JP2006157156A - 印刷制御装置及び印刷制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のユーザに対して配布された同一のデータを効率よく保管/管理することができる印刷制御装置及び印刷制御方法を提供する。
【解決手段】 画像データを格納可能な複数のパーソナルボックス機能を備えた画像入出力システム100であって、一又は複数のボックス領域を指定して所定の画像データの保存を指示するジョブを受信すると、制御装置110はジョブに基づいて画像データを所定のボックス領域に保存し、画像データを所定ボックス領域から出力する。この際、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示されたジョブを受信した場合、画像処理システム100がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に画像データを保存し、複数のボックス領域に当該画像データへのリンク情報を保存する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パーソナルボックス機能を有し、データの保存及び出力を行う印刷制御装置及び印刷制御方法に関する。
一般に、デジタル複写機には、コピー機能やプリンタ機能等の複写機能以外の他の機能が複合化されている。また、デジタル複写機の中には、スキャナから読み取った画像データやホストコンピュータからネットワークを介して受信したPDLデータを展開することによって得られた画像データを、ハードディスク等の記憶装置に一旦記憶し、その記憶装置から任意の画像データを繰り返し読み出してプリントアウトする機能が設けられているものもある。
また、上述したようなデジタル複写機においては、機密書類等の他人に見られたくないデータをその機密書類等を取り扱うユーザ自身によってプリントアウトするためのパーソナルボックス機能が実現されているものがある。ここで、パーソナルボックス機能とは、ハードディスク等の記憶装置に予め指定されて設けられた領域に個人向けの画像データを記憶させ、パスワード等の個人認証情報を用いてユーザが認証された場合に、当該領域から画像データを読み出してプリントアウトする機能のことをいう。
例えば、ユーザが、機密書類に関するデータを作成して上記デジタル複写機においてプリントアウトする場合には、上述したパーソナルボックス機能を用いて、作成されたデータを記憶装置の予め指定された領域に一旦格納しておく。そして、その後ユーザは、デジタル複写機上の操作パネル等を介してパスワードを入力する。このパスワードの入力により、記憶装置の予め指定された領域から機密書類に関するデータが読み出されてプリントアウトされることとなる。このように、パーソナルボックス機能を利用することによって、他人に見られたくないデータを他人に見られることなく、それを作成したユーザ自身或いは権限のある別のユーザのみがプリントアウトして出力することができる。
尚、上述したようなデジタル複合機では、パーソナルボックス機能に対応して設けられた記憶装置の領域に新しいデータが記憶できない程ほとんど記憶領域が残っていないような状態を回避するために、この領域に格納されているデータをユーザにより任意のタインミングで消去することが可能になっている。また、当該デジタル複合機では、記憶装置に記憶されたデータが一定期間出力されない場合には、自動的に削除するように構成されている(例えば特許文献1)。
さらに、上述したようなデジタル複写機においては、近年、セキュリティ面の強化に対する要求も高く、ホストコンピュータからの印刷データの暗号化機能や、前述したパーソナルボックスを構成しているハードディスク自体のセキュリティ強化機能も一般的である。さらにまた、セキュリティ機能の一つとして、出力した印刷物の管理を目的とした部番印刷機能というものも存在する。ここで、部番印刷とは、複数部数印刷時に、印刷面の特定の位置にその印刷物が何部目であるかを判別することができる番号を印刷することで、出力後のドキュメント管理を容易にする機能である。さらにまた、ユーザは、プリンタドライバUI(ユーザインタフェース)又はコントローラパネルを使って、部番号の開始番号や印刷位置を指定することで、指定番号からカウントアップした値を部番印刷することが可能である。
特開2001−282477号公報
前述したように、パーソナルボックスの用い方は多様化してきており、例えば複数のパーソナルボックスをデジタル複合機を利用するユーザ各人に割り当てておき、ホストコンピュータやスキャナを介して特定のジョブを各ユーザに割り当てられた領域にそれぞれ保存することで、当該パーソナルボックスを情報伝達ボックスとして利用することが可能である。
しかしながら、上述したような同一ジョブを複数のボックスに格納することによって次に示すような問題も発生している。
(1)出力物管理が困難である。すなわち、複数のパーソナルボックスに格納した同一データの印刷物が出回ると、その印刷元のパーソナルボックスの特定が困難となる。また、パーソナルボックスに入った時点でデータの管理者がそれぞれのパーソナルボックスの管理者になるため、出力元では出力部数に制限を加えることができない。
(2)同一ジョブから生成したデータ(例えば、イメージデータ等)が複数のパーソナルボックスに格納されることによってハードディスクの記憶容量を不必要に圧迫してしまう。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数のユーザに対して配布された同一のデータを情報処理装置内の複数のパーソナルボックスに格納しないのでハードディスクの記憶容量を不必要に圧迫せず、それぞれのパーソナルボックスを管理するユーザによる当該データの出力をもとの配布者が好適に管理することができる印刷制御装置及び印刷制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、入力された画像データをボックス領域に保存するとともに、該ボックス領域に保存された前記画像データを印刷部へ出力するパーソナルボックス機能を備えた印刷制御装置であって、
画像データを格納可能な複数のボックス領域を有する前記印刷制御装置の一又は複数のボックス領域を指定して、所定の画像データの保存を指示する印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記印刷ジョブに基づいて、前記画像データを所定ボックス領域に保存する保存手段と、
前記画像データを前記所定ボックス領域から出力する出力手段とを備え、
前記受信手段が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示された前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存手段は、前記印刷制御装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存する
ことを特徴とする。
また、本発明に係る上記印刷制御装置は、前記受信手段が、一のボックス領域を指定して前記画像データの保存を指示した前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存手段は、前記印刷ジョブにより指示された前記ボックス領域に前記画像データを保存することを特徴とする。
