JP2009282784A - リモートusbデバイス使用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 クライアントパソコン(CL)に搭載されている複数のアプリケーション(AP)が、リモートUSBデバイス(RUD)との接続を、突然切断されることを防止することができるリモートUSBデバイス使用システムを提供する。
【解決手段】 CL100が備える複数のAP100a,100bのいずれか1つから、RUD50に対する接続要求がなされると、他のAPによりRUD50の使用がなされているか否かチェックし、いずれのAPもRUD50を使用していないと、RUD50に対する接続を行うと共に、複数のAP100a,100bのいずれか1つから、RUD50に対する切断要求がなされると、他のAPによりRUD50の使用がなされているか否かチェックし、いずれのAPもRUD50を使用していないと、RUD50に対する切断を行うようにしてリモートUSBデバイス使用システムを構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、サーバに接続されたリモートUSBデバイスを、該サーバが接続されているネットワークに接続されたクライアントが、使用可能なリモートUSBデバイス使用システムに関する。
パソコン等の情報処理装置は、通常、USB(Universal Serial Bus)インターフェイスを備えており、USBインターフェイスの規格に適合した周辺機器を接続して使用することができるようになっている。
このように、パソコン等の情報処理装置が備えるUSBインターフェイスに、直接接続されて使用されるUSBインターフェイスの規格に適合した周辺機器を、ここでは、ダイレクトUSBデバイスと称する。
上記のパソコン等の情報処理装置は、通常、上記のUSBインターフェイスのほか、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続された他の情報処理装置と通信することができるLANインターフェイスを備えている。
最近、このLANインターフェイスを用いることにより、上記のダイレクトUSBデバイスのほか、LANインターフェイスを介して、LANに接続されているサーバに接続されたUSBインターフェイスの規格に適合した周辺機器を、使用することができる仕組が提案され、使用されている(例えば、非特許文献1、特許文献1参照)。
このように、ネットワークに接続されているパソコン等の情報処理装置(以下、クライアントと称する)が、ネットワークを介してこのネットワークに接続されたサーバに接続されているUSBインターフェイスの規格に適合した周辺機器を使用する仕組において、このサーバに接続されたUSBインターフェイスの規格に適合した周辺機器を、ここでは、この周辺機器を使用するクライアントから見て、リモートUSBデバイスと称する。
非特許文献1は、上記のサーバの1種であるUSBデバイスサーバに関するもので、LANに接続されたこのUSBデバイスサーバを用いることにより、このUSBデバイスサーバに接続されたリモートUSBデバイスを、LANに接続されたクライアント(パソコン)から使用することができる。
この場合に、LANに接続されたクライアントからは、リモートUSBデバイスがあたかも、クライアント自らのパソコンに接続されているかのように振舞うため、クライアントに搭載されているアプリケーションは、特にネットワークを意識することなく、そのリモートUSBデバイスを、ダイレクトUSBデバイスに対するのと同様にして利用することができる。
又、特許文献1は、上記のUSBデバイスサーバを発展させた仕組におけるリモートデバイス制御プログラムに関するものである。
サイレックス・テクノロジー社のHP「USBデバイスサーバ」(URLアドレス;http://www.silex.jp/japan/products/network/what/index3.html) 特開2007−219711号公報
しかしながら、上記の非特許文献1に記載のUSBデバイスサーバを用いたシステムでは、リモートUSBデバイスを使用するクライアント(パソコン)において、このリモートUSBデバイスがあたかも、クライアント自らのパソコンに接続されたダイレクトUSBデバイスと同様に振舞うため、次のようなことが生じる。
即ち、リモートUSBデバイスを使用するクライアントに搭載されている複数のアプリケーションソフトウエア(以下、アプリケーションと称する)のいずれかが、リモートUSBデバイスに対して接続要求をすると、このリモートUSBデバイスに接続されて使用することができると共に、上記のクライアントに搭載されている他のアプリケーションも、このリモートUSBデバイスを使用することができる。
しかし、リモートUSBデバイスを使用している複数のアプリケーションのいずれかが、リモートUSBデバイスに対して切断要求をすると、このリモートUSBデバイスから切断されてしまうので、このリモートUSBデバイスを使用している他のアプリケーションが、使用中にもかかわらず、リモートUSBデバイスから切断されることになってしまう。
例えば、リモートUSBデバイスを使用するクライアントが、アプリケーション1とアプリケーション2の2つのアプリケーションを搭載している場合に、アプリケーション1から接続指示をしたにも関わらず、アプリケーション2からも使用できるようになり、アプリケーション2から切断指示を行うと、今度は、アプリケーション1でも切断された状態となってしまう。
これは、リモートUSBデバイスを使用している場合に、例えば、このリモートUSBデバイスに対するLANによる通信を用いたデータの伝送中に、突然、伝送路が切断されてしまうことになるため、通信品質を保証することができないことになってしまう。
そこで、この発明はこのようなトラブルを避けるためになされたものであって、サーバに接続されたリモートUSBデバイスを、該サーバが接続されているネットワークに接続されたクライアントが、使用可能なリモートUSBデバイス使用システムにおいて、クライアントが複数のアプリケーションを搭載している場合に、これらのアプリケーションとリモートUSBデバイスとの接続が、突然切断されることを防止することができるリモートUSBデバイス使用システムを提供しようとするものである。
