JP2006165357A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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元樹 垣見
Kazuyuki Umetsu
和之 梅津
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Abstract

【課題】 トレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験において、高電圧を印加する。
【解決手段】 基板2と、基板2上の絶縁層3と、絶縁層3上の半導体層4からなるSOI(Silicon On Insulator)基板には、半導体層4の表面から絶縁層3にかかるトレンチ絶縁分離部5Uに側方から囲まれ絶縁分離された素子形成領域6a、6bと素子形成領域6a、6b外の素子形成外領域7とが形成されている。素子形成領域6a、6b内の固定電位と、素子形成外領域7の固定電位とは異なり、素子形成領域6a、6b、および素子形成外領域7のそれぞれに所定の電圧を一定時間印加して、トレンチ絶縁分離部5Uの耐圧スクリーニング試験を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特にSOI(Silicon On Insulator)基板上に形成したトレンチ絶縁分離部に適用して有効な技術に関するものである。
SOI基板の半導体層に例えば反応性イオンエッチング(RIE;Reactive Ion Etching)にて絶縁層まで到達する溝を形成し、その溝に絶縁物を埋め込むことにより、素子形成領域(受動素子または能動素子が形成される領域)を分離する手法が、例えば集積回路などを有する半導体装置に多く適用されている。なお、絶縁物が埋め込まれた溝を以下、トレンチ絶縁分離部と称する。
このような半導体装置を含め、通常の半導体装置は高い信頼性レベルが要求されるため、その開発、設計および製造において半導体装置の信頼性が十分検討される。
特開2000−307066号公報(特許文献1)および特開2004−6868号公報(特許文献2)には、集積回路を有する半導体装置に対し、その初期不良などのスクリーニング試験に関する記述がある。
また、特開2004−39918号公報(特許文献3)には、素子形成領域を絶縁分離するためのトレンチ絶縁分離部の評価に対し、そのトレンチ絶縁分離部を備えた半導体装置の評価用半導体基板、およびトレンチ絶縁分離部のリーク不良評価方法に関する記述がある。
特開2000−307066号公報 特開2004−6868号公報 特開2004−39918号公報
半導体装置の開発段階においては、種々の設計条件で製造した試作の評価を行い、その評価内容を量産用の製造工程に反映している。例えばトレンチ絶縁分離部が形成されたSOI基板を有する半導体装置においては、その設計および製造工程の評価の1つとしてトレンチ絶縁分離部のリーク不良を検査するための耐圧試験が行われている。トレンチ絶縁分離部の耐圧試験に関して、特開2004−39918号公報(特許文献3)では、開発時におけるトレンチ絶縁分離部のリーク不良試験によるリーク不良箇所の特定を行う技術が開示されている。
このようなトレンチ絶縁分離部の評価は、開発段階においてのみ行われていると思われる。すなわち、素子形成領域に素子が形成された半導体装置の量産時における製造工程中では、トレンチ絶縁分離部の評価、特にトレンチ絶縁分離部に所定の電圧を一定時間印加して初期不良のあるトレンチ絶縁分離部をスクリーニングする試験(以下、耐圧スクリーニング試験と称する)は行われていないものと思われる。なぜなら、半導体装置の開発段階でのトレンチ絶縁分離部のみの評価から、トレンチ絶縁分離部の設計条件(トレンチ絶縁分離部に埋め込まれる絶縁材料、トレンチ絶縁分離部の幅、深さなど)が確立され、量産時には、ばらつきを含めてトレンチ絶縁分離部が形成されるからと考えることができるからである。
しかし、このようにトレンチ絶縁分離部が形成されたSOI基板を有する半導体装置においても通常動作試験のプローブ検査だけでは、異物などによるトレンチ絶縁分離部の欠陥をすべて取り除くことができない。検査ですり抜けたトレンチ絶縁分離部の欠陥は、駆動時間の経過とともに経時変化が起こり、トレンチ絶縁分離部のリーク不良が発生する。特に高耐圧デバイスになるほど経時変化の加速が大きくリーク不良が発生する確率が高いと考えられる。
したがって、素子形成領域に素子が形成された半導体装置の量産時における製造工程中においてもトレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験、特に素子耐圧以上の高電圧を一定時間印加して行う耐圧スクリーニング試験を行う必要があるものと解される。また、素子形成領域に高耐圧半導体素子が形成される場合に限らず、素子形成後のトレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験は、より高い半導体装置の信頼性を維持する上で必要であると考えられる。
ここで、このトレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験を行うにあたって、本発明者が検討した内容について説明する。図21および図22に本発明者が検討した半導体装置301を示す。この半導体装置301には、例えばチャネル型のMISFET308Qn、pチャネル型のMISFET308Qpの素子(高耐圧半導体素子)が形成されており、図21は半導体装置301の要部の概略平面図であり、図22は図21のX−X’線の概略断面図である。なお、図21には、図22に示すゲート電極314を省略して示している。
半導体装置301は、例えばシリコン(Si)からなる基板302と、基板302上の絶縁層303と、絶縁層303上の半導体層304からなるSOI(Silicon On Insulator)基板を有する。この半導体層304の表面から絶縁層303に達するトレンチ絶縁分離部305Uによって、素子形成領域306と素子形成外領域307とが電気的に分離されている。なお、この素子形成領域306は、例えばnチャネル型のMISFET308Qn、pチャネル型のMISFET308Qpなどの素子が形成されているので、素子形成領域306と称し、素子形成外領域307は、素子が形成されていない領域であるので素子形成外領域307としている。
この素子形成領域306の半導体層304内には、nチャネル型のMISFET308Qnまたはpチャネル型のMISFET308Qpのソース(S)およびドレイン(D)の拡散領域およびバックゲート(BG)の拡散領域である拡散層312n、拡散層312pが形成されている。一方、素子形成外領域307の半導体層304内には、拡散層312nが形成されている。
これら拡散層312nおよび拡散層312pは、固定電位を給電するための領域でもあり、図21に示すようにパッド319vd、パッド319gと電気的に接続されている。図21では、このパッド319vdは、素子形成領域306に形成されたpチャネル型のMISFET308Qpのソース(S)の拡散層312pおよびバックゲート(BG)の拡散層312nと接続されている。一方、パッド319gは、素子形成領域306に形成されたnチャネル型のMISFET308Qnのソース(S)の拡散層312nおよびバックゲート(BG)の拡散層312p、さらに素子形成外領域307の拡散層312nと接続されている。
