JP2006164214A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 商品切り出し装置3の近傍の空気を加熱する補助ヒータ5と、該空気の温度を測定する補助温度センサ6と、循環空気の温度を測定する主温度センサ9とを有し、主温度センサ9が測定した主空気温度と補助温度センサ6が測定した補助空気温度との差分に基づいて、主ヒータ16または補助ヒータ5の一方または両方を制御する。主空気温度が所定の温度設定値よりも低い場合、主ヒータ16を起動すると共に、前記差分が所定の規格値よりも大きいとき補助ヒータ5を起動し、前記差分が所定の規格値よりも小さいとき補助ヒータ5を停止する。さらに、補助ヒータ5として、商品切り出し装置3を駆動するソレノイドの発熱を利用する。
【選択図】 図7
Description
また、通常、庫内空気を冷却する空気冷却手段を備え、収納された商品の種類や季節に応じて、商品収納庫ごとに空気加熱手段または空気冷却手段を選択的に使用するものである。
このとき、商品収納庫は、前記筐体が仕切り壁(断熱材)で仕切られて形成されたものであるが、一方の商品収納庫では庫内空気が加熱され、隣接する他方の商品収納庫では庫内空気が冷却される際、前記仕切り壁を介して熱流れが僅かながら生じている。また、電熱ヒータから各商品に届くまでの距離や経路が相違し、各商品に沿って流れる風量や風速が相違している。このため、商品ラックに収納された商品は、場所によって受け取る吸熱量が異なっている。
特に、前記筐体の開閉部を閉じる断熱扉には開口した商品搬出口があるため、外気との間で僅かながら熱流れが生じるため、筐体の開閉部に近い位置に設置された商品ラックに収納された最下段商品は、他の位置に収納された商品よりも、放散する放熱量が多くなっている。
このため、省エネ運転において、電熱ヒータに通電して再度加熱を再開した際、所定温度よりも低い温度になっていた最下段商品を、所定温度に加熱するまでに所定の時間を必要とする「いわゆる立ち上がり遅れ」が生じ、所定温度以下の商品が販売されることがある。
(イ)省エネ運転に際して前記「立ち上がり遅れ」を防止することを目的にするため、電熱ヒータを停止している間に限って、面状発熱体に通電している。すなわち、特許文献1には、自動販売機の各個体ごとの断熱性のバラツキや、各自動販売機の商品収納庫内の位置による温度のバラツキに対する意識を欠くため、結果として、販売された商品の温度(以下「商品温度」と称す)にバラツキが生じていた。
(ロ)面状発熱体の真上近傍高さのサイドパネル(商品ラックを形成している側壁に相当する)に限界温度センサを設置し、該限界温度センサの検出温度が、限界温度値、たとえば、60℃になったときに面状発熱体の通電を遮断するものである。すなわち、面状発熱体の補助的な加熱に期待して、商品収納庫の庫内温度センサを所定の設定温度値、たとえば、50℃に下げようとするものである。このため、省エネ効果を奏するものの、収納する商品の種類や季節に応じて、販売される商品温度を変更しようとすると、前記限界温度値や設定温度値の設定が煩雑になっていた。
(ハ)補助的な加熱のために、それ専用の面状発熱体とこれに連結される配線とを必要とするため、部品点数や組み立て工数が増加し、製造コストが高くなっていた。
該開口部を開閉自在であって、商品が通過自在な商品搬出口を具備する断熱扉と、
該筐体内に設置された仕切り壁によって形成された商品収納庫と、
該商品収納庫内に配置され、商品を収納する商品ラックと、
該商品ラックの下端部に配置され、収納された商品を順次切り出す商品切り出し装置と、
該商品切り出し装置に設置され、該商品切り出し装置の近傍の空気を加熱する補助空気加熱手段と、
前記商品切り出し装置から切り出されて落下した商品を前記商品搬出口に誘導する商品シュータと、
前記商品シュータの下方に設置され、前記商品収納庫内の空気を加熱する主空気加熱手段と、
