JP2006184316A - プロセスカートリッジ、像担持体カートリッジ、現像剤カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ、像担持体カートリッジ、現像剤カートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが帯電ワイヤの清掃作業を定期的に確実に行うことのできるプロセスカートリッジ、像担持体カートリッジ、現像剤カートリッジ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 帯電ワイヤ49の清掃部材48には、板状の規制部材67が取り付けられており、清掃部材48がロック位置にあるときには、規制部材67先端の嵌合部68がトナーカートリッジ34に設けられた溝部71に嵌合することで、トナーカートリッジ34の離脱が規制される。また、清掃部材48が解除位置にあるときには、嵌合部68が溝部71から離脱してトナーカートリッジ34との係止が解除される。清掃部材48をロック位置から解除位置に移動させないと、感光体カートリッジ35からトナーカートリッジ34を取り外すことができないため、トナーカートリッジ34の交換時には、確実に帯電ワイヤ49の清掃が行われる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プロセスカートリッジ、像担持体カートリッジ、現像剤カートリッジ及び画像形成装置に関する。
従来より、レーザプリンタ等の画像形成装置として、感光体ドラム(像担持体)やトナーの交換を容易とするために、感光体ドラムを備えた感光体カートリッジと、トナー(現像剤)を収容するトナーカートリッジとから構成されるプロセスカートリッジを装置本体に対して着脱自在に設けたものが知られている。感光体カートリッジとトナーカートリッジとは、プロセスカートリッジとして装置本体から一体に取り出した後に、互いに分離して個別に交換することができるようになっている。
また、感光体カートリッジには、一般に、感光体ドラムの表面を帯電させるための帯電器が設けられており、帯電器としては、感光体ドラムの軸方向に張架された帯電ワイヤに高電圧を印加してコロナ放電を発生させることで感光体ドラムを帯電させるスコロトロン型のものが良く用いられている。このスコロトロン型帯電器を用いた画像形成装置においては、画像形成を繰り返すと、トナーに含まれるシリカ等の物質が帯電ワイヤの表面に付着する。この付着物の量が増えると、帯電能力が低下することによって印字不良が生じる可能性があるため、通常は、感光体カートリッジに帯電ワイヤの張架方向に沿って移動可能な清掃部材を設け、ユーザが清掃部材を操作することで帯電ワイヤ上の付着物を除去できるようにしている。
特開平10−301368号公報
上記した帯電ワイヤの清掃作業は、定期的に行う必要があるため、一般には、ユーザにトナーカートリッジの交換の際に清掃作業を行うように促す内容の表示をプロセスカートリッジに付すことが行われている。しかしながら、ユーザがそのような表示を見落とせば清掃作業が定期的に行われなくなる可能性がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ユーザが帯電ワイヤの清掃作業を定期的に確実に行うことのできるプロセスカートリッジ、像担持体カートリッジ、現像剤カートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係るプロセスカートリッジは、現像剤像が担持される像担持体を有した像担持体カートリッジと、前記像担持体カートリッジに対して着脱可能で、かつ現像剤を収容する現像剤カートリッジと、を備えて構成され、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、前記像担持体カートリッジは、前記像担持体の軸方向に張架された帯電ワイヤを有し、当該帯電ワイヤに電圧が印加されることにより前記像担持体を帯電させる帯電器と、前記帯電ワイヤに沿って移動操作されることで帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、前記清掃部材と連動し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの一端側のロック位置にあるときに前記現像剤カートリッジの離脱を規制し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの他端側の解除位置にあるときに前記現像剤カートリッジに対する離脱の規制を解除する離脱規制手段と、を備えるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記離脱規制手段は、前記清掃部材から前記現像剤カートリッジ側へ延出して前記清掃部材と一体的に移動する規制部材を備え、前記現像剤カートリッジは、前記清掃部材が前記解除位置以外の位置にあるときに前記規制部材に係止することでその離脱動作が規制され、前記清掃部材が前記解除位置にあるときにその係止が解除されることで離脱動作が許容されるように構成した被規制部を備えているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記被規制部は、前記清掃部材の移動方向に沿った溝部を備え、前記規制部材は、前記溝部内に嵌合する嵌合部を備え、前記清掃部材が前記解除位置にあるときに前記嵌合部が前記溝部より離脱する構成としたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記嵌合部は、前記規制部材の延出方向と前記清掃部材の移動方向とに対して交差する方向に屈折した形状をなすことで前記トナーカートリッジの離脱動作を規制する構成としたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2から請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記像担持体カートリッジには、前記清掃部材の移動領域と前記現像剤カートリッジとの間に、前記像担持体に対する露光用の光線を通過させるための入射窓が前記像担持体の軸方向に沿って開口されており、前記規制部材は、前記清掃部材が前記ロック位置にあるときに前記入射窓よりも前記軸方向の外側位置に配されるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記清掃部材または前記離脱規制手段には、前記清掃部材を移動操作可能でかつ外側に突出した形状の突起部が設けられているところに特徴を有する。
