JP2006189352A - インピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置 - Google Patents

インピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 伝送線路の駆動能力が弱いDUTについても、低コストかつ簡易な構成で、その特性試験を可能とする。
【解決手段】 半導体試験装置1の入出力回路80における伝送線路70とDUT10との間にインピーダンス変換回路90を接続する。インピーダンス変換回路90は、抵抗(第一抵抗Rtp81−1,第二抵抗Rts81−2)と、この抵抗の一端からの電圧を所定倍し、この所定倍した電圧から抵抗の他端の電圧を減算し、この減算で得られた電圧を出力する2入力1出力のアナログ演算器(第一アナログ演算器82−1,第二アナログ演算器82−2)と、このアナログ演算器の出力信号を低インピーダンスで出力するバッファ(第一バッファ83−1,第二バッファ83−2)とで構成されており、DUT10の出力信号を低インピーダンスで出力し、伝送線路70を駆動可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被試験デバイス(DUT(Device Under Test))の特性試験を行う半導体試験装置、そのDUTとの間で信号の授受を行う入出力回路、この入出力回路に接続可能なインピーダンス変換回路に関し、特に、出力端子の駆動能力が弱いDUTの特性試験に好適な半導体試験装置、これに備えられる入出力回路及びインピーダンス変換回路に関する。
本発明を説明するに先立ち、従来の半導体試験装置の構成について、図12を参照して説明する。
DUT10を試験対象とする半導体試験装置100は、同図に示すように、主要な構成として、試験パターンや期待値パターンなどを生成するパターン発生器20、このパターン発生器20からの試験パターンをテスト信号波形に整形する波形整形器30、この波形整形器30で整形されたテスト信号波形をDUT10へ送るとともに、DUT10が試験パターンにもとづいて出力する出力信号を受け取る入出力回路200、DUT10が出力した出力信号(試験結果)とパターン発生器20からの期待値パターンとを論理比較して一致・不一致を検出し、DUT10の良否判断を行う判定手段(パターン比較器)40、DUT10に所望の直流電圧を印加する電圧源(図示せず)やDUT10に供給される電源電流を検出する電流検出部(図示せず)等を有して判定手段40にDUT10の良否判定を行わせる直流試験手段50などを備えている。
ここで、入出力回路200は、図13に示すように、波形整形器30からの試験パターンをDUT10に供給するドライバDr、DUT10からの出力信号を受け取って判定手段40へ送るコンパレータCp、このコンパレータCpの出力負荷である抵抗Rpなどを有している。
なお、これらドライバDrやコンパレータCpを含む部分をテスタ部60という。
さらに、入出力回路200においては、それらドライバDrやコンパレータCpとDUT10との間が伝送線路70で接続されている。伝送線路70には、通常、インピーダンスZo=50Ω、長さが数十cmから数mの同軸ケーブルが用いられる。
このような入出力回路200に関する技術は、従来から種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、同図において、DUT10は、その出力ピンを理想ドライバと内部抵抗でモデル化してある。
ところで、半導体試験装置100が試験対象とするDUT10は、近年多様化してきている。例えば、時計用のICのように消費電力が非常に低いものや、自動車用の半導体のように20Vを印加しても壊れないようなものなどがある。
これらのうち、低消費電力型のDUTは、消費電力削減のため、出力の駆動能力を意図的に弱める設計がなされる傾向がある。このようなDUTでは、その内部において電流吸い込み、吐き出し能力が制限されている。このため、DUTが50Ω系の伝送線路を駆動しようとした場合、この電流制限が働いてしまい、内部抵抗が突然増大したように振舞う。このような場合、テスタ側では正しい波形が観測できない。
そこで、この問題を回避するために、まず、半導体試験装置のテスタ側を低消費電力型のDUTに対応可能に設計し直すことが考えられる。しかし、これでは研究開発コストや製造コストが多大にかかるという問題があった。
