JP2006149836A - 弾球遊技機の遊技盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】合成樹脂材の一体成型により成形すると共に成形後の反りの発生を抑えて常に平坦な面が確保でき、遊技盤面を流下するパチンコ球の流下状態が安定化し、釘調整も容易に行なえる弾球遊技機の遊技盤を提供する。
【解決手段】平板状に成形され表面に障害釘25、入賞口18等の盤面部品が装着される弾球遊技機Aの遊技盤4,41であって、合成樹脂材の一体成型により成形されると共に外周縁に沿って補強用のリブ23a,23b,23cが一体に突設された構成からなる。リブは、例えば断面形状がT字形となるように突設することが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は、合成樹脂材の一体成型によって成形される弾球遊技機の遊技盤に関するものである。
従来、例えば、弾球遊技機の一種であるパチンコ遊技機の遊技盤は、ベニヤ合板を所定の寸法に切断して遊技盤本体を成形し、該遊技盤本体の表面に適宜装飾的な模様を描いたセル板を貼った後、所定位置に入賞口等の盤面部品を装着するための取付穴を開設している。そして、その表面に内側・外側ガイドレールを渦巻状に敷設すると共に前記各取付穴にそれぞれ対応する盤面部品を挿入し装着することにより遊技盤を成形するようにしている。
しかしながら、前記遊技盤では、取付穴を開口する際に発生する切削屑が遊技盤本体とセル板との隙間に入り込んでセル板を遊技盤本体から浮かせてしまい、盤面部品が遊技盤本体に対し真直ぐに取り付けられなくなるという事態が発生することがある。このため、遊技盤の製造過程においては、遊技盤本体とセル板との間に入り込んだ切削屑を除去する作業がしばしば行なわれていた。これら切削屑は、細かい木屑などであって利用価値もないため廃棄されるが、資源活用の観点からすれば、無駄が多いことになる。また、遊技盤の製造過程において切削屑を清掃する作業はかなりの比重を占めており、製造工程の簡素化の点からもその改善策が望まれている。
これに対し、前記資源活用の観点から無駄を無くし、また、遊技盤の製造過程において切削屑を掃除する作業を無くして製造工程の簡素化を図るべく、遊技盤を合成樹脂材の成型により成形するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−293211号公報(第4頁段落0008、図3、図4)
しかしながら、前記合成樹脂材の成型により成形される遊技盤にあっては、該遊技盤が比較的肉厚の平板状に成形されていることから、成形後に反りが発生することがあり、これによって遊技盤面を流下するパチンコ球の流下状態が不安定になるばかりか釘調整も難しくなるという課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、合成樹脂材の一体成型により成形すると共に成形後の反りの発生を抑えて常に平坦な面が確保でき、遊技盤面を流下するパチンコ球の流下状態が安定化し、釘調整も容易に行なえる弾球遊技機の遊技盤を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため、本発明に係る弾球遊技機の遊技盤は、平板状に成形され表面に障害釘、入賞口等の盤面部品が装着される弾球遊技機の遊技盤であって、合成樹脂材の一体成型により成形されると共に外周縁に沿って補強用のリブが一体に突設された構成からなる。
この場合、前記リブは、前記外周縁に沿って表側と裏側とにそれぞれ突出するようにして設けられることが好ましい。
また、前記リブが表側へ突出するときは、該リブは遊技盤の表面から一定の高さを有しかつそのリブの高さは障害釘よりも高く設定されることが好ましい。
更に、本発明に係る弾球遊技機の遊技盤は、平板状に成形され表面に障害釘、入賞口等の盤面部品が装着される弾球遊技機の遊技盤であって、透明な合成樹脂材の一体成型により成形されると共に外周縁に沿って補強用のリブが一体に突設され、該リブを含めて裏面に発光体の光を裏側から受けることにより乱反射する凹凸部が設けられた構成としても良い。
