JP2006157995A - 永久磁石形モータ及び洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転子鉄心と固定子との間の空隙磁束密度分布を極力正弦波に近づけることができ、トルク発生の面、及び振動騒音の面で優れた永久磁石形モータを提供する。
【解決手段】 外転形の永久磁石形モータにおいて、回転子鉄心12の永久磁石14に対応する各磁極部19にあって固定子(固定子の最外径線K参照)に対して対向する各磁極面25は、磁極の周方向のほぼ中央部に形成され、固定子との間の空隙長が周方向で概ね変わらない円弧面状をなす第1の面26と、この第1の面26の周方向の両側に形成され、磁極の境界に向かうほど固定子との間の空隙長が大きくなる円弧面状をなす第2及び第3の面27,28とから構成する。これにより、回転子鉄心12と固定子との間の空隙磁束密度分布を極力正弦波に近づけることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数枚の鋼板を積層して構成される回転子鉄心に、周方向に複数個の磁石挿入孔を形成すると共に、前記磁石挿入孔へ界磁用の永久磁石を挿入して構成される回転子を備えた永久磁石形モータ、及びこの永久磁石形モータを回転駆動源とした洗濯機に関する。
この種のモータにおいて、従来では次のようなものが考えられている。第1の従来例としては、外転形の永久磁石形モータにおいて、円環状をなす回転子鉄心の永久磁石に対応する各磁極部にあって固定子に対して対向する各磁極面を、回転子の回転中心(回転軸の中心)を中心とする円弧面とするものである。また、第2の従来例としては、上記各磁極面を、磁極の中心を通る磁極軸上に中心を持ち、かつ固定子側へ凸となる円弧面とするものである(特許文献1参照)。
特開2004−254403(図2〜図4)
この種のモータにおいて、回転子と固定子との間の空隙磁束密度分布に関しては正弦波であることが、トルク発生の面、及び振動騒音の面で優れている。
ところが、上記した第1の従来例の場合、前記空隙磁束密度分布は概ね台形状となり、トルク発生に有効な基本波成分が低く、振動騒音も大きいという問題があった。
また、上記した第2の従来例では、各磁極面は、固定子側へ凸となる円弧面となっているので、第1の従来例の場合よりは空隙磁束密度分布は正弦波に近いものとなる。しかしながら、この第2の従来例の場合、磁極面は、固定子側へ凸となる一つの単純な円弧面となっているので、永久磁石の磁束が回転子鉄心の磁極部内を通って、磁極面にあって固定子との間の空隙長が最も小さい、周方向の中央部の一点に磁束が集中することになる。このため、空隙磁束密度分布としては三角波に近いものとなってしまい、やはり振動騒音が大きいという問題があった。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、回転子鉄心と固定子との間の空隙磁束密度分布を極力正弦波に近づけることができ、トルク発生の面、及び振動騒音の面で優れた永久磁石形モータを提供するにある。また、第2の目的は、振動騒音の少ない洗濯機を提供するにある。
上記した第1の目的を達成するために、本発明は、複数枚の鋼板を積層して構成される回転子鉄心に、周方向に複数個の磁石挿入孔を形成すると共に、前記磁石挿入孔に界磁用の永久磁石を挿入して構成される回転子を備えた永久磁石形モータにおいて、前記回転子鉄心の前記永久磁石に対応する各磁極部にあって固定子に対して対向する各磁極面は、磁極の周方向のほぼ中央部に形成され、前記固定子との間の空隙長が周方向で概ね変わらないほぼ円弧面状をなす第1の面と、この第1の面の周方向の両側に形成され、磁極の境界に向かうほど前記固定子との間の空隙長が大きくなる第2及び第3の面とを有する構成であることを特徴とする。
上記した構成によれば、各磁極面の周方向のほぼ中央部に形成された第1の面は、固定子との間の空隙長が周方向で概ね変わらないほぼ円弧面状をなすように形成されているから、上記した第2の従来例とは違い、磁束が一点に集中することを避けることができる。また、その第1の面の周方向の両側に形成された第2及び第3の面は、磁極の境界に向かうほど固定子との間の空隙長が大きくなるように形成されている。このため、空隙磁束密度分布を極力正弦波に近づけることができる。