このため、低コストで低消費電力型のDUTに対応する方法として、例えば、図14に示すように、電流制限抵抗RirをDUT10の外部に挿入する方法が用いられている(第一の従来技術)。
このようにすれば、DUT10の内部の電流制限に引っ掛からない範囲でDUT10は伝送線路を駆動できる。
また、他の方法として、図15に示すように、テスタ部60のスイッチSW1を制御して、終端抵抗Rpを外してしまうことが考えられる(第二の従来技術)。
これにより、50Ω終端ではなく、ハイインピーダンス終端となり、DUT10が出した電圧を、テスタ部60のコンパレータCpにそのまま伝えることができる。
国際公開WO03/008985公報
しかしながら、第一の従来技術においては、電流制限抵抗Rirを入れることにより、DUT10が出した信号の振幅が電流制限抵抗Rirと伝送線路70のインピーダンスZoとで分圧されてしまうため、テスタ側では小さな振幅を検知しなければならなくなるという問題があった。
また、第二の従来技術においては、伝送線路70の両端のインピーダンスが高いため、多重反射が発生し波形が収束するまでに長い時間を要し、高速・高タイミング精度での試験が困難となるという問題があった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、出力の駆動能力が弱いDUTについても、低コストかつ簡易な構成で伝送線路を正常に駆動して、その特性試験を行うことができ、さらに、試験時に得られる出力信号の振幅が小さくならず、しかも、高速・高タイミング精度での試験を可能とするインピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明のインピーダンス変換回路は、第一抵抗と、この第一抵抗の一端の電圧を所定倍し、この所定倍した電圧から第一抵抗の他端の電圧を減算し、この減算で得られた電圧を出力する第一アナログ演算器と、この第一アナログ演算器の出力側に接続された第二抵抗と、この第二抵抗の一端の電圧を所定倍し、この所定倍した電圧から第二抵抗の他端の電圧を減算し、この減算で得られた電圧を出力する第二アナログ演算器とを有し、第一抵抗が、第二アナログ演算器の出力側に接続された構成としてある。
インピーダンス変換回路をこのような構成とすると、直流のインピーダンス変換を簡単かつ小型の回路構成で実現できる。
しかも、このインピーダンス変換回路を、駆動能力の弱いDUTの出力を増強するためのアシスト回路として、半導体試験装置におけるDUTの近くに挿入することで、テスタのハードウエアに大きな変更を加えることなく、伝送線路の駆動能力が弱いDUTから所望の振幅の電圧波形を得て、その特性試験を行うことができる。
また、本発明のインピーダンス変換回路は、第一アナログ演算器の出力側と第二抵抗との間に第一バッファを接続した構成としてある。
インピーダンス変換回路をこのような構成とすれば、第一アナログ演算器と外部回路とが第一バッファにより分離されるため、第一アナログ演算器が外乱を受けることを防止できる。
また、本発明のインピーダンス変換回路は、第一バッファが、電圧利得1又は所定倍数の増幅率を有した構成としてある。
インピーダンス変換回路をこのような構成とすると、第一バッファが電圧利得1を有するときには、電圧値はそのままに低インピーダンスでその信号を出力することができる。一方、第一バッファが所定倍数の増幅率を有するときには、テスタドライバを見かけの上で高電圧化できる。
また、本発明のインピーダンス変換回路は、第二アナログ演算器の出力側と第一抵抗との間に第二バッファを接続した構成としてある。
インピーダンス変換回路をこのような構成とすれば、第二アナログ演算器と外部回路とが第二バッファにより分離されるため、第二アナログ演算器が外乱を受けることを防止できる。
また、本発明のインピーダンス変換回路は、第二バッファが、電圧利得1又は所定倍数の増幅率を有した構成としてある。
インピーダンス変換回路をこのような構成とすると、第二バッファが電圧利得1を有するときには、電圧値はそのままに低インピーダンスでその信号を出力することができる。一方、第二バッファが所定倍数の増幅率を有するときには、テスタドライバを見かけの上で高電圧化できる。
