JP2006151333A - 発泡充填部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立作業が容易な発泡充填部材を提供すること。
【解決手段】 帯状の発泡シート2を湾曲させることにより、発泡シート2の長手方向両端部がその厚み方向に重なって重合部分12が形成されるように、ループ状に形成して、その重合部分12を、クリップ3の保持部10と固定部4とで取り囲まれた空間に配置するとともに、発泡シート2の一方の遊端部16を、前挟持部111とベース部6の前面とで挟持してスライド自在に保持し、発泡シート2の他方の遊端部16を、後挟持部112とベース部6の後面とで挟持してスライド自在に保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構造物の空間を充填する発泡体を形成するための発泡充填部材に関する。
従来より、自動車のピラーなどの中空構造物では、制振性や防音性を確保すべく、その内部空間を発泡体で充填することが知られている。そして、そのような発泡体を形成するために、発泡充填部材が用いられている。発泡充填部材は、中空構造物の内部空間に配置され、外部からの加熱により発泡して発泡体を形成し、その発泡体により内部空間を充填するものである。
しかるに、自動車のピラーなどの中空構造物の中には、特許文献1に開示されているように、2つの内部空間(例えば、サイドフレームアウターとセンターピラーレインフォースとの間の空間、および、センターピラーレインフォースとセンターピラーインナーとの間の空間)を有しており、これらの2つの内部空間がそれぞれ発泡体で充填されるような構成となっているものがある。
特開平11−99960号公報
しかし、特許文献1に記載されているような構成では、サイドフレームアウターとセンターピラーレインフォースとの間の空間に発泡充填材を設置して、サイドフレームアウターとセンターピラーレインフォースとを溶接した後、センターピラーレインフォースとセンターピラーインナーとの間の空間に発泡充填材を設置して、センターピラーレインフォースとセンターピラーインナーとを溶接しなければならない。したがって、中空構造物の内部空間に発泡充填剤を設置する作業を複数回行わなければならず、組立作業が煩雑である。
本発明の目的は、組立作業が容易な発泡充填部材を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、構造物の空間を充填する発泡体を形成するための発泡充填部材であって、発泡材料から、シート状に形成されている発泡シートと、前記発泡シートを構造物の空間に固定するための固定部材とを備え、前記発泡シートは、前記固定部材に対してスライド自在に保持されていることを特徴としている。
この発泡充填部材では、固定部材により発泡シートを構造物の空間に固定した状態で、固定部材に対して発泡シートをスライドさせることができる。したがって、固定部材に対して発泡シートをスライドさせることにより、発泡シートを所望の固定位置まで移動させることができるので、組立作業が容易である。
また、本発明の発泡充填部材は、前記固定部材は、構造物に固定するための固定部を備え、前記発泡シートは、前記固定部に対して一方側に向けてスライドされることにより、前記固定部に対して一方側と他方側とに跨ることができるように、前記固定部材によって保持されていることが好適である。
この発泡充填部材では、固定部材の固定部を構造物に固定した後、発泡シートを固定部に対して一方側に向けてスライドさせるだけで、固定部に対して一方側と他方側とに跨るように発泡シートを配置することができる。したがって、例えば、固定部を構造物に固定した状態で、固定部に対して一方側と他方側とにそれぞれ構造物の空間が位置するような場合に、それらの空間に跨るように発泡シートを配置することが容易にでき、それらの空間にそれぞれ発泡充填材を設置するような構成と比較して、組立作業が容易である。
また、本発明の発泡充填部材は、前記発泡シートは、前記固定部に対して一方側に配置される部分が、スライド方向に対して交差する2方向に分かれていることが好適である。
この発泡充填部材では、発泡シートを固定部に対して一方側に向けてスライドさせる際、発泡シートの固定部に対して一方側に配置される部分が、スライド方向に対して交差する2方向に沿ってスライドする。したがって、固定部に対して一方側の空間内の広範囲にわたって発泡シートを進入させることができるので、制振性や防音性を向上させることができる。
