JP2006151466A - ディスペンサーのノズルカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスペンサーのノズルにおける内容物の乾燥、固化に起因した閉塞を確実に防止する。
【解決手段】ディスペンサー(1)のノズル(1b)を格納、保護するカバーを、前記ディスペンサー(1)の側部をその頭部とともに取り囲んで着脱自在に係合保持される周壁(2a)と、この周壁(2a)につながる区画領域(K)を有しノズル(1b)を格納する格納壁部(2b)からなるものにて構成する。そして、前記格納壁部(2b)の下端部とこの下端部につながる周壁(2a)の側壁部のそれぞれに、ノズル導入用の切欠(3、4)を設け、前記格納壁部(2b)の内端に、ノズル(1b)の先端部に当接して注出開孔を封止する軟質性シール部材(5)を配置し、前記周壁(2a)の内側に、ディスペンサー(1)のヘッド後端部に接触してノズル(1b)の先端部を軟質性シール部材(5)に向けて強く押し付ける押圧部材(6)を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器内の内容物をノズルを通して適量取り出すのに適したディスペンサーのノズルカバーに関するものであり、該ディスペンサーのノズルの注出開孔を確実に封止することによりその注出開孔近傍域で発生しがちな内容物の乾燥、固化に起因したノズル閉塞を確実に防止しようとするものである。
シャンプーやリンス、化粧水あるいは液体石鹸等を入れた据え置きタイプの容器には、押圧ヘッドを作動させることで容器内の内容物をノズルを通して適量注出するためディスペンサーが装着されている。
ところで、内容物として流動性があり、即乾性を有するものが充填されている容器にあっては、注出に係わる内容物がディスペンサーのノズルの注出開孔近傍域に付着、固化することがありノズル閉塞を引き起こす不具合がたびたび見られた。
この点に関しては、前部を開口した有頂筒状とし、ステム両側面及び後面と、噴出ヘッド上面及び両側面及び後面とを被覆する基部下端縁を、装着キャップ上面中央部に突設した環状の係止突条外周に着脱自在に嵌合させるとともに、基部の前部開口縁より、ノズル筒上面及び両側面を被覆するノズル筒被覆部を延設してなるキャップ本体と、ノズル筒被覆部の頂板前縁に回動可能に上縁を連結するとともに、裏面より突設した嵌合筒をノズル筒先端に着脱可能に嵌合させた蓋板とを設けたキャップを備えた液体噴出器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−43165号公報
上記のような従来のキャップを備えた液体噴出器は、キャップの蓋板がノズル筒先端に嵌合するものであることから、内容物の乾燥、固化を抑制する点では著しい改善効果は見られたが、該蓋板は頂板前縁に回動可能に連結されているため、該蓋板に不用意な力が作用した場合にノズル筒先端における嵌合が簡単に解除されてしまうことが懸念され、また、これに加え、蓋板はキャップ本体とは基本的に同材質にて構成されていることから、選択される樹脂によっては、嵌合部位からの空気の侵入を確実に回避する点では未だ十分であるとは言えないのが現状であって、とくに、シール性のより一層の改善が求められていた。
本発明の課題は、ディスペンサーのノズル先端部の注出開孔を構造の複雑化を伴うことなしに確実に封止してノズル注出開孔近傍域での内容物の乾燥、固化を確実に防止できる新規なノズルカバーを提案するところにある。
本発明は、ディスペンサーのノズルを格納、保護するカバーであって、
前記ディスペンサーの側部をその頭部とともに取り囲んで着脱自在に係合保持される周壁と、この周壁につながる区画領域を有しノズルを格納する格納壁部からなり、
前記格納壁部の下端部とこの下端部につながる周壁の側壁部のそれぞれに、ノズル導入用の切欠を設け、
前記格納壁部の内端に、ノズルの先端部に当接して注出開孔を封止する軟質性シール部材を配置し、
前記周壁の内側に、ディスペンサーのヘッド後端部に接触してノズルの先端部を軟質性シール部材に向けて強く押し付ける押圧部材を配置したことを特徴とするディスペンサーのノズルカバーである。
上記の構成になるノズルカバーにおいて、前記押圧部材は、少なくとも1本の縦リブを適用するのが好ましい。
また、前記軟質性シール部材には、格納壁部に設けられた貫通孔又は係合用溝部に嵌合して固定保持される凸部を設ける。
ディスペンサーのノズルを格納する格納壁部に配置した軟質性シール部材が、カバー周壁に形成された押圧部材の存在によりノズルの先端部に強く押し付けられその注出開孔が封止されるため、内容物の乾燥、固化が抑制される。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う合成樹脂製のノズルカバーの実施の形態をディスペンサーに装着した状態で示した断面図であり、図2はノズルカバーを取り外した状態の側面を示した図であり、図3はノズルカバーのみの外観斜視図である。
