JP2006142691A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電装基板の電磁的な遮蔽のために多数のネジを用いていたのを止め、取り付け/取り外しの操作性がよく、しかも、電磁波の遮蔽が良好な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 電装ユニット60を回転により着脱可能とするとともに、回転軸65をスライド可能にし、フック部材64で電装ユニットを装置本体に固定する。
【選択図】 図4
【解決手段】 電装ユニット60を回転により着脱可能とするとともに、回転軸65をスライド可能にし、フック部材64で電装ユニットを装置本体に固定する。
【選択図】 図4
Description
本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能を合わせ持つ複合機等の画像形成装置に関し、特に、画像形成装置における電装基板の支持構造に関する。
画像形成装置、特にデジタル画像形成装置は、モータ、クラッチ等の駆動体の制御回路、画像信号をデジタル処理する画像処理回路、装置内通信及び外部機器との間の通信を行う通信回路、システム制御回路等の各種の制御回路を有し、これらの回路は電装基板に集中して組み付けられ、1個の又は複数の電装基板が画像形成装置に組み付けられる。
電装基板を装置本体に組み付ける方式としては、幾つかあるが、代表的なものとしては、ネジ止め方式、フック部材を用いたスライド方式等がある。
特許文献1では、軸を中心に回転可能に電装ケースを取り付けて、メンテナンス性を向上したものが開示されている。
特開2004−249633号公報
電装基板の支持構造が有する機能の一つは、電磁波の遮蔽である。このために電装基板は、導線性板部材からなる箱状の枠体内に収納されて取り付けられるが、導電性板部材内に電装基板を収納するだけでは電磁波の遮蔽には十分ではなく、導電性板部材を良好にアースする必要がある。そしてアースには、導電性板部材を少数の点でアース(装置本体)と導通させただけでは不十分であり、所定配置密度以上に分布した点でアースとの導通をとる必要がある。
ネジ止めによる導電性板部材を取り付け構造では、ネジがアース手段として機能するが、前記のように所定密度以上の点でアースをとる必要があるために、多数のネジでネジ止めする必要が生ずる。このために、装置のメンテナンス等において分解、再組み立てを行う際に、多数のネジの取り外し/再取り付けが必要になり、著しく作業性が悪いという問題がある。
フック部材を用いたスライド方式では、フック部材がアースとして機能し、スライドという単純な操作で、取り外し/取り付けができるので作業性に優れている。しかも、フック部材を多数設けた場合でも作業性が変わらないので、十分に電磁波を遮蔽することができる。
しかしながらスライド方式では、取り外した状態において、電装ユニットが完全に装置本体から切り離されるために、再装着の際の作業性が良くないという問題がある。即ち、多数のフック部材を装置本体のフック穴に係合させる必要があり、この操作が簡単ではないという問題がある。特に、狭い場所で取り外し/再取り付けを行う場合には、困難な作業となる。また、装置本体と電装基板との間が束線で連結されている場合には、束線の連結を完全に解除した後に、電装ユニットを取り外す必要があり、作業が面倒である。
特許文献1の回転により電装基板を取り出す方式でも、電磁波の遮蔽のためのアースには、多数の点でネジ止めする必要があり、作業性がよくないという問題は解消されていない。
本発明は、従来の電装基板の取り付け構造における前記の問題を解決することを目的として、取り付け/取り外しの操作性がよく、しかも、電磁波の遮蔽が良好な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的は、下記の(請求項)に記載した発明のいずれかにより達成される。
(請求項1)
電装基板を支持する導電性枠体、
該導電性枠体に設けられた軸、
前記軸を2位置間で移動可能に支持し、該2位置のうちの一方の位置において前記軸を回転可能に支持する支持部材及び、
前記導電性枠体に設けられ、前記軸が前記2位置のうちの他方の位置にあるときに、前記導電性枠体を画像形成装置本体に係止する複数の導電性のフック部材又はフック穴、
を有することを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記支持部材は前記軸を前記一方の位置に、離脱可能に保持する保持部材を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
前記導電性枠体は、前記電装基板を包囲する筺状の形態を有することを特徴とする請求項
又は請求項2に記載の画像形成装置。
(請求項4)
前記軸に束線が通っていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項5)
前記導電性枠体は、駆動部の外側に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項6)
前記電装基板は、システム制御回路及び画像処理回路を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項1)
電装基板を支持する導電性枠体、