また、本発明の発泡充填部材は、前記固定部材には、前記発泡シートが前記固定部に対して一方側に向けてスライドされるのに伴って、前記発泡シートの前記固定部に対して一方側に配置される部分が、前記スライド方向に対して交差する2方向に広がるようにガイドするためのガイド部が形成されていることが好適である。
この発泡充填部材では、発泡シートを固定部に対して一方側に向けてスライドさせる際、発泡シートの固定部に対して一方側に配置される部分が、ガイド部に沿って、スライド方向に対して交差する2方向に広がる。したがって、発泡シートを固定部に対して一方側の空間内の広範囲にわたって進入させやすいので、組立作業が容易である。
また、本発明の発泡充填部材は、前記発泡シートは、前記発泡シートが重なる重合部分が形成されるようにループ状に形成され、前記固定部に対して一方側に向けてスライドされることにより、その両端側が前記固定部に対して一方側に配置されるようになっていることが好適である。
この発泡充填部材では、発泡シートをループ状に形成することにより、比較的少ない発泡材料で、固定部に対して他方側の空間の広範囲に発泡シートの中央部側を介在させることができるとともに、固定部に対して一方側の空間内の広範囲にわたって発泡シートの両端側を進入させることができる。したがって、発泡材料の使用量を削減でき、コストの低減を図ることができる。
また、本発明の発泡充填部材は、前記固定部材には、前記発泡シートを前記固定部に対して他方側に向けてスライドさせたときに、前記重合部分に係合して、前記発泡シートのスライドを規制するためのストッパが形成されていることが好適である。
この発泡充填部材では、固定部に対して他方側に向けて発泡シートに外力が加わったときに、発泡シートがスライドして固定部材から抜け落ちるのをストッパにより規制することができる。したがって、組立作業中に発泡シートが固定部材から抜け落ちるといったことがなく、組立作業が容易である。
また、本発明の発泡充填部材は、前記固定部は、構造物の空間を第1の空間と第2の空間とに区画する区画壁に、前記固定部に対して一方側に前記第1の空間が位置し、前記固定部に対して他方側に前記第2の空間が位置するように、前記固定部材を固定することが好適である。
この発泡充填部材では、固定部材の固定部を構造物に固定した後、発泡シートを固定部に対して一方側に向けてスライドさせるだけで、第1の空間と第2の空間とに跨るように発泡シートを配置することができる。したがって、第1の空間と第2の空間とにそれぞれ発泡充填材を設置するような構成と比較して、組立作業が容易である。
本発明の発泡充填部材によれば、発泡シートを所望の固定位置まで容易に移動させることができ、組立作業が容易である。
図1は、本発明の発泡充填部材の一実施形態を示す斜視図である。図1における右手前側を前方、左奥側を後方、左手前側を左方、右奥側を右方として説明する(図4において同じ。)。
図1において、この発泡充填部材1は、構造物の間の空間や中空構造物の内部空間を充填する発泡体を形成するために用いられ、発泡シート2と、発泡シート2を構造物の間の空間や中空構造物の内部空間に固定するための固定部材としてのクリップ3とを備えている。
図2は、発泡シート2の斜視図であって、各切り込みの係合前状態を示す。図3は、発泡シート2の斜視図であって、各切り込みの係合後状態を示す。
発泡シート2は、加熱(例えば、120〜210℃前後)により発泡する発泡材料から、長尺形状のシート状に形成されている。
発泡材料としては、特に制限されず、公知の発泡性ポリマーが用いられる。発泡性ポリマーとしては、特に制限されないが、例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリケトンなどの樹脂、例えば、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)などのゴムなどが挙げられる。好ましくは、エチレン・酢酸ビニル共重合体が用いられる。エチレン・酢酸ビニル共重合体を用いることにより、発泡倍率を高くすることができる。これら発泡性ポリマーは、1種または2種以上を適宜選択して用いることができる。
また、発泡材料には、発泡性ポリマーを発泡および硬化させるために、さらに、例えば、架橋剤、発泡剤、必要により発泡助剤などが適宜配合される。
