JP2006227097A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価かつ簡単な構成で、トナー回収タンクに回収された廃トナーを再利用することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、感光体の表面に残留したトナーを収納するための回収タンク本体部27を有し、装置本体に対して着脱自在に設けられたトナー回収タンク24を備えている。また、現像装置に補給される新しいトナーを収納するための補給タンク本体部33と、補給タンク本体部33に設けられ、回収タンク本体部27に収納されたトナーを受け入れるための補給口34と、を有するトナー補給タンク22を備えている。そして、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着することにより、回収タンク本体部27に収納されたトナーが、回収タンク本体部27から排出され、除去されるとともに、補給口34を介して補給タンク本体部33に供給される。
【選択図】 図8
【解決手段】画像形成装置は、感光体の表面に残留したトナーを収納するための回収タンク本体部27を有し、装置本体に対して着脱自在に設けられたトナー回収タンク24を備えている。また、現像装置に補給される新しいトナーを収納するための補給タンク本体部33と、補給タンク本体部33に設けられ、回収タンク本体部27に収納されたトナーを受け入れるための補給口34と、を有するトナー補給タンク22を備えている。そして、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着することにより、回収タンク本体部27に収納されたトナーが、回収タンク本体部27から排出され、除去されるとともに、補給口34を介して補給タンク本体部33に供給される。
【選択図】 図8
Description
本発明は、感光体の表面に残留したトナーを回収するためのトナー回収タンク、および現像装置に新しいトナーを補給するトナー補給タンクを備えたプリンタやファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関する。
一般に、プリンタやファクシミリ、複写機などの電子写真方式の画像形成装置においては、静電潜像が形成された像担持体である感光体表面に現像装置からトナーが供給され、感光体表面にトナー像が形成される。次いで、用紙にトナー像が転写され、当該トナー像が定着装置で加熱・加圧されて転写紙に定着され、当該定着装置を通過した用紙が排紙トレイ上に排出されるようになっている。
また、用紙に転写されずに感光体の表面に残留したトナー(以下、「廃トナー」という。)をクリーニング装置で取り除き、除去された廃トナーは、トナー回収タンクに回収されるように構成されている。
ここで、一般に、トナー回収タンクが廃トナーで満たされると、当該トナー回収タンクを装置本体から取り外すとともに、空のトナー回収タンクを装置本体に装着するようになっている。即ち、一般に、トナー回収タンクに回収された廃トナーは再利用されず、トナー回収タンクとともに廃棄されているため、資源の無駄使いとなっていた。
そこで、資源の有効利用を図るべく、回収されたトナーを再利用可能な画像形成装置が提案されている。例えば、廃トナーを回収するトナー回収タンクと、新しいトナーを現像装置へと供給するトナー補給タンクを一体的に形成したトナーカートリッジを備える画像形成装置が開示されている。このトナーカートリッジは、トナーダクトを介して現像装置に連結されており、トナー回収タンクに回収たれた廃トナーを、当該トナーカートリッジ内に設けられた搬送体等により、新規トナーと混合して現像装置に供給することにより、廃トナーを再利用する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−130810号公報(第2−3頁、第1図)
しかし、上記従来の画像形成装置においては、トナー回収タンクに回収された廃トナーを現像装置に供給するためのトナーダクトや搬送体等を設ける構成となっているため、廃トナーを再利用するための構成が複雑になるとともに、コストアップになるという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、安価かつ簡単な構成で、トナー回収タンクに回収された廃トナーを再利用することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、装置本体と、感光体の表面にトナー像を形成するための現像装置と、感光体の表面に残留したトナーを収納するための回収タンク本体部と、回収タンク本体部に設けられ、収納されたトナーを排出し、除去するための排出口と、を有し、装置本体に対して着脱自在に設けられたトナー回収タンクと、現像装置に補給される新しいトナーを収納するための補給タンク本体部と、補給タンク本体部に設けられ、回収タンク本体部に収納されたトナーを受け入れるための補給口と、を有するトナー補給タンクと、
を備える画像形成装置であって、トナー回収タンクは、トナー補給タンクに着脱自在であり、トナー回収タンクをトナー補給タンクに装着することにより、回収タンク本体部に収納されたトナーが、排出口を介して回収タンク本体部から排出され、除去されるとともに、補給口を介して補給タンク本体部に供給されることを特徴とする。