また、第2の目的を達成するために、本発明の洗濯機は、上記した永久磁石形モータを回転駆動源としたことを特徴とする。
本発明によれば、回転子鉄心と固定子との間の空隙磁束密度分布を極力正弦波に近づけることができ、トルク発生の面、及び振動騒音の面で優れた永久磁石形モータを提供することができる。
また、本発明の洗濯機によれば、振動騒音の面で優れた永久磁石形モータを回転駆動源に用いることで、振動騒音を少なくできる。
以下、本発明を、外転形の永久磁石形モータに適用した一実施例につき図面を参照して説明する。まず、図2には、一部を破断したモータの破断斜視図が示されている。このモータは、例えば脱水兼用洗濯機において、洗い時に撹拌体を、脱水時に撹拌体及び回転槽を一体に回転駆動するための駆動用モータ(回転駆動源)に用いられるものである。
図2において、固定子1は、多数個のティース2を放射状に有する固定子鉄心3と、この固定子鉄心3を覆うように成形により設けられた樹脂4と、各ティース2に巻回された固定子巻線5とから構成されている。固定子鉄心3は、複数枚の珪素鋼板を積層すると共に、環状をなすように構成されている。この固定子1には、これを脱水用洗濯機の所定部位に取り付けるための取付部6が設けられている。
これに対して、回転子10は、容器状をなす磁性体製のフレーム11と、このフレーム11の外周部の開口部側に設けられた環状壁11aの内周部に配置された円環状をなす回転子鉄心12と、この回転子鉄心12の内周部側に設けられた多数個の磁石挿入孔13に挿入された多数個の界磁用の永久磁石14と、これら回転子鉄心12と永久磁石14とフレーム11とを固着して一体化するように成形により設けられたモールド用の樹脂15とから構成されていて、回転子鉄心12の内周面が上記固定子鉄心3の各ティース2の先端部に対して所定の空隙を介して対向するように配置される。この場合、永久磁石14は、全部で48個配置されている。回転子10の中心部には、図示しない回転軸が取着される。
回転子鉄心12は、図3に示すように、周方向に分割された複数個、例えば6個の分割鉄心16を円環状となるように連結して構成されている。各分割鉄心16は、図4に示すように、それぞれ珪素鋼板からなる複数枚の鋼板17を積層して構成されていると共に、外周部側のヨーク部18と、各磁石挿入孔13の固定子1側に配置された、ほぼ三日月状の磁極部19とを有している。1個の分割鉄心16は、例えば磁石挿入孔13を8個分有する大きさとなっている。各磁石挿入孔13は周方向に長い矩形状をなしている。磁石挿入孔13へ挿入される各永久磁石14は、この場合ネオジム磁石で、磁石挿入孔13に対応する平板状をなしている。また、永久給磁石14は、隣り合ったもの同士が逆の極となるように着磁されている(図1参照)。
この場合、分割鉄心16において積層される鋼板17のうち、積層方向の上下両端部に位置する鋼板17a,17bは、図4に示すように、各磁極部19の周方向の両端部が連結部20を介してヨーク部18と連結されている。しかし、残りの鋼板17(上下の鋼板17a,17bの間に位置する鋼板)は、図5に示すように、各磁極部19とヨーク部18との間を連結する連結部はなく、各磁極部19の周方向の両端部には切欠部21が形成されている。図5は、上端部の鋼板17aを除いた状態で示されている。なお、積層される各鋼板17(上下両端部の鋼板17a,17bも含む)は、ヨーク部18及び各磁極部19において、それぞれかしめ部22、23(図4参照)において連結されている。
さて、図1において、各磁極部19の固定子1に対向する側の面である磁極面25について詳述する。磁極面25は、磁極の周方向の中央部に形成された円弧面状をなす第1の面26と、この第1の面26の周方向の両側に形成されたそれぞれ円弧面状をなす第2及び第3の面27,28との3面から構成されている。
このうち、第1の面26は、磁極の中心と、回転子10の回転中心とを通る磁極軸A上で、かつ回転子10の回転中心側に中心を有する円弧面(半径矢印r1参照)とされ、その範囲は、磁極の中心(磁極軸A)を中心として電気角で±15度から±35度の範囲とされている。この第1の面26は、固定子1(図1には、固定子1の最外径線Kを二点鎖線で示す)との間の空隙長B1が、最小空隙長B0に対して10%程度しか広がらない円弧面形状となっている。
