JP2006154028A - 光フィルタモジュールおよび光の入射角調整方法 - Google Patents

光フィルタモジュールおよび光の入射角調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 調芯工程数を大幅に節約し、従来必要とされた入射角を回転調整する各別の機構を不要とする光フィルタモジュールを提供する。
【解決手段】 第1の光ファイバ1からの入射光を集光するスペーサ2および柱状のロッドレンズ3より成る第1のコリメート部100と、光フィルタ5からの平行光を出力側の第2の光ファイバ12に集光するロッドレンズ10およびスペーサ11より成る第2のコリメート部200を、同一基板61上に形成された同一光軸を有する第1の断面V字溝71に配置する。そして、光フィルタ5への光の入射角は、第1の光ガイド4を光軸周りに回転し、或いは任意の角度をもつ端面に光フィルタ5が成膜形成された円筒状の光フィルタ付光ガイド52を光軸周りに回転して調整される。また、押え板60を回転方向にずらすことで光フィルタを光軸周りに回転調整、固定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光フィルタモジュールおよび光の入射角調整方法に関する。
図6を参照して従来例を説明する。
図6に図示される光フィルタモジュールにおいて、光の入射角によって特性が変化する狭帯域光フィルタ41はホルダ46に保持されている。このホルダ46は、その下端部を回転軸47を介して円筒状のコリメータ支持筒44の下部に回動可能に支持され、その上端部を偏芯ピン50により矢印方向に駆動変位せしめられる。ここで、狭帯域光フィルタ41を保持するホルダ46を、回転軸47の周りに駆動変位せしめることにより、狭帯域光フィルタ41に入射する入射光線49の入射角を調整することができる(特許文献1 参照)。
図6(b)は他の従来例を説明する図である。
光の入射角によって特性が変化する狭帯域光フィルタ41は、円筒状のホルダ46の内部に一体形成されるフィルタ支持板46aに保持されている。このフィルタ支持板46aはホルダ46の軸に関して傾斜した状態でホルダ46に固定されている。そして、このホルダ46は円筒状のコリメータ支持筒44に同軸に、回転可能に取り付けられ、任意の回転位置で固定される。ここで、狭帯域光フィルタ41を保持するホルダ46を、回転軸47の周りに回転させることにより、狭帯域光フィルタ41に入射する入射光線49の入射角を調整することができる。ホルダ46が狭帯域光フィルタ41を回転軸47の垂線に対して保持する傾き角をαとして取り付け面を形成することで、同心円筒のホルダ46の半回転を調整角の±αに対応させて微調整していた。ここで、入射光線49のコリメータ支持筒44の光軸、即ち、回転軸47となす角をβとすると、狭帯域光フィルタ41への入射角は、ホルダ46を回転することにより|β−α|〜|β+α|の範囲内で調整することができる。しかし、従来例には、下記の問題点があった。
(1) 光の入射角を調整するために、狭帯域光フィルタを保持する構造以外に、狭帯域光フィルタを保持して傾斜させたり、或いは回動させる各別の構造が必要であり、入射角を調整する構造全体が複雑となり、これが光フィルタモジュールのコストアップと大型化につながる。
(2) 図6(a)、(b)に示される如く、光フィルタモジュールは、1対のコリメータ支持筒44、コリメータレンズ43、光ファイバ42より成り、光部品それぞれの相互関係は、寸法精度的に10μm以内を確保する必要があるが、これは不可能なことである。仮に可能としても、超精密加工が必要となり現実的でない。
例えば、入出力側光ファイバ42がシングルモード光ファイバの場合、コア−径が約10μmであるので、光の結合損失を低減するには、X,YおよびZ方向およびX,Y軸に対する角度の調芯が必要となる。先ず、左側の光ファイバ42のX,YおよびZ方向およびX,Y軸に対する角度の調芯後、光ファイバ42とホルダ44との間のYAG溶接或いは接着による固定が行われる。次に、右側の光ファイバ42とホルダ44も同様に仮調芯の後にフィルタ41が最適位置に調整され仮固定される。その後、光ファイバ42とホルダ44が再調芯されて固定されたの後、フィルタ41が再調整されてホルダ46がコリメータ支持筒44に固定される。この様に、入力側光ファイバ44および出力側光ファイバ44の調芯にかなりの工数を要していた。
次に、光の入射角によって特性が変化する狭帯域光フィルタのフィルタ特性を図7を参照して説明する。