さらに、本発明に係る上記印刷制御装置は、画像形成機能をさらに備えており、
前記出力手段は、部番印刷機能を実行する場合に、前記画像形成機能を用いて前記画像データを記録媒体上に画像形成して出力する際に、該画像データの通し番号をあわせて該記録媒体上に形成して出力するように前記画像データを出力することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記印刷制御装置は、前記出力手段が、同一印刷ジョブに基づく別ボックス領域に保存された前記リンク情報に基づく前記画像データの出力時に、該画像データに対する通し番号を形成することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記印刷制御装置は、前記受信手段が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示され、かつ部番印刷を行うことが指示された前記印刷ジョブを受信した場合に、前記保存手段は、前記印刷制御装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記印刷制御装置は、前記受信手段が、前記画像データの最大出力許可数に関する属性情報を含む前記印刷ジョブを受信し、
前記出力手段が、前記複数のボックス領域に保存された前記リンク情報に基づいて、前記共通ボックス領域に保存された前記画像データを前記最大出力許可数の範囲内で出力する
ことを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記印刷制御装置は、前記ボックス領域に保存された画像データの消去を行う消去手段をさらに備え、
前記受信手段が、前記画像データの自動消去に関する属性情報を含む前記印刷ジョブを受信した場合、前記消去手段は、前記出力手段によって前記画像データが前記最大出力許可数分出力されたことを条件として、前記ボックス領域から前記画像データを消去する
ことを特徴とする。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明は、入力された画像データをボックス領域に保存するとともに、該ボックス領域に保存された前記画像データを印刷部へ出力するパーソナルボックス機能を備えた印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
画像データを格納可能な複数のボックス領域を有する前記印刷装置の一又は複数のボックス領域を指定して、所定の画像データの保存を指示する印刷ジョブを受信する受信工程と、
前記印刷ジョブに基づいて、前記画像データを所定ボックス領域に保存する保存工程と、
前記画像データを前記所定ボックス領域から出力する出力工程とを有し、
前記受信工程が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示された前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存工程は、前記印刷装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存する
ことを特徴とする。
本発明によれば、複数のユーザに対して配布された同一のデータを情報処理装置内の複数のパーソナルボックスに格納しないのでハードディスクの記憶容量を不必要に圧迫せず、また、それぞれのパーソナルボックスを管理するユーザによる当該データの出力をもとの配布者が好適に管理することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像入出力システムの構成を示すブロック図である。本実施形態では、画像入出力システムとして、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及び(パーソナル)ボックス機能を備える装置を例に挙げて説明する。
図1に示すように、画像入出力システム100は、リーダ部200と、プリンタ部300と、制御装置110と、操作部150と、ハードディスクドライブ(HDドライブ)160とを備える。リーダ部200は、原稿を給紙するための原稿給紙ユニット250と、原稿給紙ユニット250から給紙された原稿上の画像を読み取るためのスキャナユニット210とを有している。そして、スキャナユニット210により読み取られた画像データは、制御装置110に入力される。
プリンタ部300は、給紙ユニット310と、マーキングユニット320と、排紙ユニット330とを有する。給紙ユニット310は、異なるサイズの記録紙をそれぞれ収容する複数のカセットを搭載し、各カセットから記録紙を給紙する。また、マーキングユニット320は、電子写真方式による画像形成プロセスを有するユニットである。このマーキングユニット320では、LAN400に接続されたPC(ホストコンピュータ)411、412、或いはスキャナユニット210から制御装置110を介して入力された画像データに基づいて、給紙ユニット310から給紙された記録紙上に画像形成を行う。さらに、排紙ユニット330は、マーキングユニット320により画像形成された記録紙をソート、ステイプル等の処理を施して排紙する。
制御装置110は、リーダ部200及びプリンタ部300に電気的に接続されるとともに、PC411、412を収容するLAN400及び公衆回線(図示せず)に接続されている。制御装置110は、リーダ部200により原稿の画像データを読み取り、この画像データをプリンタ部300に出力して記録紙上に画像を形成するよう制御を行うことによって、コピー機能を実現する。また、制御装置110は、リーダ部200で読み取られた画像データをコードデータに変換し、LAN400を介してPC411、412に送信する制御を行うことによって、スキャナ機能を実現する。
さらに、制御装置110は、PC411、412からLAN400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、この画像データをプリンタ部300に出力する制御を行うことによって、プリンタ機能を実現する。さらにまた、制御装置110は、リーダ部200により原稿の画像データを読み取り、この画像データを後述するFAXボード(図示せず)に出力し、また公衆回線に送出された画像データをFAXボードを介して受信してプリンタ部300に出力することによって、ファクシミリ機能を実現する。
また、制御装置110には、ハードディスクドライブ160が接続されている。このハードディスクドライブ160の記憶領域は、後述するように複数の領域に分割されており、各領域には画像データが格納される。制御装置110は、このハードディスクドライブ160のハードディスクを用いてボックス機能を実現する。このボックス機能の詳細については、後述する。
図1に示す操作部150は、制御装置110に対する指示入力等を行うための各種キー及びユーザとのインタフェース画面を表示するための液晶表示パネルを有しており、各種キーによる操作に応じて対応する信号を発生して制御装置110へ出力する。
