JP2006153190A - 締結部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】被取付け部を前記取付け部に結合する際にボルトに作用する曲げ力を防止する締結部材を提供する。
【解決手段】取付け部16から突設したボルト18を被取付け部11に設けた取付け穴12に挿通し、前記ボルトに係合することで前記被取付け部を前記取付け部に締結する締結部材である。締結部材は、前記ボルトに螺合するナット22と、このナットと前記被取付け部との間に配置され、前記ナットに対し軸直方向に相対変位することで前記ナットの軸心と前記取付け穴の軸心とのずれを許容する心ずれ許容部材20とで構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ボルト及びナットにより被取付け部と取付け部とを結合する締結部材に関し、特に、車軸に設けたホイール取付け部に車両用ホイールを締結する際に好適な締結部材に関する。
車両ホイールの締結構造として、車両用ホイールのディスク部(被取付け部)の中心位置にディスク中心穴が設けられ、このディスク中心穴の周囲に複数の取付け穴が設けられているとともに、車両ホイールを締結する車軸のホイール取付け部(ハブ)の中心部に凸形状のハブ外端部が設けられ、このハブファイ端部の周囲に複数のボルトが突設しており、ディスク部のディスク中心穴にハブのハブ外端部を嵌合して車両用ホイールをハブにセンタリングし、ディスク部の複数の取付け穴にハブのボルトをそれぞれ挿通し、外側に突出したボルトにナットを螺合してディスク部側に締め付けていくことで、車両用ホイールをハブに締結する構造がある。
このような車両用ホイールの締結構造に使用するナットとして、軸方向の一端側にテーパ外周面を設けたテーパタイプのホイールナットが知られている(例えば特許文献1)。このテーパタイプのホイールナットをボルトに螺合してハブ側に締め付けていくと、取付け穴の開口周縁に設けたテーパ面形状のナット受け部にテーパ外周面が接触するので、軸直方向の耐すべり性が確保されるとともに、ホイールのナットに締結される部分の面圧が緩和されるようになっている。
特開平7−186605号公報
しかし、特許文献1のテーパタイプのホイールナットを使用すると、そのナットのテーパ外周面がナット受け部と接触する際に、ホイールナットの軸心にボルトの軸心を一致させようとする、所謂、ボルトのセンタリング機能が働く。前述したディスク中心穴とハブ外端部との嵌合による車両用ホイールのセンタリングを行いながら、ボルトのセンタリング機能が働いた状態で車両用ホイールをハブに締結すると、以下の場合に、ホイールナットがボルトを曲げる力(曲げ力)が発生するおそれがある。
つまり、図11に示すように、ディスク部1のディスク中心穴2の中心から各々のナット受け部3の中心までの寸法精度が悪い場合(R1≠R2)、ハブ4に設けたハブ外端部5の中心から各々のボルト6の中心までの寸法精度が悪い場合(R3≠R4)、或いは、ディスク中心穴2にハブ外端部4が嵌合したときのナット受け部3の中心とボルト6の中心の精度が悪い場合(R1≠R3、R2≠R4)には、図12(a)に示すようにナット受け部3の中心とボルト6の中心とにズレが発生する。このように、ナット受け部3の中心とボルト6の中心とにズレが発生した状態でボルト6に螺合したホイールナット7を締めつけていくと、図12(b)に示すように、ナット受け部5に接触したホイールナット7がボルト6に曲げ力を作用してしまう。
ところで、特表2000−506803号公報には、テーパタイプのホイールナットを使用せず、ナットとナット受け部に接触するテーパ部分とが分離した締結部材が記載されている。この公報は、ハブの中心位置から突設した一本のボルトが車両用ホイールの中心位置に設けた取付け穴に挿通されており、このボルトに、取付け穴の開口周縁に設けたテーパ面形状のナット受け部に接触する環状の接触体(前述したテーパ部分)と、この接触体の軸方向の端面に当接する軸受部材とが挿通されている。そして、ボルトに螺合したナットを締め付けていく際に、ナットと接触体との間に介在した軸受部材が回転することで接触体の共回りを防止しながら、車両用ホイールをセンタリングしてハブに締結する構造である。
