JP2006162536A - X線撮像装置 - Google Patents

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    • G21K2207/00Particular details of imaging devices or methods using ionizing electromagnetic radiation such as X-rays or gamma rays
    • G21K2207/005Methods and devices obtaining contrast from non-absorbing interaction of the radiation with matter, e.g. phase contrast

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Abstract

【課題】 樹脂封止された電子部品内部の軽元素異物の位置や形状を非破壊で調べる。
【解決手段】 X線源16と、第1の結晶2、第2の結晶4及び第3の結晶6を備えるX線干渉計7と、X線検出器20を備えたX線撮像装置1において、第1のビームの光路上であって、第1の結晶2と第2の結晶4の間もしくは第2の結晶4と第3の結晶6の間に、第1の集光用ゾーンプレート26とそれと対になる第1の平行化用ゾーンプレート28が設定され、第2のビームの光路上であって、第1の結晶2と第2の結晶4の間もしくは第2の結晶4と第3の結晶6の間に、第2の集光用ゾーンプレート30とそれと対になる第2の平行化用ゾーンプレート32が設定されたことを特徴とするX線撮像装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体の内部を非破壊に検査するX線撮像装置に関する。
密封された電子部品の内部状態を非破壊で観察する一般的な方法として、X線透視法が挙げられる。同X線透視法は、研究開発、不良品解析、或いは製造現場でのインライン検査にて広く用いられている。しかし、同方法は、物質の密度差に起因するX線の吸収の大小をコントラストとして捉えるものであるから、観察対象物と周囲との密度差が小さい場合には対象物を明瞭に捉えることが極めて難しい。例えば、電力用半導体素子ではアルミニウム製のワイヤ配線が用いられているが、樹脂とアルミニウムの密度差は極めて小さいため、樹脂封止された部品中のワイヤの状態を十分に捉えることができない。
一方、酸素や炭素など軽元素を多く含み且つ周囲との密度差が小さい試料の内部観察を行う手法として、位相コントラスト法が知られている。この位相コントラスト法は、X線が試料を透過するときに生じる位相変化を利用するものである。3枚の(珪素等の)結晶板を組み合わせてそれらの回折現象を利用するX線干渉計が、位相コントラスト法を実施する装置として公知である。一般的に位相コントラスト法において回折現象を効果的に発生させるためには、平行なX線を結晶に入射させることが望ましい。そのため、位相コントラスト法では等倍観察が基本である。しかし、電子部品の内部を詳細に観察するには、等倍観察では空間分解能が十分ではない。
位相コントラスト法での空間分解能を向上させるX線撮像装置として、特許文献1は結晶の非対称反射を利用したものを開示している。この装置では、第1の結晶(ハーフミラー)で2つに分離されたX線光路の片側の途中に被観察物が置かれる。被観察物を透過したX線およびもう一方の分離されたX線は、それぞれ別の第2の結晶(ミラー)により反射され、第3の結晶(ハーフミラー)の位置で結合される。結合されたX線において、被観察物を通過したX線と通過していないX線との間に生じた位相差に対応したコントラストがX線検出器により検出され、検出されたコントラストが画像に表示される。ここで、第2の結晶として回折結晶面が表面に対して傾いているものを用いると、結晶に入射するX線ビームを反射により水平面方向に拡大させることができる。これによりX線撮像装置の分解能が向上する。
特許文献1に記載されたX線撮像装置は、第2の結晶の非対称反射により最大で10倍程度の拡大率を確保できる。更に、X線検出器として数十ミクロンの空間分解能を有するものも商業的に入手可能である。しかし、かようなX線検出器と特許文献1に記載されたX線撮像装置を併用しても、半導体素子の封止された樹脂内のアルミボンディングワイヤを詳細に観察するには十分とは言えない。なお、非特許文献1は、X線に関する結像機能と分光特性を有するゾーンプレートに関するものである。
特開平10−300694号公報 X線結像光学 浪岡、山下 編、培風館(1999)、96頁〜99頁
本発明は、樹脂封止された電子部品(例えば、半導体素子)内部の軽元素異物の位置や形状を非破壊で調べる装置を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するためになされたものである。本発明に係るX線撮像装置は、