これらパッド319vd、パッド319g、拡散層312pおよび拡散層312nの接続において本発明者はトレンチ絶縁分離部305Uの耐圧スクリーニング試験を行った。すなわち、パッド319vdに例えばVDD電位(固定電位)を給電し、パッド319gに例えばGND電位(固定電位)を給電する。その結果、試験をすり抜けるトレンチ絶縁分離部305Uの耐圧不足の半導体装置301(初期不良品)が、きわめて低率であるが発生することがわかった。
このときトレンチ絶縁分離部305Uが形成されたSOI基板を備えた半導体装置において、素子形成領域306の半導体層304の外部を占める素子形成外領域307の半導体層304を、素子形成領域306の半導体層304のGND電位(固定電位)と接続し固定させていた。そのため、素子形成領域306内に形成された高耐圧半導体素子を含んだ半導体装置301のトレンチ絶縁分離部305Uの耐圧スクリーニング試験を行った場合、素子形成領域306と素子形成外領域307とは電気的に接続されるため、高耐圧半導体素子の耐圧以上の電圧をトレンチ絶縁分離部に印加することができない。したがって、電圧加速性が小さく、スクリーニング効率が悪かったため、試験をすり抜けるトレンチ絶縁分離部305Uの耐圧不足の半導体装置301(初期不良品)が、きわめて低率であるが発生したと考えられる。
本発明の目的は、トレンチ絶縁分離部に高電圧の耐圧スクリーニング試験を行うことのできる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、半導体装置の信頼性を向上することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
上述したように、トレンチ絶縁分離部が形成されたSOI基板を備えた半導体装置において、素子形成領域の半導体層の外部を占める素子形成外領域の半導体層は、フローティングにせず、任意の電位による影響を避けるため素子形成領域の半導体層の固定電位(たとえばGND電位)と接続し固定させていた。このような素子形成領域内に形成された高耐圧半導体素子を含んだ半導体装置のトレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験を行った場合、素子形成領域と素子形成外領域とは電気的に接続されるため、高耐圧半導体素子の耐圧以上の電圧をトレンチ絶縁分離部に印加することができないと考えられる。
本発明による半導体装置は基板と、前記基板上の絶縁層と、前記絶縁層上の半導体層からなるSOI基板を有する半導体装置であって、前記SOI基板は第1および第2領域を有し、前記第1領域中には能動素子が形成され、前記第1領域は前記半導体層の表面から前記絶縁層に達するトレンチ絶縁分離部によって前記第2領域と電気的に分離され、前記第1領域内の前記半導体層には第1固定電位を給電するための第1給電領域を有し、前記第2領域内の前記半導体層には前記第1固定電位と異なる第2固定電位を給電するための第2給電領域を有し、前記第1および第2給電領域の間に前記トレンチ絶縁分離部が存在する。
また、本発明による半導体装置の製造方法は、基板と、前記基板上の絶縁層と、前記絶縁層上の半導体層からなるSOI基板を有する半導体装置の製造方法であって、前記SOI基板は、第1および第2領域を有し、前記第1領域中には1または複数の能動素子が形成され、前記第1領域は、前記半導体層の表面から前記絶縁層に達するトレンチ絶縁分離部によって前記第2領域と電気的に分離され、前記第1領域内の前記半導体層には第1固定電位を給電するための複数の第1給電領域を有し、前記第2領域内の前記半導体層には、第1固定電位と異なる第2電位を給電するための第2給電領域を有し、前記第1給電領域に接続された第1パッドと第2給電領域に接続された第2パッドが形成された前記半導体装置に対し、前記第1パッドに前記第1固定電位を給電し、前記第2パッドに前記第2固定電位を給電し、前記第1固定電位と、前記第2固定電位との差電圧を、前記トレンチ絶縁分離部に一定時間印加する工程を有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
素子形成領域内と素子形成外領域のそれぞれのパッドを分離し、例えば素子形成外領域のパッドに負の電圧をかけることによって、素子形成領域内の電位もしくは素子耐圧に関係なくトレンチ絶縁分離部に高電圧の耐圧スクリーニング試験を行うことができる。
また、トレンチ絶縁分離部に高電圧の耐圧スクリーニング試験を行うことで、半導体装置の信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態1で示すトレンチ絶縁分離部が形成されたSOI基板を有する半導体装置の一例として、素子形成領域に高耐圧のLDMISFET(Laterally Diffused Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)が形成された半導体装置1を示す。
半導体装置1の概略構成図および回路図を図1〜図4により説明する。図1は、半導体装置1の要部の概略平面図である。図2は、図1に示す半導体装置1の透視図である。図3は、図1に示す半導体装置1のA−A’線の概略断面図である。図4は、図1に示す半導体装置1の回路図である。
この半導体装置1は、例えばシリコン(Si)からなる基板2と、基板2上の絶縁層3と、絶縁層3上の半導体層4からなるSOI(Silicon On Insulator)基板を有している。
SOI基板の半導体層4の表面から絶縁層3に達するトレンチ絶縁分離部5Uによって、素子形成領域(第1領域)6と素子形成外領域(第2領域)7とが電気的に分離(絶縁分離)されている。
図1および図2に示すように、平面形状が口の字状をしたトレンチ絶縁分離部5Uの内側の領域が素子形成領域6であり、トレンチ絶縁分離部5Uの外側の領域が素子形成外領域7である。また、図3に示すように、この素子形成領域6はトレンチ絶縁分離部5Uの内側の側壁に囲まれた半導体層4すべての領域であり、素子形成外領域7はトレンチ絶縁分離部5Uの外側の側壁に囲まれた半導体層4すべての領域である。
本実施の形態では、素子形成領域6aにnチャネル型LDMISFET8Qn、素子形成領域6bにpチャネル型LDMISFET8Qpの高耐圧半導体素子が形成されており、素子形成外領域7には、素子が形成されていない。
図2および図3に示すように、この素子形成領域6の半導体層4または半導体層4p内の素子分離(LOCOS)10間には、nチャネル型LDMISFET8Qnまたはpチャネル型LDMISFET8Qpのソース(S)およびドレイン(D)の拡散領域を構成する拡散層12n、拡散層12p、拡散層13nおよび拡散層13pが形成されている。また、素子形成外領域7の半導体層4内の素子分離10間には、拡散層13nが形成されている。