ここで、この特表2000−506803号公報の環状の接触体、軸受部材及びナットからなる締結部材を、特許文献1のテーパタイプのホイールナットの替わりに採用しても、ナット受け部の中心とボルトの中心とにズレが発生したときに、環状の接触体及び軸受部材はズレを許容する方向に移動しないので、ナットがボルトに曲げ力を作用してしまう。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであって、その目的は、被取付け部と前記取付け部とを結合する際にボルトに作用する曲げ力を防止する締結部材を提供する。
前記課題を解決するため、本発明に係る締結部材は、取付け部から突設したボルトを被取付け部に設けた取付け穴に挿通し、前記ボルトに締結することで前記被取付け部と前記取付け部とを結合する締結部材であって、前記ボルトに螺合するナットと、このナットと前記被取付け部との間に配置され、前記ナットに対し軸直方向に相対変位することで前記ナットの軸心と前記取付け穴の軸心とのずれを許容する心ずれ許容部材とを備えている。
本発明の締結部材によると、取付け部から突設したボルトの軸心と被取付け部に設けた取付け穴の軸心とがずれていても、心ずれ許容部材がナットに対し軸直方向に相対変位することでボルト及び取付け穴の心ずれを許容するので、被取付け部と前記取付け部とを結合する際にボルトに曲げ力が作用しない。
以下、本発明に係る車両用ホイールの締結構造の1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1の符号8で示すホイールは、タイヤ9を装着している環状のリム部10と、リム部10の内側に設けたディスク部11とを備えている。
ディスク部11は、図2に示すように、所定直径の円周上に等ピッチ間隔で複数の取付け穴12を形成している。また、各取付け穴12の外側を向く開口周縁に、外側に向かうに従い徐々に拡径したテーパ面形状の受け部14を設けている。
図2の符号16は、車軸(図示せず)の端部に設けたホイール取付け部としてのハブである。このハブ16の端面に、複数のボルト18が突出して設けられている。これらボルト18は、ディスク部11に形成した複数の取付け穴12に対応する位置でハブ16から突出している。
また、ハブ16の軸心方向の端には、ホイール8の中心に設けたディスク中心穴11aに若干のクリアランスを持って嵌合するハブ外端部16aが設けられている。この嵌合によって、ホイール8の中心とハブ16の中心とがセンタリングされている。
そして、ハブ16に設けた複数のボルト18が、それぞれ対応する取付け穴12に挿通され、車幅方向の外側に突出したボルト18にナット22が各取付け穴12の受け部14側からねじ込まれている。ここで、ナット22よりディスク部11側に、ナット22のねじ込みにより受け部14に嵌入していくテーパ部材20が配置されている。
ナット22は六角ナットであり、図3に示すように、テーパ部材20に当接する座面24が、ナット22の軸線(ボルト18の軸線)に直交する方向(以下、軸直方向と称する)に延在する平面として形成されている。
テーパ部材20は、ナット22より硬度の低い材料で形成されており、例えばナット22がHv400に対し、テーパ部材20はHv300になっている。
テーパ部材20は、軸心位置にボルト18を挿通する挿通穴28を設け、軸心に沿う外周をテーパ外周面30とし、ナット22の座面24に当接する着座面32を、軸心に直交する方向(以下、軸直方向と称する)に延在する平面とした部材である。なお、テーパ部材20の着座面は軸直方向に延在する平面に限らず、例えば図5に示すように、一部が凹んでいる着座面32aにしても構わない。
また、テーパ外周面30は、ディスク部11に設けた受け部14と同一のテーパ比で形成されている。また、テーパ部材20の挿通穴28の内径Dtは、ナット22の雌ねじ谷径Dnより大きな寸法、つまり、ボルト18の外径より大きな寸法に設定されている。
また、ナット22のねじ込みによりテーパ部材20が受け部14内に嵌入していくときには、テーパ部材20の着座面32及びナット22の座面24の摺動抵抗が、テーパ部材20のテーパ外周面30及びディスク部11の受け部14の摺動抵抗より小さく設定されている。
