JP4757482B2 - 記憶装置及び記憶装置制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のUSB(ユニバーサルシリアルバス:Universal Serial Bus)ホストと接続可能なUSB記憶装置及び、そのような記憶装置の制御方法に関する。より詳細には、複数のUSBホストからのUSB記憶措置へのアクセスを制御する技術に関する。
USB規格は、パソコンをはじめとする情報処理装置とマウス、プリンタ、記憶装置等の周辺機器とのインタフェースの共通化を図ったシリアルインタフェース規格であり、パーソナルコンピュータ等に搭載される標準バスインタフェースとして普及している。
USB規格は、USBホスト(パソコン等)とUSBデバイス(マウス、プリンタ、記憶装置等)との間に1対多の通信方式を定めている。従って、1つのUSBデバイスを複数のUSBホストから使用するためには、ケーブルの繋ぎ換えを要し、操作性が悪かった。これを回避するために、複数のUSBホストから周辺機器を、繋ぎ換え操作を必要とせずに共有するための装置が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特開2003−256351号公報 特開2003−195991号公報
しかしながら、これまでに提案されている手法によりUSB記憶装置を共有する場合、以下のような問題がある。
すなわち、第1のUSBホストがUSB記憶装置にアクセスしている最中に、第2のUSBホストからもUSB記憶装置にアクセスした場合、第1のUSBホストによるアクセスが終了するまでの間、第2のUSBホストは、USB記憶装置へのアクセスができない。このアクセス制限は、同一のファイルについての同時アクセスに限らず、同一のUSB記憶装置へのアクセスについては全て制限されてしまうため、利用者の作業効率を阻害するものである。
また、複数のUSBホストが、USB記憶装置内の全てのファイルに自由にアクセスできるため、データが書き換えられたり消去されたりする虞があり、安全な共有利用に課題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、複数のUSBホストから同時利用可能なUSB記憶装置を提供することを目的とする。
また、複数のUSBホストによる共有利用に対するセキュリティ機能を有するUSB記憶装置を提供することを他の目的とする。
本発明の第1の観点に係る記憶装置は、
ファイルを格納するファイル記憶手段と、
ユニバーサルシリアルバス(以下、「USB」と呼ぶ)規格におけるホストとなる外部の複数の情報処理装置(以下、「USBホスト」と呼ぶ)と対応付けて、当該USBホストの利用者のそれぞれを認証するための認証コードを予め記憶する複数の認証コード記憶手段と、
前記USBホストの利用者からの認証コードの入力を受け付ける受付手段と、
前記USBホストとの間で、USB規格に準拠した通信を行う複数のUSB装置制御手段と、
前記USBホストと前記USB装置制御手段とを接続するための複数のUSBコネクタと、
前記USBホストによる前記ファイル記憶手段及び/又は前記複数の認証コード記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
を備え、
前記ファイル記憶手段は、複数の前記USBホストからのアクセスが許される共有領域を有し、
前記アクセス制御手段は、前記複数の認証コード記憶手段のうち、前記受付手段により受け付けられた認証コードを入力したUSBホストの利用者に対応する認証コードを記憶する認証コード記憶手段から、前記記憶される認証コードを取得し、当該取得した認証コードと前記受付手段により受け付けられた認証コードとが一致する場合、前記共有領域に格納されたファイルが他の前記USBホストによるアクセス中であるか否かを判別し、
当該ファイルがアクセス中である場合、
当該アクセスが読み出し処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによる書き込み処理中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可し、
当該アクセスが書き込み処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによるアクセス中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可する、
ことを特徴とする。
なお、アクセスとは、読み出し処理と書き込み処理とを包含する概念であると定義する。
前記ファイル記憶手段は、所定のUSBホストからのアクセスのみが許される専用領域を更に有し
前記アクセス制御手段は、前記取得した認証コードと前記受付手段により受け付けられた認証コードとが一致し、且つ、複数の前記USBホストから各前記USBホストに対応した専用領域へ重複した期間内にアクセスがあった場合いずれの前記USBホストに対しても記憶手段へのアクセスを許可してもよい。
前記ファイル記憶手段は、前記USBコネクタに対応する前記専用領域を複数有してもよい。