請求項7の発明に係る像担持体カートリッジは、現像剤像が担持される像担持体を有し、現像剤を収容する現像剤カートリッジを着脱可能な像担持体カートリッジにおいて、前記像担持体の軸方向に張架された帯電ワイヤを有し、当該帯電ワイヤに電圧が印加されることにより前記像担持体を帯電させる帯電器と、前記帯電ワイヤに沿って移動操作されることで帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、前記清掃部材と連動し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの一端側のロック位置にあるときに前記現像剤カートリッジの離脱を規制し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの他端側の解除位置にあるときに前記現像剤カートリッジに対する離脱の規制を解除する離脱規制手段と、を備えたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記離脱規制手段は、前記清掃部材側から前記現像剤カートリッジ側へ延出して前記清掃部材と一体的に移動する規制部材を備え、この規制部材は、前記清掃部材が前記解除位置以外の位置にあるときに前記現像剤カートリッジに設けられた被規制部に係止することで前記現像剤カートリッジの離脱動作を規制し、前記清掃部材が前記解除位置にあるときにその係止を解除することで前記離脱動作を許容するように構成したところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項8に記載のものにおいて、前記規制部材は、前記清掃部材の移動方向に沿った溝部を有した前記被規制部の前記溝部内に嵌合する嵌合部を備え、前記清掃部材が前記解除位置にあるときに前記嵌合部が前記溝部より離脱する構成としたところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項9に記載のものにおいて、前記嵌合部は、前記規制部材の延出方向と前記清掃部材の移動方向とに対して交差する方向に屈折した形状をなすことで前記トナーカートリッジの離脱動作を規制する構成としたところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項8から請求項10のいずれかに記載のものにおいて、前記清掃部材の移動領域と前記現像剤カートリッジとの間に、前記像担持体に対する露光用の光線を通過させるための入射窓が前記像担持体の軸方向に沿って開口されており、前記規制部材は、前記清掃部材が前記ロック位置にあるときに前記入射窓よりも前記軸方向の外側位置に配されるところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項7から請求項11のいずれかに記載のものにおいて、前記清掃部材または前記離脱規制手段には、前記清掃部材を移動操作可能でかつ外側に突出した形状の突起部が設けられているところに特徴を有する。
請求項13の発明に係る現像剤カートリッジは、現像剤を収容し、かつ現像剤像が担持される像担持体を有した像担持体カートリッジに対して着脱可能な現像剤カートリッジにおいて、前記像担持体カートリッジは、前記像担持体の軸方向に張架された帯電ワイヤを有し、当該帯電ワイヤに電圧が印加されることにより前記像担持体を帯電させる帯電器と、前記帯電ワイヤに沿って移動操作されることで帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、前記清掃部材と連動し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの一端側のロック位置にあるときに当該現像剤カートリッジの離脱を規制し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの他端側の解除位置にあるときに当該現像剤カートリッジに対する離脱の規制を解除する離脱規制手段とを備え、前記離脱規制手段は、前記清掃部材側から当該現像剤カートリッジ側へ延出して前記清掃部材と一体的に移動する規制部材を備えており、前記清掃部材が前記解除位置以外の位置にあるときに前記規制部材に係止することで当該現像剤カートリッジの離脱動作が規制され、前記清掃部材が前記解除位置にあるときにその係止が解除されることで前記離脱動作が許容されるように構成した被規制部を備えているところに特徴を有する。
請求項14の発明は、請求項13に記載のものにおいて、前記被規制部は、前記規制部材の一部を嵌合可能でかつ前記清掃部材の移動方向に沿った溝部を備え、前記清掃部材が前記解除位置にあるときに前記規制部材が前記溝部より離脱する構成としたところに特徴を有する。
請求項15の発明は、装置本体内に、請求項6に記載のプロセスカートリッジを収容するカートリッジ収容部を備えた画像形成装置において、前記カートリッジ収容部には、前記プロセスカートリッジを収容する際に、前記清掃部材が前記ロック位置以外にあるときに前記突起部に干渉し、前記清掃部材が前記ロック位置にあるときに前記突起部に干渉しないように構成した干渉部材が設けられているところに特徴を有する。
請求項16の発明は、請求項15に記載のものにおいて、前記装置本体内には、前記カートリッジ収容部に隣接してスキャナユニットが設けられており、前記スキャナユニットと前記カートリッジ収容部との隔壁には、スキャナユニットからの前記像担持体に対する露光用の光線を出射させるための出射窓が設けられるとともに、前記干渉部材が前記出射窓に重ならない位置に配設されているところに特徴を有する。
請求項17の発明は、装置本体内に、請求項6に記載のプロセスカートリッジを収容するカートリッジ収容部を備えた画像形成装置において、前記カートリッジ収容部には、前記プロセスカートリッジを装着する際に、前記清掃部材が前記ロック位置以外にあるときに、その装着動作に伴って、前記清掃部材がロック位置に至るように前記突起部を案内する案内部材が設けられているところに特徴を有する。
請求項18の発明は、請求項17に記載のものにおいて、前記装置本体内には、前記カートリッジ収容部に隣接してスキャナユニットが設けられており、前記スキャナユニットと前記カートリッジ収容部との隔壁には、スキャナユニットからの前記像担持体に対する露光用の光線を出射させるための出射窓が設けられるとともに、前記案内部材が前記出射窓に重ならない位置に配設されているところに特徴を有する。
<請求項1及び請求項7の発明>
通常は清掃部材をロック位置として像担持体カートリッジと現像剤カートリッジとをロックしておき、現像剤カートリッジの交換時には清掃部材を解除位置にしてから両カートリッジを分離する。清掃部材をロック位置から解除位置に移動させないと、像担持体カートリッジから現像剤カートリッジを取り外すことができないため、現像剤カートリッジの交換時には、確実に帯電ワイヤの清掃が行われる。
<請求項2、請求項8及び請求項13の発明>
清掃部材が解除位置以外の位置にあるときには、規制部材が被規制部に係止することで、現像剤カートリッジの離脱動作が規制され、清掃部材が解除位置にあるときにその係止が解除されることで離脱動作が許容される。これにより、簡単な構成で、帯電ワイヤの清掃が確実に行われるようにすることができる。
<請求項3、請求項9及び請求項14の発明>
清掃部材が解除位置にないときには、規制部材の嵌合部と被規制部の溝部とが嵌合する構成としたため、規制部材と被規制部との係止が外れにくい。従って清掃部材が解除位置以外の位置にあるときに現像剤カートリッジが像担持体カートリッジから外れてしまう事態を防止できる。
<請求項4及び請求項10の発明>