次に、リーダ部200及びプリンタ部300の構成について図2を参照して説明する。図2は、図1に示す画像入出力システム100のリーダ部200及びプリンタ部300を用いて実現したデジタル複合機の断面図である。図2に示すように、本実施形態では、リーダ部200とプリンタ部300とは一体的に構成されている。
リーダ部200は、原稿給紙ユニット250を搭載している。原稿給紙ユニット250は、原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、各原稿の読取動作が終了する毎にその原稿をプラテンガラス211から排出トレイ(図示せず)に排出する。リーダ部200は、原稿がプラテンガラス211上に給送されると、ランプ212を点灯し、移動ユニット213の移動を開始する。この移動ユニット213の移動によりプラテンガラス211上の原稿に対する読み取り走査が行われる。
この読み取り走査中、原稿からの反射光は、各ミラー214、215、216及びレンズ217を経てCCDイメージセンサ(以下、「CCD」と称す。)218に導かれ、原稿上の画像がCCD218の撮像面上に結像される。CCD218は、撮像面に結像された画像を電気信号に変換し、この電気信号は所定の処理施された後に制御装置110に入力される。
プリンタ部300は、レーザドライバ321を有し、レーザドライバ321は、制御装置110から入力された画像データに基づいてレーザ発光部322を駆動する。これにより、レーザ発光部322からは画像データに応じたレーザ光が発光され、このレーザ光は走査されながら感光ドラム323上に照射される。
感光ドラム323上には、照射されたレーザ光により静電潜像が形成され、この静電潜像は、現像器324から供給されたトナーによりトナー像として可視像化される。レーザ光の照射タイミングに同期して、各カセット311、312から記録紙が搬送路を介して感光ドラム323と転写部325との間に給紙され、感光ドラム323上のトナー像は転写部325により給紙された記録紙上に転写される。
トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルトを介して定着ローラ対(加熱ローラと加圧ローラ)326に送られる。定着ローラ対326は、記録紙を熱圧し、記録紙上のトナー像を記録紙上に定着させる。この定着ローラ対326を通過した記録紙は、排紙ローラ対327により排紙ユニット330に排紙される。
排紙ユニット330は、ソート、ステイプル等の後処理を施すことが可能なシート処理装置からなる。また、両面記録モードが設定されている場合には、記録紙を排紙ローラ対327まで搬送した後に、排紙ローラ対327の回転方向を逆転させ、フラッパ328によって再給紙搬送路329へ導く。再給紙搬送路329に導かれた記録紙は、上述したタイミングで感光ドラム323と転写部325との間に再給紙され、この記録紙の裏面にトナー像が転写される。
次に、制御装置110の細部構成について図3を参照しながら説明する。図3は、図1に示す画像入出力システム100における制御装置110の細部構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御装置110は、装置全体の制御を行うメインコントローラ111を有している。このメインコントローラ111には、CPU112、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路(図示せず)等が設けられている。また、メインコントローラ111には、ROM114がI/F115を介して、DRAM116がI/F117を介してそれぞれ接続されている。
CPU112は、ROM114からI/F115を介して読み込んだプログラムに従い各種処理を行う。例えば、CPU112は、各PC411、412から受信したPDL(ページ記述言語)を解釈し、ラスタイメージデータに展開する展開処理等を行う。CPU112の作業領域は、DRAM116により提供される。このDRAM116には、画像データも格納される。また、本画像入出力システム100で実行される、後述するフローチャートで示される制御処理は、ROM114又はHD162に格納されている制御プログラムをDRAM116に読み出し、CPU112が当該制御プログラムに基づいて処理することにより実現される。
また、メインコントローラ111には、コーデック(Codec)118がI/F120を介して接続されている。コーデック118は、DRAM116に格納されたラスタイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスタイメージデータに伸長する。コーデック118の処理に伴う作業領域は、SRAM119により提供される。また、コーデック118とDRAM116との間のデータ転送は、DMA方式により行われ、その制御はバスコンコントローラ113によって行われる。
さらに、メインコントローラ111には、ネットワークコントローラ121がI/F123を介して接続されている。このネットワークコントローラ121は、イーサネット(登録商標)等のネットワーク機能を有する。ネットワークコントローラ121には、コネクタ122が設けられ、このコネクタ122は、図1に示すLAN400に接続されている。
さらに、メインコントローラ111には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124及びI/O制御部126が汎用高速バス125を介して接続されている。汎用高速バス125は、例えば、PCIバスからなる。本実施形態では、ファクシミリ機能を実現するために、拡張コネクタ124にはFAXボード(図示せず)が接続され、このFAXボードには公衆回線に接続されている。
I/O制御部126は、リーダ部200及びプリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための2チャンネルの調歩同期シリアル通信コントローラ127を含み、I/Oバス128を介してスキャナI/F140及びプリンタI/F145と接続されている。
また、I/O制御部126には、パネルI/F132が接続されている。パネルI/F132は、操作部150とのインタフェースである。このパネルI/F132には、LCDコントローラ131が接続されている。LCDコントローラ131は、操作部150に設けられた液晶表示パネルの駆動を行う。また、パネルI/F132は、操作部150のハードキー或いはソフトキーの操作に応じて入力されたキー信号を取り込むためのI/F130を含む。
さらに、I/O制御部126には、装置内で管理する日時を更新、保存するためのリアルタイムクロックモジュール133及びE−IDEコネクタ161が接続されている。このリアルタイムクロックモジュール133は、バックアップ用電池134でバックアップされている。E−IDEコネクタ161は、外部記憶装置を接続するためのコネクタであり、このコネクタ161にハードディスク、MOドライブ等の外部記憶装置を接続することによって、当該外部記憶装置に画像データを書き込み、また読み出すことができる。本実施形態では、ハードディスクドライブ(HDドライブ)160が接続され、このHDドライブ160がハードディスク(HD)162を駆動する。