請求項1記載の弾球遊技機の遊技盤にあっては、遊技盤の外周縁に沿って補強用のリブを一体に突設したので、遊技盤を合成樹脂材の一体成型により成形した後も、反りの発生が抑えられ、平坦な面が確保でき、遊技盤面を流下するパチンコ球の流下状態が極めて安定し、釘調整も容易に行なえるという効果を有する。例えば、請求項2のようにリブを外周縁に沿って表側と裏側とにそれぞれ突出するようにして設ければ、非常に強固な構造となり安定度が高い。
また、請求項3記載の弾球遊技機の遊技盤にあっては、リブが表側へ突出するときは、該リブは遊技盤の表面から一定の高さを有しかつそのリブの高さは障害釘よりも高く設定されていることから、例えば、輸送のため複数の遊技盤を多段に積み重ねても障害釘が上の遊技盤の裏面に当接して無用に曲るといったことがなく、安全に保護される。
更に、平板状に成形され表面に障害釘、入賞口等の盤面部品が装着される弾球遊技機の遊技盤であって、透明な合成樹脂材の一体成型により成形されると共に外周縁に沿って補強用のリブが一体に突設され、該リブを含めて裏面に発光体の光を裏側から受けることにより乱反射する凹凸部が設けられた弾球遊技機の遊技盤にあっては、遊技盤の裏側に前記凹凸部に対応位置させて発光体を配置し該発光体を発光させる。これにより、発光体の光が綺麗に映し出され、遊技者が見て楽しむことができて遊技の興趣を高めることができる。
以下、本発明に係る弾球遊技機の遊技盤の実施の形態を図面に基づき説明する。本発明は、例えば、パチンコ遊技機、アレンジボール機、雀球遊技機、パチスロ機等の弾球遊技機に適用できるが、この内、パチンコ遊技機について説明する。
図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図、図2は透明板保持枠と前面板を開放し遊技盤を外したパチンコ遊技機の斜視図である。パチンコ遊技機Aは、外側に木製の外枠1を有し、該外枠1の前側に一側を軸着して額縁状の前面枠2が回動自在に装着される。前面枠2の上部に方形状の窓口3が開設され、該窓口3に本発明に係る遊技盤4が前側から嵌入固定されるようになっている。また、前面枠2の下部前面の一側に打球発射レール5、該打球発射レール5に供給された弾球であるパチンコ球を発射させる打球槌6が装着される。
前面枠2の前面には、その上部に前記遊技盤4の前面を覆う透明板保持枠7が開閉自在に装着される。また、その下方に打球発射レール5の前側を覆う前面板8が開閉自在に装着されている。前記透明板保持枠7は遊技盤4の表面が臨む方形状の開口9が開設され、該開口9に透明板であるガラス板10が嵌合されている。また、前記前面板8の前面に前記打球発射レール5の発射位置に供給するパチンコ球を貯留するための上球皿11が装着され、その下方に前記上球皿11から溢れるパチンコ球を貯留するための下球皿12が装着されている。
前記下球皿12の一側に、前面枠2の前面に位置して打球の発射力を調節するための操作ハンドル13が装着される。14は、下球皿12の他側に連接される灰皿である。ま
た、前記前面枠2の前面であって窓口3の回りに、窓口3に嵌入した遊技盤4の前面に係合して該遊技盤4を固定する回動自在な係合片15が複数個軸着されている。
前記遊技盤4の表面に、内側ガイドレール16aと外側ガイドレール16bとが渦巻状に敷設され、これら内・外側ガイドレール16a,16bにより囲まれる部位を遊技部Yとしている。遊技部Yには、ほぼ中央に表示部17aを備えた可変表示装置17が装着される。また、その下方にパチンコ球の入賞により前記表示部17aに表示される数字、記号、図柄等の情報aを変動させる始動入賞口18が配置される。この始動入賞口18は、パチンコ球が入賞し難い起立状態とパチンコ球が入賞し易い傾動状態とに変換自在な一対の開閉翼19,19が設けられている。更に、その下方に位置して前記変動した情報aが一定時間経過後に停止して特定の表示(例えば「777」)を示し、遊技者にとって有利な特別遊技状態になったとき、一定の条件の下で開閉扉20aを所定回数開成させ一度に多くの入賞球が得られる入賞装置20が配置される。