(a)X線を発生するX線源と、
(b)上記X線を第1のビームと第2のビームに回折分離する第1の結晶と、
上記第1のビームおよび上記第2のビームを回折反射する第2の結晶と、
回折反射された上記第1のビームおよび上記第2のビームを結合する第3の結晶とを備えるX線干渉計と、
(c)上記第3の結晶で結合されたビームを検出するための検出器を備えたX線撮像装置である。そのX線撮像装置において、
第1の集光用ゾーンプレートとそれと対になる第1の平行化用ゾーンプレートと、
第2の集光用ゾーンプレートとそれと対になる第2の平行化用ゾーンプレートとを更に備え、
上記第1のビームの光路上であって、上記第1の結晶と上記第2の結晶の間もしくは上記第2の結晶と上記第3の結晶の間に、上記第1の集光用ゾーンプレートとそれと対になる上記第1の平行化用ゾーンプレートが設定され、
上記第2のビームの光路上であって、上記第1の結晶と上記第2の結晶の間もしくは上記第2の結晶と上記第3の結晶の間に、上記第2の集光用ゾーンプレートとそれと対になる上記第2の平行化用ゾーンプレートが設定されたことを特徴とする。
本発明に係るX線撮像装置を利用することにより、X線干渉計から得られる干渉像の拡大率を飛躍的に向上できる。
以下、図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
まず位相コントラスト法を実施するX線干渉計の基本的構成を図3により示す。図3は、位相コントラスト法を実施する一般的なX線干渉計7の概略の構成図である。図3のX線干渉計7は、平行に配置された板状の3枚の結晶(第1の結晶2、第2の結晶4、及び第3の結晶6)を含む。3枚の結晶は珪素(Si)などの単結晶の板であることが好ましい。X線干渉計7において、まず装置の外部から(図では左方から)第1の結晶2にX線が照射される。X線は第1の結晶2により2つの光路に分離する。2つの光路に分離したX線はいずれも次に入射する第2の結晶4により反射され、更に次に入射する第3の結晶6の位置で結合する。
ここで、第1の結晶2で2つに分離されたX線の光路のいずれか一方(図3では上方の光路)の途中に、観察試料24が置かれている。第3の結晶6で結合されたX線において、観察試料24を通過したX線と通過していないX線との間に生じる位相差に対応したコントラストが、X線干渉計7の外部に設定されるX線検出器(図示せず。)により検出される。X線検出器(図示せず。)により検出されたコントラストは信号処理部(図示せず。)により適切な画像データに変換される。
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1に係るX線撮像装置1の概略の構成図である。実施の形態1に係るX線撮像装置1は、図3と比較すると明白なように、X線干渉計7の内部に集光用及び平行化用のX線ゾーンプレートのセットを2つ備えたことを特徴とする。
まず、図1により実施の形態1に係るX線撮像装置1の構成を説明する。
X線源16から発生したX線ビームは、X線ミラー18により平行化され、X線干渉計7を構成する第1の結晶2に入射する。X線源16は、X線干渉計7におけるX線強度の減衰を考慮すると回転対陰極型のものが望ましい。また、観察試料を十分に透過できる波長の短いX線を得るために、X線源16におけるターゲットはタングステン(W)、銀(Ag)或いはロジウム(Rh)などであることが望ましい。
第1の結晶2はハーフミラーの機能を有するため、入射するX線は第1のビーム17と第2のビーム19に分離される。なお説明の便宜上、図1の上方に進むビームを第1のビーム17、下方に進むビームを第2のビーム19と称することとする。第1のビーム17は、第1の集光用ゾーンプレート8により焦点位置に集光される。観察試料24は焦点直後に置かれ、微小X線ビームが広がりながら観察試料24を透過する。焦点位置から広がった第1のビーム17は第1の平行化用ゾーンプレート10により平行化され、X線干渉計7に備わる第2の結晶4にて第1の結晶2による反射と逆方向に反射され、第3の結晶6に向かう。第2のビーム19は、まず第2の結晶4にて第1の結晶2による反射と逆方向に反射される。その反射直後、光路上に設定されている第2の集光用ゾーンプレート12により焦点位置に集光され、そのまま焦点位置から広がり第2の平行化用ゾーンプレート14により平行化されて、第3の結晶6に向かう。
図1では、第2の集光用ゾーンプレート12及び第2の平行化用ゾーンプレート14は、第2の結晶4と第3の結晶6の間の光路上に配置されているが、両ゾーンプレート12、14は、第1の結晶2と第2の結晶4の間の光路上に配置されてもよい。同様に、第1の集光用ゾーンプレート8及び第1の平行化用ゾーンプレート10が、第2の結晶4と第3の結晶6の間の光路上に配置されてもよい。