スキャナI/F140は、スキャナバス141を介してメインコントローラ111に接続されており、また、リーダ部200と接続するコネクタ142が設けられている。スキャナI/F140とコネクタ142とは、同調歩同期シリアルI/F143及びビデオI/F144を介して接続されている。スキャナI/F140は、リーダ部200から受け取った画像に対して最適な二値化処理、変倍処理等を行う処理機能を有し、また、リーダ部200から受け取ったビデオ制御信号に基づき制御信号を生成し、この制御信号をスキャナバス141を介してメインコトローラ111に出力する機能を有する。ここで、スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113により制御される。
同様に、プリンタI/F145は、プリンタバス146を介してメインコントローラ111に接続されており、また、プリンタ部300と接続するコネクタ147が設けられている。プリンタI/F145とコネクタ147とは、同調歩同期シリアルI/F148及びビデオI/F149を介して接続されている。プリンタI/F145は、メインコントローラ111から出力された画像データにスムージング処理を施してプリンタ部300へ出力する機能を有し、また、プリンタ部300から受け取ったビデオ制御信号に基づき制御信号を生成し、この制御信号をプリンタバス146を介してメインコトローラ111に出力する機能を有する。DRAM116上で展開されたラスタイメージデータのプリンタ部300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由してプリンタ部300へ転送される。
次に、ハードディスク162の論理的な使用方法について図4を参照しながら説明する。図4は、図1に示す画像入出力システム100におけるハードディスク162の記憶領域を複数の領域に論理的に分けた状態を模式的に示す図である。ハードディスク162の記憶領域は、図4に示すように、テンポラリ領域401とボックス領域402とに論理的に分けられる。
テンポラリ領域401は、画像データの出力順序を変えたり、複数部数出力において1回のスキャンで出力を可能にするために、PDLの展開データやスキャナユニット210からの画像データを一時的に記憶する領域である。一方、ボックス領域402は、ボックス機能に使用される領域であり、予め決められている数の領域に分割されている。本実施形態では、ボックス領域402は、各領域403〜408に分割されているものとする。領域403は共通ボックス領域である。領域404〜408は、通常は各ユーザや部署毎に割り当てられ、各領域404〜407には対応するボックス番号、ボックス名、パスワードのそれぞれが割り付けられている。ユーザは、ボックス番号を指定することによってこのボックス番号に対応する領域にアクセスすることができ、パスワードの入力によって、対応する領域の画像データを読み出し、プリントアウトや送信することが可能になる。
このように、ユーザによりハードディスク162のボックス領域402内の領域を指定し、この指定された領域に画像データを格納し、ユーザの操作によりこの画像データを任意のタイミングで読み出してプリントアウト、ファクシミリ送信等を行うことができる機能をボックス機能という。
本実施形態では、ボックス領域402の細部構成として、まず共通ボックス領域403を割り当てており、複数ボックスに同一のデータを格納する際にデータ本体部分を当該共通ボックス領域403に格納し、個別のボックス領域404等からリンク構造を作ることで全体データサイズを削減する仕組みを持っている。また、この領域を管理者のみにアクセス権を持たせて、部番出力を行った履歴をログファイルとして残すことで、出力ファイルの追跡が可能となる。
ボックス機能は、具体的には、ボックス登録、ボックスプリント、ボックス送信の3つの機能に分けられている。ボックス登録は、PC411、412又はリーダ部200からボックス領域402内の対応する領域(共通ボックス領域403、又はボックス領域404〜408)を指定し、この指定された領域に画像データ(PDLの展開データやスキャナユニット210により読み取られた画像データ)を格納する機能である。
また、ボックスプリントは、ボックス領域402内の領域を指定し、この指定された領域から画像データ(PDLの展開データやスキャナユニット210により読み取られた画像データ)を読み出してプリンタ部300に転送し、プリントアウトする機能である。
さらに、ボックス送信は、ボックス領域402内の領域(共通ボックス領域403、又はボックス領域404〜408)を複数指定し、この指定された領域から画像データ(PDLの展開データやスキャナユニット210により読み取られた画像データ)を読み出してLAN400を介してPC411、412への送信、又は公衆回線を介してファクシミリ送信、インタネットファクシミリ送信、E−mail添付送信、リモードコピー送信等を行う機能である。
次に、ボックス機能のボックス登録について図5を参照して説明する。図5は、図1に示す画像入出力システム100におけるボックス登録処理の手順を説明するためのフローチャートである。ここでは、PC411から送信されたPDLデータを制御装置160のハードディスク162のボックス領域内の指定された領域に格納する場合について説明する。
ボックス登録では、図5に示すように、まずPC411上でユーザ操作によって、プリンタドライバの印刷設定ユーザインタフェースを介してプリント設定を行う(ステップS501)。このプリント設定においては、部数、用紙サイズ、拡大縮小率、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル処理の有無等が設定される。この時、図11で後述するプリンタドライバのユーザインタフェースを介して部番印刷設定も行うことができる。
続いて、PC411上で1つ、又は複数のボックス番号(BOX番号)を入力して、ハードディスク162のボックス領域402内の領域(ボックス領域404〜408)を複数指定する(ステップS502)。例えば、ユーザによりボックス番号「1」が入力されると、このボックス番号「1」に対応する領域として、ボックス領域402内のボックス領域404が指定されることになる。この時、指定した各ボックスに対して出力を許可する最大部数をセットすることが可能である(デフォルトは何部でも印刷可能)。
そして、出力用紙にそれまでに出力した部数を印字する部番印刷設定を行う(ステップS503)。さらに、ジョブ消去条件の設定を行い(ステップS504)、その後、PDLデータを画像入出力システム100の制御装置110へLAN400を介して転送する(ステップS505)。ここでは、具体的には、PC411上で印刷指示が与えられると、この印刷指示に応じてPC411上にインストールされているプリンタドライバが印刷対象となるコードデータをPDL(ページ記述言語)データに変換する。このPDLデータは上記ステップS501〜S504で設定されたそれぞれのプリント設定パラメータとともに、制御装置110へ転送される。
次いで、制御装置110により転送されたPDLデータを画像データに展開(ラスタライズ)する(ステップS506)。そして、PDLデータの印刷設定を参照し、指定ボックス個数1602が複数個を指定しており、かつ、部番フラグ1609が立っている(「1」である)かを判断する(ステップS507)。複数のボックス指定があり、部番印刷を行う印刷ジョブであると判断された場合には、ハードディスク162のボックス領域402内の指定されたボックス領域にデータ情報(展開した画像データへのリンク情報)を設定して格納し、展開した画像データを共通の画像データとして共通ボックス領域403に格納する(ステップS508)。また、単一ボックス指定であると判断された場合には、指定されたボックス領域に画像データを格納する(ステップS509)。