本発明のリモートUSBデバイス使用システムは、サーバに接続されたリモートUSBデバイスを、該サーバが接続されているネットワークに接続されたクライアントが使用可能なシステムである。このリモートUSBデバイス使用システムでは、クライアントは、リモートUSBデバイスを接続/切断可能なリモートUSBデバイス接続処理部を備えている。
上記のリモートUSBデバイス接続処理部は、クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションから、リモートUSBデバイスに対する接続要求がなされると、該接続要求を行った以外のアプリケーションにより、既に、リモートUSBデバイスの使用がなされているか否かチェックし、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していないと、リモートUSBデバイスに対する接続を行う。
そして、複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションから、リモートUSBデバイスに対する切断要求がなされると、該切断要求を行った以外のアプリケーションにより、まだ、リモートUSBデバイスの使用がなされているか否かチェックし、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していないと、リモートUSBデバイスに対する切断を行うことを特徴としている。
上記のリモートUSBデバイス使用システムによれば、クライアントにおいて、アプリケーションから、リモートUSBデバイスに対する接続要求がなされると、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していない場合に接続が行われると共に、リモートUSBデバイスに対する切断要求がなされると、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していない場合に切断が行われる。
従って、サーバに接続されたリモートUSBデバイスを、該サーバが接続されているネットワークに接続されたクライアントが、使用可能なリモートUSBデバイス使用システムにおいて、クライアントが複数のアプリケーションを搭載している場合に、これらのアプリケーションとリモートUSBデバイスとの接続が、突然切断されることを防止することができる
上記のリモートUSBデバイス使用システムにおいて、リモートUSBデバイス接続処理部に、アプリケーションによりリモートUSBデバイスの使用がなされているか否かのチェック用に、初期値として0がセットされたカウンタを備えるようにしてもよい。
この場合には、リモートUSBデバイス接続処理部は、クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、リモートUSBデバイスに対する接続要求がなされる毎に、カウンタをインクリメントすると共に、クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、リモートUSBデバイスに対する切断要求がなされる毎に、カウンタをデクリメントする。
そうすることで、上記のリモートUSBデバイス接続処理部は、カウンタが0から1へ変化すると、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していないと判断して、リモートUSBデバイスに対する接続を行い、カウンタが1から0へ変化すると、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していないと判断して、リモートUSBデバイスに対する切断を行う。
このようにすることにより、リモートUSBデバイスに対する接続及び切断を、的確に、且つ、迅速に行うことができる。
或いは、上記のリモートUSBデバイス使用システムにおいて、リモートUSBデバイス接続処理部は、次のように処理を行うようにしてもよい。
即ち、リモートUSBデバイス接続処理部は、クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、リモートUSBデバイスに対する接続要求がなされる毎に、該接続要求を行った当該アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を記憶する。
又、リモートUSBデバイス接続処理部は、クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、リモートUSBデバイスに対する切断要求がなされる毎に、該切断要求を行った当該アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を、記憶されたアプリケーション識別情報の中から抽出して削除する。
そうすることで、リモートUSBデバイス接続処理部は、最初に識別情報を記憶したときに、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していないと判断して、リモートUSBデバイスに対する接続を行う。この最初に識別情報を記憶したときであるか否かの判断方法としては、例えば、記憶されているアプリケーション識別情報が、1個になったときを検知することにより行うことができる。
又、全ての識別情報が削除されたときに、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していないと判断して、リモートUSBデバイスに対する切断を行うようにするのである。この全ての識別情報が削除されたときであるか否かの判断方法としては、例えば、記憶されているアプリケーション識別情報が、0個になったときを検知することにより行うことができる。
このようにすることにより、リモートUSBデバイスに対する接続及び切断を、的確に、且つ、迅速に行うことができる。
上記のリモートUSBデバイス使用システムにおいて、上記のサーバとして、コピー機能、スキャン機能、プリント機能、又は、FAX機能の少なくとも1つを備えた複合機を用いたリモートUSBデバイス使用システムを構成することができる。この場合に、上記のリモートUSBデバイスとしては、例えば、上記の複合機に、USBを介して接続されたUSBメモリや、カードリーダ等とすることができる。
