JP6093164B2 - 飛翔害虫誘引剤 - Google Patents

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Description

本発明は、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫、特に、ショウジョウバエ、ノミバエ、クロバネキノコバエ、キノコバエ、チョウバエ等のコバエを誘引する飛翔害虫誘引剤に関する。
コバエ等の飛翔害虫を捕獲する目的で、飛翔害虫誘引剤を利用した飛翔害虫トラップが市販されている。飛翔害虫誘引剤は、飛翔害虫トラップの使用環境に応じて、液剤、ゾル剤、ゲル剤等の様々な形態に製剤化されている。飛翔害虫を効率的に捕獲するためには、飛翔害虫に対して誘引効果の高い誘引物質(誘引剤)を用いることが重要となる。誘引物質を製剤化する場合、ゲル化物質等の賦形剤と混合し、剤形に適した組成となるように、誘引物質と賦形剤との割合を調整する必要がある。製剤の調製においては、一般に、賦形剤に対して誘引物質の使用量を少なくした方が製剤化し易い。従って、飛翔害虫誘引剤は、誘引物質の使用量が少量であっても、飛翔害虫に対して十分な誘引効果を備えるものが望まれる。
従来、飛翔害虫トラップに使用する誘引剤として、例えば、果実、果実加工品、醸造酒、蒸留酒、香料、性誘引物質等を有効成分として用いたものが知られている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
特許文献1では、果実、果実加工品、醸造酒、蒸留酒、酒粕、乳酸菌飲料等を有効成分とする誘引剤が、ハエ取りトラップに格納されている。ハエは、ハエ取りトラップに設けられた誘引口から発せられる誘引剤の芳香成分に誘引される。誘引口からトラップ内部に侵入したハエは、誘引剤で体表面が濡らされることにより、そのまま脱出不能となったり、トラップ内部に据え付けられている粘着剤に捕獲されたりして、トラップ内で死滅するよう構成されている。
特許文献2では、ハエ類の性誘引物質が開示され、殺虫剤と組み合わせて使用されることが記載されている。
特開2002−20213号公報 特開昭62−26208号公報
特許文献1に記載される果実、果実加工品、醸造酒、蒸留酒、酒粕、乳酸菌飲料等を有効成分とする誘引剤は、単独成分による使用では、飛翔害虫に対して十分な誘引効果を示さないことがある。また、これら有効成分の組み合わせによる使用でも、その組み合わせ方によっては、飛翔害虫に対する誘引活性が落ちる(又は忌避性が高まる)場合があり、組み合わせの効果について十分な検証がなされているとは言い難い。従って、特許文献1の誘引剤では、少量の使用で飛翔害虫を確実に誘引できるとは限らない。
特許文献2に記載される誘引剤は、ハエの性誘引物質を使用していることから、少量の使用でも一定の誘引効果が期待できる。しかしながら、性誘引物質は誘引剤として利用できる適用範囲が狭く、飛翔害虫の種類によっては十分な誘引効果を示さない場合もある。また、性誘引物質は高価であり、製造コスト上の問題もある。
飛翔害虫用の誘引剤について、これまで様々な研究開発が行われてきたが、上記特許文献1及び2に記載される誘引剤を含め、効能及びコストの両面において十分に満足のいく誘引剤は未だ開発されていない。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫に対して少量でも優れた誘引効果を示す安価な誘引剤を提供することを目的とする。
上記問題を解決するための本発明に係る飛翔害虫誘引剤の特徴構成は、
食酢及び香料を含む誘引物質を有効成分とすることにある。
ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫を効果的且つ大量に誘引するためには、誘引剤として、少量でも高い誘引効果を示す誘引物質を含むものを用いることが重要である。
この点、本構成の飛翔害虫誘引剤は、食酢及び香料を含む誘引物質を有効成分としている。本発明者らによる鋭意研究の結果、食酢と香料とを混合することにより、飛翔害虫に対する誘引効果が、食酢又は香料の其々単独の誘引効果と比べて増強されることを見出した。従って、食酢及び香料を有効成分として含む誘引効果に優れた飛翔害虫誘引剤を使用することにより、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫を効果的且つ大量に誘引することができる。また、食酢と香料とによる誘引効果の相乗効果が得られるため、製剤化した場合、誘引物質の使用量を少なくすることができ、製造コストを抑えることができる。
