JP2018151521A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効果的に濃度ムラを改善することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、転写部材を張架させた駆動ローラーと、対向ローラーと、駆動ローラーを駆動して転写部材を搬送させる駆動部と、転写部材の速度変動を取得する搬入変動情報取得部と、搬入変動情報取得部により取得した搬入変動情報に基づいて、シート部材が転写部材に搬入される際に発生する転写部材の速度変動の搬入変動タイミングを検知する変動検知部と、変動検知部で検知した搬入変動タイミングに基づいて、シート部材が転写部材から搬出される際に発生する転写部材の速度変動の搬出変動タイミングを予測する搬出変動タイミング予測部と、搬出変動タイミング予測部により予測した搬出変動タイミングに基づいて、駆動部に対してフィードフォワード制御を行なうことによりシート部材が転写部材から搬出される際に生じる速度変動を補正する補正制御部とを備える。
【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体へ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接又は間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙にトナー像を形成する。
従来、この種の画像形成装置において、用紙として比較的厚い厚紙を用いた場合に、ショックジターと呼ばれる線状の濃度ムラを引き起こす場合があった。この濃度ムラは、トナー像を担持して回転する像担持体(例えば、中間転写ベルト)と、像担持体に当接して回転するとともに像担持体の表面に形成されたトナー像を用紙に転写する転写ベルト(例えば、二次転写ローラー)とが当接する転写位置(例えば、二次転写ニップ)に厚紙が進入する際に、像担持体の駆動源に対する負荷が急激に高まり、像担持体の表面移動速度が瞬間的に大きく低下することによって発生する。
この点で、特許文献1には、無端状ベルトの所定位置に用紙を接触させて、速度変動から接触を検知し、接触位置からニップに用紙が到達するタイミングを予測する。そして、フィードフォワード制御によりニップに搬入される際に生じる速度変動を抑制する方式が開示されている。
特開2009−15287号公報
一方で、上記方式では、接触を検知してからニップに用紙が到達するまでの極めて短い時間にフィードフォワード制御を実行する必要があり、濃度ムラを改善する点で課題がある。
本開示は、上記の課題を解決するためのものであって、効果的に濃度ムラを改善することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
ある局面に従う画像形成装置は、感光体ドラムと、感光体ドラムに担持された画像を転写するための転写部材を駆動する駆動ローラーと、駆動ローラーに対向して設けられる対向ローラーと、感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくとも1つを駆動する駆動部と、シート部材が転写部材に搬入される際の感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動情報を取得する搬入変動情報取得部と、搬入変動情報取得部により取得した搬入変動情報に基づいて、シート部材が転写部材に搬入される際に発生する感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングを検知する変動検知部と、変動検知部で検知した搬入変動タイミングに基づいて、シート部材が転写部材から搬出される際に発生する感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングを予測する搬出変動タイミング予測部と、搬出変動タイミング予測部により予測した搬出変動タイミングに基づいて、駆動部に対してフィードフォワード制御を行なうことによりシート部材が転写部材から搬出される際に生じる速度変動を補正する補正制御部とを備える。
好ましくは、変動検知部は、取得した搬入変動情報に基づいて速度変動が所定の閾値を超えると判断した場合に感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングを検知する。
好ましくは、変動検知部は、取得した搬入変動情報の波形と、基準波形との相関値を算出し、算出結果に基づいて感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングを検知する。
好ましくは、搬出変動タイミング予測部は、シート部材が転写部材に搬入される際に発生する感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングと、シート部材が転写部材から搬出される際に発生する感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングとの間の所定期間を予め算出し、変動検知部で検知した搬入変動タイミングに対して算出された所定期間に従って搬出変動タイミングを予測する。
好ましくは、シート部材の種類は、複数種類設けられる。搬出変動タイミング予測部は、各種類に対応して、シート部材が転写部材に搬入される際に発生する感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングと、シート部材が転写部材から搬出される際に発生する感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングとの間の複数の所定期間を予めそれぞれ算出し、変動検知部で検知した搬入変動タイミングに対してシート部材の種類に対応する算出された所定期間に従って搬出変動タイミングを予測する。
