JP2006178029A - 電気光学装置、その検査方法、駆動装置および電子機器 - Google Patents

電気光学装置、その検査方法、駆動装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 駆動装置の実装後の検査を可能として検査の結果の有効性を向上させる。
【解決手段】 データ線駆動回路200は、各々がデータ線103に接続されるn個の出力端子Toutと、各画素について指定された階調に応じてデータ信号X1ないしXnを生成する信号生成回路25と、各データ線103における電流のリークを検出するための検出用配線30と、各々が出力端子Toutに接続されたn個のスイッチング素子271とを有する。各スイッチング素子271は、モード選択信号Smodによって駆動モードが指定されると、信号生成回路25が生成したデータ信号X1ないしXnを各出力端子Toutに出力する一方、モード選択信号Smodによって検出モードが指定されると、総ての出力端子Toutを検出用配線30に導通させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、OLED(Organic Light Emitting Diode)素子などの電気光学素子を備えた電気光学装置、この種の電気光学装置を検査する方法、電気光学装置を駆動する装置、および電気光学装置を備えた電子機器に関する。
この種の電気光学装置は、複数の走査線と複数のデータ線との各交差に対応して基板上に配列された複数の画素を有し、各データ線に供給されるデータ信号に応じて画素の階調が制御される。この構成においては、何らかの欠陥に起因してデータ線に電流のリークが発生する場合がある。この場合には各画素に所期の階調を表示させることができず縦方向の表示ムラが発生する。このような問題を解決するために、データ線や走査線の欠陥の有無を検査するための技術が従来から提案されている。例えば特許文献1に開示された技術においては、検査用の端子を走査線やデータ線の端部に接触させたうえで所定の信号を供給することによって各画素を駆動し、これにより表示された画像に基づいて欠陥の有無が検査される。
特開平9−138422号公報(図1)
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、データ線や走査線に信号を供給するための駆動装置(例えばICチップ)が実装される前に欠陥の有無が検査されるため、この検査を実施してからICチップが実装されるまでに発生した欠陥を検出することはできない。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、駆動装置の実装後の検査を可能として検査の結果の有効性を向上させることを解決課題とする。
この課題を解決するために、本発明に係る駆動装置(例えば図1におけるデータ線駆動回路200)は、複数のデータ線の各々に画素が接続された電気光学装置を駆動する装置であって、各々がデータ線に接続される複数の出力端子と、各画素について指定された階調に応じたデータ信号を生成する信号生成回路と、信号生成回路が生成したデータ信号を各出力端子に供給する駆動モードとデータ線における電流のリークを検出するための検出用配線に各出力端子を接続する検出モードとを切り替える切替手段とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、駆動装置の動作モードとして検出モードが選定されるから、この駆動装置を電気光学装置に実装した後の段階においても各データ線における電流のリークを検出することができる。すなわち、駆動装置が実装される工程やその直前にて発生した欠陥も検出される。したがって、検査の結果の有効性を向上させることができる。
本発明の具体的な態様において、切替手段は、駆動モードにおいては信号生成回路と各出力端子とを導通させ、検出モードにおいては検出用配線と各出力端子とを導通させるスイッチング素子(例えば図4に示されるスイッチング素子271)である。この態様によれば、切替手段の構成の簡素化や駆動装置の回路規模の縮小が図られる。さらに他の態様は、検出モードにおいてデータ線に電流のリークが発生したときに検出用配線に流れる電流を外部に出力する検出端子を具備する。この態様によれば、リークの検出の結果を外部に出力することによってその結果を有効に利用することができる。
検出モードにおいては、検出用配線に対して所定の電圧が印加される。この電圧(実施形態における検査用電圧Ve)は、検査装置など外部の機器から印加されるものであってもよいが、駆動装置に供給される電源に応じた電圧を利用してもよい。例えば、電源電位が供給される電源端子を具備し、信号生成回路が、電源端子に供給された電源電位に基づいてデータ信号を生成する構成のもとでは、検出モードにおいて、電源端子に供給された電源電位に応じた電位が検出用配線および出力端子を介してデータ線に供給されるようにしてもよい。この構成によれば、検出モードにおいてデータ線に印加される電圧の発生源を駆動装置の電源と別個に用意する必要がないから、検査に要するコストを低減することができる。この構成の具体例は第2実施形態(図8)として後述される。
なお、この構成のもとで検出モードが選択されているときに信号駆動回路がデータ信号の生成を実行するとすれば、この生成に連動するように電源が変動して正確なリーク電流の検出が妨げられるという問題が生じ得る。そこで、本発明の望ましい態様においては、検出モードにおいて信号生成回路によるデータ信号の生成を停止させる手段(例えば図8に示されるスイッチング素子257)がさらに設けられる。この態様によれば、検出モードにおける電源電位の変動を防止することができるから、この電源電位を利用した検査の精度を向上させることができる。
本発明の望ましい態様において、切替手段は、検出モードにおいて、複数の出力端子のうち第1群に属する各出力端子と、第1群とは異なる第2群に属する各出力端子とを選択的に検出用配線に導通させる(図11参照)。この態様によれば、第1群の各出力端子に接続されたデータ線と第2群の各出力端子に接続されたデータ線とを別個に検査することができるから、リークが発生するデータ線をより詳細に特定することができる。