架橋剤としては、特に制限されないが、例えば、加熱により分解され、遊離ラジカルを発生して分子間または分子内に架橋結合を形成させる公知のラジカル発生剤が用いられる。より具体的には、例えば、ジクミルパーオキサイド、1,1−ジターシャリブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジターシャリブチルパーオキシヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジターシャリブチルパーオキシヘキシン、1,3−ビス(t−ブチルパ−オキシイソプロピル)ベンゼン、ターシャリブチルパーオキシケトン、ターシャリブチルパーオキシベンゾエートなどの有機過酸化物などが挙げられる。
また、発泡性ポリマーが加硫可能である場合には、架橋剤として公知の加硫剤を用いることができる。そのような加硫剤としては、特に制限されないが、例えば、硫黄、硫黄化合物類、セレン、酸化マグネシウム、一酸化鉛、酸化亜鉛、ポリアミン類、オキシム類、ニトロソ化合物類、樹脂類、アンモニウム塩類などが挙げられる。
これら架橋剤は、1種または2種以上を適宜選択して用いることができる。また、架橋剤の配合割合は、特に制限されないが、例えば、発泡性ポリマーに対して、0.1〜10重量部、好ましくは、0.5〜7重量部である。
また、加硫剤を用いる場合には、加硫促進剤を併用することができる。加硫促進剤としては、例えば、ジチオカルバミン酸類、チアゾール類、グアニジン類、スルフェンアミド類、チウラム類、キサントゲン酸類、アルデヒドアンモニア類、アルデヒドアミン類、チオウレア類などの公知の加硫促進剤が挙げられる。このような加硫促進剤は、1種または2種以上を適宜選択して用いることができ、その配合割合は、発泡性ポリマーに対して、0.1〜5重量部である。
また、加硫促進剤とは反対に、成形性の調節などを目的として、例えば、有機酸やアミン類などの公知の加硫遅延剤などを適宜配合することもできる。
また、発泡剤としては、特に制限されないが、例えば、公知の無機系発泡剤や有機系発泡剤が用いられる。無機系発泡剤としては、例えば、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、亜硝酸アンモニウム、水素化ホウ素ナトリウム、アジド類などが挙げられる。
また、有機系発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミド、バリウムアゾジカルボキシレート、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン酸アミドなどのアゾ系化合物、例えば、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロソテレフタルアミド、トリニトロトリメチルトリアミンなどのニトロソ系化合物、例えば、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、パラトルエンスルホニルヒドラジド、ジフェニルスルホン−3,3’−ジスルホニルヒドラジド、アリルビス(スルホニルヒドラジド)などのヒドラジド系化合物、例えば、p−トルイレンスルホニルセミカルバジド、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)などのセミカルバジド系化合物、例えば、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタンなどのフッ化アルカン、例えば、5−モルホリル−1,2,3,4−チアトリアゾールなどのトリアゾール系化合物などが挙げられる。
また、これら発泡剤のなかでも、発泡性ポリマーの軟化温度以上で分解してガスを発生し、かつ、後述する発泡体の形成時において、ほとんど発泡しないものが、組成に応じて適宜選択される。好ましくは、120〜210℃前後で発泡するものが用いられる。
これら発泡剤は、1種または2種以上を適宜選択して用いることができる。また、発泡剤の配合割合は、特に制限されないが、例えば、発泡性ポリマー100重量部に対して、5〜50重量部、好ましくは、10〜30重量部である。
なお、発泡剤の配合量は、発泡シート2の発泡時において、その発泡倍率が5〜25倍程度、好ましくは、10〜20倍程度で、実質的に独立気泡を生じさせる範囲であることが好適である。発泡剤の配合量が少なすぎると、発泡シート2が十分に発泡せず、一方、発泡剤の配合量が多すぎると、発泡により得られる発泡体の樹脂だれによる空隙を生じ、いずれも充填性が抵下する。