好ましくは、シート部材が転写部材から搬出される際の感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動情報を取得する搬出変動情報取得部と、搬出変動情報に基づいて補正制御部におけるフィードフォワード制御を行なう際の補正量を算出する補正量算出部とをさらに備える。
好ましくは、シート部材の種類は、複数種類設けられる。搬出変動情報取得部は、各種類に対応してシート部材が転写部材から搬出される際の感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動情報を取得し、補正量算出部は、各種類に対応する搬出変動情報に基づいて補正制御部におけるフィードフォワード制御を行なう際の複数の補正量をそれぞれ算出し、補正制御部は、各種類に対応する補正量に従って、予測した搬出変動タイミングに基づいて、駆動部に対してフィードフォワード制御を行なうことによりシート部材が転写部材から搬出される際に生じる速度変動を補正する。
好ましくは、補正量算出部は、搬出変動情報の速度変動が所定の閾値を超えると判断した場合に搬出変動情報に基づいて補正制御部におけるフィードフォワード制御を行なう際の補正量を再度算出する。
好ましくは、搬出変動タイミング予測部は、搬出変動情報の速度変動が所定の閾値を越えると判断した場合に搬出変動情報に基づいて搬出変動タイミングの予測を修正する。
好ましくは、転写部材よりもシート部材の搬送方向の上流側にシート部材の長さを検出するシート部材長検出部をさらに備える。搬出変動タイミング予測部は、シート部材長検出部の検出結果および変動検知部で検知した搬入変動タイミングに基づいて、シート部材が転写部材から搬出される際に発生する感光体ドラム、駆動ローラーおよび対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングを予測する。
本発明の画像形成装置は、効果的に濃度ムラを改善することが可能である。
実施形態に基づく画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。 実施形態に基づく画像形成装置1の制御系の主要部を説明する図である。 実施形態に基づく中間転写ベルト421を駆動する搬送系の構成を説明する図である。 実施形態に基づく画像形成装置1の制御部100の機能ブロックを説明する図である。 実施形態に基づく速度変動を説明する図である。 実施形態に基づくフィードフォワード制御の概念を説明する図である。 比較例であるフィードフォワード制御の概念を説明する図である。 実施形態に基づくフィードフォワード制御の補正量の算出について説明する図である。 実施形態に基づく駆動ローラー423Bの用紙毎の速度変動のピーク値のズレを説明する図である。 実施形態に基づくフィードフォワード制御を実行する前の準備について説明する図である。 実施形態に基づくフィードフォワード制御の具体的方式を説明する図である。 実施形態に基づくフィードフォワード制御を実行した場合の用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を説明する図である。 比較例として基準波形を基準にズレ量を考慮せずフィードフォワード制御を実行した場合の用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を説明する図である。 実施形態に基づく補正波形(補正量)について説明する図である。
実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、実施形態に基づく画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。
図2は、実施形態に基づく画像形成装置1の制御系の主要部を説明する図である。
図1および図2に示されるように、画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に転写(一次転写)し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示されるように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部300、画像形成部400、用紙搬送部500、定着部60および制御部100を備える。
また、制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM105から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
制御部100は、後述するが駆動ローラーを駆動する駆動部150を制御する。制御部100からの指示に従って駆動部150は、一例として中間転写ベルト421の駆動ローラーの速度を調整する。なお、駆動部150は、中間転写ベルト421の駆動ローラーに限られず、感光体ドラム413を駆動する駆動モーター、二次転写ローラーの少なくともいずれか1つを駆動して、速度を調整することが可能である。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサーーの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部300において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部221および操作部222として機能する。表示部221は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部222は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
