JP2006153326A - 空調設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高湿空気が局所的に室内で発生する対象室に対して高い除湿効率を発揮し得る空調設備を提供する。
【解決手段】 対象室1で発生する高湿空気MAを吸引する吸引手段5,6,7,22を設け、ロータ式除湿装置8における吸着ロータ9の回転経路に、吸着剤Xを再生する再生域10と、対象室1からの還気空気RAを除湿する主処理域12と、吸引手段5,6,7,22により吸引した高湿空気MAを除湿する専用処理域13とをロータ回転方向の上手側から並べて配置し、専用処理域13での除湿空気MA′を還気空気RAと合流又は併流させて主処理域12に送給する専用系中継風路18を設けるとともに、主処理域12での除湿空気SAを対象域1に供給する給気風路20を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は空調設備に係り、詳しくは、高湿空気の発生がある室内を除湿により所要の湿度状態に調整する空調設備に関する。
従来、室内を除湿により所要の湿度状態に調整するには、図4に示す如く、対象室1から戻る還気空気RAと外気OAとの合流空気を除湿機8により除湿し、この除湿空気SAを室内調整用空気として対象室1に送給するとともに、外気OAの取り入れ風量に相当する風量の室内空気を排気EAとして外部へ排出する空調方式が一般に採られている。
しかし、この方式では、対象室1の室内に高湿空気MAの発生源2(例えば、蒸気発生のある生産装置や人の存在場所など)がある場合、発生した高湿空気MAが室内拡散して希釈された状態で還気空気RAとともに除湿機8に送給される為、発生高湿空気MAに対する除湿の効率(ひいては、対象室1の室内に対する除湿の効率)が低くなり、その分、対象室1の室内を所要の湿度状態に調整するのに要する処理風量の大風量化やそれに伴う消費エネルギの増大などを招いて、設備コスト及び運転コストが大きく増大する問題があった。
これに対し、図5に示す如く、室内で発生する高湿空気MAをその室内発生箇所で吸引する拡散防止用吸引手段としてフード5及び吸引ファン22を設けるとともに、その吸引手段5,22により吸引した高湿空気MAを対象室1からの還気空気RAとは別に除湿する専用除湿機8aを付加装備し、この専用除湿機8aで除湿(言わば、荒除湿)した空気MA′と対象室1からの還気空気RAと外気OAとの合流空気を主除湿機8により除湿して、その除湿空気SAを室内調整用空気として対象室1に送給する方式の空調設備も提案されている。
しかし、専用除湿機8aを付加装備する上記後者の従来設備では、拡散による湿分希釈のない状態の高湿空気MAを専用除湿機8aにおいて効率良く除湿し得る分、前者の従来設備に比べれば必要処理風量を低減できるものの、それにしても、主除湿機8と専用除湿機8aとの2機の除湿機の装備、及び、それに伴うファン装備数の増大などにより、未だ設備コスト及び運転コストが嵩む問題があった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、さらなる設備の改良により上記の如き問題を効果的に解消する点にある。
〔1〕本発明の第1特徴構成は空調設備に係り、その特徴は、
対象室の室内で発生する高湿空気をその室内発生箇所で吸引して発生高湿空気の室内拡散を防止する吸引手段を設けるとともに、
吸着剤を担持させた吸着ロータに空気を通風してその空気を吸着剤により除湿するロータ式除湿装置を設け、
このロータ式除湿装置における吸着ロータの回転経路に、再生用高温気体を吸着ロータに通風して吸着剤を再生する再生域と、前記対象室からの還気空気を吸着ロータに通風してその還気空気を吸着剤により除湿する主処理域と、前記吸引手段により吸引した高湿空気を吸着ロータに通風してその高湿空気を吸着剤により除湿する専用処理域とを、その順に吸着ロータ回転方向の上手側から並べて配置し、
前記専用処理域で除湿した空気を前記対象室からの還気空気と合流又は併流させて前記主処理域に送給する専用系中継風路を設けるとともに、
前記主処理域で除湿した空気を室内調整用空気として前記対象域に供給する給気風路を設けてある点にある。