また、パルス信号を順次にシフトして出力するシフトレジスタを具備し、信号生成回路は、シフトレジスタから出力される各パルス信号によってサンプリングされた画像データに基づいて各画素のデータ信号を生成する構成においては、切替手段が、検出モードにおいて、シフトレジスタから出力されるパルス信号に対応した出力端子を順次に検出用配線に導通させる構成も採用される(図12参照)。この構成によれば、各出力端子が時分割にて順番に検出用配線に接続されるから、リークが発生する1本のデータ線を特定することができる。しかも、信号生成回路がデータ信号を生成するためのシフトレジスタを検査に兼用するから、検査のために別個の回路を設けた場合と比較して製造コストの低減や構成の簡素化が図られる。
本発明に係る電気光学装置は、複数の走査線と複数のデータ線との各交差に対応して配列された複数の画素と、各データ線を介して画素にデータ信号を出力する駆動装置とを具備し、駆動装置は、各々がデータ線に接続される複数の出力端子と、各画素について指定された階調に応じたデータ信号を生成する信号生成回路と、信号生成回路が生成したデータ信号を各出力端子に供給する駆動モードとデータ線における電流のリークを検出するための検出用配線に各出力端子を接続する検出モードとを切り替える切替手段とを具備することを特徴としている。この構成によっても、本発明に係る駆動装置と同様の理由によって検査の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る電気光学装置は各種の電子機器に利用される。このような電子機器としては、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話機がある。本発明に係る電気光学装置は、典型的には画像を表示する表示装置として使用されるが、このほかにも例えば光書込み型の画像形成装置(例えばプリンタ)におけるラインヘッドとしても使用され得る。
本発明に係る検査方法は、複数の走査線と複数のデータ線との各交差に対応して配列された複数の画素と、各データ線を介して画素にデータ信号を出力する駆動装置とを具備し、駆動装置は、各々がデータ線に接続される複数の出力端子と、各画素について指定された階調に応じたデータ信号を生成する信号生成回路と、検出用配線とを有する電気光学装置を検査する方法であって、駆動装置の動作モードを、信号生成回路が生成したデータ信号を各出力端子に供給する駆動モードから、各出力端子を検出用配線に接続する検出モードに切り替え、この検出モードにて検出用配線に流れる電流に基づいて各データ線における電流のリークを検出することを特徴としている。この方法によれば、本発明の駆動装置について上述した理由によって検査の信頼性を向上させることができる。
本発明の検査方法の望ましい態様において、検出モードにおいては、第1の階調に対応したデータ信号が駆動モードにおいて信号生成回路から供給されたときのデータ線の電位を検出用配線に供給することによって電流のリークを検出し、さらに、第1の階調とは異なる第2の階調に対応したデータ信号が駆動モードにおいて供給されたときのデータ線の電位を検出用配線に供給することによって電流のリークを検出する。この態様によれば、実際に電気光学装置が駆動モードにて駆動されているときに近い状況のもとでリーク電流を検出することができるから、検査の精度をさらに向上させることができる。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。同図においては、電気光学装置1を検査するための検査装置60が併せて図示されている。図1に示されるように、電気光学装置1は、電気光学パネルAAと走査線駆動回路100とデータ線駆動回路200とを備える。電気光学パネルAAには画素領域Aが形成される。この画素領域Aには、X方向(行方向)に延在するm本の走査線101と、各走査線101に対をなしてX方向に延在するm本の発光制御線102とが形成される(mは自然数)。また、画素領域Aには、X方向と直交するY方向(列方向)に延在するn本のデータ線103が形成される(nは自然数)。そして、走査線101および発光制御線102の対とデータ線103との各交差に対応して画素回路400が配置される。したがって、これらの画素回路400は、画素領域A内においてX方向およびY方向にわたってマトリクス状に配列する。各画素回路400は電流駆動型の自発光素子たるOLED素子420を含む。
走査線駆動回路100およびデータ線駆動回路200は、電気光学パネルAAにCOG(Chip On Glass)技術によって実装されたICチップである。このうち走査線駆動回路100は、m本の走査線101の各々を順次に選択する回路である。より具体的には、走査線駆動回路100は、水平走査期間ごとに順番にアクティブレベル(Hレベル)となる走査信号Ya1、Ya2、…、Yamを各走査線101に対して出力するとともに、これらの論理レベルを反転した発光制御信号Yb1、Yb2、…、Ybmを各発光制御線102に出力する。走査信号Yai(iは1≦i≦mを満たす整数)がアクティブレベルになると第i行が選択されたことを意味する。
一方、データ線駆動回路200は、走査線駆動回路100が選択した走査線101に接続された各画素回路400に対してデータ信号X1、X2、…、Xnを供給する。データ信号Xj(jは1≦j≦nを満たす整数)は第j列目の画素回路400の輝度(階調)を指定する電流信号である。なお、走査線駆動回路100やデータ線駆動回路200が電気光学パネルAAの外部(例えば電気光学パネルAAに実装された配線基板上)に実装された構成としてもよい。
次に、図2を参照して画素回路400の構成を説明する。同図においては、第i行目に属する第j列目のひとつの画素回路400のみが図示されているが、その他の画素回路400も同様の構成である。本実施形態における画素回路400は、データ信号Xjの電流値に応じた階調となるようにOLED素子420を制御する電流駆動型(いわゆる電流プログラミング方式)の回路である。
図2に示されるように、画素回路400は、4個のトランジスタ(例えば薄膜トランジスタ)Tr1ないしTr4と、キャパシタCと、OLED素子420とを有する。トランジスタTr1の導電型はpチャネル型であり、トランジスタTr2ないしTr4の導電型はnチャネル型である。このうちトランジスタTr1のソース電極は電源の高位側電位(以下「電源電位」という)Vddが供給される電源線に接続され、そのドレイン電極は、トランジスタTr2のソース電極と、トランジスタTr3のドレイン電極と、トランジスタTr4のドレイン電極とに接続される。
