JP2006175161A - 可変入賞装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】可変入賞装置の球集合室において、その底部中央部に開設される球放出口に対して入賞球を球詰りなく整列誘導すること。
【構成】入賞口(4)に扉(6)有し、この扉の開放時に球集合室(12)に飛入する入賞球(A)を底板(20)の中央部に開口する球放出口(19)を通して系外に放出する可変入賞装置にあって、前記球集合室の底板(20)上面に前記球放出口(19)に臨む中央板部分(20a)を前縁部分から後方に向けて下り勾配の傾斜面とする。一方、該中央板部分(20a)を挟む前記左右の脇板部分(20b,20c)は前記中央板部分と前記入賞口(4)の両方向に向けてそれぞれ下り勾配に形成し、球集合室(12)に飛入する入賞球を左右の脇板部分(20b,20c)から前記中央板部分(20a)に各勾配に従って誘導し、整列させて前記球放出口(19)において集中する入賞球を1個づつ放出する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、パチンコ機の可変入賞装置に関する。
パチンコ機に装備される可変入賞装置は、入賞口に回動翼片や開閉する扉を備えて入賞条件の変更に伴わせてこの回動翼片や扉を開閉操作し、閉塞時には入賞不能にしたり、困難にする一方、開放時には多数個の入賞を可能にして多量の賞球を放出する等、入賞状態に変化が付けられるものにしてある。
本発明は、この可変入賞装置の中で、入賞口に開閉する扉を備え、扉の開放時に落下してくる打球を扉(実際には扉の背面部)に受けて入賞口に誘導し、多数の入賞球を獲得できるようにしたタイプの可変入賞装置に関する。
この可変入賞装置は、一般に大入賞口とか、アタッカーと称されるもので、遊技盤の下段部分に装備してアウト口に向けて落下して来る打球を扉が開放するとき、多量に受け止め入賞球とすることができるようにしてある。
通常、この可変入賞装置は、入賞口の背後に入賞球を受け入れ、多数個の球が同時に入賞したときこの球を整列させて順序立てゝ球放出口に誘導する球集合室を備えており、球放出口に続く誘導路に向けて整列誘導ができるようにしてある。
上記入賞球の整列誘導は、一般に前記球集合室における底板に傾斜を付し、球集合室の狭い奥行空間を利用して横一列に並べると共に、左右方向の傾きを利用して傾斜下端に開口する球放出口に誘導し、整列させる方法が採られている。
しかし、底板の傾斜だけでは多数の入賞球が同時に飛入した場合、捌き切れず、球放出口近辺で球噛み等所謂ブリッジ現象が発生し、球詰りを起すことがある。
この問題を解決する一つの方法として、傾斜して設けられる底板の下端に開口する球放出口に対設して入賞球の衝突壁を形成し、底板の傾斜に誘導されて上記球放出口に臨む入賞球をこの衝突壁に衝き当て、且つ後からの別の入賞球を押し当ててその合力を以て球放出口に落し込み、球噛みを防止するようにした可変入賞装置が提案されている。例えば特許文献1に開示の発明がその例である。
特公平8ー2385号公報。
上記の特許文献1に記載の発明は、球集合室(入賞球集合空間3)の底板(入賞球誘導樋10)の傾斜に沿って誘導される入賞球を放出口(入賞球出口15)の反対側で衝突させ、受け止めるための入賞球衝突壁(18)を上記底板の上面に対峙して設けるものとなっている。
当該特許文献1に開示されるように球放出口が球集合室の一方の端に開口する場合は、この端の壁が入賞球衝突壁となり、代用できることになるが、球放出口が球集合室の中央部に開口する場合には上記底板から起立する状態で入賞球衝突壁(18)を形成する必要がある。
この球放出口が球集合室の中央に位置したとき、上記入賞球衝突壁(18)を形成するには、左右における底板が上下に分れ、所要の段差が設けられることになる。
しかし、この様に球集合室の中に入賞球が衝突するだけの高さを有する段差を設けることは、これに伴って球集合室の高さを高くする必要があり、この結果、可変入賞装置そのものの高さが高くなり大型化することになる。
