JP2006170441A - 導管ねじ込み継手ならびに該導管ねじ込み継手に用いられる袋ナット、接続管片および導管 - Google Patents

導管ねじ込み継手ならびに該導管ねじ込み継手に用いられる袋ナット、接続管片および導管 Download PDF

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Abstract

【課題】導管ねじ込み継手における不都合な漏れ、ひいてはエンジンオイルへの流入を確実に回避する。
【解決手段】接続管片7と導管11と袋ナット13とから成る導管ねじ込み継手において、袋ナットが、段付けされた内孔27を有しており、該内孔の第1の区分27aと第2の区分27bとの間に肩部(25)が形成されており、該肩部25に凹部35が形成されており、該凹部35が、前記内孔27の第1の区分27aから第2の区分27bにまで延びている。
【選択図】図2

Description

本発明は、接続管片と、ニップルを備えた導管と、ユニオンナットもしくは袋ナットとから成る導管ねじ込み継手(Rohrleitungsverschraubung)に関する。
このような導管ねじ込み継手は公知先行技術により久しく以前から知られている。このような導管ねじ込み継手は、たとえば内燃機関に用いられる燃料噴射装置の高圧範囲で使用される。このような導管ねじ込み継手は、たとえばコモンレールとインジェクタとの間に取り付けられている高圧導管の両端部に設けられていてよい。
かなりの内燃機関では、インジェクタが内燃機関のシリンダヘッドカバーの完全に内側に配置されているという問題が生じる。このことは、高圧導管だけがシリンダヘッドカバーを通って貫通案内されることを意味する。その結果、場合によって高圧導管とインジェクタとの間の導管ねじ込み継手において漏れが生じると、この漏れがエンジンオイルを希釈してしまう。エンジンオイルのこのような希釈はエンジン損傷を招く恐れがある。稀ではあるが決して排除できるとは言い切れない事例では、漏れが弁伝動装置の通気部を介して吸気管内に侵入し、ひいては内燃機関の燃焼室内に侵入してしまうことも考えられる。これにより、危険にさらされた状況が生じる恐れがある。
本発明の課題は、導管ねじ込み継手におけるこのような不都合な漏れ、ひいてはエンジンオイルの希釈を確実に回避することのできるような導管ねじ込み継手ならびに該導管ねじ込み継手に用いられる袋ナット、導管および接続管片を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の袋ナットの構成(請求項1)では、該袋ナットが、段付けされた内孔を有しており、該内孔の第1の区分と第2の区分との間に肩部が形成されており、前記内孔の第1の区分が、前記内孔の第2の区分よりも大きな直径を有している形式の、導管ねじ込み継手に用いられる袋ナットにおいて、肩部に少なくとも1つの凹部が形成されており、該凹部が、前記内孔の第1の区分から第2の区分にまで延びているようにした。
上記課題を解決するために本発明の導管の構成(請求項7)では、ニップルがシール面と当付け面とを有している形式の、ニップルを備えた導管において、当付け面に少なくとも1つの凹部が形成されており、該凹部が当付け面の内径部から外径部にまで延びているようにした。
上記課題を解決するために本発明の接続管片の構成(請求項10)では、内孔とシールシートと雄ねじ山とが設けられている形式の、導管ねじ込み継手に用いられる接続管片において、当該接続管片に、袋ナットに対して当該接続管片をシールするためのシール手段が設けられているようにした。
上記課題を解決するために本発明の導管ねじ込み継手の構成(請求項17)では、接続管片が、内孔とシールシートと雄ねじ山とを有している形式の、袋ナットと導管と接続管片とを備えた導管ねじ込み継手において、袋ナットが、請求項1から6までのいずれか1項記載の袋ナットであり、かつ/または導管が、請求項7から9までのいずれか1項記載の導管であり、前記袋ナットが接続管片に液密に結合されているようにした。
袋ナットと導管と接続管片とから成る本発明による導管ねじ込み継手では、不密の導管ねじ込み継手の場合に生じる漏れ量が内燃機関のエンジンオイルに流入するのではなく、外部へ向かって、つまり内燃機関のシリンダヘッドカバーを通って、導出されることにより、上で述べたような危険が排除される。漏れ量は内燃機関のシリンダヘッドカバーにおいて捕集され、かつ導出され得る。これにより、エンジンオイルの希釈は阻止されている。
