JP3716089B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は室外空気中に含む水分を利用し無給水で室内空気を加湿する加湿器を備えた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱交換式の空気調和機で暖房を行うと、顕熱だけを増大させるので室内の相対湿度が低下して、喉が乾いたり、肌にかさつきが生じることがある。この不快感を解消するために、無給水加湿機能を備えた空気調和機が提案されている。
【0003】
無給水加湿は吸湿部材を利用して行われており、以下その加湿原理を図3に基づき説明する。
図3において、1はモータ等の回転手段により回転可能な吸湿部材(例えば、ゼオライト、シリカゲル等の吸湿材を含むもの)、2は加熱装置としてのヒータ、3は吸湿側の空気の流れ、4は加湿側(再生側)の空気の流れを示している。
水分を含んだ吸湿側の空気3は吸湿部材1の断面積のおよそ3/4を占める吸湿領域1aを通過する。この際に空気3に含まれている水分は吸湿部材1に吸着される。なお、吸着にともない吸着熱が発生し、吸湿部材1通過後の空気3は吸着熱を有する乾燥空気となる。
【0004】
吸湿部材1は低速度で回転しており、水分を吸着した吸湿領域1aは吸湿領域1aを除いた加湿領域(再生領域)1bに回ってくる。ヒータ2で約100℃に加熱された加湿側空気4がこの加湿領域(再生領域)1bを通過する。この加湿空気4の熱が吸湿部材1に吸着された水分の離脱を促進し、離脱された水分は加湿側空気4とともに吸湿部材1外部へ放出され、当該雰囲気が加湿される。なお、水分を含んだ吸湿側の空気3を室外から取り入れることにより無給水で加湿を行うことができる。
【0005】
以上の加湿原理を利用した空気調和機の1例が特開平9−60925号公報に開示されている。この空気調和機は、無給水加湿器を室内機の室内空気循環系路以外の位置に配置するとともに加湿器の室内空気吸気口(加湿空気4の吸気口)を熱交換機の空気出口側に配置することにより、室内送風機の送風負荷を低減し、かつ熱交換機で空気を予熱するので加熱装置の電力節約、小型化を計ったものである。
【0006】
図4に従来の無給水加湿器の構造の概念を示す。図4において、1は吸湿部材、2は加熱装置、11は吸湿部材1を矢印方向に回転する回転手段、12は吸湿用ファン、13は加湿用ファン、41は室内、42は室外、44は室外42からダクト等で導入された水分を含む空気の流れ、45及び46は吸湿部材1で減湿された空気の流れ、47は加熱装置2で加熱される空気の流れ、48及び49は加熱された空気が吸湿部材1中の水分を加熱して放出された水分を含む加湿された空気の流れを示している。なお、44、45及び46で示される一連の流路がが吸湿用空気流路を構成し、また47、48及び49で示される一連の流路が加湿用空気流路を構成し、この吸湿用空気流路と加湿用空気流路とは独立している。
【0007】
図4の装置において、吸湿用ファン12の駆動により室外42から湿気を含んだ空気44を導入し、この空気44は吸湿部材1を通過した後に吸湿用ファン12を経由して室外42へと放出される。吸湿部材1を通過する際に空気44中の水分が吸湿部材1に吸着される。一方、室内41内の空気は加湿用ファン13の駆動によりヒータ2で加熱された後に吸湿部材1の水分を吸湿した部分を通過して、当該水分を蒸発させるとともに加湿用ファン13を経由して室内41に放出され、室内の空気を加湿する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した従来の無給水加湿器を有する空気調和機は、換気機能を備えていない。そのため、閉め切った室内で長時間暖房運転を行うと時間の経過とともに空気が汚染するという問題があった。
そこで本発明は、換気機能を備えた無給水加湿器を有する空気調和機の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、吸湿部材と、吸気口及び排気口が室外に位置し、その途中に前記吸湿部材が配置される吸湿用空気流路と、吸気口及び排気口が室内に位置し、その途中に前記吸湿部材が配置される加湿用空気流路と、加湿用空気流路上に位置する加熱装置とを有し、吸湿部材よりも上流側の吸湿用空気流路と吸湿部材よりも下流側の加湿用空気流路とが連通可能である無給水加湿器を備えた空気調和機により前記課題を解決した。
【0010】
