JP2006153082A - 油圧駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 油圧モータ21の駆動力を減速機構12によって減速して旋回台6に伝達する油圧駆動装置において、減速ケース13のドレン油を構造簡単な油路によってタンク44に戻すことができるようにする。
【解決手段】 減速ケース13のドレン油路排出部13aを、減速機構ドレン油路63によって油圧モータ21のチャージ油路25に連通させてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、油圧モータの駆動力を減速して駆動対象装置に伝達するギヤ利用の減速機構を備えた油圧駆動装置に関する。
上記油圧駆動装置としては、例えば特許文献1に示されるように、旋回台5(駆動対象装置に相当)、油圧モータMを備えたものがある。
特開2003−287001号公報(段落〔0010〕、図2,3)
上記油圧駆動装置において、従来、図6に示すように、油圧モータ21の駆動力を駆動対象装置6に伝達する減速機構12を収容する減速ケース13にドレン油排出部13aを設け、このドレン油排出部13aが減速機構ドレン油路63によってタンク44に連通されるように構成していた。すなわち、減速ケース13のドレン油をタンク44に直接に戻すようにしていた。
この結果、長尺であるとか数多いアダプタや管などの油路部材を用いてドレン油路を作製する必要があった。
本発明の目的は、減速ケースのドレン油を油路面から有利に排出処理することができる油圧駆動装置を提供することにある。
本第1発明にあっては、油圧モータの駆動力を減速して駆動対象装置に伝達するギヤ利用の減速機構を備えた油圧駆動装置において、
前記減速機構を収容する減速ケースのドレン油が前記油圧モータのチャージ油路に流入するように前記減速ケースのドレン油排出部が前記チャージ油路に連通された減速機構ドレン油路を設けてある。
減速ケースのドレン油が減速機構ドレン油路によってチャージ油路に導入されて補給油と共に油圧モータの駆動回路に供給され、この駆動回路によってタンクに戻されるものである。これにより、減速ケースのドレン油排出部をチャージ油路に連通させる減速機構ドレン油路を設けるだけで減速ケースのドレン油をタンクに戻すことができる。
従って、本第1発明によれば、減速ケースのドレン油をタンクに戻すのに、減速ケースのドレン油排出部をタンクに直接に連通させるに比して長さや構造の面で簡単な減速機構ドレン油路を設けるだけで済み、構造面や経済面で有利に得ることができる。
本第2発明にあっては、本第1発明の構成において、前記チャージ油路及び前記減速機構ドレン油路が、前記油圧モータを収容しているモータケースの内部に設けられている。
すなわち、減速機構ドレン油路及びチャージ油路が減速ケースの外部を通ったり、減速ケースの外部に位置したりする場合、モータケースにドレンポートを設ける必要が生じる。これに対し、本第2発明の構成によれば、モータケースのドレンポートを不要にしながら、減速ケースのドレン油排出部とチャージ油路とを減速機構ドレン油路によって連通させることができる。
従って、本第2発明によれば、モータケースのドレンポートを不要にしてこの面からも構造面や経済面で有利に得ることができる。
本第3発明にあっては、本第1又は第2発明の構成において、前記駆動対象装置に作用する油圧式ネガティブブレーキを備え、前記油圧式ネガティブブレーキを解除操作するための油圧ブレーキシリンダに、この油圧ブレーキシリンダの油室に連通された油取り出し部を設けるとともに、前記油圧ブレーキシリンダの前記油室から前記減速ケースの内部に油供給されるように前記油取り出し部と前記減速ケースとを連通させた潤滑油供給路を備えてある。
すなわち、駆動対象装置を駆動する場合、油圧ブレーキシリンダに圧油を供給してネガティブブレーキを解除状態に操作される。すると、油圧ブレーキシリンダに供給された圧油が油圧ブレーキシリンダの油室から油取り出し部に流動してこの油取り出し部から潤滑油供給路によって減速ケース内に供給される。これにより、駆動対象装置が駆動されると、油圧ブレーキシリンダから減速ケースに作動油が供給されて減速機構に潤滑油として作用する。減速ケースへの油供給が駆動対象装置を駆動している間において継続して行なわれて、減速ケース内の油が新たに流入した油と入れ替わりやすくなる。