キャパシタCは、一端がトランジスタTr1のソース電極に接続されるとともに、他端がトランジスタTr1のゲート電極とトランジスタTr2のドレイン電極とに接続される。トランジスタTr3は、そのゲート電極がトランジスタTr2のゲート電極とともに走査線101に接続され、そのソース電極はデータ線103に接続される。一方、トランジスタTr4のゲート電極は発光制御線102に接続され、そのソース電極はOLED素子420の陽極に接続される。OLED素子420の陰極は電源の低位側電位(以下「接地電位」という)Gndが供給される接地線に接続される。
各垂直走査期間のうち第i番目の水平走査期間にて走査信号Yaiがアクティブレベルになると、トランジスタTr2がオン状態となってトランジスタTr1がダイオード接続されるとともにトランジスタTr3もオン状態となる。したがって、データ信号Xjに応じた電流が、電源線→トランジスタTr1→トランジスタTr3→データ線103という経路で流れ、このときにトランジスタTr1のゲート電極の電位に応じた電荷がキャパシタCに蓄積される。
次いで、第i番目の水平走査期間が終了して走査信号Yaiが非アクティブレベル(Lレベル)になると、トランジスタTr2およびTr3はともにオフ状態となる。このとき、トランジスタTr1のゲート・ソース間の電圧はその直前の水平走査期間における電圧に保持される。そして、発光制御信号Ybiがアクティブレベルに遷移すると、トランジスタTr4がオン状態となり、トランジスタTr1のソース・ドレイン間にはそのゲート電圧に応じた電流(すなわちデータ信号Xjに応じた電流)が電源線から流れ込み、この電流の供給によってOLED素子420が発光する。
ところで、以上に説明した電気光学装置1においては、各データ線103において電流がリークする可能性がある。このリークの原因のひとつとして、データ線103に接続された何らかの回路の不具合が考えられる。例えば、図3は、各画素回路400を静電気から保護するための回路(以下「静電保護回路」という)がデータ線103やデータ線駆動回路200の出力端子Toutに接続された構成が例示されている。データ線103に接続された静電保護回路351および出力端子Toutに接続された静電保護回路352の各々は、陰極が電源線に接続されたダイオードD1と、陽極が接地線に接続されたダイオードD2とを直列に接続した構成となっている。ダイオードD1の陽極とダイオードD2の陰極とはデータ線103または出力端子Toutに対して共通に接続される。
この種の静電保護回路35に欠陥があると、データ線103や出力端子ToutからダイオードD1およびD2を介して電流(逆方向の電流)がリークする場合がある。なお、実際には、静電保護回路351および352の各々におけるダイオードD1およびD2はMOS型のトランジスタによっても構成される。この場合には、トランジスタがオフ状態にあるときのリーク電流やドレイン電極に流れるリーク電流がデータ線103における電流のリークとなり得る。また、データ線103におけるリークの原因としては、この他にも、データ線103に接続された各種のトランジスタにおけるリークやデータ線103と交差するように形成された各電源線におけるリークが考えられる。
このようにデータ線103において電流がリークすると、所期の電流値のデータ信号Xjを画素回路400に供給することができないため、各画素回路400のOLED素子420を所期の階調にて発光させることができず、画素領域AにY方向の表示ムラが発生するという問題がある。そこで、本実施形態におけるデータ線駆動回路200は、データ信号Xjを各データ線103から画素回路400に供給して画素領域Aに画像を表示させる電気光学装置1の本来的な動作モード(以下「駆動モード」という)のほか、各データ線103における電流のリークを検出するための動作モード(以下「検出モード」という)にて動作するようになっている。
図4は、データ線駆動回路200の具体的な構成を示すブロック図である。同図に示されるように、データ線駆動回路200は、外部の制御装置(例えば電気光学装置1が搭載される電子機器のCPU)から各種の信号が入力される複数の入力端子Tinと、電源電位Vddおよび接地電位Gndがそれぞれ電源回路(図示略)から供給される電源端子Tp1およびTp2と、データ線103の総本数に相当するn個の出力端子Toutと、電気光学装置1の検査に利用される接続端子Td1およびTd2とを有する。図1や図4に示されるように、各出力端子Toutは、これに対応するデータ線103に接続される。また、検出モードにおいては、図1に示されるように、データ線駆動回路200の接続端子Td1およびTd2に検査装置60が接続される(検査装置60の具体的な構成については後述する)。
図4に示されるシフトレジスタ21は、データ線103の総本数に相当するnビットのシフトレジスタであり、各水平走査期間の最初に入力端子Tinを介して供給されるスタートパルスDXをドットクロックCLに同期して順次にシフトすることによりサンプリング信号S1、S2、…、Snとしてサンプリング回路22に出力する。このサンプリング回路22には入力端子Tinを介して画像データDが供給される。画像データDは、各画素回路400の階調を指定する8ビットのデジタルデータである。サンプリング回路22は、サンプリング信号Sjがアクティブレベルに遷移するタイミングにて第j列目の画素回路400の階調を指定する画像データDをサンプリングして出力する。ラッチ回路23は、ある水平走査期間にてサンプリング回路22がサンプリングした1行分の画素回路400の画像データDを、次の水平走査期間の始点にて入力端子Tinから入力されるラッチパルスLPによって一斉にラッチする。信号生成回路25は、ラッチ回路23から出力された画像データDに基づいてデータ信号X1、X2、…、Xnを生成する回路であり、ひとつの電圧生成回路251と、データ線103の総本数に相当するn個の処理ユニット253とを有する。
図5は、信号生成回路25の具体的な構成を示す回路図である。なお、同図においては第j段目の処理ユニット253の構成のみが詳細に図示されているが、その他の処理ユニット253の構成も同様である。電圧生成回路251は、データ信号X1ないしXnの電流値の基準となる電圧Vrefを生成するための回路であり、図5に示されるように、pチャネル型のトランジスタTa1およびTa2と、nチャネル型のトランジスタTa3およびTa4とを有する。このうちトランジスタTa1のドレイン電極はそのゲート電極に接続(すなわちダイオード接続)される。トランジスタTa1とトランジスタTa2とは各々のゲート電極が接続されてカレントミラー回路を構成する。トランジスタTa1およびTa2の各々のソース電極は、電源端子Tp1から電源電位Vddが供給される電源線に接続される。
