JP2006184055A - コンタクトプローブ及びプローブカード - Google Patents

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Abstract

【課題】 半田ボールの径によらず常に良好なコンタクトを得ることができるコンタクトプローブ及びプローブカードを提供する。特に、半田ボールの直径がプランジャー先端の直径よりも大きい場合であっても、接触抵抗を安定化させることができるコンタクトプローブを提供する。
【解決手段】 被検査体に形成された半田ボールに接触させるプランジャー12と、プランジャー12をプランジャー12の中心軸A1方向に弾性付勢するバレル11とを備え、プランジャー12は、その一端に半田ボールに接触するコンタクト部12aを有し、コンタクト部12aが、稜線15を有する2つの先端部13からなり、各先端部13が、それぞれの稜線15上において半田ボールと当接し、半田ボール上における当接箇所が、中心軸A1方向から見て半田ボールの中心に関し180°未満の範囲内に全て含まれるように構成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コンタクトプローブ及びプローブカードに係り、さらに詳しくは、電子部品などの被検査体の電気的特性を測定する際に、被検査体に形成された半田ボールに接触させるコンタクトプローブの改良、並びに、当該コンタクトプローブを備えたプローブカードの改良に関する。
一般に、半導体装置の製造工程には、電子部品などの被検査体の電気的特性を測定するデバイス試験工程が含まれている。このデバイス試験工程では、電気的特性を測定するためのテスター装置に加え、テスター装置の測定端子を被検査体に接続するためのプローブ(probe)装置が用いられる。
プローブ装置は、被検査体を載置して昇降する検査テーブルと、多数のコンタクトプローブ(探針)を有するプローブカードからなる。プローブカードは、複数のコンタクトプローブと、各コンタクトプローブを保持するガイド板からなり、カードホルダを介して装置筐体の天板に取り付けられている。このため、被検査体及びコンタクトプローブについて水平方向の位置合わせ(アライメント)を行った後、検査テーブルを所定の高さまで上昇させれば、コンタクトプローブを被検査体に接触させることができ、コンタクトプローブを介してテスター装置と被検査体を電気的に接続することができる。
コンタクトプローブは、細い棒状のプランジャー(plunger)と、プランジャーを軸方向に弾性付勢するとともに、軸方向に移動可能に保持する筒状のバレル(barrel)からなる。例えば、被検査体として回路基板上に狭ピッチで設けられた複数の電極端子(電子回路に導通するパッドなど)のそれぞれに対し、プランジャーを押圧してその先端を弾性的に接触させることにより、当該プランジャーを介して被検査体の電気的特性を測定することができる。
具体的には、他のデバイスと接続するために電極端子上に形成された半田ボールにプランジャー先端を接触させる。このプランジャー先端は、半田ボールとの接触性を向上させ、接触抵抗を低減するという観点から、クラウン(冠)状に形成されている(例えば、特許文献1)。
図12(a)及び(b)は、従来のコンタクトプローブによる測定動作を示した図である。図12(a)には、バレル101から突出するプランジャー102の先端が回路基板106上の半田ボール105aに接触する様子が側面図によって示され、図12(b)には、プランジャー102の先端が半田ボール105aに当接している様子が断面図によって示されている。また、図13は、図12のコンタクトプローブによる半田ボール上の当接箇所を示した平面図であり、プランジャー102の中心軸A11方向から見た様子が示されている。
プランジャー102は、その一端に半田ボール105aに接触するコンタクト部102aを有する。コンタクト部102aは、プランジャー102の中心軸A11方向に突出する複数の先端部103からなる。各先端部103は、それぞれ稜線104を有し、円環状に配置されている。この様なプランジャー102は、中心軸A11が半田ボール105aの中心A13を通るように配置され、各先端部103の稜線104上において半田ボール105aと当接する。半田ボール105a上における当接箇所A12は、プランジャー102の軸方向から見て半田ボール105aの中心A13に関し対称的に形成される。すなわち、当接箇所A12は、中心A13を取り囲むように形成される。具体的には、コンタクト部102aが4つの先端部103を円周上に等間隔に配置させたクラウン形状からなる場合、半田ボール105aの中心A13に関して、前後左右の位置にそれぞれすじ状の当接箇所A12が形成され、放射状となっている。
