JP2006171556A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表裏に形成させる画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像データに基づく画像を記録材料Pの表面に形成して定着させた後に、画像データに基づく画像を記録材料Pの裏面に形成して定着させることができる画像形成装置1において、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着される前と後で、記録材料Pの長さに関する情報を測定する長さ情報測定センサ80,90を備えており、CPU110が、長さ情報測定センサ80,90により測定された記録材料Pの長さに関する情報から、記録材料Pの伸縮率を算出し、当該算出した記録材料Pの伸縮率に応じて、記録材料Pの裏面に形成される画像の画像データを変倍するよう構成した。
【選択図】図2
【解決手段】画像データに基づく画像を記録材料Pの表面に形成して定着させた後に、画像データに基づく画像を記録材料Pの裏面に形成して定着させることができる画像形成装置1において、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着される前と後で、記録材料Pの長さに関する情報を測定する長さ情報測定センサ80,90を備えており、CPU110が、長さ情報測定センサ80,90により測定された記録材料Pの長さに関する情報から、記録材料Pの伸縮率を算出し、当該算出した記録材料Pの伸縮率に応じて、記録材料Pの裏面に形成される画像の画像データを変倍するよう構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来、スキャナなどで読み取った画像を、記録材料の両面に形成することができる画像形成装置が知られている。このような画像形成装置においては、具体的には、例えば、まず、記録材料の表面に画像を形成して熱や圧力などにより定着させ、次いで、記録材料の裏面に画像を形成して熱や圧力などにより定着させることによって、記録材料の両面に画像を形成する。ここで、画像を定着させるための加熱や加圧などに伴い、記録材料は伸縮する。したがって、裏面への画像形成は、表面に形成した画像を定着させるための加熱や加圧などによって伸縮した状態の記録材料に対して行われるため、例えば、同一の画像を記録材料の両面に形成した場合、表面の画像の大きさと、裏面の画像の大きさとが異なり、表裏で画像がずれてしまう場合がある。
そこで、従来は、本番の記録材料への画像形成を行う前に、両面出力したテストパターンを読み取ることによって、表面の画像の大きさと裏面の画像の大きさとの差を検出し、表裏に形成させる画像の倍率の補正値を算出し、この補正値に基づいて本番の画像形成を行い、記録材料における表裏での画像を一致させる方法(例えば、特許文献1及び2参照)や、定着のための加熱や加圧などに伴う記録材料の伸縮率を、温度や記録材料の種類などの因子から予測し、表裏に形成させる画像の倍率の補正値を算出し、この補正値に基づいて本番の画像形成を行い、記録材料における表裏での画像を一致させる方法(例えば、特許文献3参照)などが提案されてきた。
特開2003−280466公報
特開平9−27829公報
特開2002−314800公報
しかしながら、上述に示すような方法では、正確さに欠けるという問題がある。具体的には、両面出力したテストパターンを読み取る方法においては、テストパターンの出力から、本番の記録材料への画像形成までに時間がかかると、その間に、記録材料の伸縮率を決める因子(例えば、温度など)が変化してしまって、正確さに欠けるという問題がある。さらに、例えば、本番の出力枚数が多い場合には、本番における最初の出力から最後の出力までに時間がかかり、その間に、記録材料の伸縮率を決める因子(例えば、温度など)が変化してしまって、最初のうちは、表裏の画像が一致していたにも関わらず、最後の方になると、表裏の画像がずれてきてしまって、正確さに欠けるという問題がある。また、記録材料の伸縮率を予測する方法においては、伸縮率を決める因子は多数あり、それらの因子を網羅して伸縮率を予測するのは難しい。したがって、完璧な伸縮率を予測するのは、ほぼ不可能であり、正確さに欠けるという問題がある。
本発明の課題は、表裏に形成させる画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像データに基づく画像を記録材料の表面に形成して定着させた後に、画像データに基づく画像を当該記録材料の裏面に形成して定着させる画像形成定着手段を備える画像形成装置において、前記画像形成定着手段によって記録材料の表面に画像が形成されて定着される前と後で、記録材料の長さに関する情報を測定する長さ情報測定手段と、前記長さ情報測定手段により測定された記録材料の表面に画像を形成して定着させる前後の記録材料の長さに関する情報から、当該記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出手段と、前記伸縮率算出手段により算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理手段と、を備え、前記画像形成定着手段は、前記画像変倍処理手段により変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、画像データに基づく画像を記録材料の表面に形成して定着させた後に、画像データに基づく画像を当該記録材料の裏面に形成して定着させる画像形成定着手段を備える画像形成装置において、前記画像形成定着手段によって記録材料の表面に画像を形成して定着させる前に、記録材料の長さに関する情報を測定する第1長さ情報測定手段と、前記画像形成定着手段によって記録材料の表面に画像を形成して定着させた後に、記録材料の長さに関する情報を測定する第2長さ情報測定手段と、前記第1長さ情報測定手段により測定された記録材料の長さに関する情報と、前記第2長さ情報測定手段により測定された記録材料の長さに関する情報とから、記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出手段と、前記伸縮率算出手段により算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理手段と、を備え、前記画像形成定着手段は、前記画像変倍処理手段により変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記画像形成定着手段は、熱によって画像データに基づく画像を記録材料に定着させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置において、前記長さ情報測定手段により測定される記録材料の長さに関する情報は、記録材料の送り方向の長さに関する情報であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置において、前記長さ情報測定手段は、記録材料の送り経路の途中に設置されており、当該記録材料の通過のタイミングを検出することによって、当該記録材料の長さに関する情報を測定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置による画像形成方法であって、前記長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定する第1長さ情報測定ステップと、次いで、前記画像形成定着手段が、画像データに基づく画像を前記記録材料の表面に形成して定着させる第1画像形成定着ステップと、次いで、前記長さ情報測定手段が、前記記録材料の長さに関する情報を測定する第2長さ情報測定ステップと、次いで、前記伸縮率算出手段が、前記第1長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報と、前記第2長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報とから、当該記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出ステップと、次いで、前記画像変倍処理手段が、前記伸縮率算出ステップにおいて算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理ステップと、次いで、前記画像形成定着手段が、前記画像変倍処理ステップにおいて変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させる第2画像形成定着ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置における画像形成方法であって、前記第1長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定する第1長さ情報測定ステップと、次いで、前記画像形成定着手段が、画像データに基づく画像を前記記録材料の表面に形成して定着させる第1画像形成定着ステップと、次いで、前記第2長さ情報測定手段が、前記記録材料の長さに関する情報を測定する第2長さ情報測定ステップと、次いで、前記伸縮率算出手段が、前記第1長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報と、前記第2長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報とから、当該記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出ステップと、次いで、前記画像変倍処理手段が、前記伸縮率算出ステップにおいて算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理ステップと、次いで、前記画像形成定着手段が、前記画像変倍処理ステップにおいて変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させる第2画像形成定着ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、長さ情報測定手段によって、記録材料の表面に画像が形成されて定着される前と後で、記録材料の長さに関する情報を測定することができ、伸縮率算出手段によって、長さ情報測定手段により測定された記録材料の長さに関する情報から、記録材料の伸縮率を算出することができる。