JP2006156429A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】AlGaN層の表面を平坦とし、かつ、AlGaN/GaN界面に存在する二次元電子ガスにダメージを与えない半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】先ず、サファイア又は炭化珪素で形成される支持基板12を用意して、支持基板上にバッファ層14を堆積させる。次に、支持基板及びバッファ層を900℃以上1100℃以下に設定された成長温度に保持した状態で、バッファ層上に、GaN層16及びAlGaN層20を順次に積層してGaN半導体基板10を形成する。GaN半導体基板を形成する工程に引き続いて、GaN半導体基板を500℃以上成長温度以下の温度に保持した状態で、AlGaN層の上側表面28上に、表面保護膜としてAlN層30を形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体装置の製造方法に関するものである。
AlGaN/GaNへテロ構造を備える高電子移動度電界効果トランジスタ(High Electron Mobility Transistor)デバイス(以下、GaN−HEMTと称することもある。)について、高周波パワーデバイスとしての実用化を目指した開発が進められている。
AlGaN/GaN−HEMTのようにAlGaN層が最表面に露出する場合、露出したAlGaN層の上側表面にはひび割れを生ずることが知られている。これは、下層のGaN層とAlGaN層との線膨張率に差が有るために、有機金属気相成長(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法などによる薄膜成長時の温度である高温状態から、室温に戻るときに応力が生ずるためと考えられる。
AlGaN層の上側表面に生じたひび割れにより、AlGaN/GaN−HEMTだけでなく、MESFETなどAlGaN層の上側表面上にゲート電極を形成するデバイスにおいても、ゲート電極とAlGaN層との接触面が凹凸になるために正常なFET動作を損なうという問題点がある。また、AlGaN層の上側表面に生じたひび割れにより、正確なゲート電極接合面積を得ることが困難となり、このため正確な電気特性評価ができないという不具合がある。さらに、短ゲートを形成する場合、ゲート電極とAlGaN層との接触面が凹凸であるため、ゲート電極とAlGaN層の密着力が不十分となり、ゲート電極が脱落するという不具合が懸念される。
そこで、AlGaN層の上側表面にひび割れを生じさせないAlGaN/GaNヘテロ構造の形成方法が、検討されてきた。
例えば、第1の方法として、MOCVD法におけるアンモニア流量を減少させることで、ひび割れの生成を抑制することに成功している(例えば、非特許文献1参照)。また、第2の方法では、AlGaN層の上にさらにGaN薄膜を形成して、リセスゲート型HEMTとする(例えば、非特許文献2参照)。この場合、AlGaN層の表面にひび割れが生じる前にAlGaN層の表面がGaN薄膜で覆われるので、GaN薄膜をエッチングで除去したときに露出するAlGaNの表面にひび割れが生じない。
S.Keller et al.、"Gallium Nitride Based High Power Heterojunction Field Effect Transistors:Process Development and Present Status at UCSB"、IEEE Transactions on Electron Devices,Vol.48,No.3,pp.552−559,2001 中路雅晴 他著「RIEを用いたダメージによるGaNショットキーダイオード特性とその回復法」信学技報ED2000−24、pp.47−52、2000年
しかしながら、MOCVD法による成膜条件は、MOCVD装置に対する依存度が高いので、ひび割れの生成を抑制するためのアンモニア流量の最適値が、使用するMOCVD装置の制御範囲内にあるとは限らない。従って、第1の方法は、常に実行できる方法ではない。