本発明に係る飛翔害虫誘引剤において、前記香料が、ヘキサン酸、2−メチルブタナール、2−メチルブタナールプロピレングリコールアセタール、プロピオン酸エチル、酢酸プロピル、酪酸エチル、イソバレルアルデヒド2,3−ブタンジオールアセタール、ヘキサン酸エチル、フェニルアセトアルデヒド、ヘキサナールプロピレングリコールアセタール、安息香酸エチル、フェニルアセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、インドール、イソブタノール、酢酸フェニルエチル、酢酸イソアミル、アセトアルデヒド、フェニルエチルアルコール、イソ吉草酸、イソ酪酸、乳酸エチル、ジアセチル、酢酸、酢酸エチル、アセタール、フルフラール、アセトイン、ヘプタナール、2−ヘプタノン、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、酢酸2−メチルブチル、フェニル酢酸、酢酸イソブチル、2−メチルブタノール、コハク酸ジエチル、メチオノール、オクタン酸、4−メトキシメチルフェノール、イソアミルアルコール、ベンズアルデヒド、2−メチル酪酸、イソバレルアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−エチルヘキサン酸、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、チオ酪酸メチル、メチオナール、安息香酸、ヘキサナール、2,3,5−トリメチルピラジン、2,3−ペンタンジオン、ジメチルジスルフィド、テトラメチルピラジン、2−トリデカノン、2−ノナノン、ビニルグアヤコール、及び4−エチルグアヤコールからなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
本構成の飛翔害虫誘引剤は、香料として、上記香料の中から選択される少なくとも一種の香料が含まれている。これら香料は、飛翔害虫に対して相応の誘引効果を示すことから、結果として、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫に対して相応の誘引効果を示す。また、上記香料と食酢とを組み合わせることにより、高い相乗効果が得られるため、製剤化した場合、誘引物質の使用量を少なくすることができる。
本発明に係る飛翔害虫誘引剤において、前記香料が、インドール、イソブタノール、酢酸フェニルエチル、酢酸イソアミル、アセトアルデヒド、フェニルエチルアルコール、イソ吉草酸、イソ酪酸、乳酸エチル、ジアセチル、酢酸、酢酸エチル、アセタール、フルフラール、アセトイン、ヘプタナール、2−ヘプタノン、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、酢酸2−メチルブチル、フェニル酢酸、酢酸イソブチル、2−メチルブタノール、コハク酸ジエチル、メチオノール、オクタン酸、4−メトキシメチルフェノール、イソアミルアルコール、ベンズアルデヒド、2−メチル酪酸、イソバレルアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−エチルヘキサン酸、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、チオ酪酸メチル、メチオナール、安息香酸、ヘキサナール、2,3,5−トリメチルピラジン、2,3−ペンタンジオン、ジメチルジスルフィド、テトラメチルピラジン、2−トリデカノン、2−ノナノン、ビニルグアヤコール、及び4−エチルグアヤコールからなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
本構成の飛翔害虫誘引剤では、香料として、上記香料の中から選択される少なくとも一種が含まれている。これら香料は、飛翔害虫に対して相応の誘引効果を示すことから、結果として、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫に対して相応の誘引効果を示す。また、上記香料と食酢とを組み合わせることにより、より高い相乗効果が得られるため、製剤化した場合、誘引物質の使用量をより少なくすることができる。