そして、テーパ部材20は、ナット22の軸方向の一端側で遊挿状態で係合している。
すなわち、ナット22の座面24で開口しているねじ穴の開口周縁には係合部34が設けている。この係合部34は、図4に示すように、座面24の開口周縁から略同一の外径寸法で外方に突出している円筒部34aと、この円筒部34aの先端部から徐々に拡径しながら外方に突出している拡径筒部34bとで構成されている。
また、テーパ部材20の着座面32で開口している挿通穴28の開口周縁には、径方向内方に延在している円環状の係合部36が設けられている。この係合部36の内径は、ナット22に設けた係合部34の円筒部34aの外径より大きく、且つ、係合部34の拡径筒部34bの外径より小さい寸法に設定され、ナット22から抜け落ちないようになっている。なお、テーパ部材20の係合部36は、円環状でなくとも部分的に拡径筒部34bに係合できるようになっていても構わない。
そして、ナット22の係合部34を外側から囲むようにテーパ部材20の係合部36を配置し、図4の実線で示すように、係合部36及び係合部34の拡径筒部34bが軸方向で引っ掛かることで、テーパ部材20がナット22から軸方向に抜け落ちないように、遊挿状態で係合している。なお、テーパ部材20が、本発明の心ずれ許容部材に相当し、テーパ部材20のテーパ外周面30が、本発明の伝達面に相当する。
上記構成の車両用ホイールの締結構造において、車軸の端部に設けたハブ16にホイール8を結合するには、先ず、ハブ16に設けた複数のボルト18をそれぞれ対応する取付け穴12に挿通するとともに、ホイール8の中心とハブ16の中心とが合うように、ハブ外端部16aにディスク中心穴11aを嵌め合わせながら組み込む。
次いで、各取付け穴12の受け部14から車幅方向の外側に突出したボルト18に、互いに軸方向に係合しているテーパ部材20及びナット22を装着する。その際、テーパ部材20の挿通穴28にボルト18を挿通してからナット22をボルト18に螺合していく。
ナット22の回転によりテーパ部材20が受け部14内に入り込んでいくとき、テーパ部材20の着座面32及びナット22の座面24の摺動抵抗が、テーパ部材20のテーパ外周面30及びディスク部11の受け部14の摺動抵抗より小さく設定されているので、図6に示すように、ナット22が回転してもテーパ部材20は回転せず、座面24及び着座面32が摺動する。このため、テーパ部材20は、テーパ外周面30が受け部14のテーパ面に摺動せずに入り込んでいく。
ここで、図2に示すように、例えばハブ16の中心P0からボルト18の軸心まPsでまの寸法精度が悪く(r1≠r2)、ボルト18の軸心Psと受け部14の軸心Prとがずれている場合には、テーパ部材20は、受け部14の軸心Prと同心となるように受け部14内に入り込んでいく。すなわち、ボルト18がテーパ部材20の挿通穴28に遊挿されており、テーパ部材20及びナット22の互いに当接する座面24,32が軸直方向に延在した平面としているので、テーパ部材20はナット22に対して軸直方向に移動可能となる。このため、ナット22に押されたテーパ部材20は、受け部14にテーパ外周面30が接触することで、受け部14の軸心Prと同心となるように軸直方向に移動しながら受け部14内に入り込んでいく。
受け部14内に入り込むテーパ部材20は、ナット22に対して軸直方向に移動可能となっていることから、従来のテーパタイプのホイールナットのようなボルト18のセンタリング機能を持たず、ボルト18に対して曲げ力を発生しない。
そして、ナット22をさらに締め付けてディスク部11側に締結していき、ナット22の軸力が、テーパ部材20のテーパ外周面30から受け部14に伝達されることで、ホイール8がハブ16に結合される。
したがって、本実施形態によると、ボルト18の軸心Psと受け部14の軸心Prとがずれていても、ナット22に対して軸直方向に移動しながら受け部14内に入り込むテーパ部材20がボルト18に対して曲げ力を発生しない。
