JP2006151507A - ヒンジキャップ及び該ヒンジキャップ付き容器 - Google Patents

ヒンジキャップ及び該ヒンジキャップ付き容器 Download PDF

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Abstract

【課題】 分別廃棄を容易に行なうことができ、かつ組立てが簡単で体裁も良いキャップを提供する。
【解決手段】 容器体口頸部4への装着用のキャップ本体周壁22と蓋体周壁64との各後部をヒンジ連結したヒンジキャップ10において、上記キャップ本体周壁22の前壁部32左右両側にそれぞれ破断線38を縦設するとともに、上記前壁部32の下部分に水平な連結ヒンジ44を介して上下方向中間部を連結させて揺動自在な操作板42を設け、該操作板の下端部24を容器体口頸部外面へ係合させた状態で該下端部24を中心とする操作板42の前下方への回動により上記破断線38を引裂き可能に形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒンジキャップ及び該ヒンジキャップ付き容器に関する。
キャップ本体と蓋体とからなるヒンジキャップを口頸部外面に固く嵌合させた容器は広く使用されているが、近年の資源リサイクルのために、廃棄時に上記キャップを口頸部外面から分別して廃棄可能とすることが要請されている。
該要請に応えるため、環状リブ付きの容器体口頸部外面へ、キャップ本体の周壁を嵌合するとともに、該周壁外面に嵌合させた固定筒下端から内上方へ起立した係合片を環状リブの下面へ係止させた抜留めリング部材を設け、かつ該部材を固定筒の一部に形成した破断線の破断により除去可能としたものが知られている(特許文献1)。
又、抜留め機構を含めて一部品として成形するため、キャップ本体の周壁の巾方向中間部に深溝を穿設することで、下端部を除く周壁部分を内外2重に形成し、その外周壁部の後部上端に蓋体をヒンジ連結するとともに、該ヒンジの近くの外周壁部分に破断線を縦設したものが知られている(特許文献2)。
又、特許文献2と同様の構成において、封緘機能を付加するために、キャップ本体の外周壁の前壁部上半部分を切り欠くとともに、該切欠き下縁及び差側縁に破断可能に下半部を接続した覆合板を設け、該覆合板の上半部裏面に、蓋体周壁の前面に付した指掛け突部を係止させたものが知られている(特許文献3)。
特開2001−206419号 特開2000−142758号 特開2001−206419号
特許文献1のものは、キャップ本体及び蓋体とは別体として、抜留めリング部材を設けたので、該部材の組付け作業が面倒である。
又、特許文献2及び特許文献3のものは、キャップ本体の周壁を、容器体口頸部外面へ嵌合可能に形成した内周壁部と、該内周壁補強用の外周壁とで形成し、該外周壁に付した蓋体を掴んで引き下げると破断部が切断されるものであるが、そもそも蓋体は引き手に適した形状ではないので、掴み所が悪いこと等により掴んだ手が痛くなる恐れがある。
又、特許文献3は、キャップ本体外周壁に穿設した切欠きの縁部に覆合板を破断可能に接続していたため、該覆合板を除去した後にその切欠きがキャップ前面に大きく表われ、キャップの美観を著しく損なう。
本発明は、分別廃棄を容易に行なうことができ、かつ組立てが簡単で体裁も良いキャップとして、上記キャップ本体周壁の前壁部左右両側にそれぞれ破断線を縦設するとともに、上記前壁部の下部分に横長の連結ヒンジを介して上下方向中間部を連結させて揺動自在な操作板を設け、該操作板の下端部を容器体口頸部外面へ係合させた状態で該下端部を中心とする操作板の前下方への回動により上記破断線を引裂き可能に形成したキャップを提供することを目的とする。
第1の手段は、ヒンジキャップであり、容器体口頸部への装着用のキャップ本体周壁と蓋体周壁との各後部をヒンジ連結したヒンジキャップにおいて、上記キャップ本体周壁22の前壁部32左右両側にそれぞれ破断線38を縦設するとともに、上記前壁部32の下部分に水平な連結ヒンジ44を介して上下方向中間部を連結させて揺動自在な操作板42を設け、該操作板の下端部46を容器体口頸部外面へ係合させた状態で該下端部46を中心とする操作板42の前下方への回動により上記破断線38を引裂き可能に形成している。
「操作板」は、上記キャップ本体の周壁を破断させるための梃子手段としての機能を有する。即ち、容器体口頸部の外面へ係止させた操作板下端部を支点として、力点である操作板上端部を摘んで前下方へ回動させると、梃子の倍力作用により連結ヒンジを介してキャップ本体周壁の前壁部に大きな引張り力が作用し、該前壁部両端の破断線が下方より引裂かれるように設けている。上記梃子作用を大きくするため、上記連結ヒンジは、操作板の上端部よりも操作板の下端部の近くに形成することが望ましい。