嵌合部が規制部材の延出方向と清掃部材の移動方向とに対して交差する方向に屈折した形状をなすことによりトナーカートリッジの離脱動作が規制される構成としたため、清掃部材が解除位置にない状態では規制部材と被規制部との係止がより外れにくい。従って清掃部材が解除位置以外の位置にあるときに現像剤カートリッジが像担持体カートリッジから外れてしまう事態をより確実に防止できる。
<請求項5及び請求項11の発明>
清掃部材の移動領域と現像剤カートリッジとの間に入射窓が設けられている構成とした場合にも、清掃部材をロック位置とすれば規制部材が入射窓を遮ることがないため、画像形成に支障が生じない。
<請求項6及び請求項12の発明>
清掃部材または離脱規制手段に外側に突出した突起部が設けられているため、清掃部材の移動操作を行い易い。
<請求項15の発明>
プロセスカートリッジを装着する際に清掃部材がロック位置にないときには、干渉手段が突起部に干渉してプロセスカートリッジの挿入動作が阻害されるため、ユーザが誤って清掃部材をロック位置に戻さないままプロセスカートリッジを装着することを確実に防止することができる。
<請求項16の発明>
干渉部材をスキャナユニットとカートリッジ収容部との隔壁に出射窓と重ならないように配設したため、干渉部材によって露光用の光線が遮られることがない。
<請求項17の発明>
プロセスカートリッジを装着する際に清掃部材がロック位置にないときには、その装着動作に伴って案内部材が突起部を案内することで清掃部材がロック位置に移動される。これにより、特別な操作無しに清掃部材をロック位置に戻すことができるため、簡便である。
<請求項18の発明>
案内部材をスキャナユニットとカートリッジ収容部との隔壁に出射窓と重ならないように配設したため、案内部材によって露光用の光線が遮られることがない。
<第1実施形態>
次に本発明の第1実施形態について図1〜図6を参照して説明する。
1.本実施形態の全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタ1を示す要部側断面図である。なお、以下の説明においては、図1の右側を前側、左側を後側とする。このレーザプリンタ1は、装置本体としての本体ケーシング2と、その本体ケーシング2内に収容される、シート材としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2の前面には、プロセスカートリッジ20を着脱するための着脱口6が形成されており、その着脱口6を開閉するためのフロントカバー7が設けられている。このフロントカバー7は、その下端部に挿通されたカバー軸(図示せず)に回動自在に支持されている。これによって、フロントカバー7をカバー軸を中心として閉じると、図1に示すように、フロントカバー7によって着脱口6が閉鎖され、フロントカバー7をカバー軸を支点として開くと(傾倒させると)、着脱口6が開放され、この着脱口6を介して、プロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
(2)フィーダ部
フィーダ部4は、給紙カセット9と、給紙カセット9内に設けられた用紙押圧板10と、給紙カセット9の一端側端部の上方に設けられるピックアップローラ11、給紙ローラ12および分離パッド13と、紙粉取りローラ14と、紙粉取りローラ14に対向する対向ローラ15と、紙粉取りローラ14に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる一対のレジストローラ16とを備えている。
給紙カセット9は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着されており、この中に用紙3を積層して収容するために用いられる。給紙カセット9は、内部に用紙3を補給する際等に、プリンタ1の手前側(図1において右側)に引き出される。
用紙押圧板10は、給紙ローラ12に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、給紙ローラ12に対して近い方の端部が上下方向に移動可能とされ、図示しないバネにより上方向に付勢されている。このため、用紙押圧板10は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ12に対して遠い方の端部を支点として、バネの付勢力に抗して下向きに揺動される。
ピックアップローラ11は、用紙押圧板10により給紙カセット9内の最上位に積層された用紙3に当接するよう設定されており、給紙ローラ12により用紙3を搬送可能な位置(給紙ローラ12と分離パッド13の間の位置)まで送る。
分離パッド13は、給紙ローラ12に対向する位置に配設されている。そして分離パッド13の裏側に配設されるバネ17によって、給紙ローラ12に向かって押圧されている。また、この分離パッド13は、複数の用紙3が重なった状態で搬送経路内に供給されることを防止するための機能を備えている。即ち、ピックアップローラ11により送られてきた用紙3は、給紙ローラ12と分離パッド13とに接触する。このとき、分離パッド13と用紙3との間には、適度な摩擦力が加えられるので、ピックアップローラ11により複数の用紙3が分離パッド13まで送られてきたとしても、最上位に位置する用紙3以外の用紙3は分離パッド13により係止される。このため、給紙ローラ12からは1枚毎に用紙3が供給される。そして、給紙ローラ12により給紙された用紙3は、給紙カセット9の前端付近で折り返されるように反転され、紙粉取りローラ14によって紙粉が取り除かれた後、レジストローラ16に送られる。
レジストローラ16は、用紙3をレジスト後に、感光体ドラム44と転写ローラ46との間であって、感光体ドラム44上のトナー像を用紙3に転写する転写位置に搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット19、プロセスカートリッジ20、定着部21などを備えている。
(a)スキャナユニット
スキャナユニット19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示省略)、回転駆動されるポリゴンミラー24、レンズ25および26、反射鏡27および28などを、スキャナケース29内に収容した構成となっている。このスキャナユニット19においては、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザビームを、図1に破線で示すように、ポリゴンミラー24、レンズ25、反射鏡27、レンズ26、反射鏡28の順に通過あるいは反射させる。そして、そのレーザビームを、スキャナケース29の底壁29Aに設けられた出射窓30から出射し、プロセスカートリッジ20における感光体ドラム44の表面上に高速走査にて照射させる。
(b)プロセスカートリッジ
本体ケーシング2の内部には、スキャナユニット19の下方に着脱口6に連通したカートリッジ収容部32が形成されており、このカートリッジ収容部32内にプロセスカートリッジ20が着脱自在に装着されている。なお、図2は、プロセスカートリッジ20とスキャナユニット19の底壁29Aとを示す側断面図である。同図に示すように、プロセスカートリッジ20は、現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジ34と、像担持体カートリッジとしての感光体カートリッジ35とから構成されている。
