JP2006187843A - バニシング工具およびそれを使用した加工方法 - Google Patents

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Tetsuya Suzuki
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Abstract

【課題】 ボールの真球度に左右されることなく、1回の加工で小径穴を真円にバニシング加工することができ、汎用機で加工ができる。かつ、軸方向に傷が発生しないバニシング工具とそれを使用した加工方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 ホルダ部2と、バニシング加工を行うローラ部3と、ホルダ部2とローラ部3とを一体に連設させたバー部4とを備え、ローラ部3の外径位置が加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部2が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、ローラ部3には、加工穴5に誘い込むためのフロントテーパ3aと、逃げのバックテーパ3bとを備えたことを特徴とするバニシング工具10である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バニシング加工用のバニシング工具、およびそれを使用した加工方法に関する。
従来のローラ部バニシング工具は、複数のテーパ状のローラと、中心軸の先端部にテーパ部を形成したマンドレルとにより構成され、そのマンドレルのテーパ部の回りに前記複数のテーパ状のローラを配置した構成になっている。このローラバニシング工具を回転させながら加工穴に押し込み、この複数のローラによって加工穴の内周面をローラ転造させてバニシング加工を行うことが知られている。
しかしながら、加工径がφ4.5mm以下になると、中心軸となるマンドレルの剛性が低下するため、困難となっている。
そこで、たとえば、内燃機関のシリンダヘッドのシリンダに面する燃料噴射弁(インジェクタ)用小径穴のバニシング加工には、締め代のあるボール(鋼球)をプレスで押し込み、ボールを貫通させることによって塑性変形させるボールバニシング加工が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このように、小径穴をバニシング加工するときには、複数のボール(鋼球)を油圧プレスを介して被加工穴に差し込み、その差し込み荷重を管理することにより、仕上がり精度を確保していた。なお、このバニシング加工はプレス圧が管理できる専用機で行われている。
特開2004−156447号公報(段落0021〜0024、図1、図2)
しかしながら、このボ−ルには外径寸法にバラツキがあるので、所定の荷重で押し込まれるボールが選択されるまで続けられるため、ボールの押し込み回数が1回で終らずに何回も繰り返す場合があった。また、このボールバニシング加工は、プレス圧を管理できる専用機で行われており、旋盤やマシニングセンタ等の汎用機ではできないという問題があった。また、ボールの真球度が仕上がりの真円度に大きく影響するという問題があった。
さらに、ボールの押し込みによって加工穴のない周面に立て傷が発生し、引き抜くときには、戻し傷が発生するという問題があった。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するために創案されたものであり、ボールの真球度に左右されることなく、1回の加工で小径穴を真円にバニシング加工することができ、かつ、汎用機で加工ができる。さらに、立て傷、戻し傷が発生しないバニシング工具と、それを使用した加工方法を提供することを課題とする。
請求項1に係るバニシング工具(10)の発明は、ホルダ部(2)と、バニシング加工を行うローラ部(3)と、前記ホルダ部(2)と前記ローラ部(3)とを一体に連設させたバー部(4)とを備え、ローラ部(3)の外径位置が加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部(2)が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、前記ローラ部(3)には、加工穴(5)に誘い込むためのフロントテーパ(3a)と、逃げのバックテーパ(3b)とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のバニシング工具(10)であって、前記フロントテーパ(3a)の角度は3°〜20°であり、前記バックテーパ(3b)の角度は1°〜10°であることを特徴とする。
