JP2006172988A - 回転型電気部品及びこれを用いた電子機器 - Google Patents

回転型電気部品及びこれを用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006172988A
JP2006172988A JP2004365963A JP2004365963A JP2006172988A JP 2006172988 A JP2006172988 A JP 2006172988A JP 2004365963 A JP2004365963 A JP 2004365963A JP 2004365963 A JP2004365963 A JP 2004365963A JP 2006172988 A JP2006172988 A JP 2006172988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical component
horizontally elongated
housing
drive mechanism
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004365963A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Sasaki
康徳 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2004365963A priority Critical patent/JP2006172988A/ja
Publication of JP2006172988A publication Critical patent/JP2006172988A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

【課題】 回転体などに無理な回転力が及ぶことがなく安定した回転が得られると共に、回転型電気部品の破損を防止することができる回転型電気部品及びこれを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】 上面が開口された収納部1aを有するハウジング1と、収納部1aの内底面に配設された固定接点2aと、収納部1a内に回転可能に支持され、固定接点2aと摺接する可動接点5bが保持された回転体4と、回転体4と係合され外部駆動メカ15からの回転操作を回転体4に伝達する駆動部材6と、開口部7aを有しハウジング1の上面側に嵌着されるカバー7とを備え、駆動部材6は、回転体4とは回転方向に共回り可能で、且つ、回転体4の軸心を通る径方向の一方向にスライド移動可能に係合されており、駆動部材6と外部駆動メカ15との連結時に、駆動部材6が外部駆動メカ15の回転に伴って前後左右のあらゆる方向へ移動可能となるようにオルダム係合した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロータリースイッチ等の回転型電気部品に係り、特に携帯電話等の携帯用の電子機器等に使用される小型の回転型電気部品及びこれを用いた電子機器の構造に関する。
従来の回転型電気部品の構造としては、内底面に固定接点が配設されたハウジング(ケース)の収納部に、可動接点が固着された回転体(フランジ部)を収納し、回転体を駆動する操作体(操作軸)の回転操作によって可動接点と固定接点を接離してスイッチの切り換えを行うようにした構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の回転型電気部品の構造を図7、図8に示す。図7は従来の回転型電気部品の断面図、図8は従来の回転型電気部品の分解斜視図である。
図において、操作軸40は、上方が操作部となる軸部40Aでこれと一体形成されたフランジ部40Bが成形樹脂製のケース41の凹部内に収容されて、フランジ部40Bの下面中央に設けた位置決め凸部40Cがケース41に設けた中心孔部41Aに回転可能に保持されると共に、軸部40Aが軸受33の円形貫通孔33Aに挿通保持されることにより回転可能に装着されている。
また、ケース41の開口部の内底面には中央を除く部分に、その中心が操作軸40の回転中心と一致する広幅のリング状の固定接点部42がインサート成形固定されており、これと一体形成された端子部43がケース41の側方から突出していると共に、固定接点部42に弾接する可動接点44は操作軸40のフランジ部40Bの下面に装着されている。
操作軸40のフランジ部40Bの下面に装着されている可動接点44は、中央円形部の側方対称位置に設けた弾性アームが伸ばされ、その先端には、接点部を各々有しており、それぞれの接点部が固定接点部42上に弾接している。
次に、上記構成の回転型電気部品の動作について説明すると、操作部となる操作軸40の軸部40Aの上方に突出している部分が外部駆動メカ(図示せず)によって連結されて回転操作されると、それに伴って下方のフランジ部40Bすなわち可動接点44が回転し、ケース41の内底面に構成されたリング状の固定接点部42上を可動接点44の接点部が摺接することによって、回路の切換え信号を生成して、この信号を一体形成された端子部43A、43Bおよび43Cから取り出すことができるものである。