発泡助剤としては、特に制限されないが、例えば、発泡剤の種類に応じて適宜公知の発泡助剤を選択することができ、より具体的には、例えば、尿素を主成分とする尿素系化合物、例えば、酸化亜鉛、酸化鉛などの金属酸化物、例えば、サリチル酸、ステアリン酸などの高級脂肪酸またはその金属塩などが挙げられる。好ましくは、高級脂肪酸金属塩が用いられる。
これら発泡助剤は、1種または2種以上を適宜選択して用いることができる。また、発泡助剤の配合割合は、特に制限されないが、例えば、発泡性ポリマー100重量部に対して、1〜20重量部、好ましくは、5〜10重量部である。
さらに、発泡材料には、その目的および用途によって、得られる発泡体の物性に影響を与えない範囲において、例えば、安定剤、補強材、充填剤、軟化剤や、さらには必要に応じて、例えば、可塑剤、老化防止剤、酸化防止剤、顔料、着色剤、防カビ剤、難燃剤などの公知の添加剤を適宜配合することができる。
そして、発泡シート2は、例えば、まず、上記した各成分を上記した配合割合において配合した後、例えば、ミキシングロール、加圧式ニーダーなどを用いて混練して、発泡材料を調製する。次いで、発泡材料を、プレスやカレンダーロールなどを用いてシート状に連続成形するか、あるいは、押出成形機を用いてシート状に連続成形する。その後、所定幅の帯状に加工することにより、得ることができる。
このように、発泡シート2をシート状に形成することにより、発泡シート2を、連続成形によって、生産効率よく、低コストで生産することができる。
また、このようにして得られる発泡シート2は、厚みが、0.5〜6.0mm、好ましくは、1.5〜3.5mmに設定される。また、発泡シート2は、曲げ弾性率が、2〜180MPa、好ましくは、2〜150MPaに設定される。このように設定されることによって、発泡シート2には、適度の屈曲性および反発弾性が付与される。
発泡シート2の長手方向両端部の後述する重合部分12を形成する部分には、幅方向(長手方向に直交する方向)に沿って途中まで切り込まれる切り込み14が、互いに幅方向反対側から切り込まれるようにして、それぞれ形成されており、これら切り込み14の形成されている部分が、係合部13とされている。
そして、この発泡シート2を湾曲させることにより、発泡シート2の長手方向両端部がその交差位置で重なって重合部分(交差部分)12が形成されるように、ループ状に形成して、その重合部分12に形成されている切り込み14を、図3に示すように、互いに嵌め合わせて係合させる。これによって、発泡シート2は、その重合部分12の各切り込み14の係合により互いに固定され、ループ状に保持される。発泡シート2の各切り込み14を係合させた状態では、重合部分12よりも中央部側にループ部15が形成され、重合部分12よりも両端側に遊端部16が形成される。
なお、上記の説明では、係合部13を、重合部分12において、幅方向途中まで切り込まれる切り込み14により形成したが、係合部13は、発泡シート2の重合部分12において発泡シート2を固定できれば、上記に限らず、例えば、発泡シート2の長手方向両端部において、一方側端部に、切り込み14をより深く形成し、他方側端部には、切り込み14を形成しないようにしてもよく、また互いに係合する切り込み14を複数形成してもよい。
図4は、クリップ3の斜視図である。図5は、クリップ3の正投影図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右面図を示す。
図4および図5において、クリップ3は、硬質樹脂からなり、射出成形などによって、左右対称の形状に一体成形されており、発泡シート2を構造物の間の空間や中空構造物の内部空間に固定するための固定部4と、発泡シート2を係止する係止部5とを一体的に備えている。
固定部4は、ベース部6と、ベース部6から突出する内側係止部7および支持部9と、支持部9から内側係止部7と対向方向に突出する外側係止部8とを備えている。ベース部6は、左右方向に延びる略矩形板状に形成されている。内側係止部7は、可撓性の薄板片からなり、ベース部6の長手方向両端部の上端部から、ベース部6の長手方向外方に傾斜するハの字状に、それぞれ斜め下方に向かって突出形成されている。支持部9は、ベース部6の長手方向両端部の下端部から、ベース部6の長手方向外方に突出形成されている。外側係止部8は、可撓性の薄板片からなり、支持部9の遊端部から、ベース部6の長手方向外方に傾斜するハの字状に、それぞれ斜め上方に向かって突出形成されている。これによって、各内側係止部7の遊端部が、各外側係止部8の途中と、間隔を隔てて対向配置される。