一般に、プランジャー先端を半田ボールに接触させる場合、接触抵抗を安定化させるという観点から、当接箇所が点状となる点接触よりも線状となる線接触の方が好ましい。上述した様なクラウン形状のコンタクト部を有するコンタクトプローブでは、当接箇所が半田ボールの中心を取り囲むようにプランジャー先端が半田ボールに当接するので、良好なコンタクトを得ることができ、接触抵抗を低減させることができる。ところが、半田ボールの直径がコンタクト部の直径よりも大きいと、コンタクト部の形状によっては当接箇所が各先端部の先端点で接触する点接触となってしまう場合が生じ、接触抵抗を安定化させるのが容易ではなかった。
図14は、従来のコンタクトプローブにおけるコンタクト状態を示した断面図であり、コンタクト部102aの各先端部103がその先端点A14においてコンタクト部102aの直径よりも大きな半田ボール105bと当接している様子が示されている。コンタクト部102aが各先端部103を円周上に配置させたクラウン形状からなる場合、半田ボール105bの直径が大きくなるに従って、各先端部103の稜線104上における当接箇所は先端側へ移動する。このため、半田ボール105bの直径がコンタクト部102aの直径よりも大きいと、先端部103の稜線104上における先端点A14でのみ半田ボール105bとコンタクトするようになる。この場合、当接箇所が点接触となるので、接触抵抗を安定化させるのは容易ではない。
そこで、プランジャー先端におけるコンタクト部の直径を半田ボールの直径よりも大きくすることが考えられる。しかしながら、回路基板に形成される電子回路の高密度化によって、回路基板上に形成される半田ボール間の配列間隔(ピッチ)が狭小化される傾向にあり、各半田ボールに対向させて配置しなければならないコンタクトプローブの配列間隔も狭小化する必要がある。このため、コンタクトプローブの径を大きくするのが困難であり、プランジャー先端の直径を半田ボールの直径よりも大きくすることはできなかった。
特開2004−69508号公報
上述した通り、プランジャー先端がクラウン形状からなる従来のコンタクトプローブでは、半田ボールの径によってはコンタクト状態が悪化するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、半田ボールの径によらず常に良好なコンタクトを得ることができるコンタクトプローブ及びプローブカードを提供することを目的とする。特に、半田ボールの直径がプランジャー先端の直径よりも大きい場合であっても、プランジャー及び半田ボール間の接触抵抗を安定化させることができるコンタクトプローブ、並びに、当該コンタクトプローブを備えたプローブカードを提供することを目的とする。
本発明によるコンタクトプローブは、被検査体に形成された半田ボールに接触させるプランジャーを備え、このプランジャーがプランジャーの軸方向に弾性付勢されるコンタクトプローブであって、上記プランジャーは、その一端に半田ボールに接触するコンタクト部を有し、上記コンタクト部が、稜線を有する1又は2以上の先端部からなり、上記各先端部が、それぞれの稜線上において半田ボールと当接し、半田ボール上における当接箇所が、上記軸方向から見て半田ボールの中心に関し180°未満の範囲内に全て含まれるように構成される。
この様な構成により、プランジャーが半田ボールに接触する際、半田ボール上における当接箇所がプランジャーの軸方向から見て半田ボールの中心に関し180°未満の範囲内に全て含まれるように、コンタクト部の各先端部は半田ボールと当接する。つまり、半田ボール上における当接箇所が180°未満の範囲内に全て含まれることから、半田ボールに対して一方向からのみ各先端部をコンタクトさせることができる。この場合、プランジャーに対する付勢力を利用して、各先端部を半田ボール上で滑らせば、プランジャーの中心軸を半田ボールの中心からずらすことができる。プランジャーの中心軸が半田ボールの中心からずれることにより、半田ボールの径が大きくなるに従って各先端部の稜線上における半田ボールとの当接箇所が先端側へ移動するのが抑制されるので、半田ボールの直径がコンタクト部の直径よりも大きい場合であっても、常に良好なコンタクトを得ることができ、プランジャー及び半田ボール間の接触抵抗を安定化させることができる。
