JP2009171331A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009171331A
JP2009171331A JP2008008289A JP2008008289A JP2009171331A JP 2009171331 A JP2009171331 A JP 2009171331A JP 2008008289 A JP2008008289 A JP 2008008289A JP 2008008289 A JP2008008289 A JP 2008008289A JP 2009171331 A JP2009171331 A JP 2009171331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
print
file
image file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008008289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5127471B2 (ja
Inventor
Kentaro Tejima
健太郎 手嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2008008289A priority Critical patent/JP5127471B2/ja
Publication of JP2009171331A publication Critical patent/JP2009171331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5127471B2 publication Critical patent/JP5127471B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】文書ボックスに格納された画像ファイルをプリントする際のオペレータの煩雑な操作を軽減することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】入力された認証情報と予め登録された認証情報を照合し、双方の認証情報が一致するときに操作を許容する認証部31と、画像データ入力部13と、前記画像データ入力部13を介して入力された画像ファイルを前記認証情報と関連付けられた記憶領域に格納する文書ボックス151と、前記文書ボックス151に格納された画像ファイルに基づいて記録紙にプリントする画像出力部120を備えている画像形成装置1に、前記認証部31で操作が許容されたときに、当該認証情報と関連付けられた記憶領域に格納されている画像ファイルを前記画像出力部120を介して自動プリントする文書ボックスプリント処理部33を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力された認証情報と予め登録された認証情報を照合し、双方の認証情報が一致するときに操作を許容する認証部と、画像データ入力部と、前記画像データ入力部を介して入力された画像ファイルを前記認証情報と関連付けられた記憶領域に格納する文書ボックスと、前記文書ボックスに格納された画像ファイルに基づいて記録紙にプリントする画像出力部を備えている画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置には大容量のハードディスクなどでなる記憶部が備えられている。記憶部には、スキャナで読み取った画像ファイル、コンピュータ端末から入力された画像ファイル、ファクシミリで受信した画像ファイル等を格納する文書ボックスという領域が設定されている。
文書ボックスはオペレータ毎または部署毎に複数の記憶領域に区画化されている。オペレータは、夫々に割り当てられた記憶領域に画像ファイルを格納し、また、当該記憶領域に格納した画像ファイルを選択してプリントすることができる。
特許文献1には、文書ボックスに格納された画像ファイルに対する編集設定を容易にすることを目的として、リーダ部で読み取った画像データやコンピュータから入力されたコードデータをラスタライズした画像データを記憶する画像記憶手段と、画像記憶手段に記憶された画像データを読み出してプリント出力する画像出力手段と、画像入力手段の入力モードや画像出力手段のプリント出力モードなどを設定したり画像記憶手段に記憶された画像データを表示することができるタッチパネル手段を備え、タッチパネル手段に画像記憶手段に記憶された画像データを表示するプレビュー画面からページ編集指示を行うページ編集手段を有する画像処理装置が提案されている。
特開2006−180044号公報
しかし、特許文献1に記載された画像処理装置で、文書ボックスである画像記憶手段に記憶された画像ファイルをプリントするには、オペレータは、文書ボックスの記憶領域を選択し、パスワードを入力して認証を受け、当該認証に成功してアクセス許可された後、当該記憶領域から画像ファイルを選択してプリントしなければならない。
他方、近年、セキュリティ確保のため、パスワード等による認証機能が搭載され、認証成功後に操作を許容するように構成されている画像形成装置では、オペレータは、認証情報を入力して認証に成功し、当該画像形成装置に対する操作が許容された後、自身に割り当てられた文書ボックスの記憶領域に格納した画像ファイルを選択してプリントしなければならない。
例えば、当該画像形成装置がプリンタでなるとき、オペレータはコンピュータ端末からプリントファイルを送信し、当該画像形成装置まで移動し、パスワード等を入力して認証に成功して当該画像形成装置にログインし、自身に割り当てられた文書ボックスの記憶領域から当該プリントファイルに対応する画像ファイルを選択し、プリントしなければならない。
上述のように、オペレータは、自身に割り当てられた文書ボックスの記憶領域に格納された画像ファイルをプリントするために、認証操作と、画像ファイル選択操作と、プリント操作という複数の煩雑な操作を強いられるため好ましくない。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、文書ボックスに格納された画像ファイルをプリントする際のオペレータの煩雑な操作を軽減することができる画像形成装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、入力された認証情報と予め登録された認証情報を照合し、双方の認証情報が一致するときに操作を許容する認証部と、画像データ入力部と、前記画像データ入力部を介して入力された画像ファイルを前記認証情報と関連付けられた記憶領域に格納する文書ボックスと、前記文書ボックスに格納された画像ファイルに基づいて記録紙にプリントする画像出力部を備えている画像形成装置であって、前記認証部で操作が許容されたときに、当該認証情報と関連付けられた記憶領域に格納されている画像ファイルを前記画像出力部を介して自動プリントする文書ボックスプリント処理部を備えている点にある。
