JP3809362B2 - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回収トナー容器を有する電子写真画像形成装置(以下画像形成装置ともいう)に関する。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
【従来の技術】
従来、画像形成装置では感光体ドラムのクリーニング部で回収されたトナーは装置後側の比較的広いスペースに大きな回収トナー容器を配置し容器の満タン検知を設けて構成されることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、装置後側に回収トナー容器を設けると、回収トナー容器の配置された位置まで回収トナーを搬送することが必要で、トナーの搬送路が曲がっている場合には内部のコイル式搬送スクリュウと回収トナーが摩擦熱で固着してトナー詰まり等のトラブルが発生することがまれに発生していた。また装置の後側ではユーザーが見ることができない為回収トナー容器の満タン検知等の警報手段を設けたり、回収トナー容器の交換の為の扉を設けなければならずコストアップになっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムの長手方向と平行に画像形成装置本体から引き出し可能であって、前記写真感光体ドラムに形成される静電潜像をトナーを用いて現像する現像器と、現像されたトナー像が記録媒体に転写された後に前記電子写真感光体ドラムに残留したトナーを回収するクリーニング手段と、前記現像器の引き出し方向手前側に配設され、トナーを貯留する回収トナー容器と、前記クリーニング手段で回収されたトナーを前記回収トナー容器へ搬送する搬送手段と、を有し、前記現像器は前記トナー回収容器と一体で画像形成装置本体から引出し可能であり、前記現像器が引き出された後に前記トナー回収容器が前記現像器に取り付けられた状態で前記現像器に設けられている開口部からトナーの補給が可能である電子写真画像形成装置において、
前記トナー回収容器は、前記現像器が画像形成装置本体から引き出される側からみたときに前記開口部とトナー回収容器とが重ならないようにへこみ部分を有する形状であることにより、上記問題点を解決する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1から図6を用いて説明する。実施の形態の画像形成装置は図1に示すように、記録媒体であるシートSに画像を形成する画像形成部1とシートSを収納して順次一枚ずつ画像形成部1に給送するためのシート搬送部2と、原稿の画像を読み取るリーダースキャナー部3と、画像形成部1で画像形成されたシートSを排出するシート排出部4と、を有している。図2に示すように画像形成部1は、電子写真感光体ドラムである感光体ドラム5と、この感光体ドラム5の周囲に、感光体ドラム5を一次帯電させる一次帯電ローラー6、感光体ドラム5上にレーザー光を照射する露光装置7、現像器8、転写帯電ローラー9、クリーニング手段10、不図示の除電器等が配置され、更にシートSの搬送方向に関し感光体ドラム5の下流側に定着器11が配置された電子写真式の画像形成手段を備えている。ここで、クリーニング手段10はクリーニング容器10b内に例えばクリーニングブレード10aを備えている。クリーニングブレード10aは板金に弾性シートを固定したもので板金はクリーニング容器10bに固定され、弾性シートは感光体ドラム5の母線に圧接し、感光体ドラム5に転写後残った残トナーを掻き取り除去する。
【0011】
画像形成部1では、一次帯電ローラー6によって一様に帯電した感光体ドラム5上に、リーダースキャナー部3で読み取られた原稿の画像に基づくレーザー光が露光装置7から照射されることにより、感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、この静電潜像が現像器8で現像剤であるトナーにより現像像即ち、トナー画像に現像される。この感光体ドラム5上のトナー画像は、シート給送部2のレジストローラー対26によりタイミングを合せて搬送されてきたシートSに対し、転写帯電ローラー9によって転写される。続いて、感光体ドラム5上の残留トナーがクリーニングブレード10aによって除去され、不図示の除電器により感光体ドラム5上の残留電荷が除電される。そして、トナー画像の転写を終えたシートSは、後段の定着器11に搬送され、定着器11で熱及び圧力が加えられることによってシート上のトナー画像が永久定着される。