前記商品シュータの下方に設置され、前記商品収納庫内の空気を循環させる送風手段と、
循環する空気を前記商品ラックの内部を経由して前記送風手段に戻すための循環ダクトとを有する自動販売機であって、
前記循環する空気の温度を測定するための主温度センサと、
前記商品切り出し装置の近傍の空気の温度を測定するための補助温度センサと、
前記主温度センサが測定した主空気温度と前記補助温度センサが測定した補助空気温度との差分に基づいて、前記主加熱装置または補助加熱手段の一方または両方を制御するための制御装置とを有することを特徴とする。
前記主空気温度が前記補助空気温度よりも高く、且つ前記差分が所定の規格値よりも大きいとき、前記補助空気加熱手段を起動し、
前記主空気温度が前記補助空気温度よりも高く、且つ前記差分が所定の規格値よりも小さいとき、前記補助空気加熱手段を停止し、
前記主空気温度が前記補助空気温度以下のとき、前記補助空気加熱手段を停止し、
さらに、前記主空気温度が所定の温度設定値以上の場合、前記主空気加熱手段および補助空気加熱手段の両方を停止することを特徴とする。
前記差分が所定の規格値以上のとき、前記補助空気加熱手段を起動し、前記差分が所定の規格値よりも小さいとき、前記補助空気加熱手段を停止することを特徴とする。
もしくは、前記主空気温度が所定の温度設定値以上の場合、前記主空気加熱手段を停止すると共に、前記差分が所定の第2の規格値以上のとき、前記補助空気加熱手段を起動し、前記差分が該第2の規格値よりも小さいとき、前記補助空気加熱手段を停止することを特徴とする。
該ソレノイドが前記補助空気加熱手段であって、該ソレノイドが発する熱によって前記商品ラックに収納された商品が補助的に加熱されることを特徴とする。
(商品収納庫)
図1および図2は本発明の自動販売機に係る実施形態1の構成を模式的に示す側面視の断面図および正面視の断面図である。図1および図2において、自動販売機1は、断熱材によって囲まれ一面に開口部11が設けられた筐体10と、開口部11を開閉自在であって、商品が通過自在な商品搬出口12を具備する断熱扉13と、筐体10内に設置された図示しない仕切り壁10ab、10bcによって形成された商品収納庫14A(H&C室)、14B(H&C室)、14C(C室)とを有している。
そして、商品収納庫14A、14B、14Cのそれぞれには、商品Sを収納する商品ラック2a、2b、2c、2d、2eと、これらの下端部にそれぞれ配置され、収納された商品Sを順次切り出す商品切り出し装置3a、3b、3c、3d、3eと、これらから切り出されて落下した商品Sを商品搬出口12に誘導する商品シュータ15とが設置されている。
さらに、商品収納庫14A、14B、14Cの商品シュータ15の下方には、主ヒータ16に並んで蒸発器19が設置されて、蒸発器19は筐体10の外部に設置された冷却ユニットに連結されている。
一方、商品収納庫14A、14B、14Cの商品シュータ15の下方には、循環する庫内空気の温度を測定するための主温度センサ9A、9B、9Cが設置されている。
また、以下の説明において、筐体10の開口部11側を「前」、その反対側で循環ダクト18が設置されている側を「後」と称している。また、最前部に設置されたものを「最前列商品ラック2a」と称する場合がある。また、商品収納庫14A、14B、14Cおよび商品ラック2a、2b、2c、2d、2eに設置される装置や部位であって、設置される位置にかかわらず共通するものについては、添え字「A、B、C」および添え字「a、b、c、d、e」を省略する。
図3は、本発明の自動販売機に設置された商品切り出し装置を説明する一部断面の斜視図である。なお、説明の対象でない部位については図示していない。
商品ラック2は、断面矩形の筒状であって、断熱扉13に平行して配置された商品ラック基板側面21および商品ラック案内側面22と、前後方向(断熱扉13に垂直方向)に配置された一対の商品ラック端部側面23、24とを有している。そして、商品ラック2の下端部に商品切り出し装置3が設置されている。
