JP2006161747A - 熱交換器モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動モータのモータヨークに固定されていたモータホルダを不要にしてコストの低減を図る。
【解決手段】 電動モータ3の外周面を覆う円筒状の保持部41をファンシュラウド4に一体成形し、保持部41の軸方向の一端から他端まで連続する切り欠き42を設ける。そして、電動モータ3を保持部41に挿入した後、ストッパ5を保持部41の外周側に装着して狭持部51により保持部41を挟み込むと、ストッパ5の復原力によって2つのリブ43の間隔が縮小されて保持部41が縮径され、保持部41がモータヨーク31の外周面に密着し、電動モータ3がファンシュラウド4に保持される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、熱交換器に空気を送風するファンおよびそのファンを駆動する電動モータを備える熱交換器モジュールに関し、特に、電動モータの取付構造に関するものである。
従来の熱交換器モジュールは、図6に示すように、電動モータ3のモータヨーク31にモータホルダ39をスポット溶接して固定し、樹脂製ファンシュラウド4の3個所のモータ取付部49にはクリープ防止のために金属製のリング7を装着し、ビス6にてモータホルダ39をモータ取付部49に固定することにより、電動モータ3をファンシュラウド4にて保持するようになっている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平6−280566号公報 特開平7−630556号公報
しかしながら、従来の熱交換器モジュールは、電動モータ3の固定のために、電動モータ3の機能に関与しないモータホルダ39が別途必要であるため、その分部品点数が増加してコストアップを招いている。
また、ビス止めが3個所あるため、電動モータ固定時の組み付け工数も多くなってしまう。さらに、ファンシュラウド4に金属製のリング7を装着しているため、リサイクルする際の部品の仕分けに時間を要し、リサイクル性が悪いという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、モータホルダを不要にしてコストの低減を図ることを目的とする。また、組み付け工数の低減やリサイクル性の向上を図ることを他の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気と流体とを熱交換する熱交換器(1)と、熱交換器(1)に空気を送風するファン(2)と、ファン(2)を回転駆動する電動モータ(3)と、電動モータ(3)を保持する樹脂製のファンシュラウド(4)とを備える熱交換器モジュールにおいて、ファンシュラウド(4)に一体成形され、電動モータ(3)の外周面を覆う円筒状の保持部(41)と、保持部(41)に形成され、保持部(41)の軸方向の一端から他端まで連続する切り欠き(42)と、保持部(41)を縮径させて保持部(41)を電動モータ(3)の外周面に密着させる縮径手段(6、51)とを備えることを特徴とする。
これによると、ファンシュラウドに一体成形された保持部にて電動モータを保持するため、従来のモータホルダが不要になりコストを低減させることができる。
請求項2に記載の発明では、保持部(41)における切り欠き(42)の両側にリブ(43)を備え、縮径手段(6、51)は、2つのリブ(43)の間隔が縮小される向きの力を2つのリブ(43)に作用させることを特徴とする。
これによると、2つのリブを設けたことにより、保持部を縮径させる力を容易に作用させることができ、したがって、保持部を容易且つ確実に縮径させることができる。
請求項3に記載の発明では、縮径手段(51)は、2つのリブ(43)を挟み込む構造であることを特徴とする。
これによると、ビス止めが不要であるため、電動モータ固定時の組み付け工数を低減することができる。また、ビス止めが不要であるため、樹脂製ファンシュラウドにクリープ防止のための金属製のリングを装着する必要がなくなり、したがって、リサイクル性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明では、縮径手段(6)はビスであることを特徴とする。これによると、ビス止めは1ないし2個所で実用上十分であるため、電動モータ固定時の組み付け工数を低減することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係る熱交換器モジュールの正面図、図2は図1の電動モータの取付部を一部断面で示す側面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図である。