トナーカートリッジ34は、後方に開放した箱形のトナーケース36を備え、その内部に現像ローラ37、層厚規制ブレード38、トナー供給ローラ39などを備えている。そして、このトナーカートリッジ34は、感光体カートリッジ35に対して着脱自在に装着されている。
トナーケース36内の前部には、現像剤としてのトナーTが充填されるトナー収容室40が設けられている。トナー収容室40内には、トナーTを撹拌するためのアジテータ41が回転可能に設けられている。トナー収容室40の後方には、トナー供給ローラ39が回転可能に配設されており、また、このトナー供給ローラ39に対向して、現像ローラ37が回転可能に配設されている。そして、これらトナー供給ローラ39と現像ローラ37とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
トナー供給ローラ39は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。また、現像ローラ37は、金属製のローラ軸37Aに、磁気特性を持たない導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的には、現像ローラ37のローラ部分は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。なお、現像ローラ37には、現像バイアスが印加される。
また、現像ローラ37の近傍には、層厚規制ブレード38が配設されている。この層厚規制ブレード38は、金属の板バネ材からなるブレード本体38Aの先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部38Bを備えており、現像ローラ37の近くにおいてトナーカートリッジ34に支持されて、押圧部38Bがブレード本体38Aの弾性力によって現像ローラ37上に圧接されるように構成されている。
トナー収容室40から放出されるトナーは、トナー供給ローラ39の回転により、現像ローラ37に供給され、この時、トナー供給ローラ39と現像ローラ37との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ37上に供給されたトナーは、現像ローラ37の回転に伴って、層厚規制ブレード38の押圧部38Bと現像ローラ37との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ37上に担持される。
感光体カートリッジ35は、筐体としてのカートリッジフレーム43と、像担持体としての感光体ドラム44、帯電手段としてのスコロトロン型帯電器45、転写手段としての
転写ローラ46、クリーニングブラシ47及び清掃部材48などを備えている。
カートリッジフレーム43は、全体として箱形をなし、その略前半部には上方に開口した装着部51が設けられ、前述のトナーカートリッジ34がここに着脱自在に装着されている。
感光体ドラム44は、円筒形状をなし、金属製のドラム軸に、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体が被覆されている。感光体ドラム44は、ドラム軸がカートリッジフレーム43に左右方向に沿って支持されることによりドラム軸を中心に回転自在に設けられている。
スコロトロン型帯電器45は、感光体ドラム44の後側斜め上方において、感光体ドラム44と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム44と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器45は、感光体ドラム44の軸方向に沿って張架された帯電ワイヤ49と、帯電ワイヤ49と感光体ドラム44との間に設けられ、帯電ワイヤ49から感光体ドラム44への放電量を制御するためのグリッド50とを備えている。このスコロトロン型帯電器45では、グリッド50にバイアス電圧を印加すると同時に、帯電ワイヤ49に高電圧を印加して、帯電ワイヤ49をコロナ放電させることにより、感光体ドラム44の表面を一様に正極性に帯電させることができる。なお、後に詳述するように、スコロトロン型帯電器45の近傍には帯電ワイヤ49の表面を清掃するための清掃部材48が設けられている。
クリーニングブラシ47は、感光体ドラム44の後側において、感光体ドラム44と対向して接触するように配置されている。
転写ローラ46は、感光体ドラム44の下方において、この感光体ドラム44に対向するように配置され、カートリッジフレーム43に反時計方向に回転可能に支持されている。この転写ローラ46は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアス(転写順バイアス)が印加されるように構成されている。
感光体ドラム44の表面は、その感光体ドラム44の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器45により一様に正帯電された後、外部から入力された画像データに基づきスキャナユニット19からのレーザビームの点灯、消灯を伴う高速走査により露光され、その画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ37の回転により、現像ローラ37上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム44に対向して接触する時に、感光体ドラム44の表面上に形成される静電潜像、即ち、一様に正帯電されている感光体ドラム44の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成される。
その後、感光体ドラム44の表面上に担持されたトナー像は、図1に示すように、レジストローラ16によって搬送されてくる用紙3が、感光体ドラム44と転写ローラ46との間の転写位置を通る間に、転写ローラ46に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、続いて定着ユニット52に搬送される。
なお、転写後に感光体ドラム44上に残存する転写残トナーは、現像ローラ37に回収される。また、転写後に感光体ドラム44上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングブラシ47によって回収される。
(c)定着ユニット
定着ユニット52は、プロセスカートリッジ20の後側に設けられ、加熱ローラ53および加圧ローラ54とを備えている。
加熱ローラ53は、表面がフッ素樹脂によってコーティングされた金属管と、その金属管内に加熱のためのハロゲンランプとを備え、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。一方、加圧ローラ54は、加熱ローラ53の下方において、加熱ローラ53を押圧するように対向配置されている。この加圧ローラ54は、金属製のローラ軸を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されており、加熱ローラ53の回転駆動に従って従動される。
