JP2006182291A - 車両用パーキングブレーキの操作装置 - Google Patents

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Kenji Mikashima
健次 三ヶ島
Satoru Masuda
覚 増田
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Nissan Motor Light Truck Co Ltd
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Abstract

【課題】 ブレーキケーブル4の係止部材7の脱落を防止する。
【解決手段】 車体に対して基端部2bが回動可能に固定された操作レバー本体2と、操作レバー本体2の基端部2bに一体的に固定され、円弧状をなす部位の外周にガイド溝10が形成されたガイドドラム5と、ガイドドラム5に一端部4aが係止されるブレーキケーブル4と、を含んで構成される車両用パーキングブレーキの操作装置であって、ブレーキケーブル4に、その端部4aが露出するように略円柱形状をなす係止部材7を同軸に固定する一方、ガイドドラム5の円弧形状をなす部位(底部)5aに連続して、係止部材7の全長bより長い幅を有する矩形形状の切り欠き8をガイド溝10に沿って形成するとともに、ブレーキケーブル4の一端部4aが収納される収納部11を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用パーキングブレーキの操作装置に関する。
特許文献1では、車両用パーキングブレーキの操作装置において、車体に対して基端部が回動可能に固定された操作レバー本体と、この操作レバー本体の基端部に一体的に固定され、円弧状をなす部位の外周にガイド溝が形成されたガイドドラムと、このガイドドラムに一端部が係止部材により係止されるブレーキケーブルと、を含んで構成されることが知られている。
特開平9−24808号公報
しかしながら、特許文献1では、操作レバー本体の回動操作によりパーキングブレーキを解除するとき、操作レバー本体を戻す速度がブレーキケーブルの戻る速度より大きくなると、ブレーキケーブルが湾曲することとなる結果、ブレーキケーブルの係止部材がガイドドラムから脱落してしまうこととなる。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、ブレーキケーブルの係止部材の脱落を防止することを目的とする。
そのため本発明では、車体に対して基端部が回動可能に固定された操作レバー本体と、前記操作レバー本体の基端部に一体的に固定され、円弧状をなす部位の外周にガイド溝が形成されたガイドドラムと、前記ガイドドラムに一端部が係止されるブレーキケーブルと、を含んで構成される車両用パーキングブレーキの操作装置であって、前記ブレーキケーブルに、その端部が露出するように略円柱形状をなす係止部材を同軸に固定する一方、前記ガイドドラムの円弧形状をなす部位に連続して、前記係止部材の全長より長い幅を有する矩形形状の切り欠きを前記ガイド溝に沿って形成するとともに、前記ブレーキケーブルの一端部が収納される収納部を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、ブレーキケーブルの一端部が収納部により収納されるため、ブレーキケーブルの係止部材がガイドドラムから脱落してしまうことを防止できる。
また、切り欠きは係止部材の全長より長く形成するため、操作レバー本体の回動操作によりパーキングブレーキを解除するとき、操作レバー本体を戻す速度がブレーキケーブルの戻る速度より大きくなっても、係止部材の軸方向移動によりブレーキケーブルの湾曲を防止できる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の車両用パーキングブレーキの操作装置1を示す図である。図2は、図1のA−A線における断面図である。
車両用パーキングブレーキの操作装置1は、操作レバー本体2と、この操作レバー本体2に取り付けられるガイドドラム3と、ガイドドラム3に取り付けられるブレーキケーブル4と、から大別構成されている。
操作レバー本体2は、車体に対して基端部2bが回動可能に固定されており、先端部(操作グリップ部)2aの回動操作により基端部2bのレバー回動軸Rを中心として回動する。
ガイドドラム3は、操作レバー本体2の基端部2bに一体的に固定され、円弧状をなす部位の外周にケーブルガイド溝10を有するケーブルガイド部5が形成されている。ケーブルガイド部5は、図2に示すように、ブレーキケーブル4を底部5aおよび底部5aに連続する側部5bにより案内する。
ケーブルガイド部5の底部5aは、操作レバー本体2の回動中心Rから円弧状に形成されている(図1参照)。ケーブルガイド部5の側部5bは、底部5aの両側方に形成されており、ブレーキケーブル2の側方の移動を規制する。
ブレーキケーブル4は、図1に示すように、その端部4aが露出するように略円柱形状をなす係止部材7を同軸に固定、すなわちケーブル4の一端部4aに略円柱形状の係止部材7を備えており、一端部4aを係止部材7から突出させて係止部材7と固定している。9はブレーキケーブル4の突出部である。ブレーキケーブル4が係止部材7から突出している所定長さをaで示している。ここではブレーキケーブル4の所定長さaは、端面4cがガイドドラム3の端面3aと面一となるようにしている。