また、リセスゲート型HEMTとする第2の方法では、ゲート形成領域となるAlGaN層の表面は平坦になる。しかし、リセスを形成するためのGaN薄膜のエッチングでは、GaNが化学的に安定なため、ウェットエッチングが困難であり、通常、ドライエッチングを行う。ドライエッチングによるGaN薄膜に与えるダメージは、ゲートショットキー特性に大きな影響を与えるとともに、AlGaN/GaN界面に存在する二次元電子ガスにも影響を与え、その密度や移動度を劣化させる。ドライエッチングがゲートショットキー特性に与える影響は、アニ−ルによって回復するが、この二次元電子ガスに与えるダメージは、ゲートショットキー特性を回復させるためのアニールでは十分に回復しない。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、AlGaN層の表面を平坦とし、かつ、AlGaN/GaN界面に存在する二次元電子ガスにダメージを与えない半導体装置の製造方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、この発明の半導体装置の製造方法は、以下の工程を備えている。先ず、サファイア又は炭化珪素で形成される支持基板を用意して、支持基板上にバッファ層を堆積させる。次に、支持基板及びバッファ層を900℃以上1100℃以下に設定された成長温度に保持した状態で、バッファ層上に、GaN層及びAlGaN層を順次に積層してGaN半導体基板を形成する。GaN半導体基板を形成する工程に引き続いて、GaN半導体基板を500℃以上成長温度以下の温度に保持した状態で、AlGaN層の上側表面上に、表面保護膜としてAlN層を形成する。
上述した半導体装置の製造方法の実施にあたり、好ましくは、AlN層を形成する工程の後、以下の工程を行うのが良い。先ず、AlN層をウェットエッチングすることにより、AlGaN層の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部を形成した後、オーミック電極用開口部内に露出したAlGaN層の上側表面部分上にオーミック電極を形成する。次に、AlN層をウェットエッチングすることにより、AlGaN層の上側表面部分を露出させる制御電極用開口部を形成した後、制御電極用開口部内に露出したAlGaN層の上側表面部分上に制御電極を形成する。
また、この発明の半導体装置の製造方法の好適実施例によれば、AlN層を形成する工程で、AlN層をアモルファス状AlN層として形成した後、アモルファス状AlN層をウェットエッチングすることにより、制御電極形成領域のアモルファス状AlN層に凹部を形成するのが良い。その後、熱処理を行うことにより、凹部が形成されたアモルファス状AlN層を単結晶化して、単結晶AlN層を形成した後、凹部の底面上に制御電極を形成する。次に、単結晶AlN層をウェットエッチングすることにより、AlGaN層の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部を形成した後、オーミック電極用開口部内に露出したAlGaN層の上側表面部分上にオーミック電極を形成する。
また、この発明の半導体装置の製造方法の他の好適実施例によれば、AlN層を形成する工程で、AlN層を単結晶AlN層及びアモルファス状AlN層を順次に積層した積層体として形成するのが良い。その後、単結晶AlN層及び前記アモルファス状AlN層をウェットエッチングすることにより、AlGaN層の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部を形成した後、オーミック電極用開口部内に露出したAlGaN層の上側表面部分上にオーミック電極を形成する。次に、アモルファス状AlN層をウェットエッチングすることにより、単結晶AlN層の上側表面部分を露出させる制御電極用開口部を形成した後、制御電極用開口部内に露出した単結晶AlN層の上側表面部分上に制御電極を形成する。
この発明の半導体装置の製造方法によれば、AlGaN層の形成に引き続いて、AlGaN層の上側表面上に、表面保護膜としてAlN層を形成する。AlGaN層の上側表面は、ひび割れが生成する前にAlN層で被覆されるので、ひび割れのない平坦な表面となる。
また、電極形成のためにAlN層に開口部を設ける工程はウェットエッチングにより行われるので、AlGaN表面及びヘテロ接合面の二次元電子ガスはダメージを受けない。さらに、ウェットエッチングで用いるエッチャントとして酸を用いると、酸によるAlGaN表面の洗浄効果もある。このため、電極とAlGaN表面との間には汚染物質が混入せず、信頼性の高い良好なデバイス特性が期待できる。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の構成および配置関係についてはこの発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、各構成要素の材質及び数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されない。
