JP2010221531A - テープ印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作履歴と提供するサービスや機能とを結びつけた、従来にはない新しい機能を提供するテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ24上に印刷レイアウトを表示し、印刷レイアウトによって処理テープに対して印刷を行うテープ印刷装置1であって、累積稼動時間あるいは印刷動作回数を記憶する履歴記憶部80と、累積動作時間あるいは印刷動作回数に応じて提供する機能を変更する機能変更部81と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ディスプレイ上に印刷レイアウトを表示し、印刷レイアウトに基づいてテープ状の印刷媒体に印刷するテープ印刷装置に関する。
適切な保守を行うことを目的として、例えば総稼働時間や印字文字数など印刷装置の動作履歴をカウントしてEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)やフラッシュROM等の不揮発性メモリーに記憶する印刷装置が知られている。
特許文献1には、印刷装置に電源を供給しない状態においても記憶内容を保持可能な記憶手段と、印刷装置の動作の回数をカウントする第1の動作回数カウント手段と、印刷装置の動作と同一の動作の回数をカウントする第2の動作回数カウント手段と、第1及び第2の動作回数カウント手段によってカウントされた第1及び第2のカウント値を記憶手段に格納する格納手段と、第1のカウント値を変更可能なカウント値変更手段とを有する印刷装置が記載されている。これにより、印刷装置の総動作回数(印刷装置が使用され始めてからの通算回数)と、交換された部品の動作回数とを記憶することができる。記憶した動作回数に基づいて消耗品の消耗度や部品の寿命等を確認することができる。すなわち、印刷装置のメンテナンスに利用することを目的としている。
一方、入力された未確定文字列に基づいて、ディスプレイ上に複数の予測変換候補を表示すると共に、1の予測変換候補を選択して確定した確定文字列に基づいて、ディスプレイ上に印刷レイアウトを表示し、この印刷レイアウトによってラベルを作成するテープ印刷装置が知られている。
近年のテープ印刷装置は、単純な文字列をテープに印刷するだけでなく、キャラクターや特殊な文字種を予め数多く備えた構成となっており、装飾効果を発揮したテープ印刷を行うことができる。通常、特殊な文字種やキャラクターは、ROMやCGROM(キャラクタージェネレーターROM)等の不揮発性のメモリーに予め記憶されており、CPUがキー操作に対応するデータを読み出し、ディスプレイ上に表示する。CGROMに記憶されているデータであれば、ユーザーは自由に選択して印刷することができる。
特開2000−168201号公報
しかしながら、効率よく所望のキャラクターを検索するためには、CGROMに記憶されているキャラクターのカテゴリーを熟知している必要があり、熟知していないユーザーは効率よく検索することが難しい。例えば、季節感のあるタイムリーなキャラクターを選択しやすいようにメニューの最初に表示するなど、改良の余地があるところである。
また、予め記憶されているものの中から特定のキャラクターを選択するだけでなく、使用不可として制限していたキャラクターを所定の条件を満たすことで制限を解除し、使用可能なキャラクターを徐々に増やしていく等の機能を提供できれば、ユーザーのテープ印刷装置に対する期待感や購買意欲を掻き立てることができ、販促効果を得ることができる。
上述した特許文献1に記載された動作回数や稼働時間等の動作履歴は、印刷装置のメンテナンスに利用されるデータであり、サービスや機能と結びつけて利用されていない。したがって、テープ印刷装置の動作履歴と提供するサービスや機能とを結びつけることによって、従来にはない新しい機能をテープ印刷装置に持たせることが望まれる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであって、動作履歴と提供するサービスや機能とを結びつけた新しい機能を提供するテープ印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、ディスプレイ上に印刷レイアウトを表示し、前記印刷レイアウトによってテープ状の印刷対象物に対して印刷を行うテープ印刷装置であって、
