JP4736571B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は記録材の両面に画像を形成する画像形成装置に関し、特に、画像位置の片寄りを片寄り検知センサにより検出して補正する画像形成装置に関する。
例えば電子写真方式による画像形成装置の場合は、感光体等の像担持体に形成した画像を記録材に転写することにより記録材に画像を形成する。記録材は給紙カセット等の収納手段から給紙手段により転写位置に搬送されて、転写位置において、画像が記録材に転写される。
転写位置の前には、レジストローラが設けられ、記録材の位置、角度等を規制することによって、常に記録材の所定の位置に画像が形成される。
然るに、高速化や両面への画像形成の要求により、記録材の搬送時における片寄りが出やすくなったことや、画像形成装置の用途の多様化に伴って、記録材上における画像の位置に対する要求が厳しくなってきており、従来の記録材上における画像の位置精度では不十分な場合が生じてきている。特に、両面画像形成時の記録材の搬送方向に直行する方向の画像位置のずれ、即ち、記録材の片寄りによる画像位置のずれは、両面に画像形成するため記録材の搬送経路が長くなることもあり、問題になっている。
このような問題に対処する技術が開発されており、反転搬送路に片寄り検知センサを配設して裏面画像形成時の記録材片寄りを検知するものや、記録材搬送路に複数の片寄り検知センサを配設して表面と裏面との画像位置のずれを検知し、検知した片寄り量又はずれ量に基づいて像担持体上の画像の位置を制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図6に示す画像形成装置は、特許文献1に記載された従来例のモノクロ画像形成装置であり、主走査方向における画像の書込開始位置を制御する構成と、2つの片寄り検知センサS1、S2を備えた構成とを有する画像形成装置の概略構成図である。
第1の片寄り検知センサS1はレジストローラ23Aの直後に配設され、第2の片寄り検知センサS2は反転搬送路r4に設けた裏面用レジストローラ23Bの直ぐ下流に設けられている。第1の片寄り検知センサS1により、表面画像形成直前の記録材Pの位置が検知され、第2の片寄り検知センサS2により、反転して裏面用レジストローラ23Bを通過する記録材Pの位置が検知される。第2の片寄り検知センサS2により検知された記録材Pの位置に基づいて、記録材Pの裏面の書込開始位置が制御される。また、第1の片寄り検知センサS1と第2の片寄り検知センサS2とからの画像位置情報は制御手段により演算処理され、次の式により裏面画像形成時の補正量を示す主走査方向の書込開始位置Yが決定される。
Y=B1−A1+X
但し、B1は裏面画像形成時に第2の片寄り検知センサS2により検知された片寄り量、A1は表面画像形成時の第1の片寄り検知センサS1により検知された片寄り量、Xは表面画像形成時の書込開始位置、である。
即ち、裏面画像形成時の書込開始位置Yは、裏面画像形成時の第2の片寄り検知センサS2からの片寄り量B1の他に、表面画像形成時(裏面画像形成が行われる記録材の表面画像の形成時)の第1の片寄り検知センサS1により取得された片寄り量A1と前記表面画像形成時の書込開始位置の情報Xを考慮して、設定され、制御手段により書込開始位置が制御されることにより、記録材Pの表面と裏面との画像位置のずれが補正される。
然るに、露光を行う画像書込位置から記録材に転写する転写位置までの距離が比較的短い画像形成装置の場合、反転搬送路に設けた第2の片寄り検知センサS2から転写位置までの距離も短く設定でき、片寄り量検知後のずれは発生し難いが、例えばカラー画像形成装置のように、画像書込位置から転写位置までの距離が長い装置の場合、反転搬送路に設けた第2の片寄り検知センサS2から転写位置までの距離も比較的長くなるため、片寄り量検知後にずれが発生し易くなるという問題がある。特に、そのようなカラー画像形成装置としては、複数の単色カラー画像を重ね合わせて形成し、重ね合わせた画像を転写位置で記録材に転写する構成の装置が該当し、最初に画像形成を行う画像形成部における書込位置から転写位置までの距離が大きくなるからである。
上記理由により、第2の片寄り検知センサの位置と転写位置との距離が大きな装置では、記録材Pが第2の片寄り検知センサで片寄りを検知された後、記録材Pが転写位置に達するまでの間に更に新たな片寄りが生じてしまうという問題がある。
特開2002−6718号公報
