JPH06327817A - 遊技機の遊技盤 - Google Patents

遊技機の遊技盤

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JPH06327817A
JPH06327817A JP14543793A JP14543793A JPH06327817A JP H06327817 A JPH06327817 A JP H06327817A JP 14543793 A JP14543793 A JP 14543793A JP 14543793 A JP14543793 A JP 14543793A JP H06327817 A JPH06327817 A JP H06327817A
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JP
Japan
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game
board
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game board
gaming
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JP14543793A
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English (en)
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技盤もしくは該遊技盤を組み込んだ遊技機
について開示した必須情報が誤っていた場合に、必須情
報の開示内容を簡便に変更できるようにする。 【構成】 遊技盤10の非遊技領域9bに設けられる第
2サイドパネル30に必須情報開示パネル保持部30c
を形成し、工業所有権の使用許諾に関する証紙35およ
び納入先に関する納品シール36を必須情報開示領域3
4に貼付した必須情報開示パネル34を、上記必須情報
開示パネル保持部30cを介して第2サイドパネル30
および本体盤24に取り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種遊技装置を備える
遊技機の遊技盤に関し、特に、工業所有権の使用許諾情
報や製品の納入先情報等の必須の開示情報を開示するた
めの開示手段の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される遊技機は、遊技
制御や構造等に関して種々の工業所有権が設定されてお
り、各遊技盤には当該遊技盤を含む遊技機の製造に使用
した工業所有権につき許諾を受けている旨の情報を開示
する手段として、使用許諾証を遊技盤の非遊技領域適所
(一般には遊技盤の前面側右下隅)に貼付する方法が採
られている。なお、遊技盤単体で商品取り引きされる場
合には、当該遊技盤の製造に使用した工業所有権の使用
許諾証のみを貼付するのが慣例となっている。上記使用
許諾証は、工業所有権の使用料相当額で購入することと
なっており、使用許諾証の購入枚数が工業所有権の使用
台数と看做される。
【0003】また、近年は、遊技機あるいは遊技盤が納
入される遊技店毎の識別番号やシリアルナンバー等の納
入先に関する情報も開示情報として含まれており、この
納入先に関する開示情報が記載されたシールを、遊技盤
本体(例えば本体盤の前面側右下部)と当該遊技盤の遊
技制御回路のケースとに貼付しておくことで、不正に改
竄した遊技制御回路が遊技盤に取り付けられているよう
な場合を容易に判断できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技機
の遊技盤は、製造過程で不良品としてスポイルされるこ
ともあり、この不良箇所が検出される前にシール状の使
用許諾証(以下、証紙という)を遊技盤に貼付している
と、実際には製品として出荷していない(業としての使
用に該当しない)にも拘らず、当該不良品分に対する遊
技盤製造についての使用許諾量も支払うことになってし
まう。すなわち、証紙は使い回しをしないのが原則であ
り、一度貼付した証紙を剥離して再貼付できないように
なっているからである。
【0005】また、製造した遊技盤に対して納入先情報
のシールを貼る際に、遊技盤本体と制御回路との対応関
係を間違えしまった場合、遊技盤本体と制御回路との機
種が異なっていると、納入先情報のシールを張り替えな
ければならい。しかも、各種遊技装置が取り付けられた
完成状態の遊技盤や該遊技盤が取り付けられた遊技機に
対してシールの張り替え作業をおこなうことは容易でな
く、無駄な作業を強いられる上に作業効率も悪い。
【0006】さらに、遊技機や遊技盤単体の製造は受注
生産されることが多いために、製造行程で納入先情報の
シールを貼ることが慣例となっており、これら遊技機や
遊技盤の製造完了後に発注先の事情により注文がキャン