図1に示すように、熱交換器モジュールは、図示しない車両に搭載されるものであって、空気と流体とを熱交換する熱交換器1と、空気流を発生して熱交換器1に空気を送風する軸流式のファン2と、ファン2を回転駆動する電動モータ3と、電動モータ3を保持するファンシュラウド4とを備えている。
熱交換器1は、いわゆるラジエータであり、走行用駆動源をなす図示しない内燃機関(エンジン)内を循環してエンジンの廃熱を回収するエンジン冷却水が流通する複数本のチューブ(図示せず)、チューブ間に配設されて空気と冷却水との熱交換を促進する波状のフィン(図示せず)、およびチューブの長手方向両端側に配設されて各チューブに連通するヘッダタンク(図示せず)等を有している。
ファンシュラウド4は、弾性変形が可能なポリプロピレン等の樹脂よりなり、熱交換器1に取付固定されている。また、ファンシュラウド4は、熱交換器1とファン2との隙間を覆うことにより熱交換器1からファン2に至る空気通路を形成し、ファン2によって誘起された空気流が熱交換器1を迂回して流れることを抑制する機能と、電動モータ3を保持する機能とを有している。
次に、電動モータ3の取付構造および組み付けについて説明する。
図2、図3に示すように、ファンシュラウド4には、電動モータ3におけるモータヨーク31の外周面を覆う円筒状の保持部41が一体成形されている。
この保持部41には、保持部41の軸方向の一端から他端まで連続する切り欠き42が形成されており、この切り欠き42により、保持部41は径方向に容易に変形可能になっている。また、保持部41における周方向の両端、換言すると、保持部41における切り欠き42の両側には、径方向外側に向かって突出するとともに、保持部41の軸方向の一端から他端まで連続するリブ43が設けられている。さらに、保持部41の円筒状部分には、後述するストッパ5のピン部53が貫通する貫通穴44が形成されている。
保持部41の外周側には、例えばガラス繊維入りナイロンのような、弾性変形が可能で且つ剛性の高い樹脂よりなるストッパ5が装着されている。このストッパ5は、コの字状で2つのリブ43を挟み込む構造になった狭持部51と、狭持部51の両側に設けられた円弧状の円弧部52と、円弧部52の内周面に設けられて径方向内側に向かって突出するピン部53とを有している。
狭持部51は、ストッパ5の復原力によって2つのリブ43の間隔を縮小させる向きの力を2つのリブ43に作用させるものであり、これにより、保持部41を縮径させて保持部41をモータヨーク31の外周面に密着させるようになっている。なお、狭持部51は、本発明の縮径手段に相当する。
モータヨーク31の外周面には、径方向外側に向かって突出するスプール32が形成されており、このスプール32を保持部41に当接させることにより、ファンシュラウド4に対する電動モータ3の軸方向の位置決めがなされるようになっている。
また、モータヨーク31には、ストッパ5のピン部53が挿入される挿入穴33が形成されており、この挿入穴33および保持部41の貫通穴44にピン部53を挿入することにより、電動モータ3とファンシュラウド4とストッパ5の位置決めがなされるようになっている。
そして、電動モータ3のファンシュラウド4への組み付けは次のようにして行われる。まず、スプール32が保持部41に当接する位置まで、電動モータ3を保持部41に挿入する。次に、ストッパ5を保持部41の外周側に装着し、狭持部51により保持部41を挟み込み、ピン部53を挿入穴33および貫通穴44に挿入する。
狭持部51により保持部41を挟み込むと、ストッパ5の復原力によって2つのリブ43の間隔が縮小されて保持部41が縮径され、保持部41がモータヨーク31の外周面に密着し、電動モータ3がファンシュラウド4に保持される。
上記した本実施形態では、ストッパ5の狭持部51により保持部41を縮径させて、保持部41をモータヨーク31の外周面に密着させることにより、電動モータ3をファンシュラウド4の所定の位置に固定することができる。
また、ファンシュラウド4に一体成形された保持部41にて電動モータ3を保持するため、従来のモータホルダが不要になりコストを低減させることができる。
さらに、2つのリブ43を設けたことにより、保持部41を縮径させる力を容易に作用させることができ、したがって、保持部41を容易且つ確実に縮径させることができる。
さらにまた、ビス止めが不要であるため、電動モータ固定時の組み付け工数を低減することができる。