上述の構成によれば、予め登録された認証情報と一致する認証情報をオペレータが入力すれば、認証部により双方の認証情報が照合されて操作が許容されるとともに、当該認証情報と関連付けられた記憶領域に格納されている画像ファイルが文書ボックスプリント処理部により自動プリントされるため、オペレータの煩雑な操作が軽減される。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記文書ボックスプリント処理部は、前記認証情報と関連付けられた記憶領域に格納されている画像ファイルのうち、自動プリント属性が付与された画像ファイルのみを自動プリントする点にある。
上述の構成によれば、オペレータは認証情報と関連付けられた記憶領域に格納されている画像ファイルのうち、自動プリント属性が付与された画像ファイルのみを確実に得ることができる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第二の特徴構成に加えて、前記文書ボックスに格納される画像ファイルに前記自動プリント属性を付与する属性設定部を備えている点にある。
上述の構成によれば、オペレータは属性設定部により文書ボックスプリント処理部による自動プリントを希望する画像ファイルに対して自動プリント属性を付与することができる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記文書ボックスプリント処理部は、テンポラリファイル属性が付与された画像ファイルを自動プリントした後に当該画像ファイルを前記文書ボックスから自動消去する点にある。
上述の構成によれば、テンポラリファイル属性が付与された画像ファイルは、自動プリントの後、文書ボックスプリント処理部により自動消去されるため、文書ボックスに格納される画像ファイルの増加を抑えることができる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記文書ボックスプリント処理部は、前記認証情報と関連付けられた記憶領域に自動プリントすべき画像ファイルが格納されているときに、自動プリントするか否かを確認する確認処理部を備えている点にある。
上述の構成によれば、オペレータは確認処理部からの確認に基づいて自動プリントの要否を判断することができる。従って、オペレータは自動プリントによる所望の画像ファイルのプリントを確実に得ることができ、不要な画像ファイルのプリントを防止することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、文書ボックスに格納された画像ファイルをプリントする際のオペレータの煩雑な操作を軽減することができる画像形成装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明を適用した画像形成装置の一例である複合機の実施形態を説明する。
図2に示すように、電子写真方式を採用した複合機1は、原稿画像を光電変換して画像データとして読み取るスキャナ110と、トナー像を形成して記録紙に転写し、当該トナー像を記録紙に定着して出力するプリントエンジン120と、ネットワークLANを介してコンピュータ端末90等と通信を行うネットワーク制御部13と、公衆回線網を介してファクシミリ等と通信を行う回線制御部14と、複合機1のマンマシンインタフェースである操作部200等の機能ブロックと、これらの機能ブロックを統括制御するシステム制御部30等を備えて構成されている。
スキャナ110は、原稿給紙台に載置された原稿を順次給紙する原稿自動送り装置と、原稿を照明する光源と、複数のミラー及びレンズを介して入光する原稿からの反射光を光電変換して原稿画像を画像データとして読み取るCCD等の撮像素子を備え、スキャナコントローラ11により制御されている。
プリントエンジン120は、感光体と、感光体表面を一様に帯電する帯電装置と、レーザビームを走査して感光体表面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、形成された静電潜像を現像してトナー像として顕像化する現像装置などを備えた感光体ユニット等を備え、感光体ユニットで形成されたトナー像を用紙カセットから搬送された記録紙に転写し、定着ローラと加圧ローラで挟持搬送してトナー像を溶融して記録紙に定着させた後、出力する。プリントエンジン120はエンジンコントローラ12により制御されている。
図3に示すように、操作部200は、複合機1で現在設定されている動作モードに応じた操作画面等を表示するとともに、当該操作画面上に配置されたソフトウェアキーの押圧を検出するタッチパネル式の液晶表示部21と、プリント時に点灯する印刷ランプやデータの送受信時に点灯する送信ランプ、受信ランプなど、複合機1の動作状態を消点灯により報知する状態表示LED22と、複数のハードウェアキー23でなる操作キーを備えて構成され、操作制御部20により制御されている。
操作部200にはハードウェアキー23として、プリント枚数やプリント濃度等の入力に使用される数値キー230と、複合機1にプリントやファックス送信やメール送信等を開始させるスタートキー231と、複合機1の動作モードをコピーモードに切り替えるコピーキー232と、ファックス送信モードやメール送信モード等の画像ファイル送信モードに切り替える送信キー233と、文書ボックスモードに切り替える文書ボックスキー234等が設けられている。
ここで、文書ボックスモードとは、後述する文書ボックスにスキャナ120で読み取られた画像ファイルや、ネットワーク制御部13または回線制御部14を介して入力された画像ファイルを格納し、または、文書ボックスに格納した画像ファイルを選択してプリントする動作モードである。
図2に示すように、システム制御部30に、スキャナコントローラ11とエンジンコントローラ12とネットワーク制御部13と回線制御部14と操作制御部20がバスを介して接続されている。当該バスは、制御データを送受信する制御バスと、画像データを送受信する画像バスで構成されている。
各制御部にはROMやRAMなどを内蔵するマイクロコンピュータと周辺回路が備えられている。各マイクロコンピュータはROMに格納された動作プログラムに規定されたアルゴリズムに基づいて動作する。
また、バスには、HDコントローラ15を介して、大容量ハードディスクでなる記憶部150が接続されている。記憶部150には画像ファイルを格納する領域としての文書ボックスが設定されている。更に、文書ボックスには一または複数の記憶領域(以下、当該記憶領域を「ユーザボックス」と記載する。)が設定され、ユーザボックス毎に所有者と画像ファイルの記憶が可能な容量が設定されている。