上記装置の大型化は、遊技盤の限られた設置空間を拡げることになり、これは他の部品の設置空間等を圧迫することになり盤面の設計の上から好ましくない。
しかし、前記球放出口を常に球集合室の左右いずれかの端に開口させ、入賞球を一方向に誘導することは他の入賞球誘導路との関係等から困難になり、中央部に寄った位置に開口させる必要があることがしばしばあり、その解決が求められている。
本発明は、上述した事情に鑑み、これを解決するため開発されたもので、可変入賞装置において球集合室の中央部乃至その付近に底板に衝突壁や段差を設けることなく球放出口を開設し、この球放出口から球詰りすることなく入賞球を系外に放出誘導できるようにしたパチンコ機の可変入賞装置を提供することにある。
本発明は、上述の目的を達成するため、球集合室の後部を塞ぐ後部壁の中央部若しくはその近傍に入賞球を排出する球放出口を開口すると共に、上記球集合室の底板には上記球放出口に臨む前方の中央板部分を球放出口に向って下り勾配の後傾斜面に形成し、またこの中央板部分を挟む左右の脇板部分を、それぞれ左右の端部から中央板部分に向け、且つ球集合室の前面に開口する入賞口に向けて下り勾配となる前傾斜面に形成し、上記入賞口を通して飛入する入賞球をそれぞれ飛入した位置における上記傾斜面に沿って誘導し、最終的に前記中央板部分に至る間で球の整列を行いながら前記球放出口に誘導するようにしたことにある。
更に詳述すると、本発明は、取付基板に開設する入賞口に電気的駆動源によって開閉される扉を備え、該扉の開放時に前記入賞口を通して入賞した球を球集合室に受け入れると共に、該球集合室の底板に臨んで開口する球放出口を通して系外に放出誘導するようにした可変入賞装置において、前記球集合室は前記取付基板と前記入賞口の背後に起立する後部壁との間に形成し、前記底板に臨む前記球放出口を該後部壁の中央部に開設する一方、該球放出口前方の前記底板の中央板部分を球放出口に向けて下り勾配となる後傾斜面に形成すると共に、該中央板部分を挟む底板の左右の脇板部分を該中央板部分及び前記入賞口の両方向に向けてそれぞれ下り勾配となる前傾斜面に形成してなることを特徴とした可変入賞装置を提供することにある。
上述構成される本発明に係る可変入賞装置は、開放されて入賞口の前方に突き出す扉を案内に入賞口を通して球集合室に飛入する入賞球を底板のいずれかの板部分に受けると共に、それぞれの傾斜に誘導させて中央板部分の誘導を最後にして球放出口へと案内し、入賞球誘導路へと送られるようにしている。
この誘導において、同時に多数の入賞球があり複数の入賞球が左右の脇板部分に受けられたとき、前記中央板部分に達する速さにおいて差がある場合は、先着のものが優先して順次球放出口に誘導され排出されることになるが、同時に左右から中央板部分に達した場合は、この中央板部分の前縁部において噛み合う危険があり、球詰りを起す危険がある。
従来、この様にして球詰りを生じた場合、ガラス枠を開放し、噛み合い状態にある入賞球を取り除くか、衝撃を与えて球放出口に流し込むかの作業を必要としたが、本発明においては、所定時間の経過に伴って、或はその他の条件設定によって開放している扉が必ず閉塞操作され、入賞口を閉じることから、上記球噛み状態にあるに球がこの扉の開閉動によって衝撃を受けることを利用してこの球噛み状態を解消することにある。
扉の閉塞によって衝撃を受ける入賞球は、そのまゝ球放出口に押込まれる外、左右の脇板部分を後方に押し戻されるものとがあるが、押し戻された入賞球はこの脇板部分の傾斜に従って扉に向けて、また更に中央の中央板部分に向けて転がり、球放出口へと誘導されることになり、これにより球詰り状態は完全に解消されることになる。