例えば、ボックス番号「1」によりボックス領域402内のボックス領域404が単独で指定されているときには、ボックス領域404に画像データが格納される。ボックス番号「1」と「3」によりボックス領域402内のボックス領域404、406が指定されているときには、ボックス領域404、406にデータ情報を格納し、共通の画像データは共通ボックス領域403に格納される。
図11は、図1のPC411上で動作するプリンタドライバにおけるボックス設定画面の一例を示す図である。図11において、ユーザは領域141で、保存するデータの名称を設定し、領域142で、格納するボックス番号をマウスで指定し、領域143で出力を許可する部数をボックスごとに入力することが可能である。さらに、部番印刷を行う場合は144のチェックボックス、データ自動消去を指示するチェックボックス145で入力するジョブの設定を行うことが可能である。
以上のボックスを指定し、部番印刷の設定を行った時のプリンタドライバが生成するPDLデータの構造を図13を参照して説明する。図13は、図1に示すPC411から画像入出力システム100に送信される保存ジョブデータ構造の一例を示す図である。
図13において、データの先頭部にはジョブ種類情報1601が設定され、ボックス格納であるか通常印刷であるかを示す。ボックス可能ジョブの場合、格納するボックスの個数(指定ボックス個数)1602に続いて、セットされている個数分だけ、ボックス番号1603と出力許可部数1604が対になって格納されている。すなわち、図13では、一例として、ボックス番号1603と出力許可部数1604、ボックス番号1605と出力許可部数1606等のように、2個分が対になっている。
さらに、続いて、保存ファイル名1607、ユーザ名1608、部番フラグ1609、パスワード1610、消去フラグ1611等の情報も前述した各種設定値やログイン情報からセットされる。部番フラグ1609は、部番印刷を行うか否かを示すフラグであり、部番印刷を行うことが図11のプリンタドライバのユーザインタフェースを介して設定されている場合に、部番フラグ1609が「1」となり、設定されていない場合に部番フラグ1609が「0」となる。そして、それらのヘッダ情報に続いて、印刷データ部1612で構成されている。尚、出力部数制限がないときは、出力許可部数1604、1606には制限がないことを示す値がセットされる。
次に、前述した図5に示すステップS507で、保存ジョブから展開された画像データをハードディスク162のボックス領域402内の指定された領域に格納する際の、ファイルのデータ構造を図12を使って説明する。図12は、図1の画像入出力システム100に保存される保存データ構造の一例を示す図である。図12に示すように、格納データ1500は、保存ファイル名1501、データを登録したユーザ名1502、ボックス格納日時1503、部番印刷のオン、オフを指定する部番フラグ1504、既に出力した部数を示す既出力部数値1505(初期値=0)、本データの出力可能な部数である許可出力部数1506、許可された出力部数を出力後自動的にファイルを消去することを示す消去フラグ1507、複数ボックス格納時に共通ボックス領域403に登録する共通データを示す共通ジョブID1508、及び、展開した画像データ本体の画像データ部1509で構成される。
ここで、一つのボックスを指定してデータを格納する時は、保存ジョブの情報から、保存ファイル名1501、ユーザ名1502、ボックス格納日時1503、部番フラグ1504、許可出力部数1506、消去フラグ1507をセットする。また、共通ジョブID1508には何も登録せずに、展開された画像データを画像データ部1509に格納する。既出力部数値1505は、このファイルの出力部数を記憶しておく領域にセットされるものであり、初期値は0にセットされており、出力するたびに値の更新を行う。
ここで、複数のボックスに同じ画像データを格納するときには、共通ボックス領域403に図12に示す格納データ1500を作成する。そして、単体登録時と同様に、保存ジョブデータの値からセットするが、ファイル名には発行したIDをセットする。また、許可出力部数1506は、全ボックス毎に許可出力部数値がセットされている時には合計値をセットする。ここで、一つでもFree(制限なし)がセットされているボックスがあれば、Freeをセットする。指定された複数ボックス領域には、データ部のない格納データ1500を生成し、共通ボックス領域403に作成したデータのIDを共通ジョブID値にセットする。
上述した手順は、PC411から送信されたPDLデータをハードディスク162のボックス領域内の指定された領域に格納する場合の手順であるが、リーダ部200で読み取られた画像をハードディスク162のボックス領域内の指定された領域に格納する場合にも同様の手順で行われる。この場合、上記ステップS501のプリント設定の代わりに画像処理等のスキャン設定を行い、上記ステップS502と同様にボックス番号を指定した後に、操作部150からスキャンスタートの指示を出すことによって、リーダ部200で読み取られた画像データをボックス領域402内の指定された領域に格納することができる。
また、LAN400上の他の機器からリモート配信された画像を登録する場合も同様に、ボックス番号を指定することによって、ボックス領域402内の対応する領域に格納することができる。このように、前述した2つの例についても、ボックス格納時に部番設定をオンにして格納することで、同様にデータの格納が可能である。
次に、ボックス機能によるボックスプリント及びボックス送信について、図6〜図10を参照して説明する。まず、図6は、図1に示す画像入出力システム100におけるボックスプリント及びボックス送信の処理手順を説明するためのフローチャートである。また、図7は、図1に示す画像入出力システム100におけるボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるボックス領域選択画面の一例を示す図である。さらに、図8は、図1に示す画像入出力システム100におけるボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。さらにまた、図9は、図1に示す画像入出力システム100のボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるドキュメント選択画面の一例を示す図である。さらにまた、図10は、図1に示す画像入出力システム100のボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるドキュメント消去設定画面の一例を示す図である。