【0012】
なお、実施の形態のこの画像形成装置では、上述のようにリーダースキャナー部3で読み取った原稿の画像に基づくレーザ光を露光装置7から照射することによりコピー機として機能し、不図示のコンピュータ等からの画像データや印字コマンド等を入力して、当該画像データに基づくレーザ光を露光装置7から照射することによりプリンタとして機能し、電話回線等を介して不図示の他の端末機からのファクシミリ画像データを入力して、ファクシミリ画像データに基づくレーザ光を露光装置7から照射することによりファクシミリ受信機として機能することになる。
【0013】
図1に示すようにシート給送部2は、シートSを積載収容する2段の給送カセット21,21を有しており、各給送カセット21の上方には、給送カセット21内の最上位のシートSに当接して図1の右方向に給送するためのピックアップローラー23と、ピックアップローラー23により送り出されたシートSを画像形成部1に連なるシート搬送路へ送り出す搬送分離ローラー24と、搬送ローラ25と、画像形成部1の前段に配置され、感光体ドラム5の回転動作と同期して回転するレジストローラー対26とを備える。なお、各給送カセット21の内部には、シートSをピックアップローラー23の位置まで持ち上げるリフター板22が設けられている。
【0014】
シート給送部2の作用は次のとおりである。給送カセット21中の最上位のシートSがピックアップローラー23で取り出され、搬送分離ローラー24で重送を防止されて搬送路を搬送ローラー25でレジストローラー26へ送られる。ここで、レジストローラ26は画像形成部1の画像形成と同期して回転と停止を繰り返しており、シートSはレジストローラ26で斜行を是正され、感光体ドラム5のトナー画像の形成と同期するレジストローラ26の回転で感光体ドラム7と転写ローラー9の当接位置へ送られる。
【0015】
リーダースキャナー部3は、不図示であるが、原稿が載置される原稿台ガラス、原稿台ガラスの上方に回動可能に設けられた原稿圧板、原稿台ガラス下方の装置本体20内に配置された原稿読み取り用の光源と第1ミラーを有する第1ミラー台、90度に配置した光路折曲げミラー2枚を有し第1ミラーからの光線を略反対方向に折り曲げる第2ミラー台、第2ミラー台からの光線を集光するレンズ、レンズからの光線を光電変換するCCD等の画像読取手段を備えた画像読取部、等からなるユニット構成となっている。
【0016】
シート排出部4は、画像形成部1の上方に配置され、画像形成部1で画像形成したシートSを、上方のリーダースキャナー部3と画像形成部1との間の装置本体20の壁面で囲まれて形成された空間部(以下、胴内空間部という)27内に排出するようになっている。具体的には、シート排出部4は、この胴内空間部内にシートSを排出される。この画像形成装置では、上述のような画像形成プロセスを経て画像形成部1の定着器11を通過したシートは、搬送ローラー25を通過し胴内空間部27に排出される。
【0017】
次に図2を主に用いて更に画像形成部1の説明を行う。12は現像ローラーで内部には多極の磁力配向特性を有するマグネットローラー14が配置される。13は磁性体ブレードで現像スリーブ12と約200μmのクリアランスを有しトナーのコート量を規制している。14aは複数の極を有する回転マグネットローラー、15aは非磁性部材のスクレーパーでマグネットローラー14a上のトナーを回収する。このスクレーパー15aは現像ローラー12に対して略水平に且つ現像ローラー12に対向して配置され、垂直方向の現像ローラー12との距離は現像ローラー12の内部に配置されるマグネットローラー14の発生する磁力でスクレーパー15aで回収されたトナーが磁気飛翔(吸着)できる距離以内に設定される。16は十字羽根形状のトナー搬送十字ローラーでトナーをマグネットローラー14aに搬送する。14bは複数の極を有する回転マグネットローラーで、3個のトナー搬送羽根17で搬送されたトナーを磁力でマグネットローラー14b表面に吸着させる。マグネットローラー14bの表面のトナーは垂直に配置された非磁性のスクレーパー15bで回収される。トナー搬送羽根17は回転軸と、回転軸に取り付けたマイラー等の非磁性弾性シート17aで構成されている。トナー補給口18は不図示であるがスライド式蓋を備えている。