そして、上記の操作軸40の回転操作の際に、操作軸40は、軸受33の円形貫通孔33Aとケース41の中心孔部41Aにより保持され、操作軸のフランジ部40B下面に装着された可動接点44とケース41の固定接点部42との回転中心位置がずれ難く、高精度な出力を得ることができるものである。
特開平11−273504号公報
しかしながら、上述した従来の回転型電気部品においては、電子機器等の取付板に取り付けられた回転型電気部品とこれを駆動する外部駆動メカとを連結する場合に、相互間に位置ずれが生じた場合には、外部駆動メカの回転軸の軸心と回転型電気部品の回転体(フランジ部)を駆動する操作体(軸部)の回転軸の軸心とがずれることから、軸同士が偏心して回転し、このため回転体等に無理な回転力が及ぶことになり、安定した回転が得られず、回転型電気部品が破損してしまうという問題があった。
従って、本発明は上記した問題点を解決し、回転体などに無理な回転力が及ぶことがなく安定した回転が得られると共に、回転型電気部品の破損を防止することができる回転型電気部品及びこれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、上面が開口された収納部を有するハウジングと、前記収納部の内底面に配設された固定接点と、前記収納部内に回転可能に支持され、前記固定接点と摺接する可動接点が保持された回転体と、この回転体と係合され外部駆動メカからの回転操作を該回転体に伝達する駆動部材と、開口部を有し前記ハウジングの上面側に嵌着されるカバーとを備え、前記駆動部材は、前記回転体とは回転方向に共回り可能で、且つ、前記回転体の軸心を通る径方向の一方向にスライド移動可能に係合されており、前記駆動部材と外部駆動メカとの連結時に、前記駆動部材が該外部駆動メカの回転に伴って前後左右のあらゆる方向へ移動可能となるようにオルダム係合されている構成とした。
また、第2の解決手段として、前記駆動部材の一面側に、前記回転体の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長溝部を形成し、且つ、前記駆動部材の他面側には前記第1横長溝部とは交差する方向に直線状の第2横長溝部を形成すると共に、前記回転体には軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長突条部を形成し、且つ、前記外部駆動メカには軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第2横長突条部を形成し、前記第1横長溝部と第1横長突条部、及び前記第2横長溝部と第2横長突条部とで、前記回転体と前記外部駆動メカとをオルダム係合した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記駆動部材の第2横長溝部を、前記ハウジングの上面側に嵌着された前記カバーの開口部から突出させると共に、前記駆動部材を前記ハウジングの収納部内に内蔵した構成とした。
また、第4の解決手段として、第1乃至第3の解決手段の何れかに記載の回転型電気部品と、蓋部と本体部間に接続され、前記蓋部を前記本体部に回動可能に支持するヒンジ部と、このヒンジ部に連結して設けられ、前記蓋部の開閉により回動する回転軸と回転板を有する前記外部駆動メカと、前記回転型電気部品が取り付けられる取付部とを備え、前記外部駆動メカの前記回転板に前記第2横長突条部を設けると共に、この第2横長突条部に前記回転型電気部品の前記駆動部材の前記第2横長溝部を係合し、前記蓋部の開閉による前記外部駆動メカの回動に伴って前記回転型電気部品を回転動作する電子機器の構成とした。
上述したように、本発明の回転型電気部品は、上面が開口された収納部を有するハウジングと、収納部の内底面に配設された固定接点と、収納部内に回転可能に支持され、固定接点と摺接する可動接点が保持された回転体と、回転体と係合され外部駆動メカからの回転操作を回転体に伝達する駆動部材と、開口部を有しハウジングの上面側に嵌着されるカバーとを備え、駆動部材は、回転体とは回転方向に共回り可能で、且つ、回転体の軸心を通る径方向の一方向にスライド移動可能に係合されており、駆動部材と外部駆動メカとの連結時に、駆動部材が外部駆動メカの回転に伴って前後左右のあらゆる方向へ移動可能となるようにオルダム係合されていることから、電子機器等の取付板に取り付けられた回転型電気部品とこれを駆動する外部駆動メカとを連結する場合に、相互間に位置ずれが生じたとしても、外部駆動メカと駆動部材とがオルダム係合されているので、回転体などに無理な回転力が及ぶことがなく安定した回転が得られると共に、回転型電気部品の破損を防止することができる。