定着ユニット52では、転写位置において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ53と加圧ローラ54との間を通過する間に熱定着させる。トナーが定着した用紙3は、上方に向かって延びた排紙パス55に搬送される。排紙パス55に搬送された用紙3は、その上端位置に設けられた排紙ローラ57によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ58上に排出される。
(清掃部材とトナーカートリッジのロック構造)
図3は、プロセスカートリッジ20の平面図であり、図4はプロセスカートリッジ20の斜視図、図5はトナーカートリッジ34を感光体カートリッジ35に対し装着または離脱する過程を示す斜視図である。
トナーカートリッジ34の左右両側面には、図4に示すように、前端付近から既述の現像ローラ37のローラ軸37Aが外側に突出している。一方、カートリッジフレーム43の左右両側壁には、装着部51の前端付近に対応する位置に、案内溝60が前向きに開口して設けられている。トナーカートリッジ34を感光体カートリッジ35に装着するときに、この案内溝60に現像ローラ37のローラ軸37Aを案内させることで、トナーカートリッジ34が感光体カートリッジ35に対して正規の位置(図4参照)に案内される。また、カートリッジフレーム43の両側壁には、案内溝60の下縁部から略弧状をなしたガイド縁部61が連なって形成されている。トナーカートリッジ34の着脱時には、ローラ軸37Aをガイド縁部61に沿って移動させることで、トナーカートリッジ34の着脱動作が図2,5に矢線Sで示す方向に案内される。
清掃部材48は、図2に示すように、弾力性を有するスポンジ部材63と、スポンジ部材63を帯電ワイヤ49を挟み付けた姿勢で保持する保持部材64とを備えている。カートリッジフレーム43の上面には、図3に示すように、帯電ワイヤ49の上方に帯電ワイヤ49のほぼ全長さ範囲にわたって貫通溝65が形成されており、この貫通溝65の縁部に保持部材64が貫通溝65の長手方向(即ち感光体ドラム44の軸方向)に沿って摺動可能な状態で取り付けられている。また、清掃部材48の上面には、円柱状の突起部66が上方に突出して一体的に設けられている。なお、カートリッジフレーム43の上面とトナーケース36の上面とは、両カートリッジ34,35を組み付けた状態ではおおよそ平坦な面を構成するが、突起部66はその面よりもさらに上方に突出した形態である。この突起部66を掴んで清掃部材48を左右にスライド移動させることで、スポンジ部材63が帯電ワイヤ49に摺接し、帯電ワイヤ49上の付着物が除去される。
また、清掃部材48の上部には、トナーカートリッジ34の離脱を規制する離脱規制手段としての規制部材67が一体的に取り付けられている。この規制部材67は、全体として平板状をなし、清掃部材48からカートリッジフレーム43の上面に沿って前方へ延出している。規制部材67の前端部は、段差状に一段低くなっており、その先端が嵌合部68としてトナーカートリッジ34の後端上部位置に張り出している。一方、トナーカートリッジ34におけるトナーケース36の後端上部には、左右方向に沿って延び断面コの字状をなした被規制部70が設けられており、この被規制部70の内側には左右方向に延びて後方に開口した溝部71が形成され、この溝部71内に嵌合部68が嵌合可能となっている。また、図3に示すように、被規制部70の右端位置には、外側の壁面が切り欠かれることで切欠部72が形成されている。
清掃部材48は、帯電ワイヤ49の左端に位置するロック位置(図3に実線で示す)から、帯電ワイヤ49の右端に位置する解除位置(図3に二点鎖線で示す)までの間をスライド移動可能となっている。清掃部材48がロック位置にあるときには、左右方向について、スポンジ部材63が帯電ワイヤ49のうち画像形成を行う範囲に対応する部分よりも外側に位置するため、感光体ドラム44の帯電不良が生じて画像形成に影響を与えることはない。清掃部材48が解除位置よりも左側にあるときには、嵌合部68が溝部71に嵌合することで規制部材67が被規制部70に係止した状態となり、トナーカートリッジ34の離脱が規制される。また、清掃部材48が解除位置にあるときには、嵌合部68が溝部71から離脱して切欠部72に対応する位置にあり、規制部材67と被規制部70との係止が解除された状態となる。このため、清掃部材48が解除位置にあるときにのみ、トナーカートリッジ34の感光体カートリッジ35に対する着脱動作を行うことができる。
また、図2,3に示すように、カートリッジフレーム43の上面には、清掃部材48の移動領域と装着部51(トナーカートリッジ34)との間に、スキャナユニット19の出射窓30から出射されるレーザビームを通過させて感光体ドラム44に照射させるための入射窓73が形成されている。この入射窓73は、出射窓30と対向する位置に左右方向に沿って開口されている。清掃部材48がロック位置以外にあるときには、規制部材67が入射窓73の一部を遮るような位置になるのに対し、清掃部材48がロック位置にあるときには、規制部材67が入射窓73よりも左右方向の外側位置に配されるため、規制部材67が上記のレーザビームを遮ってしまうことはない。
プロセスカートリッジ20は、着脱口6からカートリッジ収容部32内へ斜め下方向に挿入され、反対方向に抜き出される(図2の矢線L参照)。カートリッジ収容部32の天井部に位置するスキャナケース29の底壁29A(本発明の隔壁に相当)は、プロセスカートリッジ20の着脱方向と概ね平行になっている。このスキャナケース29の底壁29Aには、清掃部材48の突起部66を案内するための案内部材74が下方に突出して形成されている。図6は、プロセスカートリッジ20の挿入時におけるこの案内部材74による清掃部材48の案内動作を説明する説明図である。同図に示すように、案内部材74は、正面からみて左側へ行くにつれて後方へ向かうように傾斜した傾斜部74Aと、傾斜部74Aの左端から後方へ延びた平行部74Bとから構成されている。スキャナケース29の底壁29A上において、傾斜部74Aは出射窓30の前側、平行部74Bは出射窓30の左側に配置され、いずれも出射窓30を遮らない位置に配されている。また、傾斜部74Aの右端は、清掃部材48が解除位置にあるときの突起部66の位置よりも外側まで延びており、傾斜部74Aの左端及び平行部74Bの左面は、清掃部材48がロック位置にあるときの突起部66の右端の位置とほぼ一致するように形成されている。これにより、プロセスカートリッジ20をカートリッジ収容部32に挿入する際に、清掃部材48がロック位置よりも右側にあった場合には、突起部66が案内部材74によってロック位置へと案内されるように構成されている。
(本実施形態の動作及び作用効果)
