JP3172644B2 - 加湿装置 - Google Patents
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Description
理を不要として室内空気を加湿する加湿装置の改良に関
するものである。
成の概要を、また、図16はその第1従来例の加湿装置
を模式的に示している。これらの図に示すように、装置
本体1は内部が乾燥処理前空気aの導入室2、乾燥処理
後空気bの排出室3、及び加湿室4に区画されており、
導入室2と排出室3との間の仕切壁5には円筒状に形成
された吸着材6が回転可能に装着されている。この吸着
材6は駆動モータ7によって連続回転駆動されるもの
で、その下部が装置本体1の下部中央に配設された前記
加湿室4内に臨んでいる。6aは吸着材6の回転軸であ
る。
ており、この導入口8に臨んで乾燥処理前空気を吸引し
て吸着材6に供給する乾燥処理用送風ファン9が設けら
れている。加湿室4は再生処理前空気cの導入管10の
出口と、再生処理後空気dの吹出管11の入口とに連通
している。
で配管されており、その内部には取入口12から外部空
気を吸引する再生処理用送風ファン13が設けられてい
る。また、該導入管10の加湿室4に臨む出口付近には
吸着材6を加熱する再生ヒータ14が設けられている。
一方、吹出管11は導入室2内の下部を通る状態で配管
されており、その吹出口15は装置本体1の設置状態に
おいて室内に臨んでいる。16は排気室3に設けられた
乾燥処理後空気bの排気口である。
より乾燥処理前空気aである室外空気を取り入れ、吸着
材6に送風する。吸着材6は駆動モータ7によって連続
回転しながら吸湿動作を行い、乾燥処理後空気bとして
排気口16から室外に放出する。このとき、空気中の水
分を吸湿した吸着材6は吸着熱を発生し、この吸着熱に
より乾燥処理後空気bは40℃前後に加熱されることと
なる。
内または室外から導入管10内に取り入れられた再生処
理前空気cは、再生ヒータ14により100℃以上に加
熱され、吸着材6に吸着されている水分の脱着を行う。
このとき再生処理中の空気から蒸発熱が奪われ、吹出管
11に送られた再生処理後空気dは40℃前後となる。
このようにして加湿された再生処理後空気dは、吹出口
15から室内へ送風される。
ように、導入管10が導入室2内の下部を通る状態で配
管されたものや、図18に示すように、排気室3を通る
乾燥処理後空気bを導入管10に導入し、再生処理用空
気として利用するために、導入管10の取入口12を排
気室3内に開口したものがあるが、いずれも吸着材6、
乾燥処理用送風ファン9、再生処理用送風ファン13、
再生ヒータ14等を装置本体1内に組み込んだ構成とな
っており、装置本体1内を通る乾燥処理後空気bの中を
通る送風管路中に再生処理後空気dを通過させるもので
あるが、いずれの従来構成においても、送風管路を装置
本体1内に設けているのは、単に再生処理後空気dの通
過経路としてのスペースを利用していたに過ぎない。
低温の場合で、加湿された再生処理後空気dを室内に送
風する際、吹出管11において管内結露が発生する虞れ
がある。この管内結露を防止するための対策を講じた先
行技術として、例えば特開平5−168841号公報等
には、図19に示すように、室内まで延長された吹出管
11の外周に、暖かい室内空気を吸引して外部に放出す
る室内空気吸引管17を同軸上に配設し、吹出管11を
通る高湿な再生処理後空気dを温暖な室内吸込空気eの
内側に送風するように構成することにより、室内吸込空
気eにより屋外空気の冷風の影響を小さくし、吹出管1
1の管内結露を防止するようにしたものが開示されてい
る。
19に示した先行技術例においても、取入口12から再
生ヒータ14に至る導入管10内では再生処理前空気c
を積極的に加熱するための構成を備えておらず、室内ま
たは室外の低温空気を再生ヒータ14によって直接加熱
するものである。また、特に冬季等の寒冷時において
は、室内の暖房機を動作させた直後は、未だ室内温度も
低温であるにも拘わらず、加湿装置は吸着材6の吸着熱
や、再生ヒータ14による加熱作用により、迅速に暖か
くなるため、湿度の高い再生処理後空気dを送風するこ
とになる。
した初期時には、吹出管11の外周を取り巻く室内空気
吸引管17内を通る室内吸込空気eは未だ低温であるた
め、内側の吹出管11の管内結露を防止することができ
ない。次に、室内吸込空気eが暖められ加湿も十分行わ
れたときには、屋外空気との温度差により、外側にある
室内空気吸引管17の管内結露が発生するという別の問
題点が発生する。
ためになされたもので、再生ヒータによる加熱効率の向
上を図るとともに、寒冷時等における管内結露を効果的
に防止し得る加湿装置を提供することを目的とするもの