特許文献1に開示された技術においては、2つの片寄り検知センサが設けられているが、第1の片寄り検知センサS1は、記録材Pの表裏の画像位置のずれを少なくするために設けられたものだが、記録材Pが第2の片寄り検知センサS2により片寄りを検知された後、転写位置に到達するまでの間に発生する新たなずれについては考慮されていない。
従って、第2の片寄り検知センサS2と転写位置との距離が大きな装置の場合、片寄り検知センサS2により記録材の片寄りを検知し、感光体上の書き込み開始位置を補正しても、記録材が転写位置に達するまでの間に新たな片寄りが発生しうるが、その新たな片寄りに対しては対処できない。
本発明の目的は、第2の片寄り検知センサS2の位置と転写位置Tとの距離が大きくなるような画像形成装置であっても、記録材Pが片寄り検知センサS2から転写位置Tに達するまでの間に発生する片寄りを補正する構成を有する画像形成装置を提供することである。
本発明の目的は、下記の構成により達成することが出来る。
(請求項1)
画像を書き込む書込手段と、
片面に画像が形成された記録材を反転させて搬送する反転搬送路と、
前記書込手段を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
記録材に画像が記録される記録位置に対して記録材の搬送方向上流であり、かつ、該記録位置近傍に配設した第1の片寄り検知センサと、
前記反転搬送路内に配設した第2の片寄り検知センサと、を有し、
前記第1の片寄り検知センサは、表面に画像が記録される前の記録材の片寄り量と、裏面に画像が記録される前の記録材の片寄り量とを検知し、
前記第2の片寄り検知センサは、表面に画像が記録された後の反転搬送される記録材の片寄り量を検知し、
n枚の記録紙に画像形成を行う際の、前記第1の片寄り検知センサにより検知される表面に画像が記録される前のn枚目の記録材の片寄り量の出力値を距離換算した値をan1とし、
n枚の記録紙に画像形成を行う際の、前記第2の片寄り検知センサにより検知される表面に画像が記録された後の反転搬送されるn枚目の記録材の片寄り量の出力値を距離換算した値をbn1とし、
n枚の記録紙に画像形成を行う際の、前記第1の片寄り検知センサにより検知される裏面に画像が記録される前のn枚目の記録材の片寄り量の出力値を距離換算した値をcn1としたときに、
m={(c11−b11)+(c21−b21)+(c31−b31)+・・・+(cn1−bn1)}/n
で算出される画像形成装置固有の片寄り補正値mを用い、
k=bn1−an1+m
で算出される一枚毎の片寄り補正値kに基づき、前記制御手段は、(n+1)枚目の記録紙の裏面画像形成時における前記書込手段の書込開始位置を算出して制御することを特徴とする画像形成装置。
請求項1に記載の発明によれば、反転されて搬送される記録材の片寄り量を検知することにより当該記録材の裏面への画像形成時の書込開始位置を制御することができ、かつ、記録材の表裏の片寄り量を、第2の片寄り検知センサにより検知した後、第1の片寄り検知センサにより再度検知することにより、第2の片寄り検知センサによる検知後に新たに発生する片寄りを検知し、検知した情報に基づいて制御手段が書込手段を制御することにより、記録材に対する画像の書込開始位置を適切に補正することができる。
請求項2に記載の発明によれば、反転されて搬送される記録材の片寄り量を、第2の片寄り検知センサにより検知することにより、当該記録材の裏面への画像形成時の書込開始位置をリアルタイムに制御することができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段は、第1の片寄り検知センサ及び第2の片寄り検知センサにより検知された片寄り量に基づいて、書込手段の書込開始位置を算出し、後続の記録材の片寄りを補正することができる。
請求項4に記載の発明によれば、制御手段は、第1の片寄り検知センサ及び第2の片寄り検知センサにより検知された片寄り量に基づいて、書込手段の書込開始位置を算出し、後続の記録材の片寄りを補正することができ、特に記録材が複数枚の場合には、片寄り量の差の平均値を求めることにより、より精度の高い補正を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、制御手段は、第1の片寄り検知センサ及び第2の片寄り検知センサにより検知された片寄り量に基づき算出された書込手段の書込開始位置が、予め設定した基準値を超えた場合でも、自動的に新たな基準値を再設定するように制御されるため、長期間、片寄りの無い、安定した品質の画像を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置は、カラー画像形成装置のように第2の片寄り検知センサS2の位置と転写位置Tとの距離が大きくなるような構成を有する画像形成装置であっても、記録材搬送路上に2つの片寄り検知センサを設け、それぞれの片寄り検知センサにおいて記録材通過毎に検知した片寄り量に基づいて書込開始位置を制御することにより、後続する記録材の画像位置のずれや色ずれを防止するものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラー複写機の構成を説明するための概念図である。