図における1は容器の口部に装着されたディスペンサーである。このディスペンサー1は押圧ヘッド1aと、この押圧ヘッド1aに設けられたノズル1bと、ディスペンサー1を容器の口部に固定保持するベースキャップ1cと、このベースキャップ1cを覆い隠す化粧カバー1dとを備えたポンプタイプのものを例として示してあり、押圧ヘッド1aを押圧することで容器内の内容物をノズル1bを通して注出することができるようになっている。
また、2はディスペンサー1に取り付けられノズル1bを格納、保護するためのノズルカバーである。このノズルカバー2はディスペンサー1の側部をその頭部とともに取り囲んで着脱自在に係合保持される周壁2aと、この周壁2aにつながる区画領域Kを有しノズル1bを格納する格納壁部2bからなる。
また、3は格納壁部2bの下端部に設けられたノズル導入用の切欠、4はノズル導入用の切欠3につながり周壁2aの側壁部に設けられたノズル導入用の切欠、5は格納壁部2bの内端に設けられノズル1の先端部に当接して注出開口を封止する軟質性シール部材である。この軟質性シール部材5は凸部5aを有しており、この凸部5aが格納壁部2bの貫通孔hに嵌合して区画領域Kにて固定保持される。
6は周壁2aの内側に設けられた押圧部材(縦リブ)である。この押圧部材6はディスペンサー1のヘッド後端部に接触してノズル1bの先端部を軟質性シール部材5に向けて強く押し付ける。
上記の構成になるノズルカバー2は、下側に開放端を有し上から被せてアンダーカットの如き係合手段7にて着脱自在に係止するタイプのカバーであって、ノズル1bを、ノズルカバー2のノズル導入用の切欠4、3に通すのみで格納壁部2bの区画領域K内に格納される。
区画領域K内に格納されたノズル1bはその先端部が軟質性シール部材5に当接するとともに、押圧部材6によって該軟質性シール部材5に強く押し付けられるため注出開孔は確実に封止される。
ノズルカバー2を装着するに当たっては、ディスペンサー1の押圧ヘッド1aを押してしまうことも懸念されるので、ストッパー等の係止手段(図示せず)を設けて押圧ヘッド1a自身が下がらないようにすることが好ましい。
上記の実施の形態では、押圧部材6を縦リブとして示したが、本発明はこれに限るものではなく、横あるいは斜め方向のリブや突起に置き換えることも可能であり、その数も少なくとも1つ形成されていればよい。
また、軟質性シール部材5は、その凸部5aを格納壁部2bの前端壁に形成した貫通孔hに嵌合するものとして示したが、該貫通孔hに代えて下端を開放した係合用溝部を形成し、該凸部5aを係合固定することも可能である。この場合、軟質性シール部材5の下方への外れを防止するため溝部にその幅を狭める突起を形成して、凸部5aを係合させる際に該突起を乗り越えて所定位置に係合させるか、あるいは該係合に代えて接着等の方法を付加して固定するのが好ましい。
前記軟質性シール部材は、ブチルゴムやシリコンゴム、エラストマー、発泡ポリエチレン、パッキン等を適用することが可能である。また、ノズルカバー2と同系の材質(例えば、軟質性シール部材3としてオレフィン系のエラストマー樹脂を使用し、ノズルカバー2をオレフィン系の樹脂にて構成する)のものを使用するのが好ましく、これにより例えば、軟質性シール部材3をノズルカバー2に対してインサート成形した場合に相互を融着することが可能となり該軟質性シール部材3の格納壁部2bに対する固定をより強固とすることができる。
着脱が簡単で、ノズルの注出開孔を確実に封止できるノズルカバーが提供できる。
本発明に従うノズルカバーの実施の形態を示した図である。 図1に示したディスペンサーの側面を示した図である。 図1に示したノズルカバーの外観斜視図である。
符号の説明
1 ディスペンサー
1a 押圧ヘッド
1b ノズル
1c ベースキャップ
1d 化粧カバー
2 ノズルカバー
2a 周壁
2b 格納壁部
3 ノズル導入用の切欠
4 ノズル導入用の切欠
5 軟質性シール部材
5a 凸部
6 押圧部材

Claims (3)

  1. ディスペンサーのノズルを格納、保護するカバーであって、
    前記ディスペンサーの側部をその頭部とともに取り囲んで着脱自在に係合保持される周壁と、この周壁につながる区画領域を有しノズルを格納する格納壁部からなり、
    前記格納壁部の下端部とこの下端部につながる周壁の側壁部のそれぞれに、ノズル導入用の切欠を設け、
    前記格納壁部の内端に、ノズルの先端部に当接して注出開孔を封止する軟質性シール部材を配置し、
    前記周壁の内側に、ディスペンサーのヘッド後端部に接触してノズルの先端部を軟質性シール部材に向けて強く押し付ける押圧部材を配置したことを特徴とするディスペンサーのノズルカバー。
  2. 前記押圧部材が、少なくとも1本の縦リブである請求項1記載のノズルカバー。
  3. 前記軟質性シール部材は、格納壁部に設けられた貫通孔又は係合用溝部に嵌合して固定保持される凸部を有する請求項1又は2記載のノズルカバー。







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