(第1実施形態)
図1を参照して、第1実施形態の半導体装置の製造方法として、窒化アルミニウム(AlN)層を表面保護膜として備えるGaN−HEMT基板の製造方法につき説明する。図1は、AlN層を表面保護膜として備えるGaN−HEMT基板の断面図である。
先ず、サファイア又は炭化珪素(SiC)で形成される支持基板12を用意する。
次に、支持基板12上にGaN又はAlNのバッファ層14を形成する。バッファ層14は、支持基板12と、バッファ層14上に形成されるGaN層16との間で格子緩和効果を生じさせるために設けられている。バッファ層14は、有機金属気相成長(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法により形成される。バッファ層14をGaNで形成する場合は、支持基板12を400℃以上600℃以下の温度に保持して行うのが良く、バッファ層14をAlNで形成する場合は、支持基板12を900℃以上1300℃以下の温度に保持して行うのが良い。
バッファ層14を形成する工程に引き続いて、支持基板12及びバッファ層14を900℃以上1100℃以下に設定された成長温度(以下、GaN/AlGaN成長温度と称することもある。)、例えば1000℃に保持した状態で、バッファ層14上にGaN層16及びAlGaN層20を積層してGaN半導体基板10を形成する。ここで、GaN層16は、半絶縁性であり、1〜2μmの厚さに形成されている。また、AlGaN層20は、キャリア供給層であり、10〜50nmの厚さに形成されている。
GaN層16及びAlGaN層20間の接合はヘテロ結合であって、ポテンシャル井戸を持つエネルギーバンド構造を持つ。このポテンシャル井戸に閉じ込められた電子はヘテロ接合の接合面(以下、ヘテロ接合面と称する。)18と垂直な方向には運動の自由度がなく、二次元電子ガスと呼ばれる。この二次元電子ガスは電子移動度が大きく、ソース−ドレイン間に流れる二次元電子ガスによる電流が、ゲートに印加される電圧で制御される。
なお、二次元電子ガスの電子移動度を高めるため、AlGaN層20を、厚さが5〜10nm程度のi−AlGaN層22、厚さが10〜30nm程度のn−AlGaN層24、及び厚さが5〜20nm程度のn+−AlGaN層26の積層体としてもよい。
ここで、i−AlGaN層22は、真性の、すなわち、不純物がドープされていないAlGaNの半導体層である。n−AlGaN層24は、不純物としてシリコン(Si)がドープされていて、キャリア供給層として用いられる。n+−AlGaN層26は、後述するオーミック電極とのコンタクトを低抵抗にするために、n−AlGaN層24よりもSiが高濃度にドープされている層である。
AlGaN層20を形成するまでの工程で、GaN半導体基板10がGaN/AlGaN成長温度に保持されている間は、AlGaN層20の上側表面28は、ひび割れのない平坦な面となっている。
次に、GaN半導体基板10に形成されたAlGaN層20の上側表面28上に、表面保護膜としてAlN層30を形成する。このAlN層30は、少なくとも、500℃以上GaN/AlGaN成長温度以下に保持した状態で形成される必要がある。
GaN半導体基板10の温度が、GaN/AlGaN成長温度から、500℃よりも低い温度にまで下がると、GaN層16とAlGaN層20の線膨張率の差に基づいて発生する応力により、AlGaN層20の上側表面28にひび割れが生じるためである。また、GaN半導体基板10の温度を1100℃以上にすると、AlGaN層20がMOCVD装置内のガスにより急速にエッチングされてしまう可能性があるからである。
ここで、AlN層30は、GaN半導体基板10の温度が900〜1100℃付近では、単結晶AlN層として形成されるが、それ以下の温度では多結晶状態となり、500〜600℃付近ではアモルファス状AlN層として形成される。AlN層30の形成条件は、GaN半導体基板10をHEMTとして用いる場合に形成されるゲート構造に依存するが、AlN層30を単結晶AlN層に形成する場合は、900℃〜1100℃とし、AlN層30をアモルファス状AlN層に形成する場合は、500℃〜600℃とするのが良い。