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙搬送手段及び定着装置24とを有する。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像担持体としての感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、書込手段としての露光装置3Y、現像装置4Y及びクリーニング手段8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像担持体としての感光体1M、帯電手段2M、書込手段としての露光装置3M、現像装置4M及びクリーニング手段8Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像担持体としての感光体1C、帯電手段2C、書込手段としての露光装置3C、現像装置4C及びクリーニング手段8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、像担持体としての感光体1K、帯電手段2K、書込手段としての露光装置3K、現像装置4K及びクリーニング手段8Kを有する。帯電手段2Yと露光装置3Y、帯電手段2Mと露光装置3M、帯電手段2Cと露光装置3C及び帯電手段2Kと露光装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。露光装置3Y、3M、3C、3Kによる感光体1Y、1M、1C、1Kへの書き込みは書込位置Rに行われる。
中間転写体6は、無端状のベルトであり、複数のローラにより張架され、回動可能に支持されている。
画像形成部10Y、10M、10C及び10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C、7Kにより逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。給紙トレイ20内に収容された記録材Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A、22B、22C、及びレジストローラ23Aを経て、転写位置Tに配設された転写手段7Aに搬送され、記録材P上にカラー画像が転写される(2次転写)。なお、この転写位置Tが、本発明における記録位置に相当する第1の片寄り検知センサS1は、レジストローラ23Aの記録材搬送方向下流に配設され、レジストローラ23Aにより搬送される記録材Pの記録材搬送方向と平行な端面の片寄りが検知される。第1の片寄り検知センサS1がレジストローラ23Aの下流に配設されることにより、記録材P搬送時の曲がりがレジストローラ23Aにより矯正された状態で記録材Pの片寄りが検知される。第1の片寄り検知センサS1により検知された片寄り量は、後述する制御手段のメモリに保存され、後続の記録材Pの画像位置ずれを補正するときに呼び出される。
カラー画像が転写された記録材Pは、定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
一方、転写手段7Aにより記録材Pにカラー画像を転写した後、記録材Pを分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
5Y、5M、5C、5Kは、現像装置4Y、4M、4C、4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給手段である。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。画像形成装置の各部の動作を制御する制御手段30は、画像形成装置本体GHの内部に配設される。