また、本発明によるコンタクトプローブは、上記構成に加え、上記コンタクト部が、直線状の稜線であって上記軸方向に関し傾斜している1本の稜線を有する1つの先端部からなるように構成される。この様な構成によれば、プランジャーを複数の稜線によって半田ボールに接触させる場合に比べ、当接箇所における面圧を増加させることができるので、さらに良好なコンタクトを得ることができる。
また、本発明によるコンタクトプローブは、上記構成に加え、上記コンタクト部が、直線状の稜線であって上記軸方向に関し傾斜している1本の稜線を有する2以上の先端部からなり、各先端部の稜線が少なくとも端部を除いて交わらないとともに、隣接する稜線のなす角が上記軸方向から見て90°未満であるように構成される。この様な構成によれば、隣接する稜線のなす角が鋭角となるので、各稜線によって半田ボールを切り裂くように各先端部を半田ボールに接触させることができ、接触性を向上させることができる。
また、本発明によるコンタクトプローブは、上記構成に加え、上記コンタクト部が、稜線上における半田ボールとの当接箇所よりも非先端側にフラット面を有するように構成される。この様な構成によれば、プランジャーの中心軸が半田ボールの中心から大きくずれた際に、コンタクト部に形成されたフラット面を半田ボールに当接させることによって、当該半田ボールが形成されている回路基板などに各先端部が直接に接触するのを抑制することができる。
本発明によるプローブカードは、2以上のコンタクトプローブと、各コンタクトプローブを保持するガイド板とを備え、上記各コンタクトプローブが、被検査体に形成された半田ボールに接触させるプランジャーからなり、上記プランジャーは、プランジャーの軸方向に弾性付勢され、その一端に半田ボールに接触するコンタクト部を有し、上記コンタクト部が、稜線を有する1又は2以上の先端部からなり、上記各先端部が、それぞれの稜線上において半田ボールと当接し、半田ボール上における当接箇所が、上記軸方向から見て半田ボールの中心に関し180°未満の範囲内に全て含まれるように構成される。
また、本発明によるプローブカードは、上記構成に加え、上記各コンタクトプローブが、プランジャーの中心軸が半田ボールの中心からずれるように半田ボールに対してそれぞれオフセット配置されるように構成される。
本発明によるコンタクトプローブ及びプローブカードによれば、半田ボール上における当接箇所が180°未満の範囲内に全て含まれることから、半田ボールに対して一方向からのみ各先端部をコンタクトさせることができる。従って、プランジャーに対する付勢力を利用して各先端部を半田ボール上で滑らせば、プランジャーの中心軸を半田ボールの中心からずらすことができるので、半田ボールの径が大きくなるに従って各先端部の稜線上における半田ボールとの当接箇所が先端側へ移動するのが抑制され、半田ボールの直径がコンタクト部の直径よりも大きい場合であっても、常に良好なコンタクトを得ることができ、プランジャー及び半田ボール間の接触抵抗を安定化させることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるプローブカードの概略構成の一例を示した断面図であり、複数のコンタクトプローブ10がカード基板4面に垂直に取り付けられている様子が示されている。本実施の形態によるプローブカード1は、2以上のコンタクトプローブ10、下部ガイド板2、上部ガイド板3、カード基板4及びフレーム板5からなる。
下部ガイド板2及び上部ガイド板3は、ともに各コンタクトプローブ10を保持する保持手段であり、いずれも絶縁性を有するセラミックからなる。上部ガイド板3は、下部ガイド板2上に係止用ネジなどによって接合され、下部ガイド板2及び上部ガイド板3の接合状態では、ガイド板内部に中空領域6が形成されるようになっている。
カード基板4は、電極などが形成される薄い平板状の絶縁部材からなり、その中央付近には、上部ガイド板3における各コンタクトプローブ10の配置面を露出させるための開口部4aが設けられている。各コンタクトプローブ10は、開口部4aを介してカード基板4上の電極と配線される。
フレーム板5は、カード基板4を補強するためのステンレス製の金属板であり、カード基板4における開口部4aを露出させるための開口部5aが形成されている。