また、本発明のインピーダンス変換回路は、第一アナログ演算器が、第一抵抗の一端の電圧を非反転入力する第一オペアンプと、第一抵抗の他端の電圧を非反転入力する第二オペアンプと、第一オペアンプの出力を非反転入力するとともに、第二オペアンプの出力を反転入力する第三オペアンプと、第二オペアンプの出力側と第三オペアンプの反転入力端子との間に接続された反転入力側抵抗と、一方が第三オペアンプの出力側に接続され、他方が第三オペアンプの反転入力端子に接続された帰還抵抗とを有した構成としてある。
インピーダンス変換回路をこのような構成とすれば、簡易な構成で2入力1出力の第一アナログ演算器を実現できる。そして、インピーダンス変換回路は、この第一アナログ演算器の他にバッファと抵抗とを有した構成であるため、小型かつ低コストで実現できる。
また、本発明のインピーダンス変換回路は、第二アナログ演算器が、第二抵抗の一端の電圧を非反転入力する第一オペアンプと、第二抵抗の他端の電圧を非反転入力する第二オペアンプと、第一オペアンプの出力を非反転入力するとともに、第二オペアンプの出力を反転入力する第三オペアンプと、第二オペアンプの出力側と第三オペアンプの反転入力端子との間に接続された反転入力側抵抗と、一方が第三オペアンプの出力側に接続され、他方が第三オペアンプの反転入力端子に接続された帰還抵抗とを有した構成としてある。
インピーダンス変換回路をこのような構成とすると、簡易な構成で2入力1出力の第二アナログ演算器を実現できる。そして、インピーダンス変換回路は、この第二アナログ演算器の他にバッファと抵抗とを有した構成であるため、小型かつ低コストで実現できる。
また、本発明の入出力回路は、所定の信号を半導体集積回路へ送るドライバと、半導体集積回路からの出力信号を受けるコンパレータと、ドライバ及び/又はコンパレータと半導体集積回路との間に接続されて所定の信号及び/又は出力信号を送る伝送線路とを有する入出力回路であって、伝送線路と半導体集積回路との間に、半導体集積回路の出力信号を受け低インピーダンスで出力するインピーダンス変換回路を備えた構成としてある。
入出力回路をこのような構成とすれば、DUTの近くにインピーダンス変換回路が配置されるため、DUT側から見ると、あたかもテスタピンの入力インピーダンスが高くなったように見える。これにより、出力インピーダンスが高いために伝送線路の駆動能力が弱いDUTについても、その出力信号をアシスト(増強)し、伝送線路を駆動させて、テスタ側で所望の振幅の電圧波形を得ることができる。
また、テスタとDUTとの間にインピーダンス変換回路という付加回路を挿入しているにもかかわらず、一本の伝送線路で双方向の信号伝達を実現できる。すなわち、テスタから見れば、通常のI/Oデバイスとなんら変わりない試験が実現できる。
さらに、伝送線路と半導体集積回路(DUT)との間にインピーダンス変換回路を挿入することで、駆動能力の弱いDUTについてもその特性試験が可能となる。このため、テスタ側では、そのハードウエアに大きな変更を加える必要がなく、研究開発コストや製造コストを低減できる。
しかも、インピーダンス変換回路の出力インピーダンスを低くすることができるため、伝送線路70の両端のインピーダンスが高いことで多重反射が発生し波形が収束するまでに長い時間を要するといった問題を解消できる。したがって、高速・高タイミング精度での試験が可能となる。
また、本発明の入出力回路は、インピーダンス変換回路が、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載のインピーダンス変換回路からなる構成としてある。
入出力回路をこのような構成とすると、半導体集積回路の出力信号を低インピーダンスで出力することができる。これにより、伝送線路の駆動が可能となり、テスタ側で所望の電圧波形を得て、その半導体集積回路の特性試験を行うことができる。
また、本発明の半導体試験装置は、試験パターンと期待値パターンとを生成するパターン発生器と、試験パターンをテスト信号波形に整形する波形整形器と、テスト信号波形を半導体集積回路へ送るとともに、半導体集積回路の出力信号を受ける入出力回路と、出力信号と期待値パターンとを比較する判定手段とを備えた半導体試験装置であって、入出力回路が、上記請求項8又は請求項9記載の入出力回路からなる構成としてある。
半導体試験装置をこのような構成とすれば、駆動能力の弱いデバイスの出力を増強するためのアシスト回路すなわちインピーダンス変換回路がDUT近くに配置されるため、伝送線路を駆動してDUTから出力信号をことである。
しかも、簡単かつ小型のインピーダンス変換回路が伝送線路とDUTとの間に挿入された構成であるため、テスタ側の大幅変更を要せず、低コストで実現できる。