セルされた場合、これらの納入先情報のシールが貼付さ
れていることで、そのままの出荷ができない。キャンセ
ル分の遊技機や遊技盤と同一仕様の注文があれば、キャ
ンセル品の納入先情報シールを付け替えることで出荷で
きるが、上述した如く、製品状態の遊技盤や遊技機に対
するシール張り替え作業は煩雑である。また、キャンセ
ル品と一部の仕様を変えて出荷する場合には、工業所有
権に関する使用許諾の内容が異なることもあるため、別
の証紙を貼付しなければならないケースもある。
【0007】そこで、本発明は、遊技機や遊技盤と必須
開示情報との間に不整合が生じた場合にも、容易に調整
作業が行えるような遊技機の遊技盤を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、薄膜状のシート材(23)が前面に貼着さ
れた本体盤(24)にガイドレール(8)を装着し、上
記ガイドレールの内側たる本体盤の遊技領域(9a)に
各種遊技装置(例えば、風車25、入賞具26、可変表
示装置27、変動入賞装置28)等を装着すると共に、
ガイドレールの外側たる本体盤の非遊技領域(9b)に
任意形状の装飾部材(例えば第1サイドケース29およ
び第2サイドケース30)を設けた遊技機(1)の遊技
盤(10)において、工業所有権の使用許諾に関する情
報(例えば証紙35)や遊技機もしくは遊技盤の納入先
に関する情報(例えば納品シール36)等の必須情報が
開示された必須情報開示部材(例えば必須情報開示パネ
ル34)を、遊技盤の非遊技領域に取り付けるようにし
た。
【0009】
【作用】必須情報開示部材を介して必須情報の開示を行
うことにより、当該遊技盤あるは遊技機と必須開示情報
との間に不整合が生じていた場合には、必須情報開示部
材を取り替えることで対処可能となる。
【0010】
【実施例】次に、パチンコ遊技の可能な遊技機における
遊技盤に本発明を適用した実施例につき、添付図面に基
づいて詳細に説明する。
【0011】遊技機1は図1に示すように、主枠2と補
助枠3とから構成してあり、主枠2には遊技に関連した
各種機能(後に詳述)を付加し、補助枠3にはプリペイ
ドカード(所定の金額で予め販売されるパチンコ遊技用
のカードであって、通貨と等価な有価データを磁気記録
部に記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカ
ード制御機能や球貸制御機能等を付加してある。
【0012】上記主枠2は、中空箱枠状の機枠4の前面
側へ額縁状の前面枠5を回動可能に設けることで構成し
てある。上記前面枠5に開設した窓部5aにはガラス枠
6および前面パネル7を回動可能に設けてあり、透明な
ガラスが配設されるガラス枠6の後方には、ガイドレー
ル8で囲まれた遊技領域9aとガイドレールの外側たる
非遊技領域9bとを有する遊技盤10を配設してある。
上記遊技盤10はパチンコ遊技の主体となるもので、ソ
レノイド等の電気的駆動源によって遊技球を弾発する打
球発射機構(図示省略)から発射された球が上記ガイド
レール8を介して遊技領域9a内へ供給されると、該遊
技領域9a内に設けた各種入賞領域(後に詳述)の何れ
かに入賞すると、賞品球としての賞球が遊技者に与えら
れ、何れの入賞領域にも入賞しなかった球は、アウト口
11より外れ球として回収される。
【0013】一方、上記ガラス枠6の下方に位置する前
面パネル7には、賞球(遊技領域9a内の何れかの入賞
領域に入賞することに基づいて遊技者が獲得する球)や
貸球(当該遊技店から遊技者に貸し出された球)を貯留
する球供給皿12を設けてあり、この球供給皿12より
発射球待機部(図示省略)へ球を供給し、供給された遊
技球を上記打球発射機構によって弾発するのである。ま
た、前面枠5の下部適所には打球発射機構を操作するた
めの操作ハンドル13や、上記球供給皿12に貯留でき
ない球を受け入れる球受皿14等を適宜に設けてある。
【0014】上記補助枠3内に収納される球貸制御装置
15は、カード挿排口16より挿入されたプリペイドカ
ードの有価データを読み取ると共に、例えば上記球供給
皿12の適所に設けた球貸ボタン17を遊技客が操作す
ることに応じて所定数の遊技球を貸し出し、貸し出した
遊技球に相当する通貨を減算した値にプリペイドカード
の有価データを書き換え、返却ボタン18を遊技客が操
作するか、もしくはプリペイドカードの有価データの残
数が“0”になった場合に、内部に取り込んでいたプリ
ペイドカードをカード挿排口16より排出するのであ
る。なお、図面に示す実施例においては、単一の球貸ボ
タン17の操作回数を調整することで必要な数の球を貸
し出すように構成したので、球貸数に関する表示は行わ
ず、当該遊技機1において球貸動作が可能な状態(球貸
ボタン17および返却ボタン18の操作が可能な状態)
を点灯表示する球貸ボタン有効表示器19を球供給皿1
2の適所に設けるものとしてある。
【0015】また、上記補助枠3のカード挿排口16の
近傍(図1においては直上方)には、球貸制御装置15