まず、ボックスプリント又はボックス送信を行う場合、図6のフローチャートに示すように、画像データが記憶されているハードディスク162のボックス領域402内の領域にアクセスするために、操作部150からボックス番号を指定する(ステップS601)。例えば、このボックス番号の指定するための操作においては、まず操作部150のボックスキーが押下される。このボックスキーの押下に伴い、操作部150のタッチパネル上には、図7に示すボックス領域選択画面が表示される。このボックス領域選択画面には、ハードディスク162のボックス領域402内の各ボックス領域404〜408(共通ボックス領域403は含まない。)に対する情報701と、画面を上下方向へスクロールさせるための上下カーソルキー702、703と、本画面を閉じて標準画面(初期画面)に戻すためのキー704と、現在動作しているプリント状況を見るためのプリント状況キー705とが表示される。
ここで、各ボックス領域404〜408に対する情報701は、各ボックス領域404〜408に付されているボックス番号を示すボックスナンバーキー、ボックス名、格納されているドキュメント数を含む。例えば、ユーザがボックス番号を「1」を入力する場合には、「1」のボックスナンバーキーを押下することによって、「1」のボックス番号を入力することができる。
図7に示すボックス領域選択画面でボックス領域402内の領域を指定するためのボックス番号が入力されると、図8に示すパスワード入力画面が表示される。このパスワード入力画面には、パスワード入力欄(図中の****部分803)と、パスワードの入力を取りやめるための取消キー801と、入力したパスワードを確定するためのOKキー802とが表示される。取消キー801が押下されると、前述した図7に示すボックス領域選択画面に戻る。
このパスワード入力画面上でのパスワードの入力は、操作部150のテンキーの操作により行われる。このテンキーの操作により入力されたパスワードは、図8に示すように、他人に見られても認識されないように伏字「****」で表示される。このパスワードの入力が終了してOKボタン802が押下されると、これにより入力されたパスワードが操作部150から制御装置110に送出される。制御装置110では、入力されたパスワードの正誤判定を行う。ここで、パスワードが誤っているときには、パスワード誤入力表示を行い、再度上述したパスワード入力画面上に戻る。
入力されたパスワードが正しいときには、次いで操作部150のタッチパネルに、例えば図9に示すドキュメント選択画面を表示し、指定されたボックス番号に対応する領域内のファイルを指定する(ステップS602)。図9に示すドキュメント選択画面は、ボックス番号2の領域内のファイルを選択するための画面である。
図9に示すドキュメント選択画面においては、指定された領域内の各ファイルに対する情報901と、情報901を上下方向へスクロールさせるための上下カーソルキー902、903と、本画面で選択されたファイルをプリントアウトするボックスプリントを設定するためのプリンリントキー904と、選択されたファイルをプリントアウトや送信せずに消去するための消去キー905と、本画面を閉じて図7に示すボックス領域選択画面に戻すためのキー906と、本画面で選択されたファイルを送信するボックス送信を設定するための送信キー907とが表示される。
指定された領域内の各ファイルに対する情報901には、各ファイルに記憶された入力日時909、ファイル名910、出力許可部数911、部番印刷のオン/オフ情報912が含まれている。ここで、ユーザが選択するファイルの表示領域を押下すると、そのファイルが反転表示され、この反転表示によりそのファイルが選択されていることを表している(例えば、8月5日に入力されたファイル)。
このファイルの選択は、他のファイルの表示領域を押下することによって行うことが可能である。例えば、選択されたファイルをプリントアウト又は送信せずに消去する際には、消去キー905が押下される。また、ボックスプリントを選択する場合には、プリントキー904を押下する。さらに、ボックス送信を選択する場合には、送信キー907が押下される。ここで、送信キー907が押下されると、ボックス送信の送信モードを設定する画面(図示せず)に移行し、この画面上で、PC411、412への送信、ファクシミリ送信、インタネットファクシミリ送信、E−mail添付送信、リモードコピー送信等の送信モードが選択され、選択された送信モードに必要な設定が行われる。
選択されたファイルをプリントアウトや送信をしないで消去するときには、消去キー905が押下され、この選択ファイルが消去される。尚、ボックスプリント又はボックス送信が選択されると、操作部150のタッチパネルに、図10に示すドキュメント消去設定画面が表示される。このドキョメント消去設定画面は、選択されたファイルのプリントアウト又は送信終了後にこのファイルを消去するか否かを選択するための画面であり、この画面には、「はい」キー1001と「いいえ」キー1002とが表示される。そこで、「はい」キー1001が押下されると、選択されたファイルのプリントアウト又は送信終了後にこのファイルを消去することが設定される。一方、「いいえ」キー1002が押下されると、選択されたファイルのプリントアウト又は送信終了後にこのファイルを消去することが設定されない。
このように、ファイルの選択、ボックスプリント又はボックス送信の選択、その終了後のファイルの消去設定が行われると次のステップに進む。ここで、以下のように定義する。すなわち、ユーザがステップS602で選択したファイルを「ファイルA」とし、「ファイルA」が複数ボックス指定で格納されたファイルの場合に、共通ジョブIDが示す共通ボックス領域に格納されている保存データを「共通ファイル」とする。
そこで、選択されているファイルAの出力部数制限数を確認する(ステップS603)。その結果、出力部数が制限されているとき(Yes)は、既に出力した部数(既出力部数値1505)を取得し(ステップS604)、ステップS605に進む。一方、出力部数に制限値がないときは(No)、ステップS607へ進む。
ステップS605では、設定されている出力部数が許可されている部数内かどうかを判定する。その結果、許可されている範囲内であれば(Yes)、ステップS607へ進む。一方、許可範囲を超えているとき(No)は、出力部数設定ボックス908を使って出力部数を再設定する(ステップS606)。
ステップS607では、指定されたファイルAが部番設定されているか否かを判定する。その結果、指定されたファイルAが部番設定されている場合(Yes)は、ステップS609へ進む。一方、指定されたファイルAに部番印刷が設定されていない場合(No)は、ステップS608へ進む。
ステップS608では、選択されたファイルAをボックスプリントする場合に、ファイルAの共通ジョブIDにIDが入っている時は、共通ボックス領域403内のIDが示す共通ファイルの画像データを読み出してプリンタ部300に転送し、プリントアウトする。また、ボックス送信の場合も同様の方法で、共通ファイルの画像ファイルを読み出して選択された送信モードで宛先に送信する。一方、ファイルAの共通ジョブIDにIDが入っていない時は、ファイルAの画像データを読み出してプリンタ部300に転送し、プリントアウトする。また、ボックス送信の場合も同様に、ファイルAの画像ファイルを読み出して選択された送信モードで宛先に送信する。その後、ステップS613へ進む。
