JP5786730B2 - 情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置に関する。
従来、複数のオペレーティングシステム(以下、OSと表記する)を搭載した情報処理装置が知られている。OSを切り替え可能とすることによって、ユーザは各OSに依存するアプリケーションプログラム(以下、アプリと表記する)を一台の情報処理装置で利用することが可能となり、情報処理装置の利便性が向上する。
図1は、二種類のOSを搭載するデュアルOS端末(情報処理装置)のユーザによる使用態様を例示した図である。まず、時点(1)において、ユーザは第1のOS上で動作するアプリによって動画鑑賞を行っている。次に、時点(2)において、ユーザは鑑賞した動画の編集を行いたいと考える。仮に、動画編集に関するアプリは、第2のOSの方が充実しているものとすると、ユーザは第2のOSに切り替えたいと考えることが想定される。従って、時点(3)において、ユーザは、OS並びに表示画面等を手動で第2のOS側に切り替える。時点(4)において第2のOSが起動した後、ユーザは、動画編集に関するアプリを探して起動させる。そして、時点(5)において、起動させたアプリによって動画編集が可能となる。
係る技術に関連し、動作環境を排他的に切り替えることが可能な情報処理装置が知られている。この情報処理装置では、第1のOSと第2のOSのうちいずれか一方が動作できるように動作環境を切り替えている。また、この情報処理装置では、OSを切り替える際には、実行中のOSをユーザが一度終了させた後、情報処理装置の起動時に切り替えを指示している。また、この情報処理装置では、第1のOSの実行中に所定のメッセージが記憶装置に格納された場合、その後、電源投入や再起動が行われると、メッセージを実行すべきOS(例えば第2のOS)の動作を開始させている。
また、テレビのチャネルの切替えなどを遠隔操作するリモートコントロール装置が知られている。この装置では、リモコンを操作する者の操作パターンやその者の個人情報(趣味等)、操作履歴に基づく統計情報等を利用して、例えば電源オンの後に特定のチャンネルを自動的に選択する処理を行っている。
特開2005−202691号公報 特開2006−211541号公報
しかしながら、従来の情報処理装置は、ユーザがOSを切り替える際に手動で再起動等を行ったり、切り替えを指示するためのボタンを押したりする必要があるため、手間や時間を要するものであった。また、切り替えられたOS上で所望のアプリを探して起動させるために、更に手間や時間を要するものであった。
特許文献1に記載の情報処理装置は、起動時に選択されるOSを自動的に決定することはできるものの、OSを切り替える際にはユーザの操作が必要であり、またアプリを選択する手間を要する点は同様である。
このように、従来の情報処理装置では、OSやアプリの切り替えに関する利便性が十分でなかった。
また、特許文献2に記載の装置は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを制御対象としておらず、情報処理装置の制御に関する技術に適用するのが困難である。
一つの側面では、本発明は、情報処理装置の利便性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するための一態様は、
第1のオペレーティングシステムを実行する第1の処理部または第2のオペレーティングシステムを実行する第2の処理部を選択的にユーザーインターフェースへ切り替える切り替え部と、前記第1のオペレーティングシステム上で動作する第1のアプリケーションプログラムが前記第2のオペレーティングシステム上で動作する第2のアプリケーションプログラムに対応付けられたデータテーブルを記憶する記憶部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置が、アプリケーションプログラムの起動に関する情報をサーバ装置に送信し、
前記サーバ装置が、前記情報処理装置から受信した情報に基づいてアプリケーションプログラム間を関連付ける処理を行い、処理結果を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置が、前記サーバ装置から受信した処理結果に基づいて前記データテーブルを更新し、前記切り替え部が前記第1の処理部を前記ユーザーインターフェースへ切り替えた状態で、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする、情報処理装置の制御方法である。
一実施態様によれば、情報処理装置の利便性を向上させることができる。
二種類のOSを搭載するデュアルOS端末(情報処理装置)のユーザによる使用態様を例示した図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置1のハードウエア構成例である。 本発明の第1実施例に係る情報処理装置1及びサーバ装置500の機能構成例である。 関連アプリデータローカルテーブル120の一例である。 情報処理装置1によって実行される処理の流れを示すシーケンス図である。 他OSアプリ起動コマンド生成部108によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 第2のOS200側のアプリ状態監視部202、アプリ起動/終了処理部204、及びアプリ起動コマンド解読部206によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 自動切替/完了通知制御部106によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 サーバ装置500が情報処理装置1から受信する起動アプリログ及び切替情報を統合した起動アプリログ統合データ508と、これに基づき生成される関連アプリデータマスターテーブル504の一例である。 第1実施例に係るサーバ装置500により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理装置1によって実行される関連アプリデータローカルテーブル120の更新を含めた全体処理の流れを示すフローチャートの一例である。 本発明の第2実施例に係る情報処理装置1〜n、及びサーバ装置500の機能構成例である。 関連アプリデータマスターテーブル504(1)〜(3)に基づいて関連アプリデータ統計テーブル514が生成される様子を示す図である。 関連アプリデータテーブル選択部510によってアプリの組が選択される様子を示す図である。 情報処理装置1〜3から収集した起動アプリログに基づいてサーバ装置500が統計処理を行った結果、情報処理装置4の関連アプリデータローカルテーブル120(4)が更新される様子を示す図である。 第2実施例に係るサーバ装置500により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 自動切替設定情報に応じてアプリ切替を行う際の処理の流れを示すフローチャートの一例である。 本発明の第3実施例に係る情報処理装置1〜n、及びサーバ装置500の機能構成例である。 関連アプリデータマスターテーブル生成部502により関連アプリデータマスターテーブル504が生成される様子を示す図である。 関連アプリデータマスターテーブル504(1)〜(3)に基づいて関連アプリデータ統計テーブル514が生成される様子を示す図である。 情報処理装置1〜3から収集した起動アプリログに基づいてサーバ装置500が統計処理を行った結果、情報処理装置1の関連アプリデータローカルテーブル120(1)が更新される様子を示す図である。 第3実施例に係るサーバ装置500により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施例に係るサーバ装置300により実行される、関連アプリデータ統計テーブルの作成と、関連アプリデータマスターテーブル504との比較に関するフローチャートである。 他の実施例に係る情報処理装置の機能構成例である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
<第1実施例>
以下、図面を参照し、本発明の第1実施例に係る情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置について説明する。
[ハードウエア構成]