請求項3に係るバニシング工具(10)を使用したバニシング加工方法の発明は、ホルダ部(2)と、バニシング加工を行うローラ部(3)と、前記ホルダ部(2)と前記ローラ部(3)とを一体に連設させるバー部(4)とを備え、ローラ部(3)の外径位置が加工穴(5)の加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部(2)が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、前記加工穴(5)の内周面(5a)より前記ローラ部(3)の外径位置が0.2〜0.5mmオーバーハングする干渉位置で、バニシング工具(10)を自転させながら公転させて輪郭加工をすることを特徴とする。
請求項4に係るバニシング工具(10)を使用したバニシング加工方法の発明は、ホルダ部(2)と、バニシング加工を行うローラ部(3)と、前記ホルダ部(2)と前記ローラ部(3)とを一体に連設させるバー部(4)とを備え、ローラ部(3)の外径位置が加工軸(6)の加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部(2)が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、前記加工軸(6)の外周面(6a)より前記ローラ部(3)の外径位置が0.2〜0.5mmオーバーハングする干渉位置で、バニシング工具(10)を自転させながら公転させて輪郭加工をすることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ホルダ部(2)と、バニシング加工を行うローラ部(3)と、ホルダ部(2)とローラ部(3)とを一体に連設させたバー部(4)とを備え、ローラ部(3)の外径位置が加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部(2)が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、ローラ部(3)には、加工穴(5)に誘い込むためのフロントテーパ(3a)と、逃げのバックテーパ(3b)とを備えたことにより、ちょうどオーバーハング量によってローラ部の当たりが最適化されるため、1回の加工で小径穴を真円に表面仕上げすることができる。また、専用機を必要とせず、旋盤やマシニングセンタ等の汎用機で切削工程の中でバニシング加工ができる。また、バニシング工具(10)を回転させるため、立て傷の発生がなく、加工面がきれいになる。さらに、一種の偏心加工のため、バニシング工具(10)を戻すとき、加工面から工具を離して戻すことができるため、戻し傷の発生がない。
請求項2に係る発明によれば、フロントテーパ(3a)の角度は3°〜20°であることにより、ワークの加工穴(5)に誘い込み易く、また、前記バックテーパ(3b)の角度が1°〜10°あることから、工具先端に微小のテーパ形状とR形状を複合させることにより、ローラ部の径より細くなるため、確実にローラ部(3)の外周部のみによって平滑面を得られ易くなり、バニシング加工を行うことができる。さらに、バー部4がバックテーパ(3b)によって細くなることにより、曲げによるたわみが生じ、弾性変形による付勢力が発生し、ローラ部(3)が加工穴(5)の内周面(5a)を押圧するバニシング加工に必要な押圧力とすることができる。
請求項3に係る発明によれば、加工軸(6)の外周面(6a)より前記ローラ部(3)の外径位置が0.2〜0.5mmオーバーハングする干渉位置で、バニシング工具(10)を自転させながら公転させて輪郭加工をすることにより、バー部(4)に曲げを生じて曲げ応力が発生し、ローラ部(3)と加工穴(5)の内周面(5a)との加工点(P)に押圧力が集中するため、きれいなバニシング加工ができる。また、軸方向に傷が発生しないバニシング工具と、それを使用した加工方法を提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、加工軸(6)の外周面(6a)より前記ローラ部(3)の外径位置が0.2〜0.5mm干渉する位置で、バニシング工具(10)を自転させながら公転させて輪郭加工をすることにより、バー部(4)に曲げを生じて曲げ応力が発生し、ローラ部(3)と加工軸(6)の外周面(6a)との加工点(P)に押圧力が集中するため、きれいなバニシング加工ができる。さらに、円柱形はもとより、従来のローラバニシング工具では加工できなかった異形物であっても、形状Rが工具の半径Rより大きければ容易に加工することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るローラ部バニシング工具を示す拡大正面図である。図1に示すように、バニシング工具10は、針状、棒状、ソリッドシャフト状に一体に形成されている。これは小径穴用であり、たとえばφ1.9〜4.5mmのワークWの内周面5aをバニシング加工する。全長は約35mm、ローラ部3の外径(φd1)はφ1.8mm、バー部4の外径(φd2)はφ1.4mm、ホルダ部2の外径(φd3)はφ2.0mmである。また、誘い込むフロントテーパ3aの角度(α×2)は20°であり、バックテーパ3bの角度(β×2)は6°である。