ネットワーク制御部13は、ネットワークLANを介してコンピュータ端末90から出力される画像ファイルを受信する。
回線制御部14は公衆回線網を介してファクシミリ通信により画像ファイルを送受信する。
操作制御部20は、周辺回路として、液晶表示部21に表示する操作画面の画面データを展開するVRAMと、タッチパネルとしての液晶表示部21に対する入力インタフェース回路と、状態表示LED22の駆動回路と、操作キー23に対する入力インタフェース回路などを備えている。
操作制御部20は、システム制御部30から入力された制御データに基づいて、状態表示LED22を消点灯し、液晶表示部21にソフトウェアキーが配置された操作画面等を表示する。操作制御部20は、押下されたハードウェアキー23や押圧されたソフトウェアキーを検出し、検出したキーに関するデータをシステム制御部30に出力する。
システム制御部30は制御バスを介して制御データを出力し、その他の制御部を統括制御する。システム制御部30は、使用許諾されたオペレータにのみ複合機1の操作を許容するため、複合機1の電源投入後、操作制御部20を介して、図4(a)に示すようなログイン画面を液晶表示部21に表示する。
複合機1の操作にあたって、オペレータはログイン画面で自身に割り当てられたユーザ名とパスワードでなる認証情報を入力し、ログインキーを押圧する。システム制御部30は当該入力された認証情報と予め登録された各オペレータに対する認証情報を照合し、双方の認証情報が一致するときに複写機1に対する操作を当該オペレータに許容し、操作制御部20を介して液晶表示部21に図4(b)に示すような操作画面を表示する。双方の認証情報が一致しなければ、システム制御部30は、複写機1に対する操作を当該オペレータに許容せず、液晶表示部21にログイン画面を再度表示する。
即ち、図1に示すように、システム制御部30は本発明における認証部31を備えている。記憶部150には、使用許諾された各オペレータに対して予め登録されたオペレータ名とパスワードが設定された認証テーブルデータ(以下、当該認証テーブルデータを「認証TBL」と記載する。)が格納されており、認証部31は、当該認証TBLを参照して、ログイン画面で入力された認証情報と予め登録された認証情報を照合し、双方の認証情報が一致するときに複合機1に対する操作をオペレータに許容する。
尚、図4(b)に示す操作画面は、複合機1でデフォルト画面に設定されているコピーモード時のメインの操作画面である。また、ログイン後、操作部200に配置されたログアウトキー235が押下されると、または、複合機1に対して所定時間操作がなければ、システム制御部30は液晶表示部21に図4(a)に示すログイン画面を再度表示して使用許諾のないオペレータによる複合機1に対する操作を防止する。
操作が許容されたオペレータにより、操作部200に配置された文書ボックスキー234が押下されると、システム制御部30は操作制御部20を介して、図5(a)に示すような文書ボックスモードの操作画面を液晶表示部21に表示する。当該操作画面には、文書ボックスに設定された各ユーザボックスの番号と、名前、所有者、使用率が表示されている。
当該操作画面で、オペレータにより自身に対して割り当てられたユーザボックスが選択されて、「開くキー」が押圧されると、図5(b)に示すように、当該ユーザボックスに格納された各画像ファイルの名前と、格納日時と、サイズ(容量)を表示する表と、「プリントキー」や「送信キー」等、選択した画像ファイルに対する操作内容を指定する複数のキーが配置された操作画面が表示される。
当該操作画面で、オペレータにより任意の画像ファイルの行が押圧されると、画像ファイルの名前の右側に配置された選択チェックボックスがチェックされ、再度、押圧されると当該選択チェックボックスのチェックが外れる。
オペレータは、当該操作画面で、画像ファイルを選択して「プリントキー」を押圧することで、当該画像ファイルをプリントすることができる。即ち、プリントエンジン120は、文書ボックスに格納された画像ファイルに基づいて記録紙にプリントする本発明の画像出力部である。
コンピュータ端末90を操作するオペレータは、ネットワークLANを介して画像ファイルを複合機1に入力して文書ボックスに当該画像ファイルを格納した後、複合機1を操作して当該画像ファイルをプリントすることができる。即ち、オペレータは複合機1をプリンタとして使用することができる。
図6(a)に示すように、コンピュータ端末90は、CPU95とメモリ96が搭載されたマザーボード94と、オペレーティングシステム(Operating System:以下、「OS」と略記する。)970やアプリケーション971等のソフトウェアやアプリケーション971で作成された文書ファイルが格納されたハードディスク97と、モニタ91などの表示装置や、キーボード92やポインティングデバイスであるマウス93等の入力装置などの外部装置が接続される入出力インタフェース回路98aと、ネットワークLANと接続されるネットワークインタフェース回路98b等を備えている。夫々はPCIバスなどのバス99で接続されており、ハードディスク97にはプリンタドライバ972が格納されている。
コンピュータ端末90において、アプリケーション971やプリンタドライバ972はOS970上で動作する。OS970はGUI(Graphical User Interface:グラフィカルユーザインタフェース)を備えている。
OS20は、文書ファイルをアプリケーション971で作成または編集しているオペレータからGUIを介してプリント指示されると(例えば、当該アプリケーション971の操作画面に配置されたプリント要求のアイコンがクリックされ、または、当該操作画面に配置されたメニューからプリント要求のコマンドが選択されると)、プリンタドライバ972を起動する。
図6(b)に示すように、プリンタドライバ972は、プリントページやプリント部数等のプリント条件を設定するプリント条件設定部973と、プリント条件設定部973で設定されたプリント条件に基づいてプリントファイルを生成するプリントファイル生成部974と、プリントファイル生成部974で生成されたプリントファイルを複合機1に出力するプリントファイル出力部975を備えている。
プリント条件設定部973は、図7(a)、図7(b)に示すようなプリント条件の設定画面をモニタ91に表示し、当該設定画面に対してキーボード92やマウス93を介して入力されるプリント条件から当該文書ファイルに対するプリント条件データを設定する。
尚、図7(a)に示す設定画面では、プリントしたい文書ファイルのプリントページと、プリント部数などを設定することができる。当該設定画面の「プロパティボタン」をクリックすると表示される図7(b)の設定画面では、一枚の記録紙の片面に文書ファイルの画像ファイルの複数ページを纏めてプリントする集約プリントや、一枚の記録紙の両面に文書ファイルの画像ファイルを纏めてプリントする両面プリント等、画像ファイルのレイアウト条件などを設定することができる。