つまり、この第1特徴構成では、吸引手段により室内拡散を防止した状態で吸引した室内発生高湿空気を、ロータ式除湿装置における専用処理域で吸着ロータに通風して吸着剤により除湿し、これに続き、この専用処理域での除湿空気(すなわち、専用系中継風路により導く除湿空気)及び対象室からの還気空気を、同じくロータ式除湿装置における主処理域で吸着ロータに通風して吸着剤により除湿し、この主処理域での除湿空気を室内調整用空気として給気風路を通じ対象室に送給することで、対象室の室内を所要の湿度状態に調整する。
すなわち、第1特徴構成によれば、室内発生した高湿空気を室内拡散による希釈の未だない状態で専用処理域において除湿するから、その発生高湿空気を専用処理域において容易に効率良く除湿することができる。
また、専用処理域での除湿空気及び対象室からの還気空気は室内発生の高湿空気よりも低湿であることから、それら専用処理域での除湿空気及び対象室からの還気空気は室内発生高湿空気に比べて除湿が難しいが、これら専用処理域での除湿空気及び対象室からの還気空気は、吸着ロータ回転方向において再生域の下手側で専用処理域よりも上手側に位置する主処理域(すなわち、域内通過過程にあるロータ部分の吸着剤が専用処理域に比べ未だ再生後間もなく吸着能力の高い状態にある処理域)において除湿するから、それら専用処理域での除湿空気及び対象室からの還気空気についても主処理域で効率良く除湿することができる。
これらのことから、第1特徴構成によれば、先述した前者の従来設備(すなわち、室内拡散した高湿空気を還気空気とともに除湿機に導く設備)に比べ、対象室の室内を所要の湿度状態に調整するのに要する処理風量を効果的に低減し得るとともに、その必要処理風量の低減で消費エネルギも効果的に低減することができて、設備コスト及び運転コストを効果的に低減することができる。
しかも、第1特徴構成によれば、吸引手段により吸引した室内発生高湿空気と対象室からの還気空気とを1機のロータ式除湿装置で除湿して対象室に対する室内調整用の除湿空気を生成するから、専用除湿機と主除湿機との2機の除湿機を要する先述した後者の従来設備に比べても、除湿機の装備数やファンの装備数を少なくすることができて、設備コスト及び運転コストを一層低減することができる。
なお、上記の説明における1機のロータ式除湿装置とは先述した後者の従来設備との比較を容易にする為に記した例的な表現であり、第1特徴構成の実施においては、複数のロータ式除湿装置を設けて、それら複数のロータ式除湿装置に設けた専用処理域の夫々に室内発生高湿空気を送給するとともに、それら複数のロータ式除湿装置に設けた主処理域の夫々に専用処理域での除湿空気を対象室からの還気空気と合流又は併流させて送給するようにしてもよい。
第1特徴構成の実施においては、専用処理域で除湿した空気を対象室からの還気空気に合流させて主処理域に送給する構成、あるいは、専用処理域で除湿した空気を対象室からの還気空気と併流させて主処理域に送給する構成(すなわち、各別の風路を通じて主処理域に送給する構成)のいずれを採ってもよい。
また、専用処理域で除湿した空気を対象室からの還気空気と併流させて主処理域に送給する場合、主処理域を吸着ロータ回転方向に並ぶ2つの分割域に二分して、対象室からの還気空気を一方の分割域で除湿するとともに、専用処理域での除湿空気を他方の分割域で除湿し、これら分割域での除湿空気を室内調整用空気として対象室に送給する構成にしてもよい。
第1特徴構成の実施において、吸引手段により吸引する高湿空気は、室内で発生した蒸気がその発生箇所で室内空気と混合して生じるもの、あるいは、もともと高湿空気の形で発生するものなど、室内において局所的に発生するものであれば、どのような発生形態のものであってもよく、また、その発生原因もどのようなものであってもよい。
〔2〕本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記吸着ロータの回転経路に、前記再生域と、前記主処理域と、前記専用処理域と、外気を吸着ロータに通風してその外気を吸着剤により除湿する外気処理域とを、その順に吸着ロータ回転方向の上手側から並べて配置し、
前記外気処理域で除湿した外気を前記対象域からの還気空気及び前記専用処理域での除湿空気の夫々と合流又は併流させて前記主処理域に送給する外気系中継風路を設けてある点にある。