ローラ部3は、フロントテーパ3aと、バックテーパ3bとを設けたことにより、レインドロップ型をしたローラ部3が形成されている。材質は高速度工具鋼(SKH)または、炭化タングステンを主成分とする超硬であるが、ローラ部3のみCBN(Cubic Boron Nitride:立方晶窒化硼素)やダイヤモンドであってもよい。ワークWの加工面の硬度との圧倒的硬度差を有しており、ローラ部3の光沢面によって、バニシング加工が行われる。
図2は、第1実施形態に係るローラ部バニシング工具の使用方法を示す斜視図である。
図2に示すように、バニシング工具10は、ここでは立形マシニングセンタの主軸(スピンドル)1に三つ爪チャック(以下、単にチャックという)7やコレットチャック(図示せず)によって装着され、このチャック7にはバニシング工具10のホルダ部2が把持されている。ワークWの小径穴の加工穴5の内周面5aを棒状のバニシング工具10によってバニシング加工している。この加工穴5の直径φDはφ4.0mmであるが、ローラ部3のフロントテーパ3aにより誘い込まれ、ローラ部3が挿入され、バニシング工具10が回転(自転)するとともに、バニシング工具10が移動せずその場所に固定であっても、テーブル8のX軸とY軸の2軸制御によって、ワークが円弧状に移動し、公転する。そして、ワークWの硬度より高硬度(HRc65以上)のローラ部3の外周光沢面によって、バニシング加工が行われ、たとえば、8Rmaxの表面粗さが3Rmaxの鏡面に仕上げることができる。
なお、旋盤で行う場合は、主軸(ワークW)を回転させれば、これが公転となる。そして、ワークWの内周面(X軸方向)に、たとえば、0.2〜0.5mmだけハンドル送り、またはプログラム、補正等の入力によってバニシング工具10を押し付ければよい。
図3は、ローラ部3が加工穴5にオーバーハングする干渉位置を模式的に示す平面図である。図3に示すように、加工穴5の内周面5aよりローラ部3の外径位置が0.2〜0.5mmオーバーハングする位置が二点鎖線で示されている。これが干渉位置である。
実際は、バー部4をたわませながら、ローラ部3を実線に示すように、加工穴5の内周面5aに当接させており、加工点Pを押圧しながらバニシング工具10を自転・公転させて輪郭制御により輪郭加工をするようになっている。なお、バニシング工具10のローラ部3を0.2mmたわませるには、約0.7N(7kgf)の押圧力を必要とし、ローラ部3を0.5mmたわませるには、約1.7N(17kgf)の押圧力を必要とする。
つづいて、図2、3を参照して動作について説明する。
図2に示すように、チャック7にバニシング工具10のホルダ部2を把持させて、これを、たとえば、立形マシニングセンタの主軸1に装着して回転させる。そして、事前に作成された加工プログラムが起動すると、ワークWを固定したテーブル8のX軸とY軸との移動により、ワークWが円弧状に移動し、主軸1が円を描いたように公転する。
このとき、バニシング工具10のローラ部3の位置は、加工穴5の内周面5aより0.5mmオーバーハングする干渉位置に位置決めされてスタートし、図3に示す二点鎖線の位置へ付勢されながら、ワークWの硬度より高い硬度を有するローラ部3によって、鏡面仕上げのバニシング加工が行われる。
一周の公転が終了すると、主軸1のZ軸方向に微量の送りが加工プログラムによって指令され、ローラ部3の位置が下方に微量だけずれた後、また、前記した要領にてバニシング加工が一周行われる。これを繰り返してワークWのバニシング加工が終了する。
<第2実施形態>
図4は第2実施形態に係るバニシング工具の使用方法を示す斜視図である。
図4に示すように、前記した図2と同部位には同符号を付し、重複する説明は省略する。第1実施形態との相違点は、ワークWが小径穴ではなく、軸であり、その軸も円柱形状ではなく、異形をした柱状である点である。この異形ワークWに対しては、従来のローラバニシング工具は使用できないが、本発明の第2実施形態に係るバニシング工具20によって、加工が可能である。
つまり、立形マシニングセンタの主軸1にチャック17を装着し、このチャック7には、前記同様にバニシング工具20のホルダ部2が把持される。
第1実施形態のバニシング工具10とバニシング工具20との違いは、工具径にあり、このバニシング工具20は、前記した小径穴(φ1.9〜4.5mm)の制約がないため、3〜10倍に太く、長くすることができる点であり、たとえば、繭形状のワークWの外周面をバニシング加工することができる。この加工軸6の外周面6aには、フロントテーパ3aが形成されたローラ部3が押し付けられ、回転(自転)するとともに,テーブル8のX軸とY軸とによりワークが繭形状に輪郭制御されながら輪郭移動し、あたかも、主軸1が繭形状を描いているかのように公転する。そして、硬度差を有するローラ部3の光沢面によって、バニシング加工が行われる。このように、専用機を必要とせず、旋盤やマシニングセンタ等の汎用機で切削工程の中でバニシング加工ができることから、小径穴の表面仕上げの加工時間の短縮と、コスト低減に寄与することができる。
