JP2006159824A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 過去の印刷情報から印刷処理における最大の電池電圧降下量を予測し、その予測結果に基づいて正確な印刷の可否判定を行うことを可能とした印刷装置を提供する。
【解決手段】 印字前の電池電圧Vaを測定する(S4)とともに、印字データからヘッド幅方向の最大ドット数bを算出し(S5)、更に前回の印字処理の直後(S8)において算出されたドット単位当たりの電圧降下量eに基づいて、今回の印字処理において最も電池に負荷がかかる際の電圧値Vc(最小の電圧値)を予測して現在の電池残量が印字処理を行うのに不足しているか否かを印字処理前に判定する(S6)ように構成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電池電源に基づいてドットパターンにより形成される文字等の印刷を行う印刷装置に関し、特に過去の印刷情報から印刷処理における最大の電池電圧降下量を予測し、その予測結果に基づいて正確な印刷の可否判定を行うことを可能とした印刷装置に関するものである。
従来より、テープ印刷装置等の小型で持ち運びが自由に可能な印刷装置においては、一次電池や二次電池等の小型電源による動作が可能なように構成されている。このような電池電源を用いた印刷装置においては、長時間の放電により電源の出力電圧が徐々に低下する問題点があった。そして、印字中に電圧が所定電圧以下に低下して動作不可能になった場合、印刷の進行状況に関わらず、強制的に中断してサスペンドモード等への移行が行なわれるように構成されている。その結果、印刷中の印刷情報は失われ、電池交換後の再開時には、再度最初から情報を入力し、印刷を行わなければならなかった。
このような問題を解決する手段として、例えば特開平10−105295号公報には、バッテリーを用いての動作中の印字開始前に、これから印字すべきデータ量と現在のバッテリー消費量から現在のバッテリー残量で印字可能かどうかを判断し、印字不可能ならば、印字動作に入らず、ホスト表示器へのバッテリー交換要求の表示・サスペンド状態移行・交換後の印字開始を連動して行うことにより、印字中のバッテリーの消耗による印字中断・バッテリー交換によって、印字データの喪失が起こらないようにした印刷装置について記載されている。
特開平10−105295号公報(第3頁〜第6頁、図6〜図9)
しかしながら、上述した特許文献1に記載の印刷装置においては、印字可能か否かの判定に、これから印字するデータ量から導き出したバッテリー消費量を用いて行っているが、使用する電池の種類(マンガン電池、アルカリ電池、リチウムイオン電池等)によって電圧特性が異なることから、正確にその識別を行うことができなかった。即ち、特性の良い電池(例えば、リチウムイオン電池)で余力のあるうちに交換することとなったり、特性の悪い電池(例えば、マンガン電池)で寿命がきていても印字可能と識別される場合が生じていた。
また、印刷装置では文字等の印刷を行う際等の電池に負荷がかかった状態において、電圧が軽負荷時(スタンバイ状態時等)より降下することが知られている。しかし、前記従来の印刷装置においては印刷を行う総印字コマンド数に基づいて印刷によって消費されるバッテリー量を算出するが、その算出に関しては負荷によって降下する電圧値については何ら考慮していなかった。しかしながら、電池に負荷がかかることにより瞬間的に降下した電圧値が印刷に必要な最低電圧値を下回ることによって印刷が中断される虞もあり、そのような点を考慮した新たな判定手段が必要となっていた。更に、電圧の降下量は印刷する内容によって異なる(例えば、大きいサイズの文字を印刷する際には電圧降下が大きく、小さいサイズの文字を印刷する場合には電圧降下は小さい)ので、その印刷内容を考慮した判定を行わなければならない問題があった。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、印刷を行うドット数に応じた最大の電圧降下量を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定するので、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる印刷装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る印刷装置は、電源を供給する電池と、前記電池によって供給された電源に基づいて、ドットパターンにより形成される文字等の印刷を印刷媒体に所定間隔で1ドットライン毎に行うサーマルヘッドと、を備えた印刷装置において、前記サーマルヘッドを用いた印刷処理における印刷情報を記憶する印刷情報記憶手段と、前記印刷情報記憶手段に記憶された過去の印刷処理における印刷情報に基づいて、印刷処理において予測されるドット単位当たりの電池電圧降下量を算出する単位降下量算出手段と、前記単位降下量算出手段により算出された電池電圧降下量に基づいて、印刷開始前に印刷処理において予測される最大の電池電圧降下量を算出する最大降下量算出手段と、前記最大降下量算出手段によって算出された最大の電池電圧降下量に基づいて印刷処理が可能か否かを判定する印刷判定手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記印刷情報記憶手段に記憶される印刷情報は、印刷開始前の前記電池の電圧値と、印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数と、前記最大ドット数のライン印刷時における前記電池の電圧値と、から構成され、前記単位降下量算出手段は、印刷処理時において前記最大ドット数のライン印刷時における電池電圧降下量を前記最大ドット数で割ることにより算出することを特徴とする。
また、請求項3に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記印刷情報記憶手段に記憶される印刷情報は、印刷開始前の前記電池の電圧値と、印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数と、から構成され、前記単位降下量算出手段は、印刷処理時における1ドットライン印刷時の最大の電池電圧降下量をその際の通電ドット数で割ることにより算出することを特徴とする。
また、請求項4に係る印刷装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置において、前記最大降下量算出手段は、印刷処理で印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数を検出する最大ドット数検出手段を有し、前記単位降下量算出手段によって算出されたドット単位当たりの電池電圧降下量を前記最大ドット数検出手段により検出された最大ドット数に乗じることにより算出することを特徴とする。