本発明の第2の観点に係る記憶装置制御方法は、
ファイル記憶手段、複数の認証コード記憶手段、処理手段を有する記憶装置において実行される記憶装置制御方法であって、
前記ファイル記憶手段には、ファイルが格納され、
前記複数の認証コード記憶手段のそれぞれには、ユニバーサルシリアルバス(以下、「USB」と呼ぶ)規格におけるホストとなる外部の複数の情報処理装置(以下、「USBホスト」と呼ぶ)と対応付けて、当該USBホストの利用者のそれぞれを認証するための認証コードが予め記憶され、
前記処理手段が、前記USBホストの利用者からの認証コードの入力を受け付け、
前記処理手段が、前記USBホストとの間で、USB規格に準拠した通信を行い、
前記処理手段が、前記USBホストと前記記憶装置とを接続し、
前記処理手段が、前記USBホストによる前記ファイル記憶手段及び/又は前記複数の認証コード記憶手段へのアクセスを制御し、
前記ファイル記憶手段は、複数の前記USBホストからのアクセスが許される共有領域を有し、
前記処理手段が、更に、前記複数の認証コード記憶手段のうち、前記受け付けられた認証コードを入力したUSBホストの利用者に対応する認証コードを記憶する認証コード記憶手段から、前記記憶される認証コードを取得し、当該取得した認証コードと前記受け付けられた認証コードとが一致する場合、前記共有領域に格納されたファイルが他の前記USBホストによるアクセス中であるか否かを判別し、
当該ファイルがアクセス中である場合、前記処理手段が、
当該アクセスが読み出し処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによる書き込み処理中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可し、
当該アクセスが書き込み処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによるアクセス中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可する、
ことを特徴とする。
また、本発明の第3の観点に係るプログラムは、コンピュータを、
ファイルを格納するファイル記憶手段、
ユニバーサルシリアルバス(以下、「USB」と呼ぶ)規格におけるホストとなる外部の複数の情報処理装置(以下、「USBホスト」と呼ぶ)と対応付けて、当該USBホストの利用者のそれぞれを認証するための認証コードを予め記憶する複数の認証コード記憶手段、
前記USBホストの利用者からの認証コードの入力を受け付ける受付手段、
前記USBホストとの間で、USB規格に準拠した通信を行う複数のUSB装置制御手段、
前記USBホストと前記USB装置制御手段とを接続するための複数のUSBコネクタ、
前記USBホストによる前記ファイル記憶手段及び/又は前記複数の認証コード記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御手段、
として機能させ、
前記ファイル記憶手段は、複数の前記USBホストからのアクセスが許される共有領域を有し、
前記アクセス制御手段は、前記複数の認証コード記憶手段のうち、前記受付手段により受け付けられた認証コードを入力したUSBホストの利用者に対応する認証コードを記憶する認証コード記憶手段から、前記記憶される認証コードを取得し、当該取得した認証コードと前記受付手段により受け付けられた認証コードとが一致する場合、前記共有領域に格納されたファイルが他の前記USBホストによるアクセス中であるか否かを判別し、
当該ファイルがアクセス中である場合、
当該アクセスが読み出し処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによる書き込み処理中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可し、
当該アクセスが書き込み処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによるアクセス中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可する、
ことを特徴とする。
本発明の記憶装置は、複数のUSBホストからの同時アクセスが可能である。また、本発明の記憶装置は、共有利用に対するセキュリティ機能を有する。
以下、本発明に係る記憶装置を、USB記憶装置が2つの情報処理装置と接続された情報処理システムに適用した場合を例に説明する。
情報処理システム1は、図1に示すように、USB記憶装置2と、第1の情報処理装置3と、第2の情報処理装置4とから構成される。USB記憶装置2と、第1の情報処理装置3及び第2の情報処理装置4とは、USB規格に準拠したUSBケーブルにより接続される。USB記憶装置2は、第1の情報処理装置3と第2の情報処理装置4のいずれからもアクセス可能な共有の記憶装置である。
