JP2006143624A - ゲル状飛翔昆虫誘引組成物及びこれを用いた飛翔昆虫誘引キット - Google Patents

ゲル状飛翔昆虫誘引組成物及びこれを用いた飛翔昆虫誘引キット Download PDF

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Abstract

【課題】飛翔昆虫に対する高い誘引効果を長期にわたって持続し、内容液の漏洩の恐れがなく、しかも飛翔昆虫の幼虫が発生することのないゲル状飛翔昆虫誘引組成物及びこれを用いた飛翔昆虫誘引キットの提供。
【課題の解決手段】飛翔昆虫誘引成分として、酢酸、エタノール及び黒砂糖を含有し、かつゲル化剤として水溶性多糖類及び/又は吸水性樹脂を用いて形成したゲル状飛翔昆虫誘引組成物及びこれを用いた飛翔昆虫誘引キット。当該誘引組成物は、その全体量に対して、酢酸を1.0〜5.0重量%、エタノールを2.0〜10重量%、黒砂糖を10〜30重量%、及びゲル化剤を配合するのが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、飛翔性昆虫、特にイエバエ、ショウジョウバエ、ノミバエ、コバエ等の昆虫を誘引するためのゲル状飛翔昆虫誘引組成物及びこれを用いた飛翔昆虫誘引キットに関するものである。
従来、ハエなどを誘引する誘引剤としては、果実、果実加工品、醸造酒、蒸留酒、酒粕、乳酸飲料から選択される1種を有効成分としたハエ誘引剤及びこれらのハエ誘引剤を用いたハエ取り用トラップ(特開2002−20213)や、発酵した果実の揮発成分を有効成分として含有するハエ誘引剤(特開2001−10917)等が知られている。しかしながら、これらは誘引活性が不十分であったり、誘引効果が持続しなかったりするという問題点があった。
また、特開2002−272344には、水溶性の誘引成分を入れた飛翔昆虫用捕獲器が示されているが、容器内で幼虫が発生し、使用者に不快感を与えるなどの問題を有していた。更に、特開2004−73144の害虫誘引捕獲器は、エタノール、水、酢及び砂糖からなる液状物に昆虫成虫制御剤を配合した組成物を開示しているが、液状であるため取り扱いにくく、こぼれやすいという問題が避けられなかった。
特開2002−20213 特開2001−10917 特開2002−272344 特開2004−73144
本発明は、飛翔昆虫に対する高い誘引効果を長期にわたって持続し、内容液の漏洩の恐れがなく、しかも飛翔昆虫の幼虫が発生することのないゲル状飛翔昆虫誘引組成物及びこれを用いた飛翔昆虫誘引キットを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成を採用する。
(1)飛翔昆虫誘引成分として、酢酸、エタノール及び黒砂糖を含有し、かつゲル化剤として水溶性多糖類及び/又は吸水性樹脂を用いて形成したゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
(2)組成物全体量に対して、酢酸を1.0〜5.0重量%、エタノールを2.0〜10重量%、黒砂糖を10〜30重量%、及びゲル化剤を配合した(1)記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
(3)ゲル化剤が、水溶性多糖類である(1)又は(2)記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
(4)水溶性多糖類が、グァーガム、キサンタンガム及びラムダカラギーナンから選ばれた1種又は2種で、かつこの水溶性多糖類の配合量を酢酸に対して0.2〜3.0倍量とした(3)記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
(5)吸水性樹脂が、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸塩系ポリマー及び澱粉−ポリアクリル酸塩系ポリマーから選ばれた1種又は2種で、かつこの吸水性樹脂の配合量を酢酸に対して1.0〜10倍量とした(1)又は(2)記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
(6)飛翔昆虫誘引成分として、更に1種又は2種以上のフレーバーを含有し、このフレーバーの配合量を酢酸に対して0.02〜0.4倍量とした(1)ないし(5)のいずれか記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