図2は、本発明の第1実施例に係る情報処理装置1のハードウエア構成例である。情報処理装置1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)10と、ドライブ装置12と、補助記憶装置16と、メモリ装置18と、インターフェース装置20と、入力装置22と、表示装置24と、を備える。これらの構成要素は、バスやシリアル回線等を介して接続されている。
CPU10は、例えば、プログラムカウンタや命令デコーダ、各種演算器、LSU(Load Store Unit)、汎用レジスタ等を有するプロセッサである。
ドライブ装置12は、記憶媒体14からプログラムやデータを読み込み可能な装置である。プログラムを記録した記憶媒体14がドライブ装置12に装着されると、プログラムが記憶媒体14からドライブ装置12を介して補助記憶装置16にインストールされる。記憶媒体14は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型の記憶媒体である。また、補助記憶装置16は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリである。
プログラムのインストールは、上記のように記憶媒体14を用いる他、インターフェース装置20がネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードし、補助記憶装置16にインストールすることによって行うこともできる。ネットワークは、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線ネットワーク等である。また、プログラムは、情報処理装置1の出荷時に、予め補助記憶装置16やROM(Read Only Memory)等に格納されていてもよい。
このようにしてインストール又は予め格納されたプログラムをCPU10が実行することにより、図2に示す態様の情報処理装置が、本実施例の情報処理装置1として機能することができる。
メモリ装置18は、例えば、RAM(Random Access Memory)やEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。インターフェース装置20は、上記ネットワークとの接続等を制御する。
入力装置22は、例えば、キーボード、マウス、ボタン、タッチパッド、タッチパネル、マイク等である。また、表示装置24は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置である。情報処理装置1は、表示装置24の他、プリンタ、スピーカ等の他の種類の出力装置を備えてもよい。
サーバ装置500は、情報処理装置1と同様のコンピュータである。
[機能構成]
図3は、本発明の第1実施例に係る情報処理装置1及びサーバ装置500の機能構成例である。情報処理装置1は、第1のOS100と第2のOS200が、プラットフォーム50を共用して動作可能となっている。プラットフォーム50には、例えばCPU10、ドライブ装置12、補助記憶装置16、メモリ装置18、インターフェース装置20等のうち少なくとも一部が含まれる。なお、本実施例において、特許請求の範囲における第1の処理部と第2の処理部は、第1のOS100と第2のOS200をそれぞれ実行する仮想的な処理部に対応する。
また、特許請求の範囲におけるユーザーインターフェースの一例である入力装置22、表示装置24には、入出力切替部26が接続される。入出力切替部26は、各OSからの指示に応じて、入出力切替信号を入力装置22及び表示装置24に出力し、入力装置22及び表示装置24をいずれかのOSに対応付ける。例えば、入出力切替部26は、第1のOS100による表示画面と、第2のOS200による表示画面のいずれかを選択的に表示装置24に表示させるように切り替える。また、入出力切替部26は、入力装置22への入力内容が、第1のOS100と第2のOS200のいずれか一方に反映されるように切り替える。また、入出力切替部26は、このような対応付けの変更を行ったタイミングに関する情報(以下、切替情報と称する)を、サーバ装置500に送信する。
なお、入出力切替部26は、表示画面全体を選択的に切り替えるのに代えて、例えばいずれか一方のOSによる表示画面をメイン部分に、他方のOSによる表示画面をサブ部分に表示するものとしてもよい。
また、本実施例において第1のOS100と第2のOS200は、基本的にはいずれか一方が選択されて動作するが、時分割等によって並行動作することもできる。第1のOS100と第2のOS200が並行動作する期間においても、表示装置24はいずれかのOSによる表示画面を選択的に表示する。
第1のOS100上では、アプリ状態監視部102、アプリ起動/終了処理部104、自動切替/完了通知制御部106、他OSアプリ起動コマンド生成部108、入出力自動切替設定部110、アプリ112が動作する。また、第1のOS100上では、入力制御部114、画面出力構成部116、起動アプリケーションログ送信部118等が動作する。他OSアプリ起動コマンド生成部108は、補助記憶装置16やメモリ装置18等に格納された関連アプリデータローカルテーブル120を参照可能である。第1のOS100は、例えばAndroid(登録商標)である。
第2のOS200上では、アプリ状態監視部202、アプリ起動/終了処理部204、アプリ起動コマンド解読部206、アプリ208、入力制御部210、画面出力構成部212、起動アプリログ送信部214等が動作する。第2のOS200は、例えばWindows(登録商標)である。
各OS上で動作する機能ブロックは、補助記憶装置16やROM等に格納されたプログラム・ソフトウエアをCPU10が実行することにより機能する。なお、これらの機能ブロックが明確に分離したプログラムによって実現される必要はなく、サブルーチンや関数として他のプログラムによって呼び出されるものであってもよい。また、機能ブロックの一部が、IC(Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウエア手段であっても構わない。
アプリ112、及びアプリ208は、例えば、インターネットブラウザ、メーラ、動画再生アプリ、動画編集アプリ、静止画像閲覧アプリ、静止画像編集アプリ、文書編集アプリ、表計算アプリ、ノートパッド等であり、それぞれのOS上で動作可能である。本実施例では、各OS上で動作するアプリ群を、それぞれアプリ112、208と総称する。
ここで、第2のOS200は、想定される消費電力が第1のOS100に比して大きいものとなっている。OSを中心として構築されるシステムの想定される消費電力は、CPUの作動周波数、ソフトウエアの単位時間あたりの平均的なCPU使用率・処理時間、供給電圧、単位時間あたりの平均的なメモリの使用量等によって決定される。また、OSを中心として構築されるシステムの想定される消費電力は、同一の処理を実行するのに消費する電力によって決定される。本実施例では、第2のOS200として採用されているWindowsよりも簡易な処理を行うことが多く、ソフトウエアの単位時間あたりの平均的なCPU使用率・処理時間、単位時間あたりの平均的なメモリの使用量がWindowsよりも小さく、同一の処理を実行するのに消費する電力がWindowsより小さいAndroidが第1のOS100として採用されているため、第2のOS200の消費電力が第1のOS100に比して大きいことが想定される。
アプリ状態監視部102は、アプリ112の状態を監視し、アプリ112の起動時及び終了時に、その旨を知らせるアプリ起動/終了情報を、他OSアプリ起動コマンド生成部108に出力する。アプリ状態監視部102は、アプリ起動/終了処理部104から入力されるアプリ起動/終了情報を参照してアプリ112の状態を認識する。
アプリ起動/終了処理部104は、入力装置24に対してなされたユーザ操作を入力制御部114が検知すると、これに応じてアプリ112の起動処理及び終了処理を実行する。
自動切替/完了通知制御部106は、アプリ状態監視部202からアプリ起動/終了通知情報を受信し、他OSアプリ起動コマンド生成部108からアプリ起動コマンドが入力される。自動切替/完了通知制御部106は、後述するように、アプリ208の起動完了通知情報を表示装置24に表示させたり、入出力切替情報を入出力切替部26に送信したりする制御を行う。自動切替/完了通知制御部106は、係る制御の内容を、入出力自動切替設定部110から入力される自動切替設定情報に応じて切り替える。こうした制御の詳細については、後述する。