また、請求項5に係る印刷装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の印刷装置において、前記印刷判定手段は、現在の前記電池の電圧値から前記最大の電池電圧降下量を引いた電圧値が予め設定された基準電圧値以下の電圧値となった場合に、印刷処理が不可能であると判定することを特徴とする。
また、請求項6に係る印刷装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置において、ディスプレイを備え、前記印刷判定手段によって印刷処理が不可能であると判定された場合に、印刷可能な文字サイズを算出するとともに算出された文字サイズを前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
また、請求項7に係る印刷装置は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の印刷装置において、前記印刷判定手段によって印刷処理が不可能であると判定された場合に、印刷可能な文字サイズを算出するとともに算出された文字サイズに設定を変更して印刷処理を行うことを特徴とする。
また、請求項8に係る印刷装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置において、前記印刷判定手段によって印刷処理が不可能であると判定された場合に印刷処理を中止することを特徴とする。
請求項1に係る印刷装置では、記憶された過去の印刷処理における印刷情報に基づいて、印刷開始前に印刷処理において予測される最大の電池電圧降下量を算出し、印刷処理が可能か否かを判定するので、現在使用する電池の状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。従って、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、請求項2に係る印刷装置では、ドット単位当たりの電池電圧降下量を、印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数のライン印刷時における電池電圧降下量を前記最大ドット数で割ることにより算出するので、次回の印刷処理における正確なドット単位当たりの電池電圧降下量を予測することが可能である。従って、現在使用する電池の状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。それにより、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、請求項3に係る印刷装置では、ドット単位当たりの電池電圧降下量を、印刷処理時における1ドットライン印刷時の最大の電池電圧降下量をその際の通電ドット数で割ることにより算出するので、次回の印刷処理における正確なドット単位当たりの電池電圧降下量を予測することが可能である。従って、現在使用する電池の状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。それにより、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、請求項4に係る印刷装置では、印刷処理において予測される最大の電池電圧降下量を、印刷処理で印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数にドット単位当たりの電池電圧降下量を乗じることにより算出するので、次回の印刷処理における正確な最大電池電圧降下量を予測することが可能である。従って、現在使用する電池の状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。それにより、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、請求項5に係る印刷装置では、現在の電池電圧値から最大の電池電圧降下量を引いた電圧値が予め設定された基準電圧値以下の電圧値となった場合に、印刷処理が不可能であると判定するので、現在使用する電池の状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。従って、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、請求項6に係る印刷装置では、印刷処理が不可能であると判定された場合に、印刷可能な文字サイズを算出するとともに算出された文字サイズをディスプレイに表示するので、現在の電池の残量で印刷可能な文字サイズを印字処理前に知ることが可能である。従って、印刷に失敗してテープを無駄に消費する虞が無くなり、また、文字サイズを新たに変更することによって電池残量に応じた印刷を行うことが可能であり、使い勝手が良くなる。
また、請求項7に係る印刷装置では、印刷処理が不可能であると判定された場合に、印刷可能な文字サイズを算出するとともに算出された文字サイズに設定を変更して印刷処理を行うので、現在の電池の残量で印刷可能な文字サイズを印字処理前に知ることが可能であるとともに、印刷可能な文字サイズによって継続して印刷を行うことが可能となる。従って、印刷に失敗してテープを無駄に消費する虞が無くなり、また、利用者は複雑な操作を行うことなく、変更された文字サイズによって電池残量に応じた印刷を容易に行うことが可能であり、使い勝手が良くなる。
また、請求項8に係る印刷装置では、印刷判定手段によって印刷処理が不可能であると判定された場合に印刷処理を中止するので、印刷に失敗してテープを無駄に消費する虞が無くなる。
以下、本発明に係る印刷装置をテープ印刷装置について具体化した第1乃至第3実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。ここで、第1乃至第3実施形態に係るテープ印刷装置は、駆動するための供給電源として電池電源方式を採用した構成となっている。そして、内部には後述の電池電圧検出機構を備えており、現在使用されている電池電源の寿命を正確に識別することが可能となっている。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態に係るテープ印刷装置の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は第1実施形態に係るテープ作成装置を示す外観斜視図である。図2は第1実施形態に係るテープ印刷装置の内部に配置されたテープ駆動印刷機構及びテープ収納カセットの構造を示した平面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係るテープ印刷装置1は、その上面に文字キーや制御キーなどの多数のキーを含むキーボード3を有している。また、テープ印刷装置1の内部には、以下で説明するテープ収納カセット30(図2参照)を着脱自在に装着することができると共に、テープ駆動印刷機構10及びテープを切断するためのカッター17(共に図2参照)が含まれており、テープ収納カセット30から引き出されて印刷されたテープはカッター17で切断された後に、排出口5から排出される。また、図1には描かれていないものの、テープ印刷装置1の表面には、パーソナルコンピュータなどの外部機器78との有線または無線接続を行うための接続インターフェイス67(共に図3参照)が設けられている。また、キーボード3が設けられた本体部上面には、キーボード3から入力された文字等を表示する液晶ディスプレイ6が設けられている。