このような利点は本発明によれば、導管ねじ込み継手に用いられる袋ナットであって、該袋ナットが、段付けされた内孔を有しており、該内孔の第1の区分と第2の区分との間に肩部が形成されており、前記内孔の第1の区分が、前記内孔の第2の区分よりも大きな直径を有している形式のものにおいて、肩部に少なくとも1つの凹部が形成されており、該凹部が、前記内孔の第1の区分から第2の区分にまで延びていることにより達成される。このような凹部は、高圧導管に設けられたニップルと、接続管片に設けられたシール面との間に発生する漏れ量を前記肩部を通じて袋ナットから導出することを可能にする。この場合、凹部は袋ナットからニップルへ加えられる押圧力に対して不都合な影響を与えない。袋ナットの一方の端部が内燃機関のシリンダヘッドカバーを貫いて突出するような長さに袋ナットが形成されると、漏れ量が内燃機関のエンジンオイルに流入し得なくなって、外部へ向かって流出されることが確保されている。
本発明による袋ナットの有利な構成では、前記内孔の第1の区分が雌ねじ山を有しており、これにより袋ナットを接続管片と螺合させることができる。
漏れ量がねじ山を通って、シリンダヘッドの、エンジンオイルによって濡らされた範囲に流入し得ないことを保証するために、本発明の別の有利な構成では、雌ねじ山をシールするためのシール手段が設けられている。このシール手段は択一的にまたは蓄積的に、シールリング、特にPTEF製のシールリングまたはOリングを収容するための、前記内孔に設けられた溝であってよい。しかし、前記雌ねじ山をシール剤で被覆することも可能である。このシール剤は袋ナットを接続管片と螺合させる際に活性化される。
本発明の利点は、ニップルを備えた導管であって、ニップルがシール面と当付け面とを有している形式のものにおいても、当付け面に少なくとも1つの凹部が形成されており、該凹部が当付け面の内径部から外径部にまで延びていることにより達成され得る。本発明による導管ねじ込み継手のこのような構成の場合でも、当付け面に設けられた凹部によって、場合によっては生じた漏れ量が導管ねじ込み継手を通って案内されて、シリンダヘッドカバーから導出され得ることを保証することができる。
本発明による導管では、前記シール面が、球欠状もしくはざる底球面状、円錐台形状または平坦に形成されていてよい。相応して、当付け面を平坦に、球欠状もしくはざる底球面状または円錐台形状に形成することが可能である。しかし、本発明による導管は上で挙げたようなシール面および当付け面に限定されるものではない。
本発明の利点は、導管ねじ込み継手に用いられる接続管片であって、内孔とシールシートと雄ねじ山とが設けられている形式のものにおいて、当該接続管片に、袋ナットに対して当該接続管片をシールするためのシール手段が設けられていることにより達成され得る。このようなシール手段はシールリングを収容するために働く環状溝として形成されていてよい。この場合、環状溝は前記雄ねじ山の範囲またはこれに続いた範囲に配置されていてよい。シールリングとしては、この場合にもとりわけPTFE製のシールリングまたはOリングが挙げられる。さらに、前記雄ねじ山をシール剤で被覆することも可能である。
本発明による接続管片がねじ込み管片として形成されている場合、つまり接続管片の、前記雄ねじ山とは反対の側の端部がねじ込みねじ山を有している場合、本発明のさらに別の有利な構成が考えられる。この場合、前記内孔に対して同心的に第1の食付きエッジが形成されており、該第1の食付きエッジの外部には、漏れ孔が設けられており、さらに、この漏れ孔を外部に対してシールするシール手段が設けられている。このシール手段は、たとえばシールリングおよび/または第2の食付きエッジであってよい。この場合、シールリングも第2の食付きエッジも前記内孔に対して同心的に形成されることが推奨される。なぜならば、これによって製造手間を最小限に抑えることができ、かつ接続管片の端面の全周にわたってシール作用を均一に良好に確保することができるからである。
本発明の利点は当然ながら、袋ナットと導管と接続管片とを備えた導管ねじ込み継手であって、接続管片が、内孔とシールシートと雄ねじ山とを有している形式のものにおいて、袋ナットが、請求項1から6までのいずれか1項記載の袋ナットであり、かつ/または導管が、請求項7から9までのいずれか1項記載の導管であり、前記袋ナットが接続管片に液密に結合されていることによって達成される。
袋ナットと接続管片とのシールは有利には、請求項10から16までのいずれか1項記載の接続管片の特徴によって行なわれ得る。
本発明による導管ねじ込み継手は、内燃機関の燃料噴射システム、特にインジェクタ、コモンレールまたは高圧で負荷される別の構成部分で使用されると有利である。