この素子形成領域6の拡散層13nおよび拡散層13pは、例えばVDD電位、GND電位などの固定電位(第1固定電位)を給電するための領域(第1給電領域)でもある。一方、絶縁分離部5Uにより素子形成領域6と絶縁分離された素子形成外領域7の拡散層13nは、素子形成領域6の拡散層13nおよび拡散層13pに給電する固定電位とは異なる所定の電位(以下、トレンチ外給電電位と称する)などの固定電位(第2固定電位)を給電することができる領域(第2給電領域)となる。よって、素子形成領域6と素子形成外領域7とを電気的に分離するトレンチ絶縁分離部5Uが、第1給電領域および第2給電領域の間に存在することとなる。なお、固定電位はノイズ等で揺れることがあっても一定の電位に固定されている電位をいう。
また、トレンチ絶縁分離部5Uにより素子形成領域6と素子形成外領域7のそれぞれの半導体層4は絶縁分離されているため、素子形成領域6の拡散層13nおよび拡散層13pに例えばVDD電位を給電し、素子形成領域6側のトレンチ絶縁分離部5Uの側壁にVDD電位を給電することができ、また素子形成外領域7の拡散層13nに例えばトレンチ外給電電位を給電し、素子形成外領域7側のトレンチ絶縁分離部5Uの側壁にトレンチ外給電電位を給電することができることとなる。すなわち、トレンチ絶縁分離部5Uに対し、電圧が印加可能となる。
図1および図3に示すように、半導体装置1には、SOI基板上に形成された絶縁膜11を開孔して形成されたコンタクト9を介して、ゲート電極14、拡散層13nおよび拡散層13pと電気的に接続された金属配線27が形成されている。これらの金属配線27は、図1または図3に示す接続により、パッド19ng、パッド19g、パッド19u、パッド19o、パッド19pgおよびパッド19vdと電気的に接続されている。このパッド19ngは、LDMISFET8Qnのゲート(G)用のパッドであり、パッド19pgはLDMISFET8Qpのゲート(G)用のパッドである。また、パッド19vdは、例えばVDD電位を給電するためのパッドであり、パッド19gは、例えばGND電位を給電するためのパッドであり、パッド19uは、例えばトレンチ外給電電位を給電するためのパッドである。また、パッド19oは、出力用のパッドである。
すなわち、本実施の形態で示す半導体装置1は、SOI基板の半導体層4の表面から絶縁層3に達するトレンチ絶縁分離部5Uにより絶縁分離された素子形成領域6と絶縁分離された素子形成外領域7とが形成されており、素子形成領域6は例えばVDD電位またはGND電位などの固定電位が給電され、素子形成外領域7は素子形成領域6の固定電位とは異なる例えばトレンチ外給電電位などの固定電位が給電される。
図4には、パッド19vd、19o、19g、19u、19pgおよび19ngを含んだ半導体装置1の回路図が示されている。パッド19vdのライン18vには、pチャネル型LDMISFET8Qpのソース(S)が接続されている。パッド19gのライン18gには、nチャネル型LDMISFET8Qnのソース(S)が接続されている。すなわち、パッド19vdおよびパッド19gは、図3に示した素子形成領域6の給電領域である拡散層13nおよび拡散層13pと電気的に接続されている。また、パッド19uのライン18uには、LDMISFETなどの素子が接続されていない。すなわち、パッド19uは、図3に示したようにトレンチ絶縁分離部5Uにより素子形成領域6とは絶縁分離された素子形成外領域7の給電領域である拡散層13nのみと電気的に接続されている。したがって、図4に示すようにライン18uは、ライン18vおよびライン18gとは独立しており、ライン18uのパッド19uは、ライン18vのパッド19vdおよびライン18gのパッド19gとは独立して形成されていることとなる。
図3および図4に示す回路において、pチャネル型LDMISFET8QpがONで、nチャネル型LDMISFET8QnがOFFの場合、nチャネル型LDMISFET8Qnのドレインがパッド19vdに給電されたVDD電位になる。すなわち素子形成領域6aに形成されている拡散層13nおよび拡散層12nの電位がVDD電位となる。したがってトレンチ絶縁分離部5Uの素子形成領域6a側の側壁がVDD電位となる。一方、素子形成外領域7に形成されている拡散層13nの電位は、パッド19uに給電されたトレンチ外給電電位となる。したがってトレンチ絶縁分離部5Uの素子形成外領域7側の側壁がトレンチ外給電電位となる。例えば、VDD電位をnチャネル型MISFET8Qnの素子耐圧と同程度の85V、トレンチ外給電電位を−115Vとした場合、すなわちパッド19vdに85V印加、パッド19uに−115V印加した場合、nチャネル型MISFET8Qnのトレンチ絶縁分離部5Uには、差電圧の200Vが印加されることになる。
また、同様に図3および図4に示す回路において、pチャネル型LDMISFET8QpがONで、nチャネル型LDMISFET8QnがOFFの場合、pチャネル型LDMISFET8Qpのドレインがパッド19vdに給電されたVDD電位になる。すなわち素子形成領域6bに形成されている拡散層13p、拡散層12pおよび半導体層4pの電位がVDD電位となる。つまりトレンチ絶縁分離部5Uの素子形成領域6b側の側壁がVDD電位となる。一方、素子形成外領域7に形成されている拡散層13nの電位は、パッド19uに給電されたトレンチ外給電電位となる。つまりトレンチ絶縁分離部5Uの素子形成外領域7側の側壁がトレンチ外給電電位となる。例えば、VDD電位をpチャネル型MISFET8Qpの素子耐圧と同程度の85V、トレンチ外給電電位を−115Vとした場合、すなわちパッド19vdに85V印加、パッド19uに−115V印加した場合、pチャネル型MISFET8Qpのトレンチ絶縁分離部5Uには、差電圧の200Vが印加されることになる。
前記発明が解決しようとする課題の欄で図21を用いて説明したように、素子形成外領域307の拡散層313nが素子形成領域306の拡散層312nおよび拡散層312pと電気的に接続されていれば、トレンチ絶縁分離部305Uには、素子形成領域306に形成された素子の素子耐圧以上に電圧を印加することができないこととなる。なお、図21に示した接続と同様の接続を図4で示す回路で行う場合は、パッド19gのライン18gとパッド19uのライン18uとを電気的に接続する。
しかしながら、本実施の形態では、上述のようにパッド19vdに印加することができる電圧は、素子形成領域6に形成されているLDMISFETの素子耐圧(最大定格)までであるが、パッド19uに印加することができる電圧は、素子形成外領域7が素子形成領域6と分離されているため、その素子耐圧に関係なく任意である。なお、パッド19uに印加することができる電圧は、印加装置の能力によって決まる。
したがって、素子形成領域6に素子を形成した後においても、素子耐圧に関係なく高電圧をトレンチ絶縁分離部5Uに一定時間印加する耐圧スクリーニング試験を行うことができる。すなわち電圧加速性を大きくすることができ、スクリーニング効率も向上することができる。
また、トレンチ絶縁分離部5Uに高電圧の耐圧スクリーニング試験を行うことで、半導体装置1の信頼性を向上することができる。
また、図4に示す回路の変形例の回路図を図5および図6に示す。図5および図6に示すように、パッド19gのライン18gとパッド19uのライン18uとの間に、ダイオードや抵抗を入れてもトレンチ絶縁分離部5Uの耐圧スクリーニング試験を行うこともできる。