本発明に係る飛翔害虫誘引剤において、前記香料が、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、酢酸2−メチルブチル、フェニル酢酸、酢酸イソブチル、2−メチルブタノール、コハク酸ジエチル、メチオノール、オクタン酸、4−メトキシメチルフェノール、イソアミルアルコール、ベンズアルデヒド、2−メチル酪酸、イソバレルアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−エチルヘキサン酸、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、チオ酪酸メチル、メチオナール、安息香酸、ヘキサナール、2,3,5−トリメチルピラジン、2,3−ペンタンジオン、ジメチルジスルフィド、テトラメチルピラジン、2−トリデカノン、2−ノナノン、ビニルグアヤコール、及び4−エチルグアヤコールからなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
本構成の飛翔害虫誘引剤では、香料として、上記香料の中から選択される少なくとも一種が含まれている。これら香料は、飛翔害虫に対して相応の誘引効果を示すことから、結果として、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫に対して相応の誘引効果を示す。また、上記香料と食酢とを組み合わせることにより、さらに高い相乗効果が得られるため、製剤化した場合、誘引物質の使用量をさらに少なくすることができる。
本発明に係る飛翔害虫誘引剤において、前記食酢が、果実酢及び/又は穀物酢であることが好ましい。
本構成の飛翔害虫誘引剤では、食酢として、果実酢及び/又は穀物酢を有効成分としている。果実酢及び/又は穀物酢は、食酢の中でも飛翔害虫に対して高い誘引効果を示す。従って、本構成の飛翔害虫誘引剤は、飛翔害虫の誘引剤として、果実酢及び/又は穀物酢と、上記香料とを組み合わせると、両者の相乗効果により、高い誘引効果を示す。また、製剤化した場合、誘引物質の使用量をより少なくすることができる。
本発明に係る飛翔害虫誘引剤において、前記果実酢が、バルサミコ酢及び/又はワインビネガーであり、前記穀物酢が、黒酢であることが好ましい。
本構成の飛翔害虫誘引剤では、果実酢が、バルサミコ酢及び/又はワインビネガーであり、穀物酢が、黒酢であることから、飛翔害虫に対して特に誘引効果が高い。従って、本構成の飛翔害虫誘引剤は、飛翔害虫の誘引剤として、バルサミコ酢、ワインビネガー、及び/又は黒酢と、上記香料とを組み合わせると、両者の相乗効果がさらに高まり、非常に高い誘引効果を示す。また、製剤化した場合、誘引物質の使用量をさらに少なくすることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態に記載される構成に限定されることを意図しない。
[飛翔害虫誘引剤に使用する食酢]
本発明の飛翔害虫誘引剤は、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫、特に、ショウジョウバエ、ノミバエ、クロバネキノコバエ、キノコバエ、チョウバエ等のコバエを効果的に誘引し得る誘引剤であり、食酢及び香料を含む誘引物質を有効成分として含有する。食酢としては、例えば、米酢、黒酢、香酢等の穀物酢、スダチ酢、柿酢、リンゴ酢、ワインビネガー、バルサミコ酢等の果実酢、もろみ酢、合成酢等が挙げられ、中でも穀物酢、果実酢が好適に用いられ、さらに好ましくは、穀物酢の中で黒酢が、果実酢の中でワインビネガーやバルサミコ酢が用いられる。これらのうち、飛翔害虫誘引剤として、上記食酢のうち一種、又は複数種を含有させることができるが、果実酢に、黒酢及びワインビネガーの少なくとも一方を含ませることが好ましく、さらに好ましくは、バルサミコ酢に、黒酢及びワインビネガーの少なくとも一方を含ませたものである。これにより、飛翔害虫誘引剤から種々の芳香成分を発散させることができ、結果として、種々の飛翔害虫に対して高い誘引効果を示すことが可能となる。複数種の食酢を含有させる場合、食酢の混合割合に特に制限はなく、誘引対象となる飛翔害虫の種類に応じて、適宜選択され得る。