そして、装置基板31には商品切り出しフラッパ8が傾動自在に設置され、商品切り出しフラッパ8が起立、すなわち、装置基板31に設けられた開口部35を通過して装置案内板32の方向に進出した際、商品Sは受け止められ、一方、商品切り出しフラッパ8が倒伏、すなわち、開口部35を通過して装置案内板32の方向から後退した際、商品Sは開放されて落下するものである。
したがって、プランジャ41が下降すると、商品切り出しフラッパ8は図示しない傾動支点を軸にして図中、時計回りに回動して、起立する。一方、プランジャ41が上昇すると、商品切り出しフラッパ8は、図中、反時計回りに回動して、倒伏することになる。なお、かかる傾動機構は限定するものでない(これについては別途詳細に説明する)。
さらに、フラッパ8に面状の補助ヒータ5が、装置案内板32に補助温度センサ6が設置されている。
商品収納庫14Aにおいて、補助温度センサ6(補助温度センサ6a、6b、6c、6d、6eを総称している)が測定した補助空気温度の値と、主温度センサ9Aが測定した主空気温度の値と、ソレノイド4の起動/停止信号とが制御装置7に入力され、後述する演算に基づいて、補助ヒータ5と、主ヒータ16と、送風ファン17とにそれぞれを起動または停止する起動/停止信号が制御装置7から出力されている。
(ステップ1)自動販売機1に稼働開始信号が入力されると、まず、主温度センサ9が循環している庫内空気の温度(主空気温度)を測定する。
また、前記規定値は各自動販売機1ごとの個体差、あるいは、各商品収納庫14ごとの個体差に応じて適宜設定されるものであって、前記規定値は、それぞれが相違する値であったり(例えば、T0a=1℃、T0b=1.3℃など)同じ値であったりする。
なお、以上は、商品収納庫14Aについて説明しているが、商品収納庫14Bについても同様である。
図7において、図示しない主空気温度が所定の温度設定値に到達したとき(鋸歯状グラフの頂点に相当する)、補助ヒータ5とを併用したときの補助空気温度(二点鎖線)が、これを併用しないときの商品切り出し装置近傍の空気温度(実線)よりも高くなり、補助ヒータ5が補助的な加熱を停止(OFF)すると温度上昇の傾向は、主ヒータ16のみを運転した時の傾斜に等しくなる。すなわち、補助ヒータ5による補助的な加熱による温度上昇が確認されている。なお、フロー図(図6参照)におけるステップに対応するグラフ上の位置に、「ステップ3、ステップ6、ステップ7、ステップ8」を記載している。
図8は本発明の自動販売機に係る実施形態2の商品切り出し装置を模式的に示すものであって、ソレノイド設置側から見た一部の斜視図である。なお、説明の対象でない部位については図示していない。
図8において、ソレノイド4は、コイル部43と鉄心部44(鉄板部に同じ)とを有する扁平体であって、固定部材45および固定ボルト46によって装置基板31に固定されている。プランジャ41はソレノイド4によって駆動されて昇降(進退に同じ)するものであって、リンク部材60に係止するための貫通孔47が設けられている。
また、上駆動ピン69および下駆動ピン68は、図示しないガイド手段によって装置基板31と平行に昇降自在に(移動自在に同じ)案内され、且つ、装置基板31に垂直方向の荷重がフラッパ8に作用しても、これを支持することができる構造になっている。
図9は、本発明の自動販売機に係る実施形態2における商品切り出し装置の、ソレノイドを駆動する電流と電圧との関係を示す相関図であって、縦軸は電流、横軸は電圧である。すなわち、商品切り出し装置3に設置されたソレノイド4の電圧と電流は、電圧が高くなると電流が大きくなる関係にある。
一方、ソレノイド4は、図示しないフラッパ傾動機構を駆動するものであって、最下段に収納された商品Sを切り出すには所定の力を必要としている。したがって、ソレノイド4のプランジャ41は、一定の値の電流(以下「最低駆動電流A0」と称す)以上の電流にならないと動作しないことになる。