また、図2に示すように、テープ印刷装置1内のカセット収納部フレーム11には、テープ収納カセット30が着脱自在に装着されている。テープ収納カセット30内には、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等からなる透明な表層テープ31が巻装されたテープスプール32と、インクリボン33が巻装されたリボン供給スプール34と、使用済みのインクリボン33を巻き取る巻取りスプール35と、表層テープ31と同一幅で両面に接着剤層を有する両面接着テープの片面に剥離テープが貼り合わされた二重テープ36が剥離テープを外側にして巻装された基材供給スプール37と、二重テープ36と表層テープ31とを重ねて接合させるための接合ローラ39とがそれぞれ回転自在に設けられている。
また、図2に示すように、カセット収納部フレーム11には、軸20aを中心にして揺動可能となるようにアーム20が取り付けられている。アーム20の先端には、共にゴムなどの可撓性部材を表面に有するプラテンローラ21及び送りローラ22が回動自在に取り付けられている。アーム20が最も時計回りに揺動した位置では、プラテンローラ21が表層テープ31及びインクリボン33を介して後述するプレート12に配置されたサーマルヘッド13と圧接し、送りローラ22が表層テープ31及び二重テープ36を介して接合ローラ39と圧接する。
また、カセット収納部フレーム11からはプレート12が立設している。プレート12のプラテンローラ21側には、多数の発熱素子が図2の紙面垂直方向に1列に配列されたサーマルヘッド13が配置されている。プレート12は、テープ収納カセット30が所定位置に装着されたときに、テープ収納カセット30の凹部14にはめ込まれる。また、カセット収納部フレーム11からは、リボン巻取りローラ及び接合ローラ駆動ローラ(図示せず)が立設している。テープ収納カセット30が所定位置に装着されると、リボン巻取りローラ及び接合ローラ駆動ローラはそれぞれ巻取りスプール35及び接合ローラ39内に挿入される。
また、カセット収納部フレーム11にはテープ走行用のDCモータ2が取り付けられている。DCモータ2の回転駆動力は、カセット収納部フレーム11に沿って互いに噛み合うように配置された円板状の複数のギアを介して、リボン巻取りローラ15、接合ローラ駆動ローラ16、プラテンローラ21及び送りローラ22にそれぞれ伝えられる。
そのため、DCモータ2に電力が供給されると、それに応じて巻取りスプール35、接合ローラ39、プラテンローラ21及び送りローラ22が回転し、これらの回転によって生じる駆動力によってテープ収納カセット30内の表層テープ31、インクリボン33及び二重テープ36が巻き解かれつつ下流側へと搬送される。表層テープ31及びインクリボン33は、互いに重ね合わされてからプラテンローラ21とサーマルヘッド13との間を通過する。これらがプラテンローラ21とサーマルヘッド13とによって挟まれた状態で搬送されつつ、サーマルヘッド13に配列された多数(第1実施形態では128個)の発熱素子R(図3参照)に選択的かつ間欠的に通電が行われることにより、表層テープ31にインクリボン33のインクが1ドットライン毎に所定間隔で転写され、その結果、所望のドット画像(文字や記号)が鏡像で形成される。また、サーマルヘッド13を通過したインクリボン33がリボン巻取りローラ15によって巻き取られた後、表層テープ31は二重テープ36と重ねられて送りローラ22と接合ローラ39との間を通過する。これによって、ドット印刷済みの表層テープ31はその印刷面側が二重テープ36と強固に重ね合わされる。
この表層テープ31と二重テープ36とが重ね合わされた積層テープ38は、表層テープ31の印刷面とは反対側から印刷画像の正像を見ることができるものであって、送りローラ22のさらに下流側に配置されたカッター17によって切断されてから排出口5から排出される。カッター17は、固定刃17aに対して回動刃17bが回動して切断対象物を剪断する鋏形式であり、回動刃17bはカッター用のDCモータ72(図3参照)によって支点を中心に往復揺動することにより積層テープ38を切断する。切断された積層テープ38は、剥離テープを剥がすことにより任意の場所に貼り付けることが可能な粘着ラベルとして用いることができる。
次に、テープ印刷装置1の制御構成について、図3及び図4に基づいて説明する。図3は第1実施形態に係るテープ印刷装置の制御構成を示すブロック図である。図4は第1実施形態に係るテープ印刷装置のサーマルヘッド駆動部分を示す回路図である。
テープ印刷装置1内には制御基板(図示せず)が配置されており、この制御基板上には、CPU61、CG−ROM62、EEPROM63、ROM64、RAM66、タイマ71、3つのドライバ回路68、69、70が配置されている。各種演算を行うと共に信号の入出力を管理するCPU61は、CG−ROM62、EEPROM63、ROM64、RAM66、タイマ71、各種ドライバ68〜70と接続されていると共に、キーボード3、液晶ディスプレイ6、及び接続インターフェイス67にも接続されている。
CG−ROM62は、印刷される文字や記号の画像データをコードデータと対応させてドットパターンで記憶するキャラクタージェネレータ用メモリである。また、EEPROM63には、後述のようにキーボード3により入力された文字等のデータ、印字前の電池電圧、前記入力された文字等の印刷の際に通電される1ラインの最大ドット数、前記最大ドット数によるライン印刷時の電池電圧等の印刷データを記憶する。また、ROM64には、テープ印刷装置1を動作させるための後述の各種のプログラム、DCモータ2の基準回転速度などの各種データテーブル類が格納されている。また、RAM66は、キーボード3から入力されたデータや外部機器78から接続インターフェイス67を介して取り込まれたデータ、及び、CPU61での演算結果などを一時的に記憶する。また、タイマ71は、クロック信号に基づいて基準時刻からの経過時間をCPU61に通知する。
また、CPU61には、サーマルヘッド13での印刷を制御する印刷制御部61aと、DCモータ2を制御するテープモータ制御部61bと、DCモータ72を制御するカッターモータ制御部61cとが含まれている。また、ドライバ68は、タイマ71で生成されたクロック信号を参照してDCモータ2の駆動と同期するように、印刷制御部61aからの制御信号に基づいてサーマルヘッド13に駆動信号を供給する。また、ドライバ69は、カッターモータ制御部61cからの制御信号に基づいてDCモータ72に駆動信号を供給する。また、ドライバ70は、テープモータ制御部61bからの制御信号に基づいてDCモータ2に駆動信号を供給する。
