JP2006162412A - 表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査システム - Google Patents

表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査システム Download PDF

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Abstract

【課題】 環状部材における内周側の部分のうち、最小径ではない部分についても、その表面を、簡易な構成で適切に検査することのできる表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査システムを提供する。
【解決手段】 アブソーバシール200の内周側に設けられたゲート部220であって、アブソーバシール200の内周側に設けられたシールリップ210先端の内径よりも、その先端の内径が大きなゲート部220の内周表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査方法であって、シールリップ210を介してゲート部220とは反対側から光を照射するステップと、アブソーバシール200のシルエットを撮影するステップと、を有し、シールリップ210を介してゲート部220とは反対側から光を照射する際に、光を拡散させて、シールリップ210に備えられたゲート部220側の傾斜面211に光を照射させることにより、その反射光をゲート部220の照射に用いる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シール部材などの環状部材の内周に設けられた環状凸部の表面の欠陥を検査する表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査システムに関するものである。
従来、オイルシールのリップ部分に光を照射して、そのシルエットからリップ部の表面に欠陥があるか否かを検査する方法及びシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような従来例に係る表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査システムについて、図7を参照して説明する。図7は従来例に係る表面欠陥検査システムの概略図である。
図示のように、従来例に係る表面欠陥検査システムは、製品(ここでは、オイルシールの一種であるアブソーバシール400)を照射するレーザ光源310と、製品を介してレーザ光源310とは反対側に設けられるCCDカメラ330と、CCDカメラ330によって撮影されたデータを受信すると共に、受信したデータに基づいて欠陥の有無を判定するコンピュータ340とを備えている。
この表面欠陥検査システムの場合、レーザ光源310と製品との間にスリットを有する板320を配置することによって、スリットから平行光を製品に照射させていた。これによって、製品のエッジ(ここでは、シールリップ401の先端)を際立たせることで、微小な欠陥(バリや欠け)を検出していた。
しかしながら、上記のような検査方法及び検査システムにおいては、環状部材の内周側の最も内径の小さい部分については、その表面の欠陥を検査できるものの、その他の部分については、その表面の欠陥を検査することができない。例えば、図示のアブソーバシール400の場合には、シールリップ401よりも内径が大きな環状のゲート部402を備えているが、上記の検査方法及び検査システムでは、このゲート部402の表面の欠陥を検査することができない。
特開平8−54345号公開公報
本発明の目的は、環状部材における内周側の部分のうち、最小径ではない部分についても、その表面を、簡易な構成で適切に検査することのできる表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査システムを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の表面欠陥検査方法は、
環状のシール部材の内周側に設けられた環状凸部であって、シール部材の内周側に設けられたシールリップ先端の内径よりも、その先端の内径が大きな環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査方法であって、
シールリップを介して環状凸部とは反対側から光を照射するステップと、
シール部材のシルエットを撮影するステップと、を有し、
シールリップを介して環状凸部とは反対側から光を照射する際に、光を拡散させて、シールリップに備えられた環状凸部側の傾斜面に光を照射させることにより、その反射光を環状凸部の照射に用いることを特徴とする。