他OSアプリ起動コマンド生成部108は、アプリ状態監視部102から入力されたアプリ起動/終了情報を用いて関連アプリデータローカルテーブル120を検索し、起動されたアプリ112に関連するアプリ208を抽出する。他OSアプリ起動コマンド生成部108は、アプリ状態監視部202から受信したアプリ起動/終了通知情報を参照し、起動されたアプリ112、すなわち入力装置22、表示装置24が対応付けられているアプリ112に関連するアプリ208が起動されているかどうかを判断する。他OSアプリ起動コマンド生成部108は、起動されたアプリ112に関連するアプリ208が起動されていなければ、他OSアプリ起動コマンドを生成し、アプリ起動コマンド解読部206及び自動切替/完了通知制御部106に出力する。
関連アプリデータローカルテーブル120は、アプリ112に含まれるアプリが、アプリ208に含まれるアプリのうち、ユーザの使用上関連すると考えられるアプリに対応付けられたデータテーブルである。図4は、関連アプリデータローカルテーブル120の一例である。
図示するように、関連アプリデータローカルテーブル120では、例えばImage Viewerが、関連するPhoto Shop(登録商標)に対応付けられている。また、関連アプリデータローカルテーブル120では、例えばBlu-ray(登録商標) Disc再生リスト表示アプリが、Win DVD(登録商標)に対応付けられている。また、関連アプリデータローカルテーブル120では、例えばExcel Viewerアプリが、MICROSOFT Excel(登録商標)及びMICROSOFT(登録商標) Wordに対応付けられている。
関連アプリデータローカルテーブル120の初期内容は、情報処理装置1の出荷時に予め決定されていてもよいし、ユーザによって設定がなされてもよい。いずれの場合も、関連アプリデータローカルテーブル120の内容は、サーバ装置500から受信するデータに基づいて更新される。
なお、関連アプリデータローカルテーブル120は、アプリ112に含まれるアプリとアプリ208に含まれるアプリが一対一で対応付けられている必要はなく、一のアプリ112に複数のアプリ208が対応付けられてもよい。また、複数のアプリ112に一の(或いは複数の)アプリ208が対応付けられてもよい。
入出力自動切替設定部110は、ユーザによる入力装置22を用いた操作を検知し、この操作に応じて決定される、自動切替/完了通知制御部106の制御モードを指示するための自動切替設定情報を保持する。自動切替設定情報は、アプリ208が起動完了したことを表示した後、第2のOS200側に自動的に切り替えるかどうかを決定するフラグである。そして、入出力自動切替設定部110は、自動切替設定情報を自動切替/完了通知制御部106に出力する。
入力制御部114は、入出力切替部26が入力装置22及び表示装置24を第1のOS100側に対応付けているときに、入力装置22に対してなされたユーザの入力を検知して各機能ブロックに出力する。
画面出力構成部116は、第1のOS100又はアプリ112による画面構成を決定し、決定した画面構成を、入出力切替部26を介して表示装置24に送信する。
起動アプリログ送信部118は、第1のOS100上で起動したアプリ112の起動タイミングに関する情報(以下、起動アプリログと称する)をサーバ装置500に送信する。
アプリ状態監視部202は、アプリ208の状態を監視し、アプリ208の起動時及び終了時等に、その旨を通知するためのアプリ起動/終了通知情報を、自動切替/完了通知制御部206に送信する。アプリ状態監視部202は、アプリ起動/終了処理部204から入力されるアプリ起動/終了情報を参照してアプリ208の状態を認識する。
アプリ起動/終了処理部204は、入力装置24に対してなされたユーザ操作、或いはアプリ起動コマンド解読部206から入力されるアプリ起動指示情報に応じて、アプリ208の起動処理及び終了処理を実行する。
アプリ起動コマンド解読部206は、他OSアプリ起動コマンド生成部108から入力されるアプリ起動コマンドを解読し、解読結果に応じてアプリ起動/終了処理部204にアプリ起動指示を出力する。
入力制御部210は、入出力切替部26が入力装置22及び表示装置24を第2のOS200側に対応付けているときに、入力装置22に対してなされたユーザの入力を検知して各機能ブロックに出力する。
画面出力構成部212は、第2のOS200又はアプリ208による画面構成を決定し、決定した画面構成を、入出力切替部26を介して表示装置24に送信する。
起動アプリログ送信部214は、第2のOS200上で起動したアプリ208の起動タイミングに関する情報(以下、起動アプリログと称する)をサーバ装置500に送信する。
[他OSのアプリを自動起動させる処理]
以下、本実施例の情報処理装置1により行われる、他OSのアプリを自動起動させる処理(他OSアプリ自動起動処理)について、シーケンス図及びフローチャートを用いて説明する。
(シーケンス図)
図5は、情報処理装置1によって実行される処理の流れを示すシーケンス図である。なお、判定処理等の詳細についてはフローチャートにおいて説明し、シーケンス図においては処理の概要について説明する。
まず、第1のOS100上でアプリ112が起動する(S300)。アプリ112が起動すると、アプリ状態監視部102から他OSアプリ起動コマンド生成部108にアプリ起動情報が入力される。他OSアプリ起動コマンド生成部108は、アプリ起動情報が入力されると、関連アプリデータローカルテーブル120を検索する(S302)。
起動されたアプリ112に関連するアプリ208が関連アプリデータローカルテーブル120上に存在する場合、他OSアプリ起動コマンド生成部108は、アプリ起動コマンドを生成する(S304)。また、他OSアプリ起動コマンド生成部108は、生成したアプリ起動コマンドを第2のOS200側に送信する(S306)。なお、アプリ起動コマンドは、自動切替/完了通知制御部106にも出力される。
第2のOS200は、アプリ起動コマンドが入力されると、例えばスリープ状態から通常起動状態に移行する。そして、アプリ起動コマンド解読部206が、アプリ起動コマンドを解読する(S308)。アプリ起動コマンド解読部206は、アプリ起動コマンドを解読した結果、起動すべきアプリ208を指定したアプリ起動指示情報を、アプリ起動/終了処理部204に出力する。
アプリ起動/終了処理部204は、アプリ起動指示情報が入力されると、指定されたアプリ208の起動を開始する(S310)。アプリ208の起動が完了すると(S312)、アプリ状態監視部202がアプリ起動(完了)通知情報を、第1のOS100側の自動切替/完了通知制御部106に送信する(S314)。
自動切替/完了通知制御部106は、アプリ起動(完了)通知情報を受信すると、係る起動がアプリ起動コマンドによるものである場合は、該当するアプリ208が起動完了したことを表示するように表示装置24に指示する(S316)。
ここで、S300においてアプリ112が起動してからS316でアプリ208が起動完了したことが表示されるまでの期間T1の間は、第1のOS100による表示画面が表示装置24により表示され、ユーザはアプリ208の使用を継続することができる。すなわち、アプリ112に関連するアプリ208の自動起動処理は、ユーザから見てバックグラウンドで実行される。これによって、ユーザはOSやアプリの切替処理が完了するまで待つ必要が無くなり、ユーザにとっての利便性が向上する。
自動切替/完了通知制御部106は、更に、予め入出力自動切替設定部110から入力されている自動切替設定情報を参照する(S318)。自動切替設定情報がEnableとなっている場合、自動切替/完了通知制御部106は、入力装置22及び表示装置24を第2のOS200側に対応付けることを指示する入出力切替信号を出力するように、入出力切替部26に指示する(S320)。この際に、自動切替/完了通知制御部106は、アプリ起動/終了処理部104に対し、アプリ112の終了処理を行うように指示してもよい。
S320の処理によって、表示装置24の表示画面が第2のOS200による表示画面に切り替わり、入力装置22への入力内容が第2のOS200に反映されることになるため、ユーザがアプリ208を使用可能な状態となる(S322)。
一方、自動切替/完了通知制御部106は、自動切替設定情報がDisableとなっている場合は、S320の処理を行わず、他OSアプリ自動起動処理を終了する。この場合、情報処理装置1は、ユーザによる入力装置22に対するOSの切替操作を受け付ける。ユーザは、入力装置22に対してOSの切替操作を行うことにより、第2のOS200を起動させてアプリ208を使用することができる。