さらに、本発明の半導体試験装置は、従来の電流制限抵抗を挿入するものでもなく、また、テスタ部のスイッチを開にして終端抵抗を外しハイインピーダンス終端とするものでもないため、得られる出力信号の振幅が小さくならず、かつ、高速・高タイミング精度によりDUTの特性試験を行うことができる。
以上のように、本発明によれば、簡易かつ小型のインピーダンス変換回路をDUTの近く(伝送線路とDUTとの間)に挿入することで、伝送線路の駆動能力の弱いDUTの出力を増強し、伝送線路を駆動させて、所望の振幅の電圧波形を得、そのDUTの特性試験を行うことができる。
以下、本発明に係るインピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
[インピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置の構成]
まず、本発明のインピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置の実施形態について、図1、図2を参照して説明する。
図1は、本発明の入出力回路の回路構成を示す構成図、図2は、インピーダンス変換回路の回路構成を示す電子回路図である。
図1に示す入出力回路80は、図12に示した従来と同様の半導体試験装置1に備えられている。
半導体試験装置1は、DUT(被試験デバイス)10の良否判断を行う試験装置であって、図12に示したように、主要構成として、パターン発生器20と、波形整形器30と、判定手段40と、直流試験手段50とを有し、さらに本実施形態の入出力回路80を有している。
ここで、入出力回路80は、図1に示すように、ドライバDrとコンパレータCpと抵抗Rpとを含むテスタ部60を有し、このテスタ部60とDUT10との間は、伝送線路70で接続されており、さらに、この伝送線路70とDUT10との間にインピーダンス変換回路90が接続されている。
インピーダンス変換回路90(90a)は、図2に示すように、抵抗91(第一抵抗Rtp91−1,第二抵抗Rts91−2)と、2入力1出力のアナログ演算器92(第一アナログ演算器92−1,第二アナログ演算器92−2)と、バッファ93(第一バッファ93−1,第二バッファ93−2)とを有している。
第一抵抗Rtp91−1(終端抵抗Rtp)は、一方が、テスタ側(伝送線路側)に接続され、他方が、第二バッファ93−2の出力側に接続されている。
第一アナログ演算器92−1は、第一抵抗Rtp91−1の一端(テスタ側(伝送線路側)に接続されている方)の電圧と、他端(第二バッファ93−2の出力側に接続されている方)の電圧とをそれぞれ入力する(これにより2入力となる)。次いで、第一抵抗Rtp91−1の一端から入力した電圧を所定倍(本実施形態においては、2倍)する。さらに、この所定倍した電圧から第一抵抗Rtp91−1の他端の電圧を減算する。そして、この減算によって得られた電圧を出力する(これにより1出力となる)。
第一バッファ93−1は、第一アナログ演算器92−1の出力を低インピーダンスで出力する。
第二抵抗Rts91−2(終端抵抗Rts)は、一方が、DUT10の端子に接続され、他方が、第一バッファ93−1の出力側に接続されている。
第二アナログ演算器92−2は、第二抵抗Rts91−2の一端(DUT10に接続されている方)の電圧と、他端(第一バッファ93−1の出力側に接続されている方)の電圧とをそれぞれ入力する(これにより2入力となる)。次いで、第二抵抗Rts91−2の一端から入力した電圧を所定倍(本実施形態においては、2倍)する。さらに、この所定倍した電圧から第二抵抗Rts91−2の他端の電圧を減算する。そして、この減算によって得られた電圧を出力する(これにより1出力となる)。
第二バッファ93−2は、第二アナログ演算器92−2の出力を低インピーダンスで出力する。
なお、本実施形態のインピーダンス変換回路90においては、抵抗Rtpを「第一抵抗91−1」、抵抗Rtsを「第二抵抗91−2」としてある。ただし、これら「第一抵抗91−1」や「第二抵抗91−2」は、説明の便宜上、その順番で付したものである。このため、例えば、抵抗Rtpを第二抵抗93−2、抵抗Rtsを第一抵抗93−1と呼称することも可能である。
アナログ演算器92は、図3に示すように、オペアンプを用いた回路で構成することができる。
