JP2006150375A - ヘミング加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
多種のワークを同一加工ラインにおいてヘミング生産するラインにおいて、次期ワークのヘミングを容易にでき、また、特定のヘミング機から容易に縁切りできるようにしたヘミング加工装置を提供する。
【解決手段】
多種のワークに対応した多数のヘミング機1a〜1eが並列されたヘミング加工ライン1と、このヘミング加工ライン2に沿って走行し各ヘミング機1a〜1eにワークを搬入出する搬送台車3及び搬送台車3とヘミング機1a〜1eとの間でワークを搬入出させるロボット4を備えたワーク搬送ライン2と、ワークの種類を検知し搬送台車3にワークを搬入させる手段と、搬送台車3とロボット4を検知したワークに対応するヘミング機1a〜1eに対し走行指令するコントローラ12とから構成され、アウタワークとインナワークとを組み合わせてワークの種類に対応したヘミング機1a〜1eに選択的に搬入出するようにした。
【選択図】 図1
多種のワークを同一加工ラインにおいてヘミング生産するラインにおいて、次期ワークのヘミングを容易にでき、また、特定のヘミング機から容易に縁切りできるようにしたヘミング加工装置を提供する。
【解決手段】
多種のワークに対応した多数のヘミング機1a〜1eが並列されたヘミング加工ライン1と、このヘミング加工ライン2に沿って走行し各ヘミング機1a〜1eにワークを搬入出する搬送台車3及び搬送台車3とヘミング機1a〜1eとの間でワークを搬入出させるロボット4を備えたワーク搬送ライン2と、ワークの種類を検知し搬送台車3にワークを搬入させる手段と、搬送台車3とロボット4を検知したワークに対応するヘミング機1a〜1eに対し走行指令するコントローラ12とから構成され、アウタワークとインナワークとを組み合わせてワークの種類に対応したヘミング機1a〜1eに選択的に搬入出するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、多種のワークを同一加工ラインにおいて連続的にヘミング加工を可能としたヘミング加工装置に関するものである。
アウタパネルとインナパネルが重ね合わされてヘミング加工(接合)される自動車のドアパネル、ボンネット、トランクフード等のパネル状のワークは重ね合わせセットし、ヘミング機によってヘミング加工し、重ね合わせ面にシーラ塗布用ロボットによってプリキュアシーラを塗布している。
従来、多種のワークのヘミング加工装置は図2で示すように、ロボット21によりアウタパネルにアウタシーラ塗布するアウタシーラ塗布ステーション20と、アウタシーラ塗布したアウタパネルとインナパネルとを重ね合わせたワークを、そのワークの種類に応じてヘミング機に搬入するトラバーサ23と、左右に2機、縦に2列で配置した第1ヘミング機24A、第1ヘミング機24B、第1ヘミング機24C、第1ヘミング機24Dと、これらの第1ヘミング機24A、第1ヘミング機24B、第1ヘミング機24C、第1ヘミング機24Dでヘミング加工されたワークを受け取るトラバーサ25と、トラバーサ25から受け取ったワークを取り出すワーク取り出しステーション26との配置構成よりなるものであった。
このような従来ヘミング加工装置において、第1ヘミング機24Aと第1ヘミング機24Bが号口生産しており、第1ヘミング機24Cと第1ヘミング機24Dが次期ワークのヘミング機である場合、号口稼働中は次期ワークは第1ヘミング機24Aと第1ヘミング機24B上を通過するめヘミング品質調整作業できない。従って、号口稼働しない休日しか次期ワークの調整作業ができず品質の収束が遅れてしまうという問題を有していた。また、上記の配列構成では型の交換やヘミング機の設置作業が容易ではないという問題もあった。
特開平11−348851公報
本発明の目的は、多種のワークを同一加工ラインにおいてヘミング生産するラインにおいて、次期ワークのヘミングを容易にでき、また、特定のヘミング機から容易に縁切りできるようにしたヘミング加工装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、多種のワークに対応した多数のヘミング機が並列されているヘミング加工ラインと、このヘミング加工ラインに沿って走行し前記各ヘミング機にワークを搬入出する搬送台車及び搬送台車とヘミング機との間でワークを搬入出させるロボットを備えたワーク搬送ラインと、ワークの種類を検知し前記搬送台車にワークを搬入させる手段と、前記搬送台車とロボットを検知したワークに対応するヘミング機に対し走行指令する制御手段とから構成され、アウタワークとインナワークとを組み合わせてワークの種類に対応したヘミング機に選択的に搬入出するようにしたことを特徴とするものである。
本発明によると、次期ワークのヘミング調整が号口稼働中でも可能なり、また、ヘミング機が外側に配置されているため、型の交換やヘミング機の設置作業が容易にできる。さらに、それぞれのヘミング機のワーク搬送高さを統一する必要がなく、ヘミング機の小型化が図れるという効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において、1はヘミング加工ライン、2は前記ヘミング加工ライン1に沿ったワーク搬送ラインである。前記ワーク搬送ライン2には前記各ヘミング機1a〜1eのそれぞれにワークWを搬入出する搬送台車3及び搬送台車3とヘミング機1a〜1eとの間でワークWを搬入出させるロボット4が走行するよう設置されている。
前記ワーク搬送ライン2の一端にはアウタワーク搬入ステーション5、アウタシーラ塗布ステーション6、アウタワークとインナワークとを重ね合わすワーク重ね合わせステーション7が配置されており、ワーク搬送ライン2の他端にはヘミング加工を完了したワークの増打ち、プリキュアシーラ塗布等をするための仕上げ処理ステーション8が配置されている。
前記アウタシーラ塗布ステーション6にはシーラ塗布用のロボット9が設置されておりまた、仕上げ処理ステーション8にはヘミング加工を完了したワークに増打ち、プリキュアシーラ塗布するためのロボット10、11が設置されている。
12はコントローラである。このコントローラ12は、ワークの種類を判別し、判別したワークに応じて、そのワークに対応するヘミング機1a〜1eの何れかに搬送台車3及びロボット4を走行制御するものである。また、各ヘミング機1a〜1eの作動やロボット9、10、11も制御する機能を備えている。
上記の制御を行うために、アウタワーク搬入ステーション5に搬入されたアウタワークの種類を検知するための超音波センサ13が配置されており、超音波センサ13で検知した情報をコントローラ12に入力するようにしている。また、搬送台車3及びロボット4の走行装置にコントローラ12から走行指令を付与するようになっている。さらに、各ヘミング機1a〜1eの間にエリアセンサ14a〜14dが配置されており、このエリアセンサ14a〜14dからの情報をコントローラ12に入力するようにしている。
本発明は上記の通りの構成であるから、アウタワーク搬入ステーション5に搬入されたアウタワークの種類を超音波センサ13で検知し、その情報がコントローラ12に入力される。種類が検知されたアウタワークはアウタシーラ塗布ステーション6でシーラ塗布され、ワーク重ね合わせステーション7でインナワークと重ね合わせて搬送台車3に搬入する。