ここで、各コンタクトプローブ10は、格子状に配置されるものとし、その配列間隔(ピッチ)Dは、被検査体上に形成された半田ボールの配列間隔(ピッチ)に応じて定められるものとする。具体的には、D=200μm程度となっている。
図2は、図1のプローブカードの要部における一構成例を示した側面図であり、バレル11及びプランジャー12からなるコンタクトプローブ10が示されている。このコンタクトプローブ10は、細い棒状のプランジャー(plunger)12と、プランジャー12を軸方向に弾性付勢するとともに、軸方向に移動可能に保持する筒状のバレル(barrel)11からなる。プランジャー12及びバレル11は、導電性の金属からなり、また、プランジャー12は、コイルバネなどの弾性体による弾性力によって軸方向に付勢されている。
プランジャー12は、その一端に半田ボールに接触させるコンタクト部12aを有する。コンタクト部12aは、稜線を有する2つの先端部13と、フラット面14からなる。
プランジャー12は、バレル11によって軸方向に弾性付勢されることから、コンタクト部12aを半田ボールに接触させれば、当該半田ボールからの反力に応じてプランジャー12の一部がバレル11内に弾性的に収容される。これにより、適度な押圧力を保持しながら、コンタクト部12aを半田ボールにコンタクトさせることができる。なお、プランジャー12及びバレル11間には所定のクリアランス(隙間)が形成されるようになっており、プランジャー12にはバレル11に対して軸方向に垂直な方向に関する「遊び」が設けられている。
図3(a)及び(b)は、図2のコンタクトプローブの要部における構成例を示した図である。図3(a)には、プランジャー12の一端に形成されたコンタクト部12aを正面から見た様子が示され、図3(b)には、コンタクト部12aをプランジャー12の中心軸A1方向から見た様子が示されている。このコンタクト部12aは、プランジャー12の中心軸A1に垂直な面に関する断面形状が円となっている。
各先端部13は、いずれも中心軸A1方向に突出させて設けられ、爪状となっている。各先端部13には、それぞれ直線状の1本の稜線15が中心軸A1に関し傾斜させて形成されている。各稜線15は、いずれも尾根状の隆起部分の頂点を連ねて形成される。なお、稜線15は、中心軸A1に関して傾斜している直線であれば、中心軸A1に平行な直線及び中心軸A1に垂直な直線を除いて任意の直線で良い。
フラット面14は、稜線15上における半田ボールとの当接箇所よりも非先端側に設けられる平坦面である。このフラット面14は、中心軸A1が半田ボールの中心から大きくずれた際に、半田ボールに当接させることによって、当該半田ボールが形成されている回路基板などに各先端部13が直接に接触するのを防止するためのストッパーとなっている。ここで、各先端部13に形成される稜線15は、コンタクト部12aにおける非先端側の端部において交わっており、その交点はフラット面14上において中心軸A1からずれた位置に形成されるものとする。
また、隣接する稜線15のなす角θ1は、中心軸A1方向から見て90°未満となっている。すなわち、2つの稜線15のなす角θ1は、中心軸A1に垂直な面に関して鋭角(0°<θ1<90°)となっている。ここでは、各稜線15を中心軸A1に垂直な面上に投影した場合に形成される角を上記角θ1としている。各稜線15間には、直線状の1本の谷線16が形成されている。つまり、各先端部13は、稜線15上において角張った形状となっており、先端部13間は、谷線16によって窪んでいる。コンタクト部12aは、この様な各先端部13の稜線15上において半田ボールにコンタクトする。
図4及び図5は、図2のコンタクトプローブによる測定動作の一例を示した図である。図4には、コンタクト部12aの各先端部13が回路基板B2上の半田ボールB1に接触する様子が側面図によって示され、図5には、その半田ボールB1上における当接箇所C1を中心軸A1方向から見た様子が示されている。
コンタクト部12aは、各先端部13の稜線15上において半田ボールB1と当接する。このとき、半田ボールB1上における当接箇所C1は、中心軸A1方向から見て半田ボールB1の中心B3に関し180°未満の所定範囲(0°<θ2<180°)内に全て含まれるように形成される。つまり、各先端部13は、半田ボールB1に対して一方向からのみ当接し、半田ボールB1上の当接箇所C1は、中心B3を含む平面であって中心軸A1に平行な平面に関して一方の側にのみ形成される。ここでは、各コンタクトプローブ10がそれぞれ中心軸A1を半田ボールB1の中心B3から所定のオフセット量だけずらして配置されているものとする。