動作履歴を記憶する履歴記憶手段と、前記動作履歴に応じて提供する機能を変更する機能変更手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、動作履歴に応じて提供する機能を変更することができるので、従来にはない新しい機能を提供することが可能となる。
また本発明において、少なくとも前記テープ印刷装置の稼動日時を計時する計時手段を更に備え、
前記履歴記憶手段は、前記計時手段が計時した稼動日時を前記動作履歴として記憶し、
前記機能変更手段は、前記稼動日時に応じて前記機能を変更することを特徴とする。
上記構成によれば、テープ印刷装置の稼動日時に応じて機能を変更することができるので、特定の日時だけ有効となるような新しい機能を提供することができる。
また本発明において、印刷動作回数を取得する回数取得手段を更に備え、
前記履歴記憶手段は、前記回数取得手段が取得した前記印刷動作回数を前記動作履歴として記憶し、
前記機能変更手段は、前記印刷動作回数に応じて前記機能を変更することを特徴とする。
上記構成によれば、テープ印刷装置による印刷動作回数に応じて機能を変更することができるので、所定の印刷動作回数以上の場合、あるいは所定の印刷動作回数以下の場合だけ、有効となるような新しい機能を提供することができる。
また本発明において、季節に関連するキャラクターを記憶したキャラクター記憶手段を更に備え、
前記機能変更手段は、前記稼動日時から季節を判定し、判定した季節に関連するキャラクターを前記キャラクター記憶手段から読み出し、前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
上記構成によれば、稼動日時から季節を判定して季節に関連するキャラクターを読み出して表示することができるので、特定の季節のときに比較的使用する可能性の高いキャラクターを容易に表示させることができる。
また本発明において、前記稼動日時及び前記印刷動作回数の少なくとも何れか一方が所定の条件を満たしている場合に使用可能になるキャラクターを記憶したキャラクター記憶手段を更に備え、
前記機能変更手段は、前記所定の条件を満たしていると判定した場合に、前記キャラクターの使用制限を解除することを特徴とする。
上記構成によれば、テープ印刷装置の稼動日時及び印刷動作回数の少なくとも何れか一方が所定の条件を満たしている場合だけ、キャラクターの使用制限が解除されるので、ユーザーのテープ印刷装置に対する期待感や購買意欲を掻き立てることができ、販促効果を得ることができる。
本実施形態のテープ印刷装置の概観斜視図である。 図1に示したテープ印刷装置の開閉蓋が開いた状態の概観斜視図である。 ディスプレイの構成を示す模式図である。 テープ印刷装置の内部構成を示したブロック図である。 テープ印刷装置の制御部が実現する機能を示した機能ブロック図である。 本実施形態のCGROMに記憶されているキャラクターの一部を示した図である。 累積稼動時間によってキャラクターの使用制限を解除し機能変更を行う処理を説明するためのフローチャートである。 印刷動作回数によってキャラクターの使用制限を解除し機能変更を行う処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係るテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、入力された未確定文字列に基づいて、ディスプレイ上に複数の予測変換候補を表示すると共に、1の予測変換候補を選択して確定した確定文字列に基づいて、ディスプレイ上に印刷レイアウトを表示し、この印刷レイアウトによってラベルを作成するものである。
図1及び図2に示すように、テープ印刷装置1は、処理テープ(テープ状の印刷対象物)Tに対して印刷処理を行う装置本体11と、処理テープTおよび不図示のインクリボンを収容し、装置本体11に着脱自在に装着されるテープカートリッジCとを備えている。