USB記憶装置2は、図2に示すように、第1のUSBコネクタ211と、第2のUSBコネクタ212と、第1のUSB装置コントローラ221と、第2のUSB装置コントローラ222と、内部バス230と、CPU(Central Processing Unit)240と、メモリ250と、補助記憶装置260と、記憶装置コントローラ270と、記憶装置280とから構成される。
第1のUSBコネクタ211は、USB記憶装置2と第1の情報処理装置3とを接続するためのコネクタである。
第2のUSBコネクタ212は、USB記憶装置2と第2の情報処理装置4とを接続するためのコネクタである。
第1のUSB装置コントローラ221は、第1の情報処理装置3とUSBバス通信を行う。
第2のUSB装置コントローラ222は、第2の情報処理装置4とUSBバス通信を行う。
第1のUSBコネクタ211、第2のUSBコネクタ212、第1のUSB装置コントローラ221及び第2のUSB装置コントローラ222は、いずれもUSB規格に準拠した構成及び形状を有する。
内部バス230は、USB記憶装置2内の各部を接続し、各部間の通信を実現するためのバスである。
CPU240は、補助記憶装置260に記憶されたプログラムに従い、USB記憶装置2の動作を制御する。例えば、CPU240は、後述する初期化処理、接続処理、排他制御処理等を実行する。
メモリ250は、RAM(Random Access Memory)等から構成される。メモリ250は、CPU240よる各種処理に用いられるワークエリアとなる。
補助記憶装置260は、不揮発性のメモリ等で構成される記憶領域で、CPU240による各種処理の手順を定義するプログラムや各種処理で利用されるデータが格納される。
具体的には、補助記憶装置260は、USBホストとの接続処理、認証処理、排他制御処理等のプログラムを格納する。また、補助記憶装置260は、接続処理において利用されるUSB記憶装置2の属性情報であるUSBディスクリプタ、記憶装置280内のファイル情報を管理するファイルアクセステーブル等のデータを格納する。また、補助記憶装置260には、第1の情報処理装置3から認証コードが書き込まれる第1の認証入力領域と、第2の情報処理装置4からの認証コードが書き込まれる第2の認証入力領域とが設けられる。
補助記憶装置260内に設けられたファイルアクセステーブルは、図3に示すように、ファイル名と、当該ファイルが格納されている記憶装置領域(図4に示す)と、当該ファイルの記憶装置における物理アドレスと、ファイル長と、読み出し処理中であることを示すリード中フラグと、書き込み処理中であることを示すライト中フラグとを対応付けて格納する。ファイルアクセステーブルは、後述する排他制御処理において、アクセス対象ファイルの状況を提供する。
リード中フラグに“1”が設定されている場合は、そのファイルが読み出し処理中であることを示す。また、ライト中フラグに“1”が設定されている場合は、そのファイルが書き込み処理中であることを示す。
記憶装置コントローラ270は、制御回路、通信回路等から構成される。記憶装置コントローラ270は、記憶装置280からのデータ読出及び記憶装置280へのデータ書込を制御する。
記憶装置280は、不揮発性のメモリ、磁気記憶装置等から構成される記憶装置である。図4に示すように、記憶装置280は、共有領域281と、第1の専用領域282と、第2の専用領域283と、保守用認証コード領域284と、第1の認証コード領域285と、第2の認証コード領域286とに分割されている。
共有領域281は、後述の接続処理によって認証された第1及び第2の情報処理装置(3、4)により、アクセス可能な記憶領域である。
第1の専用領域282は、後述の接続処理によって認証された第1の情報処理装置3(第1のUSBコネクタ211を介して接続)からのみアクセス可能な記憶領域である。
第2の専用領域283は、後述の接続処理によって認証された第2の情報処理装置4(第2のUSBコネクタ212を介して接続)からのみアクセス可能な記憶領域である。
保守用認証コード領域284は、保守管理作業を許された者かの認証をするための保守用認証コードを格納する記憶領域である。
第1の認証コード領域285は、第1のUSBコネクタ211を介して接続された情報処理装置の利用者の認証をするための第1の認証コードを格納する記憶領域である。
第2の認証コード領域286は、第2のUSBコネクタ212を介して接続された情報処理装置の利用者の認証をするための第2の認証コードを格納する記憶領域である。
第1の情報処理装置3及び第2の情報処理装置4は、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)310と、メモリ320と、ハードディスク330と、USBホスト340とから構成される。第1の情報処理装置3及び第2の情報処理装置4は、USBホスト340に接続されたUSBデバイスを外部装置として動作させる。本実施の形態の場合、USB記憶装置2が、第1の情報処理装置3及び第2の情報処理装置4の外部記憶装置となる。
CPU310は、ハードディスク330に格納された各種プログラムに従って、情報の処理を行う演算処理装置である。
メモリ320は、RAM(Random Access Memory)等から構成され、CPU310の演算処理のワークエリアとなる。