つまり、この第2特徴構成では、主処理域及び専用処理域の夫々での空気除湿とともに、外気をロータ式除湿装置における外気処理域で吸着ロータに通風して吸着剤により除湿し、この外気処理域での除湿空気(すなわち、外気系中継風路により導く除湿空気)を、専用処理域での除湿空気及び対象室からの還気空気とともにロータ式除湿装置における主処理域で吸着ロータに通風して吸着剤により除湿し、この主処理域での除湿空気(略言すれば、室内発生高湿空気と還気空気と外気との三者を除湿した空気)を室内調整用空気として給気風路を通じ対象室に送給する形態を採る。
すなわち、この第2特徴構成によれば、先述の従来設備と同様に、対象室の室内を換気する目的で除湿外気を室内調整用空気の一部として対象室に導入する一部外気導入方式の設備にすることができる。
そして、外気は対象室からの還気空気に比べ高湿で室内発生高湿空気に比べても高湿であることが多いことから、吸着ロータ回転方向において専用処理域よりも下手側に位置する外気処理域でも外気を容易に効率良く除湿することができ、また、この外気処理域での除湿空気は、専用処理域での除湿空気や対象室からの還気空気と同様、室内発生高湿空気や除湿前の外気に比べ低湿で除湿が難しくなるが、この外気処理域での除湿空気は、吸着ロータ回転方向において再生域の下手側で専用処理域よりも上手側に位置する主処理域において専用処理域での除湿空気及び対象室からの還気空気とともに除湿するから、第1特徴構成の場合と同様、その外気処理域での除湿空気についても専用処理域での除湿空気及び対象室からの還気空気とともに主処理域で効率良く除湿することができ、これらのことから、一部外気導入方式を採りながらも第2特徴構成によれば、外気と室内発生高湿空気と対象室からの還気空気との三者を1機のロータ式除湿装置により除湿する構成で除湿機の装備数やファンの装備数を少なくし得ることとも相まって、設備コスト及び運転コストを安価にすることができる。
なお、第2特徴構成の実施においては、外気処理域で除湿した空気を対象室からの還気空気や専用処理域での除湿空気と合流させて主処理域に送給する構成、あるいは、外気処理域で除湿した空気を対象室からの還気空気や専用処理域での除湿空気と併流させて主処理域に送給する構成(すなわち、各別の風路を通じて主処理域に送給する構成)のいずれを採ってもよい。
また、外気処理域で除湿した空気を対象室からの還気空気や専用処理域での除湿空気と併流させて主処理域に送給する場合、主処理域を吸着ロータ回転方向に並ぶ複数の分割域に分割して、外気処理域での除湿空気を対象室からの還気空気や専用処理域での除湿空気とは別の分割域で除湿するようにしてもよい。
第2特徴構成は、専用処理域を外気処理域よりも吸着ロータ回転方向における上手側に配置する点で、吸引手段により吸引する室内発生高湿空気が外気よりも低湿である場合に特に好適な構成であるが、第2特徴構成の実施において吸引手段により吸引する室内発生高湿空気は必ずしも外気より低湿である必要はない。
〔3〕本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記吸引手段により吸引した高湿空気を前記専用処理域に送給し、かつ、外気を前記外気処理域に送給する基本処理状態と、
前記吸引手段により吸引した高湿空気に代えて外気を前記専用処理域に送給し、かつ、前記吸引手段により吸引した高湿空気を外気に代えて前記外気処理域に送給する入替処理状態とに、
処理状態を切り換える入替用切換手段を設けてある点にある。
つまり、吸引手段により吸引する室内発生高湿空気が外気より低湿である場合は、前述の如く外気よりも室内発生高湿空気をロータ回転方向上手側の処理域(すなわち、域内通過過程にあるロータ部分の吸着剤がロータ回転方向下手側の処理域よりも未だ吸着能力の高い状態にある処理域)で除湿する方が、装置全体の除湿効率を高める上で有利になるが、室内発生高湿空気の湿度変動や外気の湿度変動で室内発生高湿空気と外気との湿度の逆転が生じたときには、逆に室内発生高湿空気よりも外気をロータ回転方向上手側の処理域で除湿する方が、装置全体の除湿効率を高める上で有利になる。
このことに対し、上記第3特徴構成によれば、吸引手段により吸引する室内発生高湿空気が外気よりも低湿であるときには、上記の基本処理状態にすることにより、低湿側の室内発生高湿空気をロータ回転方向上手側の専用処理域で除湿し、かつ、高湿側の外気をロータ回転方向下手側の外気処理域で除湿する運転形態(すなわち、室内発生高湿空気が外気よりも低湿である状況において装置全体の除湿効率を高めるのに有利な方の運転形態)を採ることができる。