画像処理部300は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部300は、制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部300は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部400が制御される。
画像形成部400は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、またはKを添えて示すこととする。
図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、およびドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム径が60[mm]のアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
制御部100が感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413は所定の周速度で回転する。
帯電装置414は、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。現像装置412が有する現像ローラー412Aは、回転しながら現像剤を担持し、現像剤に含まれるトナーを感光体ドラム413に供給することによって感光体ドラム413の表面にトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424およびベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は、基体としてPI(ポリイミド)が用いられた無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Bは駆動ローラーで構成される。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Bが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に体積抵抗率が8〜11[logΩ・cm]である高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、支持ローラー423を介して制御部100からの制御信号によって回転駆動される。なお、中間転写ベルト421については、導電性および弾性を有するものであれば、材質、厚さおよび硬度を限定しない。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424Aおよび424Bは、ローラー423Aおよび駆動ローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424Aおよび424Bがローラー423Aおよび駆動ローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424Aおよび424Bに二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側(二次転写ローラー424Aおよび424Bと当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
定着部60は、用紙Sの定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、及び加熱源60C等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材または裏面側支持部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されていても良い。
用紙搬送部500は、給紙部51、排紙部52、および搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対を有する。
また、搬送経路部53には、用紙Sを検知する検知センサー55が設けられる。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部400に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部400において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
図3は、実施形態に基づく中間転写ベルト421を駆動する搬送系の構成を説明する図である。
図3に示されるように、上記したように中間転写ベルト421には複数の支持ローラー423にループ状に張架される。
本例においては、駆動ローラー423Bは、駆動部150により駆動される。駆動部150は、駆動ローラー423Bと電気的に接続されたモータを含み、モータの回転軸に固着された歯車等を介してモータの回転出力が駆動ローラー423Bに伝達されるようになっている。駆動部150は、ブラシレスDCモータ、パルスモータ、ブラシ付きDCモータ、超音波モータ、ダイレクトドライブモータなど、何れでも良いものであるが、超音波モータやダイレクトドライブモータを用いる場合は、そのモータの特性上、歯車等の機構を用いなくても、直接、駆動ローラー423Bを駆動可能である。なお、本例においては、モータを制御することにより駆動ローラー423Bの速度を調整可能である。すなわち、中間転写ベルト421の走行速度を調整することが可能である。
また、ローラー423Aおよび駆動ローラー423Bにはロータリーエンコーダ425Aおよび425Bがそれぞれ設けられている。
ロータリーエンコーダ425Aおよび425Bは、ローラー423Aおよび駆動ローラー423Bの軸端とそれぞれ接続されてる。
実施形態では、ローラー423Aおよび駆動ローラー423Bの回転情報をこのロータリーエンコーダ425Aおよび425Bで検知させ、その回転情報から中間転写ベルト421の速度情報をそれぞれ検知する。