(7)フレーバーが少なくともカツオブシフレーバーを含むものである(6)記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
(8)(1)ないし(7)のいずれか記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物を収容してなる容器と、使用時にこの容器から吐出される前記ゲル状飛翔昆虫誘引組成物の受容部材と、この受容部材に設けられた開口部を被覆するための有孔フィルムとから構成される飛翔昆虫誘引キット。
本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物は、飛翔昆虫、特にハエ類に対して高い誘引効果を奏しその持続性に優れるとともに、内容液の漏洩の恐れがなく、しかも飛翔昆虫の幼虫が発生することもないので非常に有用である。そして、これを用いた飛翔昆虫誘引キットは使いやすく、例えば粘着シートと組み合わせることによって極めて実用的な飛翔昆虫捕獲具を提供することができる。
本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物は、飛翔昆虫誘引成分として、酢酸、エタノール及び黒砂糖を含有する。すなわち、本発明は、これらの3成分が共存する場合に誘引効果が向上し、特にゲル状体のもとでその相乗効果が顕著であることを見出したものである。
本発明で用いる酢酸としては、通常の合成酢や、穀物酢、果実酢等の醸造酢など、いずれも使用可能である。なかでも、合成酢は、酢酸の濃度が高いうえ任意に濃度を調整できるので、使いやすく好適である。
また、エタノールについても、由来は問わず、発酵エタノールや合成エタノールなど任意に使用できるが、合成酢の場合と同様、合成エタノールの方が濃度設定が容易であり使いやすい。
本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物は、糖類のなかでも、特に黒砂糖を用いたことに特徴を有する。すなわち、ゲル化剤との組み合わせにおいては、上白糖、グラニュー糖、三温糖、てんさい糖などの他の砂糖類、糖蜜類、単糖類、オリゴ糖類、多糖類、果汁類は、黒砂糖に比べて誘引効果が劣り、本発明の目的に合致しないことが認められた。
上記3成分の組成物全体量に対する配合量は、酢酸が1.0〜5.0重量%、エタノールが2.0〜10重量%、黒砂糖が10〜30重量%の範囲が適当であり、この混合比率で特に高い誘引効果を得ることができる。
本発明では、飛翔昆虫誘引成分として、上記成分に加え、更に1種又は2種以上のフレーバーを含有するのが誘引効果の点で好ましく、このフレーバーの配合量は酢酸に対し0.02〜0.4倍量とするのがよい。フレーバーとしては、カツオブシフレーバー、ゴマ油フレーバー、海老フレーバー、オニオンフレーバー、キャベツフレーバー、メープルフレーバー、ピーナツフレーバー、ビーフフレーバー、バターフレーバー、チーズフレーバー、ミルクフレーバー、ハニーフレーバー等があげられるが、これらの中では、カツオブシフレーバーが誘引性の増強効果にすぐれ一層好ましい。
本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物は、内容液の漏洩の恐れがなく、しかも飛翔昆虫の幼虫が発生することのない剤型としてゲル状体を選択したうえで、飛翔昆虫に対する高い誘引効果を長期にわたって持続しえる飛翔昆虫誘引成分との組み合わせを種々検討することによって成し得たものである。すなわち、剤型が液状体の場合、誘引効果は例えば糖類の種類にそれほど左右されないのに対し、ゲル状体においては糖類の種類の影響が大きいので種々組み合わせの検討が必要となる。
ゲル化剤としては、水溶性多糖類及び/又は吸水性樹脂を用いることができる。水溶性多糖類の代表例は、グァーガム、キサンタンガム、ラムダカラギーナン、ジュランガム、アラビアガム、ローカストビーンガム、アルギン酸ソーダ等であり、これらの中では、誘引効果や製造性等の点で、グァーガム、キサンタンガム、及びラムダカラギーナンから選ばれた1種又は2種が好ましい。
また、吸水性樹脂としては、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸塩系ポリマー、澱粉−ポリアクリル酸塩系ポリマー、PVA−ポリアクリル酸塩系ポリマー、PVA系ポリマー、カルボキシメチルセルロース系ポリマー等があげられる。