狭帯域光フィルタの特性は、特許文献1において説明されている。これによれば、狭帯域光フィルタの透過中心波長と入射角の関係は、入射角が5°付近における透過中心波長の入力角依存性として約1nm/degであると説明されている。それは、図7(d)に示される様に、角度によりフィルタの透過特性が実線から破線にシフトすることを示している。
図7(a)〜(c)は光増幅器の利得を補正する狭帯域光フィルタの波長特性について説明する図であり、図7(a)は、例えば、或るファイバアンプの光増幅器の利得の波長特性を示したもので、波長に対して決してフラットではない。そこで、光増幅器からの出力を図7(b)に示される様な特性、即ち、光増幅器の利得と反対の特性を有するフィルタ特性を作り上げることで、図7(c)に示される様な使用波長全域に亘って平坦な利得を持たせようとするものである。図7(a)、(b)の光増幅器、狭帯域光フィルタのグラフにおいて、光増幅器の53、54の領域部分は特性が急に変化している。これに対応している狭帯域光フィルタの56、57の領域部分は、特性が緩やかな55、58の部分と比較して、フィルタ特性が遙かに厳密になる。即ち、特性が急なところでは製造条件、入射角に関して特性が影響を受けやすくなる。そこで、上述した狭帯域フィルタと同様に、入射角を厳密に押さえ込む必要が出てくる。
これらの狭帯域光フィルタは、入射角を或る1点に設定して設計されるが、実際その設計に基づき製作されたものは、必ずしもその様には出来上がらない。光増幅器の利得補正のための狭帯域光フィルタの実施例においては、設定値の±0.5°〜±2°は、成膜作製条件によって変化する。そのために、狭帯域光フィルタをモジュールに実装する時にその都度、入射角を調整することが必要となる。
特開平5−72411号 公報
従って、この発明は、光の入射角によりフィルタ特性が変化する光学的成膜素子より成る光フィルタを有する狭帯域の光フィルタモジュールにおいて、所望の最適特性を発揮する様に光学的成膜素子に入射する光の入射角を調整する構成を有する上に、同一或いは平行の光軸の断面V字溝に光学部品を配置することにより調芯を簡便にし、狭帯域光フィルタへの光の入射角を調整する回転機構が不要であり、光部品の抑え板を狭帯域光フィルタへの光の入射角を調整する部材として兼用して各別の回転機構を必要としない光フィルタモジュールを提供するものである。
入射側の第1の光ファイバ1と、第1の光ファイバ1からの入射光を集光するスペーサ2および柱状のロッドレンズ3より成る第1のコリメート部100と、光フィルタ5からの平行光を出力側の第2の光ファイバ12に集光するロッドレンズ10およびスペーサ11より成る第2のコリメート部200を、同一基板61上に形成された同一光軸を有する第1の断面V字溝71に配置する。そして、光フィルタ5への光の入射角は、第1の断面V字溝71に配置した光ガイド組み立て体の内の前段の第1の光ガイド4を光軸周りに回転して調整するか、或いは任意の角度をもつ端面に光フィルタ5が成膜形成された円筒状の光フィルタ付光ガイド52を光軸周りに回転して調整される。また、光ガイド組み立て体或いは光フィルタ付光ガイド52を光軸周りに回転させる構成の光フィルタモジュールは、これらを断面V字溝71が形成される基板61に固定する押え板60を具備して、これを回転方向にずらすことで光軸周りに回転調整する。
この発明によれば、入射側の第1の光ファイバ1と、第1の光ファイバ1からの入射光を集光するスペーサ2および柱状のロッドレンズ3より成る第1のコリメート部100と、光フィルタ5からの平行光を出力側の第2の光ファイバ12に集光するロッドレンズ10およびスペーサ11より成る第2のコリメート部200を、同一基板61上に形成された同一光軸を有する第1の断面V字溝71に配置したことにより、Y方向、X、Y軸周りのアオリの調芯が不要となり、調芯工程数を大幅に節約することができる。
そして、光フィルタ5への光の入射角は、第1の断面V字溝71に配置した光ガイド組み立て体の内の前段の第1の光ガイド4を光軸周りに回転して調整するか、或いは任意の角度をもつ端面に光フィルタ5が成膜形成された円筒状の光フィルタ付光ガイド52を光軸周りに回転して調整される。この構成により、図6(b)の円筒状のホルダ46、図6(a)のホルダ46に設けられた回転軸および軸受け機構の如き、従来必要とされた入射角を調整する回転機構は不要となり、光フィルタモジュール全体のサイズの増大、コスト高を解消することができる。
また、光ガイド組み立て体或いは光フィルタ付光ガイド52を光軸周りに回転させる構成の光フィルタモジュールは、これらを断面V字溝71が形成される基板61に固定する押え板60を具備して、これを回転方向にずらすことで光軸周りに容易に回転調整することができ、回転調整する各別の機構を作らなくて済む。
発明を実施するための最良の形態を図を参照して説明する。