従って、本発明によれば可変入賞装置において、その球集合室の中央部、乃至その近傍に球放出口の開設を可能にすることから、これに伴い球放出口の位置設定の制約から解放される結果、可変入賞装置の設計を自由にすることができ、また球詰り解消のための段差を底板に設ける必要がなくなることから球集合室を高くして装置全体の高さを高くすることがなくなり、小型化した可変入賞装置の製造ができ、遊技盤の設計において無用な制約を付さないことになる。
図面は、上述説明した本発明に係る可変入賞装置の具体例である一実施の形態を示したものである。
この実施形態は、上下にそれぞれ開閉する扉を備えた第1の入賞口と、第2の入賞口を設けてなる大入賞口装置につき本発明を実施したものである。図1は装置の正面図、図2は平面図、図3は右側面図を示し、図4は第1の入賞口を開放した状態の正面図、図5は図4の状態における平面図、図6は図4の状態における右側面図を示し、図7は図4のA−A線断面図、図8は図4のB−B線断面図を示す。
図面において、1は本発明に係る大入賞装置を示し、2は本装置を遊技盤に取付けるための取付基板、3,4は取付基板に上下に揃えて開設する横長の第1の入賞口と、第2の入賞口であり、5,6は各入賞口に開閉自由に枢着したそれぞれの扉である。
上記上下の入賞口3,4は取付基板2に開設される開口部7を上下に2分割することによって形成してある。ここではこの開口部7の高さの中間に横に渡る扉5の設置によって分けられている。
上記扉5は、開口部7の左右の縁部の中間に設ける軸受部8,8に下端縁の両端に設ける枢着軸(図示せず)を軸承させることによって上端縁を前後に揺動自由にしてあり、垂直に起立して第1の入賞口3を閉じる閉塞姿勢と、前方に傾倒して打球Aを迎い入れる開放姿勢とに変化するようにしてある。
第2の入賞口4に設けられる扉6は、取付基板1の前面に突設してこの第2の入賞口4へ打球Aを誘導する誘導台9,9を軸受部にしてあり、下端縁の両端に突設する枢着軸(図示せず)をこれに軸承させ、前記扉5と同様に起立してこの第2の入賞口4を閉じる閉塞姿勢と前方に傾倒して打球の飛入を許す開放姿勢とに変化するようにしてある。
図中の符号10は、前記取付基板2の背面に形成した枠体であり、この枠体には取付基板2に添った前半部に第1の入賞口3に対応した第1の球集合室11と第2の入賞口4に対応した第2の球集合室12とを上下に並べて設けてある。
この2つの球集合室11,12は、背面を塞ぐ後面壁13によって背後に設けられる球通路用の空間14と隔ててあり、該後面壁13と取付基板2との間にパチンコ球の直径を超える奥行きを設けて室内部への球Aの受入を可能にしてある。
上記上下に位置する球集合室11,12は、上の第1の球集合室11の底部を形成する底板15によって実質的に分けてあり、この底板15の先端縁を入賞口4開口部に臨ませ、前記扉5の枢着端の下に突き出させることによって前記広く開口した開口部7も同時に上下に2分させている。
この底板15は、第1の球集合室11に飛入する入賞球Aを一列に整列させながら球放出口16に誘導し、これから球誘導路17に、そしてこの誘導路17の途中に臨ませる検出スイッチ18に案内するため、その上面には上記球放出口16へ誘導する後ろ向きの傾斜面が設けてある。
この実施形態における上記球放出口16は、開示するように球集合室11の後面壁13の左方の端に開設してあり、このため底板15の上面はやゝ後方に向けて下り勾配が付され、且つこれに併せて右方から左方に向って下る左勾配の傾斜面が付けられている。
この様なことから、扉5が支軸を支点に前方に向け転倒し、第1の入賞口3が開放したとき、この扉5に落下し、その傾斜に誘導されて入賞口3に飛入した入賞球は、球集合室11において底板15の傾きに誘導されて一旦後面壁13に寄せられることになる。ここで複数の球が同時に飛入した場合にはこの壁13によって整列されることになり、その後右から左への傾斜に誘導されて球放出口16に案内され、前記球誘導路17へと導かれることになる。
一方、下方の第2球集合室12は同じく飛入した入賞球Aを球放出口19に誘導するための底板20を有している。