プリントファイル生成部974は、プリント条件設定部973で設定されたプリント条件に基づいて、文書ファイルの画像ファイルをアプリケーション971またはOS20を介して受け取り、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)で記述したプリントファイルを生成する。
具体的に、プリントファイルは、PDLで記述された制御コマンドでなる制御データと画像データで構成されている。図8(a)に示すように、制御データには、プリンタ条件に加えて、コンピュータ端末90のログインユーザ名などでなるコンピュータ端末90のオペレータ名(具体的に、図8(a)に示すプリントファイルに含まれる制御コマンド「PJL USERNAME="User 1"」に記載された「User 1」が当該オペレータ名にあたる。)がユーザ情報として含まれている。
図1に示すように、複合機1には、本発明の画像データ入力部となるネットワーク制御部13を介してコンピュータ端末90からプリントファイルが入力される。
システム制御部30は、ネットワーク制御部13を介して入力されたプリントファイルに含まれる画像データを画像ファイルとして文書ボックス151に格納する画像格納部32と、認証部31で操作が許容されたときに、認証情報と関連付けられたユーザボックスに格納されている画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントする文書ボックスプリント処理部33を備えている。
記憶部150に格納された認証TBLには、図8(b)に示すように、複合機1の使用許諾されたオペレータ名とパスワードとともに当該オペレータに割り当てられたユーザボックス名が設定されている。
また、各ユーザボックスには、図8(c)に示すように、格納された各画像ファイルのファイル名と格納日時とサイズ(容量)が記載されたファイル管理テーブルデータ(以下、当該ファイル管理テーブルデータを「ファイル管理TBL」と記載する。)が備えられている。
画像格納部32は、認証TBLを参照して、ネットワーク制御部13を介して入力されたプリントファイルに含まれる制御データのオペレータ名と関連付けられたユーザボックス名を認識し、プリントファイルに含まれる画像データを画像ファイルとして当該ユーザボックスに格納するとともに、当該画像ファイルのファイル名と格納日時とサイズをファイル管理TBLに記録する。
即ち、画像格納部32により、ネットワーク制御部13を介して入力された画像ファイルが認証情報と関連付けられた文書ボックス151のユーザボックスに格納される。
ここで、プリントファイルに含まれるオペレータ名と、認証TBLに設定されたオペレータ名は一致するものでなくてもよく、認証TBLに両者が関連付けられて設定されていればよい。また、ユーザボックスに格納する画像ファイルのファイル名は、画像格納部32が予め設定された命名ルールに基づいて設定するものであっても、例えば、プリンタドライバ972によりプリントファイルの制御データに設定された「JOBNAME」から設定するものであってもよい。
また、画像格納部32は、プリントファイルに含まれる画像データをPDLで記載された画像データでなる画像ファイルとしてユーザボックスに格納するものであってもよく、当該画像データをレンダリングしたラスタ形式の画像ファイルとしてユーザボックスに格納するものであってもよい。
コンピュータ端末90でのプリント操作後、オペレータが複合機1のログイン画面で認証情報を入力して認証部31で操作が許容されると、文書ボックスプリント処理部33は、認証TBLを参照して、当該認証情報のユーザ名に関連付けられたユーザボックスを認識し、当該ユーザボックスに格納された画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントする。
以下に、図9に示すフローチャートを用いて、コンピュータ端末90から入力されて文書ボックス151に格納された画像ファイルの自動プリントについて説明する。
コンピュータ端末90からネットワーク制御部13を介して画像ファイルを含むプリントファイルが入力されると(S10)、画像格納部32は、プリントファイルの制御データを解析してオペレータ名を認識し(S20)、認証TBLを参照して、当該オペレータ名に関連付けられた文書ボックス151のユーザボックスに当該画像ファイルを格納する(S30)。
オペレータが操作部200に表示されたログイン画面で認証情報を入力してログインキー235を押圧すると(S40)、認証部31は、認証TBLを参照して、当該認証情報と予め登録された認証情報を照合し(S50)、双方の認証情報が一致すると、複合機1に対する操作をオペレータに許容し(S60)、文書ボックスプリント処理部33は、当該ユーザボックスに格納された画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントする(S70)。
ところで、認証情報と関連付けられたユーザボックスに格納されている画像ファイルのうち、自動プリント属性が付与された画像ファイルのみを自動プリントするように文書ボックスプリント処理部33を構成すると、当該ユーザボックスに複数の画像ファイルが格納されているときであっても、オペレータは所望の画像ファイルのみをプリントすることができ、不要な画像ファイルのプリントを防止することができる。
この場合、コンピュータ端末90から複合機1に入力される画像ファイルに付与される自動プリント属性は、プリンタドライバ972により表示されるプリント条件の設定画面で設定することができる。
図11(a)に示すように、当該設定画面には、文書ボックス151に格納した画像ファイルに自動プリント属性を付与する際にチェックする「自動プリント設定有効チェックボックス」が配置されている。
プリント条件設定部973は、「自動プリント設定有効チェックボックス」がチェックされているときには、画像ファイルに自動プリント属性を付与すべき旨のプリント条件を設定する。
プリントファイル生成部974は、当該プリント条件に基づいて、画像ファイルに自動プリント属性を付与すべき旨のプリント条件を制御データに含めてプリントファイルを生成する。
図10に示すように、画像格納部32には、文書ボックス151に格納される画像ファイルに自動プリント属性を付与する属性設定部34が備えられている。
画像ファイルに自動プリント属性を付与すべき旨のプリント条件がプリントファイルの制御データに含まれていると、属性設定部34は、図11(b)に示すように、画像格納部32を介して当該画像ファイルに対する自動プリント属性をファイル管理TBLにセットする。