係る処理によって、ユーザがOSを切り替える際に手動で再起動等を行ったり、切り替えを指示するためのボタンを押したりする必要性を、ユーザの意志(自動切替設定)によって省略することができる。また、切り替えられたOS上で所望のアプリを探して起動させる手間や時間を省略することができる。従って、係る処理を実行する情報処理装置1は、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
(フローチャート)
図6〜8は、図5のシーケンス図で説明した処理を、機能ブロック毎(或いは機能ブロック群毎)にフローチャートの形式で示したものである。
図6は、他OSアプリ起動コマンド生成部108によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、例えば所定周期で繰り返し実行される。
まず、他OSアプリ起動コマンド生成部108は、アプリ112が起動したことを示すアプリ起動情報が入力されたか否かを判定する(S400)。他OSアプリ起動コマンド生成部108は、アプリ起動情報が入力されなかった場合は、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
アプリ起動情報が入力された場合、他OSアプリ起動コマンド生成部108は、関連アプリデータローカルテーブル120を検索し、アプリ起動情報が示すアプリ112に関連するアプリ208が存在するか否かを判定する(S402)。他OSアプリ起動コマンド生成部108は、関連アプリデータローカルテーブル120上に、アプリ起動情報が示すアプリ112に関連するアプリ208が存在しない場合は、本フローチャートの1ルーチンを終了する。なお、本判定処理に、「該当するアプリ208が未起動であること」をand条件として加えてもよい。すなわち、「アプリ起動情報が示すアプリ112に関連するアプリ208が存在し、且つ該当するアプリ208が未起動であるか否かを判定する」としてもよい。
関連アプリデータローカルテーブル120上に、アプリ起動情報が示すアプリ112に関連するアプリ208が存在する場合、他OSアプリ起動コマンド生成部108は、該当するアプリ208の起動を指示するアプリ起動コマンドを生成する(S404)。また、他OSアプリ起動コマンド生成部108は、生成したアプリ起動コマンドを第2のOS200側のアプリ起動コマンド解読部206に送信する(S406)。
図7は、第2のOS200側のアプリ状態監視部202、アプリ起動/終了処理部204、及びアプリ起動コマンド解読部206によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、例えば所定周期で繰り返し実行される。
まず、アプリ起動コマンド解読部206は、アプリ起動コマンドを受信したか否かを判定する(S420)。アプリ起動コマンドを受信しなかった場合は、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
アプリ起動コマンドを受信した場合、アプリ起動コマンド解読部206は、アプリ起動コマンドを解読し(S422)、アプリ起動指示情報をアプリ起動/終了処理部204に出力する。
アプリ起動/終了処理部204は、アプリ起動指示情報により指定されたアプリ208を起動させる(S424)。アプリ起動/終了処理部204は、アプリ208の起動が完了すると、その旨を示すアプリ起動(完了)情報をアプリ状態監視部202に出力する。
アプリ状態監視部202は、S424で起動開始されたアプリ208の起動が完了すると(S426)、アプリ起動(完了)通知情報を、第1のOS100側の自動切替/完了通知制御部106に送信する(S428)。
図8は、自動切替/完了通知制御部106によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、例えば所定周期で繰り返し実行される。
まず、自動切替/完了通知制御部106は、アプリ起動(完了)通知情報を受信したか否かを判定する(S440)。自動切替/完了通知制御部106は、アプリ起動(完了)通知情報を受信しなかった場合は、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
アプリ起動(完了)通知情報を受信した場合、自動切替/完了通知制御部106は、係る起動が、アプリ起動コマンドによる起動であるか否かを判定する(S442)。本判定は、例えば、アプリ起動(完了)通知情報の受信の所定時間前から現在までの間に、他OSアプリ起動コマンド生成部108から該当するアプリ起動コマンドが入力されていたか否かを判定することによって行うことができる。また、本判定は、アプリ起動(完了)通知情報にアプリ起動コマンドによる起動か否かを示す情報が付加されている場合、係る情報を参照することによって行うことができる。自動切替/完了通知制御部106は、アプリ起動コマンドによる起動でない場合は、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
なお、アプリ起動コマンドによる起動でない場合(ユーザの何らかの操作による起動である場合)にも、アプリ208の起動完了を表示させるようにしてもよく、この場合、S442の判定は必須でない。
アプリ起動コマンドによる起動である場合、自動切替/完了通知制御部106は、該当するアプリ208が起動完了したことを表示するように表示装置24に指示する(S444)。
次に、自動切替/完了通知制御部106は、予め入出力自動切替設定部110から入力されている自動切替設定情報がEnableとなっているか否かを判定する(S446)。自動切替/完了通知制御部206は、自動切替設定情報がEnableとなっていない場合は、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
自動切替設定情報がEnableとなっている場合、自動切替/完了通知制御部206は、入力装置22及び表示装置24を第2のOS200側に対応付けることを指示する入出力切替信号を出力するように、入出力切替部26に指示する(S448)。すなわち、入力装置22及び表示装置24を第2のOS200側に切り替える。
[関連アプリデータローカルテーブルの更新、全体フロー]
以下、関連アプリデータローカルテーブル120の更新処理について説明する。関連アプリデータローカルテーブル120の更新処理は、サーバ装置500の機能を利用して行われる。サーバ装置500は、機能構成として、関連アプリデータマスターテーブル生成部502と、関連アプリデータマスターテーブル504と、関連アプリデータ通知部506と、を備える。
図9は、サーバ装置500が情報処理装置1から受信する起動アプリログ及び切替情報を統合した起動アプリログ統合データ508と、これに基づき生成される関連アプリデータマスターテーブル504の一例である。
起動アプリログ送信部118は、第1のOS100側のアプリ112のうち、起動したアプリ112の種類と起動時刻を含む起動アプリログをサーバ装置500に送信する。起動アプリログ送信部214は、第2のOS200側のアプリ208のうち、起動したアプリ208の種類と起動時刻を含む起動アプリログをサーバ装置500に送信する。
また、入出力切替部26は、画面出力切替を行った時刻を含む切替情報をサーバ装置500に送信する。
サーバ装置500は、これらの受信した情報を統合し、図9に示す起動アプリログ統合データ508を作成する。
更に、サーバ装置500(関連アプリデータマスターテーブル生成部502)は、起動アプリログ統合データ508に基づき、アプリ間を関連付ける処理を行って関連アプリデータマスターテーブル504を生成する。
サーバ装置500は、例えば、(1)アプリ112の終了から所定時間以内にアプリ208が起動された場合、(2)アプリ112の起動中に画面出力切替を伴ってアプリ208が起動された場合に、アプリ112とアプリ208に関連性があると判断する。そして、サーバ装置500は、関連性があると判断したアプリ112とアプリ208の対を関連アプリデータマスターテーブル504に登録する。サーバ装置500は、図9に示した例では、アプリ112に含まれるアプリAとアプリ208に含まれるアプリB、及びアプリ112に含まれるアプリXとアプリ208に含まれるアプリYに、それぞれ関連性があると判断する。