装置本体11は、装置ケース12により外殻が形成され、装置ケース12の前半部上面には、文字等を入力するための複数の文字入力キー13と、各種選択および確定処理等を行うための複数の機能キー15と、テープ印刷装置1の電源をON/OFFするための電源キー16を備えたキーボード17が配設されている。ここで、機能キー15には、ディスプレイ24に表示される選択肢を選択する上下(左右)キー15b、処理テープTのテープ幅、テープ長および余白領域並びに文字等の書式等を設定する各種設定キー15a、入力した未確定文字列を確定文字列83として確定する確定キー15c、入力編集中の文字等を削除する削除キー15d、ラベル作成処理を実行するための印刷キー15e、表示画面を切替えるための表示切替キー15f、入力状態(文字入力方式)を切り替えるための入力切替キー15g、文字や記号等のキャラクターを入力するための記号キー15h等が含まれる。
装置ケース12の後半部上面には、開閉蓋21が広く設けられ、開閉蓋21の上面には、テープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓22が形成されていると共に、開閉蓋21の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン23が設けられている。また、後半部右上面には、キーボード17からの入力結果等を表示するディスプレイ24が形成されている。
図3に示すように、ディスプレイ24は横長の表示画面を有しており、ディスプレイ24上には、デフォルト画面(初期画面)として、入力・編集画面が表示されている。入力・編集画面は、下部に設定されると共に入力編集を行うための入力編集領域24aと、上部に設定されると共に印刷レイアウトを逐一表示するレイアウト表示領域24bと、を備えている。なお、印刷レイアウトは、文字未入力の状態においては、白紙のレイアウトを表示すると共に、入力した確定文字列83に基づいて、任意の文字列のレイアウトを表示する。
入力編集領域24aには、キーボード17から入力された文字列が横書きに表示され、文字列が複数行に亘る場合には、行毎に上下に並べて表示される。入力編集領域24aに入力された文字列が未確定文字列である場合、文字列を陽ドットとして白黒反転表示される一方、未確定文字列が確定キーにより確定文字列83となった場合、文字列を陰ドットとして通常表示される。また、入力編集領域24aには、各文字列が何行目に位置するかを表示した行頭マーク80と、編集入力位置を指標するカーソル81とが表示される。
ディスプレイ24のレイアウト表示領域24bの左側24cには、検出したテープ幅と作成されるテープ長とが小さく数値表示されると共に、その数値表示の右側には、印刷レイアウトが大きく表示される。これにより、作成されるラベルの大きさ、配置バランスおよび余白領域等を印刷処理前に確認できるようになっている。
具体的に説明すると、図3に示すディスプレイ24のレイアウト表示領域24bには、テープ幅(18mm)およびテープ長(10cm)に対して、入力した確定文字列83(「お得なセット!」)の印刷レイアウトが、テープを陽ドットとして文字を陰ドットとして白黒反転表示されている。
開閉蓋21の内部には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ装着部31が窪入形成されており、カートリッジ装着部31には、テープカートリッジCから繰り出される処理テープTに印刷処理を行う印刷ヘッド41(図4参照)が配設されている。
装置ケース12の左側部には、カートリッジ装着部31と装置外部とを連通するテープ排出口32が形成され、このテープ排出口32に臨んで装置ケース12には、処理テープTを切断するための不図示のカッターユニットが内蔵されている。また、図1および図2では省略したが、装置ケース12の内部には、装置本体11を統括制御する制御部60を構成する回路基板が搭載されている。
カートリッジ装着部31には、発熱素子を有しヘッドカバー40に覆われた印刷ヘッド41と、テープリールの位置決めをする位置決め突起42が突設されている。また、カートリッジ装着部31には、カートリッジケース95の裏面に形成された複数の被検出孔に対応してテープ識別センサ26(図4参照)が設けられている。また、カートリッジ装着部31には、不図示のプラテン駆動軸および巻取り駆動軸を駆動する印刷送りモーター46(図4参照)や減速ギヤ列等(図示省略)が内蔵されている。