更に、CPU61には、液晶駆動回路74を介して液晶ディスプレイ6が接続されており、CPU61により、液晶ディスプレイ6を制御している。液晶ディスプレイ6には、キーボード3により入力された文字の表示や、電池の残量が不足したことを利用者に対して警告する表示がなされる。
次に、図4を用いて特にテープ印刷装置1のサーマルヘッド駆動部分について説明する。図4に示すように、サーマルヘッド駆動部分は、CPU61と、直流電圧信号をA/D変換するA/D変換回路73と、CG−ROM62と、EEPROM63と、CPU61からの制御信号に基づいてサーマルヘッド13に駆動信号を供給するドライバ68と、各種抵抗(サーマルヘッド13の発熱素子を構成するものを含む)及びトランジスタとから基本的に構成されている。
発熱素子R1,R2,・・・,Rn(以下、発熱素子を総称してRという)は、前記サーマルヘッド13の各ドットを構成する。ここで、第1実施形態に係るサーマルヘッド13は128ドットから構成されており、発熱素子Rは合計で128個設けられている。印刷時には、前記したようにサーマルヘッド13はプラテンローラ21に圧接され、その際、サーマルヘッド上に取り付けられた発熱素子Rはインクリボン33を介して表層テープ31に圧接される。
また、発熱素子R1 〜Rnは、一端が電池電源の端子Sに接続され、他端はトランジスタT1〜Tnのコレクタに接続されている。一方、トランジスタT1〜Tnのエミッタは接地されている。発熱素子R1 〜Rn は通電されることによって発熱して、インクリボン上のインク層を加熱して溶融させ、表層テープ31に転写記録するようになっている。そして、発熱素子Rによってテープ幅方向の所定ライン数の印刷が行われると、表層テープ31及びインクリボン33が搬送されて、次の所定ライン数の印刷が行われる。以後、同様に、サーマルヘッド13による印刷とテープ及びインクリボンの搬送とが繰返されて印刷が行われる。
また、トランジスタT1〜Tnは、発熱素子R1〜Rnの通電状態を制御するスイッチとして機能する。トランジスタT1〜Tnは、ベースがドライバ68に接続されており、ドライバ68はCPU61から送信された印字データ及びヘッド通電信号に基づいて、トランジスタT1〜TnのON/OFFを制御する。
具体的には、トランジスタT1〜Tnは、ベースにドライバからハイレベルの通電制御信号が与えられることによってONとなり、各発熱素子R1〜Rnに電池電源から供給される電流を流し、ローレベルの通電制御信号が与えられることによってOFFとなり、各発熱素子R1〜Rnへの電流の供給を遮断する。それにより、ドライバ68によって、各ドットを構成する発熱素子R1〜Rnの通電が個々に制御される。
また、第1実施形態に係るテープ印刷装置1では、所定のタイミングでその時点での電池電圧VをA/D変換回路73に入力された電池電圧読取信号を介して測定する。そして、その電圧測定値はEEPROM63に順次書き込まれる。
CPU61は、EEPROM63に記憶された前記電圧側定値、キーボード3から入力された文字等の印字データを用いて、現在の電池残量が今回の印刷を行うのに必要な容量を有しているか否かを予測して判定する後述の電池残量判定処理を行う(図5のS6参照)。
次に、このように構成されたテープ印刷装置1のテープに印刷する印刷処理などの制御処理について図5乃至図7に基づいて説明する。先ず、図5を用いて第1実施形態に係るテープ印刷装置1のメインシステムの制御処理について説明する。図5は第1実施形態に係るテープ印刷装置1のメインシステム制御プログラムのフローチャートである。尚、これら図5乃至図7にフローチャートで示される各プログラムは、ROM64等の記憶領域に記憶されており、CPU61により実行される。
メインシステム制御プログラムでは、図5に示すように、先ずステップ(以下、Sと略記する)1において各メモリのクリア等の初期化が行なわれる。
次にS2においては、キーボード3のいずれかのキーからキー入力があったかどうか判断され、キー入力がない場合(S2:NO)にはキー入力があるまで待機する一方、キー入力がある場合(S2:YES)にはS3に移行する。
S3においては、入力されたキーが印刷キーかどうか判断され、印刷キーの場合(S3:YES)には、続いて現在の電池電圧Vを印字処理前の電池電圧Vaとして測定する(S4)。そして、測定された電圧値VaはEEPROM63に記憶される。
更に、S5においてはキーボード3等により予め入力された印字する文字等(EEPROM63に記憶されている)に対応して、通電されるヘッド幅方向の印字最大ドット数bが検出され、EEPROM63に記憶される。ここでヘッドの幅方向の印字最大ドット数bは、印字内容(文字サイズ、文字等の種類)によって異なるが、その最大度値は128である。
続いて、S6では、現在の電池残量が今回の印刷を行うのに必要な容量を有しているか否かを予測して判定する電池残量判定処理を行う。具体的には、前記S4で測定した「印字処理前の電池電圧Va」から前記S5で算出した「ヘッドの幅方向の印字最大ドット数b」に前回の印字処理における「ドット単位電圧降下量e(後述のS8で算出)」を乗じた値を引いた値が、基準電圧V0を超えているか否かを判定する。ここで、基準電圧V0は印刷に必要となる最低電圧であり、印刷中に電池電圧がV0を下回るとその印刷が中断されることとなる。V0の具体値は、DC9V電源を使用する第1実施形態に係るテープ印刷装置1では6Vとなっている。
そして、第1実施形態に係るテープ印刷装置1では、印刷中にこの基準電圧V0を下回るか否かを実際に印字処理を行うことなく、S6の処理において印字処理前に過去の印刷情報から予測するものである。その予測に際しては、今回の印字処理(S7)での「ヘッドの幅方向の印字最大ドット数b」に前回の印字処理直後のS8で求めた「ドット単位電圧降下量e」を乗じた値を、今回の印字処理(S7)における最大の電圧降下量と仮定して用いる。通常、印字処理の際に最も電圧が降下する時点は、ヘッドの幅方向の最大ドット数を印字する(最も多くの発熱端子Rに通電する)際であり、そのドット数に前回の印字処理におけるドット単位当たりの電圧降下量を乗じることによって、今回の印字処理における最大の電圧降下量を正確に割り出すことが可能となるものである。
図8は印字による電池電圧の電圧降下を模式的に示した説明図である。図8(a)に示すように前記S6で予測された電圧降下量(b×e)によって、最大降下時の電池電圧Vcが基準電圧V0を下回らないと予測された場合には印字可能と判定され、図8(b)に示すように最大降下時の電池電圧Vcが基準電圧V0を下回ると予測された場合には印字不可能と判定される。
S6の電池残量判定処理において、電池電圧が基準電圧V0を下回らないと予測された場合(S6:YES)には、入力されたデータに基づいて印字処理(S7)が行なわれた後、S8へと移行する。尚、印字処理については後に詳細に説明する。