なお、本例においては、速度情報を検知する方式として接触式のロータリーエンコーダを用いる方式について説明するが、非接触方式のレーザードップラー計もしくは光学センサーを用いて中間転写ベルト421の速度情報を検知することも可能である。
<機能ブロック構成>
図4は、実施形態に基づく画像形成装置1の制御部100の機能ブロックを説明する図である。
図4に示されるように、制御部100は、搬入変動情報取得部102と、変動検知部104と、搬出変動タイミング予測部106と、補正制御部108と、搬出変動情報取得部110と、補正量算出部112と、用紙長検出部114とを含む。
各機能ブロックは、CPU101がROM105に格納されているプログラムを読み出してRAM103に展開することにより実現される。なお、当該プログラムは、ROM105に格納されている必要はなく、記憶部72に格納されていてもよいし、あるいは必要に応じて通信部71を介してダウンロードしたものであっても良い。
搬入変動情報取得部102は、用紙S(シート部材)が中間転写ベルト421に搬入される際の中間転写ベルト421の速度変動の搬入変動情報を取得する。
本例においては、搬入変動情報取得部102は、ローラー423Aに設けられたロータリーエンコーダ425Aからの回転情報に基づいて用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の中間転写ベルト421の速度変動の搬入変動情報を取得する。
具体的には、搬入変動情報取得部102は、中間転写ベルト421の速度変動を取得することにより駆動ローラー423Bの速度変動を取得する。
変動検知部104は、搬入変動情報取得部102により取得した搬入変動情報に基づいて、用紙S(シート部材)が中間転写ベルト421に搬入される際に発生する中間転写ベルト421の速度変動の搬入変動タイミングを検知する。具体的には、搬入変動情報取得部102は、中間転写ベルト421の速度変動を取得することにより駆動ローラー423Bの速度変動の搬入変動タイミングを取得する。
搬出変動タイミング予測部106は、変動検知部104で検知した搬入変動タイミングに基づいて、用紙S(シート部材)が中間転写ベルト421から搬出される際に発生する中間転写ベルト421の速度変動の搬出変動タイミングを予測する。具体的には、搬出変動タイミング予測部106は、駆動ローラー421Bの速度変動の搬出変動タイミングを予測する。
補正制御部108は、搬出変動タイミング予測部106により予測した搬出変動タイミングに基づいて、駆動部150に対してフィードフォワード制御を行なうことにより用紙S(シート部材)が中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を補正する。具体的には、補正制御部108は、補正量算出部112で算出した補正量に従って駆動部150に指示を出力する。駆動部150は、補正制御部108からの指示に従って駆動ローラー423Bの回転を制御する。
搬出変動情報取得部110は、用紙S(シート部材)が中間転写ベルト421から搬出される際の速度変動の搬出変動情報を取得する。
搬出変動情報取得部110は、駆動ローラー423Bに設けられたロータリーエンコーダ425Bからの回転情報に基づいて用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動の搬出変動情報を取得する。
補正量算出部112は、搬出変動情報に基づいて補正制御部108におけるフィードフォワード制御を行なう際の補正量を算出する。
用紙長検出部114は、中間転写ベルト421よりも用紙S(シート部材)の搬送方向の上流側に設けられ、用紙S(シート部材)の長さを検出する。用紙長検出部114は、検知センサー55の検出信号に従って用紙Sの長さを検出する。
<速度変動の情報>
図5は、実施形態に基づく速度変動を説明する図である。
図5(A)には、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の駆動ローラー423Bの速度変動が示されている。
図5(B)には、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動が示されている。
当該図に示されているように、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの方が速度変動の幅が大きい。
したがって、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423B速度変動の方が濃度ムラを起こしやすい状況にある。
実施形態においては、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動を主に抑制する方式について説明する。
<フィードフォワード制御>
図6は、実施形態に基づくフィードフォワード制御の概念を説明する図である。
図6に示されるように、本例においては速度変動が生じることが予め分かっている場合にフィードフォワード制御により速度変動を補正する。具体的には、速度変動の波形の逆相となるように中間転写ベルト421の速度を調整する。具体的には、駆動ローラー423Bの速度を調整する。当該フィードフォワード制御により中間転写ベルト421の速度を一定に保つことが可能となる。
図7は、比較例であるフィードフォワード制御の概念を説明する図である。
図7に示されるように、フィードフォワード制御により速度変動を補正する場合、速度変動の波形の逆相となるように駆動ローラー423Bの速度を調整するが、そのタイミングが仮にずれた場合には、駆動ローラー423Bの速度を一定に保つことが難しい。
したがって、フィードフォワード制御のタイミングを調整することが重要である。
<補正量算出>
図8は、実施形態に基づくフィードフォワード制御の補正量の算出について説明する図である。