テープカートリッジCをカートリッジ装着部31に装着すると、ヘッドカバー40に貫通開口54が、位置決め突起42にテープリールが、巻取り駆動軸にリボン巻取りリールが、プラテン駆動軸にプラテンローラーが、それぞれ差し込まれ、この状態で開閉蓋21を閉蓋すると、これに連動して、印刷ヘッド41が、処理テープTおよびインクリボンを挟み込んでプラテンローラーに当接し、印刷待機状態となる。入力編集により印刷データが生成されると、生成された印刷データに基づき、プラテン駆動軸および巻取り駆動軸が同期回転して、処理テープTおよびインクリボンを送りながら、印刷ヘッド41により印刷処理が行われる。これと共に、リボン繰出しリールから繰り出されたインクリボンは、貫通開口54の開口壁を周回してリボン巻取りリールに巻き取られる。印刷処理後の処理テープTは、印刷済み部分がフルカッターにより切断され、切断された処理テープTがラベルとしてテープ排出口32から外部に排出される。
処理テープTは、テープ種別(テープ幅、テープ色、インクリボン色、テープ材質など)が異なる複数種のものが用意されており、裏面に粘着材層が塗着された記録テープと、この粘着剤層により記録テープに貼付された剥離テープとから構成されている。カートリッジケース95の裏面には、小さな複数の被検出孔(図示省略)が形成され、上記のテープ識別センサ26によってこの複数の被検出孔が検出されることにより、処理テープTの種別を識別できるようになっている。
次に、図4を参照し、テープ印刷装置1の内部制御について説明する。テープ印刷装置1は、操作部61と、検出部62と、印刷部63と、切断部64と、駆動部65と、これら各部に接続して、テープ印刷装置1全体を制御する制御部60と、を有している。
操作部61は、キーボード17上の文字入力キー13、機能キー15等からのデータ入力や、印刷データ等のディスプレイ24への表示等、ユーザーインターフェイスとして機能する。検出部62は、テープ識別センサ26を有し、処理テープT(テープカートリッジC)の種別を検出する。印刷部63は、テープカートリッジC、印刷ヘッド41および印刷送りモーター46を有し、処理テープTおよびインクリボンを搬送しながら処理テープT上に、生成された印刷データに基づいて、印刷ヘッド41により印刷を行う。切断部64は、処理テープTを切断するフルカッター34及びこれを駆動するフルカッターモーター35からなるカッターユニットを有し、印刷部63で印刷処理済みの処理テープTを所定の長さとなるように切断し、ラベルを作成する。駆動部65は、ディスプレイドライバー66、ヘッドドライバー67、印刷送りモータードライバー68およびカッターモータードライバー69を有し、各部を駆動する。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)71と、CPU71で各種制御処理を行うための制御プログラムを有するROM(Read Only Memory)72と、各種制御処理の作業領域となるRAM(Random Access Memory)73と、文字や記号等のキャラクターデータを記憶しているCGROM76(キャラクター記憶手段)と、CPU71からの要求に応じて時計及びカレンダーの各データを送出または設定するリアルタイムクロック77(計時手段)、テープ印刷装置1の各部と入力データや制御信号の入出力を行う入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」と称する)74と、を備え、これらは互いに内部バス75により接続されている。
具体的な処理の例を挙げると、CPU71は、キーボード17に含まれる入力切替キー15gの押下に応じて、IOC74を介して入力状態の切替指示を受信する。CPU71は、IOC74を介してディスプレイドライバー66を駆動させ、入力切替キーが押下される毎に、入力状態を「ローマ字→かな→ABC」の順に切り替える。
またCPU71は、印刷キー15eの押下に応じてラベルの印刷指示を受信すると、IOC74を介してヘッドドライバー67及び印刷紙送りモータードライバー68を駆動させ、編集したラベルの印刷処理を実行する。ラベル印刷処理が終了すると、カッターモータードライバー69を駆動させて、印刷処理済みの処理テープTを所定の長さで切断する。
またCPU71は、キーボード17に含まれる記号キー15hの押下に応じて、IOC74を介して記号の入力指示を受信する。CPU74は、入力された文字コードに対応する記号をCGROM76から読み出し、ディスプレイドライバー66を介してディスプレイ24に表示させる。