S8では、今回の印字処理の結果に基づいてドット単位当たりの電圧降下量eを算出する。具体的には、前記S4で測定された「印字処理前の電池電圧Va」から、前記S7の印字処理における「最も電池に負荷がかかった状態(最も電圧降下量が大きい時)の電池電圧Vc(測定は後述のS14で行う)」を引いた値を、「電池電圧Vcとなった時点での印刷ドット数d(通常、bと同じドット数となる)」で割ることにより算出される。尚、算出されたドット単位電圧降下量eは、EEPROM63に記憶され、次回の印刷処理を行う際において前記S6の電池残量判定処理に用いられる。
一方、S6の電池残量判定処理において、電池電圧が基準電圧V0を下回ると予測された場合(S6:NO)には、印刷を行うことができない旨を利用者に対して報知する警告処理が行なわれた(S9)後、処理を終了する。
また、印刷を行わない場合(S3:NO)には、入力されたキーに対応する他の処理、例えば、文章データの入力、削除、及び編集(文字サイズや書体の変更)等が行なわれた(S10)後、処理を終了する。
次に、第1実施形態に係るテープ印刷装置1において前記S7で行われる印字処理について図6に基づき説明する。図6は第1実施形態に係るテープ印刷装置1における印字処理プログラムのフローチャートである。
図6に示すように、印刷処理においては先ずS11において印字を行うドットパターンに基づく1ライン分の印字データ、発熱素子R(図4参照)に通電させる通電ドット数d等をCG−ROM62と、EEPROM63から読み込む。その後、S12において前記S11で読み込んだ印字データ及びヘッド通電信号をドライバ68に対して送信する。
S13では、前記S12で送信された印字データ及びヘッド通電信号に基づいて、トランジスタT1〜TnのON/OFFを制御し、各発熱素子R1〜Rnに電池電源からの電流を供給することによりヘッドの通電を行う。発熱素子R1 〜Rn は通電されることによって発熱して、インクリボン上のインク層を加熱して溶融させ、表層テープ31に転写記録するようになっている。
その後、S14では電池電源の電圧Vを測定する。更に、S15において通電した印字ドット数dが、前記S6で算出されたヘッド幅方向の印字最大ドット数bに一致するか否かを判定する。
印字ドット数dが印字最大ドット数bに一致すると判定した場合(S15:YES)には、その際の電池電源の電圧Vと印字ドット数dをEEPROM63に対して書き込む(S16)。尚、前記S16で書き込まれる電池電圧Vは最も電池に負荷のかかった状態(最大電圧降下時)の電池電圧Vcとなり、印字ドット数dはヘッド幅方向の印字最大ドット数bと同値である。
続いてS17では指示された印字が終了したか否かが判定され、印字が終了した場合には(S17:YES)、当該印刷処理を終了する。
一方、印字ドット数dが印字最大ドット数bに一致しないと判定した場合(S15:NO)には、その状態で印字の終了を判定する(S17)。そして、印刷が終了していない場合(S17:NO)には、S11へと戻り表層テープ31及びインクリボン33が搬送されて、次の1ドットライン分の印刷を行う。以後、同様に、サーマルヘッド13による印刷とテープ及びインクリボンの搬送とが繰返されて印刷が行われる。これにより、表層テープ31上には、均一なドット間隔によりドットパターン印刷がされる。
次に、第1実施形態に係るテープ印刷装置1において前記S9で行われる警告処理ついて図7基づき説明する。図7は第1実施形態に係るテープ印刷装置1における警告処理プログラムのフローチャートである。
図7に示すように、警告処理においては液晶ディスプレイ6を用いて、現在使用している電池の残量が不足していることを利用者に対して報知する(S21)。具体的には、液晶ディスプレイ6上に“電池容量が不足です”の文章を表示する。その後、当該警告処理を終了する。
以上詳細に説明した通り第1実施形態に係るテープ印刷装置1では、印字前の電池電圧Vaを測定する(S4)とともに、印字データからヘッド幅方向の最大ドット数bを算出し(S5)、更に前回の印字処理の直後(S8)において算出されたドット単位当たりの電圧降下量eに基づいて、今回の印字処理において最も電池に負荷がかかる際の電圧値Vc(最大電圧降下時の電圧値)を予測する。そして予測した電圧値が、印字に必要となる最低電圧である基準電圧値V0を下回るか否かを判定し(S6)、下回ると判定された場合には印字処理を行うことなくその旨を利用者に対して報知するので、現在の電池状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。従って、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、利用者は液晶ディスプレイ6に表示された警告によって電池の残量が不足していることを印字処理前に知ることが可能であり、印刷に失敗してテープを無駄に消費する虞が無くなり、使い勝手が良くなる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るテープ印刷装置について、図9及び図10に基づき説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図8の第1実施形態に係るテープ印刷装置1の構成と同一符号は、前記第1実施形態に係るテープ印刷装置1等の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
この第2実施形態に係るテープ印刷装置の概略構成は、第1実施形態に係るテープ印刷装置1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も第1実施形態に係るテープ印刷装置1とほぼ同じ制御処理である。
ただし、第1実施形態に係るテープ印刷装置1が、前記S7の印字処理において通電ドット数dがヘッド幅方向の最大ドット数bに一致した時を最も電池に負荷がかかるライン印刷時と判定し、その際の電池電圧Vの測定値を最も電池に負荷がかかった際の電圧値(最大電圧降下時の電圧値)Vcとして検出していた(S25、S26)のに対して、第2実施形態に係るテープ印刷装置は、通電ドット数dの代わりに電池電圧Vの測定値に基づいて最も電池に負荷がかかるライン印刷時を判定し、そこからその際のヘッド幅方向の通電ドット数を検出する点が異なっている。
また、第1実施形態に係るテープ印刷装置1が、前記S9の警告処理において液晶ディスプレイ6上に印刷できない旨の警告を行うのみであったのに対して、第2実施形態に係るテープ印刷装置は、現在の電池残量に基づいて印字可能な文字サイズを算出して液晶ディスプレイ6上に表示する点が異なっている。
先ず、第2実施形態に係るテープ印刷装置1の印字処理について図9に基づいて説明する。図9はテープ印刷装置の印字処理プログラムのフローチャートである。尚、以下の図9及び図10にフローチャートで示される各プログラムは、ROM64等の記憶領域に記憶されており、CPU61により実行される。
