JP2006159274A - キャスト編成装置及びキャスト編成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の規格の鉄鋼製品をキャストを単位として鋳造し、複数の規格の鉄鋼製品は、下位規格の鉄鋼製品が上位規格の鉄鋼製品と抱き合わせられて鋳造される鉄鋼製品の製造工程におけるキャスト編成装置10であって、少なくとも鋳造するべき鉄鋼製品の規格及び鋳造するべき鉄鋼製品の規格ごとの重量を含む鋳造データを記憶する鋳造データ記憶手段12と、複数の規格の鉄鋼製品の、抱き合わせが可能な規格の鉄鋼製品についての規格情報を記憶する規格情報記憶手段13と、鋳造データ、規格情報、及び所定の指標に基づいてキャストの編成を行うキャスト編成部17とを備えたものである。
【選択図】 図1
Description
製鋼工場では、転炉及び二次精錬設備で吹錬や鋼の成分調整等が行われて溶鋼が製造される。この溶鋼は、例えば300トンの溶鋼を入れることのできる取り鍋を1つの単位として、鋳造設備まで輸送される。以下、この取り鍋1杯分の溶鋼を1チャージということとする。
取り鍋によって鋳造設備に輸送された溶鋼は、1又は複数チャージ分の溶鋼がタンディッシュ(溶鋼設備における溶鋼の受け皿)に注ぎ込まれ、鋳造設備の鋳型で連続的に鋳造される。鋳造設備の鋳型では溶鋼が所定の幅及び厚さに鋳造され、溶鋼が凝固した後に例えば1つ当たり15〜30トン程度のスラブと呼ばれる中間製品に分割される。この中間製品が製鋼工場において製造する鉄鋼製品であり、中間製品は受注を受けた顧客に卸されることとなる。
生産効率の面から言えば極力キャストを切らずに、連続して多数のチャージを鋳造するのが望ましい。しかし多数のチャージを1つのキャストで鋳造すると、製造量の少ない成分規格の中間製品をキャストに含める機会が減り、このような中間製品の納期が守れなくなるという問題が生じる。このため、従来からチャージやキャストの編成方法について様々な提案がなされている。
また従来のキャスト編成方法では、条件が共通する対象材をグループ化し、そのグループ化した対象材を幅の大小に応じて整列し、これに対してチャージの繋ぎ目を境界にして複数の部位に区分し、その部位を品質ランク付けしてキャスト編成を行うようにしていた(例えば、特許文献2参照)。
またキャストの編成における評価指標には、例えば生産性をよくするために出来るだけ大きいキャストが作成されているか、在庫となる余剰部分を少なくするため若しくは無くすためにキャストの中に出来るだけ多くの受注製品(顧客から受注した中間製品)が割り当てられているか等の指標がある。そしてこれらを目的関数として、目的関数が最適値(最大値又は最小値)となるようにキャストの編成を行う。
鋼の引張り強度、伸び、絞り等の機械特性を決定づける主な要因に、鋼の成分と加工方法がある。顧客は引張り強度、伸び、絞り等の条件について指定するが、顧客が指定した条件の中間製品を製造するときの鋼の成分及び加工方法の組み合わせは、指定された条件以上となるもの(オーバースペック)を含めると一通りではなく、多数の組み合わせが存在する。
また下位規格(一般的に低品質に相当する)の中間製品は、上位規格(一般的に高品質に相当する)の中間製品を引き当てる(下位規格の中間製品を上位規格の中間製品で代替する)ことが可能な場合が多い。
従って顧客の指定した条件が異なっている場合でも、上記のような成分範囲のラップや上位規格・下位規格の関係から、顧客から受注した中間製品を集約してチャージに割り当てることが可能である。
なお本発明では成分範囲のラップについて、上位規格・下位規格の関係の一種として捉えている。