「破断線」は、蓋体周壁の下端を始点として上方へ伸長させると良い。
「キャップ本体周壁」は、単一周壁としても良いが、後述の如く前壁部分を除いて内外2重壁状に形成しても良い。
「連結ヒンジ」は、肉薄ヒンジで形成することができるが、上記の如く回動する操作板をぶれずに支持することができる強度を有するものとし、又、少なくとも破断線よりも捻り及び引っ張り応力に対して大きな抵抗力を有するものとする。
第2の手段は、上記第1の手段を有し、かつ前壁部32を除くキャップ本体周壁部分を、その前壁部32と連続して容器体口頸部外面へ嵌合可能に形成した内壁部36aと、該内壁部下端から内壁部外面を囲って起立した外壁部36bとで2重壁状に形成するとともに、該外壁部を下方へ延長している。
「内壁部」は、キャップ本体周壁の前壁部とともに容器体口頸部外面への嵌合筒を形成している。
「外壁部」は、内壁部を外側から囲って内壁部を補強する機能を有するものとすることが望ましい。そのためには内壁部と外壁部との左側及び右側の各前端部を補助壁で連結するとよい。又、外壁部と操作板との各対向側端部は分離させても良いが、弱化板で連結させても良い。
又、操作板は、外周壁の前端部間の空隙部内に納まるように形成しても良いが、少なくとも操作板の上半部が上記空隙部から前方へ突出するように形成すると、操作板の前下方への引出しが容易である。
第3の手段は、上記第2の手段を有し、かつ上記蓋体周壁64の前面下部から前方へ突出した指掛け突条68の下面と操作板42の上端面との少なくとも一方を、上前方から下後方への傾斜面S、Sとして、該傾斜面を介して操作板42上部の内方押込みにより指掛け突条68を押上げ可能に形成し、かつ左右両端部を上記外壁部36bの左右両前端部前面へ破断部54を介して接合させた封緘帯板50の中間部を指掛け突条68の上面へ係止させて、上記操作板42の押込みにより上記破断部54を破断可能としている。
第4の手段は、上記第3の手段を有し、かつ上記外壁部36bと操作板42との各対向側端部を、操作板42の内方押込みによっては破断せずかつ操作板42の下前方への回動により破断するように形成した屈曲自在な破断帯56で連結している。
第5の手段は、ヒンジキャップ付き容器であり、口頸部4を起立する容器体2と、第1の手段乃至第4の手段に記載のヒンジキャップ10とからなり、該ヒンジキャップの操作板42下端部46を、上記口頸部4外面に、上記操作板42の下前方への回動によって上方へスライド可能に係合させている。
該口頸部の外面には、上方から下方へ大径化するテーパ状斜面を形成し、該テーパ状斜面上を上記操作板の下端部がスライド可能に形成することができる。
第1の手段に係る発明によれば、操作板42を、下端部を支点として前下方へ引き倒す梃子作用によりキャップ本体周壁の破断線38を破断するように設けたから、蓋体を掴んで無理に破断線を切断させる場合よりも僅かな力で容易に分別作業をすることができる。
第2の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○前壁部32を除くキャップ本体周壁部分を内外2重に形成したから、十分な嵌合強度が得られると同時に、外壁部36b左右両前端部間に形成される空隙部分内に操作板を装備させることで該操作板を体裁良くキャップに組み込むことができる。
○キャップ本体周壁の前壁部と内壁部とを破断線を介して連続させて容器体口頸部への嵌合筒としたから、既述特許文献2の如く内外2重筒状のキャップ本体周壁の外周壁部に破断線を穿設した場合と比べて、破断線切離後の容器体口頸部への嵌合力を大幅に減少させて容易に分別を行なうことができる。
第3の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○操作板42の内方押込みにより、傾斜面S、Sを介して封緘帯板50の破断部54を僅かな力で破断させることができる。
○操作板42はキャップ本体周壁の破断手段を兼ねており、封緘解除手段を別個に形成する場合と比べて構造を簡易とすることができる。
○封緘帯板を除去した後も、キャップ本体周壁の外壁部36b前方の空隙部内には操作板が装備されており、特許文献2のように切り欠きの開口部に覆合板を取り付けた構成の如く覆合板除去により切欠きが開口することがないので、体裁を損なわない。
○操作板42は、キャップ開封後でも、操作板42上部を内方へ押し込んで蓋体60を半開状態とした後に指を上方へ摺動させることで蓋体を僅かな開蓋することができ、特に指掛け突条において指が滑ることを防止できるので、操作が容易である。
第4の手段に係る発明によれば、外壁部36bと操作板42との間からキャップ内部へ塵埃などが入ることを防止できる。