図9に示すように、印刷処理においては先ずS31において印字を行うドットパターンに基づく1ライン分の印字データ、発熱素子R(図4参照)に通電させる通電ドット数d等をCG−ROM62と、EEPROM63から読み込む。その後、S32において前記S31で読み込んだ印字データ及びヘッド通電信号をドライバ68に対して送信する。
S33では、前記S32で送信された印字データ及びヘッド通電信号に基づいて、トランジスタT1〜TnのON/OFFを制御し、各発熱素子R1〜Rnに電池電源からの電流を供給することによりヘッドの通電を行う。発熱素子R1 〜Rn は通電されることによって発熱して、インクリボン上のインク層を加熱して溶融させ、表層テープ31に転写記録するようになっている。
その後、S34では電池電源の電圧Vを測定する。更に、S35において前記S34で測定した電池電圧Vの測定値が印字中の最も低い電池電圧になったか否かを判定する。
測定値が最低電圧に到達したと判定した場合(S35:YES)には、その際の電池電源の電圧Vと印字ドット数dをEEPROM63に対して書き込む(S36)。尚、前記S16で書き込まれる電池電圧Vは最大電圧降下時(最も電池に負荷のかかった状態)の電池電圧Vcとなり、印字ドット数dはヘッド幅方向の印字最大ドット数bとなる。
続いてS37では指示された印字が終了したか否かが判定され、印字が終了した場合には(S37:YES)、当該印刷処理を終了する。
一方、測定値が最低電圧に到達していないと判定した場合(S35:NO)には、その状態で印字の終了を判定する(S37)。そして、印刷が終了していない場合(S37:NO)には、S31へと戻り表層テープ31及びインクリボン33が搬送されて、次の1ドットライン分の印刷を行う。以後、同様に、サーマルヘッド13による印刷とテープ及びインクリボンの搬送とが繰返されて印刷が行われる。これにより、表層テープ31上には、均一なドット間隔によりドットパターン印刷がされる。
次に、第2実施形態に係るテープ印刷装置において前記S9で行われる警告処理ついて図10基づき説明する。図10は第2実施形態に係るテープ印刷装置における警告処理プログラムのフローチャートである。
図10に示すように、警告処理においては先ずS41において、現在設定されている文字サイズがSサイズであるか否かが判定される。ここで、第2実施形態に係るテープ印刷装置では、キーボード3のキー入力に基づいて印字する文字サイズを「Lサイズ(128×128ドット)」、「Mサイズ(64×64ドット)」、「Sサイズ(32×32ドット)」の3種類から選択して設定することが可能となっている(S10)。
そして、文字サイズがSサイズであると判定された場合(S41:YES)には前記S5で検出されたヘッド幅方向の印字最大ドット数bを現在より少なくすることができないので、液晶ディスプレイ6を用いて、現在使用している電池の残量が不足していることを利用者に対して報知する(S42)。具体的には、液晶ディスプレイ6上に“電池容量が不足です”の文章を表示する。その後、当該警告処理を終了する。
一方、文字サイズがSサイズでないと判定された場合(S41:NO)には、続けて文字サイズがMサイズであるか否かが判定され(S43)、文字サイズがMサイズであると判定された場合(S43:YES)にはS44へと移行する。
S44では、新たに文字サイズをMサイズからSサイズに小さくした場合のヘッド幅方向の印字最大ドット数bsを検出し、前記S6で行った電池残量判定処理を、前記S5で検出したMサイズでのヘッド幅方向の印字最大ドット数bの代わりに、新たに検出した最大ドット数bsを用いることにより行う。それにより、Mサイズでは残量が不足した電池残量が、Sサイズでの印刷を行うのには必要な容量を有しているか否かを予測して判定する。
そして、S44の電池残量判定処理において、電池電圧が基準電圧V0を下回らないと予測された場合(S44:YES)には、液晶ディスプレイ6を用いて、Sサイズでの印字が可能であることを利用者に対して報知する(S45)。具体的には、液晶ディスプレイ6上に“Sサイズ印字可能”の文章を表示する。その後、当該警告処理を終了する。
一方、電池電圧が基準電圧V0を下回ると予測された場合(S44:NO)には、Sサイズでの印字も不可能であるので液晶ディスプレイ6上に“電池容量が不足です”の文章を表示する(S42)。その後、当該警告処理を終了する。
一方、文字サイズがMサイズでないと判定された場合(S43:NO)、即ち文字サイズがLサイズに設定されている場合にはS46へと移行する。
S46では、新たに文字サイズをLサイズからMサイズに小さくした場合のヘッド幅方向の印字最大ドット数bmを検出し、前記S6で行った電池残量判定処理を、前記S5で検出したLサイズでのヘッド幅方向の印字最大ドット数bの代わりに、新たに検出した最大ドット数bmを用いることにより行う。それにより、Lサイズでは残量が不足した電池残量が、Mサイズでの印刷を行うのには必要な容量を有しているか否かを予測して判定する。
そして、S46の電池残量判定処理において、電池電圧が基準電圧V0を下回らないと予測された場合(S46:YES)には、液晶ディスプレイ6を用いて、Mサイズでの印字が可能であることを利用者に対して報知する(S47)。具体的には、液晶ディスプレイ6上に“Mサイズ印字可能”の文章を表示する。その後、当該警告処理を終了する。
一方、電池電圧が基準電圧V0を下回ると予測された場合(S46:NO)には、Mサイズでの印字も不可能であるので液晶ディスプレイ6上に“電池容量が不足です”の文章を表示する(S42)。その後、当該警告処理を終了する。
以上詳細に説明した通り第2実施形態に係るテープ印刷装置では、印字前の電池電圧Vaを測定する(S4)とともに、印字データからヘッド幅方向の最大ドット数bを算出し(S5)、更に前回の印字処理の直後(S8)において算出されたドット単位当たりの電圧降下量eに基づいて、今回の印字処理において最も電池に負荷がかかる際の電圧値Vc(最大電圧降下時の電圧値)を予測する。そして予測した電圧値が、印字に必要となる最低電圧である基準電圧値V0を下回るか否かを判定し(S6)、下回ると判定された場合には印字処理を行うことなくその旨を利用者に対して報知するので、現在の電池状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。従って、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、現在設定された文字サイズによる印字ができないと判断された場合であっても、現在より文字サイズを縮小した場合において最も電池に負荷がかかる際の電圧値Vc(最小の電圧値)を予測し、印字に必要となる最低電圧である基準電圧値V0を下回るか否かを判定する(S44、S46)。その結果、文字サイズを縮小した場合においては印字可能と判定された場合には、印字可能と判定された文字サイズを液晶ディスプレイ6に表示するので、現在の電池の残量で印刷可能な文字サイズを印字処理前に知ることが可能である。従って、印刷に失敗してテープを無駄に消費する虞が無くなり、また、文字サイズを新たに変更することによって電池残量に応じた印刷を行うことが可能であり、使い勝手が良くなる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るテープ印刷装置について、図11に基づき説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図8の第1実施形態に係るテープ印刷装置1の構成と同一符号は、前記第1実施形態に係るテープ印刷装置1等の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
