JP2006182018A - 二軸延伸積層フィルムおよびその製造方法 - Google Patents

二軸延伸積層フィルムおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ガスバリア性に優れたポリアミド系積層フィルムおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 主としてポリグリコール酸からなる層と、主としてポリアミドからなる層とが少なくとも1層ずつ積層された未延伸積層フィルムを、温水槽で吸水させた後、同時二軸延伸する二軸延伸積層フィルムの製造方法であって、吸水時間(t秒)と、吸水温度におけるポリグリコール酸の半結晶化時間(tc秒)とが、t<tc/2、20<t<300であることを特徴とする二軸延伸積層フィルムの製造方法。20℃、100%RH雰囲気下での酸素透過度が100ml/(m・day・MPa)以下である上記製造方法により製造された二軸延伸積層フィルム。
【選択図】 なし

Description

本発明はポリアミド系積層フィルムおよびその製造方法に関し、特に、同時二軸延伸に先立って、未延伸フィルムを吸水させる際に、ポリグリコール酸からなる層が非晶状態を保たれるように吸水させる方法に関する。
一般に、ポリアミド系樹脂フィルムは、機械特性、光学特性、熱的特性、ガスバリア性、強靱性、耐ピンホール性、耐屈曲性などに優れており、包装用途、特に食品包装用途を主体に広く使用されている。なかでもガスバリア性が要求される分野においては、ポリアミドにポリメタキシリレンジアジパミドまたはエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物を積層したフィルムが用いられている。しかし、これらの積層フィルムは、高湿度下においてガスバリア性が低下するという問題があり、水分活性の高い食品の包装用途には使用できないなど用途が限られていた。
一方、高湿度下でガスバリア性が低下しない新しい材料としてポリグリコール酸(PGA)が開発されつつあり、例えば特許文献1には、ポリグリコール酸と熱可塑性樹脂との多層フィルムが開示されている。しかしながら同文献には、熱可塑性樹脂としてポリアミドを用いる場合の多層フィルム作成方法として、パリソンをインフレーションする方法のみが記載され、工業的に適用可能な製造方法は開示されていなかった。
また、ポリアミド層とポリグリコール酸層とからなる多層フィルムを、未延伸フィルムを吸水させた後、同時二軸延伸する通常のポリアミドフィルム製造条件を適用して製造した場合、ポリグリコール酸の結晶性が非常に高いため、ポリグリコール酸層の結晶化が起こりやすく、延伸が困難になることがあった。
特開2003−305817号公報
本発明の課題は、ポリアミド層とポリグリコール酸層とからなる積層フィルムおよびその製造方法を提供することにあり、更に詳細には、同時二軸延伸に先立って積層フィルムを吸水させるにあたり、ポリグリコール酸を結晶化させないで吸水させる方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、ポリアミドとポリグリコール酸との積層フィルムを特定の温度、時間で吸水させることによって、ポリグリコール酸を結晶化させることなく、ポリアミドを延伸に適した水分率まで吸水させることができることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明の要旨は次のとおりである。
(1)主としてポリグリコール酸からなる層と、主としてポリアミドからなる層とが少なくとも1層ずつ積層された未延伸積層フィルムを、温水槽で吸水させた後、同時二軸延伸する二軸延伸積層フィルムの製造方法であって、吸水時間(t秒)と、吸水温度におけるポリグリコール酸の半結晶化時間(tc秒)とが下記式を満足することを特徴とする二軸延伸積層フィルムの製造方法。
t<tc/2
20<t<300
(2)20℃、100%RH雰囲気下での酸素透過度が100ml/(m・day・MPa)以下である上記製造方法により製造された二軸延伸積層フィルム。
同時二軸延伸に先立って未延伸フィルムを吸水させるときに特定の条件で吸水させることにより、ポリグリコール酸層を結晶化させることなく、ポリアミド層を延伸に適した水分率にコントロールすることができ、幅方向の物性の均一性に優れた延伸積層フィルムが容易に製造できる。したがって、本発明により製造された積層フィルムの産業上の利用価値は極めて高い。
