結果、差異電圧出力バッファCMP1の出力端子からは、アナログバッファBF1から出力された駆動用映像信号の電圧と、走査信号線GL1と映像信号線SL1との交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷の読み出しによる検出電荷電圧との差を示す差異電圧が出力される。また、上述のとおり画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはハイレベルになっているので、差異電圧出力バッファCMP1の出力端子と接続されている検査結果表示用画素形成部GA1のTFTはオン状態となり、差異電圧に基づいて検査検査結果表示用画素形成部GA1の画素容量が充電される。
図17は、図13において符号T22で示す期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。この期間中には、シフトレジスタ31からサンプリングパルスSM2が出力され、画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはハイレベルであるので、論理積ゲートAND2から出力される切替スイッチ制御信号SK2の論理レベルはハイレベルとなる。また、サンプリングパルスSM2によって駆動用映像信号制御スイッチSW2はオン状態となる。このため、差異電圧出力バッファCMP2の一方の入力端子とアナログバッファBF2とが接続され、差異電圧出力バッファCMP2の他方の入力端子と映像信号線SL2とが接続される。この時、走査信号線GL1に供給される走査信号G1の論理レベルがハイレベルになっているので、走査信号線GL1と映像信号線SL2との交差点に対応して設けられた画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される。これにより、差異電圧出力バッファCMP2の一方の入力端子にはアナログバッファBF2から出力される駆動用映像信号が入力され、他方の入力端子には電荷の読み出しによる検出電荷電圧が入力される。その結果、差異電圧出力バッファCMP2の出力端子からは、アナログバッファBF2から出力された駆動用映像信号の電圧と、走査信号線GL1と映像信号線SL2との交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷の読み出しによる検出電荷電圧との差を示す差異電圧が出力される。また、上述のとおり画素欠陥検査回路制御信号SGの論理レベルはハイレベルになっているので、差異電圧出力バッファCMP2の出力端子と接続されている検査結果表示用画素形成部GA2のTFTはオン状態となり、差異電圧に基づいて検査検査結果表示用画素形成部GA2の画素容量が充電される。
以上のようにして、論理レベルがハイレベルの走査信号が供給されている1行目の走査信号線GL1と1列目からn列目までの映像信号線SL1〜SLnとの交差点に対応して設けられた画素形成部に含まれる画素容量に蓄積された電荷が順次に読み出される。そして、それらの検出電荷電圧とアナログバッファBF1〜BFnから出力される駆動用映像信号の電圧との差異電圧に基づいて、検査結果表示用画素形成部GA1〜GAnの画素容量が順次に充電される。
図18は、画素欠陥検査の結果の画面への表示について説明するためのブロック図である。本実施形態においては、図18(a)に示すように、通常の表示部200とは別に画素欠陥検査の結果を表示するための領域(以下、「検査結果表示部」という。)500が設けられている。この検査結果表示部(差異表示部)500には、検査結果表示用画素形成部GA1〜GAnの画素容量に保持される電圧に応じた濃淡表示が行われる。より詳しくは、当該画素容量に保持される電圧が大きいほど白く表示され、当該画素容量に保持される電圧が小さいほど黒く表示される。
上述した動作により、まず、1行目の走査信号線と対応づけられる画素形成部についての画素欠陥検査の結果が検査結果表示部500の表示に反映される。さらに、図4に示すように走査信号G1〜Gmが1水平走査期間ずつ順次にアクティブになることによって、表示部200内の全ての画素形成部についての画素欠陥検査の結果が検査結果表示部500の表示に順次に反映される。
なお、図18(a)には検査結果表示部500が表示部200の上部に配置された例を示しているが、本発明はこれに限定されず、例えば図18(b)に示すように、検査結果表示部500は表示部200の下部に配置されても良い。
<2.4 効果>
以上説明したように、本実施形態によると、表示部200内の画素形成部に含まれる画素容量を充電するための駆動用映像信号の電圧と画素容量に蓄積された電荷の読み出しによって検出される検出電荷電圧との差を示す差異電圧が生成され、その差異電圧に基づいて検査結果表示用画素形成部GA1〜GAnの画素容量が充電される。また、各画素形成部について、画素容量の充電に供された駆動用映像信号と検出電荷電圧の比較対象となった駆動用映像信号とは、同一のアナログバッファによって増幅されている。このため、アナログバッファの特性のばらつきの影響を受けることなく、各画素形成部について、画素容量の充電に供された電圧と検出電荷電圧との差異電圧が検出される。これにより、画素欠陥検査の検査精度が高くなり、検査結果に対する信頼性が向上する。また、検査結果が液晶パネル内の検査結果表示部500の表示に反映されるので、精度良く行われた各画素形成部についての画素欠陥の検査についての結果を容易に確認することができる。
<3.変形例など>
上記第1の実施形態においては、画素欠陥判定部600はA/D変換器61とデジタル処理装置62とによって構成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図19(a)に示すように、画素欠陥判定部600を電圧測定器63と判定部64とからなる構成とし、電圧測定器63によって測定された差異電圧VSに基づいて、判定部64で画素欠陥の有無を判別するようにしても良い。また、図19(b)に示すように、画素欠陥判定部600を波形測定器65と判定部64とからなる構成とし、波形測定器65によって測定された差異電圧VSに基づいて、判定部64で画素欠陥の有無を判別するようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、映像信号線を駆動する方式として点順次駆動が採用されている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、線順次駆動が採用されている場合にも適用することができる。なお、線順次駆動に適用する場合には、差異電圧出力バッファを映像信号線毎に備える必要がある。