また、ナット22を回転させて締め付けていくときには、ナット22に押されて受け部14内に入り込んでいくテーパ部材20が回転しないので、受け部14の疵の発生を抑制することができる。また、テーパ部材20のテーパ外周面30及び受け部14のテーパ面が摺動しないことから、それらの表面粗さを高精度に設定しなくて済むので、製造コストの低減化を図ることができる。
また、外観の美観を必要とするナット22の表面処理と、外部に露出しないテーパ部材20の表面処理とを分けて行うことができるので、外部に露出しない部分も外観の美観を必要とするナットの表面処理と同一に行わなければならない従来のテーパタイプのホイールナットと比較して、表面処理コストも低減することができる。
また、テーパ部材20はナット22と比較して耐久性が低い部品であるが、本実施形態のテーパ部材20は、ナット22より硬度の低い安価な材料で形成しているので、部品交換のコストを低減することができる。
また、ナット22に対して別部品であるテーパ部材20は、各々に設けた係合部34,36により軸方向の一端側で遊挿状態で係合しており、テーパ部材20の挿通穴28にボルト18を挿通してから直ぐにナット22をボルト18に螺合することができるので、テーパ部材20及びナット22の組み付け作業を簡単に行うことができる。
次に、図7及び図8は、ナット22の軸方向の一端側で遊挿状態で係合しているテーパ部材20の他の構造を示すものである。
本実施形態では、ナット22に設けた係合部40と、テーパ部材20に設けた係合部42と、環状部材44とを備えている。
ナット22の係合部40は、座面24で開口しているねじ穴の開口周縁に設けており、図7に示すように、座面24の開口周縁から略同一の外径寸法で外方に突出している円筒部40aと、この円筒部40aの先端部から径方向外方に延在している円環部40bとで構成されている。
テーパ部材20の係合部42は、着座面32で開口している挿通穴28の開口周縁から径方向内方に延在している円環状の部位である。この係合部42の内径は、係合部40の円環部40bの外径より大きい寸法に設定している。
また、環状部材44は、図8に示すように、スリット44aを設けた縮径自在な弾性リングであり、自由形状の外径寸法Doを、テーパ部材20の係合部42の内径寸法より大きく、挿通穴28の内径寸法より小さくし、内径寸法Diを、ナット22の係合部40の円環部40bの外径寸法より僅かに小さくした部材である。
そして、環状部材44を、弾性変形により縮径して係合部40の円筒部40aの外周側に配置しておき、テーパ部材20の係合部42が係合部40の円筒部40aの外側に位置したときに環状部材44を弾性復帰し、環状部材44が係合部40の円環部40b及び係合部42に対して軸方向において重なる位置に配置されることで、環状部材44を介して係合部40の円環部40b及び係合部42が引っ掛かり、テーパ部材20及びナット22が軸方向で抜け落ちないように係合している。
本実施形態のナット22に設けた係合部40と、テーパ部材20に設けた係合部42と、環状部材44とでナット22の軸方向の一端側にテーパ部材20を遊挿状態で係合した構造でも、前述した第1実施形態の構造と同様の効果を得ることができる。
さらに、図9は、ナット22の軸方向の一端側で遊挿状態で係合しているテーパ部材20の図7及び図8と異なる構造を示すものである。
本実施形態では、ナット22の外周に設けた係合部46と、テーパ部材20の外周に設けた係合部48とを備えている。
ナット22の係合部46は、座面24の外周から徐々に縮径しながら外方に突出している。
テーパ部材20の係合部48は、係合部46の最も縮径されている先端部46aの内径寸法より僅かに大きな最大外径部であり、この係合部48と係合部46の先端部46aとが軸方向で引っ掛かることで、テーパ部材20及びナット22が軸方向で抜け落ちないように係合している。
本実施形態のナット22の外周に設けた係合部46と、テーパ部材20の外周に設けた係合部48とでナット22の軸方向の一端側にテーパ部材20を遊挿状態で係合した構造でも、前述した第1実施形態の構造と同様の効果を得ることができる。
ここで、本実施形態も、ナット22の軸直方向に延在する平面として形成した座面24に当接するテーパ部材20の着座面を、例えば図10に示すように、径方向内方に向かうに従い下り傾斜を付けた傾斜面形状の着座面32bにしても構わない。