例えば、第一アナログ演算器92−1においては、第一抵抗91−1の一端の電圧を非反転入力する第一オペアンプ92−11と、第一抵抗91−1の他端の電圧を非反転入力する第二オペアンプ92−12と、第一オペアンプ92−11の出力を非反転入力するとともに、第二オペアンプ92−12の出力を反転入力する第三オペアンプ92−13と、第二オペアンプ92−12の出力側と第三オペアンプ92−13の反転入力端子との間に接続された反転入力側抵抗92−14と、一方が第三オペアンプ92−13の出力側に接続され、他方が第三オペアンプ92−13の反転入力端子に接続された帰還抵抗92−15とを有した構成としてある。
このような構成により、2入力1出力のアナログ演算器を実現することができる。
なお、この構成は、第一アナログ演算器92−1だけでなく、第二アナログ演算器92−2においても採用可能である。
ただし、第一アナログ演算器92−1や第二アナログ演算器92−2は、図3に示したようなオペアンプを用いた回路以外の回路で構成することもできる。
バッファ93は、アナログ演算器92と外部回路とを分離して、アナログ演算器92が外乱を受けるのを防止する。
例えばアナログ演算器92としてオペアンプを用いた場合、このオペアンプの出力インピーダンスはゼロΩということはなく、その出力部分にはフィードバック抵抗がある。ここで、オペアンプの出力インピーダンスが高い場合には、そのオペアンプの出力端子が受けた外乱が演算結果に誤差として乗ってきてしまうことになる。そこで、オペアンプ(アナログ演算器92)の出力側にバッファ93を挿入することにより、アナログ演算器92が外乱を受けることを防止して、演算結果に生じる誤差を抑えることができる。
また、バッファ93は、電圧利得1の低インピーダンス出力アンプである。
なお、バッファ93は、図2においては電圧利得1としてあるが、これに限るものではなく、例えば、図4(インピーダンス変換回路90b)に示すように、所定倍数の増幅率(「×1/m」又は「×m」)とすることもできる。これにより、テスタドライバを見かけの上で高電圧化することができる。
次に、本実施形態のインピーダンス変換回路の回路構成によりインピーダンス変換が可能であることを、図5を参照して証明する。
同図は、本実施形態のインピーダンス変換回路が接続された入出力回路の構成を示すとともに、電圧の測定位置を示す電子回路図である。
ここで、回路の各ノードの電圧を、V1(テスタ部のドライバDrの出力側における電圧)、V2(抵抗Rpと伝送線路70との間における電圧)、V3(伝送線路70とインピーダンス変換回路90の第一抵抗Rtp91−1との間における電圧)、V4(第二バッファ93−2の出力側の電圧)、V5(第一バッファ93−1の出力側の電圧)、V6(第二抵抗Rts91−1とDUT10との間における電圧)、V7(DUT10の内部抵抗Rsと理想ドライバとの間における電圧)とする。
次の各ノードの電圧は、各式により決まる。
V3=(Rtp×V1+Rp×V4)/(Rp+Rtp)
・・・(式1)
V5=2×V3−V4 ・・・(式2)
V6=(Rs×V5+Rts×V7)/(Rts+Rs)
・・・(式3)
V4=2×V6−V5 ・・・(式4)
ここで、式2に式1を代入し、Rp=Rtpとおけば、
V5=V1 ・・・(式5)
である。つまり、テスタドライバが出した電圧がそのままV5に現われる。このことから、DUT側から見ると、あたかもテスタドライバの出力インピーダンスが第二抵抗Rts91−2になっているように見える。
次に、式3及び式4より、V4は、
V4={(Rs−Rts)×V5+2×Rts×V7}/(Rts+Rs) ・・・(式6)
である。
次に、テスタドライバから出力される電流I1は、
I1=(V1−V4)/(Rp+Rtp) ・・・(式7)
である。
また、DUT10に流れ込む電流I2は、
I2=(V5−V7)/(Rts+Rs) ・・・(式8)
である。
ここで、式7に式5及び式6を代入して整理し、さらに式8を適用すると、
I1=I2×2×Rts/(Rp+Rtp) ・・・(式9)
となる。
このことから、ドライバの出力電流I1とDUT10に流れ込む電流I2は、単純に抵抗の比で決まることがわかる。
さらに、式9は、Rsに無関係であることから、DUT10の内部抵抗に無関係に式9が成り立つことを意味する。
この性質は、式9のような係数を考慮すればテスタドライバ側からでもVSIM(Voltage Source I Measure:電圧印加電流測定)試験やISVM(I Source Voltage Measure:電圧印加電流測定)試験が可能であることを意味する。