本発明の第1の実施形態に係る液晶パネルの全体構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、画素欠陥検査回路の詳細の構成を示す回路図である。 上記第1の実施形態において、第1の切替スイッチと第2の切替スイッチの動作を説明するための回路図である。 上記第1の実施形態における走査信号と画素欠陥検査回路制御信号の信号波形図である。 上記第1の実施形態において、画素欠陥検査が行われている期間中の液晶パネルの動作を説明するための信号波形図である。 上記第1の実施形態において、1列目の映像信号線が充電される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 上記第1の実施形態において、2列目の映像信号線が充電される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 上記第1の実施形態において、1列目の映像信号線と対応づけられている画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 上記第1の実施形態において、2列目の映像信号線と対応づけられている画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る液晶パネルの全体構成を示すブロック図である。 上記第2の実施形態において、画素欠陥検査回路の詳細の構成を示す回路図である。 上記第2の実施形態において、第1の切替スイッチと第2の切替スイッチの動作を説明するための回路図である。 上記第2の実施形態において、画素欠陥検査が行われている期間中の液晶パネルの動作を説明するための信号波形図である。 上記第2の実施形態において、1列目の映像信号線が充電される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 上記第2の実施形態において、2列目の映像信号線が充電される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 上記第2の実施形態において、1列目の映像信号線と対応づけられている画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 上記第2の実施形態において、2列目の映像信号線と対応づけられている画素形成部の画素容量に蓄積された電荷が読み出される期間の液晶パネルの動作を説明するための回路図である。 上記第2の実施形態において、画素欠陥検査の結果の画面への表示について説明するためのブロック図である。 上記第1の実施形態の変形例に係る画素欠陥判定部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
30…画素欠陥検査回路(欠陥検出手段)
200…表示部
300…ソースドライバ
400…ゲートドライバ
AV…テスト用アナログビデオ信号
BF、BF1〜BFn…アナログバッファ(増幅手段)
CMP、CMP1〜CMPn…差異電圧出力バッファ(比較器)
GL1〜GLn…走査信号線
SG…画素欠陥検査回路制御信号
SA1〜SAn…第1の切替スイッチ(切替手段)
SB1〜SBn…第2の切替スイッチ
SL1〜SLn…映像信号線
SW1〜SWn…駆動用映像信号制御スイッチ

Claims (21)

  1. 増幅手段によって増幅された信号の電圧を画素値として保持するための画素容量をそれぞれ含む複数の画素形成部からなる表示部を備え、当該表示部における画素欠陥を検出するための欠陥検出手段を有する表示装置であって、
    前記欠陥検出手段は、各画素形成部内の画素容量に保持されている電圧を検出し、当該検出された電圧である検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧とを比較することを特徴とする表示装置。
  2. 前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
    前記表示部は、
    前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
    前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
    前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
    各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
    前記欠陥検出手段は、
    第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する1個の比較器と、
    各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を前記第2の入力端子に接続する接続回路と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
    各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
    前記表示部は、
    前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
    前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
    前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
    各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
    前記欠陥検出手段は、
    第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
    各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
    各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記表示部は、
    前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
    前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
    前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
    各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
    前記増幅手段は、前記複数の映像信号線と1対1で対応するように複数個設けられ、
    前記欠陥検出手段は、
    第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
    各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、当該映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように当該映像信号線に対応する増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記接続回路は、前記複数の映像信号線と1対1で対応し、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、複数の切替手段を含み、
    各切替手段は、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、当該対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記欠陥検出手段は、前記検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧との差を示す差異電圧を出力することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 外部の欠陥判別手段により所定の判別処理が行われるように、前記差異電圧を外部に出力することを特徴とする、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記差異電圧に基づく画像を表示する差異表示部を更に備えることを特徴とする、請求項8に記載の表示装置。
  11. 前記表示部にドライバモノリシック型液晶パネルが採用されていることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載の表示装置。