を備える画像形成装置であって、トナー回収タンクは、トナー補給タンクに着脱自在であり、トナー回収タンクをトナー補給タンクに装着することにより、回収タンク本体部に収納されたトナーが、排出口を介して回収タンク本体部から排出され、除去されるとともに、補給口を介して補給タンク本体部に供給されることを特徴とする。
請求項1に記載の構成によれば、トナー回収タンクに回収された感光体表面の残留トナーを再利用するためのトナーダクトや搬送体等を設ける必要がなくなるため、簡単な構成で、感光体の表面に残留したトナーを再利用することが可能になるとともに、コストアップを抑制することが可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、トナー回収タンクは、排出口を覆うとともに、回収タンク本体部を支持する支持部材を更に有し、支持部材に設けられたスライド部材と、補給タンク本体部に設けられ、スライド部材と係合するガイド部材と、を有するトナー回収タンク着脱機構を更に備え、スライド部材がガイド部材に沿って摺動することにより、トナー回収タンクがトナー補給タンクに装着されることを特徴とする。
請求項2に記載の構成によれば、簡単な構成で、トナー回収タンクをトナー補給タンクに装着することが可能になる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、回収タンク本体部は、支持部材に対して移動自在に設けられるとともに、支持部材には、回収タンク本体部に収納されたトナーを補給タンク本体部に移動させるための開口部が設けられ、トナー回収タンクをトナー補給タンクに装着し、回収タンク本体部を支持部材に対して移動させることにより、回収タンク本体部に収納されたトナーが開口部および補給口を介して、補給タンク本体部に供給されることを特徴とする。
請求項3に記載の構成によれば、簡単な構成で、回収タンク本体部に収納されたトナーを補給タンク本体部に確実に供給することが可能になる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、補給口は補給タンク本体部に開閉可能に設けられており、トナー回収タンクをトナー補給タンクに装着することにより、補給口が開くことを特徴とする。
請求項4に記載の構成によれば、回収タンク本体部に収納されたトナーを補給タンク本体部に供給する場合に補給口を開くことが可能になり、その他の場合(例えば、画像形成時)においては、補給口を閉じた状態にすることができる。従って、補給タンク本体部に収納されたトナーが装置内部に飛散するという不都合を生じることなく、回収タンク本体部に収納されたトナーを補給タンク本体部に供給することが可能になる。
本発明によれば、簡単な構成で、感光体の表面に残留したトナーを再利用することが可能になるとともに、コストアップを抑制することが可能になる。
以下に、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態における画像形成装置の全体構成を示す概略図であり、図2は、本発明の実施形態におけるトナー回収タンクの設置位置を説明するための概略図である。
図1に示す様に、この画像形成装置1は、装置本体1aの下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方及び上方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着部5と、これらの画像形成部4、及び定着部5の上方に配設された画像読取部6を備えている。
給紙部2は、用紙9が収容された複数(本実施形態においては4つ)の給紙カセット7を備えており、給紙ローラ8の回転動作により、当該複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9が用紙搬送部3側に送り出され、用紙9が1枚ずつ確実に用紙搬送部3に給紙されるように構成されている。尚、これら4つの給紙カセット7は、装置本体1aに対し、着脱自在となるように構成されている。
用紙搬送部3に給紙された用紙9は、用紙供給経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。この画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9に所定のトナー像を形成するものであり、所定の方向(図中の矢印方向)に回転可能に軸支された像担持体である感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電装置12、露光装置13、現像装置14、転写装置16、クリーニング装置17、及び除電装置18を備えている。
帯電装置12は、高電圧が印加される帯電ワイヤを備えており、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体11の表面に所定電位を与えることにより、感光体11の表面が一様に帯電させられる。そして、露光装置13により、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、感光体11に照射されることにより、感光体11の表面電位が選択的に減衰されて、この感光体11の表面に静電潜像が形成される。次いで、現像装置14により、上記原稿の画像データに基づく静電潜像が形成された感光体11の表面にトナー像が形成され、転写装置16により、感光体11の表面のトナー像が、感光体11と転写装置16との間に供給された用紙9に転写される。
