JP2006183497A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 複数のシリンダボア内にオイルを噴射するピストン冷却構造を備える内燃機関において、前記ピストン冷却構造は、該シリンダボアにそれぞれ嵌合される複数のピストンに向けて前記オイルを噴射して該ピストンを冷却するための複数の噴射口を備えるオイル噴射用配管からなり、該オイル噴射用配管は、クランク軸方向視にて、前記シリンダボアの延長線上かつシリンダ軸線方向で前記クランク軸と前記シリンダボアとの間の空間に設けられていることを特徴とするピストン冷却装置。
2. 前記オイル噴射用配管は、前記機関の構造部とは別部材として形成されて、該機関のクランクケースにその車巾方向から挿入して取付けられることを特徴とする請求項１に記載のピストン冷却装置。
3. 前記オイル噴射用配管は、その端部に該噴射用配管の取付部材が設けられ、該取付部材を介して前記噴射用配管は前記機関のクランクケースに取付けられ、前記噴射用配管と前記取付部材の相対関係を決定することでそのオイル噴射の噴射方向が決められることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のピストン冷却装置。
4. 前記オイル噴射用配管を分割形成し、クランクケースにその車巾方向から挿入して取付られ、前記取付部材は、オイル噴射用配管の左右端に設けられ、前記噴射用配管の左右端にそれぞれ設けられる取付部材は、前記噴射用配管からその締付位置までの距離が互いに異なるものであることを特徴とする請求項３に記載のピストン冷却装置。
5. 前記オイル噴射用配管へのオイル供給路の途中に複数の小径の孔を有するオリフィスが設けられたことを特徴とする前記請求項１ないし４のいずれかに記載のピストン冷却装置。
6. 前記オイル噴射用配管の外径と内径は偏心されており、該噴射用配管の肉厚部にオイル噴射用噴射口が形成されたことを特徴とする前記請求項１ないし５のいずれかに記載のピストン冷却装置。
7. 前記オイル噴射用配管への油経路はオイルフィルタ下流近傍から分岐するオイル噴射専用油路であることを特徴とする前記請求項１ないし５のいずれかに記載のピストン冷却装置。