次に、本実施の形態で示す半導体装置1の製造方法について図7により説明する。図7は、本実施の形態で示す半導体装置1の製造フロー図である。なお、図7に示す製品フローは、本実施の形態で示す半導体装置1を組み込んだPDP(プラズマディスプレイパネル)表示装置の組立までのフローを示している。また、半導体装置1を例えばPDP用のアドレスドライバに適用して以下説明する。
まず、前工程では、SOI基板上にトレンチ絶縁分離部を形成する。本実施の形態では、図1〜3に示したように、素子形成領域6と素子形成外領域7とを絶縁分離するために、トレンチ絶縁分離部5Uを形成する。このトレンチ絶縁分離部5Uは、SOI基板の半導体層4に、例えば反応性イオンエッチングなどのトレンチ形成技術にて絶縁層3まで到達する溝を形成した後、例えば酸化シリコン、酸化シリコンとポリシリコンとの積層物および窒化シリコンなどの絶縁物を埋め込むことで形成される。なお、本実施の形態では、トレンチ絶縁分離部5Uの幅5Uwは1μm程度であるが、2μm以下であっても良い。
続いて、素子(能動素子または受動素子)を形成する。本実施の形態では、図3に示したように、SOI基板の素子形成領域6に高耐圧半導体素子であるnチャネル型LDMISFET8Qn、pチャネル型LDMISFET8Qpが周知の方法で形成される。また、素子形成外領域7では、トレンチ外給電電位用の拡散層13nも形成されることとなる。
続いて、プローブ検査工程では、パッド間の導通チェックなどの初期動作テスト、トレンチ耐圧テスト(耐圧スクリーニング試験)、素子の動作/機能テストを行う。図3を用いてこの耐圧スクリーニング試験を説明すると、素子形成領域6の半導体層4に形成された拡散層13n、13pと電気的に接続されたパッド19vd、19gと、素子形成外領域7の半導体層4に形成された拡散層13nと電気的に接続されたパッド19uとに電圧を一定時間印加して行われる。さらに、具体的に数値を用いてトレンチ絶縁分離部5Uの耐圧スクリーニング試験を説明すると、pチャネル型LDMISFET8QpがONで、nチャネル型LDMISFET8QnがOFFの場合、例えばVDD電位を85V、トレンチ外給電電位を−115Vとした場合、すなわちパッド19vdに85V印加、パッド19uに−115V印加した場合、nチャネル型MISFET8Qnおよびpチャネル型MISFET8Qpのトレンチ絶縁分離部5Uには、差電圧の200Vが印加されたことになる。なお、パッド19vdに85Vの電圧が印加されているが、これはLDMISFETの素子耐圧(最大定格電圧)である。
ここで、本実施の形態で示した半導体装置1に対して、トレンチ絶縁分離部5Uの耐圧スクリーニング試験を行った場合と、行わない場合の寿命分布の評価結果を説明する。図8は、半導体装置1のトレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験結果を説明するための図であり、トレンチ絶縁分離部5Uの耐圧スクリーニング試験を行った場合と、行わない場合の寿命分布の評価結果をワイブルプロット(Weibull plot)に換算したものである。なお、上述したように半導体装置1の素子形成領域6に形成される高耐圧半導体素子の耐圧は85Vであるとし、PDP用のアドレスドライバとして半導体装置1を実装基板に搭載したモジュールの寿命分布を示す。
図8に示すように、半導体装置1が組み込まれたモジュールとして、125℃で10年の寿命を保証するとする(図8には保証ラインを示す)。トレンチ耐圧スクリーニング試験無しでは、125℃で10年の寿命では、0.1%程度の製品寿命(不良)があることが解る。しかしながら、トレンチ耐圧スクリーニング試験有りでは、125℃で10年の寿命では、100ppm未満になると推定することができる。
このように、素子形成後、特に高耐圧半導体素子形成後において、トレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験を行うことで、半導体装置の信頼性を向上できる。
続いて、図7に示すように、プローブ検査工程後は、後工程としてウエハからダイシングによりチップを切り出した後、外観検査を行う。
図9にチップ1Cの平面概略図を示す。図9に示すように、チップ1Cの平面形状は長方形状となっており、チップ1Cの外周側では、その外周に沿ってトレンチ絶縁分離部5Uf(太枠で示す)が形成され、そのトレンチ絶縁分離部5Ufに囲まれた領域内には、トレンチ絶縁分離部5U(太枠で示す)と絶縁分離された素子形成領域6および素子形成外領域7が形成されている。また、図9には、上述した高耐圧半導体素子が形成された素子形成領域6a、6bおよび素子形成外領域7に形成された拡散層13nも示されている。
このチップ1Cの複数の素子形成領域6には、例えばLDMISFET、CMISFETなどの能動素子である高耐圧半導体素子および抵抗、容量などの受動素子が形成されている。また、素子形成外領域7には拡散層13nの他にパッド19u、パッド19g、パッド19i、パッド19o、パッド19vdおよびパッド19vcが形成されている。
図10に、図9で示したチップ1Cが構成する回路のブロック図を示す。ブロック構成としては、コントロール部21、ロジック部22、レベルシフト部23および出力部24からなる。コントロール部21では、例えば3.3VのCMIS入力インターフェースを可能にする入力バッファ回路、32ビット×4回路の双方向シフトレジスタ回路および128ビットラッチ回路が構成されている。ロジック部22では、高耐圧出力H/L/Z制御用のゲート回路が構成されている。レベルシフト部23では、低消費電流レベルシフト回路が構成されている。出力部24では、128ビット高耐圧プッシュプル出力回路が構成されている。すなわち、チップ1Cにはアドレスドライバ用のプッシュプル増幅回路が形成されている。
図11に、図9で示したチップ1Cを実装基板25に搭載した状態の概略平面図を示す。実装基板25上にチップ1Cを搭載後、チップ1C上に形成されているパッド19g、19i、19o、19vc、19vdは、それぞれに対応した実装基板25上の配線パターン25Pg、25Pi、25Po、25Pvcと、ボンディングワイヤ26を介して電気的に接続する。この実装時に配線パターン25Pgとパッド19uとをボンディングワイヤ26で電気的に接続することで、素子形成領域6と素子形成外領域7とを実装基板25を介して電気的に接続することもできる。よって、素子形成外領域7をフローティングにせず、任意の電位による影響を避けることができる。なお、実装基板25上にチップ1Cを搭載後においてパッド19gと、パッド19uとを、例えばワイヤボンディングとしても、素子形成領域6内と、素子形成外領域7とが電気的に接続されるので、素子形成外領域7のフローティングを回避することもできる。
図12は、プラズマディスプレイパネル(PDP)表示装置の要部ブロック図である。図12に示すように、プラズマディスプレイパネル31、PDP用のスキャンドライバに形成されたX電極駆動回路32、PDP用のスキャンドライバに形成されたY電極駆動回路33およびPDP用のアドレスドライバに形成されたアドレス電極駆動回路34などから構成されている。
プラズマディスプレイパネル31には、X電極35、Y電極36およびアドレス電極37が設けられている。X電極駆動回路32は、駆動パルスに基づいてX電極35に印加するXパルスを出力する。Y電極駆動回路33は、駆動パルスに基づいてY電極36に印加するYパルスを出力する。