また、駆動部材の一面側に、回転体の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長溝部を形成し、且つ、駆動部材の他面側には第1横長溝部とは交差する方向に直線状の第2横長溝部を形成すると共に、回転体には軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長突条部を形成し、且つ、外部駆動メカには軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第2横長突条部を形成し、第1横長溝部と第1横長突条部、及び第2横長溝部と第2横長突条部とで、回転体と外部駆動メカとをオルダム係合したことから、横長溝部と横長突条部とを設けるだけの簡単な構造で、回転体と外部駆動メカとの連結をオルダム係合させることができる。
また、駆動部材の第2横長溝部を、ハウジングの上面側に嵌着されたカバーの開口部から突出させると共に、駆動部材をハウジングの収納部内に内蔵したことから、駆動部材をハウジング内に簡単に保持することができ、構成も簡易となり、回転型電気部品の小型化、安価化が図れる。
また、第1乃至第3の解決手段の何れかに記載の回転型電気部品と、蓋部と本体部間に接続され、蓋部を本体部に回動可能に支持するヒンジ部と、ヒンジ部に連結して設けられ、蓋部の開閉により回動する回転軸と回転板を有する外部駆動メカと、回転型電気部品が取り付けられる取付部とを備え、外部駆動メカの回転板に第2横長突条部を設けると共に、第2横長突条部に回転型電気部品の駆動部材の第2横長溝部を係合し、蓋部の開閉による外部駆動メカの回動に伴って回転型電気部品を回転動作する電子機器の構成としたことから、回転型電気部品と外部駆動メカとを連結する場合に、相互間に位置ずれが生じたとしても、外部駆動メカと駆動部材とがオルダム係合されているので、回転型電気部品に無理な回転力が及ぶことがなく、電子機器の蓋部の安定した開閉動作が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図6に示す。図1は本発明の回転型電気部品を示す分解斜視図、図2は本発明の回転型電気部品を示す平面図、図3は図2の3−3線における断面図、図4は図2の4−4線における断面図、図5は本発明の回転型電気部品を電子機器に取り付けた状態を示す斜視図、図6は図5の要部拡大斜視図である。
図1乃至図4において、ハウジング1は、合成樹脂等の絶縁材で上面が開口された円筒状に形成されており、開口内に収納部1aを有している。この収納部1aの内底面の中央には、円柱状の支軸部1bが形成されており、また、収納部1aの上面開口周縁には、複数の係止突起1cが形成されている。また、ハウジング1の底面には、一対の突部1dが形成されている。
前記収納部1aの内底面には、導電性の金属板からなり、インサート成形等の方法で一体に埋設され、その一部が前記支軸部1bの周囲に互いに所定の間隔を維持して円弧状に表出して形成された、一対の固定接点2a、2aが配設されている。また、前記ハウジング1の一方の側板の下端側には、前記固定接点2a、2aから導出された一対の導出端子2b、2bが突出されており、これらの導出端子2b、2bに導電性の金属材からなる外部端子3、3が電気的に接続されてハウジング1の底面下方に延設されている。
回転体4は、合成樹脂等の絶縁材からなり、円板状の回転板4aと、この回転板4aの上面側に突出された小径の円柱板4bと、更にこの円柱板4bの上面側に突出された第1横長突条部4cとを有している。この場合、前記第1横長突条部4cは、回転体4の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状に形成されている。また、回転体4の回転板4aの下面側には、円柱板4bよりも小径の軸受部4dが設けられ、この軸受部4dの中央には軸孔4eが設けられている。この軸孔4eが前記ハウジング1の内底面に設けられた前記支軸部1bに挿通されて回転体4が収納部1a内に回転可能に支持されている。
また、前記回転体4の回転板4aの下面側には、前記軸受部4dの周辺に環状のリン青銅やステンレス等の導電性の金属薄板からなる可動接点5が取り付けられている。この可動接点5は、回転板4aの下面に固着される一対の取付穴5a、5aと、これとは交差する方向で、前記固定接点2a、2aと摺接する一対の接点部5b、5bを有している。前記回転体4が前記支軸部1bに挿通されて回転される際には、可動接点5の一対の接点部5b、5bが前記固定接点2a、2aと選択的に接離することにより回路の切り換えが行われるものとなる。
駆動部材6は、同じく合成樹脂等の絶縁材からなり、前記回転板4aよりやや大径の円板状の駆動板6aと、この駆動板6aの上面側に突出して形成された略方形状の連結板6bとを有している。また、駆動板6aの下面側には、前記回転体4の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の横長溝からなる第1横長溝部6cが形成されている。この第1横長溝部6cは、上面側に形成された連結板6bの長手方向とは交差する方向に形成されており、この第1横長溝部6cと、前記回転体4の上面側に形成された前記第1横長突条部4cとが係合されて、駆動部材6が前記第1横長突条部4cに沿って前記回転体4の軸心を通る径方向の一方向にスライド移動可能に係合されている。