本発明は、室外から取り入れる空気を換気用空気として利用するものであり、具体的には、吸湿用空気流路と加湿用空気流路とを、加湿運転時には従来と同様に独立の状態とするが、換気運転時には吸湿用空気流路を流れる換気用空気が加湿用空気流路に流れ込むことが可能なように連通させるものである。吸湿用空気流路と加湿用空気流路とを連通すれば、室外から導入した空気を吸湿用空気流路、加湿用空気流路を経由して室内に供給する換気運転を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態にかかる空気調和機の加湿器の構造を示し、図2は本実施形態にかかる空気調和機の外観構造を示している。
図1、図2において、1は吸湿部材、2はヒータ(加熱装置)、11は吸湿部材1の回転手段であるモータ、14は換気用ダンパ、15、16、19及び20はダクト、31は室内機本体、32は室内機吸込口、33は室内機吹出口、34は室内と室外との仕切壁であり、図1に示す加湿器10は室内機本体31内に配置されている。
【0012】
吸湿部材1、ヒータ2、モータ11及び換気用ダンパ14は加湿処理が行われる加湿処理室26内に配置されている。
ダクト15の一方の開口端である吸湿用空気吸気口17は室外に配置され、また他方の開口端は加湿処理室26に接続されている。また、ダクト16の一方の開口端である吸湿用排気口18は室外に配置され、他方の開口端は加湿処理室26に連接する吸湿用ファン12に接続されている。そして、ダクト15、加湿処理室26、吸湿用ファン12及びダクト16により吸湿用空気流路を構成する。
【0013】
ダクト19の一方の開口端である加湿用空気吸気口21は室内機本体31、つまり室内に配置され、また他方の開口端は加湿処理室26に接続されている。また、ダクト20の一方の開口端である加湿用空気排気口22は室内機本体31、つまり室内に配置され、他方の開口端は加湿処理室26に連接する加湿用ファン13に接続されている。そして、ダクト19、加湿処理室26、加湿用ファン13及びダクト20により加湿用空気流路を構成する。
【0014】
換気用ダンパ14は、加湿処理室26の幅方向中央に位置しており、これが開状態(図1は開状態を示している)となると吸湿用空気流路と加湿用空気流路とは加湿処理室26において連通状態となる。連通状態となると、ダクト15を流れてきた空気は、加湿用ファン13を駆動させことにより矢印25に示すように、加湿用ファン13及びダクト20を経由して室内機本体31に設けられた加湿用空気排気口22から室内に放出される。逆に、閉状態となると吸湿用空気流路と加湿用空気流路とは独立の流路を構成し、ダクト15を流れてきた空気は、吸湿用ファン12の駆動に伴い、湿用ファン12及びダクト16を経由して室外へ放出される。
【0015】
室内機本体31内には熱交換機、送風ファンが配置され、室内の空気は矢印35に示すように室内機吸気口32から室内機本体31内に導入され、熱交換機により加熱(暖房時)後送風ファンにより室内機排気口33より矢印36に示すように室内へ放出される。この空気の流路が室内空気循環流路となる。
【0016】
以上の構成からなる空気調和機の加湿運転について先ず説明する。
加湿運転時には、換気用ダンパ14は閉状態となり、吸湿用空気流路と加湿用空気流路とは独立の流路を構成する。
吸湿用ファン12を駆動することにより、湿気を含んだ室外の空気はダクト15を経由して加湿処理室26に流入する。ついで吸湿手段1を通過した後吸湿用ファン12により付勢されてダクト16の吸湿用空気出口18から室外に放出される。この際、吸湿手段1は通過する空気中の水分を吸着する。なお、矢印23で示す一連の空気の流路が吸湿用空気流路を構成する。
【0017】
一方、加湿用ファン13を駆動することにより、室内の空気は室内機本体31に設けられた加湿用空気吸気口21を介してダクト19に流入する。流入した空気は、ダクト19を進み加湿処理室26へ到達した後、ヒータ2により約100℃に加熱され、次いで吸湿部材1を通過して、ダクト20を経由して室内機本体31に設けられた加湿用空気排気口22より室内へ放出される。
【0018】
吸湿部材1の回転に伴い、加熱された空気は吸湿部材1の水分吸着部分を通過するので、吸湿部材1に含まれる水分は吸湿部材1から離脱し、離脱した水分は空気とともに室内へ放出される。放出された加湿空気は、室内機本体31の室内機排気口34から吹出される調和空気に誘引されて室内に拡散される。なお、矢印24で示す一連の空気の流路が、加湿用空気流路を構成する。