(1)規格高位度=(特定の鋳造データにおける特定の規格の鉄鋼製品の重量+該特定の規格の鉄鋼製品が抱き合わせ可能な規格の鉄鋼製品の総重量)/(その特定の鋳造データにおけるその特定の規格の鉄鋼製品の重量)
(2)運用容易度=特定の鋳造データにおける特定の規格の鉄鋼製品を抱き合わせ可能な、その特定の規格以外の規格の鉄鋼製品の種類数。
図7は、本発明の実施形態1に係るキャスト編成装置が組み込まれた生産計画立案装置のシステム構成を示した図である。なお図7に示す生産計画立案装置は、図9に示す製造工程で鉄鋼製品を生産する際の生産計画全体を立案するものであり、本発明の実施形態1に係るキャスト編成装置については後に詳述するものとする。また図7に示す生産計画立案装置1は例示であって、このシステム構成に限定されるものではない。
本実施形態1に係る生産計画立案装置は、生産計画作成部1、入出力部2を備えており、これらは例えば一般的なパーソナルコンピュータ等を構成している。生産計画作成部1には上位計算機(ホストコンピュータ)3が接続されており、上位計算機3の記憶装置(図示せず)に格納されている鋳造データ(後述)を読み込むようになっている。
なお図7では、生産計画作成部1にHDD等からなる記憶装置(図示せず)が含まれているものとし、鋳造データ等を記憶できるようになっている。また鋳造データは、例えば入出力部2から手入力するようにしてもよい。
スケジューラ11は、キャスト編成装置10で作成されたキャストに基づいて、転炉、二次精錬炉、鋳造設備という製鋼工程の各設備における作業時間や、鋳造等の作業同士が同じ設備で同じ時間に重複しないようにして生産計画を作成する。なおキャスト編成装置10とスケジューラ11はデータのやりとりが可能となっており、キャスト編成装置10で作成されたキャストはスケジューラ11に送られる。
また、生産計画作成部1と上位計算機3は、例えばLANや通信回線で接続されており、鋳造データや生産計画作成部1で作成された生産計画の送受信ができるようになっている。
なお図7に示す生産計画立案装置では、生産計画作成部1を例えばCPUやMPU等の演算装置と、HDD、RAM、ROM等の記憶装置で構成することができる。
また入出力部2は、例えばキーボードやマウス等の入力装置と、CRT、液晶モニタ、プリンタ等の出力装置で構成することができる。
図8の例では、鋳造設備No.4について編成されたキャストを二次精錬炉No.1、さらには転炉No.1に遡って生産計画を作成したものである。なお図8中の矢印は、鋳造設備において1つのキャストと次のキャストの間に必要となる段取り作業を行う時間帯を示している。なお段取り作業とは上述のように、成分濃度が大きく異なる溶鋼を前後して鋳造する場合や、鋳造する鋼材の幅が全体として狭くなった場合(ナローダウン)等に必要となる。
図8では、転炉No.1、二次精錬炉No.1、鋳造設備No.4の生産計画のみを示しているが、実際には他の設備(転炉No.2、二次精錬炉No.2、鋳造設備No.1〜No.3、鋳造設備No.5)の生産計画も作成される。
図1に示すキャスト編成装置10は、鋳造データ記憶手段12、規格情報記憶手段13、テーブル作成部14、規格高位度算出部15、運用容易度算出部16、キャスト編成部17を備えている。なお鋳造データ記憶手段12、規格情報記憶手段13は、例えばHDD、ROM、RAM等の記憶装置から構成され、テーブル作成部14、規格高位度算出部15、運用容易度算出部16、キャスト編成部17は、例えばCPU、MPU等の演算装置から構成されている。
規格情報記憶手段13に記憶された規格情報とは、キャストの編成を行う対象期間において鋳造すべき複数の規格の鉄鋼製品について、どの規格の鉄鋼製品がどの規格の鉄鋼製品と抱き合わせて鋳造することができるかという関係についてのデータである。