一方、ブレーキケーブル4の他端部4bは、ブレーキ装置6に連結されている。
係止部材7(ブレーキケーブル4の一端部4a)は、ガイドドラム3(ケーブルガイド部5)の側部5bに形成された切り欠き部8に収納されている。すなわち、ガイドドラム3には、ガイドドラム3の円弧形状をなす部位に連続して、係止部材7の全長より長い幅を有する矩形形状の切り欠き部8をガイド溝10に沿って形成するとともに、ブレーキケーブル4の一端部4aが収納される収納部11を形成している。なお、係止部材7の軸方向の長さをbで示している。
ガイドドラム3の切り欠き部8は、図3および図4に示すように、鉛直方向下方に所定長さだけ切り欠かれて形成されている。図3および図4は、ブレーキケーブル4の係止部材7をガイドドラム3の切り欠き部8に収納した状態を示す図である。
ガイドドラム3の切り欠き部8は、ブレーキケーブル4が収納される方向に所定長さcで形成される切り欠き底部8aと、この底部8aと垂直に形成される第1縦壁8bおよび第2縦壁8cとから形成されている。
係止部材7の一端面7aは、切り欠き部8の第1縦壁8bと当接している。係止部材7の他端面7bは、切り欠き部8の第2縦壁8cと所定距離dだけ離れている。
ここで、ブレーキケーブル4が係止部材7から突出している長さaと、係止部材7の軸方向の長さbと、切り欠き部8の所定長さcとは、a+b≧cの関係を満たすようにする。
またガイドドラム3(ケーブルガイド部5)は、ブレーキケーブル4の一端部4aにおける軸方向において切り欠き部8を係止部材7より大きく形成している。すなわち、切り欠き部8の所定長さをcとすると、b<cの関係となっている。
またブレーキケーブル4の突出部9の長さは、a>dとなるようにする。ここで所定距離dは、操作レバー本体2によりパーキングブレーキを解除した時におけるブレーキケーブル2の緩み量(押し上げ量)であり、例えば10mmとする。
そして、ブレーキケーブル4の突出部9の少なくとも一部をガイドドラム3(ケーブルガイド部5)の側部5bおよび側部5bに連続する天井部5cにより囲む(図3〜図5参照)。図5は、図4のB−B線における断面図である。
このように構成することで、パーキングブレーキを解除するために操作レバー本体2を回動させたときに、ブレーキケーブル4の突出部9の先端がガイドドラム3の側部5bおよび天井部5cにより移動が規制される。そして、ブレーキケーブル4の突出部9における軸方向においてケーブルガイド部5の切り欠き部8の所定長さcがブレーキケーブル4の係止部材7の長さbより大きく形成され、係止部材7の他端面7bと、切り欠き部8の第2縦部8cとの間の所定距離dにより、パーキングブレーキ解除時におけるブレーキケーブル4の緩みを吸収するため、係止部材7が切り欠き部8から脱落することを防止する。
図6は、ブレーキケーブル4の係止部材7をケーブルガイド部5の切り欠き部8に収納する状態を示す図である。
ブレーキケーブル4の突出部9は、係止部材7から所定長さaだけ突出して形成されているため、突出部9をケーブルガイド部5の側部5bおよび天井部5c内に差し込むことで、容易にブレーキケーブル4を取り付けることができる。
本発明の車両用パーキングブレーキを示す図 図1のA−A線における断面図 ブレーキケーブルの係止部材を収納した状態を示す図 ブレーキケーブルの係止部材を収納した状態を示す図 図4のB−B線における断面図 ブレーキケーブルの係止部材を収納する状態を示す図
符号の説明
1 車両用パーキングブレーキの操作装置
2 操作レバー本体
3 ガイドドラム
4 ブレーキケーブル
4a 一端部
4b 他端部
5 ブレーキガイド部
5a 底部
5b 側部
5c 天井部
6 ブレーキ装置
7 係止部材
8 切り欠き部
9 突出部
10 ケーブルガイド溝
11 収納部

Claims (1)

  1. 車体に対して基端部が回動可能に固定された操作レバー本体と、
    前記操作レバー本体の基端部に一体的に固定され、円弧状をなす部位の外周にガイド溝が形成されたガイドドラムと、
    前記ガイドドラムに一端部が係止されるブレーキケーブルと、
    を含んで構成される車両用パーキングブレーキの操作装置であって、
    前記ブレーキケーブルに、その端部が露出するように略円柱形状をなす係止部材を同軸に固定する一方、
    前記ガイドドラムの円弧形状をなす部位に連続して、前記係止部材の全長より長い幅を有する矩形形状の切り欠きを前記ガイド溝に沿って形成するとともに、前記ブレーキケーブルの一端部が収納される収納部を形成したことを特徴とする車両用パーキングブレーキの操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009154794A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Hiruta Kogyo Co Ltd パーキングブレーキ装置
JP2013203331A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Nissan Motor Co Ltd パーキングブレーキ装置のケーブル固定構造

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