従って、本第3発明によれば、減速ケースに油が十分に供給されてケース内油を入れ替わりやすくし、極力新たな油が十分な量で減速機構に作用して良好に潤滑されるようにすることができる。
本第4発明にあっては、本第3発明の構成において、前記潤滑油供給路が、前記油圧モータのドレン油排出部を前記減速ケースに連通させているモータドレン油路と、前記油圧ブレーキシリンダの前記油取り出し部を前記モータドレン油路に連通させている給油路とによって構成されている。
すなわち、油圧ブレーキシリンダの油取り出し部からの油が、油圧モータのモータドレン油路に流入してこのモータドレン油路によって減速ケースに供給されるものである。これにより、油圧ブレーキシリンダの油室からの油も、油圧モータのドレン油もモータドレン油路によって減速ケースに供給される。
従って、本第4発明によれば、油圧ブレーキシリンダの油室からの油も、油圧モータのドレン油も減速ケースに潤滑油として供給することができるものでありながら、モータドレン油路を共用の油路とした構造簡単なものにしてコンパクトに得ることができる。
本第5発明にあっては、本第3発明の構成において、前記潤滑油供給路が、前記油圧ブレーキシリンダの前記油取り出し部を前記油圧モータのモータハウジング内に連通させている給油路と、前記油圧モータのドレン油排出部を前記減速ケースに連通させているモータドレン油路とによって構成されている。
すなわち、油圧ブレーキシリンダの油取り出し部からの油が、油圧モータのモータハウジングを介してモータドレン油路に流入してこのモータドレン油路によって減速ケースに供給されるものである。これにより、油圧ブレーキシリンダの油室からの油も、油圧モータのドレン油もモータドレン油路によって減速ケースに供給される。
従って、本第5発明によれば、油圧ブレーキシリンダの油室からの油も、油圧モータのドレン油も減速ケースに潤滑油として供給することができるものでありながら、モータドレン油路を共用の油路とした構造簡単なものにしてコンパクトに得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、クローラ走行装置1及びドーザ2を有した走行機体3に、エンジン4を有した原動部や、運転座席5を有した操縦部が装備された旋回台6を機体上下向きの軸芯Xまわりで旋回自在に取り付けるとともに、この旋回台6の前部に、スイングブラケット7を介してバックホウ装置8を連結して、ドーザ付きバックホウを構成してある。
図2に示すように、前記旋回台6の旋回操作部に出力軸11が連動された遊星ギヤ利用の減速機構12、及び、この減速機構12を収容している減速ケース13を有した減速連動部10と、この減速連動部10の前記減速機構12の入力部に出力部が連動された油圧モータ21、及び、この油圧モータ21などを収容しているモータケース22を有した駆動部20と、この駆動部20の前記モータケース22が有する一対のモータポートM1,M2に操作油路31を介して接続された旋回制御弁32や、この旋回制御弁32の入力部に給油路33を介して接続された駆動用油圧ポンプ34などを備えた制御部30とを備えて、旋回台6用の油圧駆動装置を構成してある。
前記駆動部20には、前記油圧モータ21の出力部を前記減速機構12の入力部に連動させている回転軸23に一体回転自在に連結されたブレーキ円盤51、及び、このブレーキ円盤51の外周端部の下方に位置する油圧ブレーキシリンダ52を備えて成る油圧式ネガティブブレーキ50を備えてある。前記油圧モータ21を前記一対のモータポートM1,M2に接続している一対の操作油路24,24の一方に一端側が、他方の操作油路24に他端側がそれぞれ連通され、かつ、途中に一対のチェック弁25aが備えられたチャージ油路25も駆動部20に備えてある。前記油圧式ネガティブブレーキ50も前記チャージ油路25も、前記モータケース22の内部に設けてある。