文書ボックスプリント処理部33は、認証部31により複合機1に対する操作がオペレータに許容されたとき、認証TBLを参照して認証情報に対応するユーザボックスを選択し、当該ユーザボックスに備えられたファイル管理TBLを参照して、自動プリント属性が付与された画像ファイルのみをプリントエンジン120を介して自動プリントする。
以下に、図12(a)に示すフローチャートを用いて、コンピュータ端末90から入力されて文書ボックス151に格納された自動プリント属性が付与された画像ファイルの自動プリントについて説明する。
ここで、図12(a)に示すフローチャートでは、図9に示すフローチャートと同様のステップには、同一のステップ番号を付しており、説明が省略可能なものについては説明を省略する。
コンピュータ端末90からネットワーク制御部13を介して画像ファイルを含むプリントファイルが入力されると(S10)、画像格納部32は、プリントファイルの制御データを解析してオペレータ名を認識し(S20)、更に、自動プリント属性の有無を確認する(S25)。
画像格納部32は、認証TBLを参照して、当該オペレータ名に関連付けられた文書ボックス151のユーザボックスに当該画像ファイルを格納し(S30)、属性設定部34は自動プリント属性を有する画像ファイルに対する自動プリント属性をファイル管理TBLにセットする(S35)。
認証部31は、双方の認証情報が一致すると、複合機1に対する操作をオペレータに許容し(S60)、文書ボックスプリント処理部33は、当該ユーザボックスに格納された自動プリント属性が付与された画像ファイルを選択し(S65)、当該画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントする(S70)。
また、認証情報と関連付けられたユーザボックスに格納されている画像ファイルのうち、テンポラリファイル属性が付与された画像ファイルを自動プリントした後に当該画像ファイルを当該ユーザボックスから自動消去するように文書ボックスプリント処理部33を構成すると、当該ユーザボックスに格納される画像ファイルの増加を効果的に抑えることができる。
この場合、コンピュータ端末90から複合機1に入力する画像ファイルに付与するテンポラリファイル属性は、自動プリント属性と同様にプリンタドライバ972により表示されるプリント条件の設定画面で設定することができる。
図11(a)に示すように、当該設定画面には、「自動プリント設定有効チェックボックス」がチェックされたときにアクティブになる「自動削除有効チェックボックス」が配置されている。
プリント条件設定部973は、「自動削除有効チェックボックス」がチェックされているときには、画像ファイルにテンポラリファイル属性を付与すべき旨のプリント条件を設定する。
プリントファイル生成部974は、当該プリント条件に基づいて、画像ファイルにテンポラリファイル属性を付与すべき旨のプリント条件を制御データに含めてプリントファイルを生成する。
画像ファイルにテンポラリファイル属性を付与すべき旨のプリント条件がプリントファイルの制御データに含まれていると、属性設定部34は、図11(c)に示すように、画像格納部32を介して当該画像ファイルに対するテンポラリファイル属性をファイル管理TBLにセットする。
文書ボックスプリント処理部33は、認証部31により複合機1に対する操作がオペレータに許容されたとき、認証TBLを参照して認証情報に対応するユーザボックスを選択し、当該ユーザボックスに備えられたファイル管理TBLを参照して、テンポラリファイル属性が付与された画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントした後に当該画像ファイルをユーザボックスから自動削除する。
以下に、図12(b)に示すフローチャートを用いて、コンピュータ端末90から入力されて文書ボックス151に格納されたテンポラリファイル属性が付与された画像ファイルの自動プリントについて説明する。
ここで、図12(b)に示すフローチャートでは、図12(a)に示すフローチャートと同様のステップには、同一のステップ番号を付しており、説明が省略可能なものについては説明を省略する。
コンピュータ端末90からネットワーク制御部13を介して画像ファイルを含むプリントファイルが入力されると(S10)、画像格納部32は、プリントファイルの制御データを解析してオペレータ名を認識し(S20)、更に、自動プリント属性とテンポラリファイル属性の有無を確認する(S26)。
画像格納部32は、認証TBLを参照して、当該オペレータ名に関連付けられた文書ボックス151のユーザボックスに当該画像ファイルを格納し(S30)、属性設定部34は自動プリント属性またはテンポラリファイル属性を有する画像ファイルに対する自動プリント属性またはテンポラリファイル属性をファイル管理TBLにセットする(S36)。
認証部31は、双方の認証情報が一致すると、複合機1に対する操作をオペレータに許容し(S60)、文書ボックスプリント処理部33は、当該ユーザボックスに格納された自動プリント属性が付与された画像ファイルを選択し(S65)、当該画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントした後(S70)、テンポラリファイル属性が付与された画像ファイルを削除する(S80)。
図13に示すように、認証情報と関連付けられたユーザボックスに自動プリントすべき画像ファイルが格納されているときに、自動プリントするか否かを確認する確認処理部35を文書ボックスプリント処理部33に備えると、オペレータは確認処理部35の確認に基づいて自動プリントの要否を判断することができる。
確認処理部35は、認証部31で複合機1に対する操作がオペレータに許容されると、図14に示すように、自動プリント実行の要否を確認する確認画面を操作制御部20を介して液晶表示部21に表示する。
文書ボックスプリント処理部33は当該確認画面で、「OKキー」が押圧されるとユーザボックスに格納された画像ファイルを自動プリントし、「キャンセルキー」が押圧されると当該自動プリントを中止する。
以下に、図15に示すフローチャートを用いて、確認処理部53が備えられた文書ボックスプリント処理部33による画像ファイルの自動プリントについて説明する。
ここで、図15に示すフローチャートでは、図12(b)に示すフローチャートと同様のステップには、同一のステップ番号を付しており、説明が省略可能なものについては説明を省略する。
認証部31は、双方の認証情報が一致すると、複合機1に対する操作をオペレータに許容し(S60)、確認処理部35は、液晶表示部21に自動プリント実行の要否を確認する確認画面を表示する(S61)。