次に本発明を詳細に説明する。本発明において、ポリグリコール酸とは、繰り返し構造(−O−CH−CO−)を60mol%以上含有する(共)重合体あるいはその混合物であり、好ましくは繰り返し構造(−O−CH−CO−)を80mol%以上含有する(共)重合体あるいはその混合物である。
ポリグリコール酸に共重合または混合する成分としては、ポリ(エチレンサクシネート)、ポリ(ブチレンサクシネート)、ポリ(ブチレンサクシネートcoブチレンアジペート)等に代表されるジオールとジカルボン酸からなる脂肪族ポリエステルや、ポリ(乳酸)、ポリ(3ヒドロキシ酪酸)、ポリ(3ヒドロキシ吉草酸)、ポリ(6ヒドロキシカプロン酸)等のポリヒドロキシカルボン酸や、ポリ(εカプロラクトン)やポリ(δバレロラクトン)に代表されるポリ(ωヒドロキシアルカノエート)や、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールなどに代表されるアルキレングリコールや、ポリ(ブチレンサクシネートcoブチレンテレフタレート)やポリ(ブチレンアジペートcoブチレンテレフタレート)の他、ポリエステルアミド、ポリエステルカーボネート、ポリケトン、シュウ酸エチレン、澱粉等の多糖類等が挙げられる。
また、ポリグリコール酸には、フィルムの性能を損なわない範囲において、ポリオレフィン、エラストマー、アイオノマーなどの樹脂や、滑剤、顔料、熱安定剤、酸化防止剤、耐候剤、難燃剤、可塑剤、離型剤を配合することもできる。
本発明において、ポリアミドとは、その分子内にアミド結合(−CONH−)を有する溶融成形可能な熱可塑性樹脂であり、ポリカプラミド(ナイロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン610)、ポリアミノウンデカミド(ナイロン11)、ポリラウリルアミド(ナイロン12)および、これらの共重合体、混合物等が挙げられるが、特にナイロン6が好ましい。また、ポリアミドには、フィルムの性能を損なわない範囲においてタルク、シリカ、アルミナ、マグネシア、炭酸カルシウム、エチレンビスステアリルアミド、ステアリン酸カルシウム等の滑剤や、顔料、熱安定剤、酸化防止剤、耐候剤、難燃剤、可塑剤、離型剤を配合することもできる。
本発明の二軸延伸積層フィルムは、主としてポリグリコール酸からなる層(X)と、主としてポリアミドからなる層(Y)の少なくとも2種の層から構成される。X層におけるポリグリコール酸の含有量は80質量%以上が好ましく、90質量%以上がさらに好ましい。ポリグリコール酸の含有量が80質量%未満であると、ガスバリア性が低下する。一方、Y層におけるポリアミドの含有量は85質量%以上が好ましく、95質量%以上がさらに好ましい。ポリアミドの含有量が85質量%未満であると、強靭性や耐ピンホール性などのポリアミドの特徴が損なわれることがある。
本発明の二軸延伸積層フィルムの代表的な層構成としては、得られる積層フィルムの強度・ガスバリア性等の物性や、フィルム製造時のフィルム破断やポリグリコール酸の低ガラス転移温度に起因するトラブルを回避するために、X層を外部表面層としないほうが望ましく、Y/X/Yの3層構成が好ましい。X層の厚みは総厚みの6〜40%であることが好ましく、さらに好ましくは10〜30%である。X層の厚みが総厚みの6%未満の場合、ガスバリア性が悪くなり、また、40%を超えると吸水時にポリグリコール酸の結晶化が起こりやすくなり、延伸性が悪くなる。
また、本発明の二軸延伸積層フィルムの層構成として、接着剤からなるZ層を用いたY/Z/X/Z/Yの5層構成であることがさらに好ましい。Z層として用いる樹脂は、X層とY層との層間密着性の高いものであればよく、例えば、変性ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、ポリウレタン、エポキシ樹脂等のポリマーが挙げられる。Z層の厚みは、0.5〜4μmであることが好ましく、さらに0.5〜2μmであることがさらに好ましい。この厚みが0.5μm未満では、接着性が不充分となるおそれがあり、塗布も困難である。この厚みが4μm超過では、コスト高であり経済的面から不利である。