【0018】
図3は装置本体20を前カバー20a(図5参照)を開いて見る正面図である。図3に示すようにクリーニング作用で回収されたトナーを収容する回収トナー容器19は内部のトナーの状況が視認できる透明材料を使用し、現像器8の側面に取り付け取り外し可能に配置される。また不図示であるが回収トナー容器19は面ファスナー(マジックテープ)、弾性片持はりの先端に爪部を設け、相手の穴に嵌合係止するいわゆるパッチン構成等により着脱可能に現像器8に配置構成されている。現像器8は装置本体20に設けた前後方向のスライドレールに直接又はスライドを介して嵌合して、装置本体20の前後方向にスライド可能で引き出した状態とすることが可能である。図3に示すように現像器8のトナー補給口18のスペースを空けるように回収トナー容器19には、へこみ部分19aが構成される。即ち、トナー補給口18からトナーを補給するのに妨げとならない位置に設けられる。これによって、回収トナー容器19を現像器8からトナー補給の都度取り外してトナー補給を行い、その後、再び回収トナー容器19を現像器8へ取り付けるということがなくなり操作性が向上する。
【0019】
ここで、回収トナー容器19は、図3、図4、図5に示すように、画像形成装置本体20の前カバー20aと右側板の前側で囲まれた場所に位置しており、回収トナー容器19が着脱し易い位置に配置してある。
【0020】
回収トナー容器19には搬送パイプシャッター44等を組み付けたガイドパイプ45が挿入される穴部19bがある(図6参照)。
【0021】
図6に示すように現像器8及び回収トナー容器19は一体的に装置本体20から前後に引き出し方向に移動可能である。現像器8及び回収トナー容器19が装置本体20内にある状態でクリーニング容器10bから装置本体手前側に設けた回収トナー容器19内までガイドパイプ45が延在している。ガイドパイプ45の左端は端板で閉塞されている。
【0022】
クリーニング容器10bにはクリーニングブレード10aの長手方向に沿って搬送スクリュウ46が設けられている。搬送スクリュウ46は図6の右方で図5に示すようにクリーニング容器10bの軸受装置47に回転自在に支持され、且つクリーニング容器10bの外部に延出した軸端に固定したギア48が装置本体20から駆動されるようになっている。図6に示すように搬送スクリュウ46の左方はクリーニング容器10bに取り付けられたガイドパイプ45中でこのパイプ45に回転可能に支持され回収トナー容器19内までのびている。ガイドパイプ45にはガイドパイプ45の長手方向にスライド可能に搬送パイプシャッター44が嵌合している。搬送パイプシャッター44はパイプ状で図6において右行してガイドパイプ45に固設した突起状のストッパー部45cに長手方向の溝部44bの左端44b1が当接すると搬送パイプシャッター44の内外を貫通する開口部44aがガイドパイプ45の内外を貫通する開口部45aと一致するようになっている。また、搬送パイプシャッター44は図6において左行して溝部44bの右端44b2がガイドパイプ45のストッパー部45cに当接すると、ガイドパイプ45の開口部45aと搬送パイプシャッター44の開口部44aはくい違って開口部44a,45aは閉塞されるようになっている。
【0023】
搬送パイプシャッター44の図6の右端は、回収トナー容器19の穴部19cの外部に出ており、穴部19bの外部側において穴部19bよりも大きなフランジ44cが設けてある。このフランジ44cとガイドパイプ45に固設したつば状のストッパー45bとの間には圧縮コイルばね43が縮設してガイドパイプ45に挿入されている。
【0024】
次にクリーニングブレード10aで除去した回収トナーの回収トナー容器19への搬送について述べる。
【0025】
クリーニング手段10としてはクリーニングブレード10aに限定されず、クリーニングブラシ、クリーニングローラ等でも良い。クリーニングブレード10aで感光体ドラム5から除去された転写残トナーは図6において回転しているコイルばね製の搬送スクリュウ46で左方へ送られガイドパイプ45中へ入り更にガイドパイプ45中を左行し、ガイドパイプ45の開口部45a、搬送パイプシャッター44の開口部44aを通じて回収トナー容器19内へ落下し、回収され回収トナーとなる。