図8には、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動のサンプル波形が示されている。
搬出変動情報取得部110は、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動の搬出変動情報を取得する。本例においては、5回測定した場合が示されている。
補正量算出部112は、取得した複数回の搬出変動情報に基づいてフィードフォワード制御の補正量を算出する。具体的には、補正量算出部112は、測定した波形の平均値(平均波形)の逆相の波形を補正波形(補正量)として算出する。
<タイミング予測>
実施形態においては、フィードフォワード制御を実行するタイミングを予測する。
図9は、実施形態に基づく駆動ローラー423Bの用紙毎の速度変動のピーク値のズレを説明する図である。
図9に示されるように、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の駆動ローラー423Bの速度変動のピーク値のズレの時間と、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動のピーク値のズレの時間との間には相関がある。すなわち、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の駆動ローラー423Bの速度変動のピーク値と、搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動のピーク値との間の期間はほぼ一定である。
したがって、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の駆動ローラー423Bの速度変動を検知すれば、期間が一定であるため用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動のタイミングを予測することが可能である。
すなわち、実施形態においては、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の駆動ローラー423Bの速度変動のタイミング(搬入変動タイミング)を検知して、当該搬入変動タイミングに基づいて用紙Sが搬出される際の駆動ローラー423Bの速度変動のタイミング(搬出変動タイミング)を予測する。
<フィードフォワード制御の具体的方式>
図10は、実施形態に基づくフィードフォワード制御を実行する前の準備について説明する図である。
図10に示されるように、時刻T0において、検知センサー55が用紙Sを検知してからの駆動ローラー423Bの速度変動が示されている。
まず、最初に用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際に速度変動が生じる。
そして、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に速度変動が生じる。
本例においては、時刻T1において、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際に生じる駆動ローラー423Bの速度変動のピーク値のタイミングを搬入変動タイミングとする。
また、時刻T3において、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に生じる駆動ローラー423Bの速度変動のピーク値のタイミングを搬出変動タイミングとする。
上記したように、搬入変動タイミングと、搬出変動タイミングとの間の期間は一定期間、すなわち所定期間である。
したがって、補正波形(補正量)のピーク値が搬出変動タイミングとなるように設定する。
当該設定によりフィードフォワード制御の開始時刻T2が設定される。
具体的には、搬入変動タイミングと、搬出変動タイミングとの間の期間を期間r0とし、補正波形のピーク値までの期間r1とした場合に、搬入変動タイミングから制御開始までの期間r2は、r0−r1により算出することが可能である。
搬出変動タイミング予測部106は、フィードフォワード制御の開始時刻T2として時刻T1から期間r2経過した時刻に設定することが可能である。
次に、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の速度変動のタイミング(搬入変動タイミング)の検知方式について説明する。
本例においては、搬入変動情報取得部102は、搬入変動情報として基準となる搬入速度変動の基準波形を予め取得する。
変動検知部104は、予め取得した基準波形と、今回、搬入変動情報取得部102で取得した搬入変動情報(搬入変動波形)とを比較して相関値を算出する。
変動検知部104は、今回取得した搬入変動情報(搬入変動波形)をずらして基準波形と最も相関値が高くなる位置(期間)を算出する。当該ずらした量をズレ量とする。
図11は、実施形態に基づくフィードフォワード制御の具体的方式を説明する図である。
図11に示されるように、時刻T0において、検知センサー55が用紙Sを検知してからの駆動ローラー423Bの速度変動が示されている。
ここでは、基準波形との間のズレ量r3が示されている。すなわち、時刻T0からズレ量r3経過した時刻T1#が搬入変動タイミングとして検知される。
これにより、搬出変動タイミングは、時刻T1#から期間r2経過した時刻T3#と予測される。
また、上記の方式に従って搬出変動タイミング予測部106は、フィードフォワード制御の開始時刻T2#として、時刻T1#から期間r2経過した時刻に設定する。
<シミュレーション結果>
図12は、実施形態に基づくフィードフォワード制御を実行した場合の用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を説明する図である。
図12に示されるように、図8の速度変動の波形と比較して速度変動が大幅に低減される場合が示されている。