なお、DUT10の内部抵抗Rsが特殊な値を有する場合には、次のようになる。
例えば、内部抵抗Rsが第二抵抗Rts91−2と等しい値を有する場合は、式6より、
V4=V7 ・・・(式10)
である。つまり、DUT10の出力電圧がそのままV4に現われる。
このことから、テスタドライバから見ると、あたかもDUT10の出力インピーダンスが第一抵抗Rts91−1になっているように見える。
また、例えば、内部抵抗Rsが無限大の場合(DUT10がオープンの場合)は、式6に留数の定理を適用して、式5を代入すれば、
V4=V1 ・・・(式11)
である。また、このとき電流I1がゼロとなることから、
V1=V3=V4 ・・・(式12)
である。つまり、テスタドライバから見ると第一抵抗Rts91−1がオープンのように見える。
さらに、例えば、内部抵抗Rs=0、かつ、V7=0の場合(DUT10がGNDにショートした場合を想定)は、式6より、
V4=−V5 ・・・(式13)
となる。さらに、テスタの終端抵抗Rp=第一抵抗Rtp91−1であれば、式5が適用でき、
V4=−V1 ・・・(式14)
となる。この結果を式1に代入すれば、
V3=0 ・・・(式15)
となる。このことは、DUT10がGNDにショートすれば、あたかもテスタから見て第一抵抗Rts91−1がゼロΩでGNDにショートしているように見えることを意味する。
[各ノードの電圧測定]
次に、本実施形態のインピーダンス変換回路の各ノードにおける電圧波形の測定結果(測定1〜測定3)について、図5〜図10を参照して説明する。
(測定1)
まず、テスタ部の終端抵抗Rp,伝送線路のインピーダンスZo,第一抵抗Rtpがそれぞれ50Ω(Rp=Zo=Rtp=50Ω)、第二抵抗Rts,DUT10の内部抵抗Rsがそれぞれ200Ω(Rts=Rs=200Ω)の場合における入出力回路40の各ノードの電圧波形について、図5、図6を参照して説明する。
図6は、各ノードにおける電圧波形の測定結果を示す波形図である。
なお、遅延5ns、スルーレート100V/us、伝送線路70の時間長を10nsとする。ただし、5nsの遅延はアナログ演算器のモデルの中に組み込まれており、遅延時間はトータルで15nsとなる。
この場合、図5、図6に示すように、テスタ部のドライバDrから1.0Vの電圧が出力されると(V1)、抵抗Rpで電圧降下し(V2)、伝送線路70で遅延して(V3)、第一抵抗Rtp91−1の手前から第一アナログ演算器92−1に入力される。また、第一抵抗Rtp91−1と第二アナログ演算器92−2との間における電圧V4も第一アナログ演算器92−1に入力されるが、この電圧V4は、0Vである。第一アナログ演算器92−1に入力された電圧V3が所定倍(ここでは、2倍)され、この所定倍された電圧からV4が減算され、この減算で得られた電圧が第一アナログ演算器92−1から出力される(V5)。なお、V5の波形の立ち上がり,立ち下がりがなだらかになっているのは、第一アナログ演算器92−1を構成するオペアンプのスルーレートによるものである。
第一アナログ演算器92−1の出力が第二抵抗Rtsで電圧降下し(V6)、DUT10へ送られる。
DUT10の理想ドライバの出力(V7)が、DUT10の内部抵抗Rsで電圧降下し(V6)、第二抵抗Rts91−2の手前から第二アナログ演算器92−2に入力される。また、第二抵抗Rtp91−2と第一アナログ演算器92−1との間における電圧V5も第二アナログ演算器92−2に入力されるが、この電圧V5は、0Vである。第二アナログ演算器92−2に入力された電圧V6が所定倍(ここでは、2倍)され、この所定倍された電圧からV5が減算され、この減算で得られた電圧が第二アナログ演算器92−2から出力される(V4)。
この出力電圧(V4)は、第一抵抗Rtp91−1、伝送線路70を介してテスタへ送られる(V3,V2,V1)。
このように、インピーダンス変換回路90においては、第二抵抗Rts91−2でDUT10からの0.5Vの電圧V6を入力すると、同じ0.5Vで第一抵抗Rtp91−1から電圧V3を出力している。そして、第二抵抗Rts91−2は200Ωであるのに対し、第一抵抗Rrp91−1は50Ωであることから、インピーダンスが変換されて電圧を出力していることがわかる。
これにより、V3の出力インピーダンスは50Ωと小さくなっていることから、伝送線路70の駆動が可能となっている。