本発明によれば、クライアントにおいて、アプリケーションから、リモートUSBデバイスに対する接続要求がなされると、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していない場合に接続が行われると共に、リモートUSBデバイスに対する切断要求がなされると、いずれのアプリケーションもリモートUSBデバイスを使用していない場合に切断が行われる。
従って、サーバに接続されたリモートUSBデバイスを、該サーバが接続されているネットワークに接続されたクライアントが、使用可能なリモートUSBデバイス使用システムにおいて、クライアントが複数のアプリケーションを搭載している場合に、これらのアプリケーションとリモートUSBデバイスとの接続が、突然切断されることを防止することができる
次に、本発明の実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムの構成を示したブロック図である。
<全体説明>
図1において、本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムは、複数のパソコン100と、デジタル複合機1と、Aデバイス50、及び、Bデバイス60とで構成されている。
上記の複数のパソコン100は、LAN(Local Area Network)30を介してデジタル複合機1と接続され、デジタル複合機1には、USB(Universal Serial Bus)16を介してAデバイス50、及び、Bデバイス60が接続されている。
上記のリモートUSBデバイス使用システムは、デジタル複合機1(前述のサーバに該当)に接続されたAデバイス50、及び、Bデバイス60(前述のリモートUSBデバイスに該当)を、該デジタル複合機1が接続されているネットワークであるLAN30に接続されたパソコン100(前述のクライアントに該当)が、使用可能なシステムである。
次に、上記のリモートUSBデバイス使用システムを構成する、パソコン100と、デジタル複合機1と、Aデバイス50、及び、Bデバイス60について、説明する。
<パソコンの説明>
図2は、パソコン100の構成を示したブロック図である。図2において、パソコン100は、CPU101、メモリ102、ハードディスク(HDD)103、入力部104、表示部105、USBI/F106、及び、LANI/F107で構成されている。これらのCPU101、HDD102、メモリ103、入力部104、表示部105、USBI/F106、及び、LANI/F107は、相互に、内部バスライン108を介して接続されている。
CPU101は、マイクロプロセッサで構成されている。メモリ102は、RAMやフラッシュメモリ等で構成されている。HDD103には、パソコン100を制御するのに必要なOS(Operating System)や各種の処理プログラム等のソフトウエアが格納されている。CPU101は、このHDD103に搭載されたソフトウエアにより、パソコン100における各種の処理を行う。
入力部104にはキーボードやマウス等が備えられており、パソコン100に対する各種の設定や、情報の入力等に用いられる。表示部105は、パソコン100から出力された情報等を表示する。
USBI/F106は、USBを用いて、外部装置と接続するためのインターフェイス回路である。このUSBI/F106にUSBを介して接続される外部装置を、当該パソコン100から見て、ダイレクトUSBデバイスと称する。
LAN・I/F106は、LANに接続するためのインターフェイス回路である。上述したように、パソコン100は、このLANを介してデジタル複合機1と接続されている。又、このLAN・I/F106を用いることにより、パソコン100は、LANを介してインターネットに接続することもできる。
<デジタル複合機の説明>
図3は、デジタル複合機1の構成を示したブロック図である。図3において、20は電話回線網、21はこの電話回線網20に接続されたファクシミリ装置、30は上述したLANで構成されたネットワーク、100はこのLAN30に接続された上述したパソコン、40はインターネット、41はこのインターネット40に接続されたファクシミリ装置、42は同じくこのインターネット40に接続された端末装置を示す。
デジタル複合機1は、ファクシミリ装置21,41との間で、FAXによる画像データの送受信を可能とし、端末装置42や、パソコン100,100との間でLAN30を介した送受信を可能とする。尚、上記の電話回線網20、インターネット40、ファクシミリ装置21,41、及び、端末装置42は、上述した図1には記載を省略している。
又、上記のデジタル複合機1は、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及び、プリンタ機能の複数の機能を備えている。
次に、デジタル複合機1の構成について説明する。図1において、デジタル複合機1は、画像読み取り部2、操作部4、画像形成部6、HDD7、後処理部14、機器制御部3、操作部4、通信部5、管理部8、消去手段9、FAXモデム10、そして、USB制御部15で構成されている。
以下、図1に示すデジタル複合機1の各部について説明する。まず、画像読み取り部2は、原稿を読み取って画像データを入力する入力手段であり、例えば、画像読み取り手段としてのCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)2aと、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)等にセットされた原稿を検知する原稿検知センサ2bとを備えている。
操作部4は、各種入力キー等を備えた入力部4aと、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)等の表示部4bとを備えており、デジタル複合機1に対して操作の入力や、各種設定の入力を行う。
又、入力部4aには、デジタル複合機1を利用する利用者の認証情報を入力する認証情報入力手段を配置するようにしてもよい。利用者の認証情報の入力方法としては、例えば、利用者コードの直接入力、IDカードの情報読み取り入力、利用者の生体情報(指紋等の)読み取り入力等様々である。これらのいずれかの方法により、デジタル複合機1の利用者認証を行えるようにする。又、ユーザは、記録中のジョブを中断して別のジョブを割り込ませるための割り込み指示を操作部4から行うことができる。