アドレス電極駆動回路34は、表示データに基づいてアドレス電極37に印加するアドレスパルスを出力する。表示データは、例えば画像ビットデータ、およびラッチ信号などからなる。
このPDP表示装置においては、例えば256階調(8ビット)を得るために、ある時間の1フィールドを輝度の相対比が異なる8個のサブフィールドに分割し、画像ビット情報の最下位ビットから最上位ビットまで順番にサブフィールドを構成している。
1サブフィールドは、リセット期間、アドレス期間、維持放電期間の3種類の期間によって構成されている。
リセット期間においては、全画面一括消去、全画面一括書込み、全画面一括消去の3つの動作が順になされる。アドレス基板においては、各サブフィールドに割り当てられた表示データの1つである画像ビット情報を各ライン毎に順に書き込む動作を行う。アドレス電極37では、表示ライン数にあたるn行分の画像ビット情報を、1行目から順にシリアルデータとして出力する。このとき、各アドレス電極では、表示させる放電セルのみにアドレスパルスを選択的に印加する。
また、Y電極36には、アドレス電極7に印加されるシリアルデータに対応して、Y電極36における最初の電極から1行ずつ順番に、アドレスパルスと同位相で、0Vの電圧にするスキャンパルスが印加される。これにより、アドレス電極37にアドレスパルスが印加されるとともに、Y電極36にスキャンパルスが印加されている場合にのみ、画像ビット情報が書き込まれる。
そして、維持放電期間では、Y電極36とX電極35とに放電を維持させるためのサステインパルスを交互に印加する。このとき、アドレス電極37は0Vに固定しているが、アドレス期間において画像ビット情報が書き込まれた放電セルに残留している壁電荷とサステインパルスのみで再放電する。
上述のように、プラズマディスプレイパネルの放電セルを充放電させるために、アドレス電極駆動回路34、X電極駆動回路32およびY電極駆動回路33には、高耐圧半導体素子によって構成される半導体装置が採用される。したがって、本実施の形態で示す半導体装置1を、PDP用のアドレスドライバ(アドレス電極駆動回路)およびPDP用のスキャンドライバ(X電極駆動回路、Y電極駆動回路)に適用することで、高耐圧半導体素子を形成した後においても素子耐圧に関係なく高電圧をトレンチ絶縁分離部に一定時間印加する耐圧スクリーニング試験を行うことができる。また、トレンチ絶縁分離部に高電圧の耐圧スクリーニング試験を行うことで、PDP用のアドレスドライバおよびスキャンドライバの信頼性を向上することができることとなる。
(実施の形態2)
本実施の形態2で示すトレンチ絶縁分離部が形成されたSOI基板を有する半導体装置の一例として、素子形成領域に低耐圧半導体素子のMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)が形成された半導体装置101を示す。
半導体装置101の概略構成図および回路図を図13〜図16により説明する。図13は、半導体装置101の要部の概略平面図である。図14は、図13に示す半導体装置101を透視した状態の概略平面図である。図15は、図13に示す半導体装置101のB−B’線の概略断面図である。図16は、図13に示す半導体装置101の回路図である。
この半導体装置101は、例えばシリコン(Si)からなる基板102と、基板102上の絶縁層103と、絶縁層103上の半導体層104からなるSOI(Silicon On Insulator)基板を有している。
SOI基板の半導体層104の表面から絶縁層103に達するトレンチ絶縁分離部105Uによって、素子形成領域(第1領域)106と素子形成外領域(第2領域)107とが電気的に分離(絶縁分離)されている。
図13および図14に示すように、平面形状が口の字状をしたトレンチ絶縁分離部105Uの内側の領域が素子形成領域106であり、トレンチ絶縁分離部105Uの外側の領域が素子形成外領域107である。また、図15に示すように、この素子形成領域106はトレンチ絶縁分離部105Uの内側の側壁に囲まれた半導体層104すべての領域であり、素子形成外領域107はトレンチ絶縁分離部105Uの外側の側壁に囲まれた半導体層104すべての領域である。
本実施の形態では、素子形成領域106aにnチャネル型MISFET8Qn、素子形成領域106bにpチャネル型MISFET8Qpの低耐圧半導体素子が形成されており、素子形成外領域107には、素子が形成されていない。
図14および図15に示すように、この素子形成領域106の半導体層104内の素子分離(LOCOS)110間には、nチャネル型MISFET108Qnまたはpチャネル型MISFET108Qpのソース(S)、ドレイン(D)およびバックゲート(BG)の拡散領域を構成する拡散層112n、拡散層112p、拡散層113nおよび拡散層113pが形成されている。また、素子形成外領域107の半導体層104内の素子分離110間には、拡散層113nが形成されている。
この素子形成領域106の拡散層113nおよび拡散層113pは、例えばVCC電位、GND電位などの固定電位(第1固定電位)を給電するための領域(第1給電領域)でもある。一方、絶縁分離部105Uにより素子形成領域106と絶縁分離された素子形成外領域107の拡散層113nは、素子形成領域106の拡散層113nおよび拡散層113pに給電する固定電位とは異なる所定の電位(以下、トレンチ外給電電位と称する)などの固定電位(第2固定電位)を給電することができる領域(第2給電領域)となる。よって、素子形成領域106と素子形成外領域107とを電気的に分離するトレンチ絶縁分離部105Uが、第1給電領域および第2給電領域の間に存在することとなる。なお、固定電位はノイズ等で揺れることがあっても一定の電位に固定されている電位をいう。
また、トレンチ絶縁分離部105Uにより素子形成領域106と素子形成外領域107のそれぞれの半導体層104は絶縁分離されているため、素子形成領域106の拡散層113nおよび拡散層113pに例えばVCC電位を給電し、素子形成領域106側のトレンチ絶縁分離部105Uの側壁にVCC電位を給電することができ、また素子形成外領域107の拡散層113nに例えばトレンチ外給電電位を給電し、素子形成外領域107側のトレンチ絶縁分離部105Uの側壁にトレンチ外給電電位を給電することができることとなる。すなわち、トレンチ絶縁分離部105Uに対し、電圧が印加可能となる。
図13および図15に示すように、半導体装置101には、SOI基板上に形成された絶縁膜111を開孔して形成されたコンタクト109を介して、ゲート電極127、拡散層113nおよび拡散層113pと電気的に接続された金属配線127が形成されている。これらの金属配線127は、図13または図15に示す接続により、パッド119g、パッド119gc、パッド119u、パッド119oおよびパッド119vcと電気的に接続されている。このパッド119gcは、MISFET108QnおよびMISFET108Qpのゲート(G)用のパッドである。また、パッド119vcは、例えばVCC電位を給電するためのパッドであり、パッド119gは、例えばGND電位を給電するためのパッドであり、パッド119uは、例えばトレンチ外給電電位を給電するためのパッドである。また、パッド119oは、出力用のパッドである。