自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、書込手段(露光装置)3Y、3M、3C、3Kに信号を送る。
自動原稿送り装置201は自動両面原稿搬送手段を備えている。この自動原稿送り装置201は原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内容を、連続して一挙に読み取り、記憶手段に蓄積する事が可能であるから(電子RDH機能)、複写機能により多数枚の原稿内容を複写する場合、或いはファクシミリ機能により多数枚の原稿dを送信する場合等に便利に使用される。
定着処理された記録材Pを反転排紙する場合には記録材Pは定着装置24と排紙ローラ25の中間の分岐点に配置された分岐板27の図示右側の搬送路を通過し、下方の反転搬送路r1に搬送された後、逆転搬送されて分岐板27の図示左側の反転搬送路r2を通過し、排紙ローラ25により機外の排紙トレイ26上に載置される。
記録材Pの両面に複写する場合には、記録材Pの表面に形成した画像を定着処理した後、記録材Pを分岐板27により排紙搬送路から分岐させ、下方の反転搬送路r1、さらに反転搬送路r3に導入した後、逆転搬送し、反転搬送路r4に搬送する。反転搬送路r4に搬送された記録材Pは、回転を一時停止している反転搬送路r4内に配設された裏面用レジストローラ23Bに先端が当接して曲がりを矯正され、裏面用レジストローラ23Bの回転の再開により上方へ迂回し、給紙ローラ22Dによりレジストローラ23Aへ搬送される。
第2の片寄り検知センサS2は、裏面用レジストローラ23Bの記録材搬送方向下流に配設され、裏面用レジストローラ23Bにより曲がりを矯正されて搬送される記録材Pの記録材搬送方向に平行な端面における主走査方向(記録材搬送方向と直角な方向)の片寄りを検知する。第2の片寄り検知センサS2が配設される位置は、感光体1Yの表面での書込位置Rから転写手段7Yまでの距離と、中間転写体6の表面での転写手段7Yから転写位置Tまでの距離とを加えた距離に対し、第2の片寄り検知センサS2の位置から転写位置Tまでの距離が長くなるように設定されている。即ち、第2の片寄り検知センサS2により検知される記録材P裏面の片寄り量に基づいて、制御手段により発せられる画像片寄り補正指示のタイミングが、転写位置Tから最も離れた位置にある感光体1Yの表面での書込位置Rにおける、書込手段による書込開始のタイミングより早くなるように設定されているのである。これにより、第2の片寄り検知センサS2により検知される記録材P裏面の片寄り量に基づいて片寄りを補正するように、当該記録材裏面の書込開始位置を制御することが可能となる。
図2は、本発明の実施形態に係る片寄りセンサと記録材との位置関係を説明するための概略図である。本実施形態においては、図1に示す反転搬送路r4内に設けた裏面用レジストローラ23Bの直ぐ下流に裏面画像用片寄り検知手段としての第2の片寄り検知センサS2を設けている。第2の片寄り検知センサS2により、規制手段としての裏面用レジストローラ23Bを通過する記録材Pの搬送方向に直行する方向の位置、即ち、記録材Pの画像書込における主走査方向の位置が検知される。
図2に示すように、第1の片寄り検知センサS1は、ラインCCDからなる受光素子S1Aと、記録材通路を挟んで配置された発光ダイオードアレイからなる発光素子S1Bからなり、両者の間を通過する記録材Pの端縁を検知する。一方、第2の片寄り検知センサS2は、ラインCCDからなる受光素子S2Aと、記録材通路を挟んで配置された発光ダイオードアレイからなる発光素子S2Bからなり、両者の間を通過する記録材Pの端縁を検知する。受光素子S1A、S2Aと発光素子S1B、S2Bとしては、搬送路の一方の側に設けられて、記録材Pからの反射光を受光する反射タイプを用いてもよい。
本実施形態においては、センターライン基準で搬送する搬送方式を採用しており、記録材PはセンターラインCLを基準に搬送され、各サイズ毎に基準線BL1、BL2・・・が想定され、検知された記録材の端縁の基準線BL1、BL2、・・・からの距離の差が片寄りとして演算される。
搬送方式に片側基準で搬送する搬送方式を採用する場合は、記録材Pを搬送路の一端の基準線BLを基準として搬送する、即ち、記録材Pの端縁PLの基準線BLからの距離の差が片寄りとして検知される。