また、第2及び第3の面27,28は、磁極軸Aから周方向へ変位し、かつヨーク部18上の位置を中心O1,O2とする円弧面(半径矢印r2、r3参照)で形成されていて、磁極の境界側の最大空隙長B2が前記最小空隙長B0の3倍以上となっている。
積層された鋼板17において、隣り合った磁極部19間の磁極境界部29には、図1に示すように、第2及び第3の面27,28よりも径方向の外側へ窪む溝部30が形成されている。この溝部30における底部30aの固定子1に対する空隙長B3は、第2及び第3の面27,28の最大空隙長B2よりも大きくなっている(B3>B2)。この場合、積層された鋼板17のうち、上下両端部の鋼板17a,17bについては、磁石挿入孔13と溝部30との間に前記連結部20が存していて、残りの鋼板17については、磁石挿入孔13と溝部30との間を連通させる切欠部21が形成されている。したがって、分割鉄心16にあって磁石挿入孔13と溝部30との間に、鋼板17の積層方向の一部で、かつ磁石挿入孔13と溝部30とを連通させる切欠部21を形成している。切欠部21の径方向寸法Cは、前記最小空隙長B0以上に設定している(C>B0)。連結部20の周方向の幅寸法Dは、0.5mmとしている。
なお、磁石挿入孔13の内面とそこに挿入された永久磁石14の外面との間、上記切欠部21、磁極境界部29の溝部30部分には、モールド用の樹脂15が充填され、この樹脂15により各部材が固着されると共に補強される。
上記した実施例によれば、次のような作用効果を得ることができる。まず、回転子鉄心12における各磁極面25の周方向のほぼ中央部に形成された第1の面26は、固定子1との間の空隙長が周方向で概ね変わらないほぼ円弧面状をなすように形成されているから、第2の従来例とは違い、磁束が一点に集中することを避けることができる。また、その第1の面26の周方向の両側に形成された第2及び第3の面27,28は、磁極の境界に向かうほど固定子1との間の空隙長が大きくなるような円弧面により形成されている。このため、空隙磁束密度分布を極力正弦波に近づけることができ、トルク発生の面、及び振動騒音の面で優れたものとすることができる。
また、第1の面26は、磁極の中心を中心として電気角で±15度から±35度の範囲で、かつ空隙長B1が最小空隙長B0に対して10%程度しか広がらない円弧面形状であり、第2及び第3の面27,28は、磁極の境界側の最大空隙長B2が前記最小空隙長B0の3倍以上となる形状としているので、空隙磁束密度分布を一層正弦波に近づけることができる。
磁極境界部29に、固定子1との間の空隙長B3が第2及び第3の面27,28の最大空隙長B2よりも大きくなる溝部30を形成しているので、磁極部19とヨーク部18とを連結する連結部20における断面積の小さな部分の長さを長くすることができる。これにより、連結部20を通しての短絡磁路の磁気抵抗を大きくできるので、固定子側へ鎖交する有効な鎖交磁束を一層大きくできる。また、積層された鋼板17のうち、上下両端部の鋼板17a,17bに挟まれた部分の鋼板17には、その連結部20がなく、そこに切欠部21が形成されているので、その部分での磁気抵抗を一層大きくでき、有効な鎖交磁束を一層大きくできる。さらに、切欠部21の径方向寸法Cを最小空隙長B0以上に設定することで、その効果を一層大きくできる。
回転子鉄心12は、周方向に複数個に分割された分割鉄心16を連結して構成している。また、各分割鉄心16は、複数枚の鋼板17を積層して構成している。このような構成とすることにより、回転子鉄心12を、円環状をなす鋼板を積層して構成する場合に比べて、鋼板を有効に利用することができる。ちなみに、円環状をなす鋼板を使用する場合には、残された部分が多く、ロスが多くなるが、上記した構成とした場合には、鋼板のロスを極力少なくすることができる。
各永久磁石14と回転子鉄心12とフレーム11とをモールド成形による樹脂15により固着する構成としているので、それらを強固に固定することができる。