(A) 請求項1および請求項2の発明
図1および図2を参照して説明する。
この請求項1の発明は、第1の光ファイバ1からの光を第1のコリメート部100で平行光に変換し、その平行光を所定の範囲で調整可能とされる入射角で光フィルタ5に入射させ、光フィルタ5からの透過光を第2のコリメート部200で集光して第2の光ファイバ12に結合する。
第1の光ファイバ1、第1のコリメート部100、第2のコリメート部200および第2の光ファイバ12は、すべて光軸を同一にして直列に配置されている。
第1のコリメート部100と第2のコリメート部100との間には、円柱状の側面を有し両端面の一方が軸に対して傾斜せしめられて軸に平行な端面の入射光を反対側の端面から角度φa偏向させて出射する第1の光ガイド4と、光フィルタ5を透明な平行平板の表面に形成してなる光フィルタ板51と、円柱状の側面を有し両端面が軸に対して互いに逆方位に傾斜せしめられて軸に対して角度φa偏向した端面入射光を反対側の端面から軸に対し逆方位に角度φc偏向させて出射する第2の光ガイド6と、円柱状の側面を有し両端面の少なくとも一方が軸に対して傾斜せしめられて軸に対して角度φc偏向した端面入射光を反対側の端面から軸に平行に出射する第3の光ガイド7と、それぞれ光入出射用の両端面が所定の角度をなして互いに非平行とされ一方の端面への入射光を反対側の端面から入射光に対し角度φd偏向させて出射する第4の光ガイド8および第5の光ガイド9とが順に具備されている。第1の光ガイド4、第2の光ガイド6、第3の光ガイド7、第4の光ガイド8、第5の光ガイド9は光ガイド組み立て体を構成している。
第1の光ガイド4は、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、第1のコリメート部100から光を入射し、光軸に対して選択された方位に角度φa偏向した光を出射する。
光フィルタ板51は、板面の法線を光軸に対して所定の方位に角度φb偏向して固定されて、第1の光ガイド4からの光をその選択された方位に従い角度範囲(φb−φa)ないし(φb+φa)の内で調整された入射角で入射する。
第2の光ガイド6は、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、光フィルタ板51からの透過光に整合して選択された回転方位においてその透過光を入射し、光軸に対しその透過光と逆方位に角度φc偏向した光を出射する。
第3の光ガイド7は、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位および光軸方向の並進位置につき選択可能に設置されて、第2の光ガイド6からの光に整合して選択された回転方位においてその光を入射し、光軸に対し平行とされた光を出射する。
第4の光ガイド8と第5の光ガイド9は、第4の光ガイド8への光軸に平行な入射光が第4の光ガイド8と第5の光ガイド9の間隙で光軸に対して角度φd偏向して伝播し第5の光ガイド9から光軸に平行に出射する配置において、第4の光ガイド8と第5の光ガイド9の少なくとも何れか一方が光軸方向の並進位置につき選択可能とされることで間隙の大きさが選択可能に設置されている。そして、この第4の光ガイド8と第5の光ガイド9との間の選択された間隙の大きさおよび第3の光ガイド7の光軸方向の並進位置の選択によって、第5の光ガイド9から光軸に対して一致した光を出射して第2のコリメート部200に結合する。
以上の請求項1の発明の最適の実施例としては、第1の光ガイド4と第2の光ガイド6の対向する面を互いに平行とし、第2の光ガイド6を挟んで第3の光ガイド7側もこれと対称な形状で第2の光ガイド6と対向する面を互いに平行とし、偏向角(φa−φc)とする。
第1ないし第3の光ガイド4、6、7は、調整に際してこの相対的方位を保って常に同じ角度一緒に回転されるのが好適である。
偏向角(φa−φc)の場合、仮に第1の光ガイド4と第2の光ガイド6の間に光フィルタ板51が存在しなければ、第1の光ガイド4と第2の光ガイド6の間と、第2の光ガイド6と第3の光ガイド7の間の間隔を相等しくすることで、第3の光ガイド7において伝播光は光モジュールの光軸に整合されるが、実際には第1の光ガイド4と第2の光ガイド6の間には光フィルタ板51が存在するので、これによる伝播光路のオフセット作用を、第2の光ガイド6と第3の光ガイド7との間の光軸方向の調整、および/或いは第4の光ガイド8と第5の光ガイド9との間の光軸方向の調整で補償しなければならない。