遊技部Yの下端部であり内側ガイドレール16aの内側に沿ってアウト球口21が開設される。また、遊技盤4の前面であって上部両隅角部にそれぞれレンズ部材22が装着される。各レンズ部材22はその内部にLEDなどの発光体を取着した配線基板(図示せず。)が配置され、該発光体を点灯させることにより各レンズ部材22が所定の色に発光して電飾効果が高められるようにしている。
次に、前記遊技盤4について詳しく説明すると、該遊技盤4は図3、図4に示すように、硬質の合成樹脂材(例えば、ABS樹脂)の一体成型により成形されほぼ方形状の平板状をなす遊技盤本体4aと、同じ合成樹脂材(例えば、ABS樹脂)の一体成型によって遊技盤本体4aより一回り小さく成形され遊技盤本体4aの裏面に密着するようにして取着される貼合板4bとからなる。そして、遊技盤本体4aには、両側角部を残した下縁部を除き残りの外周縁に沿って、遊技盤本体4aを囲うように上辺部の補強用のリブ23a、両側辺部の補強用のリブ23b,23b、下辺部両側の補強用のリブ23c,23cが一体に突設されている。これら補強用のリブ23a,23b,23cは、図5に示すように表側と裏側へ同一面状にかつ遊技盤本体4aに対し直角に突出するようにして設けられている。なお、遊技盤本体4a下縁部の中央寄りにリブ23cを設けなかったのは、その位置に外側ガイドレール16bやファール球の球通路が配置され、これらの邪魔になるからである。
遊技盤本体4aのほぼ中央に前記可変表示装置17を装着するための第1取付穴24a、その下方に始動入賞口18を装着するための第2取付穴24b、また、その下方に入賞装置20を装着するための第3取付穴24cが開設される。更に、第3取付穴24cの下方にアウト球口21が開設されている。遊技盤本体4aの上部左右の隅角部には、レンズ部材22を装着するための第4取付穴24d,24dが開設される。これら第1〜第4取付穴24a〜24d及び後記する釘取付穴26は、遊技盤本体4aの一体成型と同時に開設されるもので、量産に適している。
また、遊技盤本体4aにはその表面に所定のゲージに合わせて無数の障害釘25が突設されるが、本発明の場合は、総ての障害釘25は遊技盤本体4aの裏側から嵌入して取り付けられるようになっている。更に詳しく説明すると、図4、図5に示すように各障害釘25に対応位置させて遊技盤本体4aに無数の釘取付穴26が開設される。各釘取付穴26は、表側に開設され障害釘25の軸外径とほぼ同じ内径の軸孔26aと、裏側に開設され軸孔26aと連通する保持孔26bとからなる。保持孔26bは軸孔26aよりも大径に成形され、後記する障害釘25の短柱体27が嵌合して合致する大きさ・形状を有する。
一方、障害釘25は、金属製であって所定の長さを有する軸釘部25aの基端部に短柱体27が一体に設けられている。軸釘部25aは、先端部に該軸釘部25aより大径の頭部がなく全体に真直ぐである。短柱体27は、前記釘取付穴26の保持孔26bに嵌合して合致する大きさ・形状を有し、しかも、軸釘部25aの中心軸線に対し直交する横断面が円形以外の形状に設定される。本発明では、図6(イ)に示すように横断面形状が正方形に設定されている。これは、釘取付穴26に障害釘25を嵌入して取り付けたとき、障害釘25が軸釘部25aの中心軸線に直交する面内で回転しないようにするためであり、仮に、回転してしまうと障害釘25の釘調整が狂ってしまうことになるからである。また、短柱体27及び保持孔26bの横断面の形状は、図6(ロ)に示すような円形の両側を平行にカットしたダブルD型でも良い。これ以外に、例えば、多角形、楕円形、D型、十字型等円形以外の形状が選択される。
貼合板4bは縦長方形状の平板からなり、遊技盤本体4aの裏面で両側辺部のリブ23b,23b間に嵌り込む程度の横幅を有する。その上・下側縁に沿ってそれぞれ裏側へ直角に折れ曲る補強用のリブ28a,28bが一体に設けられる。また、貼合板4bには、遊技盤本体4aに開設された第1〜第4取付穴24a〜24dと同じ大きさの第1〜第4取付穴29a〜29dが同位置にそれぞれ開設されている。これら第1〜第4取付穴29a〜29dも貼合板4bの成型と同時に成形される。