トランジスタTa3のドレイン電極はトランジスタTa1のドレイン電極に接続される。また、トランジスタTa3のソース電極は、電源端子Tp2から接地電位Gndが供給される接地線に接続される。このトランジスタTa3のゲート電極には入力端子Tinから制御信号Vcが印加される。一方、トランジスタTa4は、ドレイン電極がトランジスタTa2のドレイン電極に接続されるとともにソース電極が接地線に接続される。また、トランジスタTa4のゲート電極は、そのドレイン電極とともにゲート線255に接続される。以上の構成において、トランジスタTa1とトランジスタTa2とはカレントミラー回路を構成しているから、制御信号Vcの電圧値に応じた電流Irefが電源線からトランジスタTa1およびTa3を経由して接地線に流れると、トランジスタTa2およびTa4にもこれに等しい電流Irefが流れる。このときゲート線255は電流Irefに応じた電圧Vrefとなる。すなわち、図5の構成においては、制御信号Vcを調整することによってゲート線255の電圧Vrefを任意に制御することができる。
一方、各処理ユニット253は、画像データDに応じたデータ信号Xjを生成するD/A変換器であり、画像データDのビット数に相当する8個のトランジスタTb(Tb1ないしTb8)と、各々のドレイン電極がトランジスタTbのソース電極に接続された8個のトランジスタTc(Tc1ないしTc8)とを有する。ひとつの処理ユニット253に属するトランジスタTb1ないしTb8のドレイン電極は端子aに対して共通に接続される。また、トランジスタTb1ないしTb8の各々のゲート電極には、サンプリング回路22から出力された画像データDの各ビットが供給される。一方、トランジスタTc1ないしTc8の各々は、そのゲート電極がゲート線255に対して共通に接続され、ソース電極が接地線に接続される。トランジスタTc1ないしTc8の特性(特に利得係数)は、各々のゲート電極に共通の電圧Vrefが印加されたときに各トランジスタTcに流れる電流I1ないしI8の比が「I1:I2:I3:I4:I5:I6:I7:I8=1:2:4:8:16:32:64:128」となるように選定されている。すなわち、これらのトランジスタTc1ないしTc8は、各々が別個の重み値にて重み付けされた複数の電流(I1ないしI8)を生成する電流源として機能する。
以上の構成において、8個のトランジスタTb1ないしTb8のうち画像データDに応じたトランジスタTbが選択的にオン状態とされる。このとき、端子aが出力端子Toutを介してデータ線103に接続されているとすれば、オン状態となったトランジスタTbに対応した1以上のトランジスタTcに電流I(I1ないしI8のなかから選択された1以上の電流)が流れ、これらの電流を加算した信号がデータ信号Xjとして端子aおよび第j列目のデータ線103に流れる。
図4および図5に示されるように、信号生成回路25の後段にはスイッチ群27が配置される。このスイッチ群27は、データ線103の総本数に相当するn個のスイッチング素子271を含む。各スイッチング素子271は、出力端子Tout(さらにはデータ線103)に接続された端子cを有する。また、各スイッチング素子271は、その前段の処理ユニット253に接続された端子aのほかに端子bを有する。総てのスイッチング素子271の端子bは検出用配線30に接続される。この検出用配線30は、各データ線103における電流のリークを検出するための配線であり、その端部には接続端子(以下では特に「検出端子」という)Td1が形成されている。
各スイッチング素子271は、接続端子Td2から入力されるモード選択信号Smodに応じて端子aおよび端子bの何れかを選択的に端子cに接続する手段である。このモード選択信号Smodは、電気光学装置1の動作モードを駆動モードおよび検出モードの何れかに選定するための信号である。図6に示されるように、スイッチング素子271はトランスミッションゲートG1とトランスミッションゲートG2とを備える。この構成において、モード選択信号Smodが、検出モードを指定するHレベルであればトランスミッションゲートG2がオン状態となって端子bが端子cに接続される一方、駆動モードを指定するLレベルであればトランスミッションゲートG1がオン状態となって端子aが端子cに接続される。なお、スイッチング素子271の構成は図6に示したものに限られない。例えば、ゲート電極にモード選択信号Smodが供給されるトランジスタによってスイッチング素子271を構成してもよい。
以上の構成のもと、駆動モードにおいては、各処理ユニット253の出力が端子aおよび端子cと出力端子Toutとを介してデータ線103に接続されるから、各処理ユニット253から出力されたデータ信号Xjは第j列目のデータ線103を介して画素回路400に供給される。一方、検出モードにおいては、総てのデータ線103が出力端子Toutと端子cおよび端子aと検出用配線30とを介して検出端子Td1に接続される。
次に、図7を参照して、検出モードにてデータ線103のリークを検出するための検査装置60の構成を説明する。同図に示されるように、検査装置60は、接続端子Tg1およびTg2を有する。電気光学装置1を検査するとき、図1に示されるように、接続端子Tg1はデータ線駆動回路200の検出端子Td1に接続され、接続端子Tg2はデータ線駆動回路200の接続端子Td2に接続される。
図7に示されるように、検査装置60は、制御部61とリーク電流検出部62と電圧印加部63とを有する。このうち制御部61は、モード選択信号Smodを生成して接続端子Tg2に出力する手段である。さらに詳述すると、制御部61は、操作子(図示略)への操作によって検出モードへの移行が指示されるとモード選択信号SmodをHレベルに遷移させる一方、駆動モードへの移行が指示されるとモード選択信号SmodをLレベルに遷移させる。