また、前記駆動部材6の上面側の前記連結板6bの中央には、前記駆動板6aの下面側に形成された前記第1横長溝部6cとは交差する方向に、同じく前記回転体4の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第2横長溝部6dが形成されている。この第2横長溝部6dが、後述する電子機器の外部駆動メカ15の第2横長突条部15cと係合されることにより、前記駆動部材6と外部駆動メカ15が連結されるものとなっている。
カバー7は、金属板をプレス加工することにより円板状に形成されており、このカバー7の中央には円形の開口部7aが設けられている。このカバー7は、前記回転体4、及び前記駆動部材6が収納された前記ハウジング1の収納部1aの開口部を覆うように、前記ハウジング1の上面に嵌着されている。そして、このカバー7の外周部が前記ハウジング1の上面開口周縁に設けられた複数の前記係止突起1cによってかしめられて固着されている。この時、前記開口部7aからは、前記駆動部材6の第2横長溝部6dが設けられた前記連結板6bが突出されるものとなっている。
上記したように本発明の回転型電気部品は構成されており、この回転型電気部品の動作を説明すると、外部駆動メカ15により前記駆動部材6が回転されると、この駆動部材6の回転に伴って前記回転体4が回転され、回転体4に保持された前記可動接点5の一対の接点部5b、5bが、前記ハウジング1の内底面に配設された一対の前記固定接点2a、2a上を摺接し、所望の回転角度に回転された適宜位置において、前記可動接点5を介して一対の前記固定接点2a、2a間の電気的なオン/オフを行い回路の切り換えを行うものとなっている。
図5、図6は、本発明の回転型電気部品が電子機器(例えば携帯電話等)に取り付けられた場合を示しており、この場合、回転型電気部品10は電子機器11の蓋部(表示部)12の開閉を検出して信号をオン/オフする検出スイッチとして使用されるものとなっている。
この場合、電子機器11には、蓋部12と本体部13との間に、相互間を開閉操作可能に連結するヒンジ部14が設けられており、このヒンジ部14には回転型電気部品10を回転駆動させる外部駆動メカ15が取り付けられている。この外部駆動メカ15は、前記ヒンジ部14に前記蓋部12の開閉操作に伴って回転可能に設けられており、この外部駆動メカ15は、前記ヒンジ部14と連結して回転する回転軸15aと、この回転軸15aの端部に設けられた回転板15bとを有している。また、この回転板15bの一面側には回転軸15aの軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第2横長突条部15cが形成されている。
また、前記電子機器11の前記ヒンジ部14の近傍には、前記回転型電気部品10を取り付けるための取付部16が設けられている。この取付部16には位置決め用凹部16aが設けられており、この位置決め用凹部16aに、前記回転型電気部品10のハウジング1の底面に設けられた一対の突部1dが係合されて、前記回転方電気部品10が取付部16に位置決めされて取り付けられている。そして、前記回転型電気部品10の駆動部材6の連結板6bに設けられた第2横長溝部6dと、前記外部駆動メカ15の回転板15bに設けられた第2横長突条部15cとが係合されて、前記駆動部材6と外部駆動メカ15が連結されている。
この場合、前記駆動部材6の駆動板6aの下面側には、回転体4の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の横長溝からなる第1横長溝部6cが形成されており、この第1横長溝部6cは、上面側に形成された連結板6bの長手方向とは交差する方向に形成されている。そして、この第1横長溝部6cと、前記回転体4の上面側に形成された前記第1横長突条部4cとが係合されて、前記駆動部材6が前記ハウジング1の収納部1a内で前記第1横長突条部4cに沿って前記回転体4の軸心を通る径方向の一方向にスライド移動可能に係合されている。
また、前記駆動部材6の連結板6bの中央に設けられた第2横長溝部6dは、前記外部駆動メカ15の回転板15bに設けられた第2横長突条部15cに沿って前記第1横長溝部6cとは交差する方向にスライド移動可能となっており、このため、前記駆動部材6は、前記回転体4とは回転方向に共回り可能で、且つ、前記回転体4の軸心を通る径方向の一方向にスライド移動可能であると共に、前記駆動部材6と前記外部駆動メカ15とが連結された際には、前記回転体4と前記外部駆動メカ15とが、前記駆動部材6を介してオルダム結合された状態となっている。
したがって、前記回転型電気部品10を電子機器11に取り付ける際、前記駆動部材6と外部駆動メカ15との連結時に、例え回転体4の軸心と回転軸15aの軸心とが位置ずれを起こしたとしても、これらの相互間に介在されオルダム結合された前記駆動部材6が、前記外部駆動メカ15の回転に伴って前後左右のあらゆる方向へ移動可能となっているので、回転体4などに無理な回転力が及ぶことがなく、安定した回転が得られると共に、回転型電気部品10の破損を防止することができるものとなっている。