そして、画像変倍処理手段によって、伸縮率算出手段により算出した記録材料の伸縮率に応じて、記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍することができ、画像形成定着手段によって、画像変倍処理手段により変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることができる。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1長さ情報測定手段によって、記録材料の表面に画像を形成して定着させる前に、記録材料の長さに関する情報を測定することができ、第2長さ情報測定手段によって、記録材料の表面に画像を形成して定着させた後に、記録材料の長さに関する情報を測定することができる。そして、伸縮率算出手段により、第1長さ情報測定手段及び第2長さ情報測定手段により測定された記録材料の長さに関する情報から、記録材料の伸縮率を算出することができる。さらに、画像変倍処理手段によって、伸縮率算出手段により算出した記録材料の伸縮率に応じて、記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍することができ、画像形成定着手段によって、画像変倍処理手段により変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることができる。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができることとなって、より確実に表裏に形成させる画像のずれを防止することができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる。
さらに、第1長さ情報測定手段と第2長さ情報測定手段の2つの長さ情報測定手段を備えることができるため、記録材料の長さに関する情報の測定位置をより自由に決められることとなって、設計の自由度が向上する。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができることとなって、より確実に表裏に形成させる画像のずれを防止することができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる。
さらに、第1長さ情報測定手段と第2長さ情報測定手段の2つの長さ情報測定手段を備えることができるため、記録材料の長さに関する情報の測定位置をより自由に決められることとなって、設計の自由度が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、画像形成定着手段は、熱によって画像データに基づく画像を記録材料に定着させることができる。
画像データに基づく画像を、記録材料に定着させる方式としては、熱によって定着させる方式の他に、圧力によって定着させる方式や、インクジェット方式のようにインク(水分)を記録材料に吸収させる方式などが挙げられる。そして、この加熱、加圧、加水などは、記録材料を伸縮させる要因となる。特に、加熱は、記録材料を大きく伸縮させる。
すなわち、請求項3に記載の発明にように、熱によって、画像データに基づく画像を記録材料に定着させる方式は、記録材料を大きく伸縮させることとなって、請求項1又は2に記載の発明において得られる効果が、より際立つこととなる。
画像データに基づく画像を、記録材料に定着させる方式としては、熱によって定着させる方式の他に、圧力によって定着させる方式や、インクジェット方式のようにインク(水分)を記録材料に吸収させる方式などが挙げられる。そして、この加熱、加圧、加水などは、記録材料を伸縮させる要因となる。特に、加熱は、記録材料を大きく伸縮させる。
すなわち、請求項3に記載の発明にように、熱によって、画像データに基づく画像を記録材料に定着させる方式は、記録材料を大きく伸縮させることとなって、請求項1又は2に記載の発明において得られる効果が、より際立つこととなる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、長さ情報測定手段により測定される記録材料の長さに関する情報は、記録材料の送り方向の長さに関する情報とすることができる。
すなわち、記録材料の送りに合わせて、記録材料の長さに関する情報を測定することができる。
すなわち、記録材料の送りに合わせて、記録材料の長さに関する情報を測定することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、長さ情報測定手段は、記録材料の送り経路の途中に設置されており、記録材料の通過のタイミングを検出することによって、記録材料の長さに関する情報を測定することができる。
すなわち、記録材料を送るための流れの中で、記録材料毎の記録材料の長さに関する情報を、リアルタイムに測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、より一層確実に表裏に形成される画像のずれを防止することができる。
すなわち、記録材料を送るための流れの中で、記録材料毎の記録材料の長さに関する情報を、リアルタイムに測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、より一層確実に表裏に形成される画像のずれを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1長さ情報測定ステップにおいて、請求項1に記載の画像形成装置が備える長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定することができ、次いで、第1画像形成定着ステップにおいて、画像データに基づく画像を記録材料の表面に形成して定着させることができ、次いで、第2長さ情報測定ステップにおいて、請求項1に記載の画像形成装置が備える長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定することができ、次いで、伸縮率算出ステップにおいて、第1長さ情報測定ステップ及び第2長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報とから、記録材料の伸縮率を算出することができ、次いで、画像変倍処理ステップにおいて、記録材料の伸縮率に応じて、記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍することができ、次いで、第2画像形成定着ステップにおいて、変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることができる。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1長さ情報測定ステップにおいて、請求項2に記載の画像形成装置が備える第1長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定することができ、次いで、第1画像形成定着ステップにおいて、画像データに基づく画像を記録材料の表面に形成して定着させることができ、次いで、第2長さ情報測定ステップにおいて、請求項2に記載の画像形成装置が備える第2長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定することができ、次いで、伸縮率算出ステップにおいて、第1長さ情報測定ステップ及び第2長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報とから、記録材料の伸縮率を算出することができ、次いで、画像変倍処理ステップにおいて、記録材料の伸縮率に応じて、記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍することができ、次いで、第2画像形成定着ステップにおいて、変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることができる。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができることとなって、より確実に表裏に形成させる画像のずれを防止することができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができることとなる。