図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御について説明するためのブロック図である。制御手段30は、第1の片寄り検知センサS1からの記録材P表面の片寄り量の出力値an若しくは反転して搬送される記録材P裏面の片寄り量の出力値cn、又は第2の片寄り検知センサS2からの反転した記録材の片寄り量の出力値bnを受け、制御部内のメモリに予め入力された片寄り量算出プログラムPGに基づき演算を行って書込開始時間を決める画像信号GSを算出し、裏面画像形成時、又は後続の記録材Pにおける画像形成時における書込開始位置を決定し、露光装置3Y、3M、3C、3Kの書込開始位置を制御する。
図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像書込開始動作を説明するためのタイミングチャートである。図4に示すように、水平同期信号HVを基準として、片寄り検知センサS1、S2から片寄り量の出力値an、bn、及びcnの信号を受けた制御手段30は、メモリに予め入力された片寄り量算出プログラムPGに基づいて演算を行い、水平同期信号の立ち上がりから書込開始時間hで立ち上がる画像信号GSを形成する。次いで、制御手段30は、露光装置3を制御して主走査方向の書き込みを開始させる。このようにして記録材Pに対する画像位置の補正が行われる。
本発明の実施の形態に係る片寄り量算出プログラムPGは、第1の片寄り検知センサS1及び第2の片寄り検知センサS2の出力値に対する書込手段の書込開始時間hを決定するため、制御手段30内のメモリに予め入力されているプログラムである。
画像形成装置が長時間運転された後、片寄り検知センサの出力値から算出した算出値が所定の基準値を超えた場合、制御手段30は、算出値に対応する新たな基準値を再設定するように片寄り量算出プログラムPGを選択し直すように制御する。基準値の再設定は、例えば、画像形成装置の長時間使用に起因する、記録材Pを搬送するための給紙手段21、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23A、裏面用レジストローラ23B、又は反転搬送路r1、r2、r3、r4に配設された搬送ローラ等の部材の摩耗や劣化により、記録材Pの片寄り量が増大するような場合に行われる。本実施の形態では、片寄り量が基準値から0.5mm外れた時点で基準値を再設定する設定としている。
次に、画像形成装置固有の片寄り補正値m、及び1枚毎の片寄り補正値kを算出する手順について説明する。
(画像形成装置固有の片寄り補正値m及び1枚毎の片寄り補正値kの算出手順)
図5は、本発明の実施形態に係る図1に示す画像形成装置における片寄り補正値m及び1枚毎の片寄り補正値kの算出手順について説明するためのフローチャートである。
片寄り補正値mは、製造時のバラツキによって発生する画像形成装置固有の片寄りを補正するための値であり、反転搬送路r4に配設した第2の片寄り検知センサS2により検知される記録材Pの搬送方向と直交する方向の端部の位置と、レジストローラ23A近傍に配設した第1の片寄り検知センサS1により検知される記録材Pの搬送方向と直交する方向の端部の位置との差として求められる。1枚毎の片寄り補正値kは、記録材1枚毎の片寄りを補正するための値であり、1枚毎の片寄り補正値kを算出する記録材の1枚前の記録材に対し、第1の片寄り検知センサS1により検知される記録材Pの搬送方向と直交する方向の端部の位置と、第2の片寄り検知センサS2により検知される反転した記録材Pの搬送方向と直交する方向の端部の位置との差に画像形成装置固有の片寄り補正値mを加えて算出する。以下、記録材P両面へ画像を形成する手順について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
本実施の形態における画像形成装置は、記録材Pの搬送方向と平行な一方の端面から設計値の距離(本実施形態では10mm)だけ内側の位置に片寄りの指標となる直線(以下、片寄り指標という)を画像形成するように構成されている。画像形成装置固有の片寄り指標位置の実測値は、記録材1枚を画像形成し、画像形成された記録材上の片寄り指標の位置を実測し、設計値との差を計算する(ステップS1)。次に、第1の片寄り検知センサS1により片寄り指標の位置を検知し、検知した記録材P表面の片寄り量の出力値を距離換算した値と上記画像形成装置固有の片寄り指標の実測値との差を計算する。この差の値が第1の片寄り検知センサS1の取り付け位置誤差となる(ステップS2)。実測した画像形成装置固有の片寄り指標の実測値及び第1の片寄り検知センサS1の取り付け位置誤差の値を、図示しないテンキー等の操作部の入力ボタンを用いて、予め制御部30のメモリに入力しておくことで、制御手段30により以下の動作が自動的に行われる(ステップS3)。