内にプリペイドカードが挿入された状態であることを表
示するためのカード保持表示部20を設け、該カード保
持表示部20の直上方と球供給皿12の適所には、球貸
制御装置15内に保持中のプリペイドカードで使用可能
な有価データたる残度数を表示するためのカード残度数
表示器21を設けてある。なお、カード残度数表示器2
1とは別途に、プリペイドカードを球貸制御装置15へ
挿入した際の度数を表示するための度数表示器を設ける
ようにしておけば、遊技者が当該遊技機1においてどの
程度の球を借りたかの目安となり、遊技者の便に供する
ことができる。
【0016】次に、遊技盤10の構成につき詳述する。
遊技機1用の遊技盤10は、図2に示すように、略四角
形のベース盤22の前面側に合成樹脂等を薄膜状にした
シート材23を貼付することで本体盤24を構成し、こ
の本体盤24の前面側に装着した所要形状のガイドレー
ル8によって遊技領域9aと非遊技領域とが形成される
ものとしてあり、該遊技領域9a内には、打球の流下方
向に変化を与える遊技釘を所要位置に植設してあると共
に、風車25…や一般の入賞領域としての入賞具26
…、複数の識別記号を変換表示可能な可変表示装置2
7、打球の受入状態を変換可能な変動入賞装置28等の
遊技装置を適所に配設してある。
【0017】また、遊技盤10の非遊技領域9bの適所
(例えば左上部と右上下部)には、透光性のプラスチッ
ク等で形成した装飾部材たる第1サイドケース29,第
2サイドケース30を取り付けてあり、非遊技領域にお
ける装飾性を高めると共に、第1,第2サイドケース2
9,30の表面の一部には透光性領域としてのレンズ部
29a…,30a…を形成してあり、裏面側適所に設け
た発光部材を適宜に点灯させることで、レンズ部29
a,30aを介して内部の発光状態が外部より良好に視
認できるようにしてある。なお、第1,第2サイドケー
ス29,30は着脱自在な状態で本体盤24へ組み付け
る。
【0018】上記第1,第2サイドケース29,30の
レンズ部29a,29bを介して遊技盤10の前面側へ
光を透過させる発光部材としては、一般に点光源のラン
プを用いる。例えば、図4に示す実施例の第1ランプ3
1aは、第1,第2サイドケース29,30に固定され
たランプ基板32に保持されるものとしてあり、図5に
示す実施例の第2ランプ31bは、遊技盤10に穿設し
たランプ孔33内にランプホルダ34を嵌着するように
したものである。そして、第1,第2ランプ31a,3
1bの何れの場合においても、発された光の一部はシー
ト材23へ至り、シート材23で反射されてレンズ部2
9a,30aへ到達することとなる。
【0019】しかして、本発明に係る遊技盤10の第2
サイドケース30には、当該遊技盤10の遊技内容に関
連した遊技関連情報としての賞球排出数表示部30bを
形成してあると共に、必須情報開示部材としての必須情
報開示パネル34を取り付けるための必須情報開示パネ
ル保持部30cを形成してあり、該必須情報開示パネル
保持部30cに必須情報開示パネル34を取り付けるこ
とによって、当該遊技盤10あるいは該遊技盤10を組
み込んだ遊技機1の必須情報を開示するのである。
【0020】なお、上記必須情報開示パネル34は、図
6に示す如く所要形状の板材に浅い凹部よりなる必須情
報開示領域34aを形成し、該必須情報開示領域34a
に証紙35や納品シール36を貼付することによって、
必須情報を開示するものとしてある。ここで、必須情報
とは、当該遊技盤10若しくは該遊技盤10を組み込ん
だ遊技機1(以下遊技盤10等という)の製造に斯かる
工業所有権の使用許諾に関する情報や、遊技盤10等の
納入先に関する情報(例えば、納入する遊技店の識別番
号とシリアルナンバー)等であり、遊技盤10等の出荷
に際して必ず開示しておく情報のことである。
【0021】上述した如く、本発明に係る遊技機1の遊
技盤10においては、必須情報開示部材としての必須情
報開示パネル34を介して遊技盤10に必須情報の開示
を行うものとしたので、当該遊技盤10等と証紙35や
納品シール36等の必須開示情報との間に不整合が生じ
た場合には、必須情報開示パネル34を取り替えること
で、必須開示情報の整合性を採ることが可能となる。し
たがって、複数の必須開示情報を変更する必要が生じた
場合であっても、適正な必須情報の開示された必須情報
開示パネル34を予め用意ししておけば、誤った必須情
報開示パネル34と適正な必須情報開示パネル34とを
交換するだけで済み、交換作業の高効率化を期すことが
できる。
【0022】しかも、遊技盤10等の製造作業とは独立
させて必須情報を開示するための作業を必須情報開示パ
ネル34に施すことができるので、比較的大きく重い遊
技盤を取り扱うこと無く上記のような作業を行える点か
らも、遊技盤10等の製造作業の効率化を図れる。加え
て、板材よりなる必須情報開示パネル34によって必須
情報を開示するものとすれば、遊技盤10等の受注を受
けた後に必須情報開示パネル34の製造作業を先行して