である。
に本発明では、再生処理前空気の取入口を有する導入管
と、この導入管に連通し再生処理後空気の吹出口を有す
る吹出管とを設け、この導入管または吹出管内に再生処
理用送風ファンを配設する。また、一部が前記導入管と
吹出管との間に臨む吸着材と、この吸着材を加熱する再
生ヒータを設けるとともに、前記吸着材に乾燥処理前空
気を供給する乾燥処理用送風ファンを設ける。そして、
前記導入管を前記吸着材により吸湿された乾燥処理後空
気の排風路中を通るように配管するとともに、この導入
管の周辺に前記排風路の熱を該導入管内を通る再生処理
前空気に伝達する予熱手段を設けている。
よって発生する吸着熱と、再生ヒータが吸着材に与えた
熱の余熱によって暖められた乾燥処理後空気を有効利用
して、加湿装置内に吸入された低温の再生処理前空気を
予熱するものであり、具体的には導入管を乾燥処理後空
気の排風路中を通るように配管するとともに、この導入
管の外周に、多数のフィン状体を付設したものである。
接、再生処理前空気を取り入れるのではなく、導入管を
空気調和機につないでいる場合は、前記吸着材により吸
湿された乾燥処理後空気を外部に導く排気管を設け、こ
の排気管を、該排気管が外側で、前記導入管が内側とな
るように同軸2重管状に配管するとともに、この2重管
部分の導入管の外周に多数のフィン状体を付設した。
り吸湿された乾燥処理後空気を外部に導く排気管を設
け、この排気管を、該排気管が外側で、前記吹出管が内
側となるように同軸2重管状に配管したものとする。
通過する際に高温の乾燥処理後空気を利用した予熱手段
により再生ヒータに至るまでに予備加熱されるため、室
外空気に比べ若干高温となり、再生ヒータの電力消費を
節約、及び再生効率の向上が実現可能となる。
は、ほぼ同時に加熱されることになるため、例えば寒冷
時における室内暖房機動作の初期時にも管内結露は発生
しない。そして、湿り空気である再生処理後空気と同時
に常に導入管や吹出管の外側に乾燥処理された乾燥処理
後空気が送風されているため、屋外空気との温度差が発
生しても、乾燥空気送風管には結露が発生することはな
い。
説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例を示して
いる。これらの図に示すように、本実施例装置の装置本
体1は内部が乾燥処理前空気aの導入室2、乾燥処理後
空気bの排出室3、及び加湿室4に区画されており、導
入室2と排出室3との間の仕切壁5には円筒状に形成さ
れた吸着材6が回転可能に装着されている。
イト、アルミナ等、もしくは前記材料によりハニカム形
状に成型されており、駆動モータ7によって連続回転駆
動されるもので、その下部が装置本体1の下部中央に配
設された前記加湿室4内に臨んでいる。6aは吸着材6
の回転軸である。導入室2には室外空気の導入口8が開
口しており、この導入口8に臨んで乾燥処理前空気を吸
引して吸着材6に供給する乾燥処理用送風ファン9が設
けられている。加湿室4は再生処理前空気cの導入管1
0の出口と、再生処理後空気dの吹出管11の入口とに
連通している。
で配管されており、その内部には取入口12から外部空
気を吸引する再生処理用送風ファン13が設けられてい
る。また、該導入管10の加湿室4に臨む出口付近には
吸着材6を加熱する再生ヒータ14が設けられている。
一方、吹出管11は導入室2内の下部を通る状態で配管
されており、その吹出口15は装置本体1の設置状態に
おいて室内に臨んでいる。16は排気室3に設けられた
乾燥処理後空気bの排気口である。
の導入管10周辺に予熱手段としての熱交換器、例えば
導入管10の外周にその管軸方向に並列状に配列した多
数のフィン状体18を付設している。
より乾燥処理前空気aである室外空気を取り入れ、吸着
材6に送風する。吸着材6は駆動モータ7によって連続
回転しながら吸湿動作を行い、乾燥処理後空気bとして
排気口16から室外に放出する。このとき、空気中の水
分を吸湿した吸着材6は吸着熱を発生し、この吸着熱に
より乾燥処理後空気bは40℃前後に加熱されることと
なる。
内または室外から導入管10内に取り入れられた再生処
理前空気cは、フィン状体18が吸着材6の吸着熱によ
り40℃前後に加熱された排気室3内の乾燥処理後空気
bの熱を吸収することにより、再生ヒータ14に至るま
でに該乾燥処理後空気bの熱によって予備加熱されるこ
ととなり、この予備加熱後、再生ヒータ14により10
0℃以上に加熱され、吸着材6に吸着されている水分の
脱着を行う。このとき再生処理中の空気から蒸発熱が奪
われ、吹出管11に送られた再生処理後空気dは40℃
前後となる。このようにして加湿された再生処理後空気
dは吹出口15から室内へ送風される。
気cが乾燥処理後空気b中を通過する場合、何らの処置