そして、サーバ装置500(関連アプリデータ通知部506)は、関連アプリデータマスターテーブル生成部502が生成した関連アプリデータマスターテーブル504を、情報処理装置1に送信する。
図10は、第1実施例に係るサーバ装置500により実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、サーバ装置500は、第1のOS100側の起動アプリログを取得し(S500)、第2のOS200側の起動アプリログを取得し(S502)、切替情報を取得する(S504)。
次に、サーバ装置500は、取得した起動アプリログと切替情報から情報処理装置1の起動アプリログ統合データ508を作成する(S506)。
次に、サーバ装置500は、各OS上のアプリ間で関連性があるか否かを判定する(S508)。各OS上のアプリ間で関連性が無い場合、サーバ装置500は、S500に戻り次の情報を取得する。アプリ間の関連性は、例えば前述した規則に従って判定される。
各OS上のアプリ間で関連性がある場合、サーバ装置500は、各アプリを関連付けて関連アプリデータマスターテーブル504に登録し(S510)、情報処理装置1に対して関連アプリデータマスターテーブル504を送信する(S512)。
情報処理装置1では、受信した関連アプリデータマスターテーブル504に基づいて、関連アプリデータローカルテーブル120を更新する。関連アプリデータローカルテーブル120の更新は、例えば受信した関連アプリデータマスターテーブル504をそのまま上書き保存することによって行われてもよいし、情報処理装置1上のローカルデータの一部を消去せずに保持してもよい。
図11は、情報処理装置1によって実行される関連アプリデータローカルテーブル120の更新を含めた全体処理の流れを示すフローチャートの一例である。なお、S612〜S620の各処理の詳細については、図5〜8において既に説明した通りである。
まず、情報処理装置1は、いずれかのアプリが起動されたか否かを判定し(S600)、いずれかのアプリが起動された場合には、起動アプリログ送信部118又は起動アプリログ送信部214がアプリ起動ログをサーバ装置500に送信する(S602)。
次に、情報処理装置1は、表示画面の切替が行われたか否かを判定し(S604)、表示画面の切替が行われた場合には、入出力切替部26が切替情報をサーバ装置500に送信する(S606)。
次に、情報処理装置1は、関連アプリデータマスターテーブル504を受信したか否かを判定し(S608)、関連アプリデータマスターテーブル504を受信した場合には、関連アプリデータローカルテーブル120を更新する(S610)。
次に、情報処理装置1は、アプリ112が起動中であるか否かを判定し(S612)、アプリ112が起動中である場合には、関連アプリデータローカルテーブル120に該当するアプリ112が存在するか否かを判定する(S614)。
関連アプリデータローカルテーブル120に該当するアプリ112が存在する場合、情報処理装置1は、関連アプリデータローカルテーブル120において当該アプリに対応付けられたアプリ208を起動させる(S616)。
そして、情報処理装置1は、アプリ208の起動が完了するまで待機し(S618)、アプリ208の起動が完了するとユーザへの通知や自動切替を行う(S620)。
このような処理によって、アプリ112とアプリ208の関連付けが適切になされ、ユーザが普段から連続して使用しているアプリについては、煩わしい操作をユーザに強いることなく、スムーズなアプリの切替を行うことができる。この結果、情報処理装置1の利便性を向上させることができる。
[まとめ]
以上説明した本実施例の情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置によれば、情報処理装置の利便性を向上させることができる。
<第2実施例>
以下、図面を参照し、本発明の第2実施例に係る情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置について説明する。
図12は、本発明の第2実施例に係る情報処理装置1〜n、及びサーバ装置500の機能構成例である。図示するように、本実施例では、複数の情報処理装置1〜nとサーバ装置500が協働して情報処理システムを構成する。各情報処理装置の有するハードウエア構成及び機能構成は第1実施例と共通するため、入出力切替部26、起動アプリログ送信部118、214、関連アプリデータローカルテーブル120を除き、図示を省略する。
第2実施例に係るサーバ装置500は、各情報処理装置1〜nに対応した関連アプリデータマスターテーブル生成部502(1)〜502(n)と関連アプリデータマスターテーブル504(1)〜504(n)を備える。また、第2実施例に係るサーバ装置500は、各情報処理装置1〜nに対応した関連アプリデータテーブル選択部510(1)〜510(n)と、関連アプリデータ通知部506(1)〜506(n)を備える。更に、第2実施例に係るサーバ装置500は、関連アプリデータ統計テーブル生成部512と、関連アプリデータ統計テーブル514を備える。以下、対応する情報処理装置を区別しないときは、()書きを省略し、単に関連アプリデータテーブル選択部510等と表記する。
関連アプリデータ統計テーブル生成部512は、各情報処理装置1〜nに対応して生成された関連アプリデータマスターテーブル504(1)〜504(n)に対して統計処理を行い、関連アプリデータ統計テーブル514を生成する。各関連アプリデータマスターテーブル504の生成手法は、第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
図13は、関連アプリデータマスターテーブル504(1)〜(3)に基づいて関連アプリデータ統計テーブル514が生成される様子を示す図である。図示するように、関連アプリデータ統計テーブル生成部512は、各関連アプリデータマスターテーブルに記述されたアプリの組に対して、アプリ112を基準として、アプリ112がどのアプリ208に関連付けられるかの割合を統計値として算出する。
関連アプリデータテーブル選択部510は、関連アプリデータ統計テーブル514から、アプリ112を含む複数のアプリの組のうち、例えば最も統計値の大きいアプリの組を選択する。図14は、関連アプリデータテーブル選択部510によってアプリの組が選択される様子を示す図である。
関連アプリデータ通知部506は、対応する関連アプリデータテーブル選択部510が選択したアプリの組を集めたデータを、対応する情報処理装置に送信する。図15は、情報処理装置1〜3から収集した起動アプリログに基づいてサーバ装置500が統計処理を行った結果、情報処理装置4の関連アプリデータローカルテーブル120(4)が更新される様子を示す図である。
図16は、第2実施例に係るサーバ装置500により実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、関連アプリデータ統計テーブル生成部512が、各情報処理装置についての関連アプリデータマスターテーブル504を取得する(S700)。
次に、関連アプリデータ統計テーブル生成部512が、各関連アプリデータマスターテーブル504において関連付けされている各アプリの組み合わせの割合を算出する(S702)。本ステップの処理は、前述のようにアプリ112を基準として、アプリ112がどのアプリ208に関連付けられているかの割合を算出することにより行われる。
次に、関連アプリデータ統計テーブル生成部512が、算出した割合を含むアプリの統計情報を、関連アプリデータ統計テーブル514に登録する(S704)。
次に、各関連アプリデータ選択部が、関連アプリデータ統計テーブル514を参照し(S706)、統計値の高いアプリの組が、対応する関連アプリデータマスターテーブル504と一致するか否かを判定する(S708)。
各関連アプリデータ選択部510は、統計値の高いアプリの組が関連アプリデータマスターテーブル504と一致する場合には、関連アプリデータマスターテーブル504に格納されたアプリの組を関連アプリデータ通知部506に送信する(S710)。一方、一致しない場合には、各関連アプリデータ選択部510は、例えば関連アプリデータマスターテーブル504に格納されたアプリの組と、統計値の高いアプリの組の双方を関連アプリデータ通知部506に送信する(S712)。