第5の手段に係る発明によれば、操作板42下端部46を上記口頸部4外面に上記操作板42の下前方への回動によって上方へスライド可能に係合させたので、操作板の下前方への回転力を、キャップ本体の前壁部32への引っ張り応力に効率的に変換できる。
図1乃至図8は、本発明の第1実施形態を示している。
まず本願キャップ付き容器の構成のうち従来公知の部分を簡単に説明する。
容器体2は、口頸部4を有し、該口頸部4外面には、上方から下方へ徐々に大径化するテーパ状斜面6を周設している。
キャップ10は、キャップ本体12と蓋体60とからなる。
キャップ本体12は、ほぼ有頂筒状であって、平面視円形の頂壁14外周から周壁22を垂下している。頂壁14は略凹面状に窪んでおり、その中央部を環状破断線16の穿設により除去可能な注出口部18として、該注出口部から支柱を介してプルリング20を突出している。又、注出口部18の回りの頂壁部分上面からはシール筒21を起立している。又、周壁22は、単一周壁としてもよいが、図示例では、周壁の上端面の巾方向中間部にその全周に亘って深溝26を穿設することで、下部24側を除く周壁部分を、2重筒状に分離している。又、これら両筒のうち内筒(内周壁部分)上端部を隆起させ、その外周面に第1係合条28を形成するとともに、周壁下部24には図4に示す如く周方向とびとびに複数の水抜き孔を穿設して、該孔を除く周壁下部分を連結部30としている。
蓋体60は、天板62外周から周壁64を垂下し、該周壁の後部下端部分を、上記キャップ本体12の周壁22後面上端にヒンジ機構66を介して連結しており、かつ、上記蓋体周壁64の前面下端からは指掛け突条68を前方突出している。又、蓋体周壁64の下端部分内面にはキャップ本体側の第1係合条28へ係止可能な第2係合条70を周設している。更に又蓋体天板62の裏面からは垂下筒72を垂設して、上記シール筒21へ水密かつ気密に嵌合させている。
本発明においては、キャップ本体周壁12の前壁部32において、その外周壁部分を矩形に除去して空隙部34を形成し、前壁部32を除く周壁部分を内壁部36aと外壁部36bとで形成している。
上記前壁部32は、その左右両端に図6及び図2に示す如く該前壁部下端から上端に亘ってそれぞれ破断線38を縦設して、後述の操作板の梃子作用により前壁部32を内壁部36aから分離可能に形成している。
上記外壁部36bは、内壁部36a下端よりも下方へ延長している。又、該外壁部の空隙側端部からはそれぞれ内方へ補助壁40を突出し、これら補助壁内端面を上記破断線38に沿った内壁部36a側縁部分前面に連結している。
上記空隙部26内には、操作板42を付設する。この操作板42の後面は、上端側から下へ向かうに従って徐々に後方へ迫り出した後に下向きの段差を介して前方へ陥没している。該段差の先端部は横向きの連結ヒンジ44を介してキャップ本体周壁の前壁部32下端に連結させており、該連結ヒンジ44を中心として操作板42の揺動が自在に形成している。操作板42の下端部46は上記容器体2のテーパ状斜面6上面に係合され、操作板42は、キャップ本体の前壁部32上端との間に間隙Aを存した状態で、やや前上方へ傾斜している。操作板42の下端部46は外壁部36b下端と同じ高さとすると良い。又、操作板42の上端面後半部は、前上方から後下方への第1傾斜面Sとしている。
又、指掛け突条68は、図1に示す如く下面を第2傾斜面Sとし、上面を水平面としている。
又、上記外壁部36bの空隙側端部の前面上部の間には、封緘帯板50を架設している。図3及び図6に示す如く該封緘帯板の両端部からは左右一対の脚片52を垂下して、該脚片下端を破断部54を介して上記外壁部36bの前面上部に連結している。又、封緘帯板50の左右中間部を上記指掛け突条68の上面に載置している。
上記構成によれば、図1の状態では、封緘帯板50を指掛け突条68の上面に係止することで蓋体60をロックしている。この状態から操作板42の上半部を指で内方へ押込むと、傾斜斜面S,Sを介して内方押込み力が指掛け突条68の押上げ力に変換され、上記封緘帯板50の破断部が切れるとともに、第1、第2係合条28,70の係合が解除される。この状態で操作板42に当てた指をそのまま上方へスライドさせて指掛け突条68を押し上げると、蓋体60を完全に開蓋することができる。使用の際にはプルリング20を用いて注出口部18を開口して内容物を取り出せばよい。