画像形成部6は、画像データを処理(出力)するデータ処理(出力)手段であり、ページメモリであるメモリ6aと、LSU(Laser Scanning Unit:レーザ走査ユニット)等の印字部6bと、記録用紙を収納しており、印字部6bへ供給する第1給紙トレイ11、第2給紙トレイ12、及び、手差し給紙トレイ13を備えている。
この画像形成部6では、メモリ6aに一旦記憶された画像データをHDD7に記憶し、又、HDD7に記憶した画像データを復号してメモリ6aに送り、印字部6bに転送して記録用紙に印字出力する。尚、この画像形成部6の印字部6bは、両面印字機能を備えており、記録用紙の表面のみならず、必要に応じて、裏面にも印字をすることができる。
HDD7は、入力された画像データを一時記憶するための記憶手段である。このHDD7は、磁気記憶媒体を備えた記憶手段として構成することで、大量の画像データを蓄積して順次処理していくことが可能となり、複数のユーザからの指示を効率良く処理することができる。
後処理部14は、画像形成部6で印字された記録済用紙を、必要により、折畳んだり、束ねたり、ステープルしたりして記録済用紙を処理して、後処理部14の収容トレイに収容する。
機器制御部3は、デジタル複合機1が備える各機能を制御する。通信部5は、LAN30を介してパソコン100と通信し、インターネット40を介してファクシミリ装置41,端末装置42と通信する。管理部8は、デジタル複合機1の制御情報や設定情報等を記憶するメモリである。消去手段9は、HDD7内の画像データを消去する。FAXモデム10は、電話回線網20を介してファクシミリ装置21と通信する。
そして、USB制御部15は、USB16を用いて、外部装置と接続するためのインターフェイス回路である。デジタル複合機1には、このUSB16を介して、上述したように、Aデバイス50、及び、Bデバイス60が接続されている。このAデバイス50、或いは、Bデバイス60としては、例えば、USBメモリやカードリーダが用いられる。
次に、デジタル複合機1が搭載している画像処理モードに関する動作例について簡単に説明する。
(コピーモード)
コピーモードは、デジタル複合機1における上述したコピー機能を実行するモードである。このコピーモードにおいて、デジタル複合機1では、画像読み取り部2で読み取られた原稿の画像データが、画像形成部6から複写物として出力される。
画像読み取り部2には、CCD2aが備えられており、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取ることができる。そして、読み取られた原稿の画像データは、メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。原稿が複数ある場合は、この読み取りと記憶の動作が繰り返される。その後、操作部4から指示された処理モードに基づいて、HD7に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読み出されてメモリ6aに送られる。そして、印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて画像データがメモリ6aから印字部6bへと転送される。
又、読み取った画像データを複数枚印字する場合も、同様に出力データとしてページ単位でHD7へ記憶され、出力するモードに合わせてHD7からメモリ6aに送られ、出力枚数の分だけ繰り返すと共に、印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて、印字部6bへ転送される。
印字部6bでは、記録用紙に図や文字等の印字(前述した画像形成)を行い、この印字された記録済用紙は、後処理部14へ搬送される。後処理部14へ搬送された記録済用紙に対しては、必要により、折畳んだり、束ねたり、ステープルしたりして処理されて、後処理部14の収容トレイに収容される。
(プリンタモード)
プリンタモードは、デジタル複合機1における上述したプリンタ機能を実行するモードである。このプリンタモードにおいて、デジタル複合機1では、通信部5から受信した画像データがメモリ6a等を介して画像形成部6から出力される。
通信部5は、有線あるいは無線を利用してネットワーク30と接続されており、ネットワーク30上に接続された外部機器であるパソコン100,100から画像データを受信する。このように受信された画像データは、出力する画像データとしてページ単位にメモリ6aに送られ、一旦HD7へ記憶される。そして、画像データは、再びHD7からメモリ6aに送られ、前述した複写機として利用する場合と同様にして印字部6bへと転送される。
印字部6bでは、記録用紙に図や文字等の印字を行い、この印字された記録済用紙は、後処理部14へ搬送される。後処理部14へ搬送された記録済用紙に対しては、必要により、折畳んだり、束ねたり、ステープルしたりして処理されて、後処理部14の収容トレイに収容される。
(スキャナモード)
スキャナモードは、デジタル複合機1における上述したスキャナ機能を実行するモードである。このスキャナモードにおいて、デジタル複合機1では、画像読み取り部2において読み取られた原稿の画像データを、通信部5からネットワーク30を介して任意のパソコン100へ送信することができる。ここでも、画像読み取り部2に備えられたCCD2aにより原稿を電子的に読み取る。そして、読み取られた原稿の画像データは、メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。そして、再びHD7からメモリ6aに送られ、操作部4を介して指示された送信先との通信を確立させた上で通信部5から目的の送信先へと送信される。
(ファクシミリモード)
ファクシミリモードは、デジタル複合機1における上述したファクシミリ機能を実行するモードである。このファクシミリモードにおいて、デジタル複合機1では、ネットワーク30,インターネット40を介してファクシミリ装置41と接続されている通信部5、又は、電話回線網20を介してファクシミリ装置21と接続されているFAXモデム10を利用する。
上記のデジタル複合機1の各構成部は、図3に示す機器制御部3により制御される。この制御は、機器制御部3を構成するマイクロプロセッサのCPUと、ハードディスク(HDD)7に収容されているOS(Operating System)や各種ソフトウエアとにより行われる。