リーク電流検出部62は、データ線103における電流のリークを検出するための手段である。本実施形態におけるリーク電流検出部62は、接続端子Tg1と電圧印加部63との間に介挿された抵抗素子を有する。一方、電圧印加部63は、接続端子Tg1に対して所定の電圧(以下「検査用電圧」という)Veを印加するための手段である。検出モードにおいては総てのデータ線103が検出用配線30に接続されるから、データ線駆動回路200の検出端子Td1と検査装置60の接続端子Tg1とが接続された状態においては、電圧印加部63によって生成された検査用電圧Veが検出用配線30を介して総てのデータ線103に印加される。何れかのデータ線103にて電流のリークが発生している場合には、この検査用電圧Veの印加によって、データ線103から検出端子Td1および接続端子Tg1を介してリーク電流検出部62の抵抗素子に電流が流れる。したがって、この抵抗素子の両端の電圧を測定することによってデータ線103におけるリークの有無やリークした電流の大きさを特定することができる。
次に、検査装置60を利用した検査の手順について説明する。
第1に、接続端子Tg1がデータ線駆動回路200の検出端子Td1に接触するとともに接続端子Tg2が接続端子Td2に接触するように検査装置60が配置される。第2に、制御部61から出力されるモード選択信号Smodが、駆動モードを示すLレベルから検出モードを示すHレベルに遷移される。こうしてモード選択信号SmodがHレベルに遷移すると、データ線駆動回路200の総てのスイッチング素子271において端子cが端子bに接続され、この結果として総てのデータ線103が検出用配線30を介して検査装置60の接続端子Tg1に接続される。
第3に、電圧印加部63によって接続端子Tg1に検査用電圧Veを印加させる。この検査用電圧Veは、検出端子Td1と検出用配線30と出力端子Toutとを介して総てのデータ線103に印加される。第4に、この検査用電圧Veの印加を維持したまま、リーク電流検出部62における抵抗素子の両端の電圧が測定される。この測定された電圧と抵抗素子の抵抗値とからリーク電流(すなわち抵抗素子を流れた電流)の大きさが算定される。そして、リーク電流の大きさが予め定められた閾値を下回る場合には何れの電気光学装置1を良品と判定する一方、この閾値を越える場合には電気光学装置1を不良品と判定する。例えば、画像データDによって何れかの階調値が指定されたときのデータ信号Xjの電流値とその階調値の直近の階調値が指定されたときのデータ信号Xjの電流値との差分値(すなわちデータ信号Xjの電流値の刻み幅)よりもリーク電流が大きい場合には不良品と判定する。あるいは、リーク電流検出部62における抵抗素子の電圧と予め定められた閾値との大小に応じて電気光学装置1の良否を判定してもよい。
以上に説明したように、本実施形態においては、データ線駆動回路200の動作モードとして検出モードが選定されるから、データ線駆動回路200を電気光学パネルAAに実装した後の段階においても各データ線103における電流のリークが検出される。すなわち、電気光学パネルAAが完成した直後に発生した欠陥だけでなくその完成からデータ線駆動回路200が実装されるまでに発生した欠陥も検出することができる。したがって、検査の結果の有効性を向上させることができる。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る電気光学装置の構成を説明する。第1実施形態においては、各データ線103に対して検査装置60の電圧印加部63から検査用電圧Veを印加する構成を例示した。これに対し、本実施形態に係る電気光学装置1においては、電源端子Tp1からデータ線駆動回路200に供給される電源電位Vddに応じた電圧が検出モードにおいて各データ線103に印加される構成となっている。なお、本実施形態のうち第1実施形態と同様の要素については共通の符号を付してその説明を適宜に省略する。
図8は、本実施形態における信号生成回路25およびスイッチ群27の構成を示す回路図である。同図に示されるように、信号生成回路25を構成する電圧生成回路251および各処理ユニット253の構成は第1実施形態と同様である。一方、電圧生成回路251を構成するトランジスタTa3のゲート電極はスイッチング素子257に接続される。スイッチング素子257の動作はモード選択信号Smodに応じて制御される。さらに詳述すると、スイッチング素子257は、モード選択信号Smodによって駆動モードが指定されているときにはトランジスタTa3のゲート電極を制御信号Vcの入力端子Tinに接続し、検出モードが指定されているときにはトランジスタTa3のゲート電極を接地線に接続する。
一方、電圧生成回路251の後段にはスイッチング素子258が設けられる。スイッチング素子257および258は、例えば図6に示したスイッチング素子271と同様の構成である。スイッチング素子258の動作はスイッチング素子257と同様にモード選択信号Smodに応じて制御される。すなわち、スイッチング素子258は、モード選択信号Smodによって駆動モードが指定されているときにはトランジスタTa4のドレイン電極をゲート線255に接続し、検出モードが指定されているときにはゲート線255を接地線に接続する。
以上の構成において、駆動モードにおいては電圧生成回路251に制御信号Vcが供給されるとともにゲート線255が電圧生成回路251に接続されるから、各処理ユニット253は画像データDに応じたデータ信号Xjを生成する。一方、検出モードにおいては電圧生成回路251への制御信号Vcの供給が停止されてトランジスタTa3はオフ状態となり、さらにゲート線255の電圧は各トランジスタTc(Tc1ないしTc8)をオフ状態とするレベルに低下するから、電圧生成回路251が電圧Vrefを生成する動作や各処理ユニット253がデータ信号Xjを生成する動作は停止する。このように、スイッチング素子257および258は、検出モードにおいて信号生成回路25の動作を停止させるための手段として機能する。
また、本実施形態においてはデータ線駆動回路200において各データ線103における電流のリークが検出されるようになっている。この検出を実現するために、本実施形態におけるデータ線駆動回路200はリーク電流検出部38を有する。図8に示されるように、リーク電流検出部38は、電源端子Tp1から電源電位Vddが供給される電源線と、各スイッチング素子271の端子bに接続された検出用配線30との間に介挿される。リーク電流検出部38は、第1実施形態のリーク電流検出部62と同様に抵抗素子を有する。