部番印刷が設定されているときは、格納データの共通ジョブIDにIDが入っているかどうかを判定する(ステップS609)。その結果、IDがある場合(Yes)、すなわち複数ボックス登録ジョブの場合はステップ611へ進む。ステップS611では、共通ジョブID値が示す共通ボックス領域403内の共通ファイル1500の既出力部数値1505を取得し、この値にプラス1した値を部番印刷番号とし、共通ボックス領域403内のIDが示す共通ファイルの画像データ1509も取得する。その後ステップS612に進む。
一方、ファイルAに共通ジョブID値がない場合(No)、すなわち単一ボックス登録ジョブの場合は、ファイルAの既出力部数値1505を取得し、この値にプラス1した値を部版印刷番号とし、ファイルAの画像データも取得する(ステップS610)。その後、ステップ612に進む。
ステップS612では、ボックスプリントする場合にステップS611及びS610で取得した部番号と、画像データ部1509の画像データとを重ねて部番イメージを生成し、プリンタ部300に転送してプリントアウトする。
ここで、ボックス送信の場合は、ステップS611及びS610で取得した部番号と画像データとを重ねて部番イメージを生成し、選択された送信モードで宛先に送信する。また、部番印刷、或いは部番送信した履歴は、ファイル情報、ボックス番号、部番号をセットにして、管理者のみがアクセス可能な共通ボックス領域403に保存することで、後から部番号とログを使ってどのボックスからの出力かを追跡することが可能である。
上述したステップS608又はS612でデータが出力された後、印刷又は送信した部数分だけ、ファイルAとファイルAの共通ジョブIDが示す共通ファイル両方(存在するとき)の既出力部数値1505を更新する(ステップS613)。そして、ファイルAの既出力部数値1505がファイルAの出力許可部数1506に達しており、かつ自動消去フラグ1507がオンであるか否かが判定される(ステップS614)。その結果、ファイルAの既出力部数値1505がファイルAの出力許可部数1506に達しており、かつ自動消去フラグ1507がオンであるか場合(Yes)は、さらに、ファイルAに共通ジョブIDがあるか否かが判定される(ステップS615)。その結果、共通ジョブIDがある場合(Yes)はステップS616へ進み、共通ジョブIDがない場合(No)はステップS618へ進む。
ステップS616では、共通ファイルの出力部数制限に到達し、かつ共通ファイルの消去フラグがオンであるか否かが判定される。その結果、共通ファイルの出力部数制限に到達し、かつ共通ファイルの消去フラグがオンである場合(Yes)はステップS617へ進み、少なくともどちらかの条件を満たしていない場合(No)はステップS618へ進む。
ステップS617では共通ファイルを消去し、ステップS618へ進む。ステップS618ではファイルAを削除して、本処理を終了することとなる。また、ステップS614でNoの場合も本処理を終了する。
以上の方法により、ハードディスク162のボックス領域402内の複数の領域を指定して保存する場合でも、大きな容量を使うことなく記憶することが可能となった。また、複数ボックスに登録されたそれぞれのデータに基づく場合にも画像データに通しの部番号をつけてプリントアウト、又は送信する部番出力を可能とし、出力を行ったボックス番号と部番印刷番号の関係を示す履歴を残すことも可能となった。すなわち、これにより、出力データの管理を容易にすることができる。さらに、データを格納する際に、保存するボックス毎に出力を許可する部数制限をつけ、許可部数印字終了次第ファイルを自動的に消去することで、複数ボックスに登録されたデータに関する出力物の管理を容易とした。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理(例えば図5,6に示すフローチャートの処理等を含む。)をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態に係る画像入出力システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す画像入出力システム100のリーダ部200及びプリンタ部300を用いて実現したデジタル複合機の断面図である。 図1に示す画像入出力システム100における制御装置110の細部構成を示すブロック図である。 図1に示す画像入出力システム100におけるハードディスク162の記憶領域を複数の領域に論理的に分けた状態を模式的に示す図である。 図1に示す画像入出力システム100におけるボックス登録処理の手順を説明するためのフローチャートである。 図1に示す画像入出力システム100におけるボックスプリント及びボックス送信の処理手順を説明するためのフローチャートである。 図1に示す画像入出力システム100におけるボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるボックス領域選択画面の一例を示す図である。 図1に示す画像入出力システム100におけるボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。 図1に示す画像入出力システム100のボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるドキュメント選択画面の一例を示す図である。 図1に示す画像入出力システム100のボックスプリント及びボックス送信を行う場合の操作部150に表示されるドキュメント消去設定画面の一例を示す図である。 図1のPC411上で動作するプリンタドライバにおけるボックス設定画面の一例を示す図である。 図1の画像入出力システム100に保存される保存データ構造の一例を示す図である。 図1に示すPC411から画像入出力システム100に送信される保存ジョブデータ構造の一例を示す図である。
符号の説明
100 画像入出力システム
110 制御装置
150 操作部
160 HDドライブ
200 リーダ部
210 原稿給紙ユニット
250 スキャナユニット
300 プリンタ部
310 給紙ユニット
320 マーキングユニット
330 排紙ユニット
400 LAN
411、412 PC

Claims (16)

  1. 入力された画像データをボックス領域に保存するとともに、該ボックス領域に保存された前記画像データを印刷部へ出力するパーソナルボックス機能を備えた印刷制御装置であって、
    画像データを格納可能な複数のボックス領域を有する前記印刷制御装置の一又は複数のボックス領域を指定して、所定の画像データの保存を指示する印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記印刷ジョブに基づいて、前記画像データを所定ボックス領域に保存する保存手段と、
    前記画像データを前記所定ボックス領域から出力する出力手段とを備え、
    前記受信手段が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示された前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存手段は、前記印刷制御装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記受信手段が、一のボックス領域を指定して前記画像データの保存を指示した前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存手段は、前記印刷ジョブにより指示された前記ボックス領域に前記画像データを保存することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 画像形成機能をさらに備えており、