行い、その後に遊技盤10等へ必須情報開示パネル34
を取り付ける製造行程を採った場合でも、必須情報開示
パネル34は比較的小型で軽量であるので、保管場所の
確保や持ち運び作業における制約が少ないので、この点
からも作業効率を高めることが可能となる。
【0023】なお、本実施例に係る必須情報開示パネル
34には係合凸部34bを設けてあり、該係合凸部を3
4bを第2サイドケース30の適所に設けた係合凹部3
0dに係合させることで、必須情報開示パネル34の背
面側を必須情報開示パネル保持部30cに定置させ、こ
の状態で必須情報開示パネル34のビス孔34cを介し
て本体盤24へビス止めすることにより、必須情報開示
パネル34を遊技盤10の非遊技領域9bの右側下部へ
取り付けるものとしたので、遊技盤10等と開示情報と
の不整合が発覚した場合には、逐一ビスを外して交換作
業を行わなければならなくなる。そこで、例えば遊技盤
の製造行程中は、必須開示パネル34の上記係合凸部3
4bと必須情報開示パネル34の係合凹部30dとで仮
止めしておき、最終的な出荷段階(例えば製品検査に合
格した時点)でビスによる止着を行うようにすれば良
い。また、より着脱の容易な取付手段を以て必須情報開
示パネル34を第2サイドケース30に取り付けるよう
にしても良い。
【0024】さらに、必須情報開示部材は、板材から構
成した本実施例の必須情報開示パネル23に限定される
ものではなく、例えば装飾部材としての第2サイドケー
ス30の形状に適合した任意形状であってかまわない。
また、必須情報開示部材を取り付けるための必須情報開
示部材保持部(本実施例においては必須情報開示パネル
保持部30c)を全ての装飾部材で共通化しておけば、
遊技盤10と装飾部材との組合せが間違っていた場合に
も容易に対処することができる。なお、必須情報開示部
材を着脱可能としたことで、当該遊技盤10等の出荷後
に必須情報が取り替えられる危険性もあるが、例えば、
封印シール等を以て必須情報開示部材が装飾部材から外
された状態を検出できるようにすれば良い。加えて、第
2サイドケース30ごと必須情報開示パネル34を交換
される場合も想定すれば、例えば遊技盤10と第2サイ
ドパネル30とに事実上複製の不可能な固有のマーキン
グ(例えば装飾部材から遊技盤面に跨る複雑な文字や図
柄等の刻印)を付すようにしてもよい。
【0025】また、本実施例に係る必須情報開示パネル
34は、装飾部材としての第2サイドパネル30に取り
付けるものとしたが、必須情報開示部材の取付位置は装
飾部材に限定されるものではなく、遊技盤10に直接取
り付けるようにしても良い。斯くする場合には、遊技盤
10等の出荷後に必須情報開示部材を取り外すことはな
いので、出荷後における必須情報開示部材の不正な取り
替えを防止するための手段や取り替え状態を検知する手
段を公知既存の技術に基づいて一層簡易に実現できる。
【0026】なお、上記のように構成する遊技盤10に
おいて、本体盤24の左上部と右上下部の各領域の前面
側には上記第1,第2サイドケース29,30が装着さ
れるので、この領域に相当する部位のシート材23に図
柄表示を施すのは無駄であるから、図7に示す如く、第
1,第2サイドケース29,30によって隠蔽されない
領域を描画領域37として、当該遊技盤10の遊技内容
に応じた図柄表示等を施し、第1,第2サイドケース2
9,30によって隠蔽される領域を非描画領域38とし
て、シート材23への図柄表示を省略することとすれ
ば、印刷の無駄を省くことができる。
【0027】ここで、本体盤24のベース盤22は、一
般にベニヤ材より構成されるが、発泡させた合成樹脂に
よって厚肉な板状に形成する場合や、内部を中空状とし
た合成樹脂によって軽量化を図る場合もある。しかしな
がら、いずれにしてもベース盤22自体に意図的な着色
は行わず、シート材23にのみ模様や色彩よりなる図柄
表示を施すことで、本体盤24としての装飾性を高める
ようにしてある。したがって、ベース盤22自体は略々
単一色の無地であると考えて良く、装飾部材としての第
1,第2サイドケース29,30を比較的薄く形成して
いた場合であっても、第1,第2サイドケース29,3
0の表面を透して内部が斑に見えることがないので、装
飾部材としての外観を損なうことはない。斯くすれば、
第1,第2サイドケース29,30内に設けた第1,第
2ランプ31a,31bを点灯させた場合であっても、
シート材23表面からの反射光によって第1,第2サイ
ドケース29,30内が斑に見えることも防げる。
【0028】なお、第1,第2サイドケース29,30
によって隠蔽される領域に対する印刷を省略せずに、第
1,第2サイドケース29,30によって隠蔽される領
域に単一色の彩色を施すようにしても良い。すなわち、
上記した描画領域37に相当する領域は意匠を凝らした
装飾を施す装飾領域37′とし、非描画領域38に相当
する領域は装飾を目的としない着色を行う非装飾領域3
8′とするのである。斯くした場合も上記と同様に、透