すなわち、本実施の形態で示す半導体装置101は、SOI基板の半導体層104の表面から絶縁層103に達するトレンチ絶縁分離部105Uにより絶縁分離された素子形成領域106と絶縁分離された素子形成外領域107とが形成されており、素子形成領域106は例えばVCC電位またはGND電位などの固定電位が給電され、素子形成外領域107は素子形成領域106の固定電位とは異なる例えばトレンチ外給電電位などの固定電位が給電される。
図16には、パッド119vc、119o、119g、119uおよび119gcを含んだ半導体装置101の回路図が示されている。パッド119vcのライン118vには、pチャネル型MISFET108Qpのソース(S)が接続されている。パッド119gのライン118gには、nチャネル型MISFET108Qnのソース(S)が接続されている。すなわち、パッド119vcおよびパッド119gは、図15に示した素子形成領域106の給電領域である拡散層113nおよび拡散層113pと電気的に接続されている。また、パッド119uのライン118uには、MISFETなどの素子が接続されていない。すなわち、パッド119uは、図15に示したようにトレンチ絶縁分離部105Uにより素子形成領域106とは絶縁分離された素子形成外領域107の給電領域である拡散層113nのみと電気的に接続されている。したがって、図16に示すようにライン118uは、ライン118vおよびライン118gとは独立しており、ライン118uのパッド119uは、ライン118vのパッド119vdおよびライン118gのパッド119gとは独立して形成されていることとなる。
図15および図16に示す回路において、pチャネル型MISFET108Qpのバックゲート(BG)がパッド119vcのライン118vに接続されているため、パッド119vcに例えばVCC電位が給電されている場合、pチャネル型MISFET108Qpが形成されている素子形成領域106b側のトレンチ絶縁分離部105Uの側壁は、VCC電位となる。またnチャネル型MISFET108Qnのバックゲート(BG)がパッド119gのライン118gに接続されているため、パッド119gに例えばGND電位が給電されている場合、nチャネル型MISFET108Qnが形成されている素子形成領域106a側のトレンチ絶縁分離部105Uの側壁は、GND電位となる。一方、素子形成外領域107に形成されている拡散層113nがパッド119uのライン119uに接続されているため、パッド119uに例えばトレンチ外給電電位が給電されている場合、素子形成外領域107側の絶縁分離部105Uの側壁は、トレンチ外給電電位となる。例えば、VCC電位をpチャネル型MISFET108Qpの素子耐圧と同程度の5V、トレンチ外給電電位を−115Vとした場合、すなわちパッド119vcに5V印加、パッド119uに−115V印加した場合、pチャネル型MISFET108Qpのトレンチ絶縁分離部105Uには、差電圧の120Vが印加されることになる。
したがって、素子形成領域106に素子を形成した後においても、素子耐圧に関係なく高電圧をトレンチ絶縁分離部105Uに一定時間印加する耐圧スクリーニング試験を行うことができる。すなわち電圧加速性を大きくすることができ、スクリーニング効率も向上することができる。
また、トレンチ絶縁分離部105Uに高電圧の耐圧スクリーニング試験を行うことで、半導体装置101の信頼性を向上することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態3で示すトレンチ絶縁分離部が形成されたSOI基板を有する半導体装置の一例として、素子形成領域に能動素子(高耐圧半導体素子)のバイポーラトランジスタおよび受動素子の抵抗が形成された半導体装置201を示す。
半導体装置201の概略構成図および回路図を図17〜図20により説明する。図17は、半導体装置201の概略平面図である。図18は、図17に示す半導体装置201を透視した状態の概略平面図である。図19は、図17に示す半導体装置201のC−C’線の概略断面図である。図20は、図17に示す半導体装置201の回路図である。
この半導体装置201は、例えばシリコン(Si)からなる基板202と、基板202上の絶縁層203と、絶縁層203上の半導体層204からなるSOI(Silicon On Insulator)基板を有している。
SOI基板の半導体層204の表面から絶縁層203に達するトレンチ絶縁分離部205Uによって、素子形成領域(第1領域)206と素子形成外領域(第2領域)207とが電気的に分離(絶縁分離)されている。
図17および図18に示すように、平面形状が口の字状をしたトレンチ絶縁分離部205Uの内側の領域が素子形成領域206であり、トレンチ絶縁分離部205Uの外側の領域が素子形成外領域207である。また、図19に示すように、この素子形成領域206はトレンチ絶縁分離部205Uの内側の側壁に囲まれた半導体層204すべての領域であり、素子形成外領域207はトレンチ絶縁分離部205Uの外側の側壁に囲まれた半導体層204すべての領域である。
本実施の形態では、素子形成領域206aに能動素子であるバイポーラトランジスタ208Qp、素子形成領域106bに受動素子である抵抗208Rが形成されており、素子形成外領域107には、素子が形成されていない。
図18および図19に示すように、この素子形成領域206の半導体層204内の素子分離(LOCOS)210間には、バイポーラトランジスタ208Qnのベース(B)、エミッタ(E)、コレクタ(C)および抵抗208Rの拡散領域を構成する拡散層212n、拡散層212p、拡散層213nおよび拡散層213pが形成されている。また、素子形成外領域207の半導体層204内の素子分離210間には、拡散層213nが形成されている。
この素子形成領域206の拡散層213nおよび拡散層213pは、例えばVDD電位、GND電位などの固定電位(第1固定電位)を給電するための領域(第1給電領域)でもある。一方、絶縁分離部205Uにより素子形成領域206と絶縁分離された素子形成外領域207の拡散層213nは、素子形成領域206の拡散層213nおよび拡散層213pに給電する固定電位とは異なる所定の電位(以下、トレンチ外給電電位と称する)などの固定電位(第2固定電位)を給電することができる領域(第2給電領域)となる。よって、素子形成領域206と素子形成外領域207とを電気的に分離するトレンチ絶縁分離部205Uが、第1給電領域および第2給電領域の間に存在することとなる。なお、固定電位はノイズ等で揺れることがあっても一定の電位に固定されている電位をいう。
また、トレンチ絶縁分離部205Uにより素子形成領域206と素子形成外領域207のそれぞれの半導体層204は絶縁分離されているため、素子形成領域206の拡散層213nおよび拡散層213pに例えばVDD電位を給電し、素子形成領域206側のトレンチ絶縁分離部205Uの側壁にVDD電位を給電することができ、また素子形成外領域207の拡散層213nに例えばトレンチ外給電電位を給電し、素子形成外領域207側のトレンチ絶縁分離部205Uの側壁にトレンチ外給電電位を給電することができることとなる。すなわち、トレンチ絶縁分離部205Uに対し、電圧が印加可能となる。