(測定2)
次に、テスタの終端抵抗Rp,伝送線路のインピーダンスZo,第一抵抗Rtpがそれぞれ50Ω(Rp=Zo=Rtp=50Ω)、DUT側はGNDにショートした場合における入出力回路40の各ノードの電圧波形について、図7、図8を参照して説明する。
この場合、図7に示すインピーダンス変換回路90の各素子の機能は、図5に示すインピーダンス変換回路90の各素子の機能と同様である。ただし、DUT側がGNDにショートされているため、テスタドライバDrの出力信号が反射係数−1で戻ってくる。この様子が、図8のV5→V4に示されている。
(測定3)
次に、テスタの終端抵抗Rp,伝送線路のインピーダンスZo,第一抵抗Rtpがそれぞれ50Ω(Rp=Zo=Rtp=50Ω)、DUT側がオープンの場合における入出力回路40の各ノードの電圧波形について、図9、図10を参照して説明する。
この場合、図9に示すインピーダンス変換回路90の各素子の機能は、図5に示すインピーダンス変換回路90の各素子の機能と同様である。ただし、DUT側がオープンであるため、テスタドライバDrの出力信号が全反射して戻ってくる。この様子が、図10に示されている。
[入出力回路の他の構成例]
次に、本実施形態の入出力回路の他の構成例について、図11を参照して説明する。
同図に示すように、入出力回路40の他の構成例として、インピーダンス変換回路90とDUT10との間に、並列にDC測定ユニット300を接続した構成とすることができる。
DC測定ユニット300は、DC試験(DC test)などに用いられる測定ユニットであって、通常はテスタ部と伝送線路70との間に並列にスイッチを介して接続されている。
本実施形態においては、インピーダンス変換回路90が伝送線路70とDUT10との間に接続されることから、DUT10のDC試験を行うためにDC測定ユニット300をインピーダンス変換回路90とDUT10との間に並列に接続するものである。
なお、DC測定ユニット300の内部構成や機能等の詳細については、特開2002−107405号公報に開示されている。
以上、本発明のインピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係るインピーダンス変換回路、入出力回路及び半導体試験装置は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、伝送線路が1本のみ備えられた半導体試験装置においてDUTの近くにインピーダンス変換回路を接続した実施形態を示したが、その半導体試験装置としては、伝送線路を1本のみ備えたものに限定されるものではなく、複数本備えたものにおいてもDUTの近くにインピーダンス変換回路を接続することは可能である。
本発明は、DUTからの出力信号を低インピーダンスで出力することを可能とする発明であるため、DUTから出力信号を受ける装置や機器に利用可能である。
本発明の入出力回路の構成を示す概略図である。 本発明のインピーダンス変換回路の構成を示す電子回路図である。 アナログ演算器の構成を示す電子回路図である。 本発明のインピーダンス変換回路の他の構成を示す電子回路図である。 DUTが接続された入出力回路の各ノードの位置を示す電子回路図である。 図5に示す各ノードでの電圧波形を示す波形図である。 DUT側がショートされた入出力回路の各ノードの位置を示す電子回路図である。 図7に示す各ノードでの電圧波形を示す波形図である。 DUT側がオープンにされた入出力回路の各ノードの位置を示す電子回路図である。 図9に示す各ノードでの電圧波形を示す波形図である。 入出力回路の他の構成を示す電子回路図である。 従来の半導体試験装置の構成を示すブロック図である。 従来の入出力回路の構成を示す概略図である。 従来の入出力回路の他の構成を示す概略図である。 従来の入出力回路のさらに他の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 半導体試験装置
10 DUT
20 パターン発生器
30 波形整形器
40 判定手段
50 直流試験手段
60 テスタ部
70 伝送線路
80 入出力回路
90 インピーダンス変換回路
91−1 第一抵抗Rtp
91−2 第二抵抗Rts
92−1 第一アナログ演算器
92−2 第二アナログ演算器
93−1 第一バッファ
93−2 第二バッファ
92−11 第一オペアンプ
92−12 第二オペアンプ
92−13 第三オペアンプ