したがって、商品切り出し装置を構成する部品の点数を増すことなく、商品Sを補助的に加熱することが可能になる。また、かかる補助的な加熱のために特別の加熱手段を必要としないから、商品切り出し装置の設計の自由度が維持され、製造コストの上昇が抑えられる。また、装置基板31の上位置において前記発熱するから、商品収納庫14の下方の空間に放出される熱量が抑えられ、前記発熱が商品の補助的な加熱に効果的に利用されることになる。なお、ソレノイド4の通電要領等は、実施形態1に準じるから説明を省略する。
図10は、本発明の自動販売機に係る実施形態2における商品切り出し装置の、ソレノイドを駆動する電流等と時間との関係を示す相関図であって、縦軸は電流またはソレノイド4に印加する電圧、横軸は時間である。
すなわち、プランジャ41が動作を開始するには、前述のように所定の力が必要であるため、プランジャ41が作動する最低電圧(V0)より高い高電圧V1をかけてもすぐには動作せず(図中「あ」にて示す)、ソレノイド4を流れる電流は除々に上昇して、所定の「作動遅れ時間T1」の後に電流A0に到達する(図中「い」にて示す)。電流A0を「起動限界」と称す。
したがって、前記低電圧V2を印加するものと同様の作用効果が得られる。
図11は本発明の自動販売機に係る実施形態3における制御装置の制御の流れを概説するフロー図である。
(ステップ1)自動販売機1に稼働開始信号が入力されると、まず、主温度センサ9が循環している庫内空気の温度(主空気温度)を測定する。
したがって、実施形態1(主ヒータ16が停止している間は補助ヒータ5も停止する)に比較して、実施形態3においてはきめ細かな温度制御がなされるから、個体ごとの温度バラツキがさらに小さくなる。
その後、補助ヒータによる補助加熱により主空気温度と補助空気温度との差分は大きくなるものの、主ヒータ16が停止しているから主空気温度は下降し続けることになる。
その後、主ヒータ16による加熱によった主空気温度は上昇して、所定のOFF温度設定値に到達する(時刻Eにて示す、時刻Aに相当する)。
2 商品ラック
3 商品切り出し装置
4 ソレノイド
5 補助ヒータ
6 補助温度センサ
7 制御装置
8 フラッパ
9 主温度センサ
10 筐体
11 開口部
12 商品搬出口
13 断熱扉
14 商品収納庫
15 商品シュータ
16 主ヒータ
17 送風ファン
18 循環ダクト
19 蒸発器
21 商品ラック基板側面
22 商品ラック案内側面
23 商品ラック端部側面
31 装置基板
32 装置案内板
33 装置端板
35 開口部
41 プランジャ
42 リンク部材
43 コイル部
44 鉄心部
45 固定部材
46 固定ボルト
47 貫通孔
60 係止用窓
61 係止用突起
64 係止部
68 下駆動ピン
69 上駆動ピン
71 演算部
72 比較部
73 制御部
S 商品
T1 時間
V0 最低駆動電圧
V1 高電圧
V2 低電圧
Claims (9)
- 断熱材によって囲まれ一面に開口部が設けられた筐体と、
該開口部を開閉自在であって、商品が通過自在な商品搬出口を具備する断熱扉と、
該筐体内に設置された仕切り壁によって形成された商品収納庫と、
該商品収納庫内に配置され、商品を収納する商品ラックと、
該商品ラックの下端部に配置され、収納された商品を順次切り出す商品切り出し装置と、
該商品切り出し装置に設置され、該商品切り出し装置の近傍の空気を加熱する補助空気加熱手段と、
前記商品切り出し装置から切り出されて落下した商品を前記商品搬出口に誘導する商品シュータと、
前記商品シュータの下方に設置され、前記商品収納庫内の空気を加熱する主空気加熱手段と、
前記商品シュータの下方に設置され、前記商品収納庫内の空気を循環させる送風手段と、