ここで、本明細書中に記載される用語「バルサミコ酢」とは、一般には、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州モデナ地方において、ブドウを原料に伝統的製法で作られた酢を意味する。本場のバルサミコ酢は、省令や法律(例えば、1965年発令の省令であるアチャート・バルサミコ・ディ・モデナ)によって定義されている。アチャート・バルサミコ・ディ・モデナによれば、バルサミコ酢は、伝統的技術により製造され、濃縮ブドウ果汁に少なくとも10年熟成したワインビネガーを所定の割合で含有させることにより、濃縮ブドウ果汁のアルコール発酵及び酢酸発酵を促進し、独特の風味や芳香を醸し出すものとされる。バルサミコ酢の熟成には、例えば、樫、栗、桑、ネズ等の木材で作られた樽が使用される。完成したバルサミコ酢は、甘酸っぱさを有しており、芳香が深く、濃褐色を呈した液体である。バルサミコ酢は、酢酸含有量が6重量%以上、アルコール度が1.5重量%以下、糖分含有量が30g/L以上のものが市場に流通されている。
このように、バルサミコ酢は、本来、厳密に定義された食酢である。しかしながら、本発明における「バルサミコ酢」は、その構成成分、性質、状態等が上述した「本場のバルサミコ酢」と同等であればよい。従って、例えば、イタリア以外の国で製造された食酢であっても、性質が「本場のバルサミコ酢」と実質同等であれば、「バルサミコ酢」とみなし、そのような食酢も本発明の範囲に含まれる。
本明細書中に記載される用語「黒酢」とは、JAS法により規定される米酢や、麦酢の一種である。JAS法に規定される黒酢は、玄米黒酢と、大麦黒酢とに分類され、玄米黒酢の場合は、陶器の壷に蒸し米(精米していない米)、麹、水を入れ、糖化、アルコール発酵、酢酸発酵までを1つの壷で進行させ、さらに熟成させた酢のことであり、大麦黒酢は、大麦のみを使用してアルコール発酵、酢酸発酵までを1つの壷で進行させ、さらに熟成させた酢のことである。また、原料である米及び大麦の使用量は、酢1Lあたりにつき180g以上であることが必要である。このように、黒酢も厳密に定義された食酢であるが、その構成成分、性質、状態等が上述した「黒酢」と同等であれば、「黒酢」とみなし、そのような食酢も本発明の範囲に含まれる。
本明細書中に記載される用語「ワインビネガー」とは、JAS法に規定されるブドウ酢の一種である。JAS法に規定されるブドウ酢は、原料であるブドウの搾汁の使用量が酢1Lあたりにつき300g以上のものをいう。ワインビネガーは、上記ブドウ酢の内、ブドウの搾汁をアルコール発酵させた後、酢酸発酵させて製造されたブドウ酢のことをいう。このように、ワインビネガーも厳密に定義された食酢であるが、その構成成分、性質、状態等が上述した「ワインビネガー」と同等であれば、「ワインビネガー」とみなし、そのような食酢も本発明の範囲に含まれる。
[飛翔害虫誘引剤に使用する香料]
本発明の飛翔害虫誘引剤に用いられる香料としては、例えば、ヘキサン酸、2−メチルブタナール、2−メチルブタナールプロピレングリコールアセタール、プロピオン酸エチル、酢酸プロピル、酪酸エチル、イソバレルアルデヒド2,3−ブタンジオールアセタール、ヘキサン酸エチル、フェニルアセトアルデヒド、ヘキサナールプロピレングリコールアセタール、安息香酸エチル、フェニルアセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、インドール、イソブタノール、酢酸フェニルエチル、酢酸イソアミル、アセトアルデヒド、フェニルエチルアルコール、イソ吉草酸、イソ酪酸、乳酸エチル、ジアセチル、酢酸、酢酸エチル、アセタール、フルフラール、アセトイン、ヘプタナール、2−ヘプタノン、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、酢酸2−メチルブチル、フェニル酢酸、酢酸イソブチル、2−メチルブタノール、コハク酸ジエチル、メチオノール、オクタン酸、4−メトキシメチルフェノール、イソアミルアルコール、ベンズアルデヒド、2−メチル酪酸、イソバレルアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−エチルヘキサン酸、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、チオ酪酸メチル、メチオナール、安息香酸、ヘキサナール、2,3,5−トリメチルピラジン、2,3−ペンタンジオン、ジメチルジスルフィド、テトラメチルピラジン、2−トリデカノン、2−ノナノン、ビニルグアヤコール、及び4−エチルグアヤコールが挙げられる。