当該確認画面で「OKキー」が押圧されると(S62)、文書ボックスプリント処理部33は、当該ユーザボックスに格納された自動プリント属性が付与された画像ファイルを選択し(S65)、当該画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントした後(S70)、テンポラリファイル属性が付与された画像ファイルを削除する(S80)。
当該確認画面で「キャンセルキー」が押圧されると(S62)、文書ボックスプリント処理部33は、当該自動プリントを中止する(S90)。
上述のように、プリンタとして複合機1を使用したときの文書ボックス151に格納された画像ファイルの自動プリントについて説明したが、オペレータは、複合機1を操作して、公衆回線網に接続されたファクシミリなどから、例えば、親展ファックスとして複合機1に入力されて文書ボックス151に格納された画像ファイルをプリントすることができる。
即ち、ファクシミリとして複合機1を使用するときであっても同様に文書ボックス151に格納された画像ファイルを自動プリントすることができる。
公衆回線網に接続されたファクシミリなどから送信された画像データは回線制御部14を介して複合機1に入力される。記憶部15には、回線制御部14を介して複合機1に入力される画像ファイルの宛先と当該画像ファイルを格納するユーザボックスが設定された宛先テーブルデータ(以下、当該宛先テーブルデータを「宛先TBL」と記載する。)が格納されている。
画像格納部32は、宛先TBLを参照して、回線制御部14を介して入力された画像ファイルに指定された宛先に対応するユーザボックスを認識し、当該ユーザボックスに当該画像ファイルを格納する。即ち、複合機1がファクシミリとして使用されるとき、回線制御部14が本発明の画像データ入力部となる。
文書ボックスプリント処理部33は、認証部31で複写機1に対する操作がオペレータに許容されたときに、認証情報と関連付けられたユーザボックスに格納されている画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントする。
ここで、属性設定部34が回線制御部14を介して入力される画像ファイルに付与する自動プリント属性やテンポラリファイル属性は、液晶表示部21に表示される操作画面で、オペレータが予め設定することができる。
例えば、全ての画像ファイルに対して自動プリント属性を付与するように属性設定部34を構成すれば、各オペレータは、複合機1を使用する度に確実に自身宛てに送信された画像ファイルを得ることができる。
また、複写機として複合機1を使用するときであっても同様に文書ボックス151に格納された画像ファイルを自動プリントすることができる。
認証部31により複合機1に対する操作が許容されたオペレータが、文書ボックスキー234を押下すると、図5(a)に示すように、文書ボックスモードの操作画面が液晶表示部21に表示される。
当該操作画面で、オペレータが自身に割り当てられたユーザボックスの行を押圧して選択し、「文書保存キー」を押圧すると、図16に示すように、スキャナ110で原稿を読み取る際の原稿の読み取り条件を設定する複数のソフトウェアキーが配置された操作画面が表示される。
当該操作画面で、オペレータが読み取り条件を設定した後、スタートキー231を押下すると、スキャナ110で原稿画像の読み取りが実行され、読み取られた画像データが画像ファイルとして、オペレータにより選択されたユーザボックスに保存される。即ち、複合機1が複写機として使用されるとき、スキャナ110が本発明の画像データ入力部となる。
文書ボックスプリント処理部33は、認証部31で複合機1に対する操作がオペレータに許容されたときに、認証情報と関連付けられたユーザボックスに格納されている画像ファイルをプリントエンジン120を介して自動プリントする。
属性設定部34は、読み取り条件を設定する設定画面に配置された「自動プリント属性キー」または「テンポラリファイル属性キー」が押圧されて設定された自動プリント属性またはテンポラリファイル属性を、スキャナ110で読み取った画像ファイルに付与する。
以下に、別実施形態について説明する。
上述の実施形態では、認証部31で複合機1に対する操作がオペレータに許容されたときに、文書ボックスプリント処理部33は、認証情報と関連付けられたユーザボックスに格納された画像ファイルを自動プリントするものとしたが、これに限定するものではない。
例えば、文書ボックスキー234が押下されたときに表示される文書ボックスモードの操作画面で、オペレータが自身以外のユーザボックスにアクセスしようとしたときに、認証部31は、図4に示すログイン画面のように認証情報を入力する操作画面を液晶表示部21に表示する。
認証部31は、当該操作画面で入力された認証情報と記憶部150に格納された認証TBLに設定された当該ユーザボックスに対応する認証情報を照合し、双方の認証情報が一致したときに当該ユーザボックスに対する操作をオペレータに許容する。
そして、認証部31で当該ユーザボックスに対する操作がオペレータに許容されたときに、文書ボックスプリント処理部33が、当該ユーザボックスに格納された画像ファイルを自動プリントするものであってもよい。
上述の実施形態では、画像格納部32が文書ボックス151のユーザボックスに画像ファイルを格納するときに、属性設定部34は、当該画像ファイルに対する自動プリント属性またはテンポラリファイル属性をファイル管理TBLにセットする、即ち、当該画像ファイルに自動プリント属性またはテンポラリファイル属性を付与するものとしたが、既にユーザボックスに格納された画像ファイルに付与された自動プリント属性またはテンポラリファイル属性を変更することができるものであってもよい。
例えば、図17(a)に示すように、属性設定部34は、選択されたユーザボックスに格納されたファイル管理TBLに基づき、当該ユーザボックスに格納された画像ファイルのファイル名などを表示する操作画面を液晶表示部21に表示する。
当該設定画面で、オペレータにより画像ファイルが選択されて「属性変更キー」が押圧されると、属性設定部34は、図17(b)に示すように、選択された画像ファイルに対する自動プリント属性またはテンポラリファイル属性をセットまたはリセットするボタンが配置された操作画面を表示する。
属性設定部34は、当該操作画面でオペレータにより選択されたボタンに基づいて、ファイル管理TBLに設定された画像ファイルの自動プリント属性またはテンポラリファイル属性を再設定する。
尚、上述した実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計することができることは言うまでもない。