この第3実施形態に係るテープ印刷装置の概略構成は、第1実施形態に係るテープ印刷装置1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も第1実施形態に係るテープ印刷装置1とほぼ同じ制御処理である。
ただし、第1実施形態に係るテープ印刷装置1が、前記S9の警告処理において液晶ディスプレイ6上に印刷できない旨の警告を行うのみであったのに対して、第2実施形態に係るテープ印刷装置1は、現在の電池残量に基づいて印字可能な文字サイズを算出するとともに、印刷可能な文字サイズに変更して印刷を継続して行う点が異なっている。
以下に、第3実施形態に係るテープ印刷装置の警告処理について図11に基づいて説明する。図11はテープ印刷装置の警告処理プログラムのフローチャートである。尚、以下の図11にフローチャートで示される各プログラムは、ROM64等の記憶領域に記憶されており、CPU61により実行される。
図11に示すように、警告処理においては先ずS51において、現在設定されている文字サイズがSサイズであるか否かが判定される。ここで、第3実施形態に係るテープ印刷装置では、前記第2実施形態に係るテープ印刷装置と同様にキーボード3のキー入力に基づいて印字する文字サイズを「Lサイズ(128×128ドット)」、「Mサイズ(64×64ドット)」、「Sサイズ(32×32ドット)」の3種類から選択して設定することが可能となっている(S10)。
そして、文字サイズがSサイズであると判定された場合(S51:YES)には前記S5で検出されたヘッド幅方向の印字最大ドット数bを現在より少なくすることができないので、液晶ディスプレイ6を用いて、現在使用している電池の残量が不足していることを利用者に対して報知する(S52)。具体的には、液晶ディスプレイ6上に“電池容量が不足です”の文章を表示する。その後、当該警告処理を終了する。
一方、文字サイズがSサイズでないと判定された場合(S51:NO)には、続けて文字サイズがMサイズであるか否かが判定され(S53)、文字サイズがMサイズであると判定された場合(S53:YES)にはS54へと移行する。
S54では、新たに文字サイズをMサイズからSサイズに小さくした場合のヘッド幅方向の印字最大ドット数bsを検出し、前記S6で行った電池残量判定処理を、前記S5で検出したMサイズでのヘッド幅方向の印字最大ドット数bの代わりに、新たに検出した最大ドット数bsを用いることにより行う。それにより、Mサイズでは残量が不足した電池残量が、Sサイズでの印刷を行うのには必要な容量を有しているか否かを予測して判定する。
そして、S54の電池残量判定処理において、電池電圧が基準電圧V0を下回らないと予測された場合(S54:YES)には、液晶ディスプレイ6を用いて、Sサイズに文字サイズを変更することにより印刷が可能である旨を利用者に対して報知する(S55)。具体的には、液晶ディスプレイ6上に“Sサイズに変更しますか?”の文章を表示する。
その後、S56において遊技者によって文字サイズがSサイズに変更されたか否かを判定する。判定はキーボード3のキー入力に基づいて行われ、Sサイズに変更されたと判定した場合には(S56:YES)、現在のテープ印刷装置において設定されている文字サイズをMサイズからSサイズに変更する(S57)。
続いて、変更した文字サイズに基づいて印字処理が行われる(S58)。尚、S58で行われる印字処理は前記S7で行われる通常の印字処理(図6参照)と同様であるので、ここではその説明は省略する。印字処理を行った後は当該警告処理を終了する。
一方、電池電圧が基準電圧V0を下回ると予測された場合(S54:NO)、及びSサイズに変更されないと判定した場合には(S56:NO)、液晶ディスプレイ6上に“電池容量が不足です”の文章を表示する(S52)。その後、当該警告処理を終了する。
一方、文字サイズがMサイズでないと判定された場合(S53:NO)、即ち文字サイズがLサイズに設定されている場合にはS59へと移行する。
S59では、新たに文字サイズをLサイズからMサイズに小さくした場合のヘッド幅方向の印字最大ドット数bmを検出し、前記S6で行った電池残量判定処理を、前記S5で検出したLサイズでのヘッド幅方向の印字最大ドット数bの代わりに、新たに検出した最大ドット数bmを用いることにより行う。それにより、Lサイズでは残量が不足した電池残量が、Mサイズでの印刷を行うのには必要な容量を有しているか否かを予測して判定する。
そして、S59の電池残量判定処理において、電池電圧が基準電圧V0を下回らないと予測された場合(S59:YES)には、液晶ディスプレイ6を用いて、Mサイズに文字サイズを変更することにより印刷が可能である旨を利用者に対して報知する(S60)。具体的には、液晶ディスプレイ6上に“Mサイズに変更しますか?”の文章を表示する。
その後、S61において遊技者によって文字サイズがMサイズに変更されたか否かを判定する。判定はキーボード3のキー入力に基づいて行われ、Mサイズに変更されたと判定した場合には(S61:YES)、現在のテープ印刷装置において設定されている文字サイズをLサイズからMサイズに変更する(S62)。
続いて、変更した文字サイズに基づいて印字処理が行われる(S58)。尚、S58で行われる印字処理は前記S7で行われる通常の印字処理(図6参照)と同様であるので、ここではその説明は省略する。印字処理を行った後は当該警告処理を終了する。
一方、電池電圧が基準電圧V0を下回ると予測された場合(S59:NO)、及びMサイズに変更されないと判定した場合には(S61:NO)、液晶ディスプレイ6上に“電池容量が不足です”の文章を表示する(S52)。その後、当該警告処理を終了する。
以上詳細に説明した通り第3実施形態に係るテープ印刷装置では、印字前の電池電圧Vaを測定する(S4)とともに、印字データからヘッド幅方向の最大ドット数bを算出し(S5)、更に前回の印字処理の直後(S8)において算出されたドット単位当たりの電圧降下量eに基づいて、今回の印字処理において最も電池に負荷がかかる際の電圧値Vc(最大電圧降下時の電圧値)を予測する。そして予測した電圧値が、印字に必要となる最低電圧である基準電圧値V0を下回るか否かを判定し(S6)、下回ると判定された場合にはその旨を利用者に対して報知するので、現在の電池状態と印刷を行うドット数とに応じた正確な電圧降下を予測して、次の印刷が可能であるかを印刷前に判定することができる。従って、使用する電池に対応した正確な判定を行うことが可能であり、不必要な電池の交換や印刷ミスを防止することができる。