循環する空気を前記商品ラックの内部を経由して前記送風手段に戻すための循環ダクトとを有する自動販売機であって、
前記循環する空気の温度を測定するための主温度センサと、
前記商品切り出し装置の近傍の空気の温度を測定するための補助温度センサと、
前記主温度センサが測定した主空気温度と前記補助温度センサが測定した補助空気温度との差分に基づいて、前記主加熱装置または補助加熱手段の一方または両方を制御するための制御装置とを有することを特徴とする自動販売機。 - 前記制御装置が、前記主空気温度が所定の温度設定値よりも低い場合、前記主空気加熱手段を起動すると共に、
前記主空気温度が前記補助空気温度よりも高く、且つ前記差分が所定の規格値よりも大きいとき、前記補助空気加熱手段を起動し、
前記主空気温度が前記補助空気温度よりも高く、且つ前記差分が所定の規格値よりも小さいとき、前記補助空気加熱手段を停止し、
前記主空気温度が前記補助空気温度以下のとき、前記補助空気加熱手段を停止し、
さらに、前記主空気温度が所定の温度設定値以上の場合、前記主空気加熱手段および補助空気加熱手段の両方を停止することを特徴とする請求項1記載の自動販売機。 - 前記制御装置が、前記主空気温度が所定の温度設定値以上の場合、前記主空気加熱手段を停止すると共に、
前記差分が所定の規格値以上のとき、前記補助空気加熱手段を起動し、前記差分が所定の規格値よりも小さいとき、前記補助空気加熱手段を停止することを特徴とする請求項1記載の自動販売機。 - 前記制御装置が、前記主空気温度が所定の温度設定値よりも低い場合、前記主空気加熱手段を起動する共に、前記差分が所定の第1の規格値以上のとき、前記補助空気加熱手段を起動し、前記差分が該第1の規格値よりも小さいとき、前記補助空気加熱手段を停止し、
もしくは、前記主空気温度が所定の温度設定値以上の場合、前記主空気加熱手段を停止すると共に、前記差分が所定の第2の規格値以上のとき、前記補助空気加熱手段を起動し、前記差分が該第2の規格値よりも小さいとき、前記補助空気加熱手段を停止することを特徴とする請求項1記載の自動販売機。 - 前記商品切り出し装置が、前記商品ラックに収納された最下段の商品を受け止め、且つこれを落下させる商品切り出しフラッパを具備し、該商品切り出しフラッパに前記補助空気加熱手段が設置されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の自動販売機。
- 前記商品切り出し装置が、前記商品ラックに収納された最下段の商品を受け止め、且つこれを落下させる商品切り出しフラッパと、該商品切り出しフラッパを駆動するソレノイドとを具備し、該ソレノイドが前記補助空気加熱手段であって、該ソレノイドが発する熱によって前記商品ラックに収納された商品が補助的に加熱されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の自動販売機。
- 前記制御装置が、前記商品切り出しフラッパに連結された前記ソレノイドのプランジャが作動する最低電圧よりも低い電圧を、前記ソレノイドに付与することを特徴とする請求項6記載の自動販売機。
- 前記制御装置が、前記商品切り出しフラッパに連結された前記ソレノイドのプランジャが作動する最低電圧よりも高い電圧を前記ソレノイドに付与してから、前記プランジャが作動を開始するまでの作動遅れ時間よりも短い時間の間だけ、前記最低電圧よりも高い電圧を前記ソレノイドに付与することを特徴とする請求項7記載の自動販売機。
- 前記商品ラックが前記筐体の前部から後部に向かって複数設置され、該商品ラックのうち最前部に設置された商品ラックの商品切り出し装置に、前記補助空気加熱手段が設置されてなることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の自動販売機。
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