も講じられていなかった。このため加湿は特に冬季に行
われるが、再生処理前空気cは5℃前後の低温のときも
あり、その低温空気を再生ヒータ14で加熱することは
非常に効率が悪かった。
18によって乾燥処理後空気bの熱を吸収した導入管1
0を通る再生処理前空気cは再生ヒータ14に至る前に
既に予備加熱されているので、再生ヒータ14の加熱効
率の向上につながる。また、加熱効率向上に伴い、再生
ヒータ14は能力の小さいものを使用することが可能と
なる。
本実施例は前記第1実施例と同様に、乾燥処理後空気b
の吸着熱を利用するもので、再生処理前空気cの導入管
10周辺に蓄熱材19を設け、吸着材6の吸着熱により
40℃前後に加熱された排気室3内の乾燥処理後空気b
の熱を該蓄熱材19で吸収、蓄熱し、再生処理前空気c
が再生ヒータ14に至るまでに予備加熱を行うようにし
たものである。
熱を吸収、蓄熱した蓄熱材19によって導入管10を通
る再生処理前空気cの予備加熱を行うことができるの
で、加熱効率の向上に大きく寄与するものであり、ま
た、加熱効率向上に伴い、再生ヒータ14の能力が小さ
なものでも可能となる。
本実施例も前記第1実施例と同様に、乾燥処理後空気b
の吸着熱を利用するもので、再生処理前空気cの導入管
10を蛇行状に配管し、再生処理前空気cが再生ヒータ
14に至るまでに有意な距離を設定することにより、吸
着材6の吸着熱により40℃前後に加熱された乾燥処理
後空気bの熱を吸収し、再生ヒータ14までに予備加熱
を行うようにしたものである。
せることにより、乾燥処理後空気bの熱を吸収する距離
を長くし、再生処理前空気cの予備加熱を行うことによ
り、加熱効率を向上させることができる。また、加熱効
率向上に伴い、再生ヒータ14の能力が小さなものでも
可能となる。なお、この場合、図示するように、前記第
1、第2実施例と同様に導入管10の全長に亙って排気
室3内に配管するように構成すると、更に効率が改善さ
れることは言うまでもない。
本実施例においても、前記第1実施例と同様に、乾燥処
理後空気bの吸着熱を利用するが、この場合、特に再生
処理前空気cの取入口12が装置の外側に延長して出さ
れている場合、装置の外側に構成されている配管部分を
同軸2重パイプ構造としている。すなわち、吸着材6よ
り吸湿された乾燥処理後空気bを外部に導くために排気
室3から延びる排気管20を設け、この排気管20を、
該排気管20が外側で、導入管10が内側となるように
同軸2重管状に配管することにより、内側導入管10に
再生処理前空気cを送風し、外側排気管20に吸着材6
の吸着熱により40℃前後に加熱された乾燥処理後空気
bを送風し、その熱を吸収するようにしている。
を通る再生処理前空気cは再生ヒータ14に至るまでに
外側排気管20を通る乾燥処理後空気bにより予備加熱
されるので、加熱効率が向上する。なお、この場合、乾
燥処理後空気bは室外に排出されることになるが、再生
処理前空気cと混合されないように排出するのが望まし
く、このようにするために導入管10の端部を曲げて、
取入口12の方向を変えるようにするとよい。また、本
実施例の構成は、加湿装置の構成をエアコンディショナ
ーの室内機または室外機に設けた場合を対象とするもの
である。
例の構成に加えて、図6に示すように、内側導入管10
の2重管部分の外周にその管軸方向に並列状に配列した
多数のフィン状体21を付設し、内側導入管10に再生
処理前空気cを送風するとともに、外側排気管20に吸
着材6の吸着熱により40℃前後に加熱された乾燥処理
後空気bを送風し、その熱を吸収するようにすれば、再
生ヒータ14に至るまでに再生処理前空気cの予備加熱
を行うこととなり、加熱効率の向上につながる。このと
き、乾燥処理後空気bは室外に排出することになるが、
再生処理前空気cと混合されないように排出することは
前記第4実施例と同様である。
で40℃前後となった再生処理前空気cを室内に送風す
ると、送風空気の結露という問題点が生じる。前述の図
19に示した先行技術では、同軸2重パイプ構造の内側
吹出管11に高湿度の再生処理前空気cを送風し、外側
室内空気吸引管17に室内吸込空気eを送風することに
より、低温の室外空気との断熱的効果を奏するような構
造となっている。
込空気eも室外空気と変わらない程度の低温であり、直
ぐに40℃前後に加熱される再生処理後空気dとは温度
差が発生する。このため、内側に送風されている再生処
理後空気dが結露現象を起こす原因となる。また、室内
空気が十分に加湿された場合、吹出管11外側に送風さ
れている室内吸込空気eも当然高湿度であり、室外空気
との温度差から結露現象が発生する。
示すように、同軸2重パイプ構造の内側に再生処理後空
気dを送風し、外側に乾燥処理後空気bを送風する。す
なわち、吸着材6により吸湿された乾燥処理後空気bを