さらに、第1長さ情報測定手段と第2長さ情報測定手段の2つの長さ情報測定手段を備えることができるため、記録材料の長さに関する情報の測定位置をより自由に決められることとなって、設計の自由度が向上する。
すなわち、記録材料に画像形成する度に、記録材料の伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料を、直接、測定することによって、記録材料の長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができることとなって、より確実に表裏に形成させる画像のずれを防止することができる。
したがって、記録材料毎に記録材料の長さに関する情報を測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料の種類に左右されることなく、記録材料の表裏に形成させる画像の大きさの差を調整することができることとなって、表裏に形成される画像の大きさのずれを、より確実に防止することができることとなる。
さらに、第1長さ情報測定手段と第2長さ情報測定手段の2つの長さ情報測定手段を備えることができるため、記録材料の長さに関する情報の測定位置をより自由に決められることとなって、設計の自由度が向上する。
以下、図を参照して、本発明にかかる画像形成装置及び当該画像形成装置における画像形成方法の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[画像形成装置]
画像形成装置1は、例えば、図1に示すように、画像読取部10や画像形成装置本体20などを備えて構成される。画像読取部10や画像形成装置本体20などは、図2に示す画像形成装置1の制御部100からの指示に基づいて動作する。画像読取部10は、例えば、図1に示すように、画像形成装置本体20の上部に配置されている。
画像形成装置1は、例えば、図1に示すように、画像読取部10や画像形成装置本体20などを備えて構成される。画像読取部10や画像形成装置本体20などは、図2に示す画像形成装置1の制御部100からの指示に基づいて動作する。画像読取部10は、例えば、図1に示すように、画像形成装置本体20の上部に配置されている。
画像読取部10は、例えば、図1に示すように、スキャナ11や、スキャナカバー12などを備えて構成される。
スキャナ11は、制御部100からの指示に基づいて、原稿台11a上にある原稿から画像データを読み取り、当該読み取った画像データを制御部100に出力する。
具体的には、例えば、スキャナ11においては、原稿台11a上にある原稿に光を投射し、その光の反射光をCCD11bにより読み取る。そして、CCD11bにより読み取った反射光を、画像データに光電変換する。
具体的には、例えば、スキャナ11においては、原稿台11a上にある原稿に光を投射し、その光の反射光をCCD11bにより読み取る。そして、CCD11bにより読み取った反射光を、画像データに光電変換する。
スキャナカバー12は、スキャナ11の上部に開閉可能に取り付けられており、制御部100からの指示に基づいて、原稿を原稿台11a上に送り込む、原稿送り機構を備えている。
具体的には、例えば、スキャナカバー12においては、原稿送りトイレ12aに載置された原稿を、スキャナ11の原稿台11a上に送り込む。そして、スキャナ11による原稿からの画像データの読み取りが完了すると、原稿を原稿排紙トレイ12bに送り出す。
具体的には、例えば、スキャナカバー12においては、原稿送りトイレ12aに載置された原稿を、スキャナ11の原稿台11a上に送り込む。そして、スキャナ11による原稿からの画像データの読み取りが完了すると、原稿を原稿排紙トレイ12bに送り出す。
すなわち、スキャナカバー12の原稿送り機構によって、スキャナ11は、一枚又は複数枚の原稿の片面又は両面から画像データを一挙に読み取ることができるようになっている。
画像形成装置本体20は、画像形成部40、中間転写ベルト50、給紙部60、定着部70などを備えて構成される。画像形成定着手段である画像形成装置本体20は、制御部100からの指示に基づいて、画像読取部10のスキャナ11において読み取った画像データ(表面用の画像データ)に基づく画像を記録材料Pの表面に形成して定着させた後に、画像読取部10のスキャナ11において読み取った画像データ(裏面用の画像データ)に基づく画像を記録材料Pの裏面に形成して定着させる。
さらに、画像形成装置本体20は、長さ情報測定手段又は第1長さ情報測定手段としての第1長さ情報測定センサ80、長さ情報測定手段又は第2長さ情報測定手段としての第2長さ情報測定センサ90などを備えている。
さらに、画像形成装置本体20は、長さ情報測定手段又は第1長さ情報測定手段としての第1長さ情報測定センサ80、長さ情報測定手段又は第2長さ情報測定手段としての第2長さ情報測定センサ90などを備えている。
画像形成部40は、制御部100からの指示に基づいて、画像データに基づく画像(イエロ(Y)の画像、マゼンタ(M)の画像、シアン(C)の画像、ブラック(K)の画像)を形成する。
具体的には、画像形成部40のうちのイエロ画像形成部40Yは、感光体ドラム41Yや、帯電装置42Y、露光装置43Y、現像装置44Y、クリーニング装置45Yなどを備えて構成されており、イエロ(Y)の画像を形成する。
感光体ドラム41Yは、光が当たると電荷が変化する性質を有する。
帯電装置42Yは、感光体ドラム41Yの外表面を均一に帯電させる。
露光装置43Yは、帯電装置42Yによって帯電された感光体ドラム41Yに光を投射して、静電潜像を形成させる。
現像装置44Yは、露光装置43Yによって静電潜像が形成された感光体ドラム41Yの表面に、帯電したトナー(イエロ(Y)トナー)を付着させて、静電潜像を現像する。
クリーニング装置45Yは、現像装置44Yによって感光体ドラム41Yの表面に付着されたトナーが中間転写ベルト50に転写された後、感光体ドラム41Yの表面の残留電荷や残留トナーなどを除去して、感光体ドラム41Yの表面を浄化する。
感光体ドラム41Yは、光が当たると電荷が変化する性質を有する。
帯電装置42Yは、感光体ドラム41Yの外表面を均一に帯電させる。
露光装置43Yは、帯電装置42Yによって帯電された感光体ドラム41Yに光を投射して、静電潜像を形成させる。
現像装置44Yは、露光装置43Yによって静電潜像が形成された感光体ドラム41Yの表面に、帯電したトナー(イエロ(Y)トナー)を付着させて、静電潜像を現像する。
クリーニング装置45Yは、現像装置44Yによって感光体ドラム41Yの表面に付着されたトナーが中間転写ベルト50に転写された後、感光体ドラム41Yの表面の残留電荷や残留トナーなどを除去して、感光体ドラム41Yの表面を浄化する。
また、画像形成部40のうちのマゼンタ画像形成部40Mは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Mや、帯電装置42M、露光装置43M、現像装置44M、クリーニング装置45Mなどを備えて構成されており、マゼンタ(M)の画像を形成する。
画像形成部40のうちのシアン画像形成部40Cは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Cや、帯電装置42C、露光装置43C、現像装置44C、クリーニング装置45Cなどを備えて構成されており、シアン(C)の画像を形成する。
画像形成部40のうちのブラック画像形成部40Kは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Kや、帯電装置42K、露光装置43K、現像装置44K、クリーニング装置45Kなどを備えて構成されており、ブラック(K)の画像を形成する。
画像形成部40のうちのシアン画像形成部40Cは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Cや、帯電装置42C、露光装置43C、現像装置44C、クリーニング装置45Cなどを備えて構成されており、シアン(C)の画像を形成する。
画像形成部40のうちのブラック画像形成部40Kは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Kや、帯電装置42K、露光装置43K、現像装置44K、クリーニング装置45Kなどを備えて構成されており、ブラック(K)の画像を形成する。
中間転写ベルト50は、複数のローラによって回転可能に支持されており、制御部100からの指示に基づく当該複数のローラの回転に伴って、回転する。また、中間転写ベルト50は、制御部100からの指示に基づく一次転写ローラ51Y,51M,51C,51Kの動作によって、感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kに圧着されるようになっている。
すなわち、感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kの表面に現像されたイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナー画像は、それぞれ一次転写ローラ51Y,51M,51C,51Kによる圧着位置において、中間転写ベルト50に転写(一次転写)される。また、各トナー画像は、複数のローラの回転に伴う中間転写ベルト50の回転によって、中間転写ベルト50に順次重ねて一次転写されて、二次転写ローラ52a,52bへと搬送される。そして、中間転写ベルト50に順次重ねて転写されたトナー画像は、二次転写ローラ52a,52bによって、記録材料Pの一方の面に一括して転写(二次転写)されるようになっている。