尚、図1に示す様に、現像装置14には、トナーホッパー15が取り付けられているとともに、現像装置14に新しいトナーを補給するトナー補給タンク22が、装置本体1aに対して(即ち、トナーホッパー15に対して)着脱自在に設けられている。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4から定着部5に向けて搬送される。この定着部5は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成部4においてトナー像が転写された用紙9は、定着部5に設けられた加熱ローラ19、及び当該加熱ローラ19に押し付けられる加圧ローラ20によって挟まれるとともに加熱され、用紙9上にトナー像が定着される。次いで、画像形成部4から定着部5において画像形成がなされた用紙9は、排紙部21を経由して、排出トレイ23上に排出される。一方、上記転写後、感光体11の表面に残留しているトナー(廃トナー)は、クリーニング装置17により感光体11から除去され、次いで、除去されたトナーがトナー回収装置(不図示)を経由して、トナー回収タンク24内に廃トナーとして回収される。
この、トナー回収タンク24は、図1、図2に示す様に、用紙9の搬送の邪魔にならないように、装置本体1a内の背面部1b側であって、排紙部21が形成された側面部1c側のコーナー部分に設けられたタンク収容空間であるスペース25に収容される構成となっている。また、当該トナー回収タンク24は、装置本体1aに対して着脱自在に設けられており、トナー回収タンク24を装置本体1aに装着する際には、まず、側面部1cに形成され、装置本体1aに対して開閉可能に設けられた開閉扉26を開き、次いで、上記スペース25に設けられたトナー回収タンク保持具(不図示)を介して装置本体1aに取り付ける構成となっている。
また、感光体11の表面の残留電荷は、除電装置18により除去される。そして、感光体11は帯電装置12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われることになる。
次に、図面を参照してトナー回収タンク、およびトナー補給タンクについて説明する。図3、図4は、本発明の実施形態におけるトナー回収タンクの外観構成を示す斜視図であり、図5、図6は、本発明の実施形態におけるトナー補給タンクの外観構成を示す斜視図である。
図3、図4に示す様に、本実施形態のトナー回収タンク24は、筐体形状(略直方体形状)に形成され、内部に廃トナーを収納するための回収タンク本体部27を備えており、当該回収タンク本体部27には、収納された廃トナーを下方に向けて排出し、除去するための排出口28が設けられている。また、トナー回収タンク24は、上記排出口28を覆うとともに、回収タンク本体部27を支持する支持部材であるシャッター部材29を備えている。
また、回収タンク本体部27にはスライド部材30が設けられるとともに、シャッター部材29の側面部にはガイド部材31が設けられており、スライド部材30がガイド部材31に沿って摺動することにより、シャッター部材29に対して回収タンク本体部27が、図中の矢印A、Bの方向に移動自在となるように設けられている。そして、回収タンク本体部27を、図3に示す位置から図4に示す位置へと移動させると、回収タンク本体部27に収納された廃トナーが、排出口28、およびシャッター部材29に設けられ、回収タンク本体部27に収納された廃トナーを後述の補給タンク本体部33に移動させるための開口部32を介して、回収タンク本体部27から排出され、除去される構成となっている。
また、図5、図6に示す様に、本実施形態のトナー補給タンク22は、筐体形状(略直方体形状)に形成され、現像装置14に補給される新しいトナーを収納するための補給タンク本体部33を備えており、当該補給タンク本体部33には、回収タンク本体部27に収納された廃トナーを受け入れるための補給口34が開閉可能に設けられている。より具体的には、補給タンク本体部33に対して移動自在に設けられた蓋部材35が設けられており、当該蓋部材35を図中の矢印C、Dの方向に移動させることにより、補給口34が開閉する構成となっている。
次に、トナー回収タンク24内に回収された廃トナーを再利用する際の動作を、図面を参照して説明する。図7は、本発明の実施形態におけるトナー回収タンクをトナー補給タンクに装着する前の状態を示す斜視図である。また、図8は、本発明の実施形態におけるトナー回収タンクをトナー補給タンクに装着した状態を示す斜視図であり、図9は、図8に示すトナー回収タンクの回収タンク本体部を移動させた状態を示す斜視図である。
本実施形態においては、トナー回収タンク24が廃トナーで満たされた場合、まず、上述の開閉扉26を開き、装置本体1aのスペース25に収容されたトナー回収タンク24を当該装置本体1aから取り出す。次いで、トナー回収タンク24内に回収された廃トナーを再利用するために、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着する構成となっている。即ち、本実施形態においては、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に着脱するための機構(トナー回収タンク着脱機構)を設けることにより、トナー回収タンク24を、トナー補給タンク22に対して着脱自在に設ける構成としている。