ここでは、被検査体としての半田ボールB1が、半導体ウエハなどの回路基板B2上に形成される多数の電子回路を他のデバイスと接続するために電極端子上に形成された微小な球状の半田の塊(solder bump:ソルダーバンプ)であるものとする。この様な半田ボールB1としては、通常、錫(Sn)と鉛(Pb)からなる共晶半田が用いられる。
最近では、回路基板B2に形成される電子回路は、高密度化される傾向にある。このため、回路基板B2上に形成される複数の半田ボールB1間の配列間隔(ピッチ)は狭まる傾向にあり、各半田ボールB1に対向させて配置されるコンタクトプローブ10の配列間隔(ピッチ)も狭める必要がある。それに伴って、コンタクトプローブ10の径も縮小させなければならないが、コンタクトプローブ10の径を縮小するためにプランジャー12の直径を狭めると、コンタクト部12aの直径が半田ボールB1の直径よりも小さくなる場合が生じる。このため、コンタクト部の形状が従来のようにクラウン形状である場合には、コンタクト部の形状によっては当接箇所が各先端部における先端点で接触する点接触となって、接触抵抗を安定化させるのが容易ではなかった。
これに対し、本実施の形態では、半田ボールB1に対して一方向からのみ各先端部13が接触することから、コンタクト部12aの直径を半田ボールB1の直径よりも小さくしても、常に良好なコンタクトを得ることができる。すなわち、プランジャー12に対するバレル11の付勢力を利用して、各先端部13を半田ボールB1上で滑らせば、プランジャー12の中心軸A1を半田ボールB1の中心B3からずらすことができる。これにより、半田ボールB1の径が大きくなるに従って各先端部13の稜線15上における半田ボールB1との当接箇所C1が先端側へ移動するのが抑制されるので、どのようなサイズの半田ボールB1であっても、常に当接箇所C1が線状となる線接触で各先端部13を半田ボールB1にコンタクトさせることができ、プランジャー12及び半田ボールB1間の接触抵抗を安定化させることができる。
また、隣接する稜線15のなす角θ1を鋭角とすることにより、各稜線15によって半田ボールB1を切り裂くように各先端部13を半田ボールB1に接触させることができ、接触性を向上させることができる。また、プランジャー12の中心軸A1が半田ボールB1の中心B3から大きくずれた際に、コンタクト部12aに形成されたフラット面14を半田ボールB1に当接させることによって、当該半田ボールB1が形成されている回路基板B2に各先端部13が直接に接触するのを防止することができる。
また、プランジャー12を半田ボールB1にコンタクトさせた後のスクラブ(scrub)に関して、各先端部13が半田ボールB1に対して一方向からのみ接触するので、コンタクト部12aの形状が従来のようにクラウン形状である場合に比べ、各先端部13がスクラブの際のストッパーとなるのが抑制され、良好なすべりを得ることができる。
なお、本実施の形態では、プランジャー12のコンタクト部12aにフラット面14が形成される場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、プランジャー12の中心軸A1が半田ボールB1の中心B3から大きくずれた際に半田ボールB1に当接させるためのストッパーとしてのフラット面14を設けないようなものであっても良い。
図6(a)及び(b)は、プランジャーの先端形状における他の例を示した図であり、図6(a)には、先端部13が形成されたコンタクト部21を正面から見た様子が示され、図6(b)には、コンタクト部21を中心軸A1方向から見た様子が示されている。各先端部13に形成された稜線15は、非先端側の端部において交わっており、その交点はコンタクト部21の周面上に形成されている。この様にコンタクト部21にフラット面を有しないものであっても、常に良好なコンタクトを得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、プランジャー12のコンタクト部12aに2つの先端部13が形成される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、コンタクト部が直線状の1本の稜線を有する1つの先端部からなる場合について説明する。