ハードディスク330にはOS(Operating System)、制御プログラム、アプリケーションプログラム等が格納される。
USBホスト340は、CPU310からの命令に応じて、接続されたUSBデバイスと通信し、USBデバイスを制御するための制御装置である。USBホスト340は、ドライバ回路、レシーバ回路、制御回路、コネクタ等から構成される。
このように構成される情報処理システム1において、USB記憶装置2の電源が投入されると、USB記憶装置2の初期化処理が実行される。
そして、初期化処理が完了したUSB記憶装置2に第1の情報処理装置3又は第2の情報処理装置4が接続されると、接続処理が実行される。接続処理の中では、接続された情報処理装置(USBホスト)に対し、USB記憶装置2へのアクセスを認めるか否かを決定する認証が実行される。
そして、認証によりアクセスが認められた第1の情報処理装置3又は第2の情報処理装置4がUSB記憶装置2へアクセスする際には、1つのデータに対する重複したアクセスによるデータの喪失等のトラブルを避けつつ、同時アクセスを可能とするための排他制御処理が実行される。
以下、図6から図8に示すフローチャートを参照して、上述の各処理の手順を説明する。
図6は初期化処理の手順を示すフローチャートである。初期化処理は、USB記憶装置2に電源が投入されると実行される。初期化処理が開始されると、CPU240は、記憶装置コントローラ270を初期化し、記憶装置280をアクセス可能な状態にする(ステップS100)。次に、CPU240は、内部バス230を介して記憶装置280にアクセスし、ファイルシステムの種別を判別し、ファイルシステムの情報を取得する(ステップS110)。そして、CPU240は、ステップS110で得たファイルシステムの情報に基づき、ファイルアクセステーブルを作成する(ステップS120)。このとき、リード中フラグ及びライト中フラグは、いずれもリード中及びライト中でないことを示す“0”に設定される。ファイルアクセステーブルは、記憶装置280内のファイルの属性や各ファイルへのアクセス状況等を格納する。
次に、CPU240は、第1のUSB装置コントローラ221と第2のUSB装置コントローラ222を初期化する(ステップ130)。以上で初期化処理は終了となり、USB記憶装置2は、接続待機状態となる。
接続待機状態のUSB記憶装置2に、USBホストを有する情報処理装置が接続されると、USB記憶装置2が当該情報処理装置の外部記憶装置として動作可能とするための接続処理が開始される。以下、図7に示すフローチャートを参照して、接続処理の手順を説明する。
接続処理は、USB記憶装置2の第1のUSBコネクタ211又は第2のUSBコネクタ212に第1の情報処理装置3又は第2の情報処理装置4が接続されると開始される。なお、以下では、第1のUSBコネクタ211に第1の情報処理装置3が接続された場合を想定して説明する。
はじめに、第1のUSB装置コントローラ221は、第1の情報処理装置3と接続されたことを検出し、CPU240に伝える。これに応答して、CPU240は、補助記憶装置260からUSBディスクリプタを取得する。そして、CPU240は、取得したUSBディスクリプタを第1のUSB装置コントローラ221を介して第1の情報処理装置のUSBホスト340に供給する(ステップ200)。次に、CPU240は、USBホスト340に対し、補助記憶装置260に設けられた第1の認証入力領域をドライブとして通知する(ステップS210)。これは、認証を実施するために、一時的に第1の認証入力領域をドライブとして認識させるものである。
USB記憶装置2によるステップ200及び210の処理に応答して、第1の情報処理装置3は、補助記憶装置260の第1の認証入力領域をドライブとして認識する(ステップS220)。これにより、第1の情報処理装置3から第1の認証入力領域へのアクセスが可能となる。次に、第1の情報処理装置3に接続された図示せぬ入力装置(例えばキーボード等)により利用者が認証コードを入力する(ステップS230)。
次に、ステップS230で入力された認証コードが、第1の認証入力領域に書き込まれる(ステップS240)。次に、CPU240は、補助記憶装置260の認証入力領域に格納された認証コードと、記憶装置280の保守用認証コード領域284に格納された保守用認証コードとが一致するかを判定する(ステップS250)。両者が一致する場合(ステップS250;Yes)、認証コードの再設定等の保守管理作業が可能とされる(ステップS260)。保守管理作業が終了されると、ステップS290に進む。
一方、ステップS250において両者が一致しない場合(ステップS250;No)、CPU240は、補助記憶装置260の認証入力領域に格納された認証コードと、第1の認証コード領域285に格納された第1の認証コードとが一致するかを判定する(ステップS270)。両者が一致しない場合(ステップS270;No)、CPU240は、第1の情報処理装置3からのアクセスを認めない(ステップS280)。そして、接続処理は終了される。
一方、ステップS270において両者が一致する場合(ステップS270;Yes)、ステップS290に進む。