該導電性枠体に設けられた軸、
前記軸を2位置間で移動可能に支持し、該2位置のうちの一方の位置において前記軸を回転可能に支持する支持部材及び、
前記導電性枠体に設けられ、前記軸が前記2位置のうちの他方の位置にあるときに、前記導電性枠体を画像形成装置本体に係止する複数の導電性のフック部材又はフック穴、
を有することを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記支持部材は前記軸を前記一方の位置に、離脱可能に保持する保持部材を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
前記導電性枠体は、前記電装基板を包囲する筺状の形態を有することを特徴とする請求項
又は請求項2に記載の画像形成装置。
(請求項4)
前記軸に束線が通っていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項5)
前記導電性枠体は、駆動部の外側に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項6)
前記電装基板は、システム制御回路及び画像処理回路を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
請求項1〜6の発明のいずれかにより、フック部材を用いたスライド方式により、電装ユニットを取りつけているので、電装ユニットの着脱操作が容易であり、しかも、電磁波の遮蔽に必要なアースをとることが出来る。また、取り外し時に、電装ユニットが完全に装置本体から離脱することなく、軸で支持されているので、再装着の作業性がきわめて良い。更に、電装ユニットと放置本体とを接続している束線の接続を保持したまま電装ユニットを取り外すことも可能であるので、電装ユニットを取り外した状態で行われる、装置内部の駆動部等の補修、調整の作業性が著しく向上する。
請求項4の発明により、電装ユニットを取り外した状態でも電装ユニットと装置本体との間の電気的な接続が維持されるので、内部を開放して装置を作動させる調整、補修等において、接続の遮断、再接続等の作業を省略することが可能となり、作業性が向上する。
請求項6の発明により、電磁波を発生する回路を良好に遮蔽することが可能になり、十分な電磁波漏れ防止が可能となる。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
画像形成装置は、原稿自動搬送装置10、画像読取部20、画像形成部30及び後処理装置40で構成される。自動原稿搬送装置10は原稿を1枚づつ搬送する搬送装置であり、画像読取部20は画像を読み取って画像信号を生成する装置であり、画像形成部30は、電子写真方式、インクジェット方式、感熱方式等の画像形成方式により記録材に画像を形成する装置であり、後処理装置40は画像が形成された記録材に対して、ステープル、穿孔、折り畳み等の後処理を行う装置である。
図2は画像形成装置における電装基板取り付け部の概略断面を示し、電装ユニット60は画像形成装置の背面部、即ち、図1における紙面奥側に点線で示すように配置され、図2に示すように、画像形成装置の最奥側に配置される。電装ユニット60に対して、図1における図2における右側、図1における紙面手前側には、駆動部50が配置される。駆動部50はモータ(図示せず)から、画像形成部30を構成する感光体、現像装置、定着装置、搬送装置等に動力を伝達する歯車列、ベルト、チェーンで構成される。
図3は電装ユニット60を示す。電装ユニット60は天板611、底板612、前後側板613、614及び左右側板615、616からなる筺状の金属からなる導電性枠体61及び導電性枠体61内に収容された電装基板62、63を有する。本例では、電装基板62は通信制御回路を含むシステム制御回路が搭載された基板であり、電装基板63は画像処理回路が搭載された基板である。なお、駆動制御回路等の他の回路も電装ユニット60内に設けることができるが、後に説明するように、電磁波の遮蔽を行う電装ユニット60内には、電磁波を発生するシステム制御回路及び画像処理回路を電像基板ユニット60内に設けることが好ましい。なお、図3では、矢印Wで示す方向が電装ユニット60の上方である。
図4、5は電装ユニット60の上面図である。
図4、5における導電性枠体61の左端部には、軸65が設けられとともに、複数のフック部材64が上辺、即ち、図3における導電性枠体61の後側面614に設けられる。2は画像形成装置本体の枠1に固定された支持部材であり、軸65は支持部材2に設けた長穴2Aに嵌入し、支持部材2により支持される。
図4は電装ユニット60を装置本体から取り外す状態を示し、図5は電装ユニット60が装置本体に装着された状態を示す。
電装ユニット60の着脱時には、軸65は長穴2Aの右端に位置しており、電装ユニット60が軸65を中心に回転可能である。図4の60Aで示す状態に電装ユニット60を開いて、画像形成装置の背面部、即ち、図2における駆動部50を開放することにより、駆動部50等の補修、調整等を行うことができる。
電装ユニット60を画像形成装置に装着するときには、先ず、60Aの状態から60Bの状態に電装ユニット60を回転させて、フック部材64を枠1に設けられたフック穴1Aに進入させる。