本プリンタ1により画像形成を行う際などには、図2及び図3に示すように、清掃部材48をロック位置として、プロセスカートリッジ20をカートリッジ収容部32内に収容しておく。トナーカートリッジ34の交換を行う場合には、まずフロントカバー7を開放し、プロセスカートリッジ20を着脱口6を通して本体ケーシング2から取り出す。そして、突起部66を掴んで清掃部材48をロック位置から解除位置へとスライド移動させる。これにより、帯電ワイヤ49の表面がほぼ全長さ範囲にわたって清掃される。また、規制部材67の嵌合部68が溝部71から離脱し、規制部材67と被規制部70との係止状態が解除される。
続いて、トナーカートリッジ34の前端側を持ち上げると、図5に示すように、トナーケース36が傾斜姿勢となり、現像ローラ37のローラ軸37Aが案内溝60より離脱する。そして、さらにトナーカートリッジ34を持ち上げると、トナーカートリッジ34をカートリッジフレーム43から離脱することができる。ここで、仮に清掃部材48が解除位置にない状態でトナーカートリッジ34を離脱しようとした場合(即ち、ユーザが清掃部材48をロック位置から解除位置へと移動させるのを忘れた場合)には、規制部材67の嵌合部68が被規制部70に係止しているために、トナーケース36を傾斜姿勢にすることができず、これにより離脱が規制される。
次に、新しいトナーカートリッジ34をカートリッジフレーム43の装着部51に対し、傾斜姿勢で挿入し、現像ローラ37のローラ軸37Aをガイド縁部61に載せる。そして、ローラ軸37Aをガイド縁部61に沿って後方へ滑らせると、ローラ軸37Aが案内溝60に嵌合するとともに、トナーケース36が正規の姿勢(図4参照)になり、カートリッジフレーム43に対して位置決めされた状態となる。続いて、突起部66を掴んで清掃部材48を解除位置からロック位置へとスライド移動させる。そして、プロセスカートリッジ20を本体ケーシング2の着脱口6からカートリッジ収容部32内へ挿入する。この場合には、突起部66は案内部材74とはほとんど干渉することがなく、プロセスカートリッジ20がそのまま正規の装着位置まで挿入される。
ここで、清掃部材48をロック位置にない状態でプロセスカートリッジ20をカートリッジ収容部32に挿入した場合(即ち、ユーザが清掃部材48を解除位置からロック位置へと移動させるのを忘れた場合、あるいは清掃部材48を解除位置からロック位置に至る途中までしか操作しなかった場合など)には、プロセスカートリッジ20を挿入する途中で、図6に一点鎖線で示すように、突起部66が案内部材74の傾斜部74Aに当接する。そして、プロセスカートリッジ20を後方へ挿入する動作に伴って、突起部66が傾斜部74Aに沿って左側へと案内される。こうして、突起部66が傾斜部74Aの左端に至ると清掃部材48がロック位置に到達し、そこから突起部66が側面を平行部74Bに摺接させるようにして後側へ進み、プロセスカートリッジ20が正規の装着位置に到達する(図6の実線参照)。なお、仮に案内部材74が傾斜部74Aのみで平行部74Bを備えていないとした場合には、プロセスカートリッジ20が装着後にカートリッジ収容部32内で左右方向に位置ずれすることがあると、プロセスカートリッジ20を離脱する際に、突起部66が傾斜部74Aの左端に引っ掛かってしまう可能性があるが、本実施形態では、平行部74Bを設けたことにより、プロセスカートリッジ20の位置ずれにより突起部66が案内部材74に引っ掛かることが確実に防止される。
以上のように本実施形態によれば、通常は清掃部材48をロック位置として感光体カートリッジ35とトナーカートリッジ34とをロックしておき、トナーカートリッジ34の交換時には清掃部材48を解除位置にしてから両カートリッジ34,35を分離する。清掃部材48をロック位置から解除位置に移動させないと、感光体カートリッジ35からトナーカートリッジ34を取り外すことができないため、トナーカートリッジ34の交換時には、確実に帯電ワイヤ49の清掃が行われる。
また、清掃部材48が解除位置以外の位置にあるときには、規制部材67が被規制部70に係止することで、トナーカートリッジ34の離脱動作が規制され、清掃部材48が解除位置にあるときにその係止が解除されることで離脱動作が許容される。これにより、簡単な構成で、帯電ワイヤ49の清掃が確実に行われるようにすることができる。
また、清掃部材48が解除位置にないときには、規制部材67の嵌合部68と被規制部70の溝部71とが嵌合する構成としたため、規制部材67と被規制部70との係止が外れにくい。従って清掃部材48が解除位置以外の位置にあるときに誤ってトナーカートリッジ34が感光体カートリッジ35から外れてしまう事態を防止できる。
また、嵌合部68が規制部材67の延出方向と清掃部材48の移動方向とに対して交差する方向に屈折した形状をなすことによりトナーカートリッジ34の離脱動作が規制される構成としたため、清掃部材48が解除位置にない状態では規制部材67と被規制部70との係止がより外れにくい。従って清掃部材48が解除位置以外の位置にあるときにトナーカートリッジ34が感光体カートリッジ35から外れてしまう事態をより確実に防止できる。
また、清掃部材48の移動領域とトナーカートリッジ34との間に入射窓73が設けられている構成とした場合にも、清掃部材48をロック位置とすれば規制部材67が入射窓73を遮ることがないため、画像形成に支障が生じない。
また、清掃部材48に外側に突出した突起部66が設けられているため、清掃部材48の移動操作を行い易い。
プロセスカートリッジ20を装着する際に清掃部材48がロック位置にないときには、その装着動作に伴って案内部材74が突起部66を案内することで清掃部材48がロック位置に移動される。これにより、特別な操作無しに清掃部材48をロック位置に戻すことができるため、簡便である。
また、案内部材74をスキャナユニット19の底壁29Aに出射窓30と重ならないように配設したため、案内部材74によって露光用のレーザビームが遮られることがない。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態を図7によって説明する。本実施形態は、第1実施形態の案内部材74に代えて干渉部材76を設けたものであり、他の構成は第1実施形態と同様である。なお、図7は、プロセスカートリッジ20の挿入時における干渉部材76による挿入規制を説明するための説明図である。
干渉部材76は、スキャナケース29の底壁29Aに左右方向に沿って突出して形成されている。また、干渉部材76は、出射窓30よりも前側に位置し、出射窓30を遮らないような位置に配されている。干渉部材76には、清掃部材48がロック位置にあるときの突起部66に対応する位置に開口部77が形成されている。プロセスカートリッジ20をカートリッジ収容部32内へ挿入する際に、突起部66がロック位置にある場合には、突起部66が開口部77を通過するため、プロセスカートリッジ20は、干渉部材76によって挿入が阻害されることなく、正規の装着位置まで挿入される(図7の実線参照)。これに対し、清掃部材48がロック位置以外の位置にあった場合には、プロセスカートリッジ20をカートリッジ収容部32へ挿入していくと、突起部66が干渉部材76に当接して、プロセスカートリッジ20の挿入動作が規制される(図7の一点鎖線参照)。従って、この場合には、ユーザはプロセスカートリッジ20を一旦取り出し、突起部66をロック位置まで操作してから再び挿入し直すことになる。