この構成において、モード選択信号SmodがHレベルに遷移して検出モードへの移行が指示されると、総てのデータ線103は出力端子Toutとスイッチング素子271と検出用配線30とリーク電流検出部38とを介して電源線(さらには電源端子Tp1)に接続される。したがって、これらのデータ線103には電源電位Vddが供給される。こうして電源電位Vddが印加されているときにリーク電流検出部38の抵抗素子の両端の電圧を計測することにより、第1実施形態と同様にデータ線103における電流のリークの有無やその電流の大きさが特定される。なお、ここでは電源電位Vddがデータ線103に供給される構成を例示したが、これ以外の電位がデータ線103に供給される構成としてもよい。例えば、電源端子Tp1から供給される電源電位Vddを変圧した電位を検出用配線30から各データ線103に印加する構成も採用される。
以上に説明したように、本実施形態においては、データ線駆動回路200にて利用される電源電位Vddがリーク電流の測定のために共用されるようになっている。このような構成において、検出モードが選択されているときに信号生成回路25が駆動モードと同様に動作してこれに応じた電流が電源線に流れるとすれば、検出モードにて検出用配線30に流れる電流は、実際にデータ線103に発生しているリーク電流とは相違することになる。したがって、この場合にはデータ線103に発生しているリーク電流を正確に測定することができない。これに対し、本実施形態においては、検出モードが選択されているときに信号生成回路25の動作が停止するから、検出用配線30に流れる電流が信号生成回路25の動作の影響を受けることは回避される。このように、本実施形態によれば、データ線103におけるリークに起因した電流以外の電流の影響を排除することができるから、各データ線103におけるリークの有無やその電流の大きさを高い精度にて特定することができる。また、検出モードが選択されているときに信号生成回路25の動作は停止するから、検出モードにおいては、電源端子Tp1に供給される電源電位Vddの変動(特に信号生成回路25における電力の消費に伴なう電源電位Vddの低下)は防止される。すなわち、検出モードにおいて各データ線103に所期の電源電位Vddを精度よく供給することができるから、検出モードにおいても信号生成回路25を動作させる構成(この構成においては信号生成回路25の動作に起因して電源電位Vddが変動する)と比較して、各データ線103におけるリークの有無やその電流の大きさを高い精度にて特定することができる。
なお、本実施形態においては、リーク電流検出部38がデータ線駆動回路200の内部に配置された構成を例示したが、図9に示されるように、このリーク電流検出部38をデータ線駆動回路200に搭載せず、第1実施形態に示したように検査装置60のリーク電流検出部62によってデータ線103における電流のリークを検出する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、スイッチング素子271の端子cが択一的に端子aまたは端子bに接続される構成を例示したが、図10に示されるように、出力端子Toutが動作モードに拘わらず処理ユニット253に接続され、かつ、検出モードが選択された場合に限って出力端子Toutがスイッチング素子271を介して検出用配線30に接続される構成としてもよい。ただし、このようにデータ船103が常に処理ユニット253に接続された構成においては、検出モードにおいてもトランジスタTb(Tb1ないしTb8)やトランジスタTc(Tc1ないしTc8)に電流が流れる可能性がある。したがって、トランジスタTa3のゲート電極をスイッチング素子257によって接地線に接続したとしても、これらの電流(すなわちデータ線130におけるリーク電流以外の電流)が検出用配線30に流れ、これがデータ線103におけるリーク電流の測定の精度を低下させる原因となりかねない。しかしながら、本実施形態のように、検出モードにおいてゲート線255がスイッチング素子258を介して接地線に接続される構成によれば、各トランジスタTcを確実にオフ状態に維持することができるから、処理ユニット253に流れる電流を確実に停止させ、データ線103におけるリークの有無やその電流の大きさを高い精度にて特定することができる。なお、各トランジスタTcがpチャネル型のトランジスタである構成においては、検出モードが選択されたときにゲート線255を電源電位Vddが印加される電源線に接続する構成とすればよい。
<C:変形例>
各実施形態に対しては種々の変形が加えられる。具体的な変形の態様を挙げれば以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせた構成も採用される。
(1)各実施形態においては、検出モードが指定されると総てのデータ線103が検出用配線30に接続される構成を例示した。この構成においては、何れかのデータ線103において電流のリークが発生していることまでは検出することができるものの、不具合が発生しているデータ線103を具体的に特定することはできない。そこで、図11に示される構成を採用することによって各データ線103のリークを別個に検出する構成としてもよい。同図に示されるように、本変形例に係るデータ線駆動回路200には2系統のモード選択信号Smod1およびSmod2が入力される。一方、スイッチ群27を構成する奇数番目のスイッチング素子271(すなわち奇数列目のデータ線103に接続されるスイッチング素子271)は、接続端子Td2_1から供給されるモード選択信号Smod1によって制御され、偶数番目のスイッチング素子271は、接続端子Td2_2から供給されるモード選択信号Smod2によって制御される。この構成においては、モード選択信号Smod1およびSmod2の一方を選択的にHレベルとすることにより、奇数列に属する各データ線103での電流のリークと、偶数列に属する各データ線103での電流のリークとを別個に検出することができる。したがって、電流のリークが発生しているデータ線103が奇数列および偶数列の何れに属するのかを特定することができる。なお、ここではn個のスイッチング素子271を奇数番目と偶数番目とで2つのグループに区分した場合を例示したが、これらのスイッチング素子271をさらに細かく区分してもよい。スイッチング素子271を区分した各グループごとにモード選択信号Smodを供給して検査を実施することにより、不具合が存在するデータ線103をさらに詳細に特定することができる。