上記香料のうち、より好ましい香料として、インドール、イソブタノール、酢酸フェニルエチル、酢酸イソアミル、アセトアルデヒド、フェニルエチルアルコール、イソ吉草酸、イソ酪酸、乳酸エチル、ジアセチル、酢酸、酢酸エチル、アセタール、フルフラール、アセトイン、ヘプタナール、2−ヘプタノン、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、酢酸2−メチルブチル、フェニル酢酸、酢酸イソブチル、2−メチルブタノール、コハク酸ジエチル、メチオノール、オクタン酸、4−メトキシメチルフェノール、イソアミルアルコール、ベンズアルデヒド、2−メチル酪酸、イソバレルアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−エチルヘキサン酸、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、チオ酪酸メチル、メチオナール、安息香酸、ヘキサナール、2,3,5−トリメチルピラジン、2,3−ペンタンジオン、ジメチルジスルフィド、テトラメチルピラジン、2−トリデカノン、2−ノナノン、ビニルグアヤコール、及び4−エチルグアヤコールが挙げられる。
上記香料のうち、さらに好ましい香料として、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、酢酸2−メチルブチル、フェニル酢酸、酢酸イソブチル、2−メチルブタノール、コハク酸ジエチル、メチオノール、オクタン酸、4−メトキシメチルフェノール、イソアミルアルコール、ベンズアルデヒド、2−メチル酪酸、イソバレルアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−エチルヘキサン酸、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、チオ酪酸メチル、メチオナール、安息香酸、ヘキサナール、2,3,5−トリメチルピラジン、2,3−ペンタンジオン、ジメチルジスルフィド、テトラメチルピラジン、2−トリデカノン、2−ノナノン、ビニルグアヤコール、及び4−エチルグアヤコールが挙げられる。
本発明においては、上記列挙した全ての香料の中から、少なくとも一種を香料として飛翔害虫誘引剤に含有させることができる。
上記列挙した香料は単独でも飛翔害虫に対する誘引剤として機能するが、食酢と上記香料とを混合することにより、飛翔害虫に対する誘引効果が食酢又は香料の其々単独の誘引効果と比べて増強される。特に、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、酢酸2−メチルブチル、フェニル酢酸、酢酸イソブチル、2−メチルブタノール、コハク酸ジエチル、メチオノール、オクタン酸、4−メトキシメチルフェノール、イソアミルアルコール、ベンズアルデヒド、2−メチル酪酸、イソバレルアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−エチルヘキサン酸、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、チオ酪酸メチル、メチオナール、安息香酸、ヘキサナール、2,3,5−トリメチルピラジン、2,3−ペンタンジオン、ジメチルジスルフィド、テトラメチルピラジン、2−トリデカノン、2−ノナノン、ビニルグアヤコール、及び4−エチルグアヤコールからなる群から選択される少なくとも一種の香料と、バルサミコ酢、ワインビネガー、及び/又は黒酢とを混合すると、飛翔害虫に対して顕著な誘引効果の増強が得られる。バルサミコ酢、ワインビネガー、及び黒酢は、飛翔害虫に対して特に誘引効果が高いことが見出されているが、これら食酢は食酢の中でも比較的高価である。しかしながら、本発明に係る飛翔害虫誘引剤は、これら食酢と、香料とによる誘引効果の相乗効果が得られるため、高価なバルサミコ酢、ワインビネガー、黒酢等の使用量を低減することができる。従って、本発明に係る飛翔害虫誘引剤は、飛翔害虫誘引剤の製造コストを抑えることができる。