そして、上記した永久磁石形モータを洗濯機の回転駆動源として用いることにより、振動騒音の少ない洗濯機を提供することが可能になる。
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
上記した実施例では、本発明を外転形のモータに適用した例を示したが、本発明は、回転子が固定子の内部で回転する内転形のモータにも適用することができる。
本発明の一実施例を示す主要部の平面図 モータの破断斜視図 回転子鉄心全体の平面図 分割鉄心の部分斜視図 最上部の鋼板を取り除いた状態での分割鉄心の部分斜視図
符号の説明
図面中、1は固定子、10は回転子、12は回転子鉄心、13は磁石挿入孔、14は永久磁石、15は樹脂、16は分割鉄心、17,17a,17bは鋼板、18はヨーク部、19は磁極部、20は連結部、21は切欠部、25は磁極面、26は第1の面、27は第2の面、28は第3の面、29は磁極境界部、30は溝部、Aは磁極軸、B0,B1,B2,B3は空隙長、Cは切欠部の径方向寸法を示す。

Claims (11)

  1. 複数枚の鋼板を積層して構成される回転子鉄心に、周方向に複数個の磁石挿入孔を形成すると共に、前記磁石挿入孔に界磁用の永久磁石を挿入して構成される回転子を備えた永久磁石形モータにおいて、
    前記回転子鉄心の前記永久磁石に対応する各磁極部にあって固定子に対して対向する各磁極面は、磁極の周方向のほぼ中央部に形成され、前記固定子との間の空隙長が周方向で概ね変わらないほぼ円弧面状をなす第1の面と、この第1の面の周方向の両側に形成され、磁極の境界に向かうほど前記固定子との間の空隙長が大きくなる第2及び第3の面とを有する構成であることを特徴とする永久磁石形モータ。
  2. 前記第1の面は、磁極の中心を中心として電気角で±15度から±35度の範囲で、かつ前記空隙長が最小空隙長に対して10%程度しか広がらない円弧面形状であり、前記第2及び第3の面は、磁極の境界側の最大空隙長が前記最小空隙長の3倍以上となる形状であることを特徴とする請求項1記載の永久磁石形モータ。
  3. 前記第1ないし第3の面はそれぞれ円弧面状であり、磁極面は、それぞれ円弧面状をなす前記第1ないし第3の面から構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の永久磁石形モータ。
  4. 前記第2及び第3の面は、磁極の中心を通る磁極軸から周方向へ変位した位置を中心とする円弧面であることを特徴とする請求項3記載の永久磁石形モータ。
  5. 前記回転子鉄心における磁極境界部に、前記固定子との間の空隙長が前記第2及び第3の面の最大空隙長よりも大きくなる溝部を形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の永久磁石形モータ。
  6. 前記回転子鉄心にあって前記磁石挿入孔と前記溝部との間に、前記鋼板の積層方向の全部または一部で、かつ前記磁石挿入孔と前記溝部とを連通させる切欠部を形成したことを特徴とする請求項5記載の永久磁石形モータ。
  7. 前記切欠部の径方向寸法は、前記最小空隙長以上であることを特徴とする請求項6記載の永久磁石形モータ。
  8. 前記回転子鉄心は、周方向に複数個に分割された分割鉄心を連結して構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の永久磁石形モータ。
  9. 前記永久磁石と固定子鉄心は、モールド成形による樹脂により固着されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の永久磁石形モータ。
  10. 前記回転子の回転子鉄心は円環状をなしていて、その回転子鉄心が前記固定子の外周側に配置される外転形であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の永久磁石形モータ。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の永久磁石形モータを回転駆動源としたことを特徴とする洗濯機。

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