図7(a)〜(c)は、本発明の実施の形態2によるコンタクトプローブにおける要部における構成例を示した図であり、図7(a)には、先端部13が形成されたコンタクト部31を側面から見た様子が示され、図7(b)には、コンタクト部31を正面から見た様子が示され、図7(c)には、コンタクト部31を中心軸A1方向から見た様子が示されている。
プランジャー12のコンタクト部31には、1つの先端部13及びフラット面14が設けられ、先端部13には、直線状の1本の稜線15が中心軸A1に関し傾斜させて形成されている。また、稜線15における非先端側の端部は、フラット面14上に形成されている。
図8は、図7のコンタクト部31が半田ボールに接触する際の半田ボール上の当接箇所を示した平面図である。半田ボールB1上における当接箇所C1は、中心B3を含む平面であって中心軸A1に平行な平面に関して常に一方の側にのみ形成される。
本実施の形態によれば、コンタクト部31が複数の稜線15によって1つの半田ボールB1に接触させる場合に比べ、当接箇所C1における面圧を増加させることができるので、さらに良好なコンタクトを得ることができる。
なお、本実施の形態では、プランジャー12のコンタクト部31にフラット面14が形成される場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、プランジャー12の中心軸A1が半田ボールB1の中心B3から大きくずれた際に半田ボールB1に当接させるためのストッパーとしてのフラット面14を設けないようなものであっても良い。
図9(a)〜(c)は、プランジャーの先端形状における他の例を示した図であり、図9(a)には、先端部13が形成されたコンタクト部31aを側面から見た様子が示され、図9(b)には、コンタクト部31aを正面から見た様子が示され、図9(c)には、コンタクト部31aを中心軸A1方向から見た様子が示されている。先端部13に形成された稜線15は、非先端側の端部がコンタクト部31aの周面上となるように形成されている。
なお、実施の形態1及び2では、プランジャー12のコンタクト部に1つ又は2つの先端部13が形成される場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、コンタクト部が3以上の先端部からなるようなものであっても良い。
図10(a)及び(b)は、プランジャーの先端形状におけるその他の例を示した図であり、図10(a)には、3つの先端部13及びフラット面14が形成されたコンタクト部41を正面から見た様子が示され、図10(b)には、コンタクト部41を中心軸A1方向から見た様子が示されている。
各先端部13には、それぞれ直線状の1本の稜線15が形成されており、各稜線15が非先端側の端部において交わっている。ここでは、3本の稜線15が1点で交わっており、その交点はフラット面14上において中心軸A1からずれた位置に形成されるものとする。隣接する稜線15間には、それぞれ谷線16が形成されている。また、隣接する稜線15のなす角θ3及びθ4は、中心軸A1方向から見ていずれも鋭角となっている。
この様な構成によっても、半田ボールB1に対して一方向からのみ各先端部13が半田ボールB1に接触するので、プランジャー12の中心軸A1を半田ボールB1の中心B3からずれることで、半田ボールB1の径が大きくなるに従って各先端部13の稜線15上における半田ボールB1との当接箇所C1が先端側へ移動するのが抑制され、半田ボールB1の径によらず常に良好なコンタクトを得ることができる。
なお、実施の形態1及び2では、コンタクトプローブがプランジャーを保持するバレルを有する場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、バレルに代えて、プランジャーをガイド板などの構造体に直接に取り付けたものであっても良い。また、本発明は、バレルを用いることなく、ガイド板などの構造体に設けられた複数の係合孔にそれぞれプランジャーを配置させて構成されるコンタクトプローブにも適用することができる。
図11は、コンタクトプローブの他の例を示した断面図である。この例では、ガイド板51に2以上の係合孔51aが設けられ、各係合孔51aにそれぞれ1つのプランジャー53が配置されている。各係合孔51aは、ガイド板51aの板面に垂直に設けられ、係合孔51a内には、スプリング52が配置されている。プランジャー53は、このスプリング52によって弾性付勢されている。この様な構成によれば、バレルを用いるものに比べ、プランジャー53の配列間隔(ピッチ)をさらに狭小化することができる。具体的には、係合孔51aの直径を100μmとし、係合孔51a及びプランジャー53間の遊びを10μmとすれば、ピッチを125μm程度とすることができる。