そして、関連アプリデータ通知部506が、受信したアプリの組を、対応する情報処理装置に送信する(S714)。なお、この際に関連アプリデータ通知部506は、各アプリの組に関する統計値、及びいずれのアプリの組が統計値の高いアプリの組であるかを示す識別子等を併せて送信してもよい。
このようにサーバ装置500における統計処理を経て生成されたアプリの組に関する情報を受信すると、各情報処理装置では、受信した情報に基づいて関連アプリデータローカルテーブル120を更新する。
上記のようにサーバ装置500から受信する情報には、あるアプリ112に対して複数のアプリ208が対応付けられている場合があり得る(図16のS712参照)。この場合、情報処理装置では、例えばユーザが選択可能なアプリ208のダイアログを表示し、ユーザが選択した方のアプリ208を起動させるものとしてもよい。また、サーバ装置500における統計処理によって選択されたアプリの組が所定の条件を満たす場合には、ダイアログを表示せず、当該アプリの組に基づいて決定されるアプリ208を起動させてもよい。所定の条件とは、例えば統計値が閾値(例えば80[%]程度)以上である場合等である。また、自動切替設定情報がDisableとなっている場合には、ユーザが選択可能なアプリ208のダイアログを表示してユーザが選択した方のアプリ208を起動させ、自動切替設定情報がEnableとなっている場合は自動的にアプリ208を起動させてもよい。
図17は、自動切替設定情報に応じてアプリ切替を行う際の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
まず、情報処理装置は、自動切替設定がEnableとなっているかDisableとなっているかを判定する(S800)。
自動切替設定がDisableとなっている場合、情報処理装置は、関連アプリデータローカルテーブル120から起動中のアプリ112に関連付けられた一以上のアプリ208(候補となるアプリ208)を抽出し、統計値と共に表示する(S802)。
そして、情報処理装置は、ユーザがいずれかのアプリ208を選択するまで待機し(S804)。他OSアプリ起動コマンドを第2のOS200側に送信する(S806)。
一方、情報処理装置は、自動切替設定がEnableとなっている場合には、アプリ208の表示を行わず、単に他OSアプリ起動コマンドを第2のOS200側に送信する(S806)。なお、情報処理装置は、自動切替設定がEnableとなっている場合であっても、サーバ装置500における統計処理によって選択されたアプリの組の統計値が閾値未満であるような場合には、S802に進み、候補となるアプリ208を表示してもよい。
このような処理によって、アプリ112とアプリ208の関連付けが適切になされ、ユーザが普段から連続して使用しているアプリについては、煩わしい操作をユーザに強いることなく、スムーズなアプリの切替を行うことができる。また、他の情報処理装置における起動アプリログを反映したアプリの組についての情報がサーバ装置500から入力されるため、あるユーザが今まで知らなかった関連するアプリの組に関して提示がなされ、情報処理装置の利便性を更に向上させることができる。
[まとめ]
以上説明した本実施例の情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置によれば、情報処理装置の利便性を向上させることができる。
<第3実施例>
以下、図面を参照し、本発明の第3実施例に係る情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置について説明する。
図18は、本発明の第3実施例に係る情報処理装置1〜n、及びサーバ装置500の機能構成例である。図示するように、本実施例は、複数の情報処理装置1〜nとサーバ装置500が協働して情報処理システムを構成する。各情報処理装置の有するハードウエア構成及び機能構成は第1実施例と共通するため、入出力切替部26、起動アプリログ送信部118、214、関連アプリデータローカルテーブル120を除き、図示及び説明を省略する。
第3実施例に係るサーバ装置500は、各情報処理装置1〜nに対応したログデータ蓄積部516(1)〜516(n)を備える。その他の構成に関しては第2実施例と同様であるため、同一の符号を付して説明する。以下、対応する情報処理装置を区別しないときは、()書きを省略し、単に関連アプリデータテーブル選択部510等と表記する。
第3実施例に係る関連アプリデータマスターテーブル生成部502は、ログデータ蓄積部516が起動アプリログを蓄積して作成した起動アプリログ統合データ508に基づいて、統計値が付与された関連アプリデータマスターテーブル504を生成する。
図19は、関連アプリデータマスターテーブル生成部502により関連アプリデータマスターテーブル504が生成される様子を示す図である。第3実施例の関連アプリデータマスターテーブル生成部502は、起動アプリログ統合データ508におけるアプリの出現頻度に基づいて、アプリ112を基準として、アプリ112がどのアプリ208に関連付けられるかの割合を統計値として算出する。
第2実施例では、関連アプリデータマスターテーブル504は、各情報処理装置について、あるアプリ112に一のアプリ208のみが関連付けられたものであった。これに対し、第3実施例における関連アプリデータマスターテーブル504は、各情報処理装置について、あるアプリ112に関連付けられるアプリ208は複数存在することがあり、各アプリ208に対して統計値が付与されたものとなる。
これに対し関連アプリデータ統計テーブル生成部512は、各関連アプリデータマスターテーブル504に付与された統計値を反映させて関連アプリデータ統計テーブル514を生成する。図20は、関連アプリデータマスターテーブル504(1)〜(3)に基づいて関連アプリデータ統計テーブル514が生成される様子を示す図である。
係る処理の結果、関連アプリデータ統計テーブル514は、各情報処理装置における起動アプリの偏りを反映したものとなり、より正確にアプリ間の関連性を再現したものとなる。
そして、第3実施例に係る関連アプリデータ選択部510は、関連アプリデータマスターテーブル504における統計値を、関連アプリデータ統計テーブル514よりも優先して反映させ、情報処理装置に送信するアプリの組を選択する。図21は、情報処理装置1〜3から収集した起動アプリログに基づいてサーバ装置500が統計処理を行った結果、情報処理装置1の関連アプリデータローカルテーブル120(1)が更新される様子を示す図である。図示するように、関連アプリデータローカルテーブル120(1)では、アプリAに関連付けられたアプリ208に関しては、自己が送信した起動アプリログに準じた統計値が付与されている。一方、関連アプリデータマスターテーブル504(1)に含まれていないアプリXに関連付けられたアプリ208に関しては、関連アプリデータ統計テーブル514に準じた統計値が付与されている。この結果、ユーザが連続して起動させたアプリの関連性を優先しつつ、他の情報処理装置から収集した起動アプリログを適度に反映させた内容で関連アプリデータローカルテーブル120が更新される。
図22は、第3実施例に係るサーバ装置500により実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、サーバ装置500は、第1のOS100側の起動アプリログを取得し(S900)、第2のOS200側の起動アプリログを取得し(S902)、切替情報を取得する(S904)。
次に、サーバ装置500は、取得した起動アプリログをログデータ蓄積部516に蓄積し、起動アプリログ統合データ508を作成する(S906)。
次に、サーバ装置500は、一定量のログがログデータ蓄積部516に蓄積されているか否かを判定する(S908)。一定量のログがログデータ蓄積部516に蓄積されていない場合、サーバ装置500は、S900に戻り次のデータを取得する。
一定量のログがログデータ蓄積部516に蓄積されると、関連アプリデータマスターテーブル生成部502が、統計値が付与された関連アプリデータマスターテーブル504を生成する(S910)。
図23は、第3実施例に係るサーバ装置300により実行される、関連アプリデータ統計テーブルの作成と、関連アプリデータマスターテーブル504との比較に関するフローチャートである。
まず、関連アプリデータ統計テーブル生成部512が、各情報処理装置についての関連アプリデータマスターテーブル504の情報を取得する(S1000)。
次に、関連アプリデータ統計テーブル生成部512は、各関連アプリデータマスターテーブル504について関連付けされているアプリの組み合わせの割合を集計し、全体としてのアプリの組み合わせの割合を算出する(S1002)。