図示しない操作部のスタートボタンのオン動作により、画像形成が開始され(ステップS4)、画像読取装置YSにより読み取られた画像信号は、制御手段30により制御され、図示しない画像処理部において画像圧縮処理された後、書込手段(露光装置)3Y、3M、3C、3Kからのレーザ光に変換されて感光体1Y、1M、1C、1Kへ書き込まれる。現像装置4Y、4M、4C、4Kにより顕像化された画像は転写手段7Y、7M、7C、7Kにより逐次中間転写体6上に転写されて合成されたカラー画像を形成する。
1枚目の記録材Pが給紙トレイ20から送り出され、レジストローラ23Aで一時停止された後、第1の片寄り検知センサS1により片寄り量を検知される。検知した記録材Pの片寄り量の出力値をa1、出力値a1を距離換算した値をa11で表す。枚目の記録材Pが第1の片寄り検知センサS1により検知されるときの片寄り量の出力値はan、出力値anを距離換算した値をan1で表す(ステップS5)。制御手段30は、第1の片寄り検知センサS1の検知による出力値を受けて距離換算を行い、片寄り量を算出する。
記録材Pは、中間転写体6上に形成された画像にタイミングを合わせて搬送され、転写位置Tにて画像を転写される。定着装置24にて画像を定着された記録材Pは、切換案内部材27により反転搬送路r1、r3を経て反転され、反転搬送路r4に進入し、先端が裏面用レジストローラ23Bに当接して曲がりを矯正されて停止する。
制御手段30からの指令により再び搬送を開始した記録材Pは、第2の片寄り検知センサS2により片寄り量を検知される。検知される記録材Pの片寄り量の出力値をb1、出力値b1を距離換算した値をb11で表す(ステップS6)。
記録材Pの片寄り量の距離換算値b11に基づいて、記録材P裏面の片寄り補正がなされる。枚目の記録材Pが第2の片寄り検知センサS2により検知されるときの片寄り量の出力値はbn、出力値bnを距離換算した値をbn1で表す。制御手段30は、第2の片寄り検知センサS2の検知による出力値を受けて距離換算を行って片寄り量を算出し、記録材Pの裏面へ形成する画像の書込開始位置を算出する(ステップS7)。次に制御手段30は、露光装置3Y、3M、3C、3Kに指示して記録材P裏面への書き込みを開始させる(ステップS8)。
記録材Pは給紙ローラ22Dを経て先端がレジストローラ23Aに当接した位置で停止する。一方、露光装置3Y、3M、3C、3Kによって書き込まれた感光体1Y、1M、1C、1K上の画像は、中間転写体6に転写され、転写位置Tへ向けて移動する。
記録材Pは、中間転写体6上に形成された画像にタイミングを合わせて搬送され、第1の片寄り検知センサS1により記録剤P裏面の片寄り量を検知されて転写位置Tへ進む。第1の片寄り検知センサS1により検知される記録材Pの片寄り量の出力値をc1、出力値c1を距離換算した値をc11で表す。枚目の記録材Pが再び第1の片寄り検知センサS1により検知されるときの記録材Pの片寄り量の出力値はcn、出力値cnを距離換算した値をcn1で表す(ステップS9)。
制御手段30は、ステップS6で検知された片寄り量の出力値bnとステップS9で検知された片寄り量の出力値cnとから片寄り量の距離換算値bn1及びcn1を算出し、片寄り補正値mを算出する。
枚の画像形成を行う記録材Pにおいて、1枚目の記録材Pの距離換算値a11、b11、c11に対し、2枚目の記録材Pの距離換算値をa21、b21、c21、3枚目の記録材Pの距離換算値をa31、b31、c31、・・・、枚目の記録材Pの距離換算値をan1、bn1、cn1で表したとき、片寄り補正値mは、第2の片寄り検知センサS2により検知されるときの記録材P表面の片寄り量と、レジストローラ23A近傍に配設した第1の片寄り検知センサS1により検知されるときの記録材P裏面の片寄り量との差の平均値として表すことができ、
m={(c11−b11)+(c21−b21)+(c31−b31)+・・・+(cn1−bn1)}/n
で表され、片寄り補正値mが算出される(ステップS10)。
次いで制御手段30は、ステップS5で検知された片寄り量の出力値an、ステップS6で検知された片寄り量の出力値bn、及びステップS10で算出された片寄り補正値mの値から1枚毎の片寄り補正値kを算出する。(+1)枚目の片寄り補正値は、
k=bn1−an1+m
で表される(ステップS11)。
制御手段30は、算出した1枚毎の片寄り補正値kに基づいて、後続する記録材Pに対し、画像形成時における書込開始位置を決定し、露光装置3Y、3M、3C、3Kの書込開始位置を制御する。