本発明の飛翔害虫誘引剤は、食酢と香料とを有効成分として含有しているが、これらを単に混合して用いてもよく、また製剤化して用いてもよい。これら食酢と香料との混合割合は、特に制限はなく、適宜選択され得るが、食酢の含有量を0.1〜90重量%の範囲、好ましくは2〜50重量%の範囲とした場合、香料の含有量を、0.001〜10重量%の範囲、好ましくは0.01〜5重量%の範囲とすることができる。このような割合に調整することにより、飛翔害虫の誘引効果において、食酢と香料とによる誘引効果の高い相乗効果を得ることができる。
本発明の飛翔害虫誘引剤を製剤化する場合、当該剤形としては、例えば、液剤、ゾル剤、ゲル剤、ペースト剤、フロアブル剤、顆粒剤、粉末剤等を挙げることができる。剤形は、飛翔害虫誘引剤の成分及び組成、飛翔害虫の種類、飛翔害虫トラップの使用場所等に応じて、適宜選択され得る。
[飛翔害虫誘引剤に使用する食酢及び香料以外の有効成分]
本発明の飛翔害虫誘引剤は、飛翔害虫に対する誘引活性を高めるために、酒類、酒粕、糖類、果実、果実加工品、乳酸製品、魚介類、魚介類加工品、魚介類抽出物、食肉、食肉加工品、及び食肉抽出物からなる群から選択される少なくとも一つを含んでもよい。これにより、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫に対してさらに高い誘引効果を示すことができる。
酒類としては、例えば、紹興酒、桂花陳酒、日本酒、マッコリ、果実酒、ブドウ酒、リンゴ酒、梅酒、ワイン、ビール、ブランデー、ウイスキー、ラム酒、ジン、焼酎、ウォッカ、リキュール、白酒、泡盛等が挙げられる。
糖類としては、例えば、砂糖、黒糖、ハチミツ類、液糖、ブドウ糖、ショ糖、麦芽糖、三温糖、オリゴ糖、多糖類、甜菜糖、メープルシロップ、トレハロース等が挙げられる。
果実としては、例えば、リンゴ、オレンジ、ミカン、レモン、ブドウ、メロン、スイカ、ナシ、バナナ、マンゴー、パイナップル、キウイ、パパイア、イチゴ、カキ、アボガド、セイヨウスモモ、ブルーベリー、ヤマモモ、オウトウ、モモ等が挙げられる。
果実加工品としては、例えば、フルーツジュース、フルーツゼリー、フルーツ寒天、フルーツ缶詰、ドライフルーツ、フルーツペースト、フルーツピューレ等が挙げられる。
乳酸製品としては、例えば、カルピス(登録商標)、ヤクルト(登録商標)等の乳酸菌飲料、ヨーグルト、チーズ、漬物等の乳酸食品が挙げられる。
魚介類としては、例えば、サバ、カツオ、ムロアジ、イワシ、マグロ、ブリ、タイ、イカ、タコ、エビ、カニ、コイ、フナ、アユ、ナマズ、ブラックバス等が挙げられる。
魚介類加工品としては、例えば、カツオブシ、サバブシ、干物、練物、魚粉、魚卵加工品等が挙げられる。
魚介類抽出物としては、例えば、カツオブシフレーバー、サバブシフレーバー、ムロアジフレーバー、エビフレーバー、カニフレーバー、魚油などが挙げられる。
食肉としては、例えば、牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、馬肉等が挙げられる。
食肉加工品としては、例えば、ハム、ソーセージ、ベーコン、挽肉、人造肉、干物、燻製肉、肉骨粉等が挙げられる。
食品抽出物としては、例えば、牛肉エキス、豚肉エキス、鶏肉エキス、羊肉エキス、馬肉エキス、ビーフフレーバー、ポークフレーバー、チキンフレーバー、動物性油脂等が挙げられる。
[飛翔害虫誘引剤に使用する有効成分以外の添加剤]
本発明の飛翔害虫誘引剤には、上述した物質の他に、誘引剤としての効力を損なわない限り、例えば、殺菌剤、防黴剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、界面活性剤、着色剤、甘味料、苦味剤、pH調整剤、油脂、乳化剤、脂肪族多価アルコール又は糖アルコール等の保湿成分、増量剤、精製水等の成分を適宜含ませてもよい。上記保湿成分としては、脂肪族多価アルコール、ソルビトール等の糖アルコール、キサンタンガム等の増粘多糖類、沸点が200℃以上の水溶性溶剤、界面活性剤等が挙げられるが、とりわけ、脂肪族多価アルコール、糖アルコール、及び増粘多糖類が好ましい。脂肪族多価アルコールとしては、グリセリン、プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等が挙げられ、中でもグリセリンが好ましい。上記有効成分以外の添加剤の種類及び含量は、製剤の剤形により、適宜決定される。