そして逆に、吸引手段により吸引する室内発生高湿空気よりも外気が低湿であるときには、上記の入替処理状態へ切り換えることにより、低湿側の外気をロータ回転方向上手側の専用処理域で除湿し、かつ、高湿側の室内発生高湿空気をロータ回転方向下手側の外気処理域で除湿する運転形態(すなわち、室内発生高湿空気よりも外気が低湿である状況において装置全体の除湿効率を高めるのに有利な方の運転形態)を採ることができ、これにより、室内発生高湿空気と外気との湿度の逆転にかかわらず装置全体の除湿効率を高く維持することができて、その分、設備コスト及び運転コストの低減を一層効果的に達成することができる。
なお、第3特徴構成の実施において、入替用切換手段は、基本処理状態と入替処理状態との切り換えを室内発生高湿空気及び外気夫々の湿度の検出などに基づいて自動的に行うものにしてもよく、また、人為操作等により行うものにしてもよい。
〔4〕本発明の第4特徴構成は、第2又は第3特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記吸引手段により吸引した高湿空気を前記専用処理域に送給し、かつ、外気を前記外気処理域に送給する基本処理状態と、
前記吸引手段により吸引した高湿空気を前記専用処理域への送給に代えて外部に排出し、かつ、外気を前記外気処理域と前記専用処理域とのいずれか一方又は両方に送給する排気処理状態とに、
処理状態を切り換える排気用切換手段を設けてある点にある。
つまり、外気が室内発生高湿空気よりも高湿で、室内発生高湿空気を除湿するよりも外気を除湿する方が除湿負荷が増大するにもかかわらず、除湿外気を対象室に導入する一部外気導入方式を採るのは、室内の新鮮雰囲気を保つこと等を目的とする室内換気の為であるが、逆に外気よりも室内発生高湿空気が高湿である場合には、室内発生高湿空気を除湿した上で対象室に再送給することが要求される特段の事情がない限り、その再送給を前記した基本処理状態から入替処理状態への切り換え等により除湿効率の低下を抑止しながら維持するよりも、吸引手段により吸引した室内発生高湿空気を除湿装置での除湿に代え外部に排出してしまう方が、対象室の室内を所要の湿度状態に調整する上での除湿負荷を軽減し得る分、特に運転コスト面などで有利になる。
このことに対し、上記第4特徴構成によれば、吸引手段により吸引する室内発生高湿空気が外気よりも低湿であるとき(逆言すれば、外気の方が高湿であるとき)には、上記の基本処理状態にすることにより、低湿側の室内発生高湿空気を専用処理域で除湿し、かつ、高湿側の外気を外気処理域で除湿する運転形態(すなわち、低湿側である室内発生高湿空気を除湿して対象室に再送給することで除湿負荷を極力低減しながら一部外気導入方式を継続する運転形態)を採ることができる。
そして逆に、吸引手段により吸引する室内発生高湿空気よりも外気が低湿であるとき(逆言すれば、室内発生高湿空気の方が高湿であるとき)には、上記の排気処理状態へ切り換えることにより、高湿側の室内発生高湿外気を外部に排出し、かつ、低湿側の外気を外気処理域と専用処理域とのいずれか一方又は両方で除湿する運転形態(すなわち、低湿側の外気の除湿よりも除湿負荷が大きくなる室内発生高湿空気の除湿を停止した状態で一部外気導入方式を継続する運転形態)を採ることができ、これにより、室内発生高湿空気が外気よりも高湿となることにかかわらず除湿負荷を極力小さく維持することができて、その分、運転コスト面などで一層有利にすることができる。
〔5〕本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記吸引手段を構成するのに、一端側に吸引ファン及び定風量装置を直列に介装し、かつ、他端側を圧力調整用ダンパを介して前記対象室の室内に開放させた主吸引路と、
その主吸引路から分岐して先端を高湿空気の室内発生箇所には臨ませた分岐吸引路とを設けてある点にある。
つまり、この第5特徴構成では、主吸引路の一端側に介装した吸引ファンの運転により、主吸引路及び上記分岐吸引路を通じて室内発生高湿空気を吸引するが、吸引ファンと直列にして主吸引路の一端側に介装した定風量装置により主吸引路における吸引風量を種々の風量変動要因にかかわらず一定に保ち得ることと、主吸引路の他端側に介装した圧力調整用ダンパの開度調整により主吸引路の他端側開口からの対象室内空気の吸引風量を調整して主吸引路の路内圧力を調整し得ることとで、高湿空気の室内発生箇所から所要風量の高湿空気を分岐吸引風路を通じて安定的に吸引することができ、これにより、室内発生高湿空気の室内拡散を効果的に防止し得るとともに、ロータ式除湿装置の運転も安定化することができて運転安定性に優れた設備にすることができる。