次に、関連アプリデータ統計テーブル生成部512は、算出したアプリの組み合わせの割合を関連アプリデータ統計テーブル514に登録する(S1004)。なお、関連アプリデータ統計テーブル生成部512は、既に関連アプリデータ統計テーブル514に登録されている割合に、今回S1002で算出した割合を追加して再度平均を求める等して、関連アプリデータ統計テーブル514を更新してもよい。
次に、関連アプリデータ選択部510が、関連アプリデータ統計テーブル514と関連アプリデータマスターテーブル504を比較して、使用割合が高いアプリの組に関する情報を関連アプリデータ通知部506に送信する(S1006)。
次に、関連アプリデータ通知部506が、情報処理装置に対してアプリの組に関する情報を送信する(S1008)。
サーバ装置500からアプリの組に関する情報を受信した後の情報処理装置の処理については、第2実施例と同様であるため、詳細な説明を省略する。情報処理装置は、自動切替設定や統計値の比較等に基づき、ユーザにアプリ208の起動を提案したり、自動的に起動させたりする。
このような処理によって、アプリ112とアプリ208の関連付けが適切になされ、ユーザが普段から連続して使用しているアプリについては、煩わしい操作をユーザに強いることなく、スムーズなアプリの切替を行うことができる。また、他の情報処理装置における起動アプリログを反映したアプリの組についての情報がサーバ装置500から入力されるため、あるユーザが今まで知らなかった関連するアプリの組に関して提示がなされ、情報処理装置の利便性を更に向上させることができる。
[まとめ]
以上説明した本実施例の情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報処理装置によれば、情報処理装置の利便性を向上させることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記各実施例では、アプリ112からアプリ208への切替についてのみ言及したが、アプリ208からアプリ112への切替についても同様の処理が行われてもよい。
また、第1のOS100と第2のOS200が同じプラットフォーム上で動作することを例示したが、第1のOS100と第2のOS200が異なるプラットフォーム上で動作するものであってもよい。図24は、他の実施例に係る情報処理装置の機能構成例である。本図では、第1のOS100はプラットフォーム51上で動作し、第2のOS200はプラットフォーム52上で動作する。係る構成では、第1のOS100が起動状態である間、第2のOS200は電源をオフにして休止状態とされることができる。従って、第1のOS100上で動作する他OS起動状態判断部122が第2のOS200の起動状態を判断し、第1のOS100からアプリ208の起動指示を行うのに先立って、第2のOS200の起動を第2のOS用電源制御部216に要求する。
以上の説明に関し、さらに以下の項を開示する。
(付記1)
第1のオペレーティングシステムを実行する第1の処理部または第2のオペレーティングシステムを実行する第2の処理部を選択的にユーザーインターフェースへ切り替える切り替え部と、前記第1のオペレーティングシステム上で動作する第1のアプリケーションプログラムが前記第2のオペレーティングシステム上で動作する第2のアプリケーションプログラムに対応付けられたデータテーブルを記憶する記憶部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置が、アプリケーションプログラムの起動に関する情報をサーバ装置に送信し、
前記サーバ装置が、前記情報処理装置から受信した情報に基づいてアプリケーションプログラム間を関連付ける処理を行い、処理結果を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置が、前記サーバ装置から受信した処理結果に基づいて前記データテーブルを更新し、前記切り替え部が前記第1の処理部を前記ユーザーインターフェースへ切り替えた状態で、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする、情報処理装置の制御方法。
(付記2)
前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行ってアプリケーションプログラム間を関連付ける処理を行うことを特徴とする、
付記1記載の情報処理装置の制御方法。
(付記3)
前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置のうち一の情報処理装置から受信した情報から導出されるアプリケーションプログラム間の関連付けと、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行って得られるアプリケーションプログラム間の関連付けが一致しない場合には、該一致しないアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を該当する情報処理装置に送信し、
前記該当する情報処理装置は、前記サーバ装置から受信したアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を前記データテーブルに記憶させ、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムが複数存在する場合には、該複数の第2のアプリケーションプログラムのいずれか起動させるかユーザが決定する操作を受け付けることを特徴とする、
付記2記載の情報処理装置の制御方法。
(付記4)
第1のオペレーティングシステムを実行する第1の処理部と、
第2のオペレーティングシステムを実行する第2の処理部と、
前記第1の処理部または前記第2の処理部を選択的にユーザーインターフェースへ切り替える切り替え部と、
前記第1のオペレーティングシステム上で動作する第1のアプリケーションプログラムが前記第2のオペレーティングシステム上で動作する第2のアプリケーションプログラムに対応付けられたデータテーブルを記憶する記憶部と、
前記アプリケーションプログラムの起動に関する情報をサーバ装置に送信する起動情報送信部と、を備え、
前記サーバ装置において行われるアプリケーションプログラム間を関連付ける処理の結果を前記サーバ装置から受信し、該処理結果に基づいて前記データテーブルを更新し、
前記切り替え部が前記第1の処理部を前記ユーザーインターフェースへ切り替えた状態で、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする、
情報処理装置。
(付記5)
前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行ってアプリケーションプログラム間を関連付ける処理を行うことを特徴とする、
付記4記載の情報処理装置。
(付記6)
前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置のうち一の情報処理装置から受信した情報から導出されるアプリケーションプログラム間の関連付けと、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行って得られるアプリケーションプログラム間の関連付けが一致しない場合には、該一致しないアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を該当する情報処理装置に送信し、
前記該当する情報処理装置は、前記サーバ装置から受信したアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を前記データテーブルに記憶させ、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムが複数存在する場合には、該複数の第2のアプリケーションプログラムのいずれか起動させるかユーザが決定する操作を受け付けることを特徴とする、
付記5記載の情報処理装置。
(付記7)
第1のオペレーティングシステムを実行する第1の処理部または第2のオペレーティングシステムを実行する第2の処理部を選択的にユーザーインターフェースへ切り替える切り替え部と、前記第1のオペレーティングシステム上で動作する第1のアプリケーションプログラムが前記第2のオペレーティングシステム上で動作する第2のアプリケーションプログラムに対応付けられたデータテーブルを記憶する記憶部と、を備える情報処理装置の制御プログラムであって、