係止部5は、その両端部が2つの支持部9にそれぞれ結合された略U字状の保持部10と、2つの支持部9の各前端部に架け渡された前挟持部111と、2つの支持部9の各後端部に架け渡された後挟持部112とを備えている。平面視では、前挟持部111とベース部6の前面との間、および、後挟持部112とベース部6の後面との間に、それぞれ一定の間隔(例えば、発泡シート2の厚みと同程度の間隔)が形成されている。
この発泡充填部材1は、帯状の発泡シート2を湾曲させることにより、発泡シート2の長手方向両端部がその厚み方向に重なって重合部分12が形成されるようにループ状に形成して、その重合部分12をクリップ3の保持部10と固定部4とで取り囲まれた略矩形の空間内に配置し、発泡シート2の一方の遊端部16を、前挟持部111とベース部6の前面とで挟持してスライド自在に保持するとともに、発泡シート2の他方の遊端部16を、後挟持部112とベース部6の後面とで挟持してスライド自在に保持することにより形成される(図1参照)。
クリップ3の保持部10は、2つの支持部9からそれぞれ下方に延びる左側板部101および右側板部102と、これらの左側板部101および右側板部102の各下端を連結する下板部103とを備えている。左側板部101および右側板部102の互いに対向する面には、それらの上下方向の中央部近傍に、それぞれ対向方向内側に突出する突出片17が形成されている。各突出片17は、可撓性の薄板片からなり、互いに対向方向に向かって先細りした平面視略三角形状を有し、それらの先端同士の間に一定の間隔が隔てられている。
この発泡充填部材1は、図1に示すように、発泡シート2の重合部分12が、クリップ3の保持部10の下板部103と突出片17との間の空間に位置するように配置されている。これにより、発泡シート2が下方側に向けてスライドしたときに、クリップ3の下板部103が、発泡シート2の重合部分12に係合して、発泡シート2のスライドを規制するためのストッパとなる。
図1に示す状態から、発泡シート2を上方に向けてスライドさせると、発泡シート2の一方の遊端部16が、前挟持部111とベース部6の前面との間を通って上方にスライドし、発泡シート2の他方の遊端部16が、後挟持部112とベース部6の後面との間を通って上方にスライドする。これに伴って、図6に示すように、発泡シート2の重合部分12が、クリップ3の各突出片17を乗り越えて、固定部4と突出片17との間の空間に進入し、ベース部6の下端縁に当接する。
このとき、発泡シート2の一方の遊端部16は前方側に向かってスライドし、発泡シート2の他方の遊端部16は後方側に向かってスライドする。すなわち、発泡シート2は、その2つの遊端部16が、スライド方向に対して交差する2方向に分かれており、発泡シート2を上方側に向けてスライドさせる際、発泡シート2の各遊端部16が、スライド方向に対して交差する2方向に沿ってスライドする。
クリップ3のベース部6には、その前面および後面に、それぞれガイド部としての突部18が2つずつ形成されている。各突部18は、側面視で略三角形状を有し、左右方向に一定の幅を有している。ベース部6の前面に形成された2つの突部18は、互いに左右方向に一定の間隔を隔てて配置されており、前挟持部111とベース部6の前面との間をスライドする発泡シート2の一方の遊端部16の左右側縁部にそれぞれ摺接する。ベース部6の後面に形成された2つの突部18は、互いに左右方向に一定の間隔を隔てて配置されており、後挟持部112とベース部6の後面との間をスライドする発泡シート2の他方の遊端部16の左右側縁部にそれぞれ摺接する。これにより、発泡シート2は、上方側に向けてスライドされるに伴って、その遊端部16が、スライド方向に対して交差する2方向に広がるように各突部18によりガイドされる。