図13は、比較例として基準波形を基準にズレ量を考慮せずフィードフォワード制御を実行した場合の用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を説明する図である。
図13に示されるように、この場合には図8の速度変動の波形よりも速度変動が低減される傾向にあるが、一部の波形については十分な低減効果を得ることができない場合が示されている。
以上のシミュレーション結果により、上記実施形態における有効性を確認することができた。すなわち、効果的に濃度ムラを改善することが可能である。
なお、上記の実施形態における変動検知部104は、予め取得した基準波形と、今回、搬入変動情報取得部102で取得した搬入変動情報(搬入変動波形)とを比較して相関値を算出して、当該相関値に基づいてズレ量を算出する方式について説明したが、当該方式に限られず他の方式によりズレ量を算出するようにしても良い。
具体的には、基準波形のピーク値となる時刻と、今回、搬入変動情報取得部102で取得した搬入変動情報(搬入変動波形)のピーク値となる時刻との差をズレ量として算出するようにしても良い。また、ピーク値に限られず、所定の閾値(上限値あるいは下限値)を超える時刻同士を比較して、ズレ量を算出することも可能である。
また、上記で説明した搬入変動タイミングと、搬出変動タイミングとの間の所定期間は、用紙の種類によって異なる。具体的には、サイズ、坪量、厚み等で特性が異なる。
したがって、搬出変動タイミング予測部106は、用紙の各種類に対応して、搬入変動タイミングと、搬出変動タイミングとの間の所定期間を予め算出し、当該情報を記憶部72に格納する。そして、搬出変動タイミング予測部106は、変動検知部104で検知した搬入変動タイミングに対して用紙の種類に対応する予め算出された所定期間を記憶部72から取得し、当該取得した所定期間を用いて搬出変動タイミングを予測する。また、これにより搬出変動タイミング予測部106は、用紙の種類に対応してフィードフォワード制御の開始時刻を設定することが可能である。
これにより、用紙の種類に応じた適切なフィードフォワード制御を実行することが可能となり、効果的に濃度ムラを改善することが可能である。
また、上記で説明した補正波形(補正量)も用紙の種類に対応して変更するようにしても良い。
図14は、実施形態に基づく補正波形(補正量)について説明する図である。
図14に示されるように、紙種A,Bと、紙厚に基づいて6パターンの補正波形(補正量)がテーブルとして設けられている場合が示されている。
具体的には、搬出変動情報取得部110は、用紙の各種類に対応して、中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を予め取得する。一例として、図8で説明したように複数回測定するようにしても良い。
そして、補正量算出部112は、用紙の各種類に対応する取得した搬出変動情報に基づいて補正制御部108におけるフィードフォワード制御を行なう際の補正量をそれぞれ算出する。そして、図14に示されるように記憶部72にテーブルとして格納する。
補正制御部108は、図14に示される記憶部72に格納されたテーブルを用いて、用紙の各種類に対応する補正量を取得する。
そして、搬出変動タイミング予測部106で予測した搬出変動タイミングに基づいて、駆動部150に対してフィードフォワード制御を実行する。当該方式により、各用紙に対応した補正量により、用紙の種類に応じたフィードフォワード制御を実行することが可能となり、効果的に濃度ムラを改善することが可能である。
また、自動学習機能により補正波形(補正量)を修正するようにしても良い。
具体的には、搬出変動情報取得部110は、中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を取得し、搬出変動情報(搬出変動波形)の速度変動が所定の閾値を超えると判断した場合には、補正波形(補正量)を調整するようにしても良い。
一例として、搬出変動情報取得部110は、フィードフォワード制御を実行した場合における搬出変動情報(搬出変動波形)を複数回取得して、当該取得した搬出変動情報(搬出変動波形)の平均波形(平均値)を算出し、算出された平均波形(平均値)と、予め利用していた補正波形(補正量)とを合成した合成波形を補正波形(補正量)として利用するようにしても良い。
また、上記で説明した搬入変動タイミングと、搬出変動タイミングとの間の所定期間を調整するようにしても良い。
具体的には、搬出変動情報取得部110は、中間転写ベルト421から搬出される際に生じる速度変動を取得し、搬出変動情報(搬出変動波形)の速度変動が所定の閾値を超えると判断した場合には、予測に用いる所定期間を調整するようにしても良い。
一例として、搬出変動情報取得部110は、フィードフォワード制御を実行した場合における搬出変動情報(搬出変動波形)を複数回取得して、当該取得した搬出変動情報(搬出変動波形)の平均波形(平均値)を算出し、算出された平均波形(平均値)と、予め利用していた補正波形(補正量)とを比較し、比較結果に基づいて所定期間を調整するようにしても良い。たとえば、平均波形の所定の閾値を超えるピーク値が利用していた補正波形の開始よりもタイミングが早い場合には、所定期間を短くし、平均波形の所定の閾値を超えるピーク値が利用していた補正波形の開始よりもタイミングが遅い場合には、所定期間を長くするようにしても良い。
また、同一種類の用紙であっても用紙長が異なる場合も考えられる。当該場合において、用紙Sを検知する検知センサー55を用いて精度の高いフィードフォワード制御を実行するようにしても良い。用紙長検出部114は、検知センサー55の検知結果に基づいて用紙長を検出する。