また、本実施形態において制御部60は、図5に示す各種機能を実現する。具体的には稼動日時取得部78、回数取得部79、履歴記憶部80及び機能変更部81の機能を実行する。このうち、稼動日時取得部78、回数取得部79及び機能変更部81はCPU71、ROM72及びRAM73によって提供される機能である。
稼動日時記憶部78は、リアルタイムクロック77に対して日時を要求し、取得した日時を履歴記憶部80へ記憶する。例えば、テープ印刷装置1の電源をONするため電源キー16が押下されると、リアルタイムクロック77に対して起動日時を要求する。また、電源OFFするために電源キー16がもう1度押下されると、リアルタイムクロック77に対して終了日時を要求する。また、取得した起動日時と終了日時からテープ印刷装置1の稼働時間を算出し、履歴記憶部80へ記憶する。さらに、稼動時間を累積し累積稼働時間として履歴記憶部80へ記憶する。なお、履歴記憶部80は不図示のフラッシュROM等によって実現することができる。
回数取得部79は、印刷動作回数をカウントするカウンターであって、キーボード17に含まれる印刷キー15eの1回の押下につきカウンターを+1加算する。カウントされた印刷動作回数は履歴記憶部80へ記憶する。
機能変更部81は、履歴記憶部80に記憶された稼動日時、累積稼動時間、印刷動作回数に基づいて、テープ印刷装置1が提供する機能を変更する。ここでは、CGROM76に記憶されているキャラクターのうち稼動日時に応じてメニュー画面に表示するキャラクターを変更する。具体的には、季節に対応じて適当な絵文字を自動的に選択してディスプレイドライバー66を介してメニュー画面に表示したり、予め記念日などを登録しておくことによって、適当な絵文字を選択してメニュー画面に表示する。
また、所定の累積稼働時間や印刷動作回数を超えると、それまで使用が制限されていたキャラクターの使用制限を解除して、ディスプレイドライバー66を介して新たなキャラクターをメニュー画面に表示する。
ここで、CGROM76に記憶されているキャラクターの一例を図6に示す。CGROM76にはカテゴリー毎にキャラクターが分類されて記憶されており、例えば、「記述」、「省略」、「カッコ」、「矢印」・・・「シーズン」のように分類され、使用制限フラグが設定されているカテゴリーは選択できないようになっている。例えば、工場出荷時において使用制限するカテゴリーに使用制限フラグF1,F2を設定しておき、所定の累積稼働時間や印刷動作回数を超えた場合に、機能変更部81が使用制限フラグF1,F2を解除する。
また、カテゴリー「シーズン」では、1月から12月までの月毎(季節)に対応したキャラクターが分類されており、機能変更部81は履歴記憶部80から取得した稼動日時に基づいて該当するキャラクターを選択しメニュー画面に表示する。
<第1の実施形態>
次に、上述した機能変更部81による機能変更の具体的な手順について図7のフローチャートにしたがって説明する。まず、累積稼動時間によってキャラクターの使用制限を解除し機能変更を行う場合を説明する。
まず、ユーザーが電源キー16を押下し、テープ印刷装置1の電源がONされると(ステップS11:Yes)、稼働時間取得部78はリアルタイムクロック77から起動日時を取得し(ステップS12)、履歴記憶部80に記憶する。機能変更部81は、履歴記憶部80からテープ印刷装置1の前回までの累積稼動時間を取得し(ステップS13)、取得した累積稼働時間が所定時間以上であるか否かを判定する(ステップS14)。
例えば、所定時間を100時間とした場合、100時間を超えていなければ(ステップS14:No)、キャラクターの使用制限を解除することなく使用制限されていないキャラクターを使って印刷レイアウトを編集する。
一方、機能変更部81は累積稼働時間が100時間以上であると判定した場合は、図6に示すように設定されている使用制限フラグを解除する(ステップS15)。
次に、記号キー15hが押下された場合は(ステップS16)、機能変更部81はステップS12で取得した起動日時に基づき、CGROM76のカテゴリー「シーズン」の中からその日付に応じたキャラクターを選択し、ディスプレイドライバー66を介してディスプレイ24にメニュー画面として表示する(ステップS17)。例えば、日付情報が2009年3月1日の場合、カテゴリー「シーズン」のうち該当する月として3月をメニュー画面の最初に表示するようにすれば、ユーザーは季節に応じたキャラクターを探す必要がなくなり、より操作性のよい機能を提供することができる。