本発明に関する主要な機能ブロックの説明図 複合機のブロック構成図 操作部の説明図 (a)はログイン画面の説明図、(b)は複合機1でデフォルト設定された操作画面の説明図 (a)は文書ボックスモード時の操作画面の説明図、(b)はユーザボックスに格納された画像ファイルに対する操作画面の説明図 (a)はコンピュータ端末の説明図、(b)はプリンタドライバの説明図 (a)はプリント条件を設定する設定画面の説明図、(b)はプリント条件を設定する設定画面の説明図 (a)はプリントファイルの説明図、(b)は認証テーブルデータの説明図、(c)はファイル管理テーブルデータの説明図 複合機の自動プリント動作を説明するフローチャート 本発明に関する主要な機能ブロックの説明図 (a)は自動プリント属性またはテンポラリファイル属性を設定する設定画面の説明図、(b)はファイル管理テーブルデータの説明図、(c)はファイル管理テーブルデータの説明図 (a)は複合機の自動プリント動作を説明するフローチャート、(b)は複合機の自動プリント動作を説明するフローチャート 本発明に関する主要な機能ブロックの説明図 自動プリント実行の要否を確認する確認画面の説明図 複合機の自動プリント動作を説明するフローチャート スキャナでの画像の読み取り条件を設定する操作画面の説明図 (a)はユーザボックスに格納された画像ファイルに対する操作画面の説明図、(b)はユーザボックスに格納された画像ファイルに付与された自動プリント属性またはテンポラリファイル属性を再設定する操作画面の説明図
符号の説明
1:画像形成装置(複合機)
13:画像データ入力部(ネットワーク制御部)
14:画像データ入力部(回線制御部)
20:操作制御部
30:システム制御部
31:認証部
32:画像格納部
33:文書ボックスプリント処理部
34:属性設定部
35:確認処理部
110:画像データ入力部(スキャナ)
120:画像出力部(プリントエンジン)
150:記憶部
151:文書ボックス

Claims (5)

  1. 入力された認証情報と予め登録された認証情報を照合し、双方の認証情報が一致するときに操作を許容する認証部と、画像データ入力部と、前記画像データ入力部を介して入力された画像ファイルを前記認証情報と関連付けられた記憶領域に格納する文書ボックスと、前記文書ボックスに格納された画像ファイルに基づいて記録紙にプリントする画像出力部を備えている画像形成装置であって、
    前記認証部で操作が許容されたときに、当該認証情報と関連付けられた記憶領域に格納されている画像ファイルを前記画像出力部を介して自動プリントする文書ボックスプリント処理部を備えている画像形成装置。
  2. 前記文書ボックスプリント処理部は、前記認証情報と関連付けられた記憶領域に格納されている画像ファイルのうち、自動プリント属性が付与された画像ファイルのみを自動プリントする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記文書ボックスに格納される画像ファイルに前記自動プリント属性を付与する属性設定部を備えている請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記文書ボックスプリント処理部は、テンポラリファイル属性が付与された画像ファイルを自動プリントした後に当該画像ファイルを前記文書ボックスから自動消去する請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記文書ボックスプリント処理部は、前記認証情報と関連付けられた記憶領域に自動プリントすべき画像ファイルが格納されているときに、自動プリントするか否かを確認する確認処理部を備えている請求項1から4の何れかに記載の画像形成装置。
JP2008008289A 2008-01-17 2008-01-17 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5127471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008289A JP5127471B2 (ja) 2008-01-17 2008-01-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008289A JP5127471B2 (ja) 2008-01-17 2008-01-17 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009171331A true JP2009171331A (ja) 2009-07-30
JP5127471B2 JP5127471B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=40971999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008008289A Expired - Fee Related JP5127471B2 (ja) 2008-01-17 2008-01-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5127471B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013097485A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2015104867A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータにより読み取り可能なプログラム
JP2018050098A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
JP2020069688A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006157156A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Canon Inc 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP2007148854A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Epson Corp セキュリティ印刷システムとセキュリティ印刷プログラムと記録媒体とセキュリティ印刷方法
JP2007164251A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Seiko Epson Corp 印刷システム,印刷装置及び印刷データ生成プログラム