本発明のさらに別の利点およびさらに別の有利な構成は、以下に説明する実施例および特許請求の範囲から明らかとなる。図面、実施例の説明および特許請求の範囲に記載されている特徴は全て、それぞれ単独の形でも、互いに任意に組み合わされた形でも、本発明によって重要となり得る。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、インジェクタ1の側面図が示されている。インジェクタ1の一方の端部には、電気的な接続部3が設けられている。インジェクタ1の他方の端部は内燃機関のシリンダヘッド(図示しない)にねじ込まれ、この場合、インジェクタ1の先端部5は内燃機関の燃焼室に突入する。
大量生産された多くの内燃機関では、インジェクタ1全体がシリンダヘッドカバー(図示しない)の下方に配置されている。このことは、インジェクタ1全体が内燃機関のエンジンオイル流によって取り囲まれることを意味する。
ほぼインジェクタ1の中央部には、接続管片7が形成されている。この接続管片7は雄ねじ山9を有している。この接続管片7には、袋ナット(図示しない)を用いて導管(やはり図示しない)が被せられて螺合される。導管内に存在する燃料は内燃機関の運転時に最大1800バールの極めて高い圧力下にある。導管と接続管片7との螺合締結部が不密となると、付加的な手段なしでは燃料が、インジェクタ1を取り囲んでいるエンジンオイルに流入してしまう。その結果、エンジンオイルの希釈が生ぜしめられ、このような希釈はエンジンオイルの潤滑特性に不都合な影響を与え、そして内燃機関に著しい損傷を招く。本発明による導管ねじ込み継手を用いると、導管ねじ込み継手からの漏れによるエンジンオイルの希釈が確実に回避される。以下に、図2、図3および図4につき、本発明による導管ねじ込み継手の実施例を詳しく説明する。
図2には、接続管片7と導管11とユニオンナットもしくは袋ナット13とから成る本発明による導管ねじ込み継手の第1実施例が断面図で図示されている。図2から判るように、接続管片7は内孔15を有しており、この内孔15は円錐台形状のシールシート17に開口している。
導管11の、接続管片7寄りの端部はニップル19を有している。このニップル19には、シールシート17に面したシール面21が形成されている。
ニップル19の、シール面21とは反対の側の端部には、当付け面23が形成されている。この当付け面23には、袋ナット13が接続管片7の雄ねじ山9にねじ被せられると、袋ナット13に設けられた肩部25が押圧される。
これにより、ニップル19のシール面21は接続管片7に設けられたシールシート17に圧着され、導管11と接続管片7との間には高圧密な螺合締結部が生ぜしめられる。
袋ナット13は段付けされた内孔27を有している。袋ナット13の肩部25は内孔27の第1の区分27aと第2の区分27bとの間の移行部に形成されている。第1の区分27aの範囲には、雌ねじ山29が設けられている。
公知先行技術による導管ねじ込み継手が不密となった場合、雌ねじ山29と雄ねじ山9との間の螺合締結部を通って、インジェクタならびに接続管片7をも取り囲むエンジンオイル内に燃料が流入してしまう恐れがある。本発明の構成では、袋ナット13の肩部25に1つまたは複数の凹部35が形成されているので、場合によって漏れ量が発生した場合でも、この漏れ量は袋ナット13の内孔27の第1の区分27aから第2の区分27bへ流入することができる。袋ナット13の第2の区分27bがシリンダヘッドカバー(図示しない)から突出する程の長さに形成されていると、これによって、漏れ量が内孔27の第2の区分27bと導管11との間の環状ギャップ内を通って内燃機関の、エンジンオイルによって潤滑される範囲から外部へ流出することが保証されている。
それと同時に、燃料が雌ねじ山29と雄ねじ山9とから成る螺合締結部を通ってエンジンオイル内へ流入し得なくなることも保証されなければならない。このことは、たとえば雌ねじ山29および/または雄ねじ山9の適当な被覆によって行なわれ得る。さらに、切込みにより接続管片7に環状溝31を形成することも可能である。この環状溝31はシールリング33を収容するために役立つ。シールリング33は、たとえばPTFE(テフロン)またはエラストマから製造され得る。また、種々の横断面形状、たとえば正方形または円形の横断面を使用することもできる。当然ながら、環状溝31を雄ねじ山9の範囲で接続管片7に切り込むことは必ずしも必要ではない。択一的には、環状溝31を、たとえば雄ねじ山9の端部に切り込むことも可能である。これにより、環状溝31は雄ねじ山9のためのアンダカット部の機能をも引き受ける。