このトナー回収タンク着脱機構は、図3〜図5に示す様に、トナー回収タンク24のシャッター部材29に設けられたロック用部材36と、トナー補給タンク22の蓋部材35に設けられた係止溝37と、トナー回収タンク24のシャッター部材29の側面に設けられたスライド部材38と、補給タンク本体部33に設けられたガイド部材39により構成されている。そして、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着する際には、まず、図7に示す状態(即ち、図3のトナー回収タンク24を、図5のトナー補給タンク22に装着する前の状態)から、ロック用部材36を係止溝37に挿通させ、ロック用部材36を係止溝37に係止させる。
次いで、この状態から、スライド部材38をガイド部材39に係合させ、トナー回収タンク24を図中の矢印Aの方向に押し込むと、スライド部材38がガイド部材39に沿って摺動し、トナー回収タンク24がトナー補給タンク22に装着される。この際、トナー補給タンク22の補給タンク本体部33に対して移動自在に設けられた蓋部材35が、トナー回収タンク24のシャッター部材29によって、図5に示す矢印Cの方向に押されて移動し、補給口34が開き、図8に示す状態(即ち、シャッター部材29の開口部32と、補給口34が略垂直方向に重なり合った状態)になる。そして、図8に示す状態から、スライド部材30をガイド部材31に沿って摺動させると、シャッター部材29に対して回収タンク本体部27が図中の矢印Aの方向に移動し、図9に示す状態となる。そうすると、回収タンク本体部27に収納された廃トナーが、排出口28を介して、回収タンク本体部27から排出され、除去されるとともに、当該廃トナーが、シャッター部材29に設けられた開口部32、および補給口34を介して、トナー補給タンク22の補給タンク本体部33内に供給される構成となっている。
廃トナーをトナー補給タンク22に供給後、図9に示す状態から、スライド部材30をガイド部材31に沿って摺動させて、シャッター部材29に対して回収タンク本体部27を図中の矢印Bの方向に移動させると、図8に示す状態となる。次いで、この状態から、トナー回収タンク24を図中の矢印Bの方向に更に移動させると、スライド部材38がガイド部材39に沿って摺動するとともに、ロック用部材36と係止溝37の係止状態が解除され、トナー回収タンク24がトナー補給タンク22から取り外される。次いで、トナー補給タンク22の蓋部材35を上述の矢印Dの方向に移動させて補給口34を閉じると、図7に示す状態になる。そして、トナー回収タンク24を上述のスペース25に設けられたトナー回収タンク保持具(不図示)を介して装置本体1aに取り付けて、上述の画像形成動作を再開することにより、廃トナーの再利用が行われる構成となっている。
以上に説明したように、本実施形態においては、感光体11の表面に残留したトナーを収納するための回収タンク本体部27と、当該回収タンク本体部27に設けられ、収納されたトナーを排出し、除去するための排出口28とを備え、装置本体1aに対して着脱自在に設けられたトナー回収タンク24を設ける構成としている。また、現像装置14に補給される新しいトナーを収納するための補給タンク本体部33と、当該補給タンク本体部33に設けられ、回収タンク本体部27に収納されたトナーを受け入れるための補給口34とを備えるトナー補給タンク22を設ける構成としている。そして、トナー回収タンク24は、トナー補給タンク22に着脱自在であり、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着することにより、回収タンク本体部27に収納されたトナーが、排出口28を介して回収タンク本体部27から排出され、除去されるとともに、補給口34を介して補給タンク本体部33に供給される構成としている。従って、トナー回収タンク24に回収された廃トナーを再利用するためのトナーダクトや搬送体等を設ける必要がなくなるため、簡単な構成で、感光体11の表面に残留したトナーを再利用することが可能になるとともに、コストアップを抑制することが可能になる。
また、トナー回収タンク24は、排出口28を覆うとともに、回収タンク本体部27を支持するシャッター部材29を備え、当該シャッター部材29に設けられたスライド部材38と、補給タンク本体部33に設けられ、当該スライド部材38と係合するガイド部材39とを有するトナー回収タンク着脱機構を備える構成としている。そして、スライド部材38がガイド部材39に沿って摺動することにより、トナー回収タンク24がトナー補給タンク22に装着される構成としている。従って、簡単な構成で、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着することが可能になる。
また、回収タンク本体部27は、シャッター部材29に対して移動自在に設けられるとともに、当該シャッター部材29には、回収タンク本体部27に収納された廃トナーを補給タンク本体部33に移動させるための開口部32が設けられる構成としている。そして、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着し、回収タンク本体部27をシャッター部材29に対して移動させることにより、回収タンク本体部27に収納された廃トナーが開口部32および補給口34を介して、補給タンク本体部33に供給される構成としている。従って、簡単な構成で、回収タンク本体部27に収納された廃トナーを補給タンク本体部33に確実に供給することが可能になる。