図1は室内を除湿により所要の湿度状態に調整する空調設備の設備構成を示し、1は湿度調整の対象室であり、この対象室1の室内には、高湿空気MAを局所的に発生する複数の高湿発生源2〜4が存在する。
なお、本実施形態において、高湿発生源2は人の主に呼気で高湿空気MAが発生する箇所を示し、高湿発生源3,4は夫々、機器類の発生蒸気で高湿空気MAが発生(すなわち、発生蒸気と周囲空気との混合で高湿空気が発生)する箇所を示している。
対象室1には高湿発生源2〜4の夫々を個別に覆うフード5を設けてあり、これらフード5には主吸引路6から分岐した分岐吸引路7を個別に接続してある。すなわち、これら主吸引路6、分岐吸引路7、フード5を通じて高湿発生源2〜4での発生高湿空気MAをその発生箇所において個別に吸引することにより、それら発生高湿空気MAの室内拡散を防止する。
8は吸着剤Xを担持させた図2に示す如き通気性の吸着ロータ9を備えるロータ式除湿装置であり、このロータ式除湿装置8における吸着ロータ9の回転経路には、再生域10とパージ域11と主処理域12と専用処理域13と外気処理域14とを、その順に吸着ロータ回転方向の上手側から並べて形成してある。
再生域10は、再生用高温気体HAを吸着ロータ9に通風して吸着剤Xを再生する区画域であり、さらに詳細に言えば、再生用高温気体HAを域内通過過程にあるロータ部分に通風することで、そのロータ部分における吸着剤Xの吸着水分を脱着させて吸着剤Xを再生する区画域である。
パージ域11は、パージ用気体PAを吸着ロータ9に通風して吸着ロータ9を冷却するとともに浄化する区画域であり、さらに詳細に言えば、パージ用気体PAを域内通過過程にあるロータ部分に通風することで、そのロータ部分(先の再生域10の通過で高温化したロータ部分)を冷却して次の主処理域12への移動に先立ち吸着剤Xの吸着能力を高めるとともに、そのロータ部分(ロータ回転により先の再生域10から持ち出した再生用高温空気HAが残存するロータ部分)に残存する再生用高温気体HAを排除して次の主処理域12への再生用高温空気HAの持ち込みを防止する区画域である。
主処理域12は、還気風路15を通じて対象室1から導かれる還気空気RAを吸着ロータ9に通風して、その還気空気RAを吸着剤Xにより除湿する区画域であり、さらに詳細に言えば、対象室1からの還気空気RAを域内通過過程にあるロータ部分に通風することで、そのロータ部分の吸着剤Xに還気空気RA中の水分を吸着させて還気空気RAを除湿する区画域である。
専用処理域13は、専用風路16を通じて主吸引路6から導かれる室内発生高湿空気MAを吸着ロータ9に通風して、その高湿空気MAを吸着剤Xにより除湿する区画域であり、さらに詳細に言えば、室内発生高湿空気MAを域内通過過程にあるロータ部分に通風することで、そのロータ部分の吸着剤Xに室内発生高湿空気MA中の水分を吸着させて室内発生高湿空気MAを除湿する区画域である。
外気処理域14は、外気導入風路17を通じて屋外から導かれる外気OAを吸着ロータ9に通風して、その外気OAを吸着剤Xにより除湿する区画域であり、さらに詳細に言えば、主処理域12及び専用処理域13と同様、外気OAを域内通過過程にあるロータ部分に通風することで、そのロータ部分の吸着剤Xに外気OA中の水分を吸着させて外気OAを除湿する区画域であり、主処理域12、専用処理域13、外気処理域14の夫々において吸着剤Xに吸着させた空気中水分は再生域10での再生処理において再生用高温気体HA中へ脱着させる。
また、このロータ式除湿装置8では、専用処理域13で除湿した空気MA′を専用処理域13から還気風路15に導いて対象室1からの還気空気RAに合流させる専用系中継風路18を設けるとともに、外気処理域14で除湿した空気OA′を外気処理域14から同じく還気風路15に導いて対象室1からの還気空気RAに合流させる外気系中継風路19を設けてある。