外部に導く排気管20を排気室3から突出して設け、こ
の排気管20を、該排気管20が外側で、吹出管11が
内側となるように同軸2重管状に配管している。
燥処理後空気bは再生処理後空気dとほぼ同時に加熱さ
れるため、室内暖房機の始動直後にも結露は発生しな
い。また、室内が十分に加湿された場合も、外側に送風
されているのは40℃前後に加熱された乾燥空気であ
り、結露は発生しない。また、室内が十分に加湿された
場合も、外側に送風されているのは40℃前後に加熱さ
れた乾燥処理後空気bであるから、結露防止効果が更に
大きいものとなる。なお、本実施例の構成は、加湿装置
の構成をエアコンディショナーの室内機または室外機に
設けた場合を対象とするものである。
では、再生処理前空気cが図7に示す第6実施例と逆方
向に送風されている加湿装置の構成となっている。この
場合、吸着材6により吸湿された乾燥処理後空気bを外
部に導く排気管20を排気室3内から導入室2内の下部
に導出し、この排気管20を、該排気管20が外側で、
吹出管11が内側となるように同軸2重管状に配管する
ことにより、乾燥処理後空気bを利用することができる
が、吹出管11の途中部で該吹出管11と排気管20と
が同軸上に重なることになるため、2重管継手22を使
用する必要がある。
な外観構造を有し、外側排気管20の管路20aと内側
吹出管11の管路11aは、例えば図9(B)あるいは図
9(C)に示すようなものが挙げられる。また、図10は
図9(C)に示す2重管継手22と2重管との接続方法の
一例を示しており、外側吹出管20と継手管路20a間
は接続管23を介して接続し、内側排気管11と継手管
路11a間は一方の端部に接続口24を形成することに
より、この接続口24を介して接続する。
に、図8に示した第6実施例の加湿装置において、加湿
室4から吹出口15までの吹出管11の外周に熱交換
器、例えば吹出管11の管軸方向に並列状に配列した多
数のフィン状体25を付設し、再生処理後空気dの熱
と、排気室3を流れる乾燥処理後空気bとの熱交換を行
い、温度を平均化するように構成している。
空気bはいずれも40℃前後の温度であるが、室外空気
が高湿度のとき、吸湿量が多くなるに従い、吸着熱が高
く発生し、乾燥処理後空気bは高温となる。そして、再
生処理を行う場合は、多くの脱着処理を行うため、蒸発
熱を多く奪われることとなり、再生処理後空気dは低温
となる。
り、乾燥処理後空気bが低温となることもあり、結露の
原因とならないように、温度の平均化を行うために、再
生処理後空気dの熱と、乾燥処理後空気bとの熱交換を
行う。この作用により、再生処理後空気dが高温で、乾
燥処理後空気bが低温のときに特に懸念される結露につ
いては防止することができる。なお、本実施例は、エア
コンディショナーの室内機または室外機に設けた場合を
対象とするものである。
加湿装置において、再生処理後空気dを室内に送風する
送風管26が長い場合や、加湿室4から吹出口15まで
の吹出管11が短いとき、あるいは前記第8実施例にお
ける加湿室4内のスペースをより長くとりたい場合等に
おいて好適なもので、図12に示すように、同軸2重構
造の内側送風管26の外周に、熱交換器として、送風管
26の管軸方向に並列状に配列した多数のフィン状体2
7を付設し、第8実施例と同様に外側排気管20の中で
熱交換を行い、再生処理後空気dと乾燥処理後空気bの
温度を平均化する。
で、乾燥処理後空気bが低温のときに特に懸念される結
露については防止することができる。勿論、第8実施例
と本実施例とを組み合わせた構造であってもよい。な
お、本実施例は、エアコンディショナーの室内機または
室外機に設けた場合を対象とするものである。
て述べたが、図13に示されるようなダンパー機能を設
けることにより、図14に示すように、除湿器としても
使用可能である。
た除湿器の除湿機能について説明すると、ダンパー28
は図13(A)に示すように、室外風路29と室内風路3
0間に支点を有し、この支点回りに旋回することにより
風路切換が可能なものや、図13(B)に示すように、扇
形状に形成され、一定角度範囲揺動して室外風路29と
室内風路30を切換えるものが挙げられる。そして、こ
のダンパー28により室内、室外風路29、30を切り
換え、室内より乾燥処理後空気bを吸入する。吸着材6
により吸湿された空気である乾燥処理後空気bを、ダン
パー28により切り換えられた風路から室内に送風す
る。
空気cは再生ヒータ14により100℃以上に加熱さ
れ、吸着材6に吸着されている水分の脱着を行う。な
お、室内取り入れ構造の場合は、図13(C)に示すよ
うな構造となるのであり、この構造により室外から取り
入れられるものである。このときに、蒸発熱を奪われ、