また、前記駆動部材6の一面側に、前記回転体4の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長溝部6cを設け、且つ、前記駆動部材6の他面側に前記第1横長溝部6cとは交差する方向に直線状の第2横長溝部6dを設けると共に、前記回転体4に軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長突条部4cを設け、且つ、前記外部駆動メカ15に軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第2横長突条部15cを設け、前記第1横長溝部6cと第1横長突条部4c、及び前記第2横長溝部6dと第2横長突条部15cとで、前記回転体4と外部駆動メカ15とをオルダム係合したことから、横長溝部と横長突条部とを設けるだけの簡単な構造で、前記回転体4と外部駆動メカ15との連結をオルダム係合させることができるものとなっている。
また、前記駆動部材6の第2横長溝部6dを、前記ハウジング1の上面側に嵌着された前記カバー7の開口部7aから突出させると共に、前記駆動部材6を前記ハウジング1の収納部1a内に内蔵するようにしたので、前記駆動部材6を前記ハウジング1内に簡単に保持することができ、構成も簡易となり、回転型電気部品の小型化、安価化が図れるものとなる。
また、上記した本発明の回転型電気部品10を用いた電子機器11の構成によれば、外部駆動メカ15の回転板15bに第2横長突条部15cを設けると共に、第2横長突条部15cに回転型電気部品10の駆動部材6の第2横長溝部6bを係合し、蓋部12の開閉による外部駆動メカ15の回動に伴って回転型電気部品10を回転動作するようにしたことから、回転型電気部品10と外部駆動メカ15とを連結する場合に、相互間に位置ずれが生じたとしても、外部駆動メカ15と駆動部材6とがオルダム係合されているので、回転型電気部品10に無理な回転力が及ぶことがなく、電子機器11の蓋部12の安定した開閉動作が得られるものとなっている。
本発明の回転型電気部品を示す分解斜視図である。 本発明の回転型電気部品を示す平面図である。 本発明の図2の3−3線における断面図である。 本発明の図2の4−4線における断面図である。 本発明の回転型電気部品を電子機器に取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の図6は図5の要部拡大斜視図である。 従来の回転型電気部品を示す断面図である。 従来の回転型電気部品を示す分解斜視図である。
符号の説明
1:ハウジング
1a:収納部
1b:支軸部
1c:係止突起
1d:突部
2a:固定接点
2b:導出端子
3:外部端子
4:回転体
4a:回転板
4b:円柱板
4c:第1横長突条部
4d:軸受部
4e:軸孔
5:可動接点
5a:取付穴
5b:接点部
6:駆動部材
6a:駆動板
6b:連結板
6c:第1横長溝部
6d:第2横長溝部
7:カバー
7a:開口部
10:回転型電気部品
11:電子機器
12:蓋部
13:本体部
14:ヒンジ部
15:外部駆動メカ
15a:回転軸
15b:回転板
15c:第2横長突条部
16:取付部
16a:位置決め用凹部

Claims (4)

  1. 上面が開口された収納部を有するハウジングと、前記収納部の内底面に配設された固定接点と、前記収納部内に回転可能に支持され、前記固定接点と摺接する可動接点が保持された回転体と、この回転体と係合され外部駆動メカからの回転操作を該回転体に伝達する駆動部材と、開口部を有し前記ハウジングの上面側に嵌着されるカバーとを備え、前記駆動部材は、前記回転体とは回転方向に共回り可能で、且つ、前記回転体の軸心を通る径方向の一方向にスライド移動可能に係合されており、前記駆動部材と外部駆動メカとの連結時に、前記駆動部材が該外部駆動メカの回転に伴って前後左右のあらゆる方向へ移動可能となるようにオルダム係合されていることを特徴とする回転型電気部品。
  2. 前記駆動部材の一面側に、前記回転体の軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長溝部を形成し、且つ、前記駆動部材の他面側には前記第1横長溝部とは交差する方向に直線状の第2横長溝部を形成すると共に、前記回転体には軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第1横長突条部を形成し、且つ、前記外部駆動メカには軸心を通る径方向の一方向に伸びる直線状の第2横長突条部を形成し、前記第1横長溝部と第1横長突条部、及び前記第2横長溝部と第2横長突条部とで、前記回転体と前記外部駆動メカとをオルダム係合したことを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 前記駆動部材の第2横長溝部を、前記ハウジングの上面側に嵌着された前記カバーの開口部から突出させると共に、前記駆動部材を前記ハウジングの収納部内に内蔵したことを特徴とする請求項2記載の回転型電気部品。