  12. 増幅手段によって増幅された信号の電圧を画素値として保持するための画素容量をそれぞれ含む複数の画素形成部からなる表示部を備え当該表示部における画素欠陥を検出するための欠陥検出手段を有する表示装置と、前記欠陥検出手段からの出力に基づいて前記表示部における画素欠陥の有無を判別する欠陥判別手段とからなる、表示装置の検査システムであって、
    前記欠陥検出手段は、各画素形成部内の画素容量に保持されている電圧を検出し、当該検出された電圧である検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧とを比較することを特徴とする検査システム。
  13. 前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
    前記表示部は、
    前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
    前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
    前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
    各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
    前記欠陥検出手段は、
    第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する1個の比較器と、
    各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を前記第2の入力端子に接続する接続回路と
    を含むことを特徴とする、請求項12に記載の検査システム。
  14. 前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
    各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする、請求項13に記載の検査システム。
  15. 前記増幅手段は、1個のみ設けられ、
    前記表示部は、
    前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
    前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
    前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
    各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
    前記欠陥検出手段は、
    第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
    各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、前記増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように前記増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
    を含むことを特徴とする、請求項12に記載の検査システム。
  16. 前記接続回路は、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の切替手段を含み、
    各切替手段は、前記増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、前記増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする、請求項15に記載の検査システム。
  17. 前記表示部は、
    前記増幅手段によって増幅された信号を前記複数の画素形成部に伝達するための複数の映像信号線と、
    前記複数の映像信号線と交差し、選択的に駆動される複数の走査信号線とを含み、
    前記複数の画素形成部は、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置され、
    各画素形成部は、対応する交差点を通過する走査信号線が選択されているときに、対応する交差点を通過する映像信号線と当該画素形成部内の画素容量とを電気的に接続するスイッチング素子を含み、
    前記増幅手段は、前記複数の映像信号線と1対1で対応するように複数個設けられ、
    前記欠陥検出手段は、
    第1および第2の入力端子を有し、当該第1の入力端子に与えられる電圧と当該第2の入力端子に与えられる電圧とを比較する、前記複数の映像信号線と1対1で対応する複数の比較器と、
    各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該画素形成部に含まれる前記スイッチング素子によって当該画素形成部内の画素容量と電気的に接続されている映像信号線を当該映像信号線に対応する比較器の前記第1の入力端子に接続すると共に、当該映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号が当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように当該映像信号線に対応する増幅手段を当該映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に接続する接続回路と
    を含むことを特徴とする、請求項12に記載の検査システム。
  18. 前記接続回路は、前記複数の映像信号線と1対1で対応し、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を切り替える、複数の切替手段を含み、
    各切替手段は、対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の電圧を各画素形成部内の画素容量に保持させるときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に与えられ、各画素形成部内の画素容量に保持された電圧を検出するときには、当該増幅された信号が当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子に与えられるように、当該対応する映像信号線に対応する増幅手段によって増幅された信号の伝達先を当該対応する映像信号線と当該対応する映像信号線に対応する比較器の前記第2の入力端子との間で切り替えることを特徴とする、請求項17に記載の検査システム。
  19. 前記表示部にドライバモノリシック型液晶パネルが採用されていることを特徴とする、請求項12から18までのいずれか1項に記載の検査システム。
  20. 増幅手段によって増幅された信号の電圧を画素値として保持するための画素容量をそれぞれ含む複数の画素形成部からなる表示部を備える表示装置の検査方法であって、
    各画素形成部内の画素容量に保持されている電圧を検出し、当該検出された電圧である検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧とを比較する欠陥検出ステップを含むことを特徴とする、検査方法。
  21. 前記欠陥検出ステップでは、前記検出電荷電圧と前記増幅手段によって増幅された信号の電圧との差を示す差異電圧が出力されることを特徴とする、請求項20に記載の検査方法。
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