また、ビス止めが不要であるため、樹脂製のファンシュラウド4にクリープ防止のための金属製のリングを装着する必要がなくなり、したがって、リサイクル性を向上させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図4は第2実施形態に係る熱交換器モジュールにおける電動モータの取付部を一部断面で示す側面図、図5は図4のB−B線に沿う断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、ストッパ5の狭持部51により保持部41を縮径させたが、本実施形態は、図4、図5に示すように、ビス6により保持部41を縮径させるようにしている。なお、ビス6は、本発明の縮径手段に相当する。また、電動モータ3の挿入穴33、および保持部41の貫通穴44は、廃止されている。
本実施形態は、一方のリブ43にはビス6が貫通する貫通穴431が形成され、他方のリブ43にはビス6が螺合されるねじ穴432が形成されている。また、貫通穴431およびねじ穴432の周囲には、クリープ防止のために金属製のリング7が装着されている。因みに、リング7は、ファンシュラウド4の成形時にインサート成形される。
そして、電動モータ3のファンシュラウド4への組み付けは次のようにして行われる。まず、スプール32が保持部41に当接する位置まで、電動モータ3を保持部41に挿入する。次に、ビス6を貫通穴431に挿入し、ビス6をねじ穴432に螺合させることにより、2つのリブ43の間隔が縮小されて保持部41が縮径され、保持部41がモータヨーク31の外周面に密着し、電動モータ3がファンシュラウド4に保持される。
上記した本実施形態では、ビス6により保持部41を縮径させて、保持部41をモータヨーク31の外周面に密着させることにより、電動モータ3をファンシュラウド4の所定の位置に固定することができる。
また、ビス止めは1ないし2個所で実用上十分であるため、電動モータ固定時の組み付け工数を低減することができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態における電動モータ3の挿入穴33は、ストッパ5のピン部53が挿入可能な深さと径の凹部でもよい。
本発明の第1実施形態に係る熱交換器モジュールの正面図である。 図1の電動モータの取付部を一部断面で示す側面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る熱交換器モジュールにおける電動モータの取付部を一部断面で示す側面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 従来の熱交換器モジュールにおける電動モータの取付部を一部断面で示す側面図である。
符号の説明
1…熱交換器、2…ファン、3…電動モータ、4…ファンシュラウド、6…ビス(縮径手段)、41…保持部、42…切り欠き、51…狭持部(縮径手段)。

Claims (4)

  1. 空気と流体とを熱交換する熱交換器(1)と、前記熱交換器(1)に空気を送風するファン(2)と、前記ファン(2)を回転駆動する電動モータ(3)と、前記電動モータ(3)を保持する樹脂製のファンシュラウド(4)とを備える熱交換器モジュールにおいて、
    前記ファンシュラウド(4)に一体成形され、前記電動モータ(3)の外周面を覆う円筒状の保持部(41)と、
    前記保持部(41)に形成され、前記保持部(41)の軸方向の一端から他端まで連続する切り欠き(42)と、
    前記保持部(41)を縮径させて前記保持部(41)を前記電動モータ(3)の外周面に密着させる縮径手段(6、51)とを備えることを特徴とする熱交換器モジュール。
  2. 前記保持部(41)における前記切り欠き(42)の両側にリブ(43)を備え、
    前記縮径手段(6、51)は、前記2つのリブ(43)の間隔が縮小される向きの力を前記2つのリブ(43)に作用させることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器モジュール。
  3. 前記縮径手段(51)は、前記2つのリブ(43)を挟み込む構造であることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器モジュール。
  4. 前記縮径手段(6)はビスであることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184855A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 日立アプライアンス株式会社 圧縮機及び圧縮機を搭載した機器
CN109519874A (zh) * 2018-12-29 2019-03-26 马瑞利汽车零部件(芜湖)有限公司 一种应用于车灯的风扇安装系统及模组

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