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の回転型電気部品と、蓋部と本体部間に接続され、前記蓋部を前記本体部に回動可能に支持するヒンジ部と、このヒンジ部に連結して設けられ、前記蓋部の開閉により回動する回転軸と回転板を有する前記外部駆動メカと、前記回転型電気部品が取り付けられる取付部とを備え、前記外部駆動メカの前記回転板に前記第2横長突条部を設けると共に、この第2横長突条部に前記回転型電気部品の前記駆動部材の前記第2横長溝部を係合し、前記蓋部の開閉による前記外部駆動メカの回動に伴って前記回転型電気部品を回転動作するようにしたことを特徴とする電子機器。
JP2004365963A 2004-12-17 2004-12-17 回転型電気部品及びこれを用いた電子機器 Withdrawn JP2006172988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004365963A JP2006172988A (ja) 2004-12-17 2004-12-17 回転型電気部品及びこれを用いた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004365963A JP2006172988A (ja) 2004-12-17 2004-12-17 回転型電気部品及びこれを用いた電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006172988A true JP2006172988A (ja) 2006-06-29

Family

ID=36673495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004365963A Withdrawn JP2006172988A (ja) 2004-12-17 2004-12-17 回転型電気部品及びこれを用いた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006172988A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108711525A (zh) * 2018-05-30 2018-10-26 浙江现代电气有限公司 一种转换开关电器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108711525A (zh) * 2018-05-30 2018-10-26 浙江现代电气有限公司 一种转换开关电器
CN108711525B (zh) * 2018-05-30 2024-05-07 浙江现代电气有限公司 一种转换开关电器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100237554B1 (ko) 푸쉬버튼을 지닌 회전조작 전자부품
JP2006310441A (ja) 回転型電子部品
US8772663B2 (en) Rotary electric component
JP2006202651A (ja) スイッチ装置
JP4217531B2 (ja) スイッチ装置
JP3003509U (ja) 電池収納機構
JP2007207015A (ja) 多方向入力装置
JP2007328974A (ja) 回転型電気部品
JP2006172988A (ja) 回転型電気部品及びこれを用いた電子機器
JP2001345031A (ja) 複合操作型電子部品
JP2003262538A (ja) 回転型センサ
US7375298B2 (en) Indexing mechanism
JP6662687B2 (ja) 回転式電子部品
JP2013041727A (ja) 電子部品
JP2005339821A (ja) 回転型電気部品
JP3764799B2 (ja) 回転型電気部品
JP3961242B2 (ja) ヒンジ装置
JPH11111105A (ja) スイッチ
JP2006179258A (ja) 複合操作スイッチ
JP3870040B2 (ja) 回転型電気部品
JP3802301B2 (ja) スイッチ付回転型電気部品
JP2006260840A (ja) スイッチ装置
JPH11250883A (ja) 電池室構造
JP2001256860A (ja) 防水型スイッチ装置
JP2007134223A (ja) 回転型電気部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060925

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20080311

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090108