前記旋回制御弁32の一対の操作部にパイロット油路35を介して接続されたパイロット操作弁36、このパイロット操作弁36の入力部にパイロット給油路37を介して接続された制御用油圧ポンプ38、前記パイロット給油路37に介装された電磁切換弁39、前記駆動部20の前記モータケース22が有するブレーキポートBを前記パイロット給油路37の前記パイロット操作弁36と前記電磁切換え弁39の間に連通させているブレーキ操作油路53、前記駆動部20の前記モータケース22が有するチャージポートCを前記旋回制御弁32の戻り油路40の旋回制御弁32とアンロード弁41の間に連通させている補充油路42を、前記制御部30に備えてある。
前記電磁切換え弁39は、この電磁切換弁39の操作部に連係された切換えレバー43によって作業状態39aと非作業状態39bとに切換え操作されるようになっている。非作業状態39bに切換え操作された電磁切換え弁39は、制御用油圧ポンプ38からパイロット操作弁36への圧油供給を不能にして、パイロット操作弁36による旋回制御弁32の切換え操作を不能にするとともに旋回制御弁32を中立状態に維持する。作業状態39aに切換え操作された電磁切換え弁39は、制御用油圧ポンプ38からパイロット操作弁36への圧油供給を可能にして、パイロット操作弁36による旋回制御弁32の切換え操作を可能にする。
非作業状態39bに切換え操作された電磁切換弁39は、油圧ブレーキシリンダ52から圧油をタンク44に排出させ、作業状態39aに切換え操作された電磁切換弁39は、制御用油圧ポンプ38から油圧ブレーキシリンダ52への圧油供給を可能にする。これにより、電磁切換え弁39が非作業状態39bに切換え操作されると、油圧ネガティブブレーキ50は、油圧ブレーキシリンダ52に内装のスプリング54によって油圧ブレーキシリンダ52を伸張した入り状態に作動させて油圧ブレーキシリンダ52によってブレーキシュー55をブレーキ円盤51に圧接操作し、回転軸23及び減速機構12を介して旋回台6に摩擦ブレーキを掛けるように入り状態に切り換わる。電磁切換え弁39が作業状態39aに切換え操作されると、油圧ネガティブブレーキ50は、油圧ブレーキシリンダ52を制御用油圧ポンプ38からの圧油によってスプリング54に抗して短縮した切り状態に作動させて油圧ブレーキシリンダ52によってブレーキシュー55のブレーキ円盤51に対する圧接を解除し、旋回台6の摩擦制動を解除するように切り状態になる。
つまり、作業を行なう場合など、切換えレバー43によって電磁切換弁39を作業状態39aに切換え操作しておく。すると、制御用油圧ポンプ38からの圧油が切電磁切換え弁39を介して油圧ブレーキシリンダ52に供給され、この油圧ブレーキシリンダ52が切り状態に作動して油圧式ネガティブブレーキ50を解除操作して旋回台6の旋回回動が可能になり、これとともに、制御用油圧ポンプ38からの圧油が電磁切換弁39を介してパイロット操作弁36に供給されるようになる。
これにより、パイロット操作弁36が有する旋回レバー45を左旋回位置Lに操作すると、パイロット操作弁36が左旋回側に切換え操作されて旋回制御弁32を左旋回状態に切換え操作してこの旋回制御弁32が駆動用油圧ポンプ34からの圧油を油圧モータ21に供給してこの油圧モータ21を左旋回側に駆動させ、この油圧モータ21の左旋回駆動力が減速機構12によって減速して旋回台6の旋回操作部に伝達されて、旋回台6が左旋回側に旋回する。
前記旋回レバー45を右旋回位置Rに操作すると、パイロット操作弁36が右旋回側に切換え操作されて旋回制御弁32を右旋回状態に切換え操作し、この旋回制御弁32が駆動用油圧ポンプ34からの圧油を油圧モータ21に供給してこの油圧モータ21を右旋回側に駆動させ、この油圧モータ21の右旋回駆動力が減速機構12によって減速して旋回台6の旋回操作部に伝達されて、旋回台6が右旋回側に旋回する。
前記旋回レバー45を中立位置Nに操作すると、パイロット操作弁36が中立状態に切換え操作されて旋回制御弁32を中立状態に切換え操作し、この旋回制御弁32が油圧モータ21に対する圧油供給を停止して油圧モータ21を停止させ、旋回台6が停止する。このとき、駆動用油圧ポンプ34から旋回制御弁32に供給されて戻り油路40に流入した圧油が補充油路42からチャージ油路25に流入して油圧モータ21に補給される。