図2の例では、縦軸に鉄鋼製品の規格を、横軸に抱き合わせが可能な規格を示している。また図2では、鋳造すべき鉄鋼製品の規格として、AA、BB、CC、DDの4種類があるものとする。
図2のAAについてに見ると(横方向)、規格がAAの鉄鋼製品は、AAの規格の鉄鋼製品(溶鋼)から鋳造が可能であるのは当然であるが(図2中の二重丸)、AAの規格の鉄鋼製品はBBの規格の鉄鋼製品及びCCの規格の鉄鋼製品からも鋳造が可能である(図2中の白丸)。またDDについて見ると(横方向)、DDの鉄鋼製品はAA、BB、CC、DDのいずれの規格の鉄鋼製品からでも鋳造が可能である。さらにCCについて縦方向に見ると、CCの規格の鉄鋼製品からはAA、BB、CC、DDのいずれの規格の鉄鋼製品も鋳造が可能であることが分かる。これは上記の上位規格・下位規格の関係でいえば、CCが最も上位規格の鉄鋼製品であり、DDが最も下位規格の鉄鋼製品であるということである。このように規格情報記憶手段13には、鉄鋼製品の上位規格・下位規格の関係についてのデータが記憶されている。
テーブル作成部14で作成されるテーブルは、図2に示す規格情報を基に作成されており、項目として鉄鋼製品の規格、規格ごとの鉄鋼製品の受注重量、抱き合わせ可能な規格の鉄鋼製品の重量等がある。なお図3に示された規格高位度及び運用容易度の算出方法については、以下の規格高位度算出部15及び運用容易度算出部16のところで説明する。
図3の例では顧客からの受注を受けて鋳造すべき鉄鋼製品の重量は、AAが700トン、BBが350トン、CCが450トン、DDが600トンである。テーブル作成部14は、この受注重量を図2の二重丸及び白丸に相当する部分に埋めていく。例えば、図3のAAについて見ると、AA自身及びAAの規格の鉄鋼製品を抱き合わせ可能なBB、CCの欄(横方向)にAAの受注重量(700トン)を記入する。以下、BB、CC、DDについても同様に、受注重量を図2の二重丸及び白丸に相当する部分(横方向)に埋めていく。
なおテーブル作成部14で作成されたテーブルは、例えばHDD等の記憶装置(図示せず)に記憶するようにしてもよい。
(1)規格高位度=(特定の鋳造データにおける特定の規格の鉄鋼製品の重量+該特定の規格の鉄鋼製品が抱き合わせ可能な規格の鉄鋼製品の総重量)/(その特定の鋳造データにおけるその特定の規格の鉄鋼製品の重量)
これを図3のBBについて見ると、BB自身が350トン(特定の規格の鉄鋼製品の重量)であり、BBが抱き合わせ可能な規格の鉄鋼製品はAA(700トン)とDD(600トン)であるからこれらを合計して分子(1650トン)とする。即ち、図2の二重丸及び白丸に相当する部分の重量を縦方向に総和する。そしてBB自身の重量(350トン)で割ることによりBBの規格の鉄鋼製品の規格高位度が算出される。なお、図3におけるAA、BB、CC、DDの規格高位度の算出式は以下の通りである。
(a)AAの規格高位度=(700+600)/700=1.86
(b)BBの規格高位度=(700+350+600)/350=4.71
(c)CCの規格高位度=(700+350+450+600)/450=4.67
(d)DDの規格高位度=600/600=1.00
この規格高位度は、抱き合わせをすることによりどの程度鋳造量が増大するかの指標となっている。
(2)運用容易度=特定の鋳造データにおける特定の規格の鉄鋼製品を抱き合わせ可能な、その特定の規格以外の規格の鉄鋼製品の種類数
これを図3のDDについて見ると、DD(特定の規格の鉄鋼製品)を抱き合わせ可能な規格の鉄鋼製品はDD以外に、AA、BB、CCの3種類があるため運用容易度は3となる。即ち、図2の白丸に相当する部分を横方向に見て数えたものが運用容易度である。なお、図3におけるAA、BB、CC、DDの運用容易度は、それぞれ2、1、0、3となる。