図2に、GaN−HEMT基板のAlGaN層20の上側表面を、原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)で観察した画像(AFM画像)を示す。図2は、1μm四方の領域の画像を示している。図2(A)は、第1実施形態の製造方法で製造されたGaN−HEMT基板のAlN層30を、14.5%の水酸化アンモニウム水溶液でウェットエッチングして除去することにより露出したAlGaN層20を観察した結果を示す図である。図2(B)は、AlN層などの表面保護膜を形成しない、従来の方法で製造したGaN−HEMT基板のAlGaN層を観察した結果を示す図である。
表面保護膜を形成しない従来の方法を用いた場合のAlGaN層の表面には、ひび割れのため、粒状になっている(図2(B)参照)。これに対し、AlN層30を形成した後、ウェットエッチングで除去して露出したAlGaN層20の上側表面28は、ひび割れは全く見られない(図2(A)参照)。また、AFM画像に基づいて得られる、表面ラフネスRMS(nm)の一例を図2中に合せて示すが、図2(A)に示す第1実施形態の方法で製造された場合は、図2(B)に示す従来の方法で製造された場合に比べて、約1/2から1/3程度にまで低減している。ここで、表面ラフネスRMSは、ある断面についてのAlGaN層の上側表面の位置分布を、2乗平均として算出したものであり、具体的には、以下の式で算出される。
ここでLは、表面ラフネスRMSを算出する範囲の断面の長さであり、f(x)は、AlGaN層の上側表面の位置分布を示す曲線(粗さ曲線)を示す式であり、及びmはAlGaN層の上側表面の位置分布の平均値である。
ここでは、MOCVD法によりGaN−HEMT基板を形成する例について説明したが、GaN、AlGaN及びAlNの形成は、この例に限られず、分子線エピタキシ法などによっても実現可能である。
第1実施形態の半導体装置の製造方法によれば、AlGaN層20の形成に引き続いて、AlGaN層20の上側表面28上に、表面保護膜としてAlN層30を形成する。このため、AlGaN層20の上側表面28は、ひび割れが生じる前に、AlN層30で被覆されるので、ひび割れのない平坦な表面となる。
また、AlNはアルカリ溶液にも酸溶液にも溶解するので、AlN層30の除去は、ウェットエッチングで行うことができる。従って、二次元電子ガスに対して、ドライエッチングによるダメージを与えることなく、平坦なAlGaN層20の上側表面28を露出することができる。
(第2実施形態)
図3及び図4を参照して、第2実施形態の半導体装置の製造方法として、GaN−HEMT素子の製造方法につき説明する。図3及び図4は、GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図である。
先ず、GaN半導体基板10を用意し、GaN半導体基板10のAlGaN層20上に表面保護膜としてAlN層30を形成する(図3(A))。GaN半導体基板10のAlGaN層20上に、表面保護膜としてAlN層30を形成するまでの工程は、図1を参照して説明した第1実施形態と同様なので、説明は省略する。
AlN層30の表面上に、エッチングマスク材料としてフォトレジストを塗布し、フォトレジスト層(図示を省略する。)を形成する。その後、フォトレジスト層に対して、任意好適な公知のフォトリソグラフィ法によるパターニングを行うことにより、AlN層30上のオーミック電極を形成する領域に開口部45が形成された、フォトレジストパターン40を形成する(図3(B))。
次に、フォトレジストパターン40をエッチングマスクとして用いたウェットエッチングにより、AlGaN層20の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部35を形成する(図3(C))。
次に、オーミック電極用開口部35内に露出したAlGaN層20の上側表面部分上に、オーミック電極50を形成する。オーミック電極50の形成は、公知の方法、及び、公知の電極材料を用いれば良く、例えば、チタンとアルミニウムを蒸着により積層した後、リフトオフすることで形成することができる(図3(D))。
オーミック電極50を覆うようにAlN層30の表面上に、エッチングマスク材料としてフォトレジストを塗布し、フォトレジスト層(図示を省略する。)を形成する。その後、フォトレジスト層に対して、任意好適な公知のフォトリソグラフィ法によるパターニングを行うことにより、AlN層30上の制御電極(以下、ゲート電極と称することもある。)を形成する領域に開口部47が形成されたフォトレジストパターン42を形成する(図4(A))。
次に、フォトレジストパターン42をエッチングマスクとして用いたウェットエッチングにより、AlGaN層20の上側表面部分を露出させるゲート電極用開口部37を形成する(図4(B))。
なお、フォトレジストには、アルカリ溶液と反応するものがあるので、オーミック電極用開口部35及びゲート電極用開口部37を形成するためのウェットエッチングは、塩酸、フッ酸、王水などの酸性溶液を用いるのが好適である。もちろん、アルカリと反応しないフォトレジストを用いる場合は、アルカリ溶液をウェットエッチングのエッチャントとして用いることができる。
ゲート電極用開口部37内に露出したAlGaN層20の上側表面部分上に、ゲート電極52を形成する。ゲート電極52の形成は、公知の方法、及び、公知の電極材料を用いれば良く、例えば、ニッケル(Ni)と金(Au)を積層した後、リフトオフすることで、ゲート電極52が形成される。このとき、AlGaN層20の上側表面28とゲート電極52の接触は、半導体と金属の接触からなるショットキー接触である(図4(C))。
残存するAlN層30をそのまま、パッシベーション膜として利用することができる。また、AlN層30を全てウェットエッチングにより除去して、任意好適な周知のCVD法などにより、シリコン窒化(SiN)膜又はシリコン酸化(SiO2)膜を形成しても良い。
第2実施形態の半導体装置の製造方法によれば、AlGaN層20の上側表面28上にAlN層30を形成してから電極形成を行うので、電極形成の直前までAlGaN層20の上側表面は大気に晒されることがなく、清浄な状態を維持できる。また、電極形成のためにAlN層に開口部を設ける工程はウェットエッチングにより行われるので、AlGaN20の上側表面及び二次元電子ガスはドライエッチングによるダメージを受けることはない。さらに、ウェットエッチングで用いるエッチャントとして酸を用いると、酸によるAlGaN層20の表面に対する洗浄効果もある。このため、ゲート電極又はオーミック電極とAlGaN層表面との間には汚染物質が混入せず、信頼性の高い良好なデバイス特性が期待できる。
(第3実施形態)
図5及び図6を参照して、第3実施形態の半導体装置の製造方法として、MIS(Metal−Insulator−Semiconductor)構造のGaN−HEMT素子の製造方法につき説明する。図5及び図6は、第1のMIS構造GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図である。
先ず、GaN半導体基板10を用意し、GaN半導体基板10のAlGaN層20上に表面保護膜としてアモルファス状AlN層33を形成する(図5(A))。GaN半導体基板10のAlGaN層20上に、アモルファス状AlN層33を形成するまでの工程は、図1を参照して説明した第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。なお、AlN層をアモルファス状に形成するために、アモルファス状AlN層33を堆積する工程は、GaN半導体基板10を500〜600℃に保持した状態で行われる。
次に、アモルファス状AlN層33の表面上に、エッチングマスク材料としてフォトレジストを塗布し、フォトレジスト層(図示を省略する。)を形成する。その後、フォトレジスト層に対して、任意好適な公知のフォトリソグラフィ法によるパターニングを行うことにより、アモルファス状AlN層33上のゲート電極形成領域36aに開口部46が形成されたフォトレジストパターン41を形成する(図5(B))。
次に、フォトレジストパターン41をエッチングマスクとして用いたウェットエッチングを行う。ここで、エッチング時間を制御することにより、ゲート電極形成領域36aのアモルファス状AlN層33の一部を残存させ、ゲート電極形成領域36aのアモルファス状AlN層33に凹部36を形成する。凹部36の形成後、フォトレジストパターン41を除去する(図5(C))。
次に、図5(C)に示す構造体に対して、1000℃の窒素雰囲気内で10分程度の熱処理(アニール)を行うことにより、アモルファス状AlN層33を単結晶化して、単結晶AlN層34を形成する(図6(A))。
次に、任意好適な公知の、フォトリソグラフィ、蒸着及びリフトオフを行うことにより、単結晶AlN層34の凹部36の底面上にゲート電極53を形成する(図6(B))。
次に、単結晶AlN層34に、図3(B)〜図3(D)を参照して説明した第1実施形態と同様にオーミック電極51を形成する(図6(C))。
この第3実施形態の半導体装置の製造方法によれば、第1実施形態及び第2実施形態で説明した半導体装置の製造方法で得られる効果を損なうことなくMIS構造GaN−HEMT素子を製造することができる。
(第4実施形態)
図7及び図8を参照して、第4実施形態の半導体装置の製造方法として、MIS構造のGaN−HEMT素子の製造方法につき説明する。図7及び図8は、第2のMIS構造GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図である。
先ず、GaN半導体基板10を用意し、GaN半導体基板10のAlGaN層20上に表面保護膜としてAlN層32を形成する。GaN半導体基板10のAlGaN層20上に、AlN層32を形成するまでの工程は、図1を参照して説明した第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。なお、AlN層32は、単結晶AlN層32a及びアモルファス状AlN層32bを順次に積層した積層体として形成される(図7(A))。
AlN層32は、GaN半導体基板10の温度が1000℃付近では、単結晶AlN層として形成され、及び500〜600℃付近ではアモルファス状AlN層として形成される。従って、GaN半導体基板10の温度を例えば1000℃に保持した状態でAlN層を形成することにより、MIS構造に必要な膜厚だけ単結晶AlN層32aを形成する。その後、GaN半導体基板10の温度を500℃付近まで下げてアモルファス状AlN層32bを形成する。
AlN層32の表面上に、エッチングマスク材料としてフォトレジストを塗布し、フォトレジスト層(図示を省略する。)を形成する。その後、フォトレジスト層に対して、任意好適な公知のフォトリソグラフィ法によるパターニングを行うことにより、AlN層32上のオーミック電極を形成する領域に開口部48が形成されたフォトレジストパターン43を形成する(図7(B))。
次に、フォトレジストパターン43をエッチングマスクとして用いたウェットエッチングにより、AlGaN層20の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部38を形成する(図7(C))。
次に、オーミック電極用開口部38内に露出したAlGaN層20の上側表面部分上に、オーミック電極56を形成する。オーミック電極56の形成は、公知の方法、及び、公知の電極材料を用いれば良く、例えば、ニッケルを蒸着した後、リフトオフすることで形成することができる(図7(D))。
オーミック電極56を覆うようにAlN層32の表面上に、エッチングマスク材料としてフォトレジストを塗布し、フォトレジスト層(図示を省略する。)を形成する。その後、フォトレジスト層に対して、任意好適な公知のフォトリソグラフィ法によるパターニングを行うことにより、AlN層32上のゲート電極を形成する領域に開口部49が形成されたフォトレジストパターン44を形成する(図8(A))。
次に、フォトレジストパターン44をエッチングマスクとして用いたウェットエッチングを行う。ここで、エッチング時間を制御することにより、アモルファス状AlN層32bを除去して、単結晶AlN層32aの上側表面を露出させるゲート電極用開口部39を形成する(図8(B))。
ゲート電極用開口部39内に露出した単結晶AlN層32aの上側表面部分上に、ゲート電極58を形成する。ゲート電極58の形成は、公知の方法、及び、公知の電極材料を用いれば良く、例えば、ニッケル(Ni)と金(Au)を積層した後、リフトオフすることで、ゲート電極58が形成される(図8(C))。
この第4実施形態の半導体装置の製造方法によれば、第1実施形態及び第2実施形態で説明した半導体装置の製造方法で得られる効果を損なうことなくMIS構造GaN−HEMT素子を製造することができる。さらに、AlN層を単結晶AlN層とアモルファス状AlN層の積層体として形成しているので、アモルファス状AlN層をアニールによって単結晶化する工程を省略することができる。
AlN層を表面保護膜として備えるGaN−HEMT基板の断面図である。 GaN−HEMT基板のAlGaN層の上側表面のAFM像である。 GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図(その1)である。 GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図(その2)である。 第1のMIS構造GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図(その1)である。 第1のMIS構造GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図(その2)である。 第2のMIS構造GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図(その1)である。 第2のMIS構造GaN−HEMT素子の製造方法を説明するための工程図(その2)である。