つまり、この空調設備では、専用風路16により導かれる室内発生高湿空気MAを専用処理域13で除湿するとともに、外気導入風路17により導かれる外気OAを外気処理域14で除湿し、さらに、これら専用処理域13及び外気処理域14での除湿空気MA′,OA′(言わば、専用処理域13及び外気処理域14の夫々で荒除湿した空気)と対象室1からの還気空気RA(すなわち、室内発生高湿空気MAの混入による高湿化を前述の如き発生高湿空気MAの拡散防止で抑止した室内空気)との合流空気WAを主処理域12で高度に除湿して、この主処理域12での除湿空気SAを室内調整用空気として給気風路20を通じ対象室1に送給することで、対象室1を所要の低湿状態に調整する。
そして、このように室内発生高湿空気MA及び一般的に高湿の外気OAをそれらに比してかなり低湿である対象室1からの還気空気RAとは別に専用処理域13及び外気処理域14の夫々で個別に除湿(荒除湿)することで、室内発生高湿空気MA及び外気OAの夫々を容易に効率良く除湿し得るようにし、また、専用処理域13での除湿空気MA′と外気処理域14での除湿空気OA′と対象室1からの還気空気RAとの合流空気WAが室内発生高湿空気MAや外気OAよりも低湿であることに対し、上記合流空気WAを除湿する主処理域12を、吸着ロータ回転方向において再生域10の下手側で専用処理域13や外気処理域14よりも上手側(すなわち、水分吸着による吸着剤Xの吸着能力低下が未だ進んでおらず最も高い吸着能力が発現される側)に配置することで、低湿の合流空気WAも効率良く除湿できるようにし、これらのことで、装置全体としての除湿効率を向上させて設備コスト及び運転コストの低減するようにしてある。
21は上記合流空気WAを主処理域12に送給するとともに主処理域12での除湿空気SAを対象室1に送給する主処理ファン、22は主吸引路6により導かれる室内発生高湿空気MAを専用処理域13に送給する専用処理ファン,23は外気導入風路17により導かれる外気OAを外気処理域14に送給する外気処理ファンであり、専用処理ファン22は主吸引路6及び分岐吸引路7を通じて室内発生高湿空気MAを吸引する吸引ファンを兼ねるものである。
再生用高温気体HAについては、再生用給気風路24に導入する外気OAを再生用加熱器25により加熱し、この加熱外気を再生用高温気体HAとして再生用ファン26により再生域10に送給するようにしてあり、再生域10から再生用排気風路27に送出される使用済みの再生用高温気体HA′の一部は再生用還流風路28を通じて再生用加熱器25よりも上流側で再生用給気風路24に還流し、他部は外部に排出するようにしてある。
一方、パージ用気体PAについては、外気処理域14での除湿空気OA′を一部を外気系中継風路19から分流して、この分流除湿空気をパージ用気体PAとしてパージ用給気風路29を通じパージ域11に送給するようにしてあり、パージ域11から送出される使用済みのパージ用気体PA′はパージ用排気風路30を通じて再生用加熱器25よりも上流側で再生用給気風路24における導入外気OAに合流させるようにしてある。
また、この空調設備では、図1において破線で示す第1〜第3の入替用風路31〜33、具体的には、外気導入風路17における外気処理ファン23よりも上流側の部分と主吸引路6における専用処理ファン22よりも上流側の部分とにわたる第1入替用風路31、主吸引路6における第1入替用風路31の接続部よりも上流側の部分と外気導入風路17における外気処理ファン23よりも上流側で第1入替用風路31の分岐部よりも下流側の部分とにわたる第2入替用風路32、並びに、専用風路16とパージ用給気風路29とにわたる第3入替用風路33を設けてあり、そして、第1入替用風路31に第1ダンパD1を介装し、第2入替用風路32に第2ダンパD2を介装し、第3入替用風路33に第3ダンパD3を介装し、外気導入風路17における第1入替用風路31の分岐部と第2入替用風路32の接続部との間に第4ダンパD4を介装し、主吸引路6における第1入替用風路31の接続部と第2入替用風路32の分岐部との間に第5ダンパD5を介装し、パージ用給気風路29における第3入替用風路33の接続部よりも上流側の部分に第6ダンパD6を介装してある。
つまり、この空調設備では、室内発生高湿空気MAを専用処理域13で除湿し、かつ、外気OAを外気処理域14で除湿する基本処理状態(すなわち、前記した処理状態)と、室内発生高湿空気MAに代えて外気OAを専用処理域13で除湿し、かつ、外気OAに代え室内発生高湿空気MAを外気処理域14で除湿する入替処理状態との切り換えを、上記第1〜第5ダンパD1〜D5の開閉操作により行うようにしてある。