具体的には、搬出変動タイミング予測部106は、用紙長検出部114の検出結果および変動検知部104で検知した搬入変動タイミングに基づいて、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に発生する駆動ローラー423Bの速度変動の搬出変動タイミングを予測する。たとえば、用紙Sが検知センサー55を通過する間、用紙長を検知し、設定されている用紙長よりも長い用紙長であることが検知された場合には、搬出されるタイミングが遅くなるため上記で説明した所定期間を調整(長く)して搬出変動タイミングを予測するようにしてもよい。あるいは、設定されている用紙長よりも短い用紙長であることが検知された場合には、搬出されるタイミングが短くなるため上記で説明した所定期間を調整(短く)して搬出変動タイミングを予測するようにしてもよい。
なお、本例においては、駆動部150が、駆動ローラー423Bを駆動し、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に発生する駆動ローラー423Bの速度変動を調整する方式について説明したが、駆動ローラー423Bではなく、駆動部150がローラー423Aを駆動する方式の場合には、ローラー423Aの回転速度の速度変動を調整するようにしてもよい。
また、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入および搬出される際には、中間転写ベルト421の速度変動のみならず、中間転写ベルト421と直接あるは間接的に接触している感光体ドラム413および/または二次転写ローラー424の回転速度も同様の影響を受ける可能性がある。
したがって、中間転写ベルト421の速度変動を補正するのではなく、感光体ドラム413および/または二次転写ローラー424の速度変動を補正するようにしてもよい。
具体的には、感光体ドラム413の速度情報を検知するロータリーエンコーダを設けて、感光体ドラム413の速度変動を調整するようにしてもよい。たとえば、感光体ドラム413に対して設けられたロータリーエンコーダーを用いて、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の感光体ドラム413の速度変動の搬入変動情報を取得し、取得した搬入変動情報に基づいて、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際に発生する感光体ドラム413の搬入変動タイミングを検知し、検知した搬入変動タイミングに基づいて、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に発生する感光体ドラム413の速度変動の搬出変動タイミングを予測する。駆動部150は、予測した搬出変動タイミングに基づいて、感光体ドラム413を駆動する駆動モータに対してフィードフォワード制御を行なうことにより用紙Sが中間転写ベルトから搬出される際に生じる速度変動を補正する。
同様に、二次転写ローラー424の速度情報を検知するロータリーエンコーダを設けて、二次転写ローラー424の速度変動を補正するようにしてもよい。
具体的には、二次転写ローラー424の速度情報を検知するロータリーエンコーダを設けて、二次転写ローラー424の速度変動を調整するようにしてもよい。たとえば、二次転写ローラー424に対して設けられたロータリーエンコーダーを用いて、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際の二次転写ローラー424の速度変動の搬入変動情報を取得し、取得した搬入変動情報に基づいて、用紙Sが中間転写ベルト421に搬入される際に発生する二次転写ローラー424の搬入変動タイミングを検知し、検知した搬入変動タイミングに基づいて、用紙Sが中間転写ベルト421から搬出される際に発生する二次転写ローラー424の速度変動の搬出変動タイミングを予測する。駆動部150は、予測した搬出変動タイミングに基づいて、二次転写ローラー424を駆動する駆動モータに対してフィードフォワード制御を行なうことにより用紙Sが中間転写ベルトから搬出される際に生じる速度変動を補正する。
なお、上記感光体ドラム413および二次転写ローラー424の速度変動の補正を駆動ローラー423Bの速度変動の補正と任意に組み合わせることも可能である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、10 画像読取部、11 自動原稿給紙装置、12 原稿画像走査装置、20 操作表示部、41 画像形成ユニット、42 中間転写ユニット、51 給紙部、52 排紙部、52a 排紙ローラー、53 搬送経路部、53a レジストローラー対、55 検知センサー、60 定着部、60A 上側定着部、60B 下側定着部、71 通信部、72 記憶部、100 制御部、101 CPU、102 搬入変動情報取得部、103 RAM、104 変動検知部、105 ROM、106 搬出変動タイミング予測部、108 補正制御部、110 搬出変動情報取得部、112 補正量算出部、114 用紙長検出部、150 駆動部、221 表示部、222 操作部、300 画像処理部、400 画像形成部、411 露光装置、412 現像装置、412A 現像ローラー、413 感光体ドラム、414 帯電装置、415 ドラムクリーニング装置、421 中間転写ベルト、422 一次転写ローラー、423 支持ローラー。

Claims (10)

  1. 感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムに担持された画像を転写するための転写部材を駆動する駆動ローラーと、
    前記駆動ローラーに対向して設けられる対向ローラーと、
    前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくとも1つを駆動する駆動部と、
    シート部材が前記転写部材に搬入される際の前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動情報を取得する搬入変動情報取得部と、