又、この機器制御部3は、操作部4に設けられたキー等を備えた入力部4aからの操作指示を監視すると共に、表示部4bを介してデジタル複合機1の状態に関する情報等のユーザに通知すべき情報を的確に案内表示する。
又、図3に示す管理部8は、機器制御部3により制御される各構成部に関する情報を管理しており、この管理部8が管理する情報を基に、機器制御部3は、デジタル複合機1全体の動作を制御する。
上記のデジタル複合機1には、上述したように、USBを介してAデバイス50、及び、Bデバイス60が接続される。これらのAデバイス50、或いは、Bデバイス60としては、上述したように、USBメモリやカードリーダが用いられる。
上記のAデバイス50、及び、Bデバイス60には、マイクロプロセッサのCPUや、USBI/F等の、各デバイスに必要なハードウエアとソフトウエアとが備えられている。これらのAデバイス50、及び、Bデバイス60は、デジタル複合機1にUSBを介して接続されていることから、当該デジタル複合機1から見ると、上述したダイレクトUSBデバイスといえる。即ち、これらのAデバイス50、或いは、Bデバイス60は、通常、デジタル複合機1の外部装置として、デジタル複合機1により使用される。
しかし、上記のリモートUSBデバイス使用システムでは、上述したように、デジタル複合機1(前述のサーバに該当)に接続された上記のAデバイス50、及び、Bデバイス60(前述のリモートUSBデバイスに該当)を、該デジタル複合機1が接続されているLAN30に接続されたパソコン100(前述のクライアントに該当)からも、使用することができる。この場合に、上記のAデバイス50、及び、Bデバイス60を、上記のパソコン100から見て、リモートUSBデバイスと称する。但し、以下の説明では、このリモートUSBデバイスを、単に、デバイスと称する。
このリモートUSBデバイス使用システムでは、パソコン100は、デジタル複合機1にUSB16を介して接続されたAデバイス50、及び、Bデバイス60を、あたかも、これらのAデバイス50、及び、Bデバイス60が、自らのパソコン100のUSBI/F106にUSBを介して接続されたダイレクトUSBデバイスのようにして、使用することができる。
<リモートUSBデバイス使用システムの具体的な説明>
そこで、次に、図1に示すリモートUSBデバイス使用システムにおいて、デジタル複合機1に接続された上記のAデバイス50、及び、Bデバイス60を、パソコン100から、使用する仕組みについて、具体的に説明する。この仕組は、上述したそれぞれのハードウエアを備えたパソコン100、デジタル複合機1、Aデバイス50、及び、Bデバイス60におけるソフトウエアで実現される。尚、本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムでは、Aデバイス50、又は、Bデバイス60を使用するパソコン100に搭載されたアプリケーションソフトウエアとしては、第1アプリケーションと第2アプリケーションの2個が搭載されているものとする。
図4は、リモートUSBデバイス使用システムにおけるパソコン100、デジタル複合機1、Aデバイス50、及び、Bデバイス60において、上記の仕組を実現するための主なるソフトウエアの構成を示した構成図である。これらのソフトウエアが、パソコン100、デジタル複合機1のそれぞれに搭載されているOS(Operating System)の下で連携することにより、上記の仕組が実現される。
図4において、リモートUSBデバイス使用システムにおけるソフトウエアの構成としては、次のようである。まず、パソコン100は、第1アプリケーション100a、第2アプリケーション100b、デバイス接続処理部100c、Aデバイスドライバ100d、Bデバイスドライバ100e、USBドライバ100f、対LAN変換処理部100g、及び、LANドライバ100hで構成されている。
デジタル複合機1は、LANドライバ1a、対LAN変換処理部1b、及び、USBドライバ1cで構成されている。又、Aデバイス50には、Aデバイスソフトウエア50a、Bデバイス60には、Bデバイスソフトウエア60aが搭載されている。
上記のパソコン100に搭載されている第1アプリケーション100a、第2アプリケーション100bは、上述したように、Aデバイス50、又は、Bデバイス60を使用するアプリケーションソフトウエアである。デバイス接続処理部100cは、第1アプリケーション100a、又は、第2アプリケーション100bが、Aデバイス50、又は、Bデバイス60を使用するために、これらのAデバイス50、又は、Bデバイス60に接続するための処理を行うソフトウエアである。
Aデバイスドライバ100d、Bデバイスドライバ100e、USBドライバ100f、及び、LANドライバ100hは、それぞれ、Aデバイス50、Bデバイス、パソコン100のUSBI/F106、及び、パソコン100のLANI/F107のドライバソフトウエアである。
又、対LAN変換処理部100gは、USBドライバ100fとLANドライバ100hとの間において、USBドライバ100fを介して出力されるAデバイスドライバ100d、又は、Bデバイスドライバ100eの出力をカプセル化して、LANドライバ100hに渡すと共に、LANドライバ100hからのAデバイス50、又は、Bデバイス60のカプセル化された出力を、USBドライバ100fを介してAデバイスドライバ100d、又は、Bデバイスドライバ100eに渡す処理を行う。
即ち、USBを流れるAデバイス50、又は、Bデバイス60に対する制御情報、及び、データ、或いは、Aデバイス50、又は、Bデバイス60からの、制御情報、或いは、データは、LANドライバ100hにより、LAN30を流れる情報の中にカプセル化して取込まれて、パソコン100とデジタル複合機1の間を送受信される。
従って、デジタル複合機1に搭載されているLANドライバ1a、対LAN変換処理部1b、及び、USBドライバ1cも、上記のUSBドライバ100f、対LAN変換処理部100g、及び、LANドライバ100hと同様の処理を行う。
次に、上記のリモートUSBデバイス使用システムにおいて、例えば、パソコン100の第1アプリケーション100aが、Aデバイス50を使用する場合の動作について、説明する。
第1アプリケーション100aが、Aデバイス50を使用する場合、まず、パソコン100の第1アプリケーション100aから、パソコン100のデバイス接続処理部100cに対してAデバイス50に対する接続要求を出すことにより、Aデバイス50との接続処理が開始される。