JP2007249959A (ja) * 2007-02-19 2007-09-27 Canon Marketing Japan Inc 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法およびプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006157156A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Canon Inc 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP2007148854A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Epson Corp セキュリティ印刷システムとセキュリティ印刷プログラムと記録媒体とセキュリティ印刷方法
JP2007164251A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Seiko Epson Corp 印刷システム,印刷装置及び印刷データ生成プログラム
JP2007249959A (ja) * 2007-02-19 2007-09-27 Canon Marketing Japan Inc 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法およびプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013097485A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2015104867A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータにより読み取り可能なプログラム
JP2018050098A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
US10979599B2 (en) 2016-09-20 2021-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus to determine user authentication regarding a facsimile document
JP2020069688A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
JP7114439B2 (ja) 2018-10-30 2022-08-08 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
US11481167B2 (en) 2018-10-30 2022-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus for invalidating an automatic printing function, control method and storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP5127471B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5234016B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US8059286B2 (en) System and program product
JP4736774B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理方法、画像処理装置および画像処理システム
JP6395374B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータにより読み取り可能なプログラム
JP2009029136A (ja) 印刷装置、印刷方法および印刷システム
JP2008040958A (ja) 電子文書管理装置、電子文書管理方法、電子文書管理プログラム、および電子文書を作成するためのプログラム
US20160004483A1 (en) Printing system, image processing apparatus, information processing method and storage medium
US20070143361A1 (en) Image processing program, image processing method, image processing device, and image processing system
JP2010212993A (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
JP5618444B2 (ja) 印刷システム
JP2006094070A (ja) 画像処理装置
JP6288931B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
JP2008103903A (ja) 画像処理装置と管理装置
JP2021049687A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
US20100179965A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP5127471B2 (ja) 画像形成装置
US20170034377A1 (en) Image reading apparatus, control method for image reading apparatus, and storage medium
US8760682B2 (en) Job processing apparatus, control method therefor, and computer-readable storage medium
JP2013126213A (ja) 画像形成装置
JP2006093875A (ja) デバイスの使用情報書込装置及びこの書込装置を備えた画像形成装置、並びにデバイスシステム
JP2009282784A (ja) リモートusbデバイス使用システム
JP2015149623A (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成装置操作方法
US20070041042A1 (en) Image processing method and apparatus
JP2009232316A (ja) 画像形成装置
JP2021049686A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5127471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees