JP2006154704A - 動態イメージ表示方法 - Google Patents

Abstract

【課題】 動態イメージ表示方法の提供。
【解決手段】 ディスプレイに応用される動態イメージ表示方法であり、オンスクリーンディスプレイ（ＯＳＤ）チップを通して動態イメージ再生の動作を実行し、ディスプレイが電源オンされる時、起動画面と動態イメージ再生を同時に行なえ、これによりユーザーが起動時に動態イメージ再生完了まで待たねば起動情報を見ることができない情況を防止し、同時に信号入力があっても無くても動態イメージ再生を行なえる。
【選択図】 図１

Description

本発明はディスプレイに応用される動態イメージ表示方法に係り、特に、ディスプレイのオンスクリーンディスプレイチップで動態イメージ表示を制御する方法に関する。

一般に、商標はディスプレイの外表面に表示されるが、製品によっては、ディスプレイ起動時に、ディスプレイに静態或いは動態の商標フレームが表示される。ただしこの表示方式は、製品生産時にすでにその表示イメージ及び方式が固定され、事後には更新できず、各ユーザーの必要に符合しない。

更に、周知のコンピュータは起動画面実行時に、商標或いは動態イメージ実行終了まで待たなければ正常にディスプレイの起動フレーム表示の機能を使用できず、周知の技術は起動フレーム表示と商標或いは動態イメージ表示を共に実行できず、多くの時間をイメージ表示が終了するまで待たなければならず、このためユーザーに使用上の不便をもたらす。

本発明の目的は、一種の動態イメージ表示方法を提供することにあり、それは、ディスプレイに応用され、以下のステップを包含する。則ち、（Ａ）システム初期化、（Ｂ）同期信号入力の有無の検出、もし同期信号入力があれば、ディスプレイが同期信号によりフレームを再生し、無ければディスプレイのマイクロプロセッサが制御信号を出力して該ディスプレイを駆動する、（Ｃ）動態イメージ再生信号の入力の有無を判断し、入力があれば動態イメージを再生する、（Ｄ）（Ｃ）で入力が無ければ中断信号入力の有無を判断し、中断信号入力があれば動態イメージの再生を中断し、なければもとの再生状態を動態イメージ再生が終了するまで保持する。そのうち、上述の動態イメージはディスプレイ内に組付けられたオンスクリーンディスプレイ（ｏｎ ｓｃｒｅｅｎ ｄｉｓｐｌａｙ；ＯＳＤ）チップで再生を制御する。上述のディスプレイのマイクロプロセッサは更に重複記録可能なメモリを具え、該メモリは再生する動態イメージを保存でき、且つ動態イメージの保存形式は１６進数プログラムコードとされ、更に本発明はイメージ伝送ツールを具えてユーザーがネットワークよりイメージをダウンロードでき、自由にイメージを更新できる。

これにより、本発明はディスプレイの電源オン時に、起動フレームと動態イメージ再生を同時進行でき、ユーザーが起動時に動態イメージ再生完了を待たなくても起動情報を見ることができ、且つ同期信号入力の有無に関わらず、動態イメージを再生可能で、使用上の便利性を増すことができる。

請求項１の発明は、ディスプレイに応用される動態イメージ表示方法であり、
（Ａ）システム初期化ステップ、
（Ｂ）同期信号入力の有無を検出し、同期信号入力があれば、ディスプレイが同期信号によりフレームを再生し、無ければディスプレイのマイクロプロセッサが制御信号を出力して該ディスプレイを駆動するステップ、
（Ｃ）動態イメージ再生信号の入力の有無を判断し、入力があれば動態イメージを再生するステップ、
（Ｄ）中断信号入力の有無を判断し、中断信号入力があれば動態イメージの再生を中断し、中断信号入力が無ければもとの再生状態を動態イメージ再生が終了するまで続けるステップ、
以上のステップを具え、そのうち、上述の動態イメージはディスプレイ内に組付けられたオンスクリーンディスプレイ（ｏｎ ｓｃｒｅｅｎ ｄｉｓｐｌａｙ；ＯＳＤ）チップにより再生が制御されることを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。
請求項２の発明は、請求項１記載の動態イメージ表示方法において、（Ｂ）のステップ中、制御信号は固定水平及び垂直信号であることを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。
請求項３の発明は、請求項１記載の動態イメージ表示方法において、（Ｄ）のステップで、中断信号はキー入力信号であることを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。
請求項４の発明は、請求項１記載の動態イメージ表示方法において、ディスプレイのマイクロプロセッサが再生する動態イメージを保存する重複記録可能なメモリを具えたことを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。
請求項５の発明は、請求項１記載の動態イメージ表示方法において、動態イメージが１６進数プログラムコードであることを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。
請求項６の発明は、請求項１記載の動態イメージ表示方法において、イメージ伝送ツールを包含し、該イメージ伝送ツールはイメージを自己設計するか或いはネットワークよりイメージをダウンロードすることを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。
請求項７の発明は、請求項１記載の動態イメージ表示方法において、ディスプレイがＣＲＴディスプレイであることを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。
請求項８の発明は、請求項１記載の動態イメージ表示方法において、ディスプレイがＬＣＤディスプレイであることを特徴とする、動態イメージ表示方法としている。

本発明はディスプレイの電源オン時に、起動フレームと動態イメージ再生を同時進行でき、ユーザーが起動時に動態イメージ再生完了を待たなくても起動情報を見ることができ、且つ同期信号入力の有無に関わらず、動態イメージを再生可能で、使用上の便利性を増すことができる。

本発明の動態イメージ表示方法については図１のフローチャート、及び図２のＣＲＴディスプレイの機能ブロック図を参照されたい。本実施例の動態イメージ表示方法はＣＲＴディスプレイ２０に応用され、且つこのＣＲＴディスプレイ２０のマイクロプロセッサ２１は重複記録可能なメモリ２１１を具え、この重複記録可能なメモリ２１１は再生する動態イメージを保存するのに用いられる。

まず、ＣＲＴディスプレイ２０の電源オン時（ステップＳ１０１）、マイクロプロセッサ２１は起動プロセスに進入し、並びにシステム初期化を実行する（ステップＳ１０２）、続いてＣＲＴディスプレイ２０が同期信号入力の有無を検出する（ステップＳ１０３）。同期信号入力があれば、本実施例では、ＣＲＴディスプレイ２０は同期信号に基づき表示するフレームを再生し（ステップＳ１０４）、並びに再生するフレームにより画質の微調整を行ない、並びに動態イメージ再生信号入力の有無を判断し（ステップＳ１０６）、ＯＳＤチップ２２が動態イメージ再生信号を受け取っていれば、ＯＳＤチップ２２が重複記録可能なメモリ２１１より再生する動態イメージを取り出し、並びにこの動態イメージをビデオ増幅器２３に伝送し、更にＣＲＴに出力して映像を発生させ、並びにスクリーン上に動態イメージを表示させる（ステップＳ１０７）。本実施例では動態イメージは１６進数プログラムコードの形式で重複記録可能なメモリ２１１に保存される。続いて再生の過程で、キーボードの動作検出を実行開始し（ステップＳ１０８）、則ち中断信号入力の有無を検出する（ステップＳ１０９）。本実施例では、中断信号はキー信号とされ、キー信号のソースはＣＲＴディスプレイ２０に接続されたコンピュータのキーボードとされるか、ＣＲＴディスプレイ２０に組付けられたボタンのいずれでもよく、再生過程で、マイクロプロセッサ２１がキー入力信号を受け取ると、動態イメージ再生動作を停止し（ステップＳ１１０）、キー入力信号を未受信であれば、もとの再生状態を再生する動態イメージの再生が終了するまで補助する（ステップＳ１１１）。動態イメージ再生終了時に、マイクロプロセッサ２１は続けて電源がオフされる（ステップＳ１１３）まで動態イメージの重複再生要求の有無があるかを検出し並びに電源がオフされたか否かを判断する（ステップＳ１１２）。

さらに、ステップＳ１０５において、同期信号入力がなければ、マイクロプロセッサ２１は固定水平及び垂直信号を同期処理チップ２５に出力し、水平バイアス高圧２５１と垂直バイアス高圧２５２を発生してＣＲＴを駆動し、続いて動態イメージ再生信号入力の有無を判断し（ステップＳ１０６）、ＯＳＤチップ２２が動態イメージ再生信号を受信すれば、ＯＳＤチップ２２は重複記録可能なメモリ２１１より再生する動態イメージを取り出し、並びにこの動態イメージをビデオ増幅器２３に送り、更にＣＲＴに送り映像を発生させ、並びにスクリーン上に動態イメージを再生させる（ステップＳ１０７）。続いて再生の過程で、キーボードの動作検出を実行開始し（ステップＳ１０８）、則ち中断信号入力の有無を検出する（ステップＳ１０９）。再生過程で、マイクロプロセッサ２１がキー入力信号を受け取ると、動態イメージ再生動作を停止し（ステップＳ１１０）、キー入力信号を未受信であれば、もとの再生状態を再生する動態イメージの再生が終了するまで補助する（ステップＳ１１１）。動態イメージ再生終了時に、マイクロプロセッサ２１は続けて電源がオフされる（ステップＳ１１３）まで動態イメージの重複再生要求の有無があるかを検出し、同期信号入力がなければ、続いて一般のパワーセーブプロセスを実行する。