また、ステップS15においてキャラクターの使用解除がされた場合は、メニュー画面に新たに使用可能となったカテゴリーを選択可能に表示する。
キャラクターの選択が終了すると文字入力キー13等のキー操作に応じて印刷レイアウトの編集を行う(ステップS18)。
一方、記号キー15hの押下がない場合も(ステップS16:No)、通常の印刷レイアウト編集画面を表示し、文字入力キー13等のキー操作に応じてレイアウトの編集を行う(ステップS18)。
レイアウト編集を終えて印刷キー15eが押下されると(ステップS19:Yes)、IOC74を介してヘッドドライバー67及び印刷紙送りモータードライバー68を駆動させ、編集したラベルの印刷処理を実行する。ラベル印刷処理が終了すると、カッターモータードライバー69を駆動させて、印刷処理済みの処理テープTを所定の長さで切断する(ステップS20)。
ユーザーが電源キー16を押下すると(ステップS21:Yes)、稼動日時取得部78は終了日時を取得し、起動日時と終了日時に基づき稼働時間を算出する。履歴記憶部80の累積稼働時間に算出した稼働時間を加算して終了する(ステップS22)。一方、電源キー16の押下がない場合は(ステップS21:No)ステップS16に戻り繰り返し処理を実行する。
なお、ステップS13,ステップS14,ステップS15はステップS20のテープ印刷の実行後、電源OFF前に行ってもよい。
<第2の実施形態>
次に、図8のフローチャートにしたがって印刷動作回数によってキャラクターの使用制限を解除し機能変更を行う場合を説明する。
まず、ユーザーが電源キー16を押下し、テープ印刷装置1の電源がONされると(ステップS31:Yes)、稼働時間取得部78はリアルタイムクロック77から起動日時を取得し(ステップS32)、履歴記憶部80に記憶する。
次に、記号キー15hが押下された場合は(ステップS33)、機能変更部81はステップS32で取得した起動日時に基づき、CGROM76のカテゴリー「シーズン」の中からその日付に応じたキャラクターを選択し、ディスプレイドライバー66を介してディスプレイ24にメニュー画面として表示する(ステップS34)。キャラクターの選択が終了すると文字入力キー13等のキー操作に応じて印刷レイアウトの編集を行う(ステップS35)。
一方、記号キー15hの押下がない場合も(ステップS33:No)、通常の印刷レイアウト編集画面を表示し、文字入力キー13等のキー操作に応じてレイアウトの編集を行う(ステップS35)。
レイアウト編集を終えて印刷キー15eが押下されると(ステップS36:Yes)、IOC74を介してヘッドドライバー67及び印刷紙送りモータードライバー68を駆動させ、編集したラベルの印刷処理を実行する。ラベル印刷処理が終了すると、カッターモータードライバー69を駆動させて、印刷処理済みの処理テープTを所定の長さで切断する(ステップS37)。
ここで回数取得部79は、印刷動作回数カウンターを+1加算し(ステップS38)、印刷動作回数を取得して(ステップS39)、履歴記憶部80に記憶する。次に機能変更部81は、加算後の印刷動作回数が所定回数以上か否かを判定する。例えば、所定回数を1000回とした場合、1000回を超えていなければ(ステップS40:No)、キャラクターの使用制限を解除することなく使用制限されていないキャラクターを使って印刷レイアウトを編集する。
一方、機能変更部81は印刷動作回数が1000回以上であると判定した場合は、図6に示すように設定されている使用制限フラグを解除する(ステップS41)。これにより、次回の印刷レイアウト編集からは、メニュー画面に新たに使用可能となったカテゴリーを選択可能に表示する。
ユーザーが電源キー16を押下すると(ステップS42:Yes)、電源OFF処理を実行して終了するが、電源キー16の押下がない場合は(ステップS42:No)ステップS33に戻り繰り返し処理を実行する。
なお、ステップS39,ステップS40,ステップS41はステップS32の起動日時を取得した後、ステップS33の記号キーの押下前に行ってもよい。
このように上記実施形態によれば、テープ印刷装置1の電源ON時の起動日時から季節や月を判定してこれに関連するキャラクターを読み出して表示することができるので、特定の月や季節のときに比較的使用する可能性の高いキャラクターを容易に表示させることができる。