    前記搬入変動情報取得部により取得した搬入変動情報に基づいて、前記シート部材が前記転写部材に搬入される際に発生する前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングを検知する変動検知部と、
    前記変動検知部で検知した搬入変動タイミングに基づいて、前記シート部材が前記転写部材から搬出される際に発生する前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングを予測する搬出変動タイミング予測部と、
    前記搬出変動タイミング予測部により予測した搬出変動タイミングに基づいて、前記駆動部に対してフィードフォワード制御を行なうことにより前記シート部材が前記転写部材から搬出される際に生じる速度変動を補正する補正制御部とを備える、画像形成装置。
  2. 前記変動検知部は、取得した搬入変動情報に基づいて速度変動が所定の閾値を超えると判断した場合に前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングを検知する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記変動検知部は、取得した搬入変動情報の波形と、基準波形との相関値を算出し、算出結果に基づいて前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングを検知する、請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記搬出変動タイミング予測部は、
    前記シート部材が前記転写部材に搬入される際に発生する前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングと、前記シート部材が前記転写部材から搬出される際に発生する前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングとの間の所定期間を予め算出し、
    前記変動検知部で検知した搬入変動タイミングに対して算出された前記所定期間に従って前記搬出変動タイミングを予測する、請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記シート部材の種類は、複数種類設けられ、
    前記搬出変動タイミング予測部は、
    各種類に対応して、前記シート部材が前記転写部材に搬入される際に発生する前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬入変動タイミングと、前記シート部材が前記転写部材から搬出される際に発生する前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングとの間の複数の所定期間を予めそれぞれ算出し、
    前記変動検知部で検知した搬入変動タイミングに対して前記シート部材の種類に対応する算出された前記所定期間に従って前記搬出変動タイミングを予測する、請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記シート部材が前記転写部材から搬出される際の前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動情報を取得する搬出変動情報取得部と、
    前記搬出変動情報に基づいて前記補正制御部における前記フィードフォワード制御を行なう際の補正量を算出する補正量算出部とをさらに備える、請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記シート部材の種類は、複数種類設けられ、
    前記搬出変動情報取得部は、各種類に対応して前記シート部材が前記転写部材から搬出される際の前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動情報を取得し、
    前記補正量算出部は、各種類に対応する前記搬出変動情報に基づいて前記補正制御部における前記フィードフォワード制御を行なう際の複数の補正量をそれぞれ算出し、
    前記補正制御部は、各種類に対応する補正量に従って、予測した前記搬出変動タイミングに基づいて、前記駆動部に対してフィードフォワード制御を行なうことにより前記シート部材が前記転写部材から搬出される際に生じる速度変動を補正する、請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記補正量算出部は、前記搬出変動情報の速度変動が所定の閾値を超えると判断した場合に前記搬出変動情報に基づいて前記補正制御部における前記フィードフォワード制御を行なう際の補正量を再度算出する、請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記搬出変動タイミング予測部は、前記搬出変動情報の速度変動が所定の閾値を越えると判断した場合に前記搬出変動情報に基づいて前記搬出変動タイミングの予測を修正する、請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記転写部材よりも前記シート部材の搬送方向の上流側に前記シート部材の長さを検出するシート部材長検出部をさらに備え、
    前記搬出変動タイミング予測部は、前記シート部材長検出部の検出結果および前記変動検知部で検知した搬入変動タイミングに基づいて、前記シート部材が前記転写部材から搬出される際に発生する前記感光体ドラム、前記駆動ローラーおよび前記対向ローラーの少なくともいずれか1つの速度変動の搬出変動タイミングを予測する、請求項1記載の画像形成装置。
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