飛翔害虫誘引剤に、殺虫剤をさらに組み合わせることも有効である。飛翔害虫誘引剤と、殺虫剤とを混合しても、飛翔害虫誘引剤の誘引効果は実質的に低下しない。組み合わせ可能な殺虫剤としては、例えば、アレスリン、プラレトリン、イミプロトリン、フタルスリン、トランスフルトリン、レスメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、ペルメトリン、サイパーメスリン、エトフェンプロックス、シフルスリン、デルタメスリン、ビフェントリン、フェンバレレート、フェンプロパスリン、エムペンスリン、シラフルオフェン、メトフルトリン、プロフルトリン、天然ピレトリン、除虫菊エキス等のピレスロイド系化合物、カルバリル、プロポクスル、メソミル、チオジカルブ等のカーバメート系化合物、フェニトロチオン、ダイアジノン、マラソン、ピリダフェンチオン、プロチオホス、オキシム、クロルピリオス、ジクロルボス等の有機リン系化合物、メトキサジアゾン等のオキサジアゾール系化合物、エチプロール、ピリプロール、フィプロニル等のフェニルピラゾール系化合物、アミドフルメト等のスルホンアミド系化合物、メトプレン、ハイドロプレン、ピリプロキシフェン等の昆虫成長制御化合物、クロチアニジン、ニテンピラム、ジノテフラン、アセタミプリド、チアメトキサム、チアクロプリド、イミダクロプリド等のネオニコチノイド系化合物等が挙げられる。本発明においては、これらのうち、殺虫剤として、一種または複数種の化合物を含有させることが可能である。
これらの殺虫剤のうち、とりわけ、ネオニコチノイド系化合物を有効成分とするネオニコチノイド系殺虫剤を好適に使用することができる。ネオニコチノイド系殺虫剤としては、クロチアニジン、ニテンピラム、ジノテフラン、アセタミプリド、チアメトキサム、チアクロプリド、イミダクロプリド等が使用可能であり、特に、水溶性のものは使用に適している。ネオニコチノイド系殺虫剤は、飛翔害虫に対する忌避性が小さく、飛翔害虫を、食酢及び香料を含む誘引物質の高い誘引作用により殺虫剤の近傍にまで引き寄せることが可能である。そして、誘引された飛翔害虫が、少量でも殺虫剤に接触又は摂取すれば、確実に飛翔害虫を死滅させることが可能である。最も好適に使用可能な殺虫剤は、ジノテフランである。ジノテフランは、ネオニコチノイド系殺虫剤であり、水溶性でもある。飛翔害虫誘引剤とジノテフランとを組み合わせる場合、ジノテフランの含有量は、総重量に対して0.01〜1.0重量%とするのが好ましい。ジノテフランの含有量が0.01重量%未満であれば、十分な殺虫効果が得られない虞がある。一方、ジノテフランの含有量を1.0重量%より大きくしても殺虫効果は大きく向上しないため、通常、1.0重量%が上限となる。
次に、本発明の飛翔害虫誘引剤の効果を確認するため、本発明に基づく実施例について説明する。また、本発明との比較のために、比較例についても合わせて説明する。
<実施例1〜30、及び比較例1〜30>
直径100mm×高さ44mmのプラスチック容器に、表1〜6に示す誘引剤4gを含浸させた脱脂綿(4cm角)を入れ、蓋(開口部:7mm×20個)をして供試サンプルとした。誘引剤には、以下の表1〜6に示す食酢、香料の成分以外に、溶剤(エタノール)、殺虫成分(ジノテフラン0.1重量%)、保湿成分、苦味剤、防腐剤、精製水が含まれている。実施例1〜30の其々に対応する比較例1〜30は、各実施例の誘引剤から香料を除いたものを供試サンプルとした。また、実施例1及び実施例7に対する参考例として、実施例1及び実施例7の誘引剤から其々食酢を除いた供試サンプルを作成し、参考例1及び参考例7とした。約25mの試験室床面に供試サンプルを併設し、ショウジョウバエ200匹を放ち、2時間後に供試サンプル内のショウジョウバエを計数した。各実施例の捕獲虫数比は、対応する比較試験により捕獲したショウジョウバエの数を1とした場合の捕獲倍数で表した。各試験は3回行った。