本発明の二軸延伸積層フィルムの厚みは、各層の厚みが上記の範囲にあれば特に限定されないが、フレキシブルな包材として使用する場合、通常10〜50μmが好ましい。厚みが薄いと強度特性とガスバリア性の両立が困難となり、厚みが厚いと過剰性能となりコストパフォーマンスが悪化する。
未延伸積層フィルムの製膜方法としては、公知の方法で行うことができる。たとえば、各層を構成する数種の樹脂を別々の押出機中で溶融し、フィードブロック内で多層構造に重ね合わせた後、ダイスより押出す方法(モノマニホールドタイプ)や、溶融した数種の樹脂をダイス中にて多層構造に重ね合わせて押出すマルチマニホールド法等を用いることができる。各層の厚み精度が高いことからマルチマニホールド法が好ましい。ダイスより共押出した後、冷却ロール上で急冷することにより未延伸積層フィルムが得られる。
本発明においては、上記未延伸積層フィルムを温水槽に導き、下記の条件で吸水処理を施すことが必要である。この吸水処理を施すことにより、ポリアミド層が可塑化されて延伸応力が低下し、次工程の同時二軸延伸が容易になる。また、延伸機の予熱ゾーンにおいて蒸発潜熱のためにポリグリコール酸層の温度上昇が抑制され、結晶化することを防止する効果も得られる。
本発明において、温水槽における吸水温度と吸水時間(t)は、ポリグリコール酸の半結晶化時間(tc)と密接な関係を有する。ここで半結晶化時間(tc)は次のとおり定義する。まずアルミニウムパンにポリグリコール酸を15mg秤取り、示差走査熱量測定(DSC)装置を使用し、270℃まで300℃/分の速度で加熱し融解させる。直ちに300℃/分の速度で測定温度まで冷却を行い、保持する。測定温度に達した時点で時間計測を開始し、そのDSC曲線で観測される結晶化の発熱ピークトップに達した時間を半結晶化時間と定義する。DSC装置としては、昇温速度が300℃/分以上、液体窒素・液体ヘリウム等を使用した冷却速度が300℃/分以上が可能な装置であればいずれでもよく、例えば、Perkin−Elmer社製DSCユニット DSC7等を用いることができる。
吸水時間(t)はその吸水温度におけるポリグリコール酸の半結晶化時間(tc)の1/2未満であることが必要である。吸水時間(t)をこの範囲に設定することにより吸水中にポリグリコール酸が延伸に供することができる程度に結晶化が抑えられる。また、同時に、吸水時間(t)は20〜300秒であることが必要である。吸水時間(t)が20秒未満では水分率が足りず延伸応力が高くなりボーイングが大きく、得られたフィルムの巾方向の物性が不均一になる。水分率を高めるためには高温で吸水させることになるが、半結晶化時間(tc)の1/2を超えてしまうため結晶化して延伸できない。吸水時間(t)が300秒を超える場合は、温水槽を長くするか通紙速度を遅くする必要があり、生産性に劣る。
温水槽の温度は45〜75℃が好ましい。45℃未満ではポリアミドへの吸水速度が遅いため吸水時間を長くする必要があり不経済である。75℃を超えると、ポリグリコール酸ばかりか、ポリアミドも結晶化が進み、延伸が困難になる。
吸水後の未延伸積層フィルムの水分率は3〜9%が好ましい。未延伸積層フィルムの水分率とは、未延伸積層フィルム全体の中に含まれる水分の割合を指し、吸水後の未延伸積層フィルムから切り出したサンプル片の質量Wと、それを減圧下80℃で24時間乾燥した後の質量Wdから次式により求めたものである。水分率が3%未満であると延伸応力が高くなりボーイングが大きく、得られたフィルムの巾方向の物性が不均一になる。9%を超えるとネック延伸になりやすく厚み斑が生じやすい。
水分率(%)=(W−Wd)/W×100
このようにして吸水処理が施された未延伸積層フィルムは、通常の同時二軸延伸条件により容易に延伸されうる。すなわち、フィルムの端部をクリップで把持して50〜180℃の予熱温度および延伸温度で縦横方向にそれぞれ2.0〜4.0倍に延伸され、更に延伸フィルムは150〜220℃で熱処理が施されるともに、横方向に1〜8%弛緩処理が施される。予熱温度および延伸温度が50℃未満ではポリアミド層が延伸できず、180℃を超えた場合、吸水した水分の蒸発速度が速くなりすぎ、フィルム温度が高くなった結果、ポリグリコール酸層の結晶化が進み延伸困難になる。熱処理温度が150℃未満では収縮率が大きくなって寸法安定性が悪く、220℃を超えた場合には溶断するなどのトラブルにより操業性が低下する。