【0026】
装置本体20の前側の下部に水平な枢軸のヒンジで取付けた前カバー20aを図5に示すように外側へ開くと、二点鎖線で示すように回収トナー容器19が見える。回収トナー容器19は透明材料、例えば透明な合成樹脂材料でできているので外部から透視できる。そこで、回収トナーで回収トナー容器19が充填されると回収トナー容器19を取り外す。取り外しは回収トナー容器19を現像器8に固定している面ファスナー、パッチン等を解除して、図6において、回収トナー容器19を左方(装置本体20に対して手前)に引くと回収トナー容器19の穴部19bは搬送パイプシャッター44、ガイドパイプ45の左端位置を移動して完全に取り外せる。このとき、回収トナー容器19でフランジ44cを押さえられていた搬送パイプシャッター44は圧縮コイルばね43のばね力で左行し溝部44bの右端44b2がストッパー部45cに当たり停止する。搬送パイプシャッター44の上記左行により搬送パイプシャッター44の開口部44aとガイドパイプ45の開口部45aは重なりがなくなって閉塞される。そこで、仮に画像形成を行ってもガイドパイプ45からトナーが洩れることがない。
【0027】
取り外された回収トナー容器19は、穴部19bから回収トナー容器19中の回収トナーを排出して空にして、再び回収トナー容器19を現像器8に取り付ける。この取り付けは、回収トナー容器19の穴部19bに図6においてガイドパイプ45、搬送パイプシャッター44を挿通させるようにして、回収トナー容器19を右行して現像器8に当接させる。このとき、搬送パイプシャッター44のフランジ44cは回収トナー容器19に押されてガイドパイプ45に沿って右行し、圧縮コイルばね43を圧縮する。これによって搬送パイプシャッター44の開口部44aとガイドパイプ45の開口部45aは一致して開口する。回収トナー容器19の現像器8への固定は面ファスナー、パッチン等により行う。
【0028】
なお、現像器8が不図示のスライドに搭載され、スライドが装置本体20の不図示のガイドレールに案内されるように構成されているような場合は、回収トナー容器19をスライドに取り外し可能に固定しても良い。
【0029】
上述、回収トナー容器19の現像器8への着脱は装置本体20に対する現像器8のセット状態、引き出し状態何れでも可能である。
【0030】
トナー補給の際は、図4、図5に示すように現像器8を装置本体20から引き出して、トナーカートリッジ50を現像器8のトナー補給口18にセットして、不図示のスライドシャッター等でトナーカートリッジ50の容器シールを開封して現像器8にトナーを補給する。
【0031】
補給されたトナーは図2に示すようにトナー搬送羽根17に設けられた非磁性部材の弾性体シート17aの反時計方向への回転動作と弾性力によってマグネットローラー14bが存在する方向に搬送される。マグネットローラー14b下部のトナー搬送羽根17に構成される弾性シート17aで上方向へ跳ね上げられたトナーを時計方向に回転するマグネットローラー14bで捕集しスクレーパー15bで回収したトナーをトナー搬送十字ローラー16へ供給する。反時計方向に回転するトナー搬送十字ローラー16でマグネットローラー14aにトナーを磁力で捕集させる。捕集されたトナーはスクレーパー15aにより現像ローラー12の下部に搬送され現像ローラー12の内部に設けられたマグネットローラー14の磁力で現像ローラー12の表面に捕集される。捕集されたトナーは磁性体ブレード13の部分に蓄積され、電荷を蓄える。現像ローラー12の表面のトナーは反時計方向に回転する感光体ドラム5に現像され潜像が形成される。
【0032】
実施の形態は回収トナー容器を透明材料で構成したが窓又はゲージとしてもよく、装置本体手前に回収トナー容器があるので視認性がよい。また、回収トナー容器の上面に内部を見る検視口をあけて、通常は蓋をしておき内部をのぞくことができるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