すなわち、感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kの表面に現像されたイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナー画像は、それぞれ一次転写ローラ51Y,51M,51C,51Kによる圧着位置において、中間転写ベルト50に転写(一次転写)される。また、各トナー画像は、複数のローラの回転に伴う中間転写ベルト50の回転によって、中間転写ベルト50に順次重ねて一次転写されて、二次転写ローラ52a,52bへと搬送される。そして、中間転写ベルト50に順次重ねて転写されたトナー画像は、二次転写ローラ52a,52bによって、記録材料Pの一方の面に一括して転写(二次転写)されるようになっている。
給紙部60は、用紙トレイ61a,61b,61cや、送り出しローラ62、給紙ローラ63a、搬送ローラ63b,63c,63d、レジストローラ63e、分岐点64、反転制御ローラ65、排紙ローラ66、排紙トレイ67などを備えて構成される。給紙部60は、制御部100からの指示に基づいて、用紙トレイ61a,61b,61cに収容された記録材料Pを、例えば、図1に示すような所定の送り経路(地点A,B,C,D,E,F,G,H,B,C,D,Iの順)に沿って、排紙トレイ67まで送り出すことができるようになっている。
具体的には、例えば、記録材料Pの両面に画像を形成する際には、まず、用紙トレイ61a,61b,61cに収容された記録材料Pは、用紙トレイ61a,61b,61cにそれぞれ設けられている送り出しローラ62と給紙ローラ63a(地点A)によって給紙される。次いで、記録材料Pは、搬送ローラ63b,63c、地点B、搬送ローラ63d、レジストローラ63eを経て、二次転写ローラ52a,52b(地点C)へと搬送される。そして、地点Cにおいて、記録材料Pの一方の面(表面)に、中間転写ベルト50から画像が二次転写されて、画像が形成されることとなる。次いで、一方の面に画像が形成された記録材料Pは、定着部70(地点D)へと搬送され、分岐点64において地点E方向に搬送される。次いで、記録材料Pは、地点Fへと搬送され、反転制御ローラ65において搬送方向を反転させられ、地点G,H,Bを経て、再び、二次転写ローラ52a,52b(地点C)へと搬送される。そして、地点Cにおいて、記録材料Pのもう一方の面(裏面)に、中間転写ベルト50から画像が二次転写されて、画像が形成されることとなる。次いで、もう一方の面に画像が形成された記録材料Pは、定着部70(地点D)へと搬送され、分岐点64において排紙ローラ66(地点I)へと搬送されて、排紙トレイ67に排紙される。
定着部70は、地点Cにおいて、中間転写ベルト50から画像が二次転写された記録材料Pに、すなわち、表面や裏面に画像が形成された記録材料Pに、例えば、熱をかける。この定着部70による加熱によって、記録材料Pに形成された画像は、記録材料Pに定着する。
第1長さ情報測定センサ80と第2長さ情報測定センサ90は、例えば、透過型フォトセンサであり、発光素子80a,90aや受光素子80b,90bなどから構成される。第1長さ情報測定センサ80と第2長さ情報測定センサ90は、記録材料Pの送り経路の途中に配置されており、例えば、記録材料Pの通過のタイミングを検出することによって、記録材料Pの送り方向の長さに関する情報を測定し、当該測定した長さに関する情報を制御部100に入力する。
第1長さ情報測定センサ80は、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着される前に、記録材料Pの長さに関する情報を測定する。第1長さ情報測定センサ80は、具体的には、例えば、図1に示すように、搬送ローラ63dとレジストローラ63eとの間に配置されている。第1長さ情報測定センサ80は、表面に画像が形成されて定着される前の記録材料Pが、搬送ローラ63dからレジストローラ63eへと通過する際の通過のタイミングを検出することによって、記録材料Pの長さに関する情報(例えば、記録材料Pの第1通過時間)を測定する。ここで、記録材料Pの第1通過時間は、例えば、計時部(図示省略)により計時されたものである。当該計時は、第1長さ情報測定センサ80が記録材料Pを検出すると開始され、記録材料Pの第1長さ情報測定センサ80に対する通過が完了すると終了する。
第2長さ情報測定センサ90は、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着された後に、記録材料Pの長さに関する情報を測定する。第2長さ情報測定センサ90は、具体的には、例えば、図1に示すように、地点Eと反転制御ローラ65との間に配置されている。第2長さ情報測定センサ90は、表面に画像が形成されて定着された後の記録材料Pが、地点Eから反転制御ローラ65へと通過する際の通過のタイミングを検出することによって、記録材料Pの長さに関する情報(例えば、記録材料Pの第2通過時間)を測定する。ここで、記録材料Pの第2通過時間は、例えば、記録材料Pの第1通過時間と同様、計時部(図示省略)により計時されたものである。当該計時は、第2長さ情報測定センサ90が記録材料Pを検出すると開始され、記録材料Pの第2長さ情報測定センサ90に対する通過が完了すると終了する。
[画像形成装置の制御部]
画像形成装置1の制御部100は、例えば、図2に示すように、画像読取部10や、画像形成部40、第1長さ情報測定センサ80、第2長さ情報測定センサ90、画像処理部200、入力部300、表示部400、通信制御部500などと接続されている。
画像形成装置1の制御部100は、例えば、図2に示すように、画像読取部10や、画像形成部40、第1長さ情報測定センサ80、第2長さ情報測定センサ90、画像処理部200、入力部300、表示部400、通信制御部500などと接続されている。
制御部100は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)110や、RAM(Random Access Memory)120、記憶部130などを備えて構成される。
CPU110は、記憶部130に記憶された画像形成装置1用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM120は、CPU110によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部130は、画像形成装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU110によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部130に記憶されている。具体的には、記憶部130には、画像形成処理プログラム131、画像変倍処理プログラム132などが記憶されている。
画像形成処理プログラム131は、CPU110に、画像読取部10において読み取った画像データ(表面用の画像データ)に基づく画像を記録材料Pの表面に形成して定着させた後に、画像読取部10において読み取った画像データ(裏面用の画像データ)に基づく画像を記録材料Pの裏面に形成して定着させる処理を行わせる。
具体的には、ユーザの入力部300の操作などによって、例えば、記録材料Pの両面に画像データに基づく画像を形成するよう指示されると、CPU110は、画像形成処理プログラム131を実行して、まず、画像読取部10に、記録材料Pの表面に形成させる画像の画像データ(表面用の画像データ)と、記録材料Pの裏面に形成させる画像の画像データ(裏面用の画像データ)とを読み取らせる。そして、画像読取部10において読み取った画像データが、CPU110に出力されると、CPU110は、当該画像データを画像処理部200に記憶させる。次に、CPU110は、画像形成装置本体20(画像形成部40、中間転写ベルト50を支持する複数のローラ、一次転写ローラ51Y,51M,51C,51K、二次転写ローラ52a,52b、給紙部60、定着部70、第1長さ情報測定センサ80、第2長さ情報測定センサ90など)に駆動信号を出力する。そして、CPU110は、まず、画像処理部200に記憶させた表面用の画像データを、画像処理部200から画像形成部40に出力して、表面用の画像データに基づく画像を、記録材料Pの表面に形成させて定着させる。次いで、CPU110は、画像処理部200に記憶させ、その後、CPU110が画像変倍処理プログラム132を実行することによって変倍処理した裏面用の画像データを、画像処理部200から画像形成部40に出力して、変倍処理した裏面用の画像データに基づく画像を、記録材料Pの裏面に形成させて定着させる。制御部100は、画像形成定着手段として、CPU110がかかる画像形成処理プログラム131を実行することにより、上記処理を行う。