この光フィルタ板51による光路オフセットの方位と大きさとは、第1の光ガイド4から光フィルタ板51に入射する光の方位或いは入射角に依存して変化するので、これを補償する部材は一般的な方位と必要の大きさの範囲とで調整可能でなければならない。それには、図1のx−y面内の独立な2成分方向について光軸位置を調整できればよい。
この発明は、先ず、その第1の成分として光フィルタ板51の傾斜と同一方位(図1においてはx軸方向)に偏向方位を固定した第4の光ガイド8と第5の光ガイド9の間隔を調整可能に設計し、そのz軸方向間隔の調整によって光路のx方向変位をはかる。そして、第2の成分として、揃って回転される第2の光ガイド6と第3の光ガイド7のz軸方向間隔を調整可能とし、その第1の光ガイド4に従う回転方位の選択によって決まるx−y面内方向につき、同様に光路の変位調整を可能とする。この2成分によって、一般的な方位のオフセット調整が可能となる。2成分の方向が一致する場合、即ち、第2の光ガイド6と第3の光ガイド7の作用する偏向の方位が第4の光ガイド8と第5の光ガイド9のそれと一致する場合は、もともと光フィルタ板51による光路オフセット作用が当該一致した方位にのみ存するので、光路の整合には何れか一方の間隔の調整で事足りるのである。
請求項1の発明において、各光ガイド間の対向する面同士は必ずしも上述した通りに平行でなくても、同様の偏向を機能する形状であれば、第2の光ガイド6を除き、例えば図1(b)に示されるく、第1の光ガイド4を(イ)の光ガイドに置換し、第3の光ガイド7を(ロ)の光ガイドに置換し、第1の光ガイド8を(ハ)の光ガイドに置換することもできる。
更に、請求項2の発明は、請求項1に記載される光フィルタモジュールにおいて、第1の光ファイバ1、第1のコリメート部100、第2のコリメート部200、第2の光ファイバ12、第4の光ガイド8および第5の光ガイド9は、すべて同一の外径を有すると共に、基板61に一直線状に形成される第1の断面V字溝71に設置される。そして、第1の光ガイド4、第2の光ガイド6および第3の光ガイド7は、互いに同一の外径を有すると共に、先の基板61に第1の断面V字溝71と平行に形成される第2の断面V字溝72に設置される。光フィルタ板51は、先の基板61に第2の断面V字溝72に対して直交方向より角度φb傾斜して第2の断面V字溝72に交叉して形成される第3の溝に固定される。
以上の請求項1および請求項2の発明の光導波路部品は、光フィルタ板51を除いて軸に平行な側面を有する円柱状の形状の部品であるので、基板61に形成される唯1本の断面V字溝に直線上に設置して位置決め固定すると好適である。なお、溝の断面形状は断面V字とは異なる他の形状であっても差し支えない。但し、回転調整される第1の光ガイド4〜第3の光ガイド7の径が他の部品の径と異なってもよいし、この場合はその径に応じて請求項2の第2の断面V字溝72の深さが第1の断面V字溝71の深さと異なってそれらの中心軸が一直線上に整合されていてもよい。また、例えば、溝の深さが同一であって光ガイドの径が他の部品と異なるなど、光ガイドの回転中心が光軸と一致していなくてもこの発明は実施することができる。
図2および図3を参照して光ガイドの回転制御について説明する。図2は基板61とこれに位置決めされる光ガイド、押え板の相互関係を示す図である。図3は押え板の詳細を示す図であり、図3(a)は第1の光ガイド〜第3の光ガイドの回転制御に使用される押え板、図3(b)は光フィルタ付光ガイドおよびダミー光ガイドの回転制御に使用される押え板である。
基板61は溝を異方性エッチング加工により形成することができるシリコンにより構成し、或いはモールド成型で溝を形成するプラスチックにより構成することができる。
図3(a)に示される第1の光ガイド〜第3の光ガイドの回転制御に使用される押え板60は、光フィルタ板51およびダミー板51’をスリット63を介して逃がしている。図3(b)に示される光フィルタ付光ガイド52およびダミー光ガイド52’の回転制御に使用される押え板60は、スリット63を介して第2の光ガイド6を逃がしている。押え板60の材料は、例えば磨りガラスである。押え板60による光ガイドの回転操作のために、第1の光ガイド4〜第3の光ガイド7の径は第1の光ファイバ1、第2の光ファイバ12その他の他の部品より大きいものとされ、押え板60が他の部品に接触しないy座標高さでこれら光ガイド4〜7だけを押えて回転することができる構成とする。この場合、光フィルタ板51のy座標高さをこれら光ガイド4〜7の外径に達する高さより低くしておいてもよいし、図3に示される如く回転操作において光フィルタ板51が障害とならない様に挿入されるスリットが押え板60に設けられていてもよい。