パソコン100のデバイス接続処理部100cは、接続に必要な情報をAデバイスドライバ100dに提供することにより、この情報が、パソコン100のUSBドライバ100f、対LAN変換処理部100g、LANドライバ100hを介して、デジタル複合機1に伝えられ、デジタル複合機1のLANドライバ1a、対LAN変換処理部1b、及び、USBドライバ1cを介してAデバイス50に伝えられる。
そうすると、Aデバイス50の応答が、上記と逆のルートでパソコン100のデバイス接続処理部100cに伝えられて、パソコン100とAデバイス50とのリンクが確立される。
このようにして、一旦、パソコン100とAデバイス50とのリンクが確立されると、後は、パソコン100のアプリケーションとAデバイス50とが、パソコン100のデバイス接続処理部100cを介することなく、直接、データの送受信を行うことができる。即ち、上記の例では、パソコン100の第1アプリケーション100aとAデバイス50とが、パソコン100のデバイス接続処理部100cを介することなく、直接、データの送受信を行う。
パソコン100とAデバイス50とのリンクの切断も、上記のリンクの確立と同様にして行われる。即ち、リンクの切断の場合は、例えば、上記の例では、パソコン100の第1アプリケーション100aから、パソコン100のデバイス接続処理部100cに対してAデバイス50に対する切断要求を出すことにより、Aデバイス50との切断処理が開始される。
上記では、パソコン100の第1アプリケーション100aが、Aデバイス50を使用する場合について説明したが、第1アプリケーション100aが、Bデバイス60を使用する場合、或いは、第2アプリケーション100aが、Aデバイス50を使用する場合、或いは、第2アプリケーション100aが、Bデバイス60を使用する場合についても、同様に処理される。
又、上記のリモートUSBデバイス使用システムでは、ある1つのアプリケーションがあるデバイスを使用中に、他のアプリケーションが同じデバイスを使用することもできる。
この場合に、当該デバイスを使用している複数のアプリケーションのいずれかが、当該デバイスに対して切断要求をすると、当該デバイスが切断されてしまうので、当該デバイスを使用している他のアプリケーションが使用中にもかかわらず、当該デバイスから切断されることになってしまう。そのため、このような状況にならないようにする仕組が、デバイス接続処理部100cに設けられている。
そこで、次に、上記の仕組が設けられているデバイス接続処理部100cによる動作について説明する。このデバイス接続処理部100cによる動作には、デバイス接続処理部#1動作と、デバイス接続処理部#2動作の2種類が用意されている。このデバイス接続処理部#1動作と、デバイス接続処理部#2動作の内のいずれか1つが、実際に使用される。
まず、デバイス接続処理部#1動作について説明する。図5、及び、図6は、デバイス接続処理部#1動作を示したフローチャートである。このデバイス接続処理部#1動作では、上記の仕組を処理するのに、ソフトウエアでカウントされるカウンタが、デジタル複合機1に接続されている全てのデバイス(リモートUSBデバイス)のそれぞれに対応して、これらのデバイス毎に設けられる。
上記のリモートUSBデバイス使用システムでは、Aデバイス50用のカウンタCaと、Bデバイス60用のカウンタCbとが用いられる。図5、及び、図6に示すフローチャートは、デバイスとして、Aデバイス50を用いる場合に関するものである。
次に、デバイスとして、Aデバイス50を用いる場合のデバイス接続処理部#1動作について、図5、及び、図6に基づき説明する。最初に、カウンタCaをリセットする(S1)。次に、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の接続要求の有無をチェックし(S2)、接続要求がなければ(S3)、S8へ進む。
S2における、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の接続要求の有無のチェックで、接続要求があれば(S3)、次に、カウンタCaをインクリメントすると共に(S4)、次に、カウンタCa=1であるか否かをチェックし(S5)、カウンタCa=1でなければ(S6)、S8へ進む。
S5における、カウンタCa=1であるか否かのチェックで、カウンタCa=1であれば(S6)、次に、Aデバイスに対する接続を指示して(S7)、S8へ進む。
S8では、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の切断要求の有無をチェックし、切断要求がなければ(S9)、S2へ進んで、S2以降の処理を繰返す。
S8における、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の切断要求の有無のチェックで、切断要求があれば(S9)、次に、カウンタCaをデクリメントすると共に(S10)、次に、カウンタCa=0であるか否かをチェックし(S11)、カウンタCa=0でなければ(S12)、S2へ進んで、S2以降の処理を繰返す。
S11における、カウンタCa=1であるか否かのチェックで、カウンタCa=0であれば(S12)、次に、Aデバイスに対する切断を指示して(S13)、S2へ進んで、S2以降の処理を繰返す。
上記の説明では、Aデバイス50を用いる場合のデバイス接続処理部#1動作について説明したが、Bデバイス60を用いる場合のデバイス接続処理部#1動作についても、上記の説明と同様である。
次に、デバイス接続処理部#2動作について説明する。図7、及び、図8は、デバイス接続処理部#2動作を示したフローチャートである。このデバイス接続処理部#2動作では、上記の仕組を処理するのに、パソコン100に搭載されているアプリケーションで、デジタル複合機1に接続されているデバイス(リモートUSBデバイス)を使用する全てのアプリケーションに対して、アプリケーション識別IDが付与されている。又、このアプリケーション識別IDを記録するためのアプリケーション識別ID記憶エリアが、確保されている。このアプリケーション識別ID記憶エリアは、デジタル複合機1に接続されている全てのデバイス(リモートUSBデバイス)のそれぞれに対応して、これらのデバイス毎に設けられる。