上記球放出口19は、背後に接続する球誘導路21が前記第1球集合室11に続く球誘導路17と干渉するのを避けるため球集合室11,12の背後に設けられる前記空間14の中央部に形成されることに伴なって後面壁13の中央部に開設してある。このため、上記底板20の上面にはこの球放出口19に向けて入賞球を誘導するための傾斜面が形成してある。
図11は、この底板20の上面を明らかにする斜面図であり、これを図7,図8及び図10と共に説明すると、底板20の上面は前記球放出口19の前方に当る中央板部分20aをこの球放出口19に向けて下り勾配となる後傾斜面に形成し、この中央板部分20aを挟む左右の脇板部分20b,20cをそれぞれ中央に向けて下りに傾斜し、且つ同時に前方に向けて下り勾配となる前傾斜面に形成してある。
上記中央板部分20aは、入賞球を最終的に球放出口19に1個づつ誘導するためパチンコ球の直径に略等しい横幅に形成してあり、ここに誘導された入賞球は後向きの傾斜に従って後方の後面壁13に開口する球放出口19へと自動的に誘導され、送り込まれることになる。
一方、左右の脇板部分20b,20cに受けられた入賞球は、先ず前下りの傾斜に従って前方、つまり入賞口4方向に転がり、ここで開放した扉6の枢着端側の縁(扉6の下端)に当接することになる。
この前方への転がりを通して複数の球が脇板部分20b又は20c上にあった場合、上記扉6の縁との当接によって横並びに整列されるとになり、次に脇板部分20b,20cの中央に向っての傾斜に従って前記中央板部分20aへと転がり誘導されることになる。そして、中央板部分2aに誘導された球は前述の通り順番に球放出口19へと送られることになる。
この様にして入賞球が順次誘導される中で、左右の脇板部分20b,20cから集る入賞球が中央板部分20aに同時に到達し、この板部分20aの前縁部で球噛み状態となると、その後の移動は止まり、後続の入賞球はそのまゝ球集合室12の内部に貯まることになるが、この状態で所定時間経過すると、予め設定される扉の閉塞指令によって扉6が閉塞作動することから、この扉6に寄り添って上記球噛み状態を作る入賞球に閉塞作動に伴う衝撃乃至揺さ振りが加わることになり、この結果噛み合いのバランスが崩され、自動的に球詰り状態が解消されることになるのである。
周知の様に、上記球噛みは、一般に球の供給樋のように整列のため形成する広い領域から狭い領域に球が移動するようなとき、球同士の張り合いによって発生するものであるが、球集合室内部での球噛みは小数個の球同士が流れの途中で衝突し、力のバランスから発生する小規模のブリッジ現象であるため、扉6の開閉動作によって簡単にバランスを崩すことになり、再び誘導を開始することになる。
中央板部分20aの前縁部で球噛みを崩された入賞球同士は、通常の流れを作って1個づつ球放出口19に入り、第2の球集合室12の背後に設けられる球誘導路21に入り、この球誘導路21の途中に臨ませる検出スイッチ22を通過して遊技盤の背後の入賞球通路へと送られることになる。
図中、23は第1の入賞口3を開閉する扉5を開閉動するための電気的駆動源たるソレノイドであり、24は同じく第2の入賞口4を開閉する扉6を開閉動するソレノイドである。また、25は取付基板2に設けられる図示しないランプを点滅し、装飾するための電飾基板であり、26は電飾中継基板であり、27は前記ソレノイド23,24に電力を供給し、前記検出スイッチ18,22の検出信号を中継する中継基板である。
上記構成される大入賞口装置1は、通常時上下の扉5,6を閉じて入賞が不能な状態におかれ、外部からの信号を受けてソレノイド23が励磁したとき第1の扉5が開放する。
扉5には直上及び左右からの入賞球の飛び込みが見込まれ、一定時間開放したのち遊技の設定に従って閉塞されることになる。そして、この間第1の球集合室11に入賞した球はその底板14に誘導されて球放出口16に向い、これにより球誘導路17を通して入賞球通路へと送られることになる。