ワークが搬入された搬送台車3は前記ワークの種類の情報を入力しているコントローラ12によりワークの種類に対応するヘミング機1a〜1eの何れかにロボット4と共に走行移動し、ワークを所定のヘミング機に搬入する。また、前回他のヘミング機に搬入したワークのヘミング加工が完了したワークを搬出するために、そのヘミング機に搬送台車3及びロボット4が走行してヘミング加工が完了したワークをヘミング機より搬送台車3へ搬出して仕上げ処理ステーション8に送り、仕上げ処理ステーション8でワークに増打ち、プリキュアシーラ塗布が施され取り出される。
搬送台車3及びロボット4はヘミング加工が完了したワークを仕上げ処理ステーション8に送りだした後にはワーク重ね合わせステーション7の原位置に戻り、次ぎのワークの搬入を待機する。このようなサイクルを繰り返し行って種類の異なるワークを連続的にヘミング加工するのである。
このように本発明では、各ヘミング機1a〜1eの間にエリアセンサ14a〜14dが設置されていることで、号口が稼働中でも次期ワークのヘミング機の調整が可能となり、ヘミング品質調整作業が平日でも行えるようになる。
また、多数のヘミング機1a〜1eが外側に配置されているため、型の交換やヘミング機の設置作業が容易にできると共に、それぞれのヘミング機1a〜1eのワーク搬送高さを統一する必要がなく、ヘミング機の小型化が図れる。さらには、ヘミング機1a〜1eと搬送台車3のワーク搬入出のスイッチバック動作時間を短縮することができる等の利点を有している。
1 ヘミング加工ライン
1a 第1ヘミング
1b 第2ヘミング
1c 第3ヘミング
1d 第4ヘミング
1e 第5ヘミング
2 ワーク搬送ライン
3 搬送台車
4 ロボット
5 アウタワーク搬入ステーション
6 アウタシーラ塗布ステーション
7 ワーク重ね合わせステーション
8 仕上げ処理ステーション
9 ロボット
10 ロボット
11 ロボット
12 コントローラ軸
13 ワーク種類検知センサ
14a エリアセンサ
14b エリアセンサ
14c エリアセンサ
14d エリアセンサ
14e エリアセンサ
1a 第1ヘミング
1b 第2ヘミング
1c 第3ヘミング
1d 第4ヘミング
1e 第5ヘミング
2 ワーク搬送ライン
3 搬送台車
4 ロボット
5 アウタワーク搬入ステーション
6 アウタシーラ塗布ステーション
7 ワーク重ね合わせステーション
8 仕上げ処理ステーション
9 ロボット
10 ロボット
11 ロボット
12 コントローラ軸
13 ワーク種類検知センサ
14a エリアセンサ
14b エリアセンサ
14c エリアセンサ
14d エリアセンサ
14e エリアセンサ
Claims (1)
- 多種のワークに対応した多数のヘミング機が並列されているヘミング加工ラインと、このヘミング加工ラインに沿って走行し前記各ヘミング機にワークを搬入出する搬送台車及び搬送台車とヘミング機との間でワークを搬入出させるロボットを備えたワーク搬送ラインと、ワークの種類を検知し前記搬送台車にワークを搬入させる手段と、前記搬送台車とロボットを検知したワークに対応するヘミング機に対し走行指令する制御手段とから構成され、アウタワークとインナワークとを組み合わせてワークの種類に対応したヘミング機に選択的に搬入出するようにしたことを特徴とするヘミング加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004341484A JP2006150375A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | ヘミング加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004341484A JP2006150375A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | ヘミング加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006150375A true JP2006150375A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36629273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004341484A Pending JP2006150375A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | ヘミング加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006150375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007135929A1 (ja) | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Nsk Ltd. | 転がり軸受 |
CN110523827A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-12-03 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种柔性桌式包边系统及使用方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59220469A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-11 | Hino Motors Ltd | 自動車用ドアの製造方法 |
JP2002302076A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車体パネル部品の製造ラインおよび製造方法 |
JP2004209576A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | 生産装置およびその制御方法 |
-
2004
- 2004-11-26 JP JP2004341484A patent/JP2006150375A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59220469A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-11 | Hino Motors Ltd | 自動車用ドアの製造方法 |
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CN110523827A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-12-03 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种柔性桌式包边系统及使用方法 |
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