第4の光ガイド8と第5の光ガイド9の間の間隔の調整については、第4の光ガイド8を単独で溝上を移動調整し、或いは第5の光ガイド9を単独で溝上を移動調整し、或いは、第5の光ガイド9の第2のコリメート部200側端面を光軸に垂直として第2のコリメート部200および第2の光ファイバ12まで接続していてこれらを一体として溝上を移動調整する。
第3の光ガイド7、第4の光ガイド8、第5の光ガイド9の光軸方向の位置調整は、結合光量をモニタしながらマニピュレータで操作して行う。
(B) 請求項3ないし請求項5の発明
図2および図4を参照して説明される請求項3の発明は、上述の請求項1の発明において光フィルタ板51の光路オフセット作用を調整する必要なしに常にこれを補償するダミー板51’を使用し、第3の光ガイド7、第4の光ガイド8、および第5の光ガイド9の光軸方向の調整を不要とするものに相当する。他の点は請求項1の発明と異なるところはない。以下、これを具体的に説明する。
光フィルタ5を透明な平行平板の表面に形成してなる光フィルタ板51と同じ屈折率および厚さを有する透明な平行平板より成るダミー板51’を、第2の光ガイド6と第3の光ガイド7との間に介在させる。このダミー板51’は、板面の法線を光軸に対して光フィルタ板51と逆の方位に角度φb偏向して固定されて、第2の光ガイド6からの光をその選択された方位に従う入射角で入射する。そして、第3の光ガイド7は、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、ダミー板51’からの透過光に整合して選択された回転方位においてその透過光を入射し、光軸に対して一致した光を出射して第2のコリメート部200に結合する構成を採用している。
ここで、請求項5の発明について説明する。請求項5の発明は、請求項2および請求項4に記載される光フィルタモジュールについて、その光の入射角を調整する方法を提供するものである。これを図2をも参照して説明するに、請求項2および請求項4に記載される光フィルタモジュールは、何れも、第1の光ガイド4、第2の光ガイド6および第3の光ガイド7の光軸周りの回転方位は、第2の断面V字溝72に設置されるこれら3つの光ガイドが1枚の押え板60で同時に押えられ、この押え板60を基板61に向けて加圧しながら光軸に対して垂直な方向に移動させることで、同時に第1の光ガイド4、第2の光ガイド6および第3の光ガイド7のすべてを同じ角度だけ回転して方位が選択される。
(C) 請求項6〜請求項8の発明
図2および図5を参照して請求項6の発明を説明する。
請求項6の発明は、光フィルタ5への入射光の方位を固定して光フィルタ5の方を回転可能にした構成である。
この光フィルタモジュールは、第1の光ファイバ1からの光を第1のコリメート部4で平行光に変換し、その平行光を所定の範囲で調整可能とされる入射角で光フィルタ5に入射させ、光フィルタ5からの透過光を第2のコリメート部200で集光して第2の光ファイバ12に結合する。
第1の光ファイバ1、第1のコリメート部100、第2のコリメート部200および第2の光ファイバ12は、すべて光軸を同一にして直列に配置される。
第1のコリメート部100と第2のコリメート部200との間には、第1の光ガイド4と、光フィルタ付光ガイド52と、第2の光ガイド6と、ダミー光ガイド52’と、第3の光ガイド7とがこの順に配列、具備されている。ここで、第1の光ガイド4および第3の光ガイド7は、共に、光入出射用の両端面が所定の角度をなして互いに非平行とされ一方の端面への入射光を反対側の端面から入射光に対し角度φa偏向させて出射する構成を有している。光フィルタ付光ガイド52は、円柱状の側面を有し両端面が互いに平行でその法線が共に軸に対し角度φbの傾斜を有して当該光ガイドの一方の端面に光フィルタ5が形成されており、そして、ダミー光ガイド52’は光フィルタ付光ガイド52と同じ外形と屈折率とを有している。第2の光ガイド6は、光入出射用の両端面の法線が同一面内にあり一方の端面から入射した光を反対側の端面からその入射光に対して角度2φa偏向させて出射する構成を有している。
第1の光ガイド4は、第1のコリメート部100からの光を入射して光軸に対して所定の方位に角度φa偏向した光を出射する。
光フィルタ付光ガイド52は、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、第1の光ガイド4からの光をその選択された方位に従い角度範囲(φa−φb)ないし(φa+φb)の内で調整された入射角で光フィルタ5に入射して再び光軸に対して所定の方位に角度φa偏向した光を出射する。
第2の光ガイド6は、光軸方向に関して第1の光ガイド4と第3の光ガイド7の中間点に位置して、光フィルタ付光ガイド52からの光を入射して光軸に対して上述の所定の方位と逆方位に角度φa偏向した光を出射する。