そして、裏面が上になる状態で遊技盤本体4aを水平に配置し、その上側から各釘取付穴26に各障害釘25を軸釘部25aが下側になるようにして嵌入する。これにより、短柱体27が保持孔26b内に回転不能に嵌合し、軸釘部25aが遊技盤本体4aの表側に所定の長さ突出する。また、この際、短柱体27の裏面は、遊技盤本体4aの裏面より僅かに裏側へ突出するように位置する。この状態で、遊技盤本体4aの裏面に、貼合板4bを密着させるようにして取着する。貼合板4bの固定方法は、例えば、各短柱体27部位を除き遊技盤本体4a裏面に接着剤を塗布又は溶着して接合する。ただ、無理にこじれば貼合板4bが外れる程度に接着又は溶着する。これにより、図5、図6に示すように各障害釘25がガタツクことなくしっかりと固定される。更に、遊技盤本体4aの第1〜第4取付穴24a〜24dが貼合板4bの第1〜第4取付穴29a〜29dに合致する。障害釘25の短柱体27の後端面と該短柱体27に対向する貼合板4bの前面部位とを、例えば凸部と該凸部に合致する凹部に成形し、これら凸部と凹部を重ね合わせることにより、遊技盤本体4aに貼合板4bを圧接するようにしても良い。
前記遊技盤本体4aにおけるその表面からのリブ23a,23b,23cの高さは、同じく表面からの各障害釘25よりも高くなっている。これは、例えば、輸送のため複数の遊技盤4を多段に積み重ねても、障害釘25が上の遊技盤4の裏面に当接して無用に曲るといったことがなく、障害釘25を安全に保護するためである。
遊技盤4は、透明な合成樹脂材又は不透明な合成樹脂材のいずれによって成形しても良いが、本発明にあっては、遊技盤4を不透明な合成樹脂材により成形している。そこで、遊技盤本体4aの表面に、このパチンコ遊技機Aに相応しい装飾模様を描いたセル板30が接着層を介して貼着される。
このように、本発明は遊技盤本体4aの裏側から各釘取付穴26に障害釘25を嵌入し、その裏側から貼合板4bを密着するように取着するだけで障害釘25の固定作業が済むので、極めて簡単であり、作業能率が向上する。また、古くなった遊技盤4を廃棄する場合、遊技盤本体4a裏側の貼合板4bを外すことにより、各障害釘25が自由に抜け落ちるので、その取り外しも簡単に行なえるばかりか、材料による分別も容易となり廃棄処理がし易い。
前記遊技盤本体4aに対し貼合板4bを着脱自在に取着できるようにしても良い。すなわち、図7に示すように遊技盤本体4aの上辺部のリブ23aの両側と下辺部両側のリブ23c,23cの裏面に軸31により該裏面が含まれる面内で回動し得る固定具32をそれぞれ軸着する。そして、無数の障害釘25を遊技盤本体4aの釘取付穴26に嵌入して取着した後に、遊技盤本体4aの裏面に貼合板4bを密着するように押し込み、図8に示すように各固定具32を回動させて貼合板4bの上・下辺部のリブ28a,28bの裏面に係合させる。これにより、遊技盤本体4aに貼合板4bが密着するようにして固定される。同時に、貼合板4bにより各障害釘25もしっかりと固定される。
また、この際、貼合板4b中央部の遊技盤本体4aに対する圧接力は弱くなるため、例えば図9に示すように第1取付穴24a,29aに前側から嵌入して装着される可変表示装置17の両側に、支軸33により遊技盤本体4aの表面と平行な面内で回動する係止具34を軸着する。そして、第1取付穴24a,29aに前側から可変表示装置17を装着した後に、前記各係止片34を外側へ回動させて貼合板4bの裏面に係合させ、これら係止具34と可変表示装置17の前面周縁から外側へ張り出される取付板35とにより遊技盤本体4aと貼合板4bとを挟着すれば、貼合板4bが遊技盤本体4aに強固に圧接されることになり、各障害釘25のガタツキが防止される。
このようにすれば、前記廃棄処理が更に容易になるばかりか、例えば、パチンコホールで使用されているパチンコ遊技機Aであって、汚れた遊技盤4面をクリーニングする場合、各固定具32を回動して係合を解き前記遊技盤本体4aから貼合板4bを外せば、総ての障害釘25を一気に抜くことができ、これら障害釘25が邪魔にならずに遊技盤4面がクリーニングし易くしかも綺麗になる。また、各障害釘25が汚れていれば、これらをまとめて洗浄することもでき便利である。