このようにして得られた二軸延伸積層フィルムは、ポリグリコール酸からなる層に欠陥がなく、20℃、100%RH雰囲気下での酸素透過度を100ml/(m・day・MPa)以下とすることができる。
次に、実施例により、本発明をさらに具体的に説明する。なお、実施例および比較例の評価に用いた原料および測定方法は次のとおりである。
(1)原料
ナイロン6:ユニチカ社製 A1030BRF
ポリグリコール酸:グリコリド20kgを、反応釜に仕込み、窒素ガスを吹き込みながら約30分間室温で乾燥した。次いで、触媒としてSnCl・6.5HOを4g添加し、窒素ガスを吹き込みながら170℃に2時間保持して重合した。重合終了後、反応釜を室温まで冷却し、反応釜から取出した塊状ポリマーを約3mm以下の細粒に粉砕し、約150℃、約0.1kPaで一晩減圧乾燥し、残存モノマーを除去してポリグリコール酸を得た。(各測定温度における半結晶化時間(tc):>10000秒(40℃)、2680秒(50℃)、320秒(60℃)、74秒(70℃)、44秒(80℃))
接着剤:住友化学工業社製 ボンドファースト2B
(2)測定法
(2−1)半結晶化時間(tc)
Perkin−Elmer社製DSC DSC7を用い、アルミニウムパンにポリグリコール酸を15mg秤取り、270℃まで300℃/分の速度で加熱し融解させた。直ちに300℃/分の速度で測定温度まで冷却を行い、保持した。測定温度に達した時点で時間計測を開始し、そのDSC曲線で観測される結晶化の発熱ピークトップに達した時間を半結晶化時間とした。
(2−2)水分率(%)
未吸水後の未延伸積層フィルムから切り出したサンプル片の質量Wと、それを減圧下80℃で24時間乾燥した後の質量Wdから次式により求めた。
水分率(%)=(W−Wd)/W×100
(2−3)厚み斑(%)
延伸フィルムの厚みを巾方向に5mm間隔で測定し、厚みの最大値Dmax、最小値Dmin、平均値Daveから次式により求めた。
厚み斑(%)=(Dmax−Dmin)÷Dave×100
(2−4)酸素透過度
Modern Control社製のOX−TRAN2/20を使用し、20℃、100%RHの条件で測定した。(単位:ml/(m・day・MPa)/(1枚厚み))
実施例1
3種5層用共押出Tダイを用いて、第1押出機よりナイロン6を250℃で押出し(Y層)、第2押出機よりポリグリコール酸を、温度250℃で押出し(X層)、第3押出機より接着剤を、温度250℃で押出し(Z層)、マルチマニホールドタイプのダイスにてY/Z/X/Z/Yの順に積層したフィルムを、表面温度10℃に温調した冷却ドラム上に密着させて急冷し、各層の厚みがY/Z/X/Z/Y=50/10/30/10/50μmで総厚み150μmの未延伸積層フィルムを得た。得られた未延伸積層フィルムを50℃に温調された水槽に導き、180秒間吸水処理を行った。このとき未延伸フィルムの吸水率は6.2%であった。予熱温度140℃、延伸温度140℃で縦方向に3倍、横方向に3.3倍に同時二軸延伸し、温度200℃、弛緩率5%で熱処理を行い厚さ15μmの二軸延伸積層フィルムを得た。得られたフィルムの酸素透過度を測定し、表1に示した。
実施例2〜4、比較例1〜4
吸水条件を表1のように変更した以外は実施例1と同様に行った。

Claims (4)

  1. 主としてポリグリコール酸からなる層と、主としてポリアミドからなる層とが少なくとも1層ずつ積層された未延伸積層フィルムを、温水槽で吸水させた後、同時二軸延伸する二軸延伸積層フィルムの製造方法であって、吸水時間(t秒)と、吸水温度におけるポリグリコール酸の半結晶化時間(tc秒)とが下記式を満足することを特徴とする二軸延伸積層フィルムの製造方法。
    t<tc/2
    20<t<300
  2. 吸水後の未延伸積層フィルムの水分率が3〜9%である請求項1記載の二軸延伸積層フィルムの製造方法。
  3. 温水槽の温度が45〜75℃である請求項1または2記載の二軸延伸積層フィルムの製造方法。
  4. 20℃、100%RH雰囲気下での酸素透過度が100ml/(m・day・MPa)以下である請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法により製造された二軸延伸積層フィルム。

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