【0019】
以上の通りであるから、本実施の形態の空気調和機によれば、加湿用の空気をダクト15の吸湿用空気入口17から導入し、この空気中に含まれる水分を利用しているので、気密性の良い部屋でも無給水で加湿を行うことができる。また、加湿用空気流路と吸湿用空気流路とは加湿運転時には独立しているので、室外から取り入れた空気の温度に依存して室内の温度が変化することはない。
【0020】
次に換気運転について説明する。
換気運転時には換気用ダンパ14を図1に示す開状態の位置とし、加湿処理室26内で吸湿用空気流路と加湿用空気経路とを連通させる。
吸湿用ファン12を駆動することにより、加湿運転時と同様に室外の空気はダクト15を経由して加湿処理室26に流入する。同時に加湿用ファン13を駆動すれば、ダクト15を経由して加湿処理室26に流入した空気の一部は換気用ダクト14の部分を通過し、加湿用ファン13及びダクト20を経由して加湿用空気排気口22より室内に放出される。この空気の流れを矢印25で示してある。
【0021】
以上の空気調和機によれば、加湿用空気流路と吸湿用空気流路との間に換気用ダンパ14を設けているので、換気用ダンパの開閉を操作することにより加湿運転と換気運転を容易に切換えることができる。
【0022】
なお、以上の実施形態では、加湿処理室26内に換気用ダンパ14を設けることにより加湿用空気流路と吸湿用空気流路とを連通可能としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、加湿用空気流路と吸湿用空気流路とが独立した状態と連通した状態との両者を形成することができれば、どのような構造を採用しても構わない。例えば、ダクト15とダクト20とを他のダクトで連通し、そのダクト内にダンパを設けてもよい。
【0023】
また、以上の実施形態では加湿用空気流路の室内空気吸気口21を室内機の室内空気循環系路以外の位置に配置しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、室内機内部の室内空気循環経路内でかつ熱交換器の空気出口側に配置することもできる。このようにすれば、加湿用空気は熱交換機を通過して予熱されるので、加熱装置に必要となるエネルギを節約することができる。
【0024】
さらに、以上の実施形態では加湿用空気出口流路の室内空気出口22を室内機本体31の室内機吹出口33とは独立した位置に配置したが、室内空気出口22を室内機吹出口33と一体化させることもできる。このようにすれば、湿った空気は熱交換機により暖められた調和空気とともに室内に広く拡散し、室内の温度、湿度の均一性を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明のように、本発明の空気調和機によれば、加湿を室外の空気中に含まれる水分を利用するとともに、加湿用空気流路と吸湿用空気流路が独立した構造を有するので、無給水で室内の温度変化を生ずることなく室内の加湿が行うことができる。さらに、吸湿用空気流路と加湿用空気流路を連通可能としたので、加湿運転に加えて換気運転を行うことができるので、室内の空気汚染を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の加湿器の構造を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る空気調和機の室内機を示す図である。
【図3】 加湿方法の原理を説明するための図である。
【図4】 従来の加湿器の構造を示す図である。
【符号の説明】
1 吸湿部材
2 ヒータ(加熱装置)
14 換気用ダンパ
15,16,19,20 ダクト
26 加湿処理室
Claims (2)
- 吸湿部材と、
吸気口及び排気口が室外に位置し、その途中に前記吸湿部材が配置される吸湿用空気流路と、
吸気口及び排気口が室内に位置し、その途中に前記吸湿部材が配置される加湿用空気流路と、
加湿用空気流路上に位置する加熱装置とを有し、
吸湿部材よりも上流側の吸湿用空気流路と吸湿部材よりも下流側の加湿用空気流路とが連通可能である無給水加湿器を備えたことを特徴とする空気調和機。 - 吸湿用空気流路及び加湿用空気流路に空気付勢手段を設けた請求項1記載の空気調和機。
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