92−14 反転入力側抵抗Rf
92−15 帰還抵抗Rf
300 DC測定ユニット
Dr ドライバ(テスタドライバ)
Cp コンパレータ

Claims (10)

  1. 第一抵抗と、
    この第一抵抗の一端の電圧を所定倍し、この所定倍した電圧から前記第一抵抗の他端の電圧を減算し、この減算で得られた電圧を出力する第一アナログ演算器と、
    この第一アナログ演算器の出力側に接続された第二抵抗と、
    この第二抵抗の一端の電圧を所定倍し、この所定倍した電圧から前記第二抵抗の他端の電圧を減算し、この減算で得られた電圧を出力する第二アナログ演算器とを有し、
    前記第一抵抗が、前記第二アナログ演算器の出力側に接続された
    ことを特徴とするインピーダンス変換回路。
  2. 前記第一アナログ演算器の出力側と前記第二抵抗との間に第一バッファを接続した
    ことを特徴とする請求項1記載のインピーダンス変換回路。
  3. 前記第一バッファが、電圧利得1又は所定倍数の増幅率を有した
    ことを特徴とする請求項2記載のインピーダンス変換回路。
  4. 前記第二アナログ演算器の出力側と前記第一抵抗との間に第二バッファを接続した
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインピーダンス変換回路。
  5. 前記第二バッファが、電圧利得1又は所定倍数の増幅率を有した
    ことを特徴とする請求項4記載のインピーダンス変換回路。
  6. 前記第一アナログ演算器が、
    前記第一抵抗の一端の電圧を非反転入力する第一オペアンプと、
    前記第一抵抗の他端の電圧を非反転入力する第二オペアンプと、
    前記第一オペアンプの出力を非反転入力するとともに、前記第二オペアンプの出力を反転入力する第三オペアンプと、
    前記第二オペアンプの出力側と前記第三オペアンプの反転入力端子との間に接続された反転入力側抵抗と、
    一方が前記第三オペアンプの出力側に接続され、他方が前記第三オペアンプの反転入力端子に接続された帰還抵抗とを有した
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインピーダンス変換回路。
  7. 前記第二アナログ演算器が、
    前記第二抵抗の一端の電圧を非反転入力する第一オペアンプと、
    前記第二抵抗の他端の電圧を非反転入力する第二オペアンプと、
    前記第一オペアンプの出力を非反転入力するとともに、前記第二オペアンプの出力を反転入力する第三オペアンプと、
    前記第二オペアンプの出力側と前記第三オペアンプの反転入力端子との間に接続された反転入力側抵抗と、
    一方が前記第三オペアンプの出力側に接続され、他方が前記第三オペアンプの反転入力端子に接続された帰還抵抗とを有した
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインピーダンス変換回路。
  8. 所定の信号を半導体集積回路へ送るドライバと、
    前記半導体集積回路からの出力信号を受けるコンパレータと、
    前記ドライバ及び/又は前記コンパレータと前記半導体集積回路との間に接続されて前記所定の信号及び/又は前記出力信号を送る伝送線路とを有する入出力回路であって、
    前記伝送線路と前記半導体集積回路との間に、前記半導体集積回路の出力信号を受け低インピーダンスで出力するインピーダンス変換回路を備えた
    ことを特徴とする入出力回路。
  9. 前記インピーダンス変換回路が、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載のインピーダンス変換回路からなる
    ことを特徴とする請求項8記載の入出力回路。
  10. 試験パターンと期待値パターンとを生成するパターン発生器と、
    前記試験パターンをテスト信号波形に整形する波形整形器と、
    前記テスト信号波形を半導体集積回路へ送るとともに、前記半導体集積回路の出力信号を受ける入出力回路と、
    前記出力信号と前記期待値パターンとを比較する判定手段とを備えた半導体試験装置であって、
    前記入出力回路が、前記請求項8又は請求項9記載の入出力回路からなる
    ことを特徴とする半導体試験装置。
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