ゲル状飛翔昆虫誘引組成物の効果を持続させるためには、ゲル化剤である水溶性多糖類及び/又は吸水性樹脂の酢酸に対する最適な使用量が存在する。水溶性多糖類の場合には、水溶性多糖類の配合量を酢酸に対して0.2〜3.0倍量の範囲に設定するのが効果の持続性の点から好ましく、一方、吸水性樹脂の場合には、吸水性樹脂の配合量を酢酸に対して1.0〜10倍量とするのがよい。
本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物は、前記成分の外、通常溶剤としての水を含み、更に誘引性に支障を来たさない限りにおいてその他の成分を適宜添加することができる。
そのような成分としては、例えば、小麦粉、デンプン、デキストリン、マルトース、フルクトース、アラビノース、蜂蜜、カゼイン、アカムシ、鶏卵、魚粉、キャベツ、ニンニク、マッシュルーム、きな粉、糠、粉乳、乾燥酵母、植物油などの食餌成分や基材成分、あるいは安定剤、界面活性剤、分散剤、色素等の各種補助成分があげられる。
また、誘引性に影響を及ぼさない範囲で、各種殺虫成分を添加して殺虫効果を付与することも可能である。殺虫成分としては、天然ピレトリン、アレスリン、フラメトリン、プラレトリン、レスメトリン、フタルスリン、トランスフルトリン、フェノトリン、シフェノトリン、ペルメトリン、エトフェンプロックス等のピレスロイド系殺虫成分、シラフルオフェン等の有機ケイ素系殺虫成分、フェニトロチオン、ダイアジノン、マラソン、プロチオホス等の有機リン系殺虫成分、メトキサジアゾン等のオキサジアゾール系殺虫成分、フィプロニル等のピラゾール系殺虫成分、ピリプロキシフェン、ハイドロプレン等の昆虫成長制御剤等をあげることができる。
本発明は、こうして得られた前記ゲル状飛翔昆虫誘引組成物を収容してなる容器と、使用時にこの容器から吐出される前記ゲル状飛翔昆虫誘引組成物の受容部材と、この受容部材に設けられた開口部を被覆するための有孔フィルムとから構成される飛翔昆虫誘引キットも提供する。
ここで用いる収容容器は、前記ゲル状飛翔昆虫誘引組成物を透過しないプラスチック樹脂、例えばポリエステル、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート等や、プラスチック樹脂フィルムでラミネートされてもよいアルミニウム等の金属を素材とし、袋状あるいはチューブ状等に形成すれば吐出しやすく便利である。また、受容部材は、例えば天面が開放された方形箱状容器であってもよいし、あるいは飛翔昆虫捕獲具に設けられた凹部を利用してもよい。かかる受容部材の材質は、収容容器と同様、組成物を透過しないプラスチック樹脂が適当である。使用に際しては、収容容器のゲル状飛翔昆虫誘引組成物を受容部材に吐出し、備え付けの有孔フィルムで受容部材の開口部を被覆すればよい。而して、本発明の飛翔昆虫誘引キットは、例えば粘着シートと組み合わせることによって極めて実用的な飛翔昆虫捕獲具を構成するものである。
ゲル状飛翔昆虫誘引組成物の収容容器への充填方法も任意であり、例えば、ゲル化剤が水溶性多糖類の場合は組成物をそのまま容器に注下することができ、一方、吸水性樹脂の場合は、例えば吸水性樹脂を予め容器に充填後、吸水性樹脂を除く液状の組成物を注下し、混合・攪拌することによってゲル状体を形成させる方法を採用することもできる。
本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物及びこれを用いた飛翔昆虫誘引キットが対象とする飛翔昆虫としては、例えばノミバエ、ショウジョウバエ、イエバエ、クロバエ、キンバエ、ハヤトビバエ、ニクバエ、コバエ等のハエ類が典型的であるが、その他、ユスリカ、ハチ類を挙げることができる。
次に、本発明を実施例ならびに試験例に基づき更に詳細に説明する。
組成物全体量に対して、酢酸を3.5重量%、エタノールを5.0重量%、黒砂糖を20重量%、カツオブシフレーバーを0.3重量%、水を69.2重量%、グァーガムを2.0重量%配合して本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物を調製した。この組成物10gをポリエステル製の袋(35×100mm)に充填し、飛翔昆虫誘引キットに供した。
ポリエステル製の袋(35×100mm)に、吸水性樹脂としてのイソブチレン−無水マレイン酸共重合体を0.6g入れた後、酢酸を0.41g、エタノールを0.6g、黒砂糖を1.8g、カツオブシフレーバーを0.02g、オニオンフレーバーを0.01g、水を6.56g含む液状組成物を注下した。密封後、混合・攪拌し、本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物を調製した。