再生処理後空気dは40℃前後となる。加湿された再生
処理後空気dは、図13(C)に示すような構造のダン
パー28により風路を切り換えられており、室外に排出
される。このように除湿機としても使用可能である。
吸着材により吸湿された乾燥処理後空気の排風路中を通
るように配管するとともに、この導入管の周辺に排風路
の熱を該導入管内を通る再生処理前空気に伝達する予熱
手段を設け、この予熱手段により再生ヒータに至るまで
に再生処理前空気を予備加熱するように構成しているの
で、室外空気に比べ若干高温となり、加熱効率の向上に
大きく寄与するものである。また、加熱効率向上に伴
い、再生ヒータの電力消費を節約、及び再生効率を向上
させることができ、その結果、再生ヒータの能力が小さ
なものでも可能となる。
処理前空気を取り入れるのではなく、導入管を空気調和
機につないでいる場合は、吸着材により吸湿された乾燥
処理後空気を外部に導く排気管を設け、この排気管を、
該排気管が外側で、導入管が内側となるように同軸2重
管状に配管したものとしているので、再生ヒータまでに
予備加熱を行うこととなり、加熱効率の向上に大きく寄
与するものである。
乾燥処理後空気を外部に導く排気管を設け、この排気管
を、該排気管が外側で、吹出管が内側となるように同軸
2重管状に配管したものとし、乾燥処理後空気は再生処
理後空気とほぼ同時に加熱されるため、室内暖房機の始
動直後にも結露の防止ができる。また、室内が十分に加
湿された場合も、外側に送風されているのは40℃前後
に加熱された乾燥空気であり、結露防止に大きく寄与す
るものである。
略斜視図。
図。
図。
図。
拡大断面図。
図。
図。
大断面図。
る要部拡大断面図。
図。
図。
す断面図。
に示す断面図。
式的に示す断面図。
的に示す断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 再生処理前空気の取入口を有する導入管
と、この導入管に連通し再生処理後空気の吹出口を有す
る吹出管と、前記導入管または吹出管内に配設された再
生処理用送風ファンと、一部が前記導入管と吹出管との
間に臨む吸着材と、この吸着材を加熱する再生ヒータ
と、前記吸着材に乾燥処理前空気を供給する乾燥処理用
送風ファンとを備えた加湿装置であって、前記吸着材に
より吸湿された乾燥処理後空気を外部に導く排気管を設
け、この排気管を、該排気管が外側で、前記吹出管が内
側となるように同軸2重管状に配管したことを特徴とす
る加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28307494A JP3172644B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28307494A JP3172644B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 加湿装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08141345A JPH08141345A (ja) | 1996-06-04 |
JP3172644B2 true JP3172644B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=17660877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28307494A Expired - Lifetime JP3172644B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172644B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2926306B2 (ja) * | 1994-11-24 | 1999-07-28 | 株式会社カンキョー | 乾式除加湿装置 |
JP3430993B2 (ja) * | 1999-07-28 | 2003-07-28 | ダイキン工業株式会社 | 加湿装置 |
JP5445559B2 (ja) * | 2011-10-25 | 2014-03-19 | ダイキン工業株式会社 | 除湿システム |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP28307494A patent/JP3172644B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08141345A (ja) | 1996-06-04 |
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