図17および図19に示すように、半導体装置201には、SOI基板上に形成された絶縁膜211を開孔して形成されたコンタクト209を介して、拡散層213nおよび拡散層213pと電気的に接続された金属配線227が形成されている。これらの金属配線227は、図17または図19に示す接続により、パッド219b、パッド219e、パッド219vd、パッド219uおよびパッド219gと電気的に接続されている。このパッド219bおよびパッド219eは、バイポーラトランジスタ208Qpのベース(B)およびエミッタ(E)用のパッドである。また、パッド219vdは、例えばVDD電位を給電するためのパッドであり、パッド219gは、例えばGND電位を給電するためのパッドであり、パッド219uは、例えばトレンチ外給電電位を給電するためのパッドである。
すなわち、本実施の形態で示す半導体装置201は、SOI基板の半導体層204の表面から絶縁層203に達するトレンチ絶縁分離部205Uにより絶縁分離された素子形成領域206と絶縁分離された素子形成外領域207とが形成されており、素子形成領域206は例えばVDD電位またはGND電位などの固定電位が給電され、素子形成外領域207は素子形成領域206の固定電位とは異なる例えばトレンチ外給電電位などの固定電位が給電される。
図20には、パッド219vd、219b、219e、219uおよび219gを含んだ半導体装置201の回路図が示されている。パッド219vdのライン218vには、バイポーラトランジスタ208Qpのコレクタ(C)が接続されている。パッド219gのライン218gには、抵抗208Rの一端が接続されている。すなわち、パッド219vdおよびパッド219gは、図19に示した素子形成領域206の給電領域である拡散層213nおよび拡散層213pと電気的に接続されている。また、パッド219uのライン218uには、バイポーラトランジスタなどの素子が接続されていない。すなわち、パッド219uは、図19に示したようにトレンチ絶縁分離部205Uにより素子形成領域206とは絶縁分離された素子形成外領域207の給電領域である拡散層213nのみと電気的に接続されている。したがって、図20に示すようにライン218uは、ライン218vおよびライン218gとは独立しており、ライン218uのパッド219uは、ライン218vのパッド219vdおよびライン218gのパッド219gとは独立して形成されていることとなる。
図19および図20に示す回路において、バイポーラトランジスタ208Qpのコレクタ(C)がパッド219vdのライン218vに接続されているため、パッド219vdに例えばVDD電位が給電されている場合、バイポーラトランジスタ208Qpが形成されている素子形成領域206a側のトレンチ絶縁分離部205Uの側壁は、VDD電位となる。また抵抗208Rの一端がパッド219gのライン218gに接続されているため、パッド219gに例えばGND電位が給電されている場合、抵抗208Rが形成されている素子形成領域206b側のトレンチ絶縁分離部205Uの側壁は、GND電位となる。一方、素子形成外領域207に形成されている拡散層213nがパッド219uのライン219uに接続されているため、パッド219uに例えばトレンチ外給電電位が給電されている場合、素子形成外領域207側のトレンチ絶縁分離部205Uの側壁は、トレンチ外給電電位となる。例えば、VDD電位をバイポーラトランジスタ208Qpの素子耐圧と同程度の85V、トレンチ外給電電位を−115Vとした場合、すなわちパッド219vdに85V印加、パッド219uに−115V印加した場合、バイポーラトランジスタ208Qpのトレンチ絶縁分離部205Uには、差電圧の200Vが印加されることになる。
したがって、素子形成領域206に素子を形成した後においても、素子耐圧に関係なく高電圧をトレンチ絶縁分離部205Uに一定時間印加する耐圧スクリーニング試験を行うことができる。すなわち電圧加速性を大きくすることができ、スクリーニング効率も向上することができる。
また、トレンチ絶縁分離部205Uに高電圧の耐圧スクリーニング試験を行うことで、半導体装置201の信頼性を向上することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、トレンチ絶縁分離部を備えたSOI基板を有する半導体装置を製造する製造業に幅広く利用されるものである。
本発明の実施の形態1で示す半導体装置の要部の概略平面図である。 図1に示す半導体装置の透視図である。 図1に示す半導体装置のA−A’線の概略断面図である。 図1に示す半導体装置の回路図である。 図4に示す回路の変形例の回路図である。 図4に示す回路の変形例の回路図である。 本発明の実施の形態1で示す半導体装置の製造フロー図である。 図1に示すトレンチ絶縁分離部の耐圧スクリーニング試験結果の説明図である。 実施の形態1で示すチップの概略平面図である。 図9に示すチップが構成する回路のブロック図である。 図9に示すチップを実装基板に搭載した状態の概略平面図である。 本発明の実施の形態で示す半導体装置が用いられるプラズマディプレイパネル表示装置のブロック図である。 本発明の実施の形態2で示す半導体装置の要部の概略平面図である。 図13に示す半導体装置の透視図である。 図13に示す半導体装置のB−B’線の概略断面図である。 図13に示す半導体装置の回路図である。 本発明の実施の形態3で示す半導体装置の要部の概略平面図である。 図17に示す半導体装置の透視図である。 図17に示す半導体装置のC−C’線の概略断面図である。 図17に示す半導体装置の回路図である。 本発明者が検討した半導体装置の要部の概略平面図である。 図21に示す半導体装置のX−X’線の概略断面図である。
符号の説明
1 半導体装置
1C チップ
2 基板
3 絶縁層
4 半導体層
4p 半導体層
5U、5Uf トレンチ絶縁分離部
5Uw 幅
6、6a、6b 素子形成領域
7 素子形成外領域
8Qn nチャネル型LDMISFET
8Qp pチャネル型LDMISFET
9 コンタクト
10 素子分離
11 絶縁膜
12n、12p 拡散層
13n、13p 拡散層
14 ゲート電極
18g、18u、18v ライン
19g、19i、19ng、19o、19pg、19vc、19vd、19u パッド
21 コントロール部
22 ロジック部
23 レベルシフト部
24 出力部
25 実装基板
25P、25Pg、25Pi、25Po、25Pvc 配線パターン
26 ボンディングワイヤ
27 金属配線
31 プラズマディスプレイパネル(PDP)
32 X電極駆動回路
33 Y電極駆動回路
34 アドレス電極駆動回路
35 X電極
36 Y電極
37 アドレス電極
101 半導体装置
102 基板
103 絶縁層
104 半導体層
105U トレンチ絶縁分離部
106、106a、106b 素子形成領域
107 素子形成外領域
108Qn nチャネル型MISFET
108Qp pチャネル型MISFET
109 コンタクト
110 素子分離
111 絶縁膜
112n、112p 拡散層
113n、113p 拡散層
114 ゲート電極
118g、118u、118v ライン