具体的には、基本処理状態では、第1〜第3ダンパD1〜D3を閉じ、かつ、第4〜第6ダンパD4〜D6を開くことにより、前述の図1に示す如く、主吸引路6及び分岐吸引路7を通じて専用処理ファン22(吸引ファン)により吸引した室内発生高湿空気MAを専用風路16を通じ専用処理域13に送給して専用処理域13で除湿し、かつ、外気導入風路17により導かれる外気OAを外気処理ファン23により外気処理域14に送給して外気処理域14で除湿し、さらに、外気処理域14での除湿外気OA′の一部をパージ用給気風路29に分流して、その分流除湿外気をパージ用気体PAとしてパージ用給気風路29を通じパージ域11に送給する。
これに対し、入替処理状態では、逆に第1〜第3ダンパD1〜D3を開き、かつ、第4〜第6ダンパD4〜D6を閉じることにより、図3に示す如く、専用処理ファン22を外気処理ファンとして機能させる形態で、外気導入風路17により導かれる外気OAを第1入替用風路31及び専用風路16を通じ専用処理域13に送給して専用処理域13で除湿し、かつ、外気処理ファン23を専用処理ファンとして機能させる形態で、第2入替用風路32、主吸引路6、分岐吸引路7を通じ吸引した室内発生高湿空気MAを外気処理域14に送給して外気処理域14で除湿し、さらに、専用風路16から外気OAの一部を第3入替用風路33に分流して、この分流外気をパージ用気体PAとして第3入替用風路33及びパージ用給気風路29を通じパージ域11に送給する。
すなわち、外気OAよりも室内発生高湿空気MAの方が低湿で、外気OAの除湿よりも室内発生高湿空気MAの除湿の方が難しい場合には、基本処理状態にすることにより、外気処理域14よりも吸着剤Xの吸着能力低下が未だ進んでいない専用処理域13の方で室内発生高湿空気MAを極力効率良く除湿し、逆に、室内発生高湿空気MAよりも外気OAの方が低湿で、室内発生高湿空気MAの除湿よりも外気OAの除湿の方が難しい場合には、入替処理状態に切り換えることにより、外気処理域14よりも吸着剤Xの吸着能力低下が未だ進んでいない専用処理域13の方で外気OAを極力効率良く除湿するようにしてあり、これにより、室内発生高湿空気MAと外気OAとの湿度の逆転にかかわらず装置全体としての除湿効率を極力高く維持できるようにしてある。
室内発生高湿空気MAの吸引についてさらに説明すると、主吸引路6の一端側(専用風路16への接続側)には、吸引ファンとしての専用処理ファン22と直列にして定風量装置34(いわゆるCAV)を介装してあり、また、主吸引路6の他端側は圧力調整用ダンパDpを介して対象室1の室内に開放させてある。
つまり、定風量装置34により主吸引路6における吸引風量を種々の風量変動要因にかかわらず一定に保つことと、主吸引路6の他端側に介装した圧力調整用ダンパDpの開度調整により主吸引路6の他端側開口からの室内空気の吸引風量を調整して主吸引路6の路内圧力を調整することとで、各高湿発生源2〜4から所要風量の発生高湿空気MAを分岐吸引風路7を通じて安定的に吸引し得るようにしてある。
なお、35は外気OAの導入風量に相当する風量の室内空気を排気EAとして対象室外に排出する排気風路、36は外気導入風路17に介装した外気側の定風量装置である。
〔別実施形態〕
次に本発明の別の実施形態を列記する。
前述の実施形態では、フード5、分岐吸引風路7、主吸引風路6、吸引ファン22をもって室内発生高湿空気MAに対する吸引手段を構成する例を示したが、室内発生高湿空気MAをその発生箇所で吸引して発生高湿空気MAの室内拡散を防止する吸引手段の具体的構成は、前述の実施形態で示した構成に限らず種々の構成変更が可能であり、その吸引手段の吸引口部分もフードに限らず、種々の吸込口構造を採用できる。
ロータ式除湿装置8における吸着ロータ9は、前述の実施形態で示した如き円板状のロータに限られるものではなく、筒軸芯を回転軸芯として半径方向に空気通過させる円筒状のロータなどであってもよい。
前述の実施形態では、基本処理状態と入替処理状態との切り換えを可能にした例を示したが、この基本処理状態と入替処理状態との切り換えに代え、あるいは、基本処理状態と入替処理状態との切り換えに加えて、吸引手段5,6,7,22により吸引した高湿空気MAを専用処理域13への送給に代えて外部に排出し、かつ、外気OAを外気処理域14と専用処理域13とのいずれか一方又は両方に送給して除湿する排気処理状態と基本処理状態との切り換えを可能にするようにしてもよい。