ダミー光ガイド52’は、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、端面の傾斜の方位が光フィルタ付光ガイド52と逆とされた方位において第2の光ガイド6からの光を入射して再び光軸に対し先の所定の方位と逆方位に角度φa偏向した光を出射する。
第3の光ガイド7は、ダミー光ガイド52’からの光を入射して、光軸に対して一致した光を出射して第2のコリメート部200に結合する。
次いで、図2および図5を参照して請求項7および請求項8の発明を図2および図5を参照して説明する。
請求項7の発明は、請求項6に記載される光フィルタモジュールに、更に、下記の構成を具備する発明である。即ち、第1の光ガイド4、第2の光ガイド6および第3の光ガイド7の光入出射用の両端面以外の側面は円柱状とされ、それらと第1の光ファイバ1、第1のコリメート部100、第2のコリメート部200および第2の光ファイバ12は、すべて同一の外径を有すると共に、基板61に一直線上に形成される第1の断面V字溝71に設置され、光フィルタ付光ガイド52およびダミー光ガイド52’は、基板61に第1の断面V字溝71と平行に形成される第2の断面V字溝72に設置される構成を具備している。光フィルタ付光ガイド52とダミー光ガイド52’とは、同時に同角度回転させると好適である。
請求項8の発明は、請求項7に記載される光フィルタモジュールに、更に、下記の構成を具備する発明である。即ち、光フィルタ付光ガイド52およびダミー光ガイド52’の光軸周りの回転方位は、第2の断面V字溝72に設置されるこれら2つの光ガイド52、52’が1枚の押え板60で同時に押えられ、その押え板60を基板61に向けて押圧しながら光軸に対し垂直な方向に移動させることで、同時に同じ角度だけ回転して方位が調整選択される構成を更に具備している。また、光フィルタ付光ガイド52とダミー光ガイド52’とを他の光部品より大径に作製して他の光部品より高いy座標高さにおいて押え板60で押えられるようにすることもできる。
上述した何れの発明においても、光ガイド組み立て体の調整において回転方位および必要な場合は光軸方向の位置の調整選択を完了した状態において、接着剤、はんだ、或いは熔接その他の固着方法を採用してこれらをその断面V字溝に固定する。
実施例を説明する図。 基板とこれに位置決めされる光ガイド、押え板の相互関係を示す図。 押え板を説明する図。 他の実施例を説明する図。 更なる他の実施例を説明する図。 従来例を説明する図。 光フィルタのフィルタ特性を説明する図。
符号の説明
1 第1の光ファイバ 2 スペーサ
3 ロッドレンズ 4 第1の光ガイド
5 光フィルタ 6 第2の光ガイド
7 第3の光ガイド 8 第4の光ガイド
9 第5の光ガイド 12 第2の光ファイバ
51 光フィルタ板 51’ダミー板
52 光フィルタ付光ガイド 52’ダミー光ガイド
60 押え板 61 基板
63 スリット 71 第1の断面V字溝
72 第2の断面V字溝 100 第1のコリメート部
200 第2のコリメート部

Claims (8)

  1. 第1の光ファイバからの光を第1のコリメート部で平行光に変換し、その平行光を所定の範囲で調整可能とされる入射角で光フィルタに入射させ、光フィルタからの透過光を第2のコリメート部で集光して第2の光ファイバに結合する光フィルタモジュールにおいて、
    第1の光ファイバ、第1のコリメート部、第2のコリメート部および第2の光ファイバは、すべて光軸を同一にして直列に配置され、
    第1のコリメート部と第2のコリメート部との間には、円柱状の側面を有し両端面の少なくとも一方が軸に対して傾斜せしめられて軸に平行な端面入射光を反対側の端面から角度φa偏向させて出射する第1の光ガイドと、光フィルタを透明な平行平板の表面に形成してなる光フィルタ板と、円柱状の側面を有し両端面が軸に対して互いに逆方位に傾斜せしめられて軸に対して角度φa偏向した端面入射光を反対側の端面から軸に対して逆方位に角度φc偏向させて出射する第2の光ガイドと、円柱状の側面を有し両端面の少なくとも一方が軸に対して傾斜せしめられて軸に対し角度φc偏向した端面入射光を反対側の端面から軸に平行に出射する第3の光ガイドと、それぞれ光入出射用の両端面が所定の角度をなして互いに非平行とされ一方の端面への入射光を反対側の端面から入射光に対し角度φd偏向させて出射する第4の光ガイドおよび第5の光ガイドとが順に具備され、
    第1の光ガイドは、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、第1のコリメート部からの光を入射し、光軸に対し選択された方位に角度φa偏向した光を出射し、