本発明によれば、複雑な構成を必要とすることなく、光を拡散させることによって、シールリップに設けられた傾斜面に光を照射させるだけで、環状凸部に光を照射することができる。従って、そのシルエットにより、シールリップ先端の内径よりも、その先端の内径が大きな環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査することができる。
また、本発明の表面欠陥検査方法は、
環状部材の内周側に設けられた第1環状凸部であって、環状部材の内周側に設けられた第2環状凸部先端の内径よりも、その先端の内径が大きな第1環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査方法であって、
第2環状凸部を介して第1環状凸部とは反対側から光を照射するステップと、
環状部材のシルエットを撮影するステップと、を有し、
第2環状凸部を介して第1環状凸部とは反対側から光を照射する際に、光を拡散させて、第2環状凸部に備えられた第1環状凸部側の傾斜面に光を照射させることにより、その反射光を第1環状凸部の照射に用いることを特徴とする。
本発明によれば、複雑な構成を必要とすることなく、光を拡散させることによって、第2環状凸部に設けられた傾斜面に光を照射させるだけで、第1環状凸部に光を照射することができる。従って、そのシルエットにより、第2環状凸部の先端の内径よりも、その先端の内径が大きな第1環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査することができる。
また、本発明の表面欠陥検査システムは、
環状のシール部材の内周側に設けられた環状凸部であって、シール部材の内周側に設けられたシールリップ先端の内径よりも、その先端の内径が大きな環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査システムであって、
シールリップを介して環状凸部とは反対側から光を照射する照射部材と、
該照射部材からの光を拡散させて、シールリップに備えられた環状凸部側の傾斜面に光を照射させる拡散板と、
シール部材のシルエットを撮影するカメラと、を備え、
シールリップに備えられた環状凸部側の傾斜面に照射させた光の反射光により環状凸部が照射されることを特徴とする。
本発明によれば、複雑な構成を必要とすることなく、照射部材からの光を拡散板によって拡散させることによって、シールリップに設けられた傾斜面に光を照射させるだけで、環状凸部に光を照射することができる。従って、そのシルエットにより、シールリップ先端の内径よりも、その先端の内径が大きな環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査することができる。
また、本発明の表面欠陥検査システムは、
環状部材の内周側に設けられた第1環状凸部であって、環状部材の内周側に設けられた第2環状凸部先端の内径よりも、その先端の内径が大きな第1環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査システムであって、
第2環状凸部を介して第1環状凸部とは反対側から光を照射する照射部材と、
該照射部材からの光を拡散させて、第2環状凸部に備えられた第1環状凸部側の傾斜面に光を照射させる拡散板と、
環状部材のシルエットを撮影するカメラと、を備え、
第2環状凸部に備えられた第1環状凸部側の傾斜面に照射させた光の反射光により第1環状凸部が照射されることを特徴とする。
本発明によれば、複雑な構成を必要とすることなく、照射部材からの光を拡散板によっ
て拡散させることによって、第2環状凸部に設けられた傾斜面に光を照射させるだけで、第1環状凸部に光を照射することができる。従って、そのシルエットにより、第2環状凸部の先端の内径よりも、その先端の内径が大きな第1環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査することができる。
以上説明したように、本発明によれば、環状部材における内周側の部分のうち、最小径ではない部分についても、その表面を、簡易な構成で適切に検査することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1〜図6を参照して、本発明の実施例に係る表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査システムについて説明する。図1は本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムの概略図である。なお、図1においては、検査対象製品であるアブソーバシール200をシステム内の所定の位置に配置した状態を示しており、このアブソーバシール200のうち、図中、左側半分は断面にて示している。図2は本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムを用いた場合における光の照射の様子を示す概略図である。なお、図2中、検査対象製品であるアブソーバシール200については断面の一部を示している。図3は本発明の実施例に係る検査対象製品の模式的断面図の一部である。図4は本発明の実施例に係る検査対象製品のシルエットの一例を示した平面図である。図5は本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムにおける検査対象製品の配置図である。なお、図5中、検査対象製品であるアブソーバシール200については断面の一部を示している。図6は本発明の実施例に係る検査対象製品の模式的断面図の一部である。