符号の説明
10 GaN半導体基板
12 支持基板
14 バッファ層
16 GaN層
18 ヘテロ接合面
20 AlGaN層
22 i−AlGaN層
24 n−AlGaN層
26 n+−AlGaN層
28 AlGaN層の上側表面
30、32 AlN層
32a 単結晶AlN層
32b アモルファス状AlN層
33 アモルファス状AlN層
34 単結晶AlN層
35、38 オーミック電極用開口部
36 凹部
36a ゲート電極形成領域
37、39 ゲート電極用開口部
40、41、42、43、44 フォトレジストパターン
45、46、47、48、49 開口部
50、51、56 オーミック電極
52、53、58 ゲート電極

Claims (4)

  1. サファイア又は炭化珪素で形成される支持基板を用意する工程と、
    前記支持基板上にバッファ層を堆積させる工程と、
    前記支持基板及び前記バッファ層を900℃以上1100℃以下に設定された成長温度に保持した状態で、前記バッファ層上に、GaN層及びAlGaN層を順次に積層してGaN半導体基板を形成する工程と、
    前記GaN半導体基板を形成する工程に引き続いて、前記GaN半導体基板を500℃以上前記成長温度以下の温度に保持した状態で、前記AlGaN層の上側表面上に、表面保護膜としてAlN層を形成する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記AlN層を形成する工程の後、
    前記AlN層をウェットエッチングすることにより、前記AlGaN層の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部を形成する工程と、
    前記オーミック電極用開口部内に露出した前記AlGaN層の上側表面部分上にオーミック電極を形成する工程と、
    前記AlN層をウェットエッチングすることにより、前記AlGaN層の上側表面部分を露出させる制御電極用開口部を形成する工程と、
    前記制御電極用開口部内に露出した前記AlGaN層の上側表面部分上に制御電極を形成する工程と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記AlN層を形成する工程で、前記AlN層をアモルファス状AlN層として形成した後、
    前記アモルファス状AlN層をウェットエッチングすることにより、制御電極形成領域の前記アモルファス状AlN層に凹部を形成する工程と、
    熱処理を行うことにより、前記凹部が形成されたアモルファス状AlN層を単結晶化して、単結晶AlN層を形成する工程と、
    前記凹部の底面上に制御電極を形成する工程と、
    前記単結晶AlN層をウェットエッチングすることにより、前記AlGaN層の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部を形成する工程と、
    前記オーミック電極用開口部内に露出した前記AlGaN層の上側表面部分上にオーミック電極を形成する工程と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記AlN層を形成する工程で、前記AlN層を単結晶AlN層及びアモルファス状AlN層を順次に積層した積層体として形成した後、
    前記単結晶AlN層及び前記アモルファス状AlN層をウェットエッチングすることにより、前記AlGaN層の上側表面部分を露出させるオーミック電極用開口部を形成する工程と、
    前記オーミック電極用開口部内に露出した前記AlGaN層の上側表面部分上にオーミック電極を形成する工程と、
    前記アモルファス状AlN層をウェットエッチングすることにより、前記単結晶AlN層の上側表面部分を露出させる制御電極用開口部を形成する工程と、
    前記制御電極用開口部内に露出した前記単結晶AlN層の上側表面部分上に制御電極を形成する工程と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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