具体的には、ユーザの入力部300の操作などによって、例えば、記録材料Pの両面に画像データに基づく画像を形成するよう指示されると、CPU110は、画像形成処理プログラム131を実行して、まず、画像読取部10に、記録材料Pの表面に形成させる画像の画像データ(表面用の画像データ)と、記録材料Pの裏面に形成させる画像の画像データ(裏面用の画像データ)とを読み取らせる。そして、画像読取部10において読み取った画像データが、CPU110に出力されると、CPU110は、当該画像データを画像処理部200に記憶させる。次に、CPU110は、画像形成装置本体20(画像形成部40、中間転写ベルト50を支持する複数のローラ、一次転写ローラ51Y,51M,51C,51K、二次転写ローラ52a,52b、給紙部60、定着部70、第1長さ情報測定センサ80、第2長さ情報測定センサ90など)に駆動信号を出力する。そして、CPU110は、まず、画像処理部200に記憶させた表面用の画像データを、画像処理部200から画像形成部40に出力して、表面用の画像データに基づく画像を、記録材料Pの表面に形成させて定着させる。次いで、CPU110は、画像処理部200に記憶させ、その後、CPU110が画像変倍処理プログラム132を実行することによって変倍処理した裏面用の画像データを、画像処理部200から画像形成部40に出力して、変倍処理した裏面用の画像データに基づく画像を、記録材料Pの裏面に形成させて定着させる。制御部100は、画像形成定着手段として、CPU110がかかる画像形成処理プログラム131を実行することにより、上記処理を行う。
画像変倍処理プログラム132は、CPU110に、第1長さ情報測定センサ80において測定された、表面に画像が形成されて定着される前の記録材料Pの長さに関する情報(例えば、記録材料Pの第1通過時間)と、第2長さ情報測定センサ90において測定された、表面に画像が形成されて定着された後の記録材料Pの長さに関する情報(例えば、記録材料Pの第2通過時間)とから、記録材料Pの伸縮率を算出し、当該算出した記録材料Pの伸縮率に応じて、記録材料Pの裏面に形成される画像の画像データを変倍する処理を行わせる。
具体的には、例えば、第1長さ情報測定センサ80からCPU110に、記録材料Pの第1通過時間が入力されると、CPU110は、画像変倍処理プログラム132を実行して、予め設定された送り経路を通過する記録材料Pの送り速さに、当該第1通過時間を乗じることによって、表面に画像が形成され定着される前の記録材料Pの送り方向の長さ(第1長さ)を算出する。次いで、第2長さ情報測定センサ90からCPU110に、記録材料Pの第2通過時間が入力されると、CPU110は、画像変倍処理プログラム132を実行して、予め設定された送り経路を通過する記録材料Pの送り速さに、当該第2通過時間を乗じることによって、表面に画像が形成され定着された後の記録材料Pの送り方向の長さ(第2長さ)を算出する。そして、CPU110は、第2長さに第1長さを除した値、すなわち、記録材料Pの伸縮率を算出して、画像処理部200に出力する。そして、CPU110は、画像処理部200において、画像処理部200に出力した記録材料Pの伸縮率に応じて、画像処理部200に記憶させた裏面用の画像データを変倍処理する。さらに、CPU110は、変倍処理した裏面用の画像データを画像形成部40に出力する。制御部100は、伸縮率算出手段、画像変倍処理手段として、CPU110がかかる伸縮率算出プログラム132を実行することにより、上記処理を行う。
具体的には、例えば、第1長さ情報測定センサ80からCPU110に、記録材料Pの第1通過時間が入力されると、CPU110は、画像変倍処理プログラム132を実行して、予め設定された送り経路を通過する記録材料Pの送り速さに、当該第1通過時間を乗じることによって、表面に画像が形成され定着される前の記録材料Pの送り方向の長さ(第1長さ)を算出する。次いで、第2長さ情報測定センサ90からCPU110に、記録材料Pの第2通過時間が入力されると、CPU110は、画像変倍処理プログラム132を実行して、予め設定された送り経路を通過する記録材料Pの送り速さに、当該第2通過時間を乗じることによって、表面に画像が形成され定着された後の記録材料Pの送り方向の長さ(第2長さ)を算出する。そして、CPU110は、第2長さに第1長さを除した値、すなわち、記録材料Pの伸縮率を算出して、画像処理部200に出力する。そして、CPU110は、画像処理部200において、画像処理部200に出力した記録材料Pの伸縮率に応じて、画像処理部200に記憶させた裏面用の画像データを変倍処理する。さらに、CPU110は、変倍処理した裏面用の画像データを画像形成部40に出力する。制御部100は、伸縮率算出手段、画像変倍処理手段として、CPU110がかかる伸縮率算出プログラム132を実行することにより、上記処理を行う。
画像処理部200は、例えば、画像読取部10により読み取った画像データを記憶する。また、画像処理部200は、画像変倍処理手段であり、制御部100が、記録材料Pの伸縮率に応じて、記録材料Pの裏面に形成される画像の画像データを変倍処理する際に使用する領域となる。
入力部300は、例えば、カーソルキー、文字/数字キー、各種機能キーなどから構成され、ユーザのキー操作に伴う押下信号を制御部100に出力する。また、入力部300は、表示部400と一体的に形成されたタッチパネルなどにより構成されていても良く、手指や専用のタッチペンなどで指定された表示部400上の位置を検出し、制御部100に出力するようにしても良い。本発明における入力部300は、例えば、ユーザが、制御部100に対して、記録材料Pの両面に画像を形成するよう指示する際などに使用される。
表示部400は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネルなどから構成され、制御部100から入力される表示信号に従って所与の表示処理を行う。
通信制御部500は、モデム(MODEM:Modulator/DEModulator)、ターミナルアダプタ(Terminal Adapter)、LANアダプタなどから構成され、外部機器と通信を行うための通信制御を行う。本発明における通信制御部500は、外部機器から画像データ(例えば、表面用の画像データと裏面用の画像データ)を受信して、制御部100に出力する際などに使用される。
本実施の形態の画像形成装置1は、画像読取部10によって読み取られた画像データに基づく画像を記録材料Pの両面に形成することができるだけでなく、通信制御部500を介して外部機器から受信した画像データに基づく画像を記録材料Pの両面に形成することができる。
本実施の形態の画像形成装置1は、画像読取部10によって読み取られた画像データに基づく画像を記録材料Pの両面に形成することができるだけでなく、通信制御部500を介して外部機器から受信した画像データに基づく画像を記録材料Pの両面に形成することができる。
[画像形成装置における処理]
次に、画像形成装置1における処理について、図を参照して説明する。
まず、記録材料Pの長さ算出に関する処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
次に、画像形成装置1における処理について、図を参照して説明する。
まず、記録材料Pの長さ算出に関する処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部100は、第1長さ情報測定センサ80又は第2長さ情報測定センサ90が、記録材料Pの搬送方向の先端部を検出したか否か判断する(ステップS11)。
ステップS11において、記録材料Pの搬送方向の先端部を検出していないと判断すると(ステップS11;No)、制御部100は、再度、ステップS11を繰り返して行う。
一方、ステップS11において、記録材料Pの搬送方向の先端部を検出したと判断すると(ステップS11;Yes)、制御部100は、図示しない計時部における計時を開始する(ステップS12)。
一方、ステップS11において、記録材料Pの搬送方向の先端部を検出したと判断すると(ステップS11;Yes)、制御部100は、図示しない計時部における計時を開始する(ステップS12)。
次いで、制御部100は、記録材料Pの第1長さ情報測定センサ80又は第2長さ情報測定センサ90に対する通過が完了したか否か判断する(ステップS13)。
ステップS13において、記録材料Pの通過が完了していないと判断すると(ステップS13;No)、制御部100は、再度、ステップS13を繰り返して行う。
一方、ステップS13において、記録材料Pの通過が完了したと判断すると(ステップS13;Yes)、制御部100は、計時部における計時を終了する(ステップS14)。このとき、制御部100には、第1長さ情報測定センサ80から、記録材料Pの長さに関する情報として、第1長さ情報測定センサ80に対する記録材料Pの通過時間である第1通過時間が、又は、第2長さ情報測定センサ90から、記録材料Pの長さに関する情報として、第2長さ情報測定センサ90に対する記録材料Pの通過時間である第2通過時間が、入力されるようになっている。
一方、ステップS13において、記録材料Pの通過が完了したと判断すると(ステップS13;Yes)、制御部100は、計時部における計時を終了する(ステップS14)。このとき、制御部100には、第1長さ情報測定センサ80から、記録材料Pの長さに関する情報として、第1長さ情報測定センサ80に対する記録材料Pの通過時間である第1通過時間が、又は、第2長さ情報測定センサ90から、記録材料Pの長さに関する情報として、第2長さ情報測定センサ90に対する記録材料Pの通過時間である第2通過時間が、入力されるようになっている。
次いで、CPU110が画像変倍処理プログラム132を実行することによって、制御部100は、予め設定された送り経路を通過する記録材料Pの送り速さに、第1長さ情報測定センサ80又は第2長さ情報測定センサ90から入力された第1通過時間又は第2通過時間を乗じることによって、表面に画像が形成され定着される前の記録材料Pの送り方向の長さ(第1長さ)又は表面に画像が形成され定着された後の記録材料Pの送り方向の長さ(第2長さ)を算出し(ステップS15)、本処理を終了する。