車両用ホイールを車軸のホイール取付部に締結した構造を示す図である。 図1のII-II線矢視図である。 本発明を構成する心ずれ許容部材がナットの軸方向の一端側で遊挿状態に係合している状態を示す図である。 ナット及び心ずれ許容部材の係合部分を示した図である。 図3で示した心ずれ許容部材の変形例を示す図である。 ナットを回転してねじ込んだときの心ずれ許容部材の状態を示す図である。 図3と異なる構造の心ずれ許容部材がナットの軸方向の一端側で遊挿状態に係合している状態を示す図である。 図7の構造で使用する部材を示す図である。 図3及び図7と異なる構造の心ずれ許容部材がナットの軸方向の一端側で遊挿状態に係合している状態を示す図である。 図9で示した心ずれ許容部材の変形例を示す図である。 ボルトの軸心と取付け穴の軸心とのずれを示す図である。 ボルトの軸心と取付け穴の軸心とにずれが発生した状態で車両用ホイールを締結したときにナットがボルトに曲げ力を作用してしまう状態を示した図である。
符号の説明
8 ホイール(車両用ホイール)
11 ディスク部(被取付け部)
12 取付け穴
14 受け部
16 ハブ(取付け部)
18 ボルト(ボルト)
20 テーパ部材(心ずれ許容部材)
22 ナット
24 ナットの座面
28 テーパ部材の挿通穴
30 テーパ部材のテーパ外周面(伝達面)
32,32a,32b テーパ部材の着座面
34 ナットの係合部
36 テーパ部材の係合部
40 ナットの係合部
42 テーパ部材の係合部
44 環状部材
46 ナットの係合部
48 テーパ部材の係合部
Dn ナットの雌ねじ谷径
Pr 受け部の軸心
Ps ボルトの軸心(ボルトの軸心)

Claims (9)

  1. 取付け部から突設したボルトを被取付け部に設けた取付け穴に挿通し、前記ボルトに締結することで前記被取付け部と前記取付け部とを結合する締結部材であって、
    前記ボルトに螺合するナットと、このナットと前記被取付け部との間に配置され、前記ナットに対し軸直方向に相対変位することで前記ナットの軸心と前記取付け穴の軸心とのずれを許容する心ずれ許容部材とを備えたことを特徴とする締結部材。
  2. 前記心ずれ許容部材は、前記ナットの座面に接触する着座面と、前記ナットからの力を前記ナットの軸心方向に対し傾いた方向で前記被取付け部に伝達する伝達面とを備えていることを特徴とする請求項1記載の締結部材。
  3. 前記伝達面は、前記取付け穴の開口周縁に接触するテーパ面形状であることを特徴とする請求項2記載の締結部材。
  4. 前記心ずれ許容部材の前記着座面と前記ナットの前記座面との少なくとも一方を、前記ナットの軸心に対して軸直方向に延在する平面としたことを特徴とする請求項2又は3記載の締結部材。
  5. 前記心ずれ許容部材及び前記ナットは別部品であり、前記心ずれ許容部材は、前記ナットの雌ねじ谷径より大きな内径の挿通穴を設け、この挿通穴に前記ボルトを遊挿していることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の締結部材。
  6. 前記心ずれ許容部材の材料硬度を、前記ナットの材料硬度より低くしたことを特徴とする請求項5記載の締結部材。
  7. 前記心ずれ許容部材の前記着座面及び前記ナットの前記座面の摺動抵抗を、前記心ずれ許容部材の伝達面及び前記取付け穴の開口周縁の摺動抵抗より小さくしたことを特徴とする請求項5又は6記載の締結部材。
  8. 前記心ずれ許容部材は、前記ナットの軸方向の一端側で遊挿状態に係合していることを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載の締結部材。
  9. 前記被取付け部は、前記取付け穴を設けた車両用ホイールのディスク部であり、前記取付け部は、前記ボルトが突設した車軸のホイール取付け部であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の締結部材。
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