本発明の別の実施例では、動態イメージをＬＣＤディスプレイ上で再生する。図３のＬＣＤディスプレイの機能ブロック図及び図１のフローチャートを共に参照されたい。その操作方式は上述の実施例と類似し、且つ上述の実施例と同じ効果を達成する。本実施例の特色は、同期信号入力がある情況で、ＬＣＤディスプレイ３０がコアチップ３２内のＯＳＤチップ３２１を通して再生する動態イメージを出力し、並びにＬＣＤパネル３４を駆動した後、スクリーンに動態イメージを表示し、本実施例では動態イメージは１６進数プログラムコードの形式で重複記録可能なメモリ３１１に保存される。更に、同期信号入力が無い時、マイクロプロセッサ３１はコアチップ３２を制御して水平及び垂直データフローを発生させＬＣＤパネル３４を駆動させ、並びに動態イメージを再生させ、再生完了後、マイクロプロセッサ３１はコアチップ３２を制御して水平及び垂直信号を切断させ、並びに一般のパワーセーブプロセスを実行する。

本発明の動態イメージ表示方法はＯＳＤチップを通して動態イメージ再生の動作を実行し、ゆえに本発明は起動フレームと動態イメージの再生を同時実行でき、これによりユーザーが起動時に動態イメージ再生完了を松ことなく起動情報を見えるようにし、且つ重複記録可能なメモリにより、ユーザーは再生する動態イメージを自分で設計するか或いはネットワークよりダウンロードでき、その実用性が増されている。

本発明の好ましい実施例のフローチャートである。 本発明の好ましい実施例の機能ブロック図である。 本発明の別の好ましい実施例の機能ブロック図である。

符号の説明

２０ ＣＲＴディスプレイ ２１ マイクロプロセッサ
２３ ビデオ増幅器 ２２ ＯＳＤチップ
２１１ 重複記録可能なメモリ ２４ ＣＲＴ
２５ 同期処理チップ ２５１ 水平バイアス高圧
２５２ 垂直バイアス高圧 ３０ ＬＣＤディスプレイ
３１ マイクロプロセッサ ３２ コアチップ
３２１ ＯＳＤチップ ３４ ＬＣＤパネル
３１１ 重複記録可能なメモリ

Claims (8)

1. ディスプレイに応用される動態イメージ表示方法であり、
   （Ａ）システム初期化ステップ、
   （Ｂ）同期信号入力の有無を検出し、同期信号入力があれば、ディスプレイが同期信号によりフレームを再生し、無ければディスプレイのマイクロプロセッサが制御信号を出力して該ディスプレイを駆動するステップ、
   （Ｃ）動態イメージ再生信号の入力の有無を判断し、入力があれば動態イメージを再生するステップ、
   （Ｄ）中断信号入力の有無を判断し、中断信号入力があれば動態イメージの再生を中断し、中断信号入力が無ければもとの再生状態を動態イメージ再生が終了するまで続けるステップ、
   以上のステップを具え、そのうち、上述の動態イメージはディスプレイ内に組付けられたオンスクリーンディスプレイ（ｏｎ ｓｃｒｅｅｎ ｄｉｓｐｌａｙ；ＯＳＤ）チップにより再生が制御されることを特徴とする、動態イメージ表示方法。
2. 請求項１記載の動態イメージ表示方法において、（Ｂ）のステップ中、制御信号は固定水平及び垂直信号であることを特徴とする、動態イメージ表示方法。
3. 請求項１記載の動態イメージ表示方法において、（Ｄ）のステップで、中断信号はキー入力信号であることを特徴とする、動態イメージ表示方法。
4. 請求項１記載の動態イメージ表示方法において、ディスプレイのマイクロプロセッサが再生する動態イメージを保存する重複記録可能なメモリを具えたことを特徴とする、動態イメージ表示方法。
5. 請求項１記載の動態イメージ表示方法において、動態イメージが１６進数プログラムコードであることを特徴とする、動態イメージ表示方法。
6. 請求項１記載の動態イメージ表示方法において、イメージ伝送ツールを包含し、該イメージ伝送ツールはイメージを自己設計するか或いはネットワークよりイメージをダウンロードすることを特徴とする、動態イメージ表示方法。
7. 請求項１記載の動態イメージ表示方法において、ディスプレイがＣＲＴディスプレイであることを特徴とする、動態イメージ表示方法。
8. 請求項１記載の動態イメージ表示方法において、ディスプレイがＬＣＤディスプレイであることを特徴とする、動態イメージ表示方法。
   

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