この運用容易度は、その規格の鉄鋼がどの程度抱き合わせやすいか、即ちどの程度鋳造が容易であるかの指標となる。
そしてキャスト編成部17は、図3の形になった鋳造データ及び規格情報と、規格高位度算出部15が算出した規格高位度及び運用容易度算出部16が算出した運用容易度に基づいてキャストの編成を行う。
まず、操作者が入出力部2を操作すること等によりキャストの編成が開始されると(STEP1)、鋳造データ記憶手段12は上位計算機3等から鋳造データを読み込む(STEP2)。なおキャストの編成の開始は、例えば1日1回所定の時間に自動的に開始されるようにしてもよい。
そしてテーブル作成部14は、鋳造データ記憶手段12から鋳造データを読み込み、さらに規格情報記憶手段13から規格情報を読み込む(STEP3)。それからテーブル作成部14は、鋳造データ及び規格情報を基にして図3に示すようなテーブルを作成する(STEP4)。
その後、規格高位度算出部15はテーブルを基に各規格の鉄鋼製品について規格高位度を算出し(STEP5)、運用容易度算出部16は各規格の鉄鋼製品について運用容易度を算出する(STEP6)。
そしてキャスト編成部17は、STEP7で選択された縦欄の中からSTEP7で選択された規格の鉄鋼製品を選ぶ(STEP8)。STEP8では、STEP7においてBBの規格が選択されているため、BBの規格の鉄鋼製品(350トン)が選ばれる。なおここで選ばれたBBの規格の鉄鋼製品のうち、300トン分は1チャージとして編成されることとなる。
図5(a)の例では、まだ1チャージしか編成されておらず、BBの規格の鉄鋼製品が50トン分残っているため、このBBの50トンと運用容易度が最も低いAAの250トン分を抱き合わせて1チャージとする(CCが0トンのため)。このチャージの鋳造は、実際にはBBの規格の鉄鋼製品(溶鋼)で行われる。
STEP9においてキャストに余裕が無いか又はSTEP7で選択された縦欄の中でSTEP8において選ばれた鉄鋼製品と抱き合わせが可能な規格の鉄鋼製品が無い場合と、STEP13においてキャスト編成が終わっていないと判断された場合にはSTEP11でキャスト編成を行う。そしてSTEP11で1キャスト編成された後に、すべての鉄鋼製品がキャスト編成されたかどうかを判断し(STEP12)、キャスト編成が終わっていない場合にはキャスト編成が終わっている鉄鋼製品を除いて(STEP13)、STEP4に戻りテーブルを作成し直す。
なおSTEP12又はSTEP14で、すべての鉄鋼製品についてキャスト編成がなされていると判断された場合には、キャストの編成を終了する(STEP15)。
図5(b)では、BBの規格の鉄鋼製品をキャストを編成する際に、AAの規格の鉄鋼製品がBBの規格の鉄鋼製品で250トン分抱き合わせられているので、700トンから450トンに減っている。また規格高位度及び運用容易度も併せて書き換えられている。
以下、図5及び図6を用いて以降のキャスト編成について簡単に説明する。
図5(b)において、規格高位度が最も高いCCの規格の鉄鋼製品の縦欄が選択され、その中からCCの規格の鉄鋼製品が選ばれる。このCCの規格の鉄鋼製品の300トン分を1チャージとし、残ったCCの規格の鉄鋼製品の150トン分と運用容易度が最も低いAAの規格の鉄鋼製品150トン分が抱き合わせられて1チャージとなる。これら2つのチャージは1キャストとなり、CCの規格の鉄鋼製品(溶鋼)で鋳造される。
図6(c)では、CCの規格の鉄鋼製品をキャスト編成する際に、AAの規格の鉄鋼製品がCCの規格の鉄鋼製品で150トン分抱き合わせられているので、450トンから300トンに減っている。