上記のようにして形成される発泡充填部材1は、構造物に固定部4を差し込んで、内側係止部7と外側係止部8とで構造物を挟持することにより、固定部4によって構造物の間の空間や中空構造物の内部空間に、発泡充填部材1を固定することができる。そして、固定部4に対して発泡シート2をスライドさせることにより、固定部4が取り付けられた構造物に対して一方側と他方側とに形成された2つの空間内に、発泡シート2を跨らせることができる。発泡シート2を発泡温度(例えば、120〜210℃前後)に加熱すれば、発泡により、その発泡シート2が設置されている2つの空間を隙間なく充填することができる。そのため、このような発泡充填部材1は、特に制限されることなく、制振、防音、さらには、防塵、断熱、緩衝、水密などを目的として、構造物の空間に充填する、例えば、防振材、防音材、防塵材、断熱材、緩衝材、止水材などとして、各種の産業製品の発泡充填部材1として、用いることができる。
そして、より具体的には、この発泡充填部材1を用いて、中空構造物として、例えば、自動車のピラーの内部空間を発泡により充填すれば、発泡により形成された発泡体により、エンジンの振動や騒音、あるいは、風きり音などが車室内に伝達されることを有効に防止することができる。
次に、この発泡充填部材1を用いて、自動車のピラーの内部空間を充填する方法を、図7および図8を参照して、説明する。図7は、この発泡充填部材1を用いて、自動車のピラー21の内部空間を充填する方法の一実施形態を示す斜視図である。図8は、図7に示す発泡充填部材1およびピラー21の右側面図である。図7および図8では、視覚的に分かりやすくするために、ピラー21の発泡充填部材1が取り付けられる部分の近傍だけを示し、ピラー21の他の部分は省略して示している。
この発泡充填部材1は、例えば、筒状のインナパネル24と、このインナパネル24の外側に配置され、インナパネル24との間に所定の空間を形成するアウタパネル25とを備えた二重構造を有するピラー21に適用される。このようなピラー21は、内部空間として、インナパネル24とアウタパネル25との間に形成された第1の空間22と、インナパネル24の内部に形成された第2の空間23とを有している。アウタパネル25と対向するインナパネル24の部分は、第1の空間22と第2の空間23とを区画する区画壁24Aとされている。
この方法では、まず、充填すべきピラー21の内部空間(第1の空間22および第2の空間23)の大きさに対応して、発泡シート2をループ状に形成し、図1に示すように、発泡シート2の重合部分12を、クリップ3の保持部10の下板部103と突出片17との間の空間に配置させるとともに、発泡シート2の一方の遊端部16を、前挟持部111とベース部6の前面とで挟持してスライド自在に保持し、発泡シート2の他方の遊端部16を、後挟持部112とベース部6の後面とで挟持してスライド自在に保持する。
次いで、この方法では、ピラー21の内部空間に、発泡充填部材1を設置する。ピラー21の内部空間に発泡充填部材1を設置するには、まず、発泡充填部材1をインナパネル24に固定する。すなわち、クリップ3において、固定部4を、内側係止部7の遊端部をその弾性力に抗してベース部6に近接するように撓ませながら、インナパネル24の区画壁24Aに穿孔された固定孔26に、インナパネル24の内方から外方(アウタパネル25側)に向かって挿通する。そして、ベース部6の上部とともに内側係止部7を、固定孔26の外側に露出させる。すると、内側係止部7は、その弾性力により、その遊端部がベース部6から離間するように復元して、インナパネル24の外面に弾性的に当接する。一方、外側係止部8は、ベース部6が固定孔26に挿通された状態では、インナパネル24の内面に弾性的に当接する。つまり、インナパネル24は、固定孔26にベース部6が挿通されるとともに、その固定孔26の近傍において、内側係止部7と外側係止部8とで挟持される。これによって、クリップ3の固定部4がインナパネル24に固定される。
その後、この方法では、発泡シート2を上方に向けてスライドさせることにより、図7および図8に示すように、発泡シート2の重合部分12を、クリップ3の各突出片17を乗り越えるように、固定部4と突出片17との間の空間に進入させ、ベース部6の下端縁に当接させる。これにより、発泡シート2の一方の遊端部16が、前挟持部111とベース部6の前面との間を通って上方にスライドするとともに、発泡シート2の他方の遊端部16が、後挟持部112とベース部6の後面との間を通って上方にスライドする。このとき、発泡シート2の2つの遊端部16は、図6に二点鎖線で示すように、クリップ3の突部18によりガイドされて、ハ字状に広がる。そして、発泡シート2をさらにスライドさせると、各遊端部16がアウタパネル25に当たって、図6に実線で示すように、各遊端部16の先端側がループ部15側に近づくように湾曲する。