シールリング33のシール作用を改善するためには、袋ナット13がシールリング33の範囲に雌ねじ山29を有しないで、滑らかな円筒状の面を有していることも考えられる。上で挙げた種々の手段のうちのどの手段が個別事例で優先されるのかは、当業者により必要に応じてかつその他の境界条件を知った上で講じられ得る構造的な処置である。
上記構成を明瞭にするために、図2の下側の部分にはB−B線に沿った断面図が描かれている。
図3には、本発明による導管ねじ込み継手の別の実施例が示されている。図2につき説明した構成部分と同じ構成部分には図2の実施例の場合と同じ符号が付与されており、これらの構成部分については、図2の実施例で説明した通りである。
図2の実施例との大きな相違点は、シールリング33およびニップル19に関するものである。図3に示した実施例では、シールリング33がOリングとして形成されている。図2の実施例とは異なり、図3の実施例では、凹部35が袋ナット13に設けられているのではなく、導管11のニップル19に設けられている。漏れ量が袋ナット13の第1の区分27aから凹部35を通って袋ナット13の第2の区分27bへ流入し得るという効果は、図2の実施例の場合と同じである。
図3の下側の部分には、凹部35がニップル19に形成されている本発明による導管11をB−B線に沿って断面して上から見た図が示されている。
図4には、本発明による接続管片7の1実施例が示されている。この実施例では、接続管片7の、雄ねじ山9とは反対の側の端部にねじ込みねじ山37が設けられている。雄ねじ山9は、図2および図3に示した実施例に関連して説明したように、袋ナット13を螺合させるために働く。図4に示した実施例では、接続管片7がねじ込みねじ山37によって構成部分39にねじ込まれる。この構成部分39は、たとえば内燃機関のシリンダヘッドであってよい。構成部分39は貫通孔41を有しており、この貫通孔41は接続管片7に設けられた内孔15の延長上に配置されている。
接続管片7の端面43から燃料が流出し得ないようにするために、端面43には第1の食付きエッジ45が設けられている。この第1の食付きエッジ45は内孔15および貫通孔41に対して同心的に配置されている。第1の食付きエッジ45が内燃機関の運転時に不密になると、漏れ量が第1の食付きエッジ45の傍らを通って周辺へ流出してしまう恐れがある。このことを阻止するために、本発明による接続管片7には漏れ孔47が導入されている。この漏れ孔47は第1の食付きエッジ45の外側で接続管片7の端面43に開口している。漏れ量が漏れ孔47によって導出されることを保証するためには、たとえば第2の食付きエッジ49が設けられていてよい。この第2の食付きエッジ49は第1の食付きエッジ45に対して同心的に配置されていて、漏れ孔47を取り囲んでいる。このような変化実施例は図4の右側に図示されている。
択一的には、構成部分39に設けられた段部にシールリング51を挿入することも可能である。このような変化実施例は図4の左側に図示されている。両変化実施例では、発生した漏れ量を漏れ孔47によってハウジングカバー55から導出することが可能である。接続管片7とハウジングカバー55との間には、シールリング53が設けられている。このシールリング53は、たとえばハウジングカバー55と構成部分39との間に存在するエンジンオイルが環境へ放出される危険を阻止する。
接続部を備えたインジェクタを概略的に示す側面図およびA−A線に沿った断面図である。 本発明による導管ねじ込み継手の第1実施例を示す縦断面図(上側)およびB−B線に沿った横断面図(下側)である。 本発明による導管ねじ込み継手の第2実施例を示す縦断面図(上側)およびB−B線に沿った横断面図(下側)である。 本発明による接続管片の1実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 インジェクタ
3 接続部
5 先端部
7 接続管片
9 雄ねじ山
11 導管
13 袋ナット
15 内孔
17 シールシート
19 ニップル
21 シール面
23 当付け面
25 肩部
27 内孔
27a 第1の区分
27b 第2の区分
29 雌ねじ山
31 環状溝
33 シールリング
35 凹部
37 ねじ込みねじ山
39 構成部分
41 貫通孔
43 端面
45 第1の食付きエッジ
47 漏れ孔
49 第2の食付きエッジ
51 シールリング
53 シールリング
55 ハウジングカバー

Claims (19)