その一方、ソレノイド24が励磁して第2の入賞口4を閉ざす扉6が開放した場合は、これと共に上の扉5が閉塞状態にある場合には直上から落下する打球を受ける外、誘導台9,9の内向きに傾斜する上面を介して左右からの打球を受け、これを扉の傾斜によって矢符を以て示すように入賞口4に通すことになり、第2の球集合室12に受け入れることになる。
この第2の球集合室12においては底板20の上面により、全ての入賞球を中央部の中央板部分20aに集め、これより球放出口19へと誘導することになる。
前述したように、左右の脇板部分20b,20cに受けられた入賞球Aはその前傾斜によって先ず前方の入賞口4側に戻されることになり、この入賞口4に臨む扉6の枢着端側の縁に当接することになる。このとき、同時に複数の入賞球があったとき、この前方への転がり移動によって横並び状態に整列させられることになる。
この扉6の縁部との当接の後、脇板部分20b,20cの内側方向、つまり中央板部分20aに向っての下り勾配を利用してこの中央板部分20aに集められる。そして、球放出口19へと誘導される。この間に中央板部分20aの前縁部に達した時点で左右の脇板部分20b,20cからの球同士が衝突し、球噛みを生じた場合、前述したように扉6の閉塞動作によってこれが解消され、球詰りが防止されることになるのである。
従って、以上の説明から明らかな様に、上記構成に係る本発明装置によれば、上に設置する第1の球集合室11との関係から、或は当該大入賞口装置の直上に設置される図示しない始動用入賞口に接続する入賞球誘導通路の配置関係等から球集合室の左右いずれかの端に球放出口を開設し、これに続けて球誘導路を設置することができない場合、やむを得ず球放出口を中央部に開設するとき問題となった球噛みを、前述の如く確実に解消することができることから、球集合室の中央部乃至その近辺の中央部分に自由に球放出口を設定することが可能となり、大入賞口装置、つまり可変入賞装置の設計が自由に行えるものとなった。
そして、本発明においては、中央部の球放出口19に向けて入賞球を誘導する底板20の上面には左右方向からの入賞球の衝突を回避するため前記従来の装置のように段差を設ける必要がないので球集合室の高さを高くする必要がなく、従って可変入賞装置全体の高さを大きくして遊技盤内における設置空間を拡げる必要もなく取付空間の制約を受けることもない。
本発明に係る可変入賞装置の正面図。 平面図。 右側面図。 上の扉が開放した状態の正面図。 図4の平面図。 図4の右側面図。 図4のA−A線断面図。 図4のB−B線断面図。 下の扉が開放した状態の正面図。 図9のC−C線断面図。 第2の球集合室の底板の拡大斜視図である。
符号の説明
1 可変入賞装置たる大入賞口装置
2 取付基板
3 第1の入賞口
4 第2の入賞口
5 上の扉
6 下の扉
11 第1の球集合室
12 第2の球集合室
13 後面壁
15 第1の球集合室の底板
16 球放出口
17 球誘導路
18 検出スイッチ
19 球放出口
20 第2の球集合室の底板
20a 底板の中央板部分
20b,20c 底板の脇板部分
21 球誘導路
22 検出スイッチ

Claims (1)

  1. 取付基板に開設する入賞口に電気的駆動源によって開閉される扉を備え、該扉の開放時に前記入賞口を通して入賞する球を球集合室に受け入れると共に、該球集合室の底板に臨んで開口する球放出口を通して系外に放出誘導するようにしてなる可変入賞装置において、前記球集合室は前記取付基板と前記入賞口の背後に起立する後部壁との間に形成し、前記底板に臨む前記球放出口を該後部壁の中央部に開設する一方、該球放出口の前方の前記底板の中央板部分を球放出口に向けて下り勾配となる後傾斜面に形成すると共に、該中央板部分を挟む底板の左右の脇板部分を該中央板部分並びに前記入賞口の両方向に向けてそれぞれ下り勾配となる前傾斜面に形成してなることを特徴とした可変入賞装置。
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