光性の第1,第2サイドケース29,30を比較的薄く
形成していた場合であっても、第1,第2サイドケース
29,30の表面を透して内部が斑に見えることがない
と共に、第1,第2サイドケース29,30内に設けた
第1,第2ランプ31a,31bを点灯させた場合であ
っても、シート材23表面からの反射光によって第1,
第2サイドケース29,30内が斑に見えることも防げ
るので、装飾部材としての効果を高めることが可能であ
る。
【0029】また、シート材23には、装飾を目的とし
ない当該遊技盤10固有の識別情報を表示するようにし
ても良い。例えば、図8のシート材23に示すように、
各種遊技装置が取り付けられる位置に当該遊技装置を特
定するための遊技装置識別情報39…を表示したり、こ
の遊技盤10における遊技関連情報として賞球排出数表
示40(例えば“5−10−15”は、5個排出と10
個排出と15個排出の3系統を備えていることを示す)
を表示したり、当該遊技盤10の製造に関連した製造情
報を表示できるように製造情報記載領域41を設けた
り、当該遊技盤10の納入に関連した納入情報を表示で
きるように納入情報記載領域42を設けても良い。な
お、遊技装置識別情報39…は、各種遊技装置を取付け
た状態においては、各遊技装置の取付基板によって隠蔽
可能な位置に設けるものとする。さらに、本実施例のシ
ート材23には、シート材23自体のIDとしてのシー
ト材識別記号をシート材種別識別情報43として表示し
てあると共に、描画領域37(或いは装飾領域37′)
における各種遊技装置の取付孔および非装飾領域38′
における配線挿通孔等を非描画領域38としてある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
機の遊技盤においては、必須情報開示部材を介して遊技
盤に必須情報の開示を行うものとしたので、当該遊技盤
あるいは遊技機と必須開示情報との間に不整合が生じた
場合には、必須情報開示部材を取り替えることで、必須
開示情報の整合性を採ることが可能となる。したがっ
て、複数の必須開示情報を変更する場合であっても、適
正な必須情報の開示された必須情報開示部材を予め用意
ししておけば、必須情報開示部材を交換するだけで済
み、交換作業の高効率化を期せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の斜視図である。
【図2】遊技盤の一部分解斜視図である。
【図3】遊技盤の正面図である。
【図4】発光部材の配設状態の一例を示す遊技盤の一部
縦断面図である。
【図5】発光部材の他の配設状態を示す遊技盤の一部縦
断面図である。
【図6】必須情報開示パネルの斜視図である。
【図7】本体盤の正面図である。
【図8】シート材の正面図である。
【符号の説明】
1 遊技機 9a 遊技領域 9b 非遊技領域 10 遊技盤 23 シート材 24 本体盤 25 風車 26 入賞具 27 可変表示装置 28 変動入賞装置 29 第1サイドケース 30 第2サイドケース 34 必須情報開示パネル 35 証紙 36 納品シール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜状のシート材が前面に貼着された本
    体盤にガイドレールを装着し、上記ガイドレールの内側
    たる本体盤の遊技領域に各種遊技装置等を装着すると共
    に、ガイドレールの外側たる本体盤の非遊技領域に任意
    形状の装飾部材を設けた遊技機の遊技盤において、 工業所有権の使用許諾に関する情報や遊技機もしくは遊
    技盤の納入先に関する情報等の必須情報が開示された必
    須情報開示部材を、遊技盤の非遊技領域に取り付けるよ
    うにしたことを特徴とする遊技機の遊技盤。
  2. 【請求項2】 上記必須情報開示部材を取り付けるため
    の必須情報開示部材保持部を、装飾部材に形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機の遊技盤。
  3. 【請求項3】 上記必須情報開示部材は、遊技盤に対し
    て着脱可能であることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の遊技機の遊技盤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079377U (ja) * 1993-07-21 1995-02-10 京楽産業株式会社 パチンコ機
JP2006149836A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Adachi Light Co Ltd 弾球遊技機の遊技盤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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