119g、119gc、119o、119vc、119u パッド
127 金属配線
201 半導体装置
202 基板
203 絶縁層
204 半導体層
205U トレンチ絶縁分離部
206、206a、206b 素子形成領域
207 素子形成外領域
208Qp バイポーラトランジスタ
208R 抵抗
209 コンタクト
210 素子分離
211 絶縁膜
212n、212p 拡散層
213n、213p 拡散層
218g、218u、218v ライン
219b、219e、219g、219rl、219rh、219u、219vd パッド
227 金属配線
301 半導体装置
302 基板
303 絶縁層
304 半導体層
305U トレンチ絶縁分離部
306 素子形成領域
307 素子形成外領域
308Qn nチャネル型MISFET
308Qp pチャネル型MISFET
312n、312p 拡散層
314 ゲート電極
319g、319vc パッド

Claims (20)

  1. 基板と、前記基板上の絶縁層と、前記絶縁層上の半導体層からなるSOI基板を有する半導体装置であって、
    前記SOI基板は、第1および第2領域を有し、
    前記第1領域中には、能動素子が形成され、
    前記第1領域は、前記半導体層の表面から前記絶縁層に達するトレンチ絶縁分離部によって前記第2領域と電気的に分離され、
    前記第1領域内の前記半導体層には、第1固定電位を給電するための第1給電領域を有し、
    前記第2領域内の前記半導体層には、前記第1固定電位と異なる第2固定電位を給電するための第2給電領域を有し、
    前記第1および第2給電領域の間に前記トレンチ絶縁分離部が存在することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1給電領域を介して前記第1領域側の前記トレンチ絶縁分離部の側壁に前記第1固定電位が給電され、
    前記第2給電領域を介して前記第2領域側の前記トレンチ絶縁分離部の側壁に前記第2固定電位が給電されることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1および第2給電領域の間の前記トレンチ絶縁分離部に対し、電圧が印加可能であることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第2領域内には、能動素子が形成されていないことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1給電領域に接続する第1パッドと、第2給電領域に接続する第2パッドとが、独立に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1領域には、1または複数のMISFETが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1領域には、1または複数のLDMISFETが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1領域には、1または複数のバイポーラトランジスタが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記半導体装置はPDPのスキャンドライバもしくはアドレスドライバに適用されることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記能動素子の素子耐圧は10V以上であることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記トレンチ絶縁分離部の幅は2μm以下であることを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記トレンチ絶縁分離部はシリコンを含んだ酸化物、またはシリコンを含んだ窒化物からなることを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項5記載の半導体装置において、
    前記第1パッドと第2パッド間は、
    電気的に接続されていない、または、
    ダイオードもしくは抵抗により接続されていることを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項5記載の半導体装置において、
    前記半導体装置は実装基板に実装可能であり、
    前記実装基板に実装された時、前記実装基板内の配線を介し、前記第1パッドと第2パッドとが電気的に接続されることを特徴とする半導体装置。
  15. 基板と、前記基板上の絶縁層と、前記絶縁層上の半導体層からなるSOI基板を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記SOI基板は、第1および第2領域を有し、
    前記第1領域中には1または複数の能動素子が形成され、
    前記第1領域は、前記半導体層の表面から前記絶縁層に達するトレンチ絶縁分離部によって前記第2領域と電気的に分離され、
    前記第1領域内の前記半導体層には、第1固定電位を給電するための複数の第1給電領域を有し、
    前記第2領域内の前記半導体層には、第1固定電位と異なる第2電位を給電するための第2給電領域を有し、
    前記第1給電領域に接続された第1パッドと第2給電領域に接続された第2パッドが形成された前記半導体装置に対し、
    前記第1パッドに前記第1固定電位を給電し、
    前記第2パッドに前記第2固定電位を給電し、
    前記第1固定電位と、前記第2固定電位との差電圧を、前記トレンチ絶縁分離部に一定時間印加する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1領域には、1または複数のMISFETが形成されており、
    前記差電圧は、前記MISFETの素子耐圧以上であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1領域には、1または複数のLDMISFETが形成されており、
    前記差電圧は、前記LDMISFETの素子耐圧以上であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1領域には、1または複数のバイポーラトランジスタが形成されており、
    前記差電圧は、前記バイポーラトランジスタの素子耐圧以上であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  19. 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程後、前記能動素子の動作試験または機能試験を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程後、前記半導体装置を実装基板に実装し、前記第1パッドと前記第2パッドとを、前記実装基板内の配線を介して電気的に接続することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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