次に、記録材料Pの両面への画像形成に関する処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザによって、例えば、原稿送りトイレ12aに原稿が載置され、入力部300が操作されて、当該原稿に記載された画像を、記録材料Pの両面に形成するよう指示されると(ステップS21)、CPU110が画像形成処理プログラム131を実行することによって、制御部100は、まず、画像読取部10に、当該原稿から、記録材料Pの表面に形成させる画像の画像データ(表面用の画像データ)と、記録材料Pの裏面に形成させる画像の画像データ(裏面用の画像データ)とを読み取らせる(ステップS22)。
次いで、制御部100は、ステップS22において読み取った表面用の画像データと裏面用の画像データとを、画像処理部200に記憶させる(ステップS23)。
次いで、制御部100は、画像形成装置本体20(画像形成部40、中間転写ベルト50を支持する複数のローラ、一次転写ローラ51Y,51M,51C,51K、二次転写ローラ52a,52b、給紙部60、定着部70、第1長さ情報測定センサ80、第2長さ情報測定センサ90など)に駆動信号を出力する(ステップS24)。これにより、用紙トレイ61a,61b,61cに収容された記録材料Pが、例えば、図1に示す送り経路に沿って、搬送されることとなる。
次いで、制御部100は、ステップS23において画像処理部200に記憶させた表面用の画像データを、画像形成部40に出力する(ステップS25)。
次いで、制御部100は、第1長さ情報測定センサ80が、記録材料Pを検出したことによる、記録材料Pの長さ算出に関する処理(図3)を行う(ステップS26)。
具体的には、例えば、記録材料Pは、収容されていた用紙トレイ61a,61b,61cから、送り出しローラ62と給紙ローラ63aによって給紙され、搬送ローラ63b,63c、地点B、搬送ローラ63dを経て、第1長さ情報測定センサ80まで搬送されて、第1長さ情報測定センサ80によって検出されることになる。
具体的には、例えば、記録材料Pは、収容されていた用紙トレイ61a,61b,61cから、送り出しローラ62と給紙ローラ63aによって給紙され、搬送ローラ63b,63c、地点B、搬送ローラ63dを経て、第1長さ情報測定センサ80まで搬送されて、第1長さ情報測定センサ80によって検出されることになる。
次いで、制御部100は、ステップS26において算出した表面に画像が形成され定着される前の記録材料Pの送り方向の長さ(第1長さ)を記憶する(ステップS27)。
具体的には、例えば、第1長さは、210.00mmであったとする。
具体的には、例えば、第1長さは、210.00mmであったとする。
ステップS26において第1長さ情報測定センサ80に検出された記録材料Pは、第1長さ情報測定センサ80から、レジストローラ63eを経て、二次転写ローラ52a,52b(地点C)へと搬送される。そして、地点Cにおいて、記録材料Pの一方の面(表面)には、ステップS25において画像形成部40に出力した表面用の画像データに基づく画像が形成される(ステップS28)。
次いで、記録材料Pは、地点Cから、定着部70(地点D)へと搬送される。そして、定着部70において、記録材料Pが加熱されて、記録材料Pの表面に形成された画像が定着する(ステップS29)。
次いで、記録材料Pは、地点Cから、定着部70(地点D)へと搬送される。そして、定着部70において、記録材料Pが加熱されて、記録材料Pの表面に形成された画像が定着する(ステップS29)。
次いで、制御部100は、第2長さ情報測定センサ90が、記録材料Pを検出したことによる、記録材料Pの長さ算出に関する処理(図3)を行う(ステップS30)。
具体的には、例えば、ステップS29において、定着部70に加熱された記録材料Pは、定着部70から、分岐点64、地点Eを経て、第2長さ情報測定センサ90まで搬送されて、第2長さ情報測定センサ90によって検出されることになる。
具体的には、例えば、ステップS29において、定着部70に加熱された記録材料Pは、定着部70から、分岐点64、地点Eを経て、第2長さ情報測定センサ90まで搬送されて、第2長さ情報測定センサ90によって検出されることになる。
次いで、制御部100は、ステップS30において算出した表面に画像が形成され定着された後の記録材料Pの送り方向の長さ(第2長さ)を記憶する(ステップS31)。
具体的には、例えば、第2長さは、209.37mmであったとする。
具体的には、例えば、第2長さは、209.37mmであったとする。
次いで、CPU110が画像変倍処理プログラム132を実行することによって、制御部100は、ステップS31において記憶した第2長さに、ステップS27において記憶した第1長さを除した値である記録材料Pの伸縮率を算出して(ステップS32)、画像処理部200に出力する。
具体的には、例えば、記録材料Pの伸縮率は、第2長さ(例えば、209.37mm)に第1長さ(例えば、210.00mm)を除した値、「0.997」となる。したがって、この場合、記録材料Pの表面に形成された画像は、ステップS28の時点では、その倍率が、例えば、100%であったにも関わらず、ステップS29の時点では、定着部70における加熱による記録材料Pの伸縮(収縮)に伴い、その倍率が、例えば、99.7%になる。
具体的には、例えば、記録材料Pの伸縮率は、第2長さ(例えば、209.37mm)に第1長さ(例えば、210.00mm)を除した値、「0.997」となる。したがって、この場合、記録材料Pの表面に形成された画像は、ステップS28の時点では、その倍率が、例えば、100%であったにも関わらず、ステップS29の時点では、定着部70における加熱による記録材料Pの伸縮(収縮)に伴い、その倍率が、例えば、99.7%になる。
次いで、制御部100は、画像処理部200に出力した伸縮率(例えば、「0.997」)に応じて、ステップS23において画像処理部200に記憶させた裏面用の画像データを変倍処理して(ステップS33)、画像形成部40に出力する(ステップS34)。
ここで、変倍処理は、例えば、裏面用の画像データの本来の倍率に、伸縮率を乗じるなどして、本来の倍率を変更する処理のことである。具体的には、例えば、変倍処理を施すことによって得られる裏面用の画像データの変倍後の倍率は、本来の倍率である、例えば、100%に、伸縮率(例えば、「0.997」)を乗じた値、99.7%となる。
ここで、変倍処理は、例えば、裏面用の画像データの本来の倍率に、伸縮率を乗じるなどして、本来の倍率を変更する処理のことである。具体的には、例えば、変倍処理を施すことによって得られる裏面用の画像データの変倍後の倍率は、本来の倍率である、例えば、100%に、伸縮率(例えば、「0.997」)を乗じた値、99.7%となる。
ステップS30において第2長さ情報測定センサ90に検出された記録材料Pは、第2長さ情報測定センサ90から、地点Fを経て、反転制御ローラ65まで搬送される。そして、反転制御ローラ65において、記録材料Pは、搬送方向を反転させられることとなる。次いで、記録材料Pは、反転制御ローラ65から、地点G,H,Bを経て、再び、二次転写ローラ52a,52b(地点C)へと搬送される。そして、地点Cにおいて、記録材料Pのもう一方の面(裏面)には、ステップS34において画像形成部40に出力した変倍処理後の裏面用の画像データに基づく画像が形成される(ステップS35)。
ここで、記録材料Pの裏面に形成された画像は、ステップS33において変倍処理が施された裏面用の画像データに基づく画像である。したがって、記録材料Pの裏面には、本来の倍率(例えば、100%)で画像が形成されるのではなく、変倍処理後の倍率(例えば、99.7%)で画像が形成されることとなる。
次いで、記録材料Pは、地点Cから、定着部70(地点D)へと搬送される。そして、定着部70において、記録材料Pが加熱されて、記録材料Pの裏面に形成された画像が定着する(ステップS36)。
次いで、記録材料Pは、定着部70から、分岐点64、排紙ローラ66を経て、排紙トレイ67まで搬送されて、排紙トレイ67から排紙される(ステップS37)。記録材料Pが排紙トレイ67に排紙されると、制御部100は、本処理を終了する。
ここで、記録材料Pの裏面に形成された画像は、ステップS33において変倍処理が施された裏面用の画像データに基づく画像である。したがって、記録材料Pの裏面には、本来の倍率(例えば、100%)で画像が形成されるのではなく、変倍処理後の倍率(例えば、99.7%)で画像が形成されることとなる。
次いで、記録材料Pは、地点Cから、定着部70(地点D)へと搬送される。そして、定着部70において、記録材料Pが加熱されて、記録材料Pの裏面に形成された画像が定着する(ステップS36)。
次いで、記録材料Pは、定着部70から、分岐点64、排紙ローラ66を経て、排紙トレイ67まで搬送されて、排紙トレイ67から排紙される(ステップS37)。記録材料Pが排紙トレイ67に排紙されると、制御部100は、本処理を終了する。