次に、Aデバイス50を用いる場合のデバイス接続処理部#2動作について、図7、及び、図8に基づき説明する。最初に、アプリケーション識別ID記憶エリアをクリアする(S21)。次に、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の接続要求の有無をチェックし(S22)、接続要求がなければ(S23)、S28へ進む。
S22における、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の接続要求の有無のチェックで、接続要求があれば(S23)、次に、アプリケーション識別ID記憶エリアに、接続要求のあったアプリケーション識別IDを記録する(S24)。そして、次に、アプリケーション識別ID記憶エリアに記録されているアプリケーション識別IDが1個か否かをチェックし(S25)、1個でなければ(S26)、S28へ進む。
S25における、アプリケーション識別ID記憶エリアに記録されているアプリケーション識別IDが1個か否かのチェックで、1個であれば(S26)、次に、Aデバイスに対する接続を指示して(S27)、S28へ進む。
S28では、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の切断要求の有無をチェックし、切断要求がなければ(S29)、S22へ進んで、S22以降の処理を繰返す。
S28における、いずれかのアプリケーションからのAデバイス50の切断要求の有無のチェックで、切断要求があれば(S29)、次に、アプリケーション識別ID記憶エリアに記録されている切断要求のあったアプリケーション識別IDを削除する(S30)。そして、次に、アプリケーション識別ID記憶エリアに記録されているアプリケーション識別IDが0個か否かをチェックし(S31)、0個でなければ(S32)、S22へ進んで、S22以降の処理を繰返す。
S31における、アプリケーション識別ID記憶エリアに記録されているアプリケーション識別IDが0個か否かのチェックで、0個であれば(S32)、次に、Aデバイスに対する切断を指示して(S33)、S22へ進んで、S22以降の処理を繰返す。
上記の説明では、Aデバイス50を用いる場合のデバイス接続処理部#2動作について説明したが、Bデバイス60を用いる場合のデバイス接続処理部#2動作についても、上記の説明と同様である。
上記の本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムによれば、パソコン100において、パソコン100に搭載されている第1アプリケーション100a、又は、第2アプリケーション100bから、デジタル複合機1に接続されているAデバイス50、又は、Bデバイス60に対する接続要求がなされると、第1アプリケーション100a、又は、第2アプリケーション100bのいずれのアプリケーションも、当該デバイスを使用していない場合に、接続が行われる。
又、第1アプリケーション100a、又は、第2アプリケーション100bのいずれのアプリケーションから、当該デバイスに対する切断要求がなされると、第1アプリケーション100a、又は、第2アプリケーション100bのいずれのアプリケーションも当該デバイスを使用していない場合に、切断が行われる。
従って、デジタル複合機1に接続されたAデバイス50、又は、Bデバイス60を、デジタル複合機1が接続されているLAN30に接続されたパソコン100が、使用可能なリモートUSBデバイス使用システムにおいて、パソコン100が複数のアプリケーションを搭載している場合に、これらのアプリケーションとデジタル複合機1に接続されているAデバイス50、又は、Bデバイス60との接続が、突然切断されることを防止することができる。
上記の本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムでは、パソコン100に搭載されたアプリケーションとしては、第1アプリケーション100aと第2アプリケーション100bの2個のアプリケーションが用いられているが、2個以上のアプリケーションでもよく、或いは、1個のアプリケーションのみでもよい。
又、上記の本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムでは、デジタル複合機1に接続されたデバイスとしては、Aデバイス50と、Bデバイス60の2台のデバイスであるが、デバイスの台数としては、2台以上でもよく、或いは、デバイス1台のみでもよい。
又、これらのデバイスは、複数台を同時に使用することもできる。この複数台の同時使用は、上述したデバイス接続処理部#1動作におけるデバイス毎に設けられたカウンタ、或いは、デバイス接続処理部#2動作におけるデバイス毎に設けられたアプリケーション識別ID記憶エリアを用いて行われる。
又、上記の本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムでは、デジタル複合機1は、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及び、プリンタ機能の全ての機能を充足することができる構成要素を備えているが、これには限られず、これらの内の一部の機能のみ、例えば、コピー機能とプリンタ機能のみ、或いは、プリンタ機能のみ等の機能を充足することができる構成要素のみを備えるようにしてもよい。
本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムの構成を示したブロック図である。 本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムのパソコンの構成を示したブロック図である。 本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムのデジタル複合機の構成を示したブロック図である。 本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムの主なソフトウエアの構成を示した構成図である。 本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムの接続処理部#1動作を示したフローチャート(その1)である。 本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムの接続処理部#1動作を示したフローチャート(その2)である。 本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムの接続処理部#2動作を示したフローチャート(その1)である。 本実施の形態におけるリモートUSBデバイス使用システムの接続処理部#2動作を示したフローチャート(その2)である。