<表面欠陥検査システム>
特に、図1を参照して、本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムの全体的な構成を説明する。本発明の実施例に係る表面欠陥検査システム100は、光源装置110と、光源装置110によって発生される光を検査対象製品(ここでは、アブソーバシール200)に対して照射するための照射部120と、検査対象製品を載置する透明のガラス板130と、検査対象製品のシルエットを撮影するカメラ140と、カメラ140によって撮影された映像を受信すると共に、欠陥の有無を判定するコンピュータ150とを備えている。
照射部120は、照射部材としての平面ライトガイド121と、平面ライトガイド121からの光を拡散させる拡散板122とを備えている。ガラス板130は、平面ライトガイド121と平行になるように配置されている。カメラ140は、カメラ本体(ここでは、CCDカメラ)141と、レンズ142とを備えている。また、カメラ140はガラス板130を介して照射部120とは反対側に、レンズ142がガラス板130に向かうように配置されている。また、カメラ140の光軸(レンズ142の光軸)は、ガラス板130の表面に対して垂直となるように配置されている。
<表面欠陥検査方法>
特に、図1〜図4を参照して、本発明の実施例に係る表面欠陥検査方法について説明する。本実施例においては、検査対象製品として、環状のシール部材であるアブソーバシール200の場合を例にして説明する。このアブソーバシール200は、その内周側にシー
ルリップ210と環状凸部としてのゲート部220とを備えている。シールリップ210は、軸部材などの表面に摺動自在に設置されてシール機能を発揮するものである。また、このシールリップ210は、内径方向に傾きながら軸方向に向かって伸びる構成である。ゲート部220は、アブソーバシール200を射出成形により成形する際に、金型キャビティ内に成形材料を注入する部分に相当する位置に形成されるものである。このゲート部220に大きなバリが残っていると品質上望ましくないため、一定以上のバリが残ったものについては不良品とする必要がある。そこで、本実施例においては、このゲート部220の内周表面に欠陥があるか否か(一定以上のバリが存在しているか否か)を検査ための検査方法について説明する。
アブソーバシール200に設けられたゲート部220の先端の内径(内周面の径)は、シールリップ210の先端の内径よりも大きい。そのため、従来例のように、平行光をアブソーバシール200に照射しても、ゲート部220の部分のシルエットを得ることはできない。そこで、本実施例では、以下のような方法によって、ゲート部220のシルエットを得るようにしている。
まず、アブソーバシール200をガラス板130の上に載置する。このとき、環状のアブソーバシール200の中心軸が、カメラ140の光軸とほぼ一致するようにアブソーバシール200を載置する。そして、光源装置110によって適度な強度の光を発生させることにより、平面ライトガイド121から拡散板122に平行光を入射させる。この平行光は拡散板122によって拡散され、拡散された光がアブソーバシール200に照射される(図2参照)。なお、図2中、矢印は光が進む方向を示している。
このように、シールリップ210を介してゲート部220とは反対側から照射される光は、拡散板122によって拡散される。これにより、シールリップ210に備えられたゲート部220側の傾斜面211に光が照射される。すると、この傾斜面211に照射された光が反射して、その反射光によってゲート部220が照射される。なお、ゲート部220におけるシールリップ210とは反対側の傾斜面221には、光が照射されないように構成されている。
以上のように、シールリップ210に備えられたゲート部220側の傾斜面211に照射された光の反射光がバックライトとなってゲート部220を照射するため、このゲート部220の内周面の形状を認識することのできるシルエットを得ることができる。図4はシルエットの一例を示したもので、(A)はアブソーバシール200全体のシルエットであり、(B)はその中央付近の拡大図である。この中央に孔の空いた円形のシルエットのうち、孔の外周に相当する部分が、ゲート部220の内周面に相当する。この図4に示したものは不良品の例であり、図中矢印Xに示す箇所にバリが残っていることが分かる。