以上のように本実施形態によれば、プロセスカートリッジ20を装着する際に清掃部材48がロック位置にないときには、干渉部材76が突起部66に干渉してプロセスカートリッジ20の挿入動作が阻害される。このため、ユーザが誤って清掃部材48をロック位置に戻さないままプロセスカートリッジ20を装着することを確実に防止することができる。
また、干渉部材76をスキャナユニット19の底壁29Aに出射窓30と重ならないように配設したため、干渉部材76によって露光用のレーザビームが遮られることがない。
<他の実施形態>
図8(A)〜(C)は、それぞれ規制部材の先端に設けられた嵌合部及びトナーケースに設けられた被規制部の変形例を示した部分拡大斜視図である。
図8(A)の嵌合部80Aは、上方向、即ち規制部材67の延出方向(同図左右方向)と清掃部材48の移動方向(同図矢線方向)とに対して交差方向に屈折した断面L字形状をなしている。一方、被規制部81Aは、トナーケース36の後端上部から上方に延び、その端部が後方(同図左側)に屈折し、さらにその端部から下方に屈折した形状をなしている。この被規制部81Aの内側には、嵌合部80Aが嵌合可能な溝部82Aが清掃部材48の移動方向(同図矢線方向)に沿って形成されている。
図8(B)の嵌合部80Bは、上下方向、即ち規制部材67の延出方向(同図左右方向)と清掃部材48の移動方向(矢線方向)とに対して交差方向の両側に屈折した断面T字形状をなしている。一方、被規制部81Bは、後方(同図左側)に開放する断面C字状をなし、その内側には、嵌合部80Bが嵌合可能な溝部82Bが清掃部材48の移動方向(同図矢線方向)に沿って形成されている。
図8(C)の嵌合部80Cは、規制部材67の前端から下方向に屈折し、さらにその端部が後方に屈折した断面L字状をなしている。一方、被規制部81Cは、トナーケース36の後端上部から上方に延び、その端部が前方へ向けて屈折した断面L字状をなしている。また、被規制部81Cの内側には、嵌合部80Bが嵌合可能な溝部82Cが清掃部材48の移動方向(同図矢線方向)に沿って形成されている。
なお、上記の各被規制部81A〜81Cは第1実施形態のものと同様に右端位置に切欠部が設けられており、清掃部材48が解除位置にあるときには、嵌合部80A〜80Cが溝部82A〜82Cから離脱して、規制部材67と被規制部81A〜81Cとの係止が解除された状態となる。
上記の各変形例によれば、嵌合部80A〜80Cが規制部材67の延出方向と清掃部材48の移動方向とに対して交差する方向に屈折した形状をなすことによりトナーカートリッジ34の離脱動作が規制される構成としたため、清掃部材48が解除位置にない状態でトナーカートリッジ34を取り外そうとすると嵌合部80A〜80Cがてこの原理により強く溝部82A〜82Cの内面に押さえ付けられ、規制部材67と被規制部81A〜81Cとの係止がより外れにくくなる。従って清掃部材48が解除位置以外の位置にあるときにトナーカートリッジ34が感光体カートリッジ35から外れてしまう事態をより確実に防止できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1) 上記第1実施形態では、突起部を清掃部材に一体に設けたが、本発明によれば、突起部を離脱規制手段側に設けても良い。
本発明の第1実施形態における画像形成装置としてのレーザプリンタを示す要部側断面図 プロセスカートリッジとスキャナユニットの底壁とを示す側断面図 プロセスカートリッジの平面図 プロセスカートリッジの斜視図 トナーカートリッジを感光体カートリッジに対し装着または離脱する過程を示す斜視図 プロセスカートリッジの挿入時における案内部材による清掃部材の案内動作を説明する説明図 プロセスカートリッジの挿入時における干渉部材による挿入規制を説明する説明図 (A)〜(C)嵌合部及び被規制部の変形例を示した部分拡大斜視図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
2…本体ケーシング(装置本体)
19…スキャナユニット
20…プロセスカートリッジ
29A…スキャナケースの底壁(隔壁)
30…出射窓
32…カートリッジ収容部
34…トナーカートリッジ(現像剤カートリッジ)
35…感光体カートリッジ(像担持体カートリッジ)
44…感光体ドラム(像担持体)
45…スコロトロン型帯電器(帯電器)
48…清掃部材
49…帯電ワイヤ
66…突起部
67…規制部材(離脱規制手段)
68,80A〜80C…嵌合部
70,81A〜81C…被規制部
71,82A〜82C…溝部
73…入射窓
74…案内部材
76…干渉部材

Claims (18)

  1. 現像剤像が担持される像担持体を有した像担持体カートリッジと、
    前記像担持体カートリッジに対して着脱可能で、かつ現像剤を収容する現像剤カートリッジと、を備えて構成され、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    前記像担持体カートリッジは、
    前記像担持体の軸方向に張架された帯電ワイヤを有し、当該帯電ワイヤに電圧が印加されることにより前記像担持体を帯電させる帯電器と、
    前記帯電ワイヤに沿って移動操作されることで帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材と連動し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの一端側のロック位置にあるときに前記現像剤カートリッジの離脱を規制し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの他端側の解除位置にあるときに前記現像剤カートリッジに対する離脱の規制を解除する離脱規制手段と、
    を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記離脱規制手段は、前記清掃部材から前記現像剤カートリッジ側へ延出して前記清掃部材と一体的に移動する規制部材を備え、
    前記現像剤カートリッジは、前記清掃部材が前記解除位置以外の位置にあるときに前記規制部材に係止することでその離脱動作が規制され、前記清掃部材が前記解除位置にあるときにその係止が解除されることで離脱動作が許容される被規制部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記被規制部は、前記清掃部材の移動方向に沿った溝部を備え、前記規制部材は、前記溝部内に嵌合する嵌合部を備え、前記清掃部材が前記解除位置にあるときに前記嵌合部が前記溝部より離脱することを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記嵌合部は、前記規制部材の延出方向と前記清掃部材の移動方向とに対して交差する方向に屈折した形状をなすことで前記トナーカートリッジの離脱動作を規制することを特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記像担持体カートリッジには、前記清掃部材の移動領域と前記現像剤カートリッジとの間に、前記像担持体に対する露光用の光線を通過させるための入射窓が前記像担持体の軸方向に沿って開口されており、前記規制部材は、前記清掃部材が前記ロック位置にあるときに前記入射窓よりも前記軸方向の外側位置に配されることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記清掃部材または前記離脱規制手段には、前記清掃部材を移動操作可能でかつ外側に突出した形状の突起部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 現像剤像が担持される像担持体を有し、現像剤を収容する現像剤カートリッジを着脱可能な像担持体カートリッジにおいて、