さらに、各データ線103を時分割にて順次に検出用配線30に接続する構成とすれば、何れのデータ線103に不具合が発生しているのかを特定することができる。ただし、この構成において、モード選択信号Smodをデータ線103の本数に対応した系統数だけ用意するとすれば、検査の工程が煩雑化するといった問題がある。そこで、図12に示される構成を採用してもよい。この構成においては、シフトレジスタ21から出力されるサンプリング信号Sjが切替部29を介して第j番目のスイッチング素子271に供給されるようになっている。スイッチング素子271は、サンプリング信号Sjがアクティブレベルを維持する期間に限って端子cを端子bに接続する(すなわち第j列目のデータ線103を検出用配線30に接続する)。切替部29には接続端子Td2からモード選択信号Smodが供給される。この切替部29は、駆動モードが指定されているときにはシフトレジスタ21とスイッチ群27とを電気的な接続を遮断する。したがって、駆動モードにおいては各実施形態と同様にデータ線駆動回路200からデータ信号X1ないしXnが出力される。一方、切替部29は、モード選択信号Smodによって検出モードが指定されているときにはシフトレジスタ21からのサンプリング信号S1ないしSnを通過させてスイッチ群27に供給する。したがって、検出モードにおいては、検出用配線30に対する検査用電圧Ve(第2実施形態においては電源電圧Vdd)の印加が維持されたまま、n本のデータ線103が第1列目から第n列目まで順番に検出用配線30に接続されていく。このときに検出用配線30に流れる電流をリーク電流検出部62(第2実施形態においてはリーク電流検出部38)にて検出することによって何れのデータ線103にて電流のリークが発生しているのかを特定することができる。
なお、本変形例のように複数のデータ線103を選択的に検出用配線30に接続する構成により、検出用配線30に接続されたデータ線103とこれに接続されていないデータ線103とに別個の電位を供給すれば、データ線103に接続された要素(例えば図3に示した静電保護回路351または352)の欠陥に起因したリークだけでなく、相互に隣接するデータ線103の短絡に起因したリークを検出することも可能となる。
(2)各実施形態においては予め定められた検査用電圧Veを検出用配線30から各データ線103に印加する構成を例示したが、この検査用電圧Veのレベルを可変としてもよい。例えば、画像データDに応じて生成されたデータ信号Xjが供給されたときのデータ線103の電圧に等しい電圧が検査用電圧Veとして印加される構成としてもよい。例えば、画像データDによって指定され得る複数の階調のうち低階調Gl(例えば最も淡い階調)に応じたデータ信号Xjが供給されたときのデータ線103の電圧V1と、これよりも高階調Gh(例えば最も濃い階調)に応じたデータ信号Xjが供給されたときのデータ線103の電圧V2と、低階調Glから高階調Ghまでの中間調Gg(例えば灰色に相当する階調)に応じたデータ信号Xjが供給されたときのデータ線103の電圧V3とのうちの何れかが検査用電圧Veとして選択される構成としてもよい。例えば、第1実施形態においては、検査装置60の電圧印加部63が、操作子(図示略)に対する操作に応じて電圧V1ないしV3の何れかを選択して検出用配線30に印加する。
何らかの欠陥があるデータ線103にて発生するリーク電流の大きさは、そのデータ線103に印加される電圧に応じて相違するから、ある電圧を印加したときにはリーク電流の大きさが所定の閾値を下回るとしても、これよりも大きい電圧を印加したときには閾値を越える場合がある。本変形例の構成によれば、電圧V1ないしV3の各々を検査用電圧Veとしたときの検査の結果を総合的に勘案して電気光学装置1の良否を判定することができるから、この判定の有効性をさらに向上させることができる。
(3)各実施形態においては、OLED素子420の階調(輝度)が電流信号たるデータ信号Xjによって設定される電流プログラミング方式の画素回路400を例示したが、画素回路400の構成は任意に変更される。例えば、OLED素子420の階調がデータ信号Xjの電圧によって設定される電圧プログラミング方式の画素回路を採用してもよい。また、OLED素子420を駆動するためのスイッチング素子(図2におけるトランジスタTr1ないしTr4)が画素領域Aに形成されないパッシブマトリクス方式の電気光学装置にも本発明は適用される。
(4)各実施形態においては電流駆動型の自発光素子たるOLED素子420を利用した電気光学装置1を例示したが、これ以外の電流駆動型の電気光学素子や電圧駆動型の電気光学素子を利用した電気光学装置にも本発明は適用される。例えば、液晶表示装置、無機EL素子を利用した表示装置、電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)、表面導電型電子放出ディスプレイ(SED:Surface-conduction Electron-emitter Display)、弾道電子放出ディスプレイ(BSD:Ballistic electron Surface emitting Display)、発光ダイオードを利用した表示装置、あるいは光書込み型のプリンタや電子複写機の書き込みヘッドといった各種の電気光学装置にも本発明は適用される。
<D:応用例>
次に、本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器について説明する。図13は、実施形態に係る電気光学装置1を表示装置として採用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、表示装置としての電気光学装置1と本体部2010とを備える。本体部2010には、電源スイッチ2001およびキーボード2002が設けられている。この電気光学装置1はOLED素子420を用いるので、視野角が広く見易い画面を表示できる。
図14に、実施形態に係る電気光学装置1を適用した携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002、ならびに表示装置としての電気光学装置1を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置1に表示される画面がスクロールされる。
図15に、実施形態に係る電気光学装置1を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002、ならびに表示装置としての電気光学装置1を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置1に表示される。