作業を停止した場合など、切換えレバー43によって電磁切換弁39を非作業状態39bに切換え操作する。すると、油圧ブレーキシリンダ52の圧油がブレーキ操作油路53及び電磁切換弁39を介してタンク44に排出され、油圧ブレーキシリンダ52がスプリング54のために入り状態になって油圧式ネガティブブレーキ50を入り状態に操作して旋回台6が油圧式ネガティブブレーキ50によって摩擦制動された状態になる。これとともに、制御用油圧ポンプ38からの圧油がパイロット操作弁36に供給されなくなってパイロット操作弁36による旋回制御弁32の切換え操作が不能になり、これにより、走行機体3が傾斜して旋回台6に旋回操作力が作用した事態や、旋回レバー45が誤操作された事態が発生しても、旋回台6が回動しなくなる。
図2に示すように、前記油圧式ネガティブブレーキ50の前記油圧ブレーキシリンダ52のドレン油排出部56を前記油圧モータ21のモータハウジングの内部に連通させているシリンダドレン油路60、前記油圧モータ21のモータハウジングのドレン油排出部21aを前記減速ケース13の内部に連通させているモータドレン油路61、油圧ブレーキシリンダ52の油室57に一端側が連通した潤滑油供給路62、減速ケース13のドレン排出部13aを前記チャージ油路25の前記一対のチェック弁25a,25aの間に連通させた減速機構ドレン油路63を、前記モータケース22の内部に設けてある。
前記潤滑油供給路62は、油圧ブレーキシリンダ52の油室57に連通するように構成して油圧ブレーキシリンダ52に設けた油取り出し部58を前記シリンダドレン油路60の一部を介して油圧モータ21のモータハウジング内に連通させるように前記油取り出し部58を前記シリンダドレン油路60の途中に連通させている給油路64と、前記シリンダドレン油路60と、前記モータドレン油路61とによって構成してある。前記給油路64にオリフィス65を設けるとともに、このオリフィス65は、制御用油圧ポンプ38からの圧油が油圧ブレーキシリンダ52の油室57に供給された際、油圧ブレーキシリンダ52が切り状態になる油圧を油圧ブレーキシリンダ52の油室57に確保するための油路抵抗を給油路64に備えさせるように構成してある。
すなわち、油圧ブレーキシリンダ52の前記スプリング54を収容しているスプリング室59から排出されるドレン油がシリンダドレン油路60によって油圧モータ21のモータハウジングに流入し、油圧ブレーキシリンダ52のスプリング室59からのドレン油と、油圧モータ21からのドレン油とが合流したドレン油になってモータハウジングのドレン油排出部21aからモータドレン油路61に排出されてこのモータドレン油路61によって減速ケース13の内部に減速機構12に対する潤滑油として供給されるようになっている。
制御用油圧ポンプ38から油圧ブレーキシリンダ52に圧油が供給されて油圧ブレーキシリンダ52が油圧式ネガティブブレーキ50を切り状態に解除操作した場合、制御用油圧ポンプ38から油圧ブレーキシリンダ52に供給された圧油を、油圧ブレーキシリンダ52の油室57から油取り出し部58によって潤滑油供給路62の給油路64に取り出し、油圧ブレーキシリンダ52の油室57から取り出した油と、油圧ブレーキシリンダ52のスプリング室59からのドレン油と、油圧モータ21のドレン油とを潤滑油供給路62によって合流させて減速ケース13の内部に減速機構12に対する潤滑油として供給するようになっている。
減速ケース13のドレン油排出部13aから排出されたドレン油を、減速機構ドレン油路63によってチャージ油路25に流入させてこのチャージ油路25から油圧モータ21の操作油路24に流入させ、この操作油路24、及び、旋回制御弁32、戻り油路40を介してタンク44に取り出すようになっている。
図3は、別の実施形態を備えた油圧駆動装置を示し、この油圧駆動装置にあっては、潤滑油供給路62の点においてのみ、図2に示される油圧駆動装置と異なっており、この潤滑油供給路62についてのみ説明する。
この潤滑油供給路62は、油圧ブレーキシリンダ52の油室57に連通させて油圧ブレーキシリンダ52に設けた油取り出し部58を、前記シリンダドレン油路60や前記モータドレン油路61を介さないで減速ケース13の内部に連通させてあり、油圧ブレーキシリンダ52の油室57から取り出した油を単独で減速ケース13に減速機構12に対する潤滑油として供給するようになっている。