以上説明した本発明の画像形成装置1によれば、第1長さ情報測定センサ80によって、記録材料Pの表面に画像を形成して定着させる前に、記録材料Pの長さに関する情報(例えば、記録材料Pの第1通過時間)を測定することができ、第2長さ情報測定センサ90によって、記録材料Pの表面に画像を形成して定着させた後に、記録材料Pの長さに関する情報(例えば、記録材料Pの第2通過時間)を測定することができる。そして、CPU110が画像変倍処理プログラム132を実行することによって、制御部100により、第1長さ情報測定センサ80及び第2長さ情報測定センサ90により測定された記録材料Pの長さに関する情報から、記録材料Pの伸縮率を算出することができる。さらに、CPU110が画像変倍処理プログラム132を実行することによって、制御部100により、当該算出した記録材料Pの伸縮率に応じて、記録材料Pの裏面に形成される画像の画像データを変倍処理することができ、CPU110が画像形成処理プログラム131を実行することによって出力される制御部100からの駆動信号により、画像形成装置本体20において、変倍された画像データに基づく画像を記録材料Pの裏面に形成して定着させることができる。
すなわち、記録材料Pに画像形成する度に、記録材料Pの伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料Pを、直接、測定することによって、記録材料Pの長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができることとなって、より確実に表裏に形成させる画像のずれを防止することができることとなる。
したがって、第1長さ情報測定センサ80と第2長さ情報測定センサ90の2つの長さ情報測定手段を備えることができるため、記録材料Pの送り経路をより自由に設計することができることとなる。
すなわち、記録材料Pに画像形成する度に、記録材料Pの伸縮率を算出することができるため、従来の、本番の記録材料への画像形成の前に出力したテストパターンから、記録材料の伸縮率を求める方法と比較して、より正確に伸縮率を求めることができる。また、記録材料Pを、直接、測定することによって、記録材料Pの長さに関する情報を得ることができ、そして、その長さに関する情報から、直接、伸縮率を算出することができるため、従来の、記録材料の伸縮率を予測する方法と比較して、より正確な伸縮率を用いることができることとなって、より確実に表裏に形成させる画像のずれを防止することができることとなる。
したがって、第1長さ情報測定センサ80と第2長さ情報測定センサ90の2つの長さ情報測定手段を備えることができるため、記録材料Pの送り経路をより自由に設計することができることとなる。
また、定着部70は、熱によって画像データに基づく画像を記録材料Pに定着させる方式なので、圧力によって定着させる方式や、インクジェット方式のようにインク(水分)を記録材料Pに吸収させる方式などに比べて記録材料Pが大きく伸縮しやすいため、本発明において得られる効果が、より際立つこととなる。
さらに、第1長さ情報測定センサ80及び第2長さ情報測定センサ90により測定される記録材料Pの長さに関する情報は、記録材料Pの送りに合わせて、記録材料Pの長さに関する情報を測定することができる。
そして、第1長さ情報測定センサ80及び第2長さ情報測定センサ90は、記録材料Pの送り経路の途中に設置されており、記録材料Pの通過のタイミングを検出することによって、記録材料Pの長さに関する情報を測定することができる。
すなわち、記録材料Pを送るための流れの中で、記録材料P毎の記録材料Pの長さに関する情報を、リアルタイムに測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料Pの種類に左右されることなく、記録材料Pの表裏に形成させる画像の倍率の差を調整することができることとなって、より一層確実に表裏に形成される画像のずれを防止することができることとなる。
すなわち、記録材料Pを送るための流れの中で、記録材料P毎の記録材料Pの長さに関する情報を、リアルタイムに測定することができるため、画像形成時の温度や湿度といった環境や、記録材料Pの種類に左右されることなく、記録材料Pの表裏に形成させる画像の倍率の差を調整することができることとなって、より一層確実に表裏に形成される画像のずれを防止することができることとなる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではない。
例えば、本実施の形態における画像形成装置1は、第1長さ情報測定センサ80と第2長さ情報測定センサ90の2つの長さ情報測定センサを備えるようにしたが、記録材料Pの送り経路の途中に設置されており、且つ、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着させる前と後で、記録材料Pの長さに関する情報を測定することができるのであれば、画像形成装置1に備える長さ情報測定センサの個数は、1つでも良い。この場合、画像形成装置1のコストをより抑えることができることとなる。さらに、一つの長さ情報測定センサを用いることで、長さ情報測定センサ固有の誤差をキャンセルすることができることとなって、結果として、より正確な伸縮率を得ることができる。ただし、長さ情報測定センサの個数を1つにする場合には、当該長さ情報測定センサが、記録材料Pの送り経路の途中に、且つ、裏面用の画像データを変倍する際に用いる記録材料Pの伸縮率を求めることができる位置に配置する必要がある。
また、記録材料Pの伸縮率の算出に必要な情報は、絶対値としての記録材料Pの第1長さ、第2長さではなく、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着させる前と後とにおける記録材料Pの長さの差であるため、長さ情報測定センサによって、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着される前と後で、記録材料Pの長さに関する情報を測定することができれば、どのような方法であっても良い。
例えば、本実施の形態における画像形成装置1は、第1長さ情報測定センサ80と第2長さ情報測定センサ90の2つの長さ情報測定センサを備えるようにしたが、記録材料Pの送り経路の途中に設置されており、且つ、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着させる前と後で、記録材料Pの長さに関する情報を測定することができるのであれば、画像形成装置1に備える長さ情報測定センサの個数は、1つでも良い。この場合、画像形成装置1のコストをより抑えることができることとなる。さらに、一つの長さ情報測定センサを用いることで、長さ情報測定センサ固有の誤差をキャンセルすることができることとなって、結果として、より正確な伸縮率を得ることができる。ただし、長さ情報測定センサの個数を1つにする場合には、当該長さ情報測定センサが、記録材料Pの送り経路の途中に、且つ、裏面用の画像データを変倍する際に用いる記録材料Pの伸縮率を求めることができる位置に配置する必要がある。
また、記録材料Pの伸縮率の算出に必要な情報は、絶対値としての記録材料Pの第1長さ、第2長さではなく、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着させる前と後とにおける記録材料Pの長さの差であるため、長さ情報測定センサによって、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着される前と後で、記録材料Pの長さに関する情報を測定することができれば、どのような方法であっても良い。
画像形成装置1における記録材料Pの両面への画像形成に関する処理(図4)において、記録材料Pに形成された画像の画像データを、画像読取部10において読み取った画像データとしたが、記録材料Pに形成される画像の画像データは、通信制御部500を介して、外部機器から受信した画像データであっても良い。
また、例えば、ユーザが入力部300を操作して、制御部100に、記録材料Pの両面に画像を形成する旨の指示を与えるようにしたが、ユーザが外部機器の入力部を操作して、通信制御部500を介して、制御部100に、当該指示を与えるようにしても良い。
また、例えば、ユーザが入力部300を操作して、制御部100に、記録材料Pの両面に画像を形成する旨の指示を与えるようにしたが、ユーザが外部機器の入力部を操作して、通信制御部500を介して、制御部100に、当該指示を与えるようにしても良い。
熱によって、画像データに基づく画像を記録材料Pに定着させるようにしたが、画像を、記録材料Pに定着させる方式は、熱を用いる方式だけでなく、圧力を用いる方式や、インクジェット方式などでも良く、特に制限はない。
長さ情報測定センサ(第1長さ情報測定センサ80、第2長さ情報測定センサ90)によって、記録材料Pの送り方向の長さに関する情報を測定するようにしたが、長さ情報測定センサによって得られた情報から、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着される前後での伸縮率が算出することができるのであれば、長さ情報測定センサによって、送り方向に垂直な方向の長さに関する情報も測定することができるようにしても良い。また、センサによって測定した情報から、記録材料Pの表面に画像が形成されて定着される前後での伸縮率が算出することができるのであれば、長さ情報測定センサに代えて、例えば、記録材料Pの面積に関する情報を測定する面積情報測定センサなどを使用しても良い。
1 画像形成装置
10 画像読取部
11 スキャナ
20 画像形成装置本体(画像形成定着手段)
40 画像形成部
50 中間転写ベルト
60 給紙部
70 定着部
80 第1長さ情報測定センサ(長さ情報測定手段、第1長さ情報測定手段)