次に図6(c)において、規格高位度が最も高いAAの規格の鉄鋼製品の縦欄が選択され、その中からAAの規格の鉄鋼製品が選ばれ、このAAの規格の鉄鋼製品の300トン分を1チャージとする。この後、図4のフローチャートに従えばDDの規格の鉄鋼製品300トンを1チャージとしてAAの規格の鉄鋼製品と抱き合わせて1キャストとすることとなるが、本実施形態1に係るキャスト編成装置10ではこのAAの規格の300トンを1キャストとする。これは残りがDDの規格の鉄鋼製品しかないため、AAの規格の鉄鋼製品と抱き合わせると無駄が多いのと、AAの鉄鋼製品でちょうど1チャージが構成されており、これを1キャストとしても不都合が無いからである。
図6(d)では、残りがDDの規格の鉄鋼製品600トン分だけであるため、これを2チャージとして1キャストを編成する。
これにより、すべての鉄鋼製品のキャスト編成が終了する。
なお本実施形態1に係るキャスト編成装置10で作成されたキャスト編成のデータは、図7に示すスケジューラ11に送られ、スケジューラ11はこのデータを基に各工程での生産順を考慮した生産計画を作成する。
即ち、規格高位度が高い鉄鋼製品を先に選択するようにすれば、抱き合わせすることのできる規格の鉄鋼製品が多くなり、キャストを無駄なく編成できるようになるからである。また運用容易度については、運用容易度の低いものを先に選択するようにすれば、運用容易度の高い規格の鉄鋼製品が残り、後のキャスト編成が容易となるからである。
また規格高位度、運用容易度という2つの評価指標を用いてキャスト編成を行うため、無駄のないキャスト編成が可能となる。
例えば、規格高位度、運用容易度の評価指標の他に、鋳造する鋼材の幅が全体として狭くなっていくいわゆるナローダウンの条件や、チャージとチャージの繋ぎ目において品質の悪い鋼材ができてしまうといういわゆる引き当ての条件を制約条件として付け加えてキャスト編成を行うようにしてもよい。
Claims (5)
- 複数の規格の鉄鋼製品をキャストを単位として鋳造し、前記複数の規格の鉄鋼製品は、下位規格の鉄鋼製品が上位規格の鉄鋼製品と抱き合わせられて鋳造される鉄鋼製品の製造工程におけるキャスト編成装置であって、
少なくとも鋳造するべき鉄鋼製品の規格及び鋳造するべき鉄鋼製品の規格ごとの重量を含む鋳造データを記憶する鋳造データ記憶手段と、
前記複数の規格の鉄鋼製品の、抱き合わせが可能な規格の鉄鋼製品についての規格情報を記憶する規格情報記憶手段と、
前記鋳造データ、前記規格情報、及び所定の指標に基づいてキャストの編成を行うキャスト編成部と
を備えたことを特徴とするキャスト編成装置。 - 前記鋳造の順番を決定してキャストの編成を行う際の所定の指標は、以下の式で示される規格高位度及び運用容易度であることを特徴とする請求項1記載のキャスト編成装置。
(1)規格高位度=(特定の鋳造データにおける特定の規格の鉄鋼製品の重量+該特定の規格の鉄鋼製品が抱き合わせ可能な規格の鉄鋼製品の総重量)/(前記特定の鋳造データにおける特定の規格の鉄鋼製品の重量)
(2)運用容易度=特定の鋳造データにおける特定の規格の鉄鋼製品を抱き合わせ可能な、前記特定の規格以外の規格の鉄鋼製品の種類数。 - 前記キャスト編成部は、他の規格の鉄鋼製品よりも前記規格高位度が高い規格の鉄鋼製品から順に選択して前記キャストの編成を行うことを特徴とする請求項2記載のキャスト編成装置。
- 前記キャスト編成部は、他の規格の鉄鋼製品よりも前記運用容易度が低い規格の鉄鋼製品から順に選択して前記キャストの編成を行うことを特徴とする請求項2又は3記載のキャスト編成装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のキャスト編成装置で、前記キャストの編成を行うことを特徴とするキャスト編成方法。
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