ステップS290において、CPU240は、第1のUSB装置コントローラ221を介した第1の情報処理装置3との接続を切断する(ステップS290)。すなわち、第1の情報処理装置3は、補助記憶装置260の認証入力領域をドライブとして認識しなくなる。
次に、CPU240は、第1の情報処理装置3のUSBホスト340にUSBディスクリプタを再び送信する(ステップS300)。次に、CPU240は、USBホスト340に対し、記憶装置280の共有領域281と第1の専用領域282とをドライブとして通知する(ステップS310)。これは、認証された情報処理装置に、記憶装置280をドライブとして認識させるものである。
USB記憶装置2によるステップ300及び310の処理に応答して、第1の情報処理装置3は、記憶装置280の共有領域281と第1の専用領域282とをドライブとして認識する(ステップS320)。以上で接続処理が終了となる。
このような手順により、第1の情報処理装置3からUSB記憶装置2へのアクセスが許可又は拒絶される。なお、上記の説明では第1のUSBコネクタ211に第1の情報処理装置3が接続された場合を例に説明したが、第2のUSBコネクタ212に第2の情報処理装置4が接続された場合も同様の手順でアクセスが許可又は拒絶される。
本実施の形態のUSB記憶装置2は、上述のような接続時における認証の手順を有するため、セキュリティに優れた記憶装置を実現できる。
また、本実施の形態のUSB記憶装置2は、認証入力領域をUSBバス上の標準ドライブとして認識させるため、特別なプログラムを必要とせずに認証コードの書き込みが可能である。
上記の接続処理により、アクセスを許可されることにより、第1の情報処理装置3又は第2の情報処理装置4は、USB記憶装置2へアクセスが可能な状態となる。以下では、図8を参照して、アクセスを許可された第1の情報処理装置3又は第2の情報処理装置4により、アクセスが行われる際に実行される、排他制御処理の手順を説明する。なお、以下では、第1の情報処理装置3からUSB記憶装置2にアクセスがあった場合を想定して説明する。
第1の情報処理装置3は、USB記憶装置2内のデータにアクセスするために、USBリクエストを送信する。CPU240はUSBリクエストを解析し、USB記憶装置2の記憶装置280内の共有領域281へのアクセスか否かを判別する(ステップS400)。共有領域281へのアクセスでない(すなわち第1の専用領域282へのアクセスである)場合(ステップS400;No)、CPU240はアクセスを許可する。第1の専用領域に対し複数の情報処理装置からのアクセスは起こりえないからである。そして、記憶装置280への書き込み処理又は読み出し処理が実行され(ステップS410)、アクセス終了後、排他制御処理は終了となる。
一方、ステップS400において、共有領域281へのアクセスであると判別された場合(ステップS400;Yes)、CPU240は、ファイルアクセステーブルを検索し、アクセス対象であるファイルの情報を取得する(ステップS420)。そして、当該アクセスが読み取り処理の要求であるか否かを判定する(ステップS430)。
読み取り処理である場合(ステップS430;Yes)、CPU240は、ファイルアクセステーブルのアクセス対象のファイルに対応するライト中フラグに“1”が設定されているか否か、すなわちアクセス対象のファイルが他の情報処理装置による書き込み処理中か、を判定する(ステップS440)。ライト中フラグに“1”が設定されている場合(ステップS440;Yes)、CPU240は、アクセスの要求元である第1の情報処理装置3にエラーを通知して(ステップS530)、排他制御処理を終了する。この場合、読み出し処理は実行されない。
一方、ステップS440でライト中フラグに“0”が設定されている場合(ステップS440;No)、CPU240は、ファイルアクセステーブルのアクセス対象のファイルに対応するリード中フラグに“1”を設定する(ステップS450)。そして、読み出し処理を実行し(ステップS460)、リード中フラグに“0”を再設定して(ステップS470)、排他制御処理を終了する。
ステップS430で読み取り処理でないと判定された場合(ステップS430;No)、CPU240は、ファイルアクセステーブルのアクセス対象のファイルに対応するライト中フラグ又はリード中フラグのいずれかに1が設定されているか否か、すなわちアクセス対象のファイルが他の情報処理装置によるアクセス中か、を判定する(ステップS480)。いずれかのフラグに1が設定されている場合(ステップS480;Yes)、CPU240は、アクセスの要求元である第1の情報処理装置3にエラーを通知して(ステップS530)、排他制御処理を終了する。この場合、書き込み処理は実行されない。
一方、ステップS480でいずれのフラグにも“1”が設定されていない場合(ステップS480;No)、CPU240は、ファイルアクセステーブルを更新する(ステップS490)。すなわち、新規ファイル情報の追加や、ファイル長の更新等を実施する。次に、CPU240は、ファイルアクセステーブルのアクセス対象のファイルに対応するライト中フラグに“1”を設定する(ステップS500)。そして、書き込み処理を実行し(ステップS510)、ライト中フラグに0を再設定して(ステップS520)、排他制御処理を終了する。