符号の説明
1 デジタル複合機
1a LANドライバ(ソフトウエア)
1b 対LAN変換処理部(ソフトウエア)
1c USBドライバ(ソフトウエア)
2 画像読み取り部
2a CCD
2b 原稿検知センサ
3 機器制御部
4 操作部
4a 入力部
4b 表示部
5 通信部
6 画像形成部
6a メモリ
6b 印字部
7 ハードディスク(HDD)
8 管理部
9 消去手段
10 FAXモデム
11 第1給紙トレイ
12 第2給紙トレイ
13 手差し給紙トレイ
14 後処理部
14a 折畳部
14b ステープル部
14c 収容トレイ
15 USB制御部
16 USB
20 電話回線網
21 ファクシミリ装置
30 LAN(ネットワーク)
31 端末装置
32 端末装置
40 インターネット
41 ファクシミリ装置
42 端末装置
50 Aデバイス
50a Aデバイスソフトウエア
60 Bデバイス
60a Bデバイスソフトウエア
100 パソコン
100a 第1アプリケーション(ソフトウエア)
100b 第2アプリケーション(ソフトウエア)
100c デバイス接続処理部(ソフトウエア)
100d Aデバイスドライバ(ソフトウエア)
100e Bデバイスドライバ(ソフトウエア)
100f USBドライバ(ソフトウエア)
100g 対LAN変換処理部(ソフトウエア)
100h LANドライバ(ソフトウエア)
101 CPU
102 メモリ
103 HDD
104 入力部
105 表示部5
106 USBI/F
107 LANI/F
108 内部バスライン

Claims (4)

  1. サーバに接続されたリモートUSBデバイスを、該サーバが接続されているネットワークに接続されたクライアントが、使用可能なリモートUSBデバイス使用システムであって、
    前記クライアントは、前記リモートUSBデバイスを接続/切断可能なリモートUSBデバイス接続処理部を備えており、
    該リモートUSBデバイス接続処理部は、
    前記クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションから、前記リモートUSBデバイスに対する接続要求がなされると、該接続要求を行った以外のアプリケーションにより、既に、前記リモートUSBデバイスの使用がなされているか否かチェックし、いずれのアプリケーションも前記リモートUSBデバイスを使用していないと、前記リモートUSBデバイスに対する接続を行うと共に、
    前記複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションから、前記リモートUSBデバイスに対する切断要求がなされると、該切断要求を行った以外のアプリケーションにより、まだ、前記リモートUSBデバイスの使用がなされているか否かチェックし、いずれのアプリケーションも前記リモートUSBデバイスを使用していないと、前記リモートUSBデバイスに対する切断を行うことを特徴とするリモートUSBデバイス使用システム。
  2. 請求項1記載のリモートUSBデバイス使用システムにおいて、
    前記リモートUSBデバイス接続処理部は、
    前記アプリケーションにより前記リモートUSBデバイスの使用がなされているか否かのチェック用に、初期値として0がセットされたカウンタを備えていると共に、
    前記クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、前記リモートUSBデバイスに対する前記接続要求がなされる毎に、前記カウンタをインクリメントし、前記クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、前記リモートUSBデバイスに対する前記切断要求がなされる毎に、前記カウンタをデクリメントすると共に、
    前記カウンタが0から1へ変化すると、いずれのアプリケーションも前記リモートUSBデバイスを使用していないと判断して前記接続を行い、前記カウンタが1から0へ変化すると、いずれのアプリケーションも前記リモートUSBデバイスを使用していないと判断して前記切断を行うリモートUSBデバイス使用システム。
  3. 請求項1記載のリモートUSBデバイス使用システムにおいて、
    前記リモートUSBデバイス接続処理部は、
    前記クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、前記リモートUSBデバイスに対する前記接続要求がなされる毎に、該接続要求を行った当該アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を記憶し、
    前記クライアントが備える複数のアプリケーションのいずれか1つのアプリケーションにより、前記リモートUSBデバイスに対する前記切断要求がなされる毎に、該切断要求を行った当該アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を、前記記憶されたアプリケーション識別情報の中から抽出して削除すると共に、
    最初に前記識別情報を記憶したときに、いずれのアプリケーションも前記リモートUSBデバイスを使用していないと判断して前記接続を行い、全ての前記識別情報が削除されたときに、いずれのアプリケーションも前記リモートUSBデバイスを使用していないと判断して前記切断を行うリモートUSBデバイス使用システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のリモートUSBデバイス使用システムにおいて、
    前記サーバは、コピー機能、スキャン機能、プリント機能、又は、FAX機能の少なくとも1つを備えた複合機であるリモートUSBデバイス使用システム。
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