第1のビーム17と第2のビーム19は、第3の結晶6で結合し干渉を生じる。干渉はX線検出器20で検出される。X線検出器20で検出される干渉に係るデータは、信号処理部22において画像処理を施され、観察試料24に係る位相コントラスト像の基データとなる。
第1の集光用ゾーンプレート8の位置は、第1の集光用ゾーンプレート位置調整機構26により制御される。同様に、第1の平行化用ゾーンプレート10、第2の集光用ゾーンプレート12、及び、第2の平行化用ゾーンプレート14の位置は、第1の平行化用ゾーンプレート位置調整機構28、第2の集光用ゾーンプレート位置調整機構30、及び、第2の平行化用ゾーンプレート位置調整機構32により制御される。また、観察試料12の位置は、試料位置調整機構34により制御される。これらの位置調整機構(26、28、30、32、34)には、位置を検出する機能と検出した位置情報に基づき位置を制御する機能が備わる。
次に、実施の形態1に係るX線撮像装置1で利用するゾーンプレート(第1の集光用ゾーンプレート8、第1の平行化用ゾーンプレート10、第2の集光用ゾーンプレート12、及び、第2の平行化用ゾーンプレート14)について説明する。
一般に、X線透視観察における拡大率は、(1)光源の大きさ、及び(2)光源から観察試料までの距離と光源から結像面までの距離との比によって決まる。つまり、できるだけ小さい光源を用いること、観察試料を光源に近づけること、及び結像面を光源から遠ざけることで、高い拡大率が実現される。実施の形態1に係るX線撮像装置1では、ゾーンプレートを用いて仮想の点光源を作り出すことにより高拡大率を実現する。
なお、ゾーンプレートは、非特許文献1にあるように、円形に開口した「フレネルの半波長帯」を一つおきに不透明にし、透明帯と不透明帯を同心輪帯状に並べた透過型光学素子である。ゾーンプレートは回折を利用した結像機能と分光特性を併せ持つ。非特許文献1より、焦点面におけるスポット径2rは以下の数1の式で表される。
Figure 2006162536
ここに、Δrは同心円最外殻のゾーン幅、mは回折の次数である。最外殻幅が100nm程度のものは商業的に入手可能であるから、焦点面におけるスポット径は約100nm程度のものとすることができる。
上記のゾーンプレートを利用することにより、図1に示す実施の形態1に係るX線撮像装置1において、第1の結晶2で分離された第1のビーム17は、第1の集光用ゾーンプレート8により焦点に集光される。この焦点はX線撮像のための仮想的光源とすることができる。この仮想的光源の光源サイズは上記のように約100nmとすることができ、この値は極めて小さいものである。
ゾーンプレートによる一次回折光の焦点距離fは、最も内側の不透明円の半径をrとすると、以下の数2の式で与えられる。
Figure 2006162536
数2の式から明白なように、焦点距離fは波長(λ)依存性を有する。ここで、X線源にロジウム(Rh)を用いるとする。そのKα特性線の波長は、0.0613nm=6.13×10−11mであるから、例えばrとして3μmのものを用いると、数2より焦点距離は約147mmとなる。従って、例えば焦点から1mmの位置に観察試料24を挿入すれば、焦点から147mmの位置に観察試料24の約147倍の拡大像が投影されることになる。この位置に、平行化用のゾーンプレート(第1の平行化用ゾーンプレート)10を設置すれば、拡大像を含む第1のビーム17は平行ビームとなり、第2の結晶4で有効に回折反射され得ることになる。なお、観察試料24を焦点から遠ざければ、小さい拡大率の像を得ることができる。
また、第1の結晶2で分離されたもう一つのビーム、即ち第2のビーム19も、第2の集光用ゾーンプレート12及び第2の平行化用ゾーンプレート14によって集光・平行化されて、第3の結晶6に入射する。従って、第1のビーム17と第2のビーム19は、分離から結合までに同じ光路長を通ることになる。従って、2つのビームによる干渉像の中に、観察試料24の透過に伴う位相シフトが正確に示されることになる。
光学素子である3枚の結晶は、一個の(珪素等の)インゴットから切り出した一体のユニットで形成されるのが望ましい。そのように形成することにより、各結晶の微妙な位置ずれを調整する機能を付加する必要がなく、X線干渉計7全体の制御が容易になる。
以上のように、X線干渉計7の中に2対のゾーンプレートを設置することで、X線干渉計7に像の拡大機能が付加され、位相コントラストX線撮像装置の空間分解能が向上する。
実施の形態2
図2は、本発明の実施の形態2に係るX線撮像装置1の概略の構成図である。実施の形態2に係るX線撮像装置1は、実施の形態1に係るX線撮像装置1と略同一のものである。従って、同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2に係るX線撮像装置1におけるX線干渉計7の第1の結晶2、第2の結晶4及び第3の結晶6には、位置調整機構(第1の結晶位置調整機構36、第2の結晶位置調整機構38及び第1の結晶位置調整機構40)が備わり、各結晶(2、4、6)の位置は、各位置調整機構(36、38、40)により制御される。これらの位置調整機構(36、38、40)には、位置を検出する機能と検出した位置情報に基づき位置を制御する機能が備わる。