このようにして、固定部4に対して一方側に位置する第1の空間22に、互いに反対方向に広がるように発泡シート2の各遊端部16が配置され、固定部4に対して他方側に位置する第2の空間23に、発泡シート2のループ部15が配置される。この状態では、第1の空間22と第2の空間23とに発泡シート2が跨った状態となる。
インナパネル24は、例えば、2つの分割体が接合されることにより、筒状に形成されていてもよい。この場合、一方の分割体に形成された固定孔26に発泡充填部材1を固定した後、その分割体と他方の分割体とを対向当接させて、溶接などにより接合してもよい。
アウタパネル25は、例えば、インナパネル24の外面に対して、溶接などにより接合されてもよいし、インナパネル24の全体を覆うようにして、その内面の全体がインナパネル24の外面全体と所定の間隔を空けて位置決めされてもよい。
その後、この方法では、ピラー21の内周面に、防錆処理を施した後に、例えば、その後の焼付塗装時の乾燥ライン工程での加熱(例えば、110〜190℃)によって、発泡充填部材1を発泡、架橋および硬化させることにより、発泡体を形成し、この発泡体によってピラー21の第1の空間22および第2の空間23を隙間なく充填する。
なお、発泡体の形状、設置位置、配置方向および配置数などは、ピラー21の形状などに応じて適宜選択される。また、ピラー21は、より具体的には、車両ボディのフロントピラー、サイドピラーあるいはリヤピラーとして用いられる。
また、発泡体は、その密度(発泡体の重量(g)/発泡体の体積(cm3))が、例えば、0.04〜0.2g/cm3、さらには、0.05〜0.1g/cm3であり、また、発泡時の発泡倍率が、5〜25倍、さらには、10〜20倍であることが好適である。
この発泡充填部材1では、クリップ3により発泡シート2をピラー21などの構造物の空間に固定した状態で、クリップ3に対して発泡シート2をスライドさせることができる。したがって、クリップ3に対して発泡シート2をスライドさせることにより、発泡シート2を所望の固定位置まで移動させることができるので、組立作業が容易である。
また、この発泡充填部材1では、クリップ3の固定部4をピラー21などの構造物に固定した後、発泡シート2を固定部4に対して一方側(上方側)に向けてスライドさせるだけで、第1の空間22と第2の空間23とに跨るように発泡シート2を配置することができる。したがって、第1の空間22と第2の空間23とにそれぞれ発泡充填材を設置するような構成と比較して、組立作業が容易である。
さらに、この発泡充填部材1では、発泡シート2を固定部4に対して一方側(第1の空間22側)に向けてスライドさせる際、発泡シート2の遊端部16が、スライド方向に対して交差する2方向に沿ってスライドする。したがって、固定部4に対して一方側の空間内(第1の空間22内)の広範囲にわたって発泡シート2を進入させることができるので、制振性や防音性を向上させることができる。
しかも、この発泡充填部材1では、発泡シート2を固定部4に対して一方側(第1の空間22側)に向けてスライドさせる際、発泡シート2の各遊端部16が、クリップ3の突部(ガイド部)18に沿って、スライド方向に対して交差する2方向に広がる。したがって、発泡シート2を固定部4に対して一方側の空間(第1の空間22)内の広範囲にわたって進入させやすいので、組立作業が容易である。
さらにまた、この発泡充填部材1では、発泡シート2をループ状に形成することにより、比較的少ない発泡材料で、固定部4に対して他方側の空間(第2の空間23)の広範囲に発泡シート2の中央部側を介在させることができるとともに、固定部4に対して一方側の空間内(第1の空間22内)の広範囲にわたって発泡シート2の両端側を進入させることができる。したがって、発泡材料の使用量を削減でき、コストの低減を図ることができる。
また、この発泡充填部材1では、クリップ3によって、発泡シート2を、予め、ピラー21の内部空間(第1の空間22および第2の空間23)の大きさに対応するループ状に保持することができるので、発泡シート2を、ピラー21の内部空間に最適な大きさで、安定して配置することができる。そのため、発泡シート2を、発泡シート2のずれによりループ状が崩れることもなく、最適な大きさで安定して発泡させることができるので、発泡体によって、内部空間を確実かつ安定して、隙間なく充填することができる。