図4は、さらに別の実施形態を備えた油圧駆動装置を示し、この油圧駆動装置にあっては、潤滑油供給路62の点においてのみ、図2,3に示される油圧駆動装置と異なっており、この潤滑油供給路62についてのみ説明する。
この潤滑油供給路62は、油圧ブレーキシリンダ52の油室57に連通させて油圧ブレーキシリンダ52に設けた油取り出し部58を、モータドレン油路61の油圧モータ21と減速ケース13の間に連通させている給油路64と、油圧モータ21のモータドレン油路61とによって構成されており、油圧ブレーキシリンダ52の油室57からの圧油を、モータドレン油路61において油圧ブレーキシリンダ52のスプリング室59及び油圧モータ21のドレン油に合流させて減速ケース13に減速機構12に対する潤滑油として供給するようになっている。
図5は、さらに別の実施形態を備えた油圧駆動装置を示し、この油圧駆動装置にあっては、減速機構ドレン油路63の点と、油圧モータ21のチャージ油路25の点において、図2,3,4に示される油圧駆動装置と相違しており、この減速機構ドレン油路63の点と、油圧モータ21のチャージ油路25の点についてのみ説明する。
油圧モータ21のチャージ油路25は、モータケース22の外部に設けられている。
減速機構ドレン油路63は、減速ケース13のドレン油排出部13aに連通されてモータケース22に設けられたドレンポートDと、チャージ油路25の一対のチェック弁25aの間とを連通させている。この減速機構ドレン油路63は、モータケース22の外部に設けられている。
〔別実施形態〕
旋回台6に替えて各種の装置を駆動対象として備えた油圧駆動装置や、バックホウ以外の各種の機械や車両に装備される油圧駆動装置の場合にも本発明は適用できるのであり、旋回台6などを総称して駆動対象装置6と呼称する。
ドーザ付きバックホウ全体の側面図 油圧駆動装置の油圧回路図 別の実施形態を備えた油圧駆動装置の油圧回路図 別の実施形態を備えた油圧駆動装置の油圧回路図 別の実施形態を備えた油圧駆動装置の油圧回路図 従来のドレン構造を示す油圧回路図
符号の説明
6 駆動対象装置
12 減速機構
13 減速ケース
13a ドレン油排出部
21 油圧モータ
22 モータケース
25 チャージ油路
50 油圧式ネガティブブレーキ
52 油圧ブレーキシリンダ
57 油室
58 油取り出し部
61 モータドレン油路
62 潤滑油供給路
63 減速機構ドレン油路
64 給油路

Claims (5)

  1. 油圧モータの駆動力を減速して駆動対象装置に伝達するギヤ利用の減速機構を備えた油圧駆動装置であって、
    前記減速機構を収容する減速ケースのドレン油が前記油圧モータのチャージ油路に流入するように前記減速ケースのドレン油排出部が前記チャージ油路に連通された減速機構ドレン油路を設けてある油圧駆動装置。
  2. 前記チャージ油路及び前記減速機構ドレン油路が、前記油圧モータを収容しているモータケースの内部に設けられている請求項1記載の油圧駆動装置。
  3. 前記駆動対象装置に作用する油圧式ネガティブブレーキを備え、
    前記油圧式ネガティブブレーキを解除操作するための油圧ブレーキシリンダに、この油圧ブレーキシリンダの油室に連通された油取り出し部を設けるとともに、前記油圧ブレーキシリンダの前記油室から前記減速ケースの内部に油供給されるように前記油取り出し部と前記減速ケースとを連通させた潤滑油供給路を備えてある請求項1又は2記載の油圧駆動装置。
  4. 前記潤滑油供給路が、前記油圧モータのドレン油排出部を前記減速ケースに連通させているモータドレン油路と、前記油圧ブレーキシリンダの前記油取り出し部を前記モータドレン油路に連通させている給油路とによって構成されている請求項3記載の油圧駆動装置。
  5. 前記潤滑油供給路が、前記油圧ブレーキシリンダの前記油取り出し部を前記油圧モータのモータハウジング内に連通させている給油路と、前記油圧モータのドレン油排出部を前記減速ケースに連通させているモータドレン油路とによって構成されている請求項3記載の油圧駆動装置。
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