    光フィルタ板は、板面の法線を光軸に対し所定の方位に角度φb偏向して固定されて、第1の光ガイドからの光をその選択された方位に従い角度範囲(φb−φa)ないし(φb+φa)の内で調整された入射角で入射し、
    第2の光ガイドは、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、光フィルタ板からの透過光に整合して選択された回転方位においてその透過光を入射し、光軸に対しその透過光と逆方位に角度φc偏向した光を出射し、
    第3の光ガイドは、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位および光軸方向の並進位置につき選択可能に設置されて、第2の光ガイドからの光に整合して選択された回転方位においてその光を入射し、光軸に対し平行とされた光を出射し、
    第4の光ガイドと第5の光ガイドとは、第4の光ガイドへの光軸に平行な入射光が第4の光ガイドと第5の光ガイドの間隙で光軸に対し角度φd偏向して伝播し第5の光ガイドから光軸に平行に出射する配置において、第4の光ガイドと第5の光ガイドとの少なくとも何れか一方が光軸方向の並進位置につき選択可能とされることで間隙の大きさが選択可能に設置されて、その間隙の大きさおよび第3の光ガイドの光軸方向の並進位置の選択によって第5の光ガイドから光軸に対し一致した光を出射して第2のコリメート部に結合することを特徴とする光フィルタモジュール。
  2. 請求項1に記載される光フィルタモジュールにおいて、
    第1の光ファイバ、第1のコリメート部、第2のコリメート部、第2の光ファイバ、第4の光ガイドおよび第5の光ガイドは、すべて同一の外径を有すると共に、基板に一直線上に形成される第1の断面V字溝に設置され、
    第1の光ガイド、第2の光ガイドおよび第3の光ガイドは、互いに同一の外径を有するとともに、基板に第1の断面V字溝と平行に形成される第2の断面V字溝に設置され、
    光フィルタ板は、基板に第2の断面V字溝に対し直交方向より角度φb傾斜して第2の断面V字溝に交叉して形成される第3の溝に固定されることを特徴とする光フィルタモジュール。
  3. 第1の光ファイバからの光を第1のコリメート部で平行光に変換し、その平行光を所定の範囲で調整可能とされる入射角で光フィルタに入射させ、光フィルタからの透過光を第2のコリメート部で集光して第2の光ファイバに結合する光フィルタモジュールにおいて、
    第1の光ファイバ、第1のコリメート部、第2のコリメート部および第2の光ファイバは、すべて光軸を同一にして直列に配置され、
    第1のコリメート部と第2のコリメート部との間には、円柱状の側面を有し両端面の少なくとも一方が軸に対し傾斜されて軸に平行な端面入射光を反対側の端面から角度φa偏向させて出射する第1の光ガイドおよび第3の光ガイドと、光フィルタを透明な平行平板の表面に形成してなる光フィルタ板およびその平行平板と同じ屈折率および厚さを有する透明な平行平板であるダミー板と、円柱状の側面を有し両端面が軸に対し互いに逆方位に傾斜されて軸に対し角度φa偏向した端面入射光を反対側の端面から軸に対し逆方位に角度φa偏向させて出射する第2の光ガイドとが具備され、
    第1の光ガイドは、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、第1のコリメート部からの光を入射し、光軸に対し選択された方位に角度φa偏向した光を出射し、
    光フィルタ板は、板面の法線を光軸に対し所定の方位に角度φb偏向して固定されて、第1の光ガイドからの光をその選択された方位に従い角度範囲(φb−φa)ないし(φb+φa)の内で調整された入射角で入射し、
    第2の光ガイドは、光軸方向に関し第1の光ガイドと第3の光ガイドの中点に位置して、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、光フィルタ板からの透過光に整合して選択された回転方位においてその透過光を入射し、光軸に対しその透過光と逆方位に角度φa偏向した光を出射し、
    ダミー板は、板面の法線を光軸に対し光フィルタ板と逆の方位に角度φb偏向して固定されて、第2の光ガイドからの光をその選択された方位に従う入射角で入射し、
    第3の光ガイドは、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、ダミー板からの透過光に整合して選択された回転方位においてその透過光を入射し、光軸に対し一致した光を出射して第2のコリメート部に結合することを特徴とする光フィルタモジュール。