そして、上記のように得られるシルエットをカメラ140によって撮影する。カメラ140によって撮影された映像データは、コンピュータ150に送られる。コンピュータ150は、受信した映像データに基づいて、ゲート部220の内周表面に欠陥があるか否かを判定する。判定方法としては、種々の公知技術を適用可能であるが、例えば、映像データに基づくシルエット部分の画素の数と、予め設定されている画素の数(良品の場合における画素の数)とを比較して、これらの数の差が一定範囲内であれば良品と判定し、一定範囲外であれば不良品と判定することができる。その他にも様々な方法があるが、判定方法については公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
<具体例>
本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムを用いて、ゲート部220の内周表面に欠陥があるか否かを検査するためには、シールリップ210に備えられたゲート部220側
の傾斜面211に照射された光の反射光が、ゲート部220を照射するためのバックライトとして機能しなければならない。そのため、検査が可能であるための条件として、検査対象製品であるアブソーバシール200と拡散板122との配置関係やアブソーバシール200の形状については制限がある。そのような条件は、アブソーバシール200の素材や各種装置の性能等、様々な要因によって変わるため、明確な条件を定めることはできないが、各種の実験や考察によって得られた大まかな条件を説明する。
シールリップ210に備えられたゲート部220側の傾斜面211に光が照射されるためには、この傾斜面211の傾斜角度α(図5に示すように、拡散板122の表面の法線に対する傾き角度)が拡散板122によって拡散される光の最大傾斜角度(拡散板122の表面の法線に対する最大の傾き角度)よりも小さいことが最低限必要となる。そして、この傾斜面211に照射された光の反射光がバックライトとして機能するためには、傾斜面211が十分明るくなるように光を照射しなければならない。そこで、上記傾斜角度αの条件としては、60°以下であると好適であると考えられる。
また、本実施例に係る照射部120によって照射される光は、強い拡散光を発することが特徴であるが、その反面、光の直進性が低い。そのため、シールリップ210の先端から拡散板122の表面までの距離L4(図5参照)はあまり長くすることはできない。そこで、検証の結果、傾斜面211に照射された光の反射光がバックライトとして機能するために、距離L4の条件としては、15mm以下であると好適であると考えられる。
また、傾斜面211に照射された光の反射光がゲート部220に十分照射されるためには、シールリップ210の先端からゲート部220までの距離L5(図5参照)もあまり長くすることはできない。そこで、考察の結果、傾斜面211に照射された光の反射光がバックライトとして機能するために、距離L5の条件としては、10mm以下であると好適であると考えられる。
次に、各種装置について、好適に適用することのできる具体例を説明する。まず、光源装置110については、ハロゲン等の照明によって、最大照度が60万Lux程度以上のものを好適に適用できる。平面ライトガイド121については、例えば、Kenko製FP6M−1000Fと同程度の性能を有するものを好適に適用できる。カメラ140については、白黒プログレッシブ操作型CCDエリアカメラなどを好適に適用できる。コンピュータ150については、汎用のデスクトップ型パソコンなどを好適に適用できる。
例えば、図1において、光源装置110としてKenko製KTS−150RSVLを用い、平面ライトガイド121としてKenko製FP10M−1000Mを用い、カメラ140として竹中システム製FC1300を用い、コンピュータ150としてGateway製GP−600を用い、ガラス板130として厚さL1が5mmのものを用い、平面ライトガイド121の上面からガラス板130までの距離L2を13mmに設定し、ガラス板130の上面からカメラ140のレンズ142までの距離L3を25mmに設定して、アブソーバシール200の検査を行った。その結果、ゲート部220の内周表面に欠陥があるか否かを好適に検査することができた。
以上のように、本実施例によれば、複雑な構成を必要とすることなく、シールリップ210の先端の内径よりも大きな内径であるゲート部220についても、その内周表面に欠陥があるか否かを検査することができる。
<その他>
上記実施例においては、検査対象製品として、ゲート部220が、環状のアブソーバシール200の内周のうち軸方向の中央付近にある場合を例にして説明した。しかしながら
、例えば、図6に示すアブソーバシール200aのように、ゲート部220aがシールリップ210aとは反対側の端部に設けられている場合にも、上述した検査方法及び検査システムを利用して、ゲート部220aの内周表面に欠陥があるか否かを好適に検査することができる。