内容物を使い切ったときには、図7に想像線で示す状態から蓋体60を開き、操作板42の上端面に指を掛けて矢示の如く下前方へ引っ張ると、操作板42の下端部46を中心とする梃子作用により、連結ヒンジ44を介してキャップ本体前壁部32の破断線38に前方への引っ張り応力が作用し、該破断線の下端が切れる。次に図8の如く操作板42を更に前下方へ引き倒すと操作板42は下端部46でテーパ状斜面6を上方へスライドするとともに、キャップ本体前壁部32との連結点である連結ヒンジ44も前方へ引き出されるので、破断線に作用する引っ張り応力の前方への分力も大きくなり、破断線38を上端まで容易に破断させることができる。該破断後にキャップ本体周壁22を容器体口頸部4から取外すことができる。
図9乃至図12は、本発明の第2の実施形態を示すものである。本実施形態において、第1の実施形態と同じ構造については同一符号を付することで説明を省略する。
本実施形態では、上記操作板42と封緘帯板50との各対向端部の間に屈曲自在な破断帯56を形成したものである。図示例では、図10に示す如く外壁部36bの空隙部側端部前面から左右側板58,58を前方へ突出し、これら各側板の前端から、左右方向内向き前方へ各破断帯56を突出し、該破断帯56の先端部を上記操作板42の左右側面に破断可能に接続したものである。該破断帯56は、図11に示す如く操作板42を内方へ押込んだときには、後方へ変形して切断されず、次に図12に示す如く操作板42を前下方へ倒したときには、操作板42側面から破断するように形成する。
本発明の第1の実施形態に係るキャップの縦断面図である。 図1キャップの平面図である。 図1キャップの正面図である。 図1キャップの成形状態平面図である。 図1キャップの成形状態縦断面図である。 図1キャップの要部拡大斜視図である。 図1キャップの分別工程の途中図である。 図1キャップの分別工程の他の途中図である。 本発明の第2実施形態に係るキャップの正面図である。 図9キャップのX−X線に沿った要部拡大水平断面図である。 操作板押込み状態における図10に対応する図である。 操作板押込み状態における図12に対応する図である。
符号の説明
2…容器体 4…口頸部 6…テーパ状斜面 10…キャップ
12…キャップ本体 14…頂壁 16…環状破断線 18…注出口部 20…プルリング
21…シール筒 22…キャップ本体周壁 24…下端部 26…深溝 28…第1係合条
30…連結部 32…周壁前壁部 34…空隙部 36a…内壁部 36b…外壁部
38…破断線 40…補助壁
42…操作板 44…連結ヒンジ 46…下端部
…第1傾斜面 S…第2傾斜面
50…封緘帯板 52…脚片 54…破断部 56…破断帯 58…左右側板
60…蓋体 62…天板 64…蓋体周壁 66…ヒンジ機構 68…指掛け突条
70…第2係合条 72…垂下筒

Claims (5)

  1. 容器体口頸部への装着用のキャップ本体周壁と蓋体周壁との各後部をヒンジ連結したヒンジキャップにおいて、上記キャップ本体周壁22の前壁部32左右両側にそれぞれ破断線38を縦設するとともに、上記前壁部32の下部分に水平な連結ヒンジ44を介して上下方向中間部を連結させて揺動自在な操作板42を設け、該 操作板の下端部46を容器体口頸部外面へ係合させた状態で該下端部46を中心とする操作板42の前下方への回動により上記破断線38を引裂き可能に形成したことを特徴とする、ヒンジキャップ。
  2. 前壁部32を除くキャップ本体周壁部分を、その前壁部32と連続して容器体口頸部外面へ嵌合可能に形成した内壁部36aと、該内壁部下端から内壁部外面を囲って起立した外壁部36bとで2重壁状に形成するとともに、該外壁部を下方へ延長したことを特徴とする、請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 上記蓋体周壁64の前面下部から前方へ突出した指掛け突条68の下面と操作板42の上端面との少なくとも一方を、上前方から下後方への傾斜面S、Sとして、該傾斜面を介して操作板42上部の内方押込みにより指掛け突条68を押上げ可能に形成し、かつ左右両端部を上記外壁部36bの左右両前端部前面へ破断部54を介して接合させた封緘帯板50の中間部を指掛け突条68の上面へ係止させて、上記操作板42の押込みにより上記破断部54を破断可能としたことを特徴とする、請求項2記載のヒンジキャップ。
  4. 上記外壁部36bと操作板42との各対向側端部を、操作板42の内方押込みによっては破断せずかつ操作板42の下前方への回動により破断するように形成した屈曲自在な破断帯56で連結したことを特徴とする、請求項3記載のヒンジキャップ。
  5. 口頸部4を起立する容器体2と、請求項1乃至請求項4の何れかに記載のヒンジキャップ10とからなり、該ヒンジキャップの操作板42下端部46を、上記口頸部4外面に、上記操作板42の下前方への回動によって上方へスライド可能に係止させたことを特徴とする、ヒンジキャップ付き容器。
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