実施例1又は実施例2に準じて表1に示す各種のゲル状飛翔昆虫誘引組成物を調製した。内部に粘着シートが立設され、かつ侵入口を有する箱状の飛翔昆虫捕獲具を準備し、その底面に前記飛翔昆虫誘引組成物10gを収容した部材(天面開放)を設置した。
1.8m×1.8m×1.8mのチャンバー内の中央に前記捕獲具を置き、オオキモンノミバエ約100匹を放ち、24時間後に捕獲具の粘着シート面上に捕獲されたオオキモンノミバエの数を数えた。試験は3回繰り返してその平均捕獲数で評価した。さらに、本供試誘引組成物を25℃で1ヶ月間放置し、その後同様の試験を行った。また、比較例の飛翔昆虫誘引組成物も調製し、同様に試験を実施した。なお、捕獲性能評価は以下の基準によった。
◎; 31匹以上、 ○;11〜30匹、 △;6〜10匹、 ×;0〜5匹
Figure 2006143624
試験の結果、本発明のゲル状飛翔昆虫誘引組成物は捕獲性能に優れ、高い誘引効果が長期間にわたり持続した。なお、ゲル化剤のなかでは、グァーガム、キサンタンガム、及びラムダカラギーナンが好ましく、またフレーバーの添加は誘引効果の向上に寄与した。
これに対し、比較例1ないし比較例3で示されるように、酢酸、エタノール、黒砂糖のいずれの成分を欠いても誘引効果は劣った。また、黒砂糖の替わりにグラニュー糖を用いた組成物(比較例4)や三温糖を用いた組成物(比較例5)についても、誘引効果は低減し、ゲル状体の場合は、黒砂糖との組み合わせが特異的に有用であることが認められた。一方、液状体の場合、比較例6や比較例7の如く、黒砂糖とグラニュー糖間に誘引効果の差異が認められず、その持続性にも欠けるうえ、当然のことながら、液漏れ等の問題は未解決のままであった。
本発明は飛翔昆虫防除に極めて有用であり、飛翔昆虫以外の害虫防除にも利用できる可能性がある。

Claims (8)

  1. 飛翔昆虫誘引成分として、酢酸、エタノール及び黒砂糖を含有し、かつゲル化剤として水溶性多糖類及び/又は吸水性樹脂を用いて形成したことを特徴とするゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
  2. 組成物全体量に対して、酢酸を1.0〜5.0重量%、エタノールを2.0〜10重量%、黒砂糖を10〜30重量%、及びゲル化剤を配合したことを特徴とする請求項1記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
  3. ゲル化剤が、1種又は2種以上の水溶性多糖類であることを特徴とする請求項1又は2記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
  4. 水溶性多糖類が、グァーガム、キサンタンガム及びラムダカラギーナンから選ばれた1種又は2種で、かつこの水溶性多糖類の配合量を酢酸に対して0.2〜3.0倍量としたことを特徴とする請求項3記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
  5. 吸水性樹脂が、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸塩系ポリマー及び澱粉−ポリアクリル酸塩系ポリマーから選ばれた1種又は2種で、かつこの吸水性樹脂の配合量を酢酸に対して1.0〜10倍量としたことを特徴する請求項1又は2記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
  6. 飛翔昆虫誘引成分として、更に1種又は2種以上のフレーバーを含有し、このフレーバーの配合量を酢酸に対して0.02〜0.4倍量としたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
  7. フレーバーが少なくとも1種のカツオブシフレーバーを含むものであることを特徴とする請求項6記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物。
  8. 請求項1ないし7のいずれか記載のゲル状飛翔昆虫誘引組成物を収容してなる容器と、使用時にこの容器から吐出される前記ゲル状飛翔昆虫誘引組成物の受容部材と、この受容部材に設けられた開口部を被覆するための有孔フィルムから構成されることを特徴とする飛翔昆虫誘引キット。
















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