また、アブソーバシールに限られず、同様の形状を有する製品についても、同様の部位について欠陥があるか否かを検査することができる。すなわち、環状の部材であって、その内周側に複数の環状凸部を有する部材について、環状凸部のうち、内径が最小のものでないものについても、他の環状凸部に設けられた傾斜面からの反射光をバックライトとして利用できるものについては、上述した検査方法及び検査システムを利用して、環状凸部の内周面に欠陥があるか否かを検査することができる。
なお、上述の例では、バリの有無を判定する場合を例にして説明したが、表面に欠落部があるか否かについても検査することができることは言うまでもない。
図1は本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムの概略図である。 図2は本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムを用いた場合における光の照射の様子を示す概略図である。 図3は本発明の実施例に係る検査対象製品の模式的断面図の一部である。 図4は本発明の実施例に係る検査対象製品のシルエットの一例を示した平面図である。 図5は本発明の実施例に係る表面欠陥検査システムにおける検査対象製品の配置図である。 図6は本発明の実施例に係る検査対象製品の模式的断面図の一部である。 図7は従来例に係る表面欠陥検査システムの概略図である。
符号の説明
100 表面欠陥検査システム
110 光源装置
120 照射部
121 平面ライトガイド
122 拡散板
130 ガラス板
140 カメラ
141 カメラ本体
142 レンズ
150 コンピュータ
200,200a アブソーバシール
210,210a シールリップ
211 傾斜面
220,220a ゲート部
221 傾斜面

Claims (4)

  1. 環状のシール部材の内周側に設けられた環状凸部であって、シール部材の内周側に設けられたシールリップ先端の内径よりも、その先端の内径が大きな環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査方法であって、
    シールリップを介して環状凸部とは反対側から光を照射するステップと、
    シール部材のシルエットを撮影するステップと、を有し、
    シールリップを介して環状凸部とは反対側から光を照射する際に、光を拡散させて、シールリップに備えられた環状凸部側の傾斜面に光を照射させることにより、その反射光を環状凸部の照射に用いることを特徴とする表面欠陥検査方法。
  2. 環状部材の内周側に設けられた第1環状凸部であって、環状部材の内周側に設けられた第2環状凸部先端の内径よりも、その先端の内径が大きな第1環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査方法であって、
    第2環状凸部を介して第1環状凸部とは反対側から光を照射するステップと、
    環状部材のシルエットを撮影するステップと、を有し、
    第2環状凸部を介して第1環状凸部とは反対側から光を照射する際に、光を拡散させて、第2環状凸部に備えられた第1環状凸部側の傾斜面に光を照射させることにより、その反射光を第1環状凸部の照射に用いることを特徴とする表面欠陥検査方法。
  3. 環状のシール部材の内周側に設けられた環状凸部であって、シール部材の内周側に設けられたシールリップ先端の内径よりも、その先端の内径が大きな環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査システムであって、
    シールリップを介して環状凸部とは反対側から光を照射する照射部材と、
    該照射部材からの光を拡散させて、シールリップに備えられた環状凸部側の傾斜面に光を照射させる拡散板と、
    シール部材のシルエットを撮影するカメラと、を備え、
    シールリップに備えられた環状凸部側の傾斜面に照射させた光の反射光により環状凸部が照射されることを特徴とする表面欠陥検査システム。
  4. 環状部材の内周側に設けられた第1環状凸部であって、環状部材の内周側に設けられた第2環状凸部先端の内径よりも、その先端の内径が大きな第1環状凸部の表面に欠陥があるか否かを検査する表面欠陥検査システムであって、
    第2環状凸部を介して第1環状凸部とは反対側から光を照射する照射部材と、
    該照射部材からの光を拡散させて、第2環状凸部に備えられた第1環状凸部側の傾斜面に光を照射させる拡散板と、
    環状部材のシルエットを撮影するカメラと、を備え、
    第2環状凸部に備えられた第1環状凸部側の傾斜面に照射させた光の反射光により第1環状凸部が照射されることを特徴とする表面欠陥検査システム。
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