さらに、この発泡充填部材1では、組立作業中に、固定部4に対して他方側(下側)に向けて発泡シート2に外力が加わったときに、発泡シート2がスライドしてクリップ3から抜け落ちるのを下板部(ストッパ)103により規制することができる。したがって、組立作業中に発泡シート2がクリップ3から抜け落ちるといったことがなく、組立作業が容易である。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、例えば、発泡シート2は、クリップ3に対してスライド自在に保持されるような構成であれば、ループ状に形成されるものに限らず、他の形状に形成されるものであってもよい。
また、この発泡充填部材1は、二重構造を有するピラー21に限らず、他の形状を有するピラーの内部空間を充填する発泡体を形成するために用いることができ、ピラー以外の構造物の間の空間や中空構造物の内部空間を充填する発泡体を形成するために用いることもできる。
本発明の発泡充填部材の一実施形態を示す斜視図である。 発泡シートの斜視図であって、各切り込みの係合前状態を示す。 発泡シートの斜視図であって、各切り込みの係合後状態を示す。 クリップの斜視図である。 クリップの正投影図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右面図を示す。 図1に示す状態から、発泡シートを上方に向けてスライドさせた状態における発泡充填部材の斜視図である。 この発泡充填部材を用いて、自動車のピラーの内部空間を充填する方法の一実施形態を示す斜視図である。 図7に示す発泡充填部材およびピラーの右側面図である。
符号の説明
1 発泡充填部材
2 発泡シート
3 クリップ
4 固定部
12 重合部分
15 ループ部
16 遊端部
18 突部
21 ピラー
22 第1の空間
23 第2の空間
24 インナパネル
24A 区画壁
25 アウタパネル
103 下板部

Claims (7)

  1. 構造物の空間を充填する発泡体を形成するための発泡充填部材であって、
    発泡材料から、シート状に形成されている発泡シートと、前記発泡シートを構造物の空間に固定するための固定部材とを備え、
    前記発泡シートは、前記固定部材に対してスライド自在に保持されていることを特徴とする、発泡充填部材。
  2. 前記固定部材は、構造物に固定するための固定部を備え、
    前記発泡シートは、前記固定部に対して一方側に向けてスライドされることにより、前記固定部に対して一方側と他方側とに跨ることができるように、前記固定部材によって保持されていることを特徴とする、請求項1記載の発泡充填部材。
  3. 前記発泡シートは、前記固定部に対して一方側に配置される部分が、スライド方向に対して交差する2方向に分かれていることを特徴とする、請求項2記載の発泡充填部材。
  4. 前記固定部材には、前記発泡シートが前記固定部に対して一方側に向けてスライドされるのに伴って、前記発泡シートの前記固定部に対して一方側に配置される部分が、前記スライド方向に対して交差する2方向に広がるようにガイドするためのガイド部が形成されていることを特徴とする、請求項3記載の発泡充填部材。
  5. 前記発泡シートは、前記発泡シートが重なる重合部分が形成されるようにループ状に形成され、前記固定部に対して一方側に向けてスライドされることにより、その両端側が前記固定部に対して一方側に配置されるようになっていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の発泡充填部材。
  6. 前記固定部材には、前記発泡シートを前記固定部に対して他方側に向けてスライドさせたときに、前記重合部分に係合して、前記発泡シートのスライドを規制するためのストッパが形成されていることを特徴とする、請求項5記載の発泡充填部材。
  7. 前記固定部は、構造物の空間を第1の空間と第2の空間とに区画する区画壁に、前記固定部に対して一方側に前記第1の空間が位置し、前記固定部に対して他方側に前記第2の空間が位置するように、前記固定部材を固定することを特徴とする、請求項2〜6のいずれかに記載の発泡充填部材。
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