このような手順により、本実施の形態のUSB記憶装置2は、複数の情報処理装置によるUSB記憶装置の共有が可能であり、複数の情報処理装置からの同時アクセスが可能である。なお、上記の説明では第1の情報処理装置3からUSB記憶装置2にアクセスがあった場合を例に説明したが、第2の情報処理装置4からUSB記憶装置2にアクセスがあった場合も同様の手順でアクセスが実行され又はエラーが通知される。
また、本実施の形態のUSB記憶装置は、いずれの情報処理装置からのアクセスも可能とされた共有領域の他に、特定の情報処理装置からのアクセスのみが認められる専用領域を有するため、セキュリティに優れた記憶装置を実現できる。
本実施の形態では、USBコネクタ、USB装置コントローラ等を2組有し、2つの情報処理装置と接続可能なUSB記憶装置を例に説明したが、本発明の記憶装置は、更に多くのUSBコネクタ、USB装置コントローラ等を有してもよく、これにより3つ以上の情報処理装置と接続可能なUSB記憶装置を実現できる。
本実施の形態では、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、光磁気ディスクドライブ等の、読み出しと書き込みの両方が可能なUSB記憶装置を例に説明したが、本発明の記憶装置は、読み出しのみが可能な記憶装置にも適用することが可能である。
なお、読み出しのみ可能な記憶装置では、図8に示す排他制御処理において、ステップS430では常にYes、ステップS440では常にNoの経路を通るが、他は本実施の形態で説明した例と同様の構成で複数の情報処理装置からの同時アクセスが可能となる。読み出しのみが可能な記憶装置の例として、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)ドライブがある。
本発明の実施の形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。 USB記憶装置の構成を示すブロック図である。 ファイルアクセステーブルのフォーマットを示す図である。 記憶装置の構成を示すブロック図である。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 USB記憶装置による初期化処理の手順を示すフローチャートである。 USB記憶装置と情報処理装置とによる接続処理の手順を示すフローチャートである。 USB記憶装置による排他制御処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理システム
2 USB記憶装置
3 第1の情報処理装置
4 第2の情報処理装置

Claims (5)

  1. ファイルを格納するファイル記憶手段と、
    ユニバーサルシリアルバス(以下、「USB」と呼ぶ)規格におけるホストとなる外部の複数の情報処理装置(以下、「USBホスト」と呼ぶ)と対応付けて、当該USBホストの利用者のそれぞれを認証するための認証コードを予め記憶する複数の認証コード記憶手段と、
    前記USBホストの利用者からの認証コードの入力を受け付ける受付手段と、
    前記USBホストとの間で、USB規格に準拠した通信を行う複数のUSB装置制御手段と、
    前記USBホストと前記USB装置制御手段とを接続するための複数のUSBコネクタと、
    前記USBホストによる前記ファイル記憶手段及び/又は前記複数の認証コード記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
    を備え、
    前記ファイル記憶手段は、複数の前記USBホストからのアクセスが許される共有領域を有し、
    前記アクセス制御手段は、前記複数の認証コード記憶手段のうち、前記受付手段により受け付けられた認証コードを入力したUSBホストの利用者に対応する認証コードを記憶する認証コード記憶手段から、前記記憶される認証コードを取得し、当該取得した認証コードと前記受付手段により受け付けられた認証コードとが一致する場合、前記共有領域に格納されたファイルが他の前記USBホストによるアクセス中であるか否かを判別し、
    当該ファイルがアクセス中である場合、
    当該アクセスが読み出し処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによる書き込み処理中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可し、
    当該アクセスが書き込み処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによるアクセス中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可する、
    ことを特徴とする記憶装置。
  2. 前記ファイル記憶手段は、所定のUSBホストからのアクセスのみが許される専用領域を更に有し、