上記したように、本発明により、第1の片寄り検知センサS1による記録材Pの表面画像形成前及び裏面画像形成前の2度の片寄り検知、及び、第2の片寄り検知センサS2による反転した記録材Pの片寄り検知、という合計3度の検知により、精度の高い片寄り補正を行うことが可能な画像形成装置を提供できる。
なお、本発明に係る実施の形態では、片寄り検知センサが検知する記録材の片寄り量に基づいて、片寄り補正が制御手段により自動的に行われる構成について説明したが、より高精度な片寄り補正を行うため、使用する記録材の種類やサイズ、又は給紙トレイによりユーザが片寄り補正値mの値を再設定できるモード(例えば、高精度モード、又は更新モード等)を選択しうる構成としても良い。これらのモードは、使用する記録材の種類やサイズ、又は給紙トレイの変化に対応する片寄り補正値mを予め実験により算出しておき、それに基づいて片寄り量算出プログラムを作成し、制御手段のメモリに入力しておくものである。
更に、本発明はカラー画像形成装置だけでなく、モノクロ画像形成装置に適用することも可能である。更に、電子写真装置のみに限定される発明でもない。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラー複写機の構成を説明するための概念図である。 本発明の実施形態に係る片寄り検知センサと記録材との位置関係を説明するための概略図である。図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御について説明するためのブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像書込開始動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係る図1に示す画像形成装置における片寄り補正値m及び1枚毎の片寄り補正値kの算出手順について説明するためのフローチャートである。 特許文献1に記載された従来例のモノクロ画像形成装置である。
符号の説明
1、1Y、1M、1C、1K 感光体(像担持体)
3、3Y、3M、3C、3K 露光装置(書込手段)
6 中間転写体
7、7Y、7M、7C、7K 転写手段
23A レジストローラ
23B 裏面用レジストローラ
27 分岐板
30 制御手段
P 記録材
R 書込位置
r1、r2、r3、r4 反転搬送路
S1 第1の片寄り検知センサ
S2 第2の片寄り検知センサ
T 転写位置

Claims (1)

  1. 画像を書き込む書込手段と、
    片面に画像が形成された記録材を反転させて搬送する反転搬送路と、
    前記書込手段を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
    記録材に画像が記録される記録位置に対して記録材の搬送方向上流であり、かつ、該記録位置近傍に配設した第1の片寄り検知センサと、
    前記反転搬送路内に配設した第2の片寄り検知センサと、を有し、
    前記第1の片寄り検知センサは、表面に画像が記録される前の記録材の片寄り量と、裏面に画像が記録される前の記録材の片寄り量とを検知し、
    前記第2の片寄り検知センサは、表面に画像が記録された後の反転搬送される記録材の片寄り量を検知し、
    n枚の記録紙に画像形成を行う際の、前記第1の片寄り検知センサにより検知される表面に画像が記録される前のn枚目の記録材の片寄り量の出力値を距離換算した値をan1とし、
    n枚の記録紙に画像形成を行う際の、前記第2の片寄り検知センサにより検知される表面に画像が記録された後の反転搬送されるn枚目の記録材の片寄り量の出力値を距離換算した値をbn1とし、
    n枚の記録紙に画像形成を行う際の、前記第1の片寄り検知センサにより検知される裏面に画像が記録される前のn枚目の記録材の片寄り量の出力値を距離換算した値をcn1としたときに、
    m={(c11−b11)+(c21−b21)+(c31−b31)+・・・+(cn1−bn1)}/n
    で算出される画像形成装置固有の片寄り補正値mを用い、
    k=bn1−an1+m
    で算出される一枚毎の片寄り補正値kに基づき、前記制御手段は、(n+1)枚目の記録紙の裏面画像形成時における前記書込手段の書込開始位置を算出して制御することを特徴とする画像形成装置。
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