本発明に係る遊技盤4、すなわち遊技盤本体4aと貼合板4b、を透明な合成樹脂材(例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂)により成形したときは、遊技盤本体4aと貼合板4bとの間にセル板30を介装することが好ましい。これにより、セル板30の表面が遊技盤本体4aにより覆われて、キズが付きにくく常に綺麗な状態を保持できる。図10は、同じく硬質の透明な合成樹脂材により成形した遊技盤41を示す。この場合は、例えば、その後側に遊技盤41とほぼ同じ大きさの表示部33aを前面に有する大型の可変表示装置33を配置して、遊技の興趣の増大を図ることができるようにしている。よって、セル板30は使用されない。
この遊技盤41は、構成上透明である点以外ほとんど前記不透明な遊技盤4と変わることはないので、同一部位は本発明と同一符号を付すことにより詳しい説明は省略する。ただ、前記可変表示装置17、レンズ部材22が遊技盤41に取り付けられない関係上、前記第1取付穴24a及び第4取付穴24d,24dは開設されてない。よって、始動入賞口18と入賞装置20のみが装着される。
また、図11に示すように同じ透明な遊技盤41の裏面であって、例えば後側にLED、ランプ等の発光体が配設される部位に、側辺部のリブ23b,23bの内側を含みローレットやダイヤカットなどによる凹凸部36を設け、該凹凸部36により所望形状の図柄を描出し、前記発光体により前記凹凸部36を照射するようにしても良い。これにより、光が乱反射され遊技者が見て楽しむことができる。この場合、凹凸部36を貼合板4bの裏面と遊技盤本体4aの側辺部のリブ23bの裏面に設けたが、前記側辺部のリブ23bを含め遊技盤本体4aの裏面に凹凸部36を設けるようにしても良い。
以上のように、本発明は遊技盤4,41の外周縁に沿って補強用のリブ23a,23b,23cを一体に突設し、特に、四隅角部をリブ23a,23b,23cにより囲うようにしたので強固になり、遊技盤4,41を合成樹脂材の一体成型により成形した後の反りが抑えられる。よって、平坦な面が確保でき、遊技盤4,41面を流下するパチンコ球の流下状態が安定すると共に障害釘25の釘調整も容易に行なえる。
図では、遊技盤本体4,41の外周縁に沿って表側と裏側とにそれぞれ突設され所謂断面T字形になるようなリブ23a〜23cを示したが、これらリブ23a〜23cは、この形状に限定されるものではなく、例えば、表側又は裏側に突出する断面L字形、表側又は裏側に突出する断面F字形など反りを生じない所要の強度を持った形状であれば良いこと勿論である。
本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図。 透明板保持枠と前面板を開放し遊技盤を外したパチンコ遊技機の斜視図。 本発明に係る遊技盤の斜視図。 同遊技盤の裏から見た分解斜視図。 同遊技盤の一部の縦断面図。 (イ)は図5のX−X線断面図、(ロ)は他の実施の形態の短柱体と保持孔とを示す遊技盤本体の背面断面図。 貼合板が着脱自在に取着される遊技盤の裏から見た分解斜視図。 同遊技盤の一部の縦断面図。 可変表示装置により遊技盤本体に貼合板を圧接する状態を示す遊技盤の平面断面図。 透明な合成樹脂材からなる遊技盤と可変表示装置とを並置した斜視図。 凹凸部を設けた透明な合成樹脂材からなる遊技盤の裏面斜視図。
符号の説明
4 遊技盤
18 入賞口(始動入賞口)
23a リブ
23b リブ
25 障害釘
41 遊技盤
A 弾球遊技機(パチンコ遊技機)

Claims (3)

  1. 平板状に成形され表面に障害釘、入賞口等の盤面部品が装着される弾球遊技機の遊技盤であって、合成樹脂材の一体成型により成形されると共に外周縁に沿って補強用のリブが一体に突設されていることを特徴とする弾球遊技機の遊技盤。
  2. 前記リブは、前記外周縁に沿って表側と裏側とにそれぞれ突出するようにして設けられている請求項1記載の弾球遊技機の遊技盤。
  3. 前記リブが表側へ突出するときは、前記リブは前記遊技盤の表面から一定の高さを有しかつそのリブの高さは前記障害釘よりも高く設定されている請求項1又は2記載の弾球遊技機の遊技盤。
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