本発明の実施の形態1によるプローブカードの概略構成の一例を示した断面図である。 図1のプローブカードの要部における一構成例を示した側面図であり、バレル11及びプランジャー12からなるコンタクトプローブ10が示されている。 図2のコンタクトプローブの要部における構成例を示した図である。 図2のコンタクトプローブによる測定動作の一例を示した図である。 図2のコンタクトプローブによる測定動作の一例を示した図である。 プランジャーの先端形状における他の例を示した図である。 本発明の実施の形態2によるコンタクトプローブにおける要部における構成例を示した図である。 図7のコンタクト部31が半田ボールに接触する際の半田ボール上の当接箇所を示した平面図である。 プランジャーの先端形状における他の例を示した図である。 プランジャーの先端形状におけるその他の例を示した図である。 コンタクトプローブの他の例を示した断面図である。 従来のコンタクトプローブによる測定動作を示した図である。 図12のコンタクトプローブによる半田ボール上の当接箇所を示した平面図である。 従来のコンタクトプローブにおけるコンタクト状態を示した断面図である。
符号の説明
1 プローブカード
2 下部ガイド板
3 上部ガイド板
4 カード基板
5 フレーム板
10 コンタクトプローブ
11 バレル
12 プランジャー
12a コンタクト部
13 先端部
14 フラット面
15 稜線
16 谷線
21,31,31a,41 コンタクト部
51 ガイド板
51a 係合孔
52 スプリング
53 コンタクトプローブ
A1 中心軸
B1 半田ボール
B2 回路基板
B3 中心
C1 当接箇所


Claims (6)

  1. 被検査体に形成された半田ボールに接触させるプランジャーを備え、このプランジャーがプランジャーの軸方向に弾性付勢されるコンタクトプローブにおいて、
    上記プランジャーは、その一端に半田ボールに接触するコンタクト部を有し、
    上記コンタクト部は、稜線を有する1又は2以上の先端部からなり、
    上記各先端部が、それぞれの稜線上において半田ボールと当接し、半田ボール上における当接箇所が、上記軸方向から見て半田ボールの中心に関し180°未満の範囲内に全て含まれることを特徴とするコンタクトプローブ。
  2. 上記コンタクト部が、直線状の稜線であって上記軸方向に関し傾斜している1本の稜線を有する1つの先端部からなることを特徴とする請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  3. 上記コンタクト部は、直線状の稜線であって上記軸方向に関し傾斜している1本の稜線を有する2以上の先端部からなり、各先端部の稜線が少なくとも端部を除いて交わらないとともに、隣接する稜線のなす角が上記軸方向から見て90°未満であることを特徴とする請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  4. 上記コンタクト部が、稜線上における半田ボールとの当接箇所よりも非先端側にフラット面を有することを特徴とする請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  5. 2以上のコンタクトプローブと、各コンタクトプローブを保持するガイド板とを備え、
    上記各コンタクトプローブは、被検査体に形成された半田ボールに接触させるプランジャーからなり、
    上記プランジャーは、プランジャーの軸方向に弾性付勢され、その一端に半田ボールに接触するコンタクト部を有し、
    上記コンタクト部は、稜線を有する1又は2以上の先端部からなり、
    上記各先端部が、それぞれの稜線上において半田ボールと当接し、半田ボール上における当接箇所が、上記軸方向から見て半田ボールの中心に関し180°未満の範囲内に全て含まれることを特徴とするプローブカード。
  6. 上記各コンタクトプローブは、プランジャーの中心軸が半田ボールの中心からずれるように半田ボールに対してそれぞれオフセット配置されることを特徴とする請求項5に記載のプローブカード。



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