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表1〜6の結果から、誘引剤として食物酢に香料を添加したもの(実施例1〜30)は、何れも、対応する比較例(比較例1〜30)と比べて、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫に対して高い誘引効果を示した。また、参考例1及び参考例7の結果から、香料のみの飛翔害虫に対する誘引効果は、比較例1及び比較例7と比較しても非常に低い値であり、香料のみでは、飛翔害虫に対して十分な誘引効果を示さないことが示された。従って、本発明に係る食物酢と香料とを組み合わせた誘引剤は、その相乗効果によりハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫を大量に誘引できることが判明した。
<実施例31>
本発明に係る飛翔害虫誘引剤を用いて粘着シートタイプの飛翔害虫誘引装置を構成し、誘引試験を行った。粘着シートタイプの飛翔害虫誘引装置の内部に、以下に示す誘引剤10gを含有する粘着シートを配置した。コバエ類が発生しているゴミ箱近傍に当該飛翔害虫誘引装置を設置し、1日経過後、装置内部に捕獲されたコバエ類の数を計数した。
その結果、85匹のショウジョウバエを捕獲した。実施例31で用いた飛翔害虫誘引剤の構成を以下に示す。
(1)食酢
白ワインビネガー :10重量%
黒酢 :25重量%
(2)香料
コハク酸ジエチル :0.1重量%
アセタール :0.1重量%
プロピレングリコールモノアセテート :0.2重量%
イソアミルアルコール :0.1重量%
プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール :0.2重量%
安息香酸エチル :0.01重量%
フェニルアセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール :0.01重量%
(3)他成分
溶剤(エタノール)、紹興酒、三温糖、ゲル化剤、防腐剤、精製水
<実施例32>
本発明に係る飛翔害虫誘引剤を用いて容器タイプの飛翔害虫誘引装置を構成し、誘引試験を行った。容器タイプの飛翔害虫誘引装置は、直径80mm×高さ35mmのプラスチック容器であり、1500mmの開口部を備える蓋を設けた。容器内には、以下に示す誘引剤40gを含浸させた不織布(50mm角×高さ20mm)を配置した。当該飛翔害虫誘引装置をコバエ類が発生しているキッチンに設置し、装置に捕獲されたコバエ類の数をカウントした。
その結果、約1ヵ月にわたりショウジョウバエやノミバエ等のコバエ類に対して優れた誘引性を示し、装置に捕獲したコバエ類の総数は約250匹に達した。実施例32で用いた飛翔害虫誘引剤の構成を以下に示す。
(1)食酢
バルサミコ酢 :15重量%
(2)香料
アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール :0.3重量%
アセトアルデヒド :0.2重量%
メチオノール :0.5重量%
チオ酪酸メチル :0.01重量%
2‐メチルブタナール :0.02重量%
酢酸フェニルエチル :0.01重量%
4‐メトキシメチルフェノール :0.01重量%
オクタン酸 :0.05重量%
(3)他成分
溶剤(エタノール)、殺虫成分(ジノテフラン0.1重量%)、保湿成分、
苦味剤、防腐剤、精製水
上記実施例の結果より、本発明に係る飛翔害虫誘引剤は、食酢と香料とを混合することにより、ハエ類、蚊類、コバエ類等の飛翔害虫に対する誘引効果が増強され、飛翔害虫を効果的且つ大量に誘引できることが判明した。従って、本発明に係る飛翔害虫誘引剤は、食酢と香料とによる誘引効果の相乗効果が得られるため、少量でも優れた誘引効果を示す安価な誘引剤となることができる。
本発明によれば、飛翔害虫に対して高い誘引効果を有する飛翔害虫誘引剤を提供することができる。

Claims (1)

  1. 食酢及び香料を含む誘引物質を有効成分とする飛翔害虫誘引剤であって、
    前記食酢は、バルサミコ酢、及び/又は白ワインビネガーであり、
    前記香料は、アセトアルデヒドプロピレングリコールアセタール、メチオノール、プロピレングリコールモノアセテート、プロピオンアルデヒドプロピレングリコールアセタール、2−メチルブタナールプロピレングリコールアセタール、コハク酸ジエチル、酢酸2−メチルブチル、及びフルフラールからなる群から選択される少なくとも一種であり、
    前記食酢の含有量は、5〜15重量%であり、
    前記香料の含有量は、0.15〜0.31重量%である飛翔害虫誘引剤。
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