  4. 請求項3に記載される光フィルタモジュールにおいて、
    第1の光ファイバ、第1のコリメート部、第2のコリメート部および第2の光ファイバは、すべて同一の外径を有すると共に、基板に一直線上に形成される第1の断面V字溝に設置され、
    第1の光ガイド、第2の光ガイドおよび第3の光ガイドは、互いに同一の外径を有すると共に、基板に第1の断面V字溝と平行に形成される第2の断面V字溝に設置され、
    光フィルタ板およびダミー板は、基板に第2の断面V字溝に対し直交方向よりそれぞれ互いに逆向きに角度φb傾斜して第2の断面V字溝に交叉して形成される第3および第4の溝にそれぞれ固定されることを特徴とする光フィルタモジュール。
  5. 請求項2および請求項4の内の何れかに記載される光フィルタモジュールについて、第1の光ガイド、第2の光ガイドおよび第3の光ガイドの光軸周りの回転方位は、第2の断面V字溝に設置されるこれら3つの光ガイドを1枚の押え板で同時に押圧し、押え板を基板に向けて押圧しながら光軸に対して垂直な方向に移動させることで、同時にすべて同じ角度だけ回転して方位を調整選択することを特徴とする光の入射角調整方法。
  6. 第1の光ファイバからの光を第1のコリメート部で平行光に変換し、その平行光を所定の範囲で調整可能とされる入射角で光フィルタに入射させ、光フィルタからの透過光を第2のコリメート部で集光して第2の光ファイバに結合する光フィルタモジュールにおいて、
    第1の光ファイバ、第1のコリメート部、第2のコリメート部および第2の光ファイバは、すべて光軸を同一にして直列に配置され、
    第1のコリメート部と第2のコリメート部との間には、光入出射用の両端面が所定の角度をなして互いに非平行とされ一方の端面への入射光を反対側の端面から入射光に対し角度φa偏向させて出射する第1の光ガイドおよび第3の光ガイドと、円柱状の側面を有し両端面が互いに平行でその法線が共に軸に対し角度φbの傾斜を有する光ガイドの一方の端面に光フィルタが形成された光フィルタ付光ガイドおよびその光ガイドと同じ外形と屈折率とを有するダミー光ガイドと、光入出射用の両端面の法線が同一面内にあり一方の端面から入射した光を反対側の端面からその入射光に対し角度2φa偏向させて出射する第2の光ガイドとが具備され、
    第1の光ガイドは、第1のコリメート部からの光を受けて光軸に対し所定の方位に角度φa偏向した光を出射し、
    光フィルタ付光ガイドは、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、第1の光ガイドからの光をその選択された方位に従い角度範囲(φa−φb)ないし(φa+φb)の内で調整された入射角で光フィルタに入射して再び光軸に対し所定の方位に角度φa偏向した光を出射し、
    第2の光ガイドは、光軸方向に関して第1の光ガイドと第3の光ガイドの中点に位置して、光フィルタ付光ガイドからの光を受けて光軸に対し所定の方位と逆方位に角度φa偏向した光を出射し、
    ダミー光ガイドは、軸を光軸に平行にして光軸周りの回転方位につき選択可能に設置されて、端面の傾斜の方位が光フィルタ付光ガイドと逆とされた方位において第2の光ガイドからの光を入射して再び光軸に対し所定の方位と逆方位に角度φa偏向した光を出射し、
    第3の光ガイドは、ダミー光ガイドからの光を入射して、光軸に対し一致した光を出射して第2のコリメート部に結合することを特徴とする光フィルタモジュール。
  7. 請求項6に記載される光フィルタモジュールにおいて、
    第1の光ガイド、第2の光ガイドおよび第3の光ガイドの光入出射用の両端面以外の側面は円柱状とされ、これらと第1の光ファイバ、第1のコリメート部、第2のコリメート部および第2の光ファイバは、すべて同一の外径を有すると共に、基板に一直線上に形成される第1の断面V字溝に設置され、
    光フィルタ付光ガイドおよびダミー光ガイドは、基板に第1の断面V字溝と平行に形成される第2の断面V字溝に設置されることを特徴とする光フィルタモジュール。
  8. 請求項7に記載される光フィルタモジュールの光の入射角調整方法について、光フィルタ付光ガイドおよびダミー光ガイドの光軸周りの回転方位を、第2の断面V字溝に設置されるこれら2つの光ガイドを1枚の押え板で同時に押圧して、押え板を基板に向けて押圧しながら光軸に対し垂直な方向に移動させることで、同時に同じ角度だけ回転して方位を調整が選択することを特徴とする光の入射角調整方法。












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