前記情報処理装置に、
アプリケーションプログラムの起動に関する情報をサーバ装置に送信させ、
前記サーバ装置において行われるアプリケーションプログラム間を関連付ける処理の結果を前記サーバ装置から受信し、該受信した処理結果に基づいて前記データテーブルを更新させ、
前記切り替え部が前記第1の処理部を前記ユーザーインターフェースへ切り替えた状態で、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする、情報処理装置の制御プログラム。
(付記8)
前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行ってアプリケーションプログラム間を関連付ける処理を行うことを特徴とする、
付記7記載の情報処理装置の制御プログラム。
(付記9)
前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置のうち一の情報処理装置から受信した情報から導出されるアプリケーションプログラム間の関連付けと、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行って得られるアプリケーションプログラム間の関連付けが一致しない場合には、該一致しないアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を該当する情報処理装置に送信し、
前記該当する情報処理装置は、前記サーバ装置から受信したアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を前記データテーブルに記憶させ、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムが複数存在する場合には、該複数の第2のアプリケーションプログラムのいずれか起動させるかユーザが決定する操作を受け付けることを特徴とする、
付記8記載の情報処理装置の制御プログラム。
1 情報処理装置
10 CPU
12 ドライブ装置
14 記憶媒体
16 補助記憶装置
18 メモリ装置
20 インターフェース装置
22 入力装置
24 表示装置
26 入出力切替部
50、51、52 プラットフォーム
100 第1のOS
102 アプリ状態監視部
104 アプリ起動/終了処理部
106 自動切替/完了通知制御部
108 他OSアプリ起動コマンド生成部
110 入出力自動切替設定部
112 アプリ
114 入力制御部
116 画面出力構成部
118 起動アプリログ送信部
120 関連アプリデータローカルテーブル
200 第2のOS
202 アプリ状態監視部
204 アプリ起動/終了処理部
206 アプリ起動コマンド解読部
208 アプリ
210 入力制御部
212 画面出力構成部
214 起動アプリログ送信部
500 サーバ装置
502 関連アプリマスターテーブル生成部
504 関連アプリマスターテーブル
506 関連アプリデータ通知部
508 起動アプリログ統合データ
510 関連アプリデータテーブル選択部
512 関連アプリデータ統計テーブル生成部
514 関連アプリデータ統計テーブル
516 ログデータ蓄積部

Claims (5)

  1. 第1のオペレーティングシステムを実行する第1の処理部または第2のオペレーティングシステムを実行する第2の処理部を選択的にユーザーインターフェースへ切り替える切り替え部と、前記第1のオペレーティングシステム上で動作する第1のアプリケーションプログラムが前記第2のオペレーティングシステム上で動作する第2のアプリケーションプログラムに対応付けられたデータテーブルを記憶する記憶部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、アプリケーションプログラムの起動に関する情報をサーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置が、前記情報処理装置から受信した情報に基づいてアプリケーションプログラム間を関連付ける処理を行い、処理結果を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が、前記サーバ装置から受信した処理結果に基づいて前記データテーブルを更新し、前記切り替え部が前記第1の処理部を前記ユーザーインターフェースへ切り替えた状態で、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする、情報処理装置の制御方法。
  2. 前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行ってアプリケーションプログラム間を関連付ける処理を行うことを特徴とする、
    請求項1記載の情報処理装置の制御方法。
  3. 前記サーバ装置は、複数の前記情報処理装置のうち一の情報処理装置から受信した情報から導出されるアプリケーションプログラム間の関連付けと、複数の前記情報処理装置から受信した情報に対する統計処理を行って得られるアプリケーションプログラム間の関連付けが一致しない場合には、該一致しないアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を該当する情報処理装置に送信し、
    前記該当する情報処理装置は、前記サーバ装置から受信したアプリケーションプログラム間の関連付けの双方を前記データテーブルに記憶させ、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムが複数存在する場合には、該複数の第2のアプリケーションプログラムのいずれか起動させるかユーザが決定する操作を受け付けることを特徴とする、
    請求項2記載の情報処理装置の制御方法。
  4. 第1のオペレーティングシステムを実行する第1の処理部と、
    第2のオペレーティングシステムを実行する第2の処理部と、
    前記第1の処理部または前記第2の処理部を選択的にユーザーインターフェースへ切り替える切り替え部と、
    前記第1のオペレーティングシステム上で動作する第1のアプリケーションプログラムが前記第2のオペレーティングシステム上で動作する第2のアプリケーションプログラムに対応付けられたデータテーブルを記憶する記憶部と、
    前記アプリケーションプログラムの起動に関する情報をサーバ装置に送信する起動情報送信部と、を備え、
    前記サーバ装置において行われるアプリケーションプログラム間を関連付ける処理の結果を前記サーバ装置から受信し、該処理結果に基づいて前記データテーブルを更新し、
    前記切り替え部が前記第1の処理部を前記ユーザーインターフェースへ切り替えた状態で、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする、
    情報処理装置。
  5. 第1のオペレーティングシステムを実行する第1の処理部または第2のオペレーティングシステムを実行する第2の処理部を選択的にユーザーインターフェースへ切り替える切り替え部と、前記第1のオペレーティングシステム上で動作する第1のアプリケーションプログラムが前記第2のオペレーティングシステム上で動作する第2のアプリケーションプログラムに対応付けられたデータテーブルを記憶する記憶部と、を備える情報処理装置の制御プログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    アプリケーションプログラムの起動に関する情報をサーバ装置に送信させ、
    前記サーバ装置において行われるアプリケーションプログラム間を関連付ける処理の結果を前記サーバ装置から受信し、該受信した処理結果に基づいて前記データテーブルを更新させ、
    前記切り替え部が前記第1の処理部を前記ユーザーインターフェースへ切り替えた状態で、前記データテーブルにおいて起動中の前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた前記第2のアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする、情報処理装置の制御プログラム。
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