  1. 導管ねじ込み継手に用いられる袋ナット(13)であって、該袋ナットが、段付けされた内孔(27)を有しており、該内孔(27)の第1の区分(27a)と第2の区分(27b)との間に肩部(25)が形成されており、前記内孔(27)の第1の区分(27a)が、前記内孔(27)の第2の区分(27b)よりも大きな直径を有している形式のものにおいて、肩部(25)に少なくとも1つの凹部(35)が形成されており、該凹部(35)が、前記内孔(27)の第1の区分(27a)から第2の区分(27b)にまで延びていることを特徴とする、導管ねじ込み継手に用いられる袋ナット。
  2. 前記内孔(27)の第1の区分(27a)が雌ねじ山(29)を有している、請求項1記載の袋ナット。
  3. 前記内孔(27)の第1の区分(27a)に、シールリング(33)を収容するための溝(31)が形成されている、請求項1または2記載の袋ナット。
  4. 前記シールリング(33)がPTEF製のシールリングまたはOリングである、請求項3記載の袋ナット。
  5. 前記雌ねじ山(29)がシール剤で被覆されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の袋ナット。
  6. 組み立てられた状態で当該袋ナット(13)がハウジング(55)から突出するように前記内孔(27)の第2の区分(27b)の長さが形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の袋ナット。
  7. ニップル(19)を備えた導管であって、ニップル(19)がシール面(21)と当付け面(23)とを有している形式のものにおいて、当付け面(23)に少なくとも1つの凹部(35)が形成されており、該凹部(35)が当付け面(23)の内径(Di)から外径(Da)にまで延びていることを特徴とする導管。
  8. 前記シール面(21)が、ざる底球面状、円錐台形状または平坦に形成されている、請求項7記載の導管。
  9. 前記当付け面(23)が、平坦、ざる底球面状または円錐台形状に形成されている、請求項7または8記載の導管。
  10. 導管ねじ込み継手に用いられる接続管片であって、内孔(15)とシールシート(17)と雄ねじ山(9)とが設けられている形式のものにおいて、当該接続管片(7)に、袋ナット(13)に対して当該接続管片(7)をシールするためのシール手段が設けられていることを特徴とする、導管ねじ込み継手に用いられる接続管片。
  11. 前記シール手段が、シールリング(33)を収容するために働く環状溝(31)として形成されている、請求項10記載の接続管片。
  12. 前記環状溝(31)が、前記雄ねじ山(9)の範囲に配置されている、請求項11記載の接続管片。
  13. 前記シールリング(33)がPTEF製シールリングまたはOリングである、請求項11または12記載の接続管片。
  14. 前記シール手段が、前記雄ねじ山(9)に被覆されたシール剤から成る被覆体として形成されている、請求項10から13までのいずれか1項記載の接続管片。
  15. 当該接続管片(7)の、前記雄ねじ山(9)とは反対の側の端部が、ねじ込みねじ山(37)と、前記内孔(15)に対して同心的に配置された第1の食付きエッジ(45)と、該第1の食付きエッジ(45)の外側に配置された漏れ孔(47)と、該漏れ孔(47)を外部に対してシールするシール手段とを有している、請求項10から14までのいずれか1項記載の接続管片。
  16. 前記漏れ孔(47)をシールするためのシール手段がシールリング(51)および/または第2の食付きエッジ(49)として形成されている、請求項15記載の接続管片。
  17. 袋ナット(13)と導管(11)と接続管片(7)とを備えた導管ねじ込み継手であって、接続管片(7)が、内孔(15)とシールシート(17)と雄ねじ山(9)とを有している形式のものにおいて、袋ナット(13)が、請求項1から6までのいずれか1項記載の袋ナットであり、かつ/または導管(11)が、請求項7から9までのいずれか1項記載の導管であり、前記袋ナット(13)が接続管片(7)に液密に結合されていることを特徴とする、袋ナットと導管と接続管片とを備えた導管ねじ込み継手。
  18. 接続管片(7)が、請求項10から16までのいずれか1項記載の接続管片である、請求項15記載の導管ねじ込み継手。
  19. 当該導管ねじ込み継手が、内燃機関の燃料噴射システム、特にインジェクタ(1)、コモンレールまたは高圧で負荷される別の構成部分で使用される、請求項15または16記載の導管ねじ込み継手。
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