なお、本発明に係る電気光学装置が適用される電子機器としては、図13から図15に示したもののほか、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 ひとつの画素回路の構成を示す回路図である。 データ線において電流がリークする原因のひとつを説明するための図である。 データ線駆動回路の構成を示すブロック図である。 データ線駆動回路における信号処理回路の構成を示す回路図である。 データ線駆動回路における各スイッチング素子の構成を示す回路図である。 検査装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る信号処理回路の構成を示す回路図である。 第2実施形態の他の態様に係る信号処理回路の構成を示す回路図である。 第2実施形態の他の態様に係る信号処理回路の構成を示す回路図である。 変形例に係るデータ線駆動回路の部分的な構成を示すブロック図である。 変形例に係るデータ線駆動回路の構成を示すブロック図である。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。 本発明を適用した携帯型情報端末の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1…電気光学装置、AA…電気光学パネル、A…画素領域、100…走査線駆動回路、101…走査線、102…発光制御線、103…データ線、200…データ線駆動回路、21…シフトレジスタ、22…サンプリング回路、23…ラッチ回路、25…信号生成回路、251…電圧生成回路、253…処理ユニット、27…スイッチ群、271…スイッチング素子、30…検出用配線、400…画素回路、420…OLED素子、60…検査装置、61…制御部、62…リーク電流検出部、63…電圧印加部、Tin…入力端子、Tp1,Tp2…電源端子、Tout…出力端子、Td1…検出端子、Td2…接続端子、Tg1,Tg2…接続端子、Smod…モード選択信号、Ve…検査用電圧。

Claims (11)

  1. 複数のデータ線の各々に画素が接続された電気光学装置を駆動する装置であって、
    各々がデータ線に接続される複数の出力端子と、
    各画素について指定された階調に応じたデータ信号を生成する信号生成回路と、
    前記信号生成回路が生成したデータ信号を前記各出力端子に供給する駆動モードと前記データ線における電流のリークを検出するための検出用配線に前記各出力端子を接続する検出モードとを切り替える切替手段と
    を具備する駆動装置。
  2. 前記切替手段は、前記駆動モードにおいては前記信号生成回路と前記各出力端子とを導通させ、前記検出モードにおいては前記検出用配線と前記各出力端子とを導通させるスイッチング素子である
    請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記検出モードにおいて前記データ線に電流のリークが発生したときに前記検出用配線に流れる電流を外部に出力する検出端子を具備する請求項1に記載の駆動装置。
  4. 電源電位が供給される電源端子を具備し、
    前記信号生成回路は、前記電源端子に供給された電源電位に基づいてデータ信号を生成し、
    前記検出モードにおいては、前記電源端子に供給された電源電位に応じた電位が前記検出用配線および前記出力端子を介してデータ線に供給される
    請求項1に記載の駆動装置。
  5. 前記検出モードにおいて前記信号生成回路によるデータ信号の生成を停止させる手段
    を具備する請求項4に記載の駆動装置。
  6. 前記切替手段は、前記検出モードにおいて、前記複数の出力端子のうち第1群に属する各出力端子と、前記第1群とは異なる第2群に属する各出力端子とを選択的に前記検出用配線に導通させる
    請求項1に記載の駆動装置。
  7. パルス信号を順次にシフトして出力するシフトレジスタを具備し、
    前記信号生成回路は、前記シフトレジスタから出力される各パルス信号によってサンプリングされた画像データに基づいて各画素のデータ信号を生成し、
    前記切替手段は、前記検出モードにおいて、前記シフトレジスタから出力されるパルス信号に対応した出力端子を順次に前記検出用配線に導通させる
    請求項1に記載の駆動装置。
  8. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に対応して配列された複数の画素と、
    前記各データ線を介して画素にデータ信号を出力する駆動装置とを具備し、
    前記駆動装置は、
    各々がデータ線に接続される複数の出力端子と、
    各画素について指定された階調に応じたデータ信号を生成する信号生成回路と、
    前記信号生成回路が生成したデータ信号を前記各出力端子に供給する駆動モードと前記データ線における電流のリークを検出するための検出用配線に前記各出力端子を接続する検出モードとを切り替える切替手段と
    を具備する電気光学装置。
  9. 請求項8に記載の電気光学装置を備えた電子機器。
  10. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に対応して配列された複数の画素と、前記各データ線を介して画素にデータ信号を出力する駆動装置とを具備し、前記駆動装置は、各々がデータ線に接続される複数の出力端子と、各画素について指定された階調に応じたデータ信号を生成する信号生成回路と、検出用配線とを有する電気光学装置を検査する方法であって、
    前記駆動装置の動作モードを、前記信号生成回路が生成したデータ信号を前記各出力端子に供給する駆動モードから、前記各出力端子を前記検出用配線に接続する検出モードに切り替え、
    この検出モードにて前記検出用配線に流れる電流に基づいて前記各データ線における電流のリークを検出する
    電気光学装置の検査方法。
  11. 前記検出モードにおいては、第1の階調に対応したデータ信号が前記駆動モードにおいて前記信号生成回路から供給されたときの前記データ線の電位を前記検出用配線に供給することによって電流のリークを検出し、さらに、前記第1の階調とは異なる第2の階調に対応したデータ信号が前記駆動モードにおいて供給されたときの前記データ線の電位を前記検出用配線に供給することによって電流のリークを検出する
    請求項10に記載の電気光学装置の検査方法。
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