回収トナー容器が現像器の引き出し方向手前側に配設されているので回収トナー容器内の回収トナーの回収量を容易に見ることができ、メンテナンスが容易である。電子写真画像形成装置本体の手前に回収トナー容器があるので回収トナーの視認性が上がるので、トナーの満タン検知等のセンサーを省略でき、コストを下げることができる。
【0034】
現像器にトナー補給を行う時に、回収トナー容器を取り外してからトナー補給を行う必要がなくなり操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図2】電子写真画像形成装置の画像形成部の縦断面図である。
【図3】回収トナー容器を示した電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図4】現像器を引き出した状態を示す電子写真画像形成装置の平面図である。
【図5】現像器を引き出した状態を示す電子写真画像形成装置の右側面図である。
【図6】回収トナー容器と電子写真画像形成装置との除去トナーの受け渡し部分を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…画像形成部
2…シート給送部
3…リーダースキャナー部
4…シート排出部
5…感光体ドラム
6…一次帯電ローラー
7…露光装置
8…現像器
9…転写帯電ローラー
10…クリーニング手段 10a…クリーニングブレード 10b…クリーニング容器
11…定着器
12…現像ローラー
13…磁性体ブレード
14,14a,14b…マグネットローラー
15a,15b…スクレーパー
16…トナー搬送十字ローラー
17…トナー搬送羽根 17a…弾性シート
18…トナー補給口
19…回収トナー容器 19a…へこみ部分 19b…穴部
20…装置本体 20a…前カバー
21…給送カセット
22…リフター板
23…ピックアップローラー
24…搬送分離ローラー
25…搬送ローラー
26…レジストローラー対
27…空間部(胴内空間部)
41…搬送スクリュウ
42…拍車
43…圧縮コイルばね
44…搬送パイプシャッター 44a…開口部 44b…溝部 44b1…左端 44b2…右端 44c…フランジ
45…ガイドパイプ 45a…開口部 45b…ストッパー 45c…ストッパー部
46…搬送スクリュウ
47…軸受装置
48…ギア
50…トナーカートリッジ
S…シート

Claims (4)

  1. 電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムの長手方向と平行に画像形成装置本体から引き出し可能であって、前記写真感光体ドラムに形成される静電潜像をトナーを用いて現像する現像器と、現像されたトナー像が記録媒体に転写された後に前記電子写真感光体ドラムに残留したトナーを回収するクリーニング手段と、前記現像器の引き出し方向手前側に配設され、トナーを貯留する回収トナー容器と、前記クリーニング手段で回収されたトナーを前記回収トナー容器へ搬送する搬送手段と、を有し、前記現像器は前記トナー回収容器と一体で画像形成装置本体から引出し可能であり、前記現像器が引き出された後に前記トナー回収容器が前記現像器に取り付けられた状態で前記現像器に設けられている開口部からトナーの補給が可能である電子写真画像形成装置において、
    前記トナー回収容器は、前記現像器が画像形成装置本体から引き出される側からみたときに前記開口部とトナー回収容器とが重ならないようにへこみ部分を有する形状であることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 前記開口部は現像器の上方側に設けられており、この開口部の断面より下側にトナー回収容器があるようにトナー回収容器にはへこみ部分が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 回収トナー容器が現像器に着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 回収トナー容器は内部を視認可能に透明材料を用いていることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
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