    前記像担持体の軸方向に張架された帯電ワイヤを有し、当該帯電ワイヤに電圧が印加されることにより前記像担持体を帯電させる帯電器と、
    前記帯電ワイヤに沿って移動操作されることで帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材と連動し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの一端側のロック位置にあるときに前記現像剤カートリッジの離脱を規制し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの他端側の解除位置にあるときに前記現像剤カートリッジに対する離脱の規制を解除する離脱規制手段と、
    を備えたことを特徴とする像担持体カートリッジ。
  8. 前記離脱規制手段は、前記清掃部材側から前記現像剤カートリッジ側へ延出して前記清掃部材と一体的に移動する規制部材を備え、
    この規制部材は、前記清掃部材が前記解除位置以外の位置にあるときに前記現像剤カートリッジに設けられた被規制部に係止することで前記現像剤カートリッジの離脱動作を規制し、前記清掃部材が前記解除位置にあるときにその係止を解除することで前記離脱動作を許容することを特徴とする請求項7に記載の像担持体カートリッジ。
  9. 前記規制部材は、前記清掃部材の移動方向に沿った溝部を有した前記被規制部の前記溝部内に嵌合する嵌合部を備え、前記清掃部材が前記解除位置にあるときに前記嵌合部が前記溝部より離脱することを特徴とする請求項8に記載の像担持体カートリッジ。
  10. 前記嵌合部は、前記規制部材の延出方向と前記清掃部材の移動方向とに対して交差する方向に屈折した形状をなすことで前記トナーカートリッジの離脱動作を規制することを特徴とする請求項9に記載の像担持体カートリッジ。
  11. 前記清掃部材の移動領域と前記現像剤カートリッジとの間に、前記像担持体に対する露光用の光線を通過させるための入射窓が前記像担持体の軸方向に沿って開口されており、前記規制部材は、前記清掃部材が前記ロック位置にあるときに前記入射窓よりも前記軸方向の外側位置に配されることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の像担持体カートリッジ。
  12. 前記清掃部材または前記離脱規制手段には、前記清掃部材を移動操作可能でかつ外側に突出した形状の突起部が設けられていることを特徴とする請求項7から請求項11のいずれかに記載の像担持体カートリッジ。
  13. 現像剤を収容し、かつ現像剤像が担持される像担持体を有した像担持体カートリッジに対して着脱可能な現像剤カートリッジにおいて、
    前記像担持体カートリッジは、
    前記像担持体の軸方向に張架された帯電ワイヤを有し、当該帯電ワイヤに電圧が印加されることにより前記像担持体を帯電させる帯電器と、
    前記帯電ワイヤに沿って移動操作されることで帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材と連動し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの一端側のロック位置にあるときに当該現像剤カートリッジの離脱を規制し、前記清掃部材が前記帯電ワイヤの他端側の解除位置にあるときに当該現像剤カートリッジに対する離脱の規制を解除する離脱規制手段とを備え、
    前記離脱規制手段は、前記清掃部材側から当該現像剤カートリッジ側へ延出して前記清掃部材と一体的に移動する規制部材を備えており、
    前記清掃部材が前記解除位置以外の位置にあるときに前記規制部材に係止することで当該現像剤カートリッジの離脱動作が規制され、前記清掃部材が前記解除位置にあるときにその係止が解除されることで前記離脱動作が許容される被規制部を備えていることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  14. 前記被規制部は、前記規制部材の一部を嵌合可能でかつ前記清掃部材の移動方向に沿った溝部を備え、前記清掃部材が前記解除位置にあるときに前記規制部材が前記溝部より離脱することを特徴とする請求項13に記載の現像剤カートリッジ。
  15. 装置本体内に、請求項6に記載のプロセスカートリッジを収容するカートリッジ収容部を備えた画像形成装置において、
    前記カートリッジ収容部には、前記プロセスカートリッジを収容する際に、前記清掃部材が前記ロック位置以外にあるときに前記突起部に干渉し、前記清掃部材が前記ロック位置にあるときに前記突起部に干渉しない干渉部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記装置本体内には、前記カートリッジ収容部に隣接してスキャナユニットが設けられており、前記スキャナユニットと前記カートリッジ収容部との隔壁には、スキャナユニットからの前記像担持体に対する露光用の光線を出射させるための出射窓が設けられるとともに、前記干渉部材が前記出射窓に重ならない位置に配設されていることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 装置本体内に、請求項6に記載のプロセスカートリッジを収容するカートリッジ収容部を備えた画像形成装置において、
    前記カートリッジ収容部には、前記プロセスカートリッジを装着する際に、前記清掃部材が前記ロック位置以外にあるときに、その装着動作に伴って、前記清掃部材がロック位置に至るように前記突起部を案内する案内部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  18. 前記装置本体内には、前記カートリッジ収容部に隣接してスキャナユニットが設けられており、前記スキャナユニットと前記カートリッジ収容部との隔壁には、スキャナユニットからの前記像担持体に対する露光用の光線を出射させるための出射窓が設けられるとともに、前記案内部材が前記出射窓に重ならない位置に配設されていることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
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