90 第2長さ情報測定センサ(長さ情報測定手段、第2長さ情報測定手段)
100 制御部(画像形成定着手段、伸縮率算出手段、画像変倍処理手段)
110 CPU(画像形成定着手段、伸縮率算出手段、画像変倍処理手段)
120 RAM
130 記憶部
131 画像形成処理プログラム(画像形成定着手段)
131 画像変倍処理プログラム(伸縮率算出手段、画像変倍処理手段)
200 画像処理部(画像変倍処理手段)
300 入力部
400 表示部
500 通信制御部
P 記録材料
10 画像読取部
11 スキャナ
20 画像形成装置本体(画像形成定着手段)
40 画像形成部
50 中間転写ベルト
60 給紙部
70 定着部
80 第1長さ情報測定センサ(長さ情報測定手段、第1長さ情報測定手段)
90 第2長さ情報測定センサ(長さ情報測定手段、第2長さ情報測定手段)
100 制御部(画像形成定着手段、伸縮率算出手段、画像変倍処理手段)
110 CPU(画像形成定着手段、伸縮率算出手段、画像変倍処理手段)
120 RAM
130 記憶部
131 画像形成処理プログラム(画像形成定着手段)
131 画像変倍処理プログラム(伸縮率算出手段、画像変倍処理手段)
200 画像処理部(画像変倍処理手段)
300 入力部
400 表示部
500 通信制御部
P 記録材料
Claims (7)
- 画像データに基づく画像を記録材料の表面に形成して定着させた後に、画像データに基づく画像を当該記録材料の裏面に形成して定着させる画像形成定着手段を備える画像形成装置において、
前記画像形成定着手段によって記録材料の表面に画像が形成されて定着される前と後で、記録材料の長さに関する情報を測定する長さ情報測定手段と、
前記長さ情報測定手段により測定された記録材料の表面に画像を形成して定着させる前後の記録材料の長さに関する情報から、当該記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出手段と、
前記伸縮率算出手段により算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理手段と、
を備え、
前記画像形成定着手段は、前記画像変倍処理手段により変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることを特徴とする画像形成装置。 - 画像データに基づく画像を記録材料の表面に形成して定着させた後に、画像データに基づく画像を当該記録材料の裏面に形成して定着させる画像形成定着手段を備える画像形成装置において、
前記画像形成定着手段によって記録材料の表面に画像を形成して定着させる前に、記録材料の長さに関する情報を測定する第1長さ情報測定手段と、
前記画像形成定着手段によって記録材料の表面に画像を形成して定着させた後に、記録材料の長さに関する情報を測定する第2長さ情報測定手段と、
前記第1長さ情報測定手段により測定された記録材料の長さに関する情報と、前記第2長さ情報測定手段により測定された記録材料の長さに関する情報とから、記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出手段と、
前記伸縮率算出手段により算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理手段と、
を備え、
前記画像形成定着手段は、前記画像変倍処理手段により変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
前記画像形成定着手段は、熱によって画像データに基づく画像を記録材料に定着させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記長さ情報測定手段により測定される記録材料の長さに関する情報は、記録材料の送り方向の長さに関する情報であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記長さ情報測定手段は、記録材料の送り経路の途中に設置されており、当該記録材料の通過のタイミングを検出することによって、当該記録材料の長さに関する情報を測定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置による画像形成方法であって、
前記長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定する第1長さ情報測定ステップと、
次いで、前記画像形成定着手段が、画像データに基づく画像を前記記録材料の表面に形成して定着させる第1画像形成定着ステップと、
次いで、前記長さ情報測定手段が、前記記録材料の長さに関する情報を測定する第2長さ情報測定ステップと、
次いで、前記伸縮率算出手段が、前記第1長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報と、前記第2長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報とから、当該記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出ステップと、
次いで、前記画像変倍処理手段が、前記伸縮率算出ステップにおいて算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理ステップと、
次いで、前記画像形成定着手段が、前記画像変倍処理ステップにおいて変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させる第2画像形成定着ステップと、
を備えることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項2に記載の画像形成装置における画像形成方法であって、
前記第1長さ情報測定手段が、記録材料の長さに関する情報を測定する第1長さ情報測定ステップと、
次いで、前記画像形成定着手段が、画像データに基づく画像を前記記録材料の表面に形成して定着させる第1画像形成定着ステップと、
次いで、前記第2長さ情報測定手段が、前記記録材料の長さに関する情報を測定する第2長さ情報測定ステップと、
次いで、前記伸縮率算出手段が、前記第1長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報と、前記第2長さ情報測定ステップにおいて測定した記録材料の長さに関する情報とから、当該記録材料の伸縮率を算出する伸縮率算出ステップと、
次いで、前記画像変倍処理手段が、前記伸縮率算出ステップにおいて算出した記録材料の伸縮率に応じて、当該記録材料の裏面に形成される画像の画像データを変倍する画像変倍処理ステップと、
次いで、前記画像形成定着手段が、前記画像変倍処理ステップにおいて変倍された画像データに基づく画像を前記記録材料の裏面に形成して定着させる第2画像形成定着ステップと、
を備えることを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004366404A JP2006171556A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004366404A JP2006171556A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=36672374
Family Applications (1)
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JP2004366404A Pending JP2006171556A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009265286A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Oki Data Corp | 画像形成装置及びその画像形成方法 |
JP2012154958A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-12-17 JP JP2004366404A patent/JP2006171556A/ja active Pending
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JP2009265286A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Oki Data Corp | 画像形成装置及びその画像形成方法 |
JP4677006B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2011-04-27 | 株式会社沖データ | 画像形成装置及びその画像形成方法 |
US8103180B2 (en) | 2008-04-24 | 2012-01-24 | Oki Data Corporation | Image forming device and image forming method thereof |
JP2012154958A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
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