実施の形態1に係るX線撮像装置1に関する説明で、光学素子である3枚の結晶が一個の(珪素等の)インゴットから切り出した一体のユニットで形成されるのが望ましいことを述べた。これら3枚の結晶が一個のインゴットから切り出した一体のユニットで形成されることは本発明の必須の要件ではなく、光学素子である3枚の結晶がそれぞれ分離独立していてもよい。ただし、その場合3枚の結晶のそれぞれに対して位置調整機構が備わることが望ましい。
実施の形態2に係るX線撮像装置1の構成によれば、X線干渉計7における制御はより複雑になるが、X線干渉計7の構成の自由度は高くなる。従って、例えば、焦点距離の異なる複数のゾーンプレートを用いたときのX線干渉計7全体の調整を容易に行うことができる。
なお、上述の実施の形態(実施の形態1、2)に係るX線撮像装置1においては、X線源として回転対陰極型を用いることを想定しているが、放射光装置を用いてもよい。その場合、連続X線である放射光を分光器により単色化し、上述の実施の形態に係るX線撮像装置1と同様にX線ミラー18により単色化された放射光を平行化してからX線干渉計7に入射することになる。
本発明に係るX線撮像装置1のX線源として大型放射光装置を用いれば、利用できるX線の波長範囲が格段に広くなるため、X線干渉計およびゾーンプレートを適切に選択すれば、観察可能な試料の対象を大幅に広げることができる。なお、ここでの「大型放射光装置」とは、「光速近くまで加速された電子ビームを周回軌道に蓄積し、その軌道から放射されるX線を利用する放射光装置、特に電子ビームの加速エネルギーが約50億電子ボルト以上となる加速器を有する放射光装置」である。
本発明の実施の形態1に係るX線撮像装置の概略の構成図である。 本発明の実施の形態2に係るX線撮像装置の概略の構成図である。 一般的なX線干渉計の構成図である。
符号の説明
2 第1の結晶、 4 第2の結晶、 6 第3の結晶、 7 X線干渉計、 8 第1の集光用ゾーンプレート、 10 第1の平行化用ゾーンプレート、 12 第2の集光用ゾーンプレート、 14 第2の平行化用ゾーンプレート、 16 X線源、 17 第1のビーム、 19 第2のビーム、 18 X線ミラー、 20 X線検出器、 22 信号処理部、 24 観察試料、 26 第1の集光用ゾーンプレート位置調整機構、 28 第1の平行化用ゾーンプレート位置調整機構、 30 第2の集光用ゾーンプレート位置調整機構、 32 第2の平行化用ゾーンプレート位置調整機構、 34 観察試料位置調整機構、 36 第1の結晶位置調整機構、 38 第2の結晶位置調整機構、 40 第3の結晶位置調整機構。

Claims (3)

  1. (a)X線を発生するX線源と、
    (b)上記X線を第1のビームと第2のビームに回折分離する第1の結晶と、
    上記第1のビームおよび上記第2のビームを回折反射する第2の結晶と、
    回折反射された上記第1のビームおよび上記第2のビームを結合する第3の結晶とを備えるX線干渉計と、
    (c)上記第3の結晶で結合されたビームを検出するためのX線検出器を備えたX線撮像装置において、
    第1の集光用ゾーンプレートとそれと対になる第1の平行化用ゾーンプレートと、
    第2の集光用ゾーンプレートとそれと対になる第2の平行化用ゾーンプレートとを更に備え、
    上記第1のビームの光路上であって、上記第1の結晶と上記第2の結晶の間もしくは上記第2の結晶と上記第3の結晶の間に、上記第1の集光用ゾーンプレートとそれと対になる上記第1の平行化用ゾーンプレートが設定され、
    上記第2のビームの光路上であって、上記第1の結晶と上記第2の結晶の間もしくは上記第2の結晶と上記第3の結晶の間に、上記第2の集光用ゾーンプレートとそれと対になる上記第2の平行化用ゾーンプレートが設定されたことを特徴とするX線撮像装置。
  2. 上記第1の結晶、上記第2の結晶及び上記第3の結晶が、1つのインゴットから切り出された一体のユニットで形成されたことを特徴とする請求項1に記載のX線撮像装置。
  3. 上記第1の結晶、上記第2の結晶及び上記第3の結晶に、それぞれ位置調整機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のX線撮像装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012522212A (ja) * 2009-03-27 2012-09-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 円形格子を用いる差分位相コントラスト撮像

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