また上記実施形態によれば、テープ印刷装置の起動日時及び印刷動作回数の少なくとも何れか一方が所定の条件を満たしている場合は、キャラクターの使用制限が解除されるので、ユーザーのテープ印刷装置1に対する期待感や購買意欲を掻き立てることができ、販促効果を得ることができる。
(変形例)
上記実施形態では、累積稼働時間や印刷動作回数が所定の条件を満たした場合にキャラクターの使用制限を解除するよう構成したが、累積稼働時間や印刷動作回数が所定の条件を満たした場合にキャラクターの使用制限を行うよう構成することもできる。
また、累積稼働時間や印刷動作回数から、経年劣化する部品を考慮して印刷パラメーターを変化させることもできる。例えば、所定の累積稼働時間が経過すると印刷ヘッド41の劣化を考慮し電流あるいは電圧を制御して濃度を少し濃くしたり、品質を保つためにモーター速度を遅くしたりする。
また、印刷動作回数と連動させて、一定回数以上使用したカッター34に対して動作前に交換を促したり、累積稼働時間と連動させて所定の累積稼働時間を越えたら、内蔵電池の交換を促したりする機能を提供することもできる。
さらに、動作履歴は累積稼働時間や印刷動作回数に限られない。例えば、テープ印刷装置1に温度計を設置し、設置環境の温度変化を動作履歴として取得する。取得した温度変化から平均温度を算出し所定温度以下であれば、寒冷地における使用であると判定し、印刷ヘッドの環境温度が低くなっているため、サーマル印刷ヘッドへの通電時間を通常よりも大きくするよう制御する等の機能を提供することもできる。
1:テープ印刷装置、11:装置本体、12:装置ケース、13:文字入力キー、15:機能キー、15g:入力切替キー、16:電源キー、17:キーボード、24:ディスプレイ、71…CPU、72…ROM、73:RAM、74:IOC、75:内部バス、76:CGROM、77:リアルタイムクロック、78:稼動日時取得部、79:回数取得部、80:履歴記憶部、81:機能変更部、F1,F2:使用制限フラグ、T:処理テープ(テープ状の印刷対象物)、C:テープカートリッジ。

Claims (5)

  1. ディスプレイ上に印刷レイアウトを表示し、前記印刷レイアウトによってテープ状の印刷対象物に対して印刷を行うテープ印刷装置であって、
    動作履歴を記憶する履歴記憶手段と、
    前記動作履歴に応じて提供する機能を変更する機能変更手段と、を有することを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 少なくとも前記テープ印刷装置の稼動日時を計時する計時手段を更に備え、
    前記履歴記憶手段は、前記計時手段が計時した稼動日時を前記動作履歴として記憶し、
    前記機能変更手段は、前記稼動日時に応じて前記機能を変更することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 印刷動作回数を取得する回数取得手段を更に備え、
    前記履歴記憶手段は、前記回数取得手段が取得した前記印刷動作回数を前記動作履歴として記憶し、
    前記機能変更手段は、前記印刷動作回数に応じて前記機能を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のテープ印刷装置。
  4. 季節に関連するキャラクターを記憶したキャラクター記憶手段を更に備え、
    前記機能変更手段は、前記稼動日時から季節を判定し、判定した季節に関連するキャラクターを前記キャラクター記憶手段から読み出し、前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項2に記載のテープ印刷装置。
  5. 前記稼動日時及び前記印刷動作回数の少なくとも何れか一方が所定の条件を満たしている場合に使用可能になるキャラクターを記憶したキャラクター記憶手段を更に備え、
    前記機能変更手段は、前記所定の条件を満たしていると判定した場合に、前記キャラクターの使用制限を解除することを特徴とする請求項2又は3に記載のテープ印刷装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110978805A (zh) * 2015-03-23 2020-04-10 精工爱普生株式会社 带印刷装置

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