前述の実施形態では、基本処理状態と入替処理状態との切り換えを行う入替用切換手段を、第1〜第3入替風路31〜33及び第1〜第6ダンパD1〜D6をもって構成する例を示したが、基本処理状態と入替処理状態との切り換えを可能にする場合、その切り換えを行う入替用切換手段の具体的構成は種々の構成変更が可能であり、また、上記した基本処理状態と排気処理状態との切り換えを可能にする場合、その切り換えを行う排気用切換手段も種々の具体構成を採ることができる。
本発明による空調設備は、高湿空気の室内発生がある各種用途の対象室を種々の目的で所要の湿度状態に調整する必要がある場合に適用し得る。
空調設備の設備構成及び基本処理状態を示す図 吸着ロータを示す斜視図 入替処理状態を示す図 従来の設備構成を示す図 従来の他の設備構成を示す図
符号の説明
1 対象室
MA 高湿空気
2〜4 高湿空気の発生箇所
5,6,7,22 吸引手段
X 吸着剤
9 吸着ロータ
8 ロータ式除湿装置
HA 再生用高温気体
10 再生域
RA 還気空気
12 主処理域
13 専用処理域
MA′ 専用処理域で除湿した空気
18 専用系中継風路
SA 主処理域で除湿した空気
20 給気風路
OA 外気
14 外気処理域
OA′ 外気処理域で除湿した外気
19 外気系中継風路
31〜33 入替用切換手段
D1〜D6 入替用切換手段
22 吸引ファン
34 定風量装置
Dp 圧力調整用ダンパ
6 主吸引路
7 分岐吸引路

Claims (5)

  1. 対象室の室内で発生する高湿空気をその室内発生箇所で吸引して発生高湿空気の室内拡散を防止する吸引手段を設けるとともに、
    吸着剤を担持させた吸着ロータに空気を通風してその空気を吸着剤により除湿するロータ式除湿装置を設け、
    このロータ式除湿装置における吸着ロータの回転経路に、再生用高温気体を吸着ロータに通風して吸着剤を再生する再生域と、前記対象室からの還気空気を吸着ロータに通風してその還気空気を吸着剤により除湿する主処理域と、前記吸引手段により吸引した高湿空気を吸着ロータに通風してその高湿空気を吸着剤により除湿する専用処理域とを、その順に吸着ロータ回転方向の上手側から並べて配置し、
    前記専用処理域で除湿した空気を前記対象室からの還気空気と合流又は併流させて前記主処理域に送給する専用系中継風路を設けるとともに、
    前記主処理域で除湿した空気を室内調整用空気として前記対象域に供給する給気風路を設けてある空調設備。
  2. 前記吸着ロータの回転経路に、前記再生域と、前記主処理域と、前記専用処理域と、外気を吸着ロータに通風してその外気を吸着剤により除湿する外気処理域とを、その順に吸着ロータ回転方向の上手側から並べて配置し、
    前記外気処理域で除湿した外気を前記対象域からの還気空気及び前記専用処理域での除湿空気の夫々と合流又は併流させて前記主処理域に送給する外気系中継風路を設けてある請求項1記載の空調設備。
  3. 前記吸引手段により吸引した高湿空気を前記専用処理域に送給し、かつ、外気を前記外気処理域に送給する基本処理状態と、
    前記吸引手段により吸引した高湿空気に代えて外気を前記専用処理域に送給し、かつ、前記吸引手段により吸引した高湿空気を外気に代えて前記外気処理域に送給する入替処理状態とに、
    処理状態を切り換える入替用切換手段を設けてある請求項2記載の空調設備。
  4. 前記吸引手段により吸引した高湿空気を前記専用処理域に送給し、かつ、外気を前記外気処理域に送給する基本処理状態と、
    前記吸引手段により吸引した高湿空気を前記専用処理域への送給に代えて外部に排出し、かつ、外気を前記外気処理域と前記専用処理域とのいずれか一方又は両方に送給する排気処理状態とに、
    処理状態を切り換える排気用切換手段を設けてある請求項2又は3記載の空調設備。
  5. 前記吸引手段を構成するのに、一端側に吸引ファン及び定風量装置を直列に介装し、かつ、他端側を圧力調整用ダンパを介して前記対象室の室内に開放させた主吸引路と、
    その主吸引路から分岐して先端を高湿空気の室内発生箇所には臨ませた分岐吸引路とを設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調設備。

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