また、現在設定された文字サイズによる印字ができないと判断された場合であっても、現在より文字サイズを縮小した場合において最も電池に負荷がかかる際の電圧値Vc(最小の電圧値)を予測し、印字に必要となる最低電圧である基準電圧値V0を下回るか否かを判定する(S54、S59)。その結果、文字サイズを縮小した場合においては印字可能と判定された場合には、印字可能と判定された文字サイズに新たに設定を変更し(S57、S62)、変更した文字サイズにより印字処理を行う(S58)ので、現在の電池の残量で印刷可能な文字サイズを印字処理前に知ることが可能であるとともに、印刷可能な文字サイズによって継続して印刷を行うことが可能となる。従って、印刷に失敗してテープを無駄に消費する虞が無くなり、また、利用者は複雑な操作を行うことなく、変更された文字サイズによって電池残量に応じた印刷を容易に行うことが可能であり、使い勝手が良くなる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
第1乃至第3実施形態においては、テープ38に文字等の印刷を行うテープ印刷装置を本発明に係る印刷装置の具体例として説明したが、上記テープ印刷装置以外でも電池電源により駆動可能な印刷装置であれば良く、例えば携帯型の小型プリンタ等に適用することも当然に可能である。
第1実施形態に係るテープ作成装置を示す外観斜視図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置の内部に配置されたテープ駆動印刷機構及びテープ収納カセットの構造を示した平面図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置の制御構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置のサーマルヘッド駆動部分を示す回路図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置のメインシステム制御プログラムのフローチャートである。 第1実施形態に係るテープ印刷装置における印字処理プログラムのフローチャートである。 第1実施形態に係るテープ印刷装置における警告処理プログラムのフローチャートである。 (a)は印字可能の際における電池電圧の電圧降下を模式的に示した説明図、(b)は印字不可の際における電池電圧の電圧降下を模式的に示した説明図である。 第2実施形態に係るテープ印刷装置における印字処理プログラムのフローチャートである。 第2実施形態に係るテープ印刷装置における警告処理プログラムのフローチャートである。 第3実施形態に係るテープ印刷装置における警告処理プログラムのフローチャートである。
符号の説明
1 テープ印刷装置
3 キーボード
6 液晶ディスプレイ
13 サーマルヘッド
30 テープ収納カセット
31 表層テープ
49 エンコーダ
49a 回転円板
49b フォトセンサ
61 CPU
63 EEPROM
64 ROM
66 RAM
68 ドライバ
73 A/D変換回路
R 発熱素子

Claims (8)

  1. 電源を供給する電池と、
    前記電池によって供給された電源に基づいて、ドットパターンにより形成される文字等の印刷を印刷媒体に所定間隔で1ドットライン毎に行うサーマルヘッドと、を備えた印刷装置において、
    前記サーマルヘッドを用いた印刷処理における印刷情報を記憶する印刷情報記憶手段と、
    前記印刷情報記憶手段に記憶された過去の印刷処理における印刷情報に基づいて、印刷処理において予測されるドット単位当たりの電池電圧降下量を算出する単位降下量算出手段と、
    前記単位降下量算出手段により算出された電池電圧降下量に基づいて、印刷開始前に印刷処理において予測される最大の電池電圧降下量を算出する最大降下量算出手段と、
    前記最大降下量算出手段によって算出された最大の電池電圧降下量に基づいて印刷処理が可能か否かを判定する印刷判定手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷情報記憶手段に記憶される印刷情報は、印刷開始前の前記電池の電圧値と、印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数と、前記最大ドット数のライン印刷時における前記電池の電圧値と、から構成され、
    前記単位降下量算出手段は、印刷処理時において前記最大ドット数のライン印刷時における電池電圧降下量を前記最大ドット数で割ることにより算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷情報記憶手段に記憶される印刷情報は、印刷開始前の前記電池の電圧値と、印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数と、から構成され、
    前記単位降下量算出手段は、印刷処理時における1ドットライン印刷時の最大の電池電圧降下量をその際の通電ドット数で割ることにより算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記最大降下量算出手段は、
    印刷処理で印刷されるドットパターンの1ドットライン当たりの最大ドット数を検出する最大ドット数検出手段を有し、
    前記単位降下量算出手段によって算出されたドット単位当たりの電池電圧降下量を前記最大ドット数検出手段により検出された最大ドット数に乗じることにより算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 前記印刷判定手段は、現在の前記電池の電圧値から前記最大の電池電圧降下量を引いた電圧値が予め設定された基準電圧値以下の電圧値となった場合に、印刷処理が不可能であると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. ディスプレイを備え、
    前記印刷判定手段によって印刷処理が不可能であると判定された場合に、印刷可能な文字サイズを算出するとともに算出された文字サイズを前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 前記印刷判定手段によって印刷処理が不可能であると判定された場合に、印刷可能な文字サイズを算出するとともに算出された文字サイズに設定を変更して印刷処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の印刷装置。
  8. 前記印刷判定手段によって印刷処理が不可能であると判定された場合に印刷処理を中止することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置。
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