さらに、本実施形態においては、補給口34は補給タンク本体部33に開閉可能に設けられており、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着することにより、補給口34が開く構成となっている。従って、回収タンク本体部27に収納された廃トナーを補給タンク本体部33に供給する場合に補給口34を開くことが可能になり、その他の場合(例えば、画像形成時)においては、補給口34を閉じた状態にすることができる。その結果、補給タンク本体部33に収納されたトナーが装置内部に飛散するという不都合を生じることなく、回収タンク本体部27に収納された廃トナーを補給タンク本体部33に供給することが可能になる。
尚、上記実施形態は、単なる説明例であり、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各構成物品の形状、寸法、材料等を変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、上記実施形態においては、トナー補給タンク22を、装置本体1aに対して着脱自在に設ける構成としているが、当該トナー補給タンク22を装置本体1aに装着した状態で、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着する構成、または、当該トナー補給タンク22を装置本体1aから取り外した状態で、トナー回収タンク24をトナー補給タンク22に装着する構成のいずれを採用しても良い。
また、例えば、上記実施形態においては、画像形成装置の一例として、複写機を示したが、ファクシミリやプリンタ等の他の画像形成装置であっても良いことは言うまでもない。
本発明の活用例としては、感光体の表面に残留したトナーを回収するためのトナー回収タンク、および現像装置に新しいトナーを補給するトナー補給タンクを備えたプリンタやファクシミリ、複写機などの画像形成装置が挙げられる。
1…画像形成装置、1a…装置本体、2…給紙部、3…用紙搬送部、4…画像形成部、5…定着部、6…画像読取部、7…給紙カセット、9…用紙、11…感光体、12…帯電装置、13…露光装置、14…現像装置、15…トナーホッパー、16…転写装置、17…クリーニング装置、18…除電装置、19…加熱ローラ、20…加圧ローラ、21…排紙部、22…トナー補給タンク、23…排出トレイ、24…トナー回収タンク、25…スペース、26…開閉扉、27…回収タンク本体部、28…排出口、29…シャッター部材、30…スライド部材、31…ガイド部材、32…開口部、33…補給タンク本体部、34…補給口、35…蓋部材、36…ロック用部材、37…係止溝、38…スライド部材、39…ガイド部材
Claims (4)
- 装置本体と、
感光体の表面にトナー像を形成するための現像装置と、
前記感光体の表面に残留したトナーを収納するための回収タンク本体部と、前記回収タンク本体部に設けられ、収納されたトナーを排出し、除去するための排出口と、を有し、前記装置本体に対して着脱自在に設けられたトナー回収タンクと、
前記現像装置に補給される新しいトナーを収納するための補給タンク本体部と、前記補給タンク本体部に設けられ、前記回収タンク本体部に収納されたトナーを受け入れるための補給口と、を有するトナー補給タンクと、
を備え、
前記トナー回収タンクは、前記トナー補給タンクに着脱自在であり、前記トナー回収タンクを前記トナー補給タンクに装着することにより、前記回収タンク本体部に収納されたトナーが、前記排出口を介して前記回収タンク本体部から排出され、除去されるとともに、前記補給口を介して前記補給タンク本体部に供給されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナー回収タンクは、前記排出口を覆うとともに、前記回収タンク本体部を支持する支持部材を更に有し、前記支持部材に設けられたスライド部材と、前記補給タンク本体部に設けられ、前記スライド部材と係合するガイド部材と、を有するトナー回収タンク着脱機構を更に備え、
前記スライド部材が前記ガイド部材に沿って摺動することにより、前記トナー回収タンクが前記トナー補給タンクに装着されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記回収タンク本体部は、前記支持部材に対して移動自在に設けられるとともに、前記支持部材には、前記回収タンク本体部に収納されたトナーを前記補給タンク本体部に移動させるための開口部が設けられ、
前記トナー回収タンクを前記トナー補給タンクに装着し、前記回収タンク本体部を前記支持部材に対して移動させることにより、前記回収タンク本体部に収納されたトナーが前記開口部および前記補給口を介して、前記補給タンク本体部に供給されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記補給口は前記補給タンク本体部に開閉可能に設けられており、前記トナー回収タンクを前記トナー補給タンクに装着することにより、前記補給口が開くことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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