つづいて、バニシング工具20の動作について、図3、4を参照して説明する。
図4に示すように、チャック17にバニシング工具20のホルダ部2を把持させ、これを、たとえば、立形マシニングセンタの主軸1に装着し回転させる。そして、事前に作成された加工プログラムが起動すると、ワークWを固定したテーブル8のX軸,Y軸との移動によりワークWが繭形状に移動し、主軸1が繭形を描いたように公転する。
このとき、バニシング工具20のローラ部3の位置は、加工軸6の外周面5aより0.5mmオーバーハングする干渉位置に位置決めされ、外周面5aがローラ部3に付勢されながら、硬度差を有するローラ部3の光沢面によって、バニシング加工が行われる。
一周の公転が終了すると、主軸1のZ軸方向に微量の移動が指令され、ローラ部3の位置が下方に少量ずらした後に、前記した要領にてバニシング加工が行われる。これを繰り返して最後まで行われ、ワークWのバニシング加工が終了となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されることなく、適宜変更して実施することが可能である。たとえば、ローラ部3、およびバー部4をさらに細くして、2mm以下の穴が加工できるようにしても構わない。また、立形マシニングセンタの軸構成は、テーブル8がX軸とY軸の2軸とも移動するように説明したが、これに限らず、テーブル8がX軸のみ移動とし、主軸1がZ軸とY軸の2軸移動するとしてもよいし、その他の組み合わせであっても構わない。また、立形マシニングセンタに限らず、横形マシニングセンタであってもよいし、その他の機械であっても構わない。
本発明の第1実施形態に係るローラ部バニシング工具を示す拡大正面図である。 第1実施形態に係るローラ部バニシング工具の使用方法を示す斜視図である。 ローラ部が加工穴にオーバーハングする干渉位置を模式的に示す平面図である。 第2実施形態に係るローラ部バニシング工具の使用方法を示す斜視図である。
符号の説明
1 主軸(スピンドル)
2 ホルダ部
3 ローラ部
3a フロントテーパ
3b バックテーパ
4 バー部
5 加工穴
5a 内周面
6 加工軸
6a 外周面
7,17 チャック
8 テーブル
10,20 バニシング工具
P 加工点

Claims (4)

  1. ホルダ部(2)と、バニシング加工を行うローラ部(3)と、前記ホルダ部(2)と前記ローラ部(3)とを一体に連設させたバー部(4)とを備え、
    ローラ部(3)の外径位置が加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部(2)が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、
    前記ローラ部(3)には、加工穴(5)に誘い込むためのフロントテーパ(3a)と、逃げのバックテーパ(3b)とを備えたことを特徴とするバニシング工具(10)。
  2. 前記フロントテーパ(3a)の角度は3°〜20°であり、前記バックテーパ(3b)の角度は1°〜10°であることを特徴とする請求項1に記載のバニシング工具(10)。
  3. ホルダ部(2)と、バニシング加工を行うローラ部(3)と、前記ホルダ部(2)と前記ローラ部(3)とを一体に連設させるバー部(4)とを備え、
    ローラ部(3)の外径位置が加工穴(5)の加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部(2)が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、
    前記加工穴(5)の内周面(5a)より前記ローラ部(3)の外径位置が0.2〜0.5mmオーバーハングする干渉位置で、バニシング工具(10)を自転させながら公転させて輪郭加工をすることを特徴とするバニシング工具(10)を使用したバニシング加工方法。
  4. ホルダ部(2)と、バニシング加工を行うローラ部(3)と、前記ホルダ部(2)と前記ローラ部(3)とを一体に連設させるバー部(4)とを備え、
    ローラ部(3)の外径位置が加工軸(6)の加工面に対してオーバーハングするようにして前記ホルダ部(2)が機械の主軸に装着される棒状に形成されたバニシング工具(10)であって、
    前記加工軸(6)の外周面(6a)より前記ローラ部(3)の外径位置が0.2〜0.5mmオーバーハングする干渉位置で、バニシング工具(10)を自転させながら公転させて輪郭加工をすることを特徴とするバニシング工具(10)を使用したバニシング加工方法。

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