次に、電装ユニット60を図5のように、水平に左方向にスライドさせて、軸65を長穴2の左端まで移動させる。このスライドにより、フック部材64がフック穴1Aに係合し、電装ユニット60が枠1に固定される。
フック部材64は導電性枠体61を曲げ加工することにより形成されており、導電性の板部材からなる枠1にフック部材64が係合することにより、導電性枠体61と枠1とが電気的に導通し、導電性枠体61がアースされる。
フック部材64は、電磁波の遮蔽に必要な配置密度で設けられており、図5のように、電装ユニット60を枠1に固定した状態で、電磁波の遮蔽が十分に行われる。
なお、図示の例では、フック部材64を電装ユニット60に設けたが、フック部材64を装置本体の枠1側に設け、電装ユニット60側にフック部材64に係合するフック穴を設けてもよい。
図6は支持部材2の拡大図である。長穴2Aにおいて、軸65が回転する右端部には、軸65を端位置に保持する保持部材3が設けられる。保持部材3は弾性部材で構成されており、軸65を長穴2Aの右端に保持するが、弾性に打ち勝つ力を加えることにより、右端位置から離脱して、軸65が左方に移動し、図5の状態となる。
図7は保持部材3の例を示す。図7(a)では保持部材3が板バネで構成され、その右端部の屈曲部で軸65を保持する。図7(b)の例では、保持部材3が樹脂で構成され、右端部の突起で軸65を保持する。
なお、軸65を中空のパイプで構成し、図8に示すように軸65内に束線66を通す構成とすることが出来る。束線66により、電装ユニット60と装置本体間の電流や信号の伝送を行うことにより、電装ユニット60の取り外しの際に、束線66による導通を保持することが可能となり、メンテナンスの作業性が向上するとともに、メンテナンス時の調整のために、電装ユニット60の着脱の前後において、電気接続の遮断、再導通等の手間が省略されて作業性が向上する。
1A フック穴
60 電装ユニット
61 導電性枠体
64 フック部材
65 軸
2 支持部材
2A 長穴
60 電装ユニット
61 導電性枠体
64 フック部材
65 軸
2 支持部材
2A 長穴
Claims (6)
- 電装基板を支持する導電性枠体、
該導電性枠体に設けられた軸、
前記軸を2位置間で移動可能に支持し、該2位置のうちの一方の位置において前記軸を回転可能に支持する支持部材及び、
前記導電性枠体に設けられ、前記軸が前記2位置のうちの他方の位置にあるときに、前記導電性枠体を画像形成装置本体に係止する複数の導電性のフック部材又はフック穴、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記支持部材は前記軸を前記一方の位置に、離脱可能に保持する保持部材を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記導電性枠体は、前記電装基板を包囲する筺状の形態を有することを特徴とする請求項
又は請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記軸に束線が通っていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記導電性枠体は、駆動部の外側に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記電装基板は、システム制御回路及び画像処理回路を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2004337229A JP2006142691A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064810A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 機器収容機構及び画像形成装置 |
JP2011107324A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012226350A (ja) * | 2011-04-14 | 2012-11-15 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2013073072A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2020012902A (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-23 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2004
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JP2020012902A (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-23 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP7251063B2 (ja) | 2018-07-13 | 2023-04-04 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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