    前記アクセス制御手段は、前記取得した認証コードと前記受付手段により受け付けられた認証コードとが一致し、且つ、複数の前記USBホストから各前記USBホストに対応した専用領域へ重複した期間内にアクセスがあった場合、いずれの前記USBホストに対しても記憶手段へのアクセスを許可する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  3. 前記ファイル記憶手段は、前記USBコネクタに対応する前記専用領域を複数有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶装置。
  4. ファイル記憶手段、複数の認証コード記憶手段、処理手段を有する記憶装置において実行される記憶装置制御方法であって、
    前記ファイル記憶手段には、ファイルが格納され、
    前記複数の認証コード記憶手段のそれぞれには、ユニバーサルシリアルバス(以下、「USB」と呼ぶ)規格におけるホストとなる外部の複数の情報処理装置(以下、「USBホスト」と呼ぶ)と対応付けて、当該USBホストの利用者のそれぞれを認証するための認証コードが予め記憶され、
    前記処理手段が、前記USBホストの利用者からの認証コードの入力を受け付け、
    前記処理手段が、前記USBホストとの間で、USB規格に準拠した通信を行い、
    前記処理手段が、前記USBホストと前記記憶装置とを接続し、
    前記処理手段が、前記USBホストによる前記ファイル記憶手段及び/又は前記複数の認証コード記憶手段へのアクセスを制御し、
    前記ファイル記憶手段は、複数の前記USBホストからのアクセスが許される共有領域を有し、
    前記処理手段が、更に、前記複数の認証コード記憶手段のうち、前記受け付けられた認証コードを入力したUSBホストの利用者に対応する認証コードを記憶する認証コード記憶手段から、前記記憶される認証コードを取得し、当該取得した認証コードと前記受け付けられた認証コードとが一致する場合、前記共有領域に格納されたファイルが他の前記USBホストによるアクセス中であるか否かを判別し、
    当該ファイルがアクセス中である場合、前記処理手段が、
    当該アクセスが読み出し処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによる書き込み処理中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可し、
    当該アクセスが書き込み処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによるアクセス中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可する、
    ことを特徴とする記憶装置制御方法。
  5. コンピュータを、
    ファイルを格納するファイル記憶手段、
    ユニバーサルシリアルバス(以下、「USB」と呼ぶ)規格におけるホストとなる外部の複数の情報処理装置(以下、「USBホスト」と呼ぶ)と対応付けて、当該USBホストの利用者のそれぞれを認証するための認証コードを予め記憶する複数の認証コード記憶手段、
    前記USBホストの利用者からの認証コードの入力を受け付ける受付手段、
    前記USBホストとの間で、USB規格に準拠した通信を行う複数のUSB装置制御手段、
    前記USBホストと前記USB装置制御手段とを接続するための複数のUSBコネクタ、
    前記USBホストによる前記ファイル記憶手段及び/又は前記複数の認証コード記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御手段、
    として機能させ、
    前記ファイル記憶手段は、複数の前記USBホストからのアクセスが許される共有領域を有し、
    前記アクセス制御手段は、前記複数の認証コード記憶手段のうち、前記受付手段により受け付けられた認証コードを入力したUSBホストの利用者に対応する認証コードを記憶する認証コード記憶手段から、前記記憶される認証コードを取得し、当該取得した認証コードと前記受付手段により受け付けられた認証コードとが一致する場合、前記共有領域に格納されたファイルが他の前記USBホストによるアクセス中であるか否かを判別し、
    当該ファイルがアクセス中である場合、
    当該アクセスが読み出し処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによる書き込み処理中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可し、
    当該アクセスが書き込み処理であり、当該アクセスの対象であるファイルが他の前記USBホストによるアクセス中でないときには、前記USBホストによる当該アクセスを許可する、
    ことを特徴とするプログラム。
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