    前記出力手段は、部番印刷機能を実行する場合に、前記画像形成機能を用いて前記画像データを記録媒体上に画像形成して出力する際に、該画像データの通し番号をあわせて該記録媒体上に形成して出力するように前記画像データを出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記出力手段が、同一印刷ジョブに基づく別ボックス領域に保存された前記リンク情報に基づく前記画像データの出力時に、該画像データに対する通し番号を形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 前記受信手段が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示され、かつ部番印刷を行うことが指示された前記印刷ジョブを受信した場合に、前記保存手段は、前記印刷制御装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置。
  6. 前記受信手段が、前記画像データの最大出力許可数に関する属性情報を含む前記印刷ジョブを受信し、
    前記出力手段が、前記複数のボックス領域に保存された前記リンク情報に基づいて、前記共通ボックス領域に保存された前記画像データを前記最大出力許可数の範囲内で出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷制御装置。
  7. 前記ボックス領域に保存された画像データの消去を行う消去手段をさらに備え、
    前記受信手段が、前記画像データの自動消去に関する属性情報を含む前記印刷ジョブを受信した場合、前記消去手段は、前記出力手段によって前記画像データが前記最大出力許可数分出力されたことを条件として、前記ボックス領域から前記画像データを消去する
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷制御装置。
  8. 入力された画像データをボックス領域に保存するとともに、該ボックス領域に保存された前記画像データを印刷部へ出力するパーソナルボックス機能を備えた印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
    画像データを格納可能な複数のボックス領域を有する前記印刷装置の一又は複数のボックス領域を指定して、所定の画像データの保存を指示する印刷ジョブを受信する受信工程と、
    前記印刷ジョブに基づいて、前記画像データを所定ボックス領域に保存する保存工程と、
    前記画像データを前記所定ボックス領域から出力する出力工程とを有し、
    前記受信工程が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示された前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存工程は、前記印刷装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存する
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  9. 前記受信工程が、一のボックス領域を指定して前記画像データの保存を指示した前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存工程は、前記印刷ジョブにより指示された前記ボックス領域に前記画像データを保存することを特徴とする請求項8に記載の印刷制御方法。
  10. 前記印刷装置が画像形成機能を備えており、
    前記出力工程は、部番印刷機能を実行する場合に、前記画像形成機能を用いて前記画像データを記録媒体上に画像形成して出力する際に、該画像データの通し番号をあわせて該記録媒体上に形成して出力するように前記画像データを出力することを特徴とする請求項8又は9に記載の印刷制御方法。
  11. 前記出力工程が、同一印刷ジョブに基づく別ボックス領域に保存された前記リンク情報に基づく前記画像データの出力時に、該画像データに対する通し番号を形成することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の印刷制御方法。
  12. 前記受信工程が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示され、かつ部番印刷を行うことが指示された前記印刷ジョブを受信した場合に、前記保存工程は、前記印刷装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存することを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の印刷制御方法。
  13. 前記受信工程が、前記画像データの最大出力許可数に関する属性情報を含む前記印刷ジョブを受信し、
    前記出力工程が、前記複数のボックス領域に保存された前記リンク情報に基づいて、前記共通ボックス領域に保存された前記画像データを前記最大出力許可数の範囲内で出力する
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の印刷制御方法。
  14. 前記ボックス領域に保存された画像データの消去を行う消去工程をさらに有し、
    前記受信工程が、前記画像データの自動消去に関する属性情報を含む前記印刷ジョブを受信した場合、前記消去工程は、前記出力工程によって前記画像データが前記最大出力許可数分出力されたことを条件として、前記ボックス領域から前記画像データを消去する
    ことを特徴とする請求項13に記載の印刷制御方法。
  15. 入力された画像データをボックス領域に保存するとともに、該ボックス領域に保存された前記画像データを印刷部へ出力するパーソナルボックス機能を備えた印刷制御装置に、
    画像データを格納可能な複数のボックス領域を有する前記印刷制御装置の一又は複数のボックス領域を指定して、所定の画像データの保存を指示する印刷ジョブを受信させる受信手順と、
    前記印刷ジョブに基づいて、前記画像データを所定ボックス領域に保存させる保存手順と、
    前記画像データを前記所定ボックス領域から出力させる出力手順とを実行させ、
    前記受信手順が、複数のボックス領域に対する前記画像データの保存が指示された前記印刷ジョブを受信した場合、前記保存手順は、前記印刷制御装置がさらに備える共通画像データを格納するための